JP2650920B2 - 空気調和機の除霜方法 - Google Patents

空気調和機の除霜方法

Info

Publication number
JP2650920B2
JP2650920B2 JP62229520A JP22952087A JP2650920B2 JP 2650920 B2 JP2650920 B2 JP 2650920B2 JP 62229520 A JP62229520 A JP 62229520A JP 22952087 A JP22952087 A JP 22952087A JP 2650920 B2 JP2650920 B2 JP 2650920B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room temperature
temperature
defrosting
heat exchanger
outdoor heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62229520A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6475842A (en
Inventor
友通 金子
文夫 岩渕
厚 大塚
昌司 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP62229520A priority Critical patent/JP2650920B2/ja
Publication of JPS6475842A publication Critical patent/JPS6475842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2650920B2 publication Critical patent/JP2650920B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気調和機の除霜方法に係り、特に従来の除
霜時間、回数を低減させ暖房運転時の快適性を向上させ
ようとするものである。
〔従来の技術〕
従来の空気調和機は、外気温の低い条件下で暖房運転
を行うと室外熱交換器に霜付を生じる。そのため室外熱
交換器の温度がある設定温度以下になると除霜運転を行
わせている。その場合除霜運転に頻繁に入り、室温が低
下するのをさけるため一度除霜運転を行ったら一定時間
経過しないと再度除霜運転に切換わらない様に時限タイ
マーを用いた制御を行っていた。この種の装置として関
連するものには実公昭53−174933号、特公昭53−20142
号、特公昭53−23961号などがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来のような除霜運転制御では除霜
手段としていかに優れたものを採用しても(例えば圧縮
機から出たホットガスを利用するものなど)除霜運転中
の室温低下が大きくなってしまう欠点がある。特に低温
多湿地域においては時限タイマーによる暖房運転中の着
霜量は、温暖地域の約2倍ほどになり、そのため自ずと
除霜時間も長くなりその間の室温低下も大きくなる次第
である。通常5〜6degある。
本発明の目的は、時限タイマーによる除霜制御の他
に、暖房時の室温が設定室温に到達した時、室温を維持
させるだけの暖房運転を継続させながら室外熱交換器の
除霜を行うことによって室外熱交換器の着霜量を常に微
量にしておき時限タイマーによる除霜時間、回数、その
時の室温低下幅を低減して快適な暖房運転を得ようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的のため本発明の空気調和機は、暖房運転中に
室外側熱交換器の温度が室外側熱交換器に着霜した温度
になり、かつ暖房立上り区間を過ぎた後の室温サーモ継
続区間において室内の温度が暖房時目標設定室温に到達
したときに、高温の冷媒を室外熱交換器に流して除霜運
転を行うと共に、室内熱交換器にも高温の冷媒を流し、
上記除霜運転の際は、その時の室温が所定の設定温度以
上の場合に室内側送風機を超微風運転とし、所定の設定
温度より低い場合に室内側送風機を停止する空気調和機
の除霜方法とすることにより、達成される。例えば、室
外熱交換器に取付け除霜サーミスタ及び除霜時圧縮機吐
出ガスを直接室外熱交換器に流し込むためのバイパス管
を有し、管の途中に設けた2方弁により暖房運転と除霜
運転を切換えられる様になっている。また本機は室温を
検知するサーミスタを有しており、室温が設定に到達し
た際の除霜運転中はその時の室温により室内送風機は超
微風運転あるいは停止するようになっている。
〔作用〕
即ち室温サーミスタに依り暖房時の室温が設定室温に
到達したことを感知し、除霜サーミスタにより着霜をそ
れぞれ感知し、暖房の通常のサーモ作動時の運転(圧縮
機が停止)ではなく除霜運転を行わせている。除霜手段
として、圧縮機と室外熱交換器の間のバイパス管に設け
た2方弁が開き圧縮機からのホットガスを直接室外熱交
換器へ流し込み急速除霜を行わせるしくみになってい
る。その際、室内側送風機は室温の低下やムラを防ぐた
め超微風運転を行うようになっている。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を第1図乃至第4図により説明す
る。第2図は本発明の冷凍サイクル構成図で圧縮機1、
四方弁2、室外側熱交換器5、減圧装置7、室内側熱交
換器6を順次接続して構成されている。また本発明はホ
ットガスバイパスデフロスト方式を採用しており除霜時
には圧縮機と室外熱交換器の間に設けた2方弁4が開く
ようになっている。室内側送風機3は第3図の制御構成
図に示した室内側制御部(マイコン)の指令により駆動
する様になっており、室外熱交サーミスタ13からの着霜
信号を室外側制御部11が受け室内側制御部10にそれが伝
達されると室内送風機が微風運転となる。また室温サー
ミスタ12より室温が除霜時の所定の設定温度(通常16
℃)以下である信号を室内側制御部10が受ける(サーモ
オフ信号を受信)と室内送風機3は停止する様になって
いる。一方室外側制御部11においてはサーモオフ中の除
霜運転時の圧縮機回転数を所定の回転数にする(通常40
00rpm)定速制御機能と室外送風機8の停止及び2方弁
4を開閉させる機能を有している。
上記のような構成において外気温が低い状態で暖房運
転行った場合は、第1図に示すように室外熱交サーミス
タ13が室外熱交換器5に着霜したことを感知し即ち熱交
温度が所定の温度T1以下になり、さらに室温サーミスタ
12により暖房時の室温が目標の設定室温T2に到達した信
号を発すると室内側制御部10の働きにより室内送風機3
は超微風運転となり、上記目標の設定室温T2に到達した
信号と上記着霜信号を受けた室外側制御部10では室外送
風機8を停止させ2方弁4を開かしめる。その結果圧縮
機吐出ガス(ホットガス)が直接室外熱交換器5に流れ
徐霜を行う。そして室外熱交サーミスタ13より除霜終了
の信号が得られるか、室温サーミスタ12より暖房運転復
帰の信号が得られるまで除霜を続けその後通常の暖房運
転に復帰する。除霜運転中において室内送風機を超微風
で運転することにより室温を維持しようとしているが、
もし室温が所定の設定温度より低い場合(16℃以下)で
は室内にいる人の肌寒さを防ぐ意味から室内送風機は停
止する。これら一連の動きをフローチャートで示すと第
1図のようになる。また除霜中の圧縮機回転数は定速で
回転させている。この定速回転数は、2方弁開閉時の圧
縮機内油面挙動に依り決定されシリンダボリウム12〜13
ccクラスのものでは約4000rpm程度が望しい。このこと
は実験的に確認されている。
このときの室温の変化を通常のエアコンの室温変化を
示した第4図にて説明すると、暖房立上り区間を過ぎた
後の室温サーモ断続区間における室温変化中約1〜2deg
の範囲で除霜を小刻みに行うことに当たる。即ち除霜運
転そのものによる室温低下がない。また時限タイマーに
よる定期的除霜時の室温低下中は通常図のように5〜6d
egあるが、本除霜方式の採用により、暖房立上り区間を
過ぎた後の室温サーモ断続中除霜が行われるため、定期
的に行われる除霜が不必要になったり、除霜を行ったと
しても着霜量が事前に低減されているためきわめて除霜
時間が短かく室温の低下も小さくて済む。
以上本実施例によれば暖房運転時の霜の成長を抑制で
きるため除霜回数、除霜時間が低減でき除霜中の室温低
下も通常のサーモ断続時と同じように小さくすることが
できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、暖房立上り区間を
過ぎた後の室温サーモ断続中において室内の温度が暖房
時目標設定室温に到達したときに除霜を行うので、小刻
みの除霜により着霜量が低減されて除霜時間が短くな
り、その結果室内側送風機が停止しても室温低下は小さ
くてすみ、従来のような大きな室温低下による不快感も
なく、定期的に行われる除霜運転も大幅に低減できさら
にサーモ断続中室内熱交換器にも高温冷媒が流れている
ためサーモ復帰後の暖房立上り性能も向上させることが
できるなど効率のよい快適性に優れた暖房性能を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の制御フローを示す図、第2図
は冷凍サイクル構成図、第3図は本発明による制御部の
概略構成図、第4図は暖房運転時の室温変化図である。 1……圧縮機、2……四方弁、3……室内側送風機、4
……2方弁、5……室外側熱交換器、6……室内側熱交
換器、7……減圧装置、8……室外側送風機、9……電
源、10……室内側制御部、11……室外側制御部、12……
室温サーミスタ、13……室外熱交サーミスタ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25B 47/02 570 F25B 47/02 570Z (72)発明者 荒川 昌司 栃木県下都賀郡大平町大字富田800 株 式会社日立製作所栃木工場内 (56)参考文献 特開 昭61−175430(JP,A) 特開 昭57−67737(JP,A) 実開 昭60−30969(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】暖房運転中に室外側熱交換器の温度が室外
    側熱交換器に着霜した温度になり、かつ暖房立上り区間
    を過ぎた後の室温サーモ継続区間において室内の温度が
    暖房時目標設定室温に到達したときに、高温の冷媒を室
    外熱交換器に流して除霜運転を行うと共に、室内熱交換
    器にも高温の冷媒を流し、上記除霜運転の際は、その時
    の室温が所定の設定温度以上の場合に室内側送風機を超
    微風運転とし、所定の設定室温より低い場合に室内側送
    風機を停止することを特徴とする空気調和機の除霜方
    法。
JP62229520A 1987-09-16 1987-09-16 空気調和機の除霜方法 Expired - Lifetime JP2650920B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62229520A JP2650920B2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16 空気調和機の除霜方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62229520A JP2650920B2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16 空気調和機の除霜方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6475842A JPS6475842A (en) 1989-03-22
JP2650920B2 true JP2650920B2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=16893458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62229520A Expired - Lifetime JP2650920B2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16 空気調和機の除霜方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2650920B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6022291B2 (ja) * 2012-10-05 2016-11-09 株式会社コロナ 空気調和機
CN103742987B (zh) * 2014-01-22 2016-06-08 苏州翔箭智能科技有限公司 新风机系统的除霜方法
CN104501350A (zh) * 2014-11-17 2015-04-08 广东美的制冷设备有限公司 空调器的控制方法及空调器
CN105715569B (zh) * 2016-03-31 2018-03-27 海信集团有限公司 风扇转速控制方法、装置及投影系统的散热方法
CN109654664B (zh) * 2018-11-14 2020-04-28 珠海格力电器股份有限公司 一种基于房间热负荷的智能化霜方法、系统及空调器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5767737A (en) * 1980-10-15 1982-04-24 Hitachi Ltd Air-cooled heat pump type air-conditioner
JPS5767767A (en) * 1980-10-15 1982-04-24 Sanyo Electric Co Automatic ice making apparatus
JPS6030969U (ja) * 1983-08-04 1985-03-02 シャープ株式会社 ヒ−トポンプ式空気調和機
JPS61175430A (ja) * 1985-01-31 1986-08-07 Tohoku Electric Power Co Inc 冷凍サイクル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6475842A (en) 1989-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018223927A1 (zh) 空调装置及其控制方法
KR101547355B1 (ko) 공기 조화기 및 공기 조화기의 제어 방법
JP2007155261A (ja) 空気調和機
WO2018233457A1 (zh) 空调及其室外机除霜方法
JP2001248937A (ja) ヒートポンプ給湯エアコン
JP2650920B2 (ja) 空気調和機の除霜方法
CN109237744A (zh) 一种提高空调制热过程稳定性的控制方法
JP3518350B2 (ja) ヒートポンプ式暖房装置
JP5227661B2 (ja) 空気調和機
JP2776978B2 (ja) 空気調和機
JP3059900B2 (ja) 空気調和機
JPH03195877A (ja) ヒートポンプエアコンの除霜制御方法
JPH09243210A (ja) 空気調和機の制御方法およびその装置
JP3380384B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JPH043843A (ja) 空気調和機の制御方法
JPH08285393A (ja) 多室型空気調和装置
JPS6069445A (ja) 空気調和機
JPS5818136Y2 (ja) 冷暖房装置
JP2001235238A (ja) ヒートポンプ式空調装置
JPS62125244A (ja) 空気調和機
JPS62129638A (ja) 空気調和機
JPH0719575A (ja) 空気調和機
JPH0225104Y2 (ja)
JPH035809Y2 (ja)
JPS60144549A (ja) 空気調和機の除湿運転制御方法