JPH10216379A - 刺繍データ処理装置 - Google Patents

刺繍データ処理装置

Info

Publication number
JPH10216379A
JPH10216379A JP9027515A JP2751597A JPH10216379A JP H10216379 A JPH10216379 A JP H10216379A JP 9027515 A JP9027515 A JP 9027515A JP 2751597 A JP2751597 A JP 2751597A JP H10216379 A JPH10216379 A JP H10216379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embroidery data
embroidery
user
character
storage means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9027515A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiyoshi Muto
幸好 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP9027515A priority Critical patent/JPH10216379A/ja
Priority to US09/021,422 priority patent/US5911181A/en
Publication of JPH10216379A publication Critical patent/JPH10216379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/08Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/10Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムが予め持つ文字刺繍データベースの
不備を解消することができる刺繍データ処理装置を提供
すること。 【解決手段】 ユーザが作成した刺繍データを文字コー
ドと対にしてユーザ刺繍フォントファイルに登録する。
文字の刺繍データを取り出すには、キーボードから文字
コードを入力し(S10)、まず、入力した文字コード
に対応する刺繍データがユーザ刺繍フォントファイルに
存在するか検索し(S11)、存在するならば(S1
2:Yes)、ユーザ刺繍フォントファイルから対応す
る刺繍データを取り出す(S13)。存在しなければ
(S12:No)、システム刺繍フォントファイルを検
索し(S14)、システム刺繍フォントファイルから対
応する刺繍データを取り出す(S16)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刺繍データを入力
編集する刺繍データ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、文字形状の刺繍データを配列
編集する刺繍データ処理装置が提供されている。この刺
繍データ処理装置は、汎用のパーソナルコンピュータシ
ステムに、ハードディスクドライブ、キーボード、マウ
ス、CRTディスプレイ等を接続して構成されている。
ハードディスクドライブには、刺繍フォントと称される
一定の書体に属する文字形状の刺繍データが文字コード
と対になって記憶されている。ユーザがキーボードから
文字を入力すると、入力した文字に対応する刺繍データ
が刺繍フォントより取り出され、パーソナルコンピュー
タシステム内部のメモリに読み込まれる。このようにし
て読み込まれた複数個の文字形状の刺繍データを直線や
曲線に沿ってレイアウトすることにより、文字形状の刺
繍データの配列編集が行われていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、文字刺繍を行うものとして背広に入れるネームやシ
ャツに入れる英単語等に限られていることや、文字形状
の刺繍データの開発に膨大な時間がかかることのため、
このようなシステムの刺繍フォントデータに登録されて
いる文字形状の刺繍データは、アルファベットや英数字
やひらがなや一部の漢字等に限られていた。そのため、
刺繍したい文字の刺繍データが存在しないことがあり、
その場合文字の刺繍をあきらめなければならないという
問題があった。また、システムに文字の刺繍データが存
在する場合でも、文字の刺繍データにはシステムが用意
したものしか使えないために、その文字の刺繍形状が気
に入らなくても我慢しなければならないという問題があ
った。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、ユーザが入力した刺繍データを
刺繍フォントに登録して文字の刺繍データとして使える
ようにすることにより、システムに予め用意されている
刺繍フォントの不備を解消することができる刺繍データ
処理装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の刺繍データ処理装置は刺
繍データを入力編集するものを対象として、特に、シス
テムが予め持つシステム刺繍データと、そのシステム刺
繍データに対応付けられた登録コードとの組を記憶する
システム刺繍データ記憶手段と、ユーザにより入力され
たユーザ刺繍データと、そのユーザ刺繍データに対応付
けられた登録コードとの組を記憶するユーザ刺繍データ
記憶手段と、任意の登録コードに対応する刺繍データ
を、前記システム刺繍データ記憶手段若しくは前記ユー
ザ刺繍データ記憶手段より選択する選択手段とを備えて
いる。
【0006】従って、システム刺繍データ記憶手段は、
システムが予め持つシステム刺繍データとそのシステム
刺繍データに対応付けられた登録コードとの組を記憶
し、ユーザ刺繍データ記憶手段は、ユーザにより入力さ
れたユーザ刺繍データとそのユーザ刺繍データに対応付
けられた登録コードとの組を記憶し、選択手段は、任意
の登録コードに対応する刺繍データを、前記システム刺
繍データ記憶手段若しくは前記ユーザ刺繍データ記憶手
段より選択する。よって、刺繍したい登録コードの刺繍
データがシステムに存在しない場合でも、ユーザ自らが
作成した刺繍データを代わりに登録して、システムの刺
繍データを選択する場合と同様の方法でユーザ刺繍デー
タを選択することができる。
【0007】また、請求項2に記載の刺繍データ処理装
置は、前記システム刺繍データ記憶手段よりシステム刺
繍データを読み出し、そのシステム刺繍データに変更を
加えて刺繍データを作成する刺繍データ作成手段を備
え、前記ユーザ刺繍データ記憶手段は、前記刺繍データ
作成手段により作成された刺繍データを記憶するように
構成している。従って、前記刺繍データ作成手段は、前
記システム刺繍データ記憶手段よりシステム刺繍データ
を読み出し、そのシステム刺繍データに変更を加えて刺
繍データを作成するとともに、前記ユーザ刺繍データ記
憶手段は、前記刺繍データ作成手段により作成された刺
繍データを記憶する。よって、システムが予め持ってい
る刺繍データを元にユーザ刺繍データを作成することに
より、ユーザ刺繍データ記憶手段に登録するユーザ刺繍
データを簡単に作成することができる。
【0008】また、請求項3に記載の刺繍データ処理装
置は、前記ユーザ刺繍データ記憶手段が、前記システム
刺繍データに対応するユーザ刺繍データに対しては、前
記システム刺繍データ記憶手段が記憶する登録コードと
同一の登録コードを対応付けて記憶するように構成して
いる。従って、前記ユーザ刺繍データ記憶手段は、前記
システム刺繍データに対応するユーザ刺繍データに対し
ては、前記システム刺繍データ記憶手段が記憶する登録
コードと同一の登録コードを対応付けて記憶する。よっ
て、システムが持っている刺繍データの形状が気に入ら
ない場合には、ユーザ自らが登録した刺繍データを置き
換えて使用することができる。
【0009】また、請求項4に記載の刺繍データ処理装
置は、前記選択手段が、一つの登録コードに対応する刺
繍データがシステム刺繍データ記憶手段及びユーザ刺繍
データ記憶手段の両方に存在する場合に、ユーザ刺繍デ
ータ記憶手段が記憶するユーザ刺繍データを優先的に選
択するように構成している。従って、前記選択手段は、
一つの登録コードに対応する刺繍データがシステム刺繍
データ記憶手段及びユーザ刺繍データ記憶手段の両方に
存在する場合に、ユーザ刺繍データ記憶手段が記憶する
ユーザ刺繍データを優先的に選択する。よって、ユーザ
自らが登録した刺繍データを優先的に使用することがで
きる。
【0010】また、請求項5に記載の刺繍データ処理装
置は、前記システム刺繍データ又は前記ユーザ刺繍デー
タは、文字又は記号の形状の刺繍データである。よっ
て、刺繍したい文字又は記号の刺繍データがシステムに
存在しない場合でも、ユーザ自らが作成した文字又は記
号の刺繍データを代わりに登録して使用することができ
る。
【0011】また、請求項6に記載の刺繍データ処理装
置は、前記システム刺繍データ又は前記ユーザ刺繍デー
タが、複数個の文字又は記号からなる文字記号列の形状
の刺繍データである。よって、刺繍したい文字記号列か
らなる刺繍データがシステムに存在しない場合でも、ユ
ーザ自らが作成した文字記号列からなる刺繍データを代
わりに登録して使用することができる。
【0012】また、請求項7に記載の刺繍データ処理装
置は、前記システム刺繍データ記憶手段又は前記ユーザ
刺繍データ記憶手段が記憶する登録コードが、文字又は
記号のコードである。よって、キーボード等の文字又は
記号のコードを入力する手段によって簡単に登録コード
を入力することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の刺繍データ処理装
置を具体化した実施の形態について図面を参照して説明
する。
【0014】本実施の形態は、キーボードより入力した
文字に対する刺繍データをパーソナルコンピュータシス
テムのハードディスクドライブに記憶された刺繍フォン
トファイルより取り出し、直線や曲線の上にレイアウト
した後、フラッシュメモリカードに書き込むことによっ
て刺繍データを家庭用刺繍ミシンに供給する刺繍データ
処理装置に本発明を適用した場合のものである。
【0015】図1に示すように、刺繍データ処理装置
は、基本的には、文字の刺繍形状を表示するCRTディ
スプレイ2と、文字形状を表す座標点の入力やメニュー
の選択を行うためのキーボード3やマウス4と、刺繍デ
ータを保存したり呼び出したりするフロッピディスク装
置5及びハードディスク装置14と、刺繍データを不揮
発性のフラッシュメモリからなる着脱可能なメモリカー
ド7に書き込むフラッシュメモリ装置6と、これらが接
続された制御本体部1とから構成されている。
【0016】また、家庭用刺繍ミシン10は、ミシンベ
ッド上に配置され加工布を保持する刺繍枠を、水平移動
機構により装置固有のXY座標系で示される所定位置に
移動させつつ、縫い針及び釜機構による縫い動作を行う
ことにより、その加工布に所定の図柄の刺繍を施すよう
になっている。
【0017】この場合、前記水平移動機構や針棒など
は、マイクロコンピュータなどから構成される制御装置
により制御されるようになっており、従って、一針毎の
加工布のXY方向の移動量(針落ち位置)を指示するデ
ータが与えられることにより、制御装置は、刺繍動作を
自動的に実行することが可能となるのである。また、刺
繍ミシンにはフラッシュメモリ装置11が設けられ、メ
モリカード7により、外部から刺繍データが与えられる
ように構成されている。本実施の形態の刺繍データ処理
装置は、このような刺繍ミシンで縫製可能な刺繍データ
を作成する機能を有するものである。
【0018】次に、刺繍データ処理装置の制御系は、図
2のブロック図に示すように構成されている。前記制御
本体部1に制御装置CDが内蔵され、この制御装置CD
の入出力インターフェース22には、 CRTディスプ
レイ2と、キーボード3と、マウス4と、フロッピディ
スク装置5と、フラッシュメモリ装置6と、ハードディ
スク装置14とがそれぞれ接続されている。
【0019】制御装置CDは、CPU20と、このCP
U20にデータバスなどのバス23を介して接続された
入出力インターフェース22と、ROM21およびRA
M30から構成されている。ROM21には、後述の刺
繍データ作成処理の制御プログラムが格納されている。
RAM30は、文字の刺繍データを記憶する文字刺繍デ
ータメモリ31や文字コードを記憶する文字コードメモ
リ32等を含んでいる。
【0020】次に、刺繍データ処理装置の制御装置CD
で行なわれる文字刺繍データ入力処理について、図3の
フローチャートに基いて説明する。なお、図中符号Si
(i=10,11,12,・・・・)は各ステップを示
すものである。また、以下では、文字コード体系はシフ
トJISを例にして説明する。
【0021】キーボード3が操作されるとこの制御が開
始され、先ずユーザにより、入力したい刺繍文字の文字
コードがキーボード3より入力され、文字コードメモリ
32に記憶される(S10)。次に、文字コードメモリ
32に記憶されるた文字コードをキーにして、ユーザ刺
繍フォントファイルに文字コードに対応する刺繍データ
が存在するか否か検索される(S11)。
【0022】ここで、ユーザ刺繍フォントファイルは、
図7に示すように、インデックスファイルとデータファ
イルとから構成されており、ユーザ刺繍フォントインデ
ックスファイルは文字コードをキーにして、ユーザ刺繍
フォントデータファイル内の対応する刺繍データの位置
(ユーザ刺繍フォントデータファイル先頭からのオフセ
ット)が取り出せるようになっている。
【0023】入力した文字コードとユーザ刺繍フォント
インデックスファイルに登録されている文字コードとが
一致するか否か、インデックスファイルの先頭から順に
調べられ、一致するものがある場合(S12:Ye
s)、ユーザ刺繍フォントデータファイル先頭からのオ
フセット値に従ってユーザ刺繍フォントデータファイル
内にある対応する刺繍データが取り出され、文字刺繍デ
ータメモリ31に記憶される(S13)。
【0024】一致するものが一つもない場合(S12:
No)、次に、システム刺繍フォントファイルに文字コ
ードに対応する刺繍データが存在するか否か検索される
(S14)。図5に示すように、システム刺繍フォント
ファイルもユーザ刺繍フォントファイルと同様に、イン
デックスファイルとデータファイルとから構成されてお
り、システム刺繍フォントインデックスファイルは文字
コードをキーにして、システム刺繍フォントデータファ
イル内にある対応する刺繍データの位置が取り出せるよ
うになっている。
【0025】入力した文字コードとシステム刺繍フォン
トインデックスファイルに登録されている文字コードと
が一致するか否か、ファイルの先頭から順に調べられ、
一致するものがある場合(S15:Yes)、システム
刺繍フォントデータファイル先頭からのオフセット値に
従ってシステム刺繍フォントデータファイル内にある対
応する刺繍データが取り出され文字刺繍データメモリ3
1に記憶される(S16)。一致するものがない場合
(S15:No)、入力した文字コードに対応する刺繍
データが存在しない旨のエラーメッセージがCRTディ
スプレイ2に表示される(S17)。
【0026】例えば、システム刺繍フォントファイル
に、図5に示すようにアルファベット大文字A〜Zまで
の文字の刺繍データが記憶されており、そのうちの文
字’A’の刺繍データが図8のようなブロックで構成さ
れた刺繍データであるとする。また、ユーザ刺繍フォン
トファイルに図7のような文字’A’及び文字’a’の
刺繍データが記憶されており、そのうちの文字’A’の
刺繍データが図9のようなブロックで構成された刺繍デ
ータであるとする。ここで、例えば、ユーザがS10で
文字’A’の文字コードである0x8260(シフトJ
ISコード)を入力すると、S12でユーザ刺繍フォン
トファイルに刺繍データが存在すると判定され(S1
2:Yes)、S13で図9に示すような刺繍データが
取り出されることになる。一方、ユーザが、S10で文
字’B’の文字コードである0x8261を入力する
と、S12ではユーザ刺繍フォントファイルに刺繍デー
タが存在しないと判定され(S12:No)、システム
刺繍フォントファイルを検索し(S14)、S15では
システム刺繍フォントファイルに刺繍データが存在する
と判定され(S15:Yes)、S16でシステム刺繍
フォントファイルから対応する刺繍データが取り出され
ることになる。
【0027】次に、刺繍データ処理装置の制御装置CD
で行なわれる文字刺繍データのユーザ刺繍フォントファ
イルへの登録処理について、図4のフローチャートに基
いて説明する。
【0028】キーボード3が操作されると、この制御が
開始され、先ずユーザは、これから登録しようとする刺
繍データを刺繍フォントファイルに既に存在するものを
コピーし修正して作るか否かを選択する(S20)。コ
ピーして作る場合は(S20:Yes)、図3で説明し
た文字刺繍データ入力処理(S21)に移行し、その結
果得られた刺繍データが文字刺繍データメモリ31にセ
ットされる。
【0029】コピーしない場合(S20:No)、図形
刺繍データ入力処理が行われる(S22)。ここでは、
あらかじめファイルに保存した刺繍データを再読み込み
したものや、ユーザがパーソナルコンピュータシステム
を使ってその場で刺繍データを作成したものが文字刺繍
データメモリ31にセットされる。パーソナルコンピュ
ータシステムを使った刺繍データの作成方法としては、
マウス等の点入力装置を使用して、直接、一針毎の針落
ち点を入力したり刺繍ブロックと呼ばれる四角形を入力
したりして刺繍データを作成する方法や、画像データを
もとにアウトラインを取り出し、アウトラインの内部領
域を自動的に刺繍ブロックに分割して刺繍データを作成
する方法等がよく知られており、図形刺繍データ入力処
理(S22)では、そのような作業によって作られた刺
繍データが文字刺繍データメモリ31にセットされるの
である。
【0030】次に、刺繍データ編集処理(S23)が行
われ、文字刺繍データメモリ31にセットされた刺繍デ
ータに変更が加えられる。ここでは、一針や刺繍ブロッ
クで構成される刺繍データに対し、一針や刺繍ブロック
の追加・削除・座標点の変更等がマウス3を使った操作
によって行われる。
【0031】例えば、S21に於いては、システム刺繍
フォントファイルに元々存在する図8に示すような文
字’A’の刺繍データを取り出し、それを元に修正作業
を行い、図9に示すような、4点P19,P20,P2
1,P22からなる刺繍ブロックと、4点P23,P2
4,P25,P26からなる刺繍ブロックが付け加えた
文字’A’の別の刺繍データを作ることができるのであ
る。
【0032】次に、ユーザが変更した刺繍データに対し
て文字コードを割り当て、割り当てた文字コードを文字
コードメモリ32に記憶する(S24)。文字コードの
入力方法は、キーボード3から文字を一つ入力すること
や、CRTディスプレイ2に表示される文字コードの一
覧表から1つ選択することによって決めてもよいし、文
字コードの数値を直接キーボード3から入力してもよ
い。
【0033】次に、S21またはS22で設定された刺
繍データとS23で設定された文字コードに従ってユー
ザ刺繍フォントファイルへの登録処理が行われる(S2
5)。図7に示すように刺繍フォントファイルは、イン
デックスファイルとデータファイルから構成されてお
り、ここでは、文字刺繍データメモリ31に記憶された
刺繍データはユーザ刺繍フォントデータファイルに追加
され、その時のファイル先頭からのオフセットと文字コ
ードメモリ32に記憶された文字コードがユーザ刺繍フ
ォントインデックスファイルに設定される。
【0034】上記の手順により、文字刺繍データのユー
ザ刺繍フォントファイルへの登録処理が完了する。
【0035】ここで、前記実施の形態においては、シス
テム刺繍フォントファイルが本発明のシステム刺繍デー
タ記憶手段に、ユーザ刺繍フォントファイルがユーザ刺
繍データ記憶手段に、図3で示した文字刺繍データ入力
処理が選択手段に、S21及びS23の処理が刺繍デー
タ作成手段にそれぞれ相当するものである。
【0036】尚、本発明は以上詳述した実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々の変更を加えることができる。
【0037】例えば、前記実施の形態においては、ユー
ザ刺繍フォントファイルに登録する刺繍データを文字形
状の刺繍データを使って説明したが、図10に示すよう
な記号の形状の刺繍データF1や、図11に示すような
複数個の文字又は記号からなる文字記号列の形状の刺繍
データF2や、さらに一般的な模様の刺繍データを登録
するようにしてもよい。その場合、文字コード体系に標
準で備わっていない記号や文字、あるいはそれらの組み
合わせの刺繍データの登録のために、文字コード体系の
未定義の部分の文字コードを使って登録するようにして
もよい。図12には、記号の形状の刺繍データF1と文
字および記号の列の形状の刺繍データF2を、シフトJ
ISコード体系の未定義部分のコード0xF040と0
xF041を使ってユーザ刺繍フォントファイルに登録
した状態を示している。
【0038】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載の刺繍データ処理装置は刺繍デー
タを入力編集するものを対象として、特に、システムが
予め持つシステム刺繍データと、そのシステム刺繍デー
タに対応付けられた登録コードとの組を記憶するシステ
ム刺繍データ記憶手段と、ユーザにより入力されたユー
ザ刺繍データと、そのユーザ刺繍データに対応付けられ
た登録コードとの組を記憶するユーザ刺繍データ記憶手
段と、任意の登録コードに対応する刺繍データを、前記
システム刺繍データ記憶手段若しくは前記ユーザ刺繍デ
ータ記憶手段より選択する選択手段とを備えている。従
って、刺繍したい登録コードの刺繍データがシステムに
存在しない場合でも、ユーザ自らが作成した刺繍データ
を代わりに登録して、システムの刺繍データを選択する
場合と同様の方法でユーザ刺繍データを選択することが
できる。
【0039】また、請求項2に記載の刺繍データ処理装
置は、前記システム刺繍データ記憶手段よりシステム刺
繍データを読み出し、そのシステム刺繍データに変更を
加えて刺繍データを作成する刺繍データ作成手段を備
え、前記ユーザ刺繍データ記憶手段は、前記刺繍データ
作成手段により作成された刺繍データを記憶するように
構成している。従って、システムが予め持っている刺繍
データを元にユーザ刺繍データを作成することにより、
ユーザ刺繍データ記憶手段に登録するユーザ刺繍データ
を簡単に作成することができる。
【0040】また、請求項3に記載の刺繍データ処理装
置は、前記ユーザ刺繍データ記憶手段が、前記システム
刺繍データに対応するユーザ刺繍データに対しては、前
記システム刺繍データ記憶手段が記憶する登録コードと
同一の登録コードを対応付けて記憶するように構成して
いる。従って、システムが持っている刺繍データの形状
が気に入らない場合には、ユーザ自らが登録した刺繍デ
ータを置き換えて使用することができる。
【0041】また、請求項4に記載の刺繍データ処理装
置は、前記選択手段が、一つの登録コードに対応する刺
繍データがシステム刺繍データ記憶手段及びユーザ刺繍
データ記憶手段の両方に存在する場合に、ユーザ刺繍デ
ータ記憶手段が記憶するユーザ刺繍データを優先的に選
択するように構成している。従って、ユーザ自らが登録
した刺繍データを優先的に使用することができる。
【0042】また、請求項5に記載の刺繍データ処理装
置は、前記システム刺繍データ又は前記ユーザ刺繍デー
タは、文字又は記号の形状の刺繍データである。従っ
て、刺繍したい文字又は記号の刺繍データがシステムに
存在しない場合でも、ユーザ自らが作成した文字又は記
号の刺繍データを代わりに登録して使用することができ
る。
【0043】また、請求項6に記載の刺繍データ処理装
置は、前記システム刺繍データ又は前記ユーザ刺繍デー
タが、複数個の文字又は記号からなる文字記号列の形状
の刺繍データである。従って、刺繍したい文字記号列か
らなる刺繍データがシステムに存在しない場合でも、ユ
ーザ自らが作成した文字記号列からなる刺繍データを代
わりに登録して使用することができる。
【0044】また、請求項7に記載の刺繍データ処理装
置は、前記システム刺繍データ記憶手段又は前記ユーザ
刺繍データ記憶手段が記憶する登録コードが、文字又は
記号のコードである。従って、キーボード等の文字又は
記号のコードを入力する手段によって簡単に登録コード
を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の刺繍データ処理装置及び
刺繍ミシンの外観構成を示す斜視図である。
【図2】刺繍データ処理装置の内部構成を示すブロック
図である。
【図3】文字刺繍データ入力処理を示すフローチャート
である。
【図4】ユーザ刺繍フォント登録処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】システム刺繍フォントファイルの構成を示す図
である。
【図6】ユーザ刺繍フォントファイルの構成を示す図で
ある。
【図7】ユーザ刺繍フォントファイルの構成を示す図で
ある。
【図8】システム刺繍フォントファイルに登録された文
字’A’の刺繍データを示す図である。
【図9】ユーザ刺繍フォントファイルに登録された文
字’A’の刺繍データを示す図である。
【図10】ユーザ刺繍フォントファイルに登録された記
号の刺繍データを示す図である。
【図11】ユーザ刺繍フォントファイルに登録された文
字又は記号の列からなる刺繍データを示す図である。
【図12】ユーザ刺繍フォントファイルの構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 刺繍データ処理装置 2 CRTディスプレイ 3 キーボード 4 マウス 5 フロッピディスク装置 6 フラッシュメモリ装置 10 刺繍ミシン 14 ハードディスク装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍データを入力編集する刺繍データ処
    理装置において、 システムが予め持つシステム刺繍データと、そのシステ
    ム刺繍データに対応付けられた登録コードとの組を記憶
    するシステム刺繍データ記憶手段と、 ユーザにより入力されたユーザ刺繍データと、そのユー
    ザ刺繍データに対応付けられた登録コードとの組を記憶
    するユーザ刺繍データ記憶手段と、 任意の登録コードに対応する刺繍データを、前記システ
    ム刺繍データ記憶手段若しくは前記ユーザ刺繍データ記
    憶手段より選択する選択手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記システム刺繍データ記憶手段よりシ
    ステム刺繍データを読み出し、そのシステム刺繍データ
    に変更を加えて刺繍データを作成する刺繍データ作成手
    段を更に備え、 前記ユーザ刺繍データ記憶手段は、前記刺繍データ作成
    手段により作成された刺繍データを記憶するように構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ刺繍データ記憶手段は、前記
    システム刺繍データに対応するユーザ刺繍データに対し
    ては、前記システム刺繍データ記憶手段が記憶する登録
    コードと同一の登録コードを対応付けて記憶するように
    構成したことを特徴とする請求項1若しくは2に記載の
    刺繍データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、一つの登録コードに対
    応する刺繍データが、システム刺繍データ記憶手段及び
    ユーザ刺繍データ記憶手段の両方に存在する場合に、ユ
    ーザ刺繍データ記憶手段が記憶するユーザ刺繍データを
    優先的に選択するように構成したことを特徴とする請求
    項3に記載の刺繍データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記システム刺繍データ又は前記ユーザ
    刺繍データは、文字又は記号の形状の刺繍データである
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の刺
    繍データ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記システム刺繍データ又は前記ユーザ
    刺繍データは、複数個の文字又は記号からなる文字記号
    列の形状の刺繍データであることを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載の刺繍データ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記システム刺繍データ記憶手段又は前
    記ユーザ刺繍データ記憶手段が記憶する登録コードは、
    文字又は記号のコードであることを特徴とする請求項5
    に記載の刺繍データ処理装置。
JP9027515A 1997-02-12 1997-02-12 刺繍データ処理装置 Pending JPH10216379A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9027515A JPH10216379A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 刺繍データ処理装置
US09/021,422 US5911181A (en) 1997-02-12 1998-02-10 Embroidery data processing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9027515A JPH10216379A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 刺繍データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10216379A true JPH10216379A (ja) 1998-08-18

Family

ID=12223272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9027515A Pending JPH10216379A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 刺繍データ処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5911181A (ja)
JP (1) JPH10216379A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10258192A (ja) * 1997-03-21 1998-09-29 Brother Ind Ltd 刺繍データ処理装置
JP3959791B2 (ja) * 1997-08-27 2007-08-15 ブラザー工業株式会社 刺繍データ処理装置及び記憶媒体
JP2001198372A (ja) * 1999-07-05 2001-07-24 Brother Ind Ltd 電子制御ミシンの縫製条件設定装置
US20080169407A1 (en) * 2007-01-15 2008-07-17 Broberg James E Tree mounted quiver support
WO2014025319A1 (en) * 2012-08-08 2014-02-13 National University Of Singapore System and method for enabling user control of live video stream(s)
JP2015093126A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 ブラザー工業株式会社 ミシン
JP2020058511A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 蛇の目ミシン工業株式会社 縫製データ処理システム、端末、ミシンおよびプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4092938A (en) * 1976-07-27 1978-06-06 The Singer Company Sewing machine with programmable memory
JP2924189B2 (ja) * 1990-12-29 1999-07-26 ブラザー工業株式会社 縫製データ処理装置
JP2880306B2 (ja) * 1991-02-22 1999-04-05 蛇の目ミシン工業株式会社 刺繍データ作成装置
JPH0576671A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Aisin Seiki Co Ltd 刺繍機の刺繍処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
US5911181A (en) 1999-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06195335A (ja) 文書処理装置
JPH10216379A (ja) 刺繍データ処理装置
JPS6019227A (ja) 文書処理方法
US4919062A (en) Data processor for use in sewing machine
JP3474961B2 (ja) 文書情報処理装置
JP2815158B2 (ja) 文字処理装置
JP2004242979A (ja) 文字刺繍データ編集装置及び文字刺繍データ編集制御プログラム
JPH0560628B2 (ja)
JP2000033193A (ja) 刺しゅうミシンおよび刺しゅうミシンの制御方法
JP2592840B2 (ja) 文字処理装置
JPH0421479A (ja) データ印刷装置
JP3143888B2 (ja) 刺繍データ編集装置
JP2972791B2 (ja) 文書作成装置における編集修正システム
JPS62271048A (ja) 索引出力装置
JPH0728790A (ja) 文書処理方法及び装置
JPH0928952A (ja) 刺繍データ処理装置
JPH07185163A (ja) 刺繍データ処理装置
JP2001017758A (ja) ネーム刺繍データ作成装置
JPH04288190A (ja) 刺しゅうミシンおよびその制御方法
JP2001087581A (ja) 刺繍データ作成装置及び刺繍データ作成方法
JPH03141466A (ja) 文書管理方法および文書作成装置
JPH04131912A (ja) 数値制御装置
JPH01126684A (ja) 文書処理装置及び方法
JPH08276087A (ja) 刺繍データ作成装置
JPH06139246A (ja) 文書作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050419

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050906