JPH04288190A - 刺しゅうミシンおよびその制御方法 - Google Patents

刺しゅうミシンおよびその制御方法

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JPH04288190A
JPH04288190A JP7682091A JP7682091A JPH04288190A JP H04288190 A JPH04288190 A JP H04288190A JP 7682091 A JP7682091 A JP 7682091A JP 7682091 A JP7682091 A JP 7682091A JP H04288190 A JPH04288190 A JP H04288190A
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JP
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embroidery
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file
sewing
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Application number
JP7682091A
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English (en)
Inventor
Hidenori Sasako
秀紀 笹子
Michio Hisatake
久武 通夫
Nagahiro Kodama
長大 小玉
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刺しゅう機において、
以前に設定した文字列のレイアウトを利用して、刺しゅ
うする文字を一部入れ換えても以前の設定と同じレイア
ウトで文字列を刺しゅうできるようにした技術に関する
【0002】
【従来の技術】制服等に会社名や学校名等の団体名、そ
れに対する所属や学年等の所属名等と、個人名等を刺し
ゅうすることがよくある。この刺しゅうは、古くなった
制服等の交換時や新人が入るたびに行われる。従来は紙
に各文字に対する文字サイズ、文字配列等の縫パラメー
タを記録しておき、必要に応じてその都度、団体名、所
属名等も含めて個人名等に対して縫パラメータの設定を
行い、以前と同じレイアウトで刺しゅうできるようにし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの記録
を行うことや記録に基づく縫パラメータの設定は、手間
のかかるものであり、その結果、刺しゅう作業の能率の
面および適切な文字品質、バランスで刺しゅうを行いに
くい等、課題となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来技
術の課題を解決するために、刺しゅう機において、所望
の文字の選択、削除等を行う文字コード編集手段と、選
択される各文字に縫パラメータを設定する縫パラメータ
設定手段と、前記文字コード編集手段と縫パラメータ設
定手段により指定された各文字に対する圧縮データを多
数の英数字等の文字の圧縮データが記憶されている第1
の記憶手段から第3の記憶手段に読み込む文字データ読
み込み手段と、文字列の個々の文字の圧縮データと、文
字サイズ、文字配列等の縫パラメータ等含む文字列デー
タをファイル名を付けて第2の記憶手段に保存し、必要
に応じて前記第3の記憶手段に読み込むファイル処理手
段と、前記第2の記憶手段に保存されている複数のファ
イルをアスキーコード順に並べ替えて表示する並べ替え
表示手段と、所望のファイルを選択記憶すると、ファイ
ル保存時と同じ状態で文字列および各文字の縫パラメー
タを表示するレイアウト表示手段とを備えてなり、文字
入れ換えを可能にした刺しゅうミシンおよびその制御方
法をを提供するものである。
【0005】
【発明の作用】本発明によれば、制服等に会社名や学校
名、それに対する所属や学年等の団体名、所属名等と、
個人名等を刺しゅうする場合に、刺しゅう機の使用者は
、以前に設定した文字列のファイルに保存された文字列
の縫パラメータ等のレイアウトを利用して、保存された
ファイルを読み出し、個人名等を入れ換えるだけの操作
で、以前に設定したのと同じレイアウトで刺しゅうが可
能となり、刺しゅう機の稼働率を上げることができ、初
心者でも適切な文字バランスおよび安定した文字品質で
刺しゅうを行えるという作用がある。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例により図面に基づいて
説明する。 ○刺しゅう機の概略の構成 まず、図15を参照しながら刺しゅう機の概略の構成に
ついて説明する。同図において、刺しゅう機10は、上
下動する針11と、該針と協働する糸輪捕捉手段(図示
せず)とを有している。加工布を保持する刺しゅう枠1
2は、X−Y駆動部13により駆動制御される支持部1
4に取り付けられ、上下動する針11と同期してX−Y
制御させられ、加工布上に縫目を形成し、刺しゅうを行
うようになっている。
【0007】また刺しゅう機10の前面には、刺しゅう
機10を使用するための各種操作キーが配設された操作
キー部KEY、刺しゅうに関連する各種の表示を行う表
示装置LCDが配設されている。操作キー部KEYの詳
細については後記する。刺しゅう機10の下側の台板1
5には、フロッピーディスクドライブFDDが配置され
ており、多数の刺しゅう文字に対する圧縮データ等を記
憶している第1の記憶手段としての複数のデータディス
クFDnから圧縮データ等を読み出し、また後記するユ
ーザーディスクFDuに設定された文字列を縫パラメー
タと共にファイル名を付けて保存したり、ユーザーディ
スクFDuから所望のファイルを読み込んだりできるよ
うになっている。
【0008】圧縮データとは、原パターンからのデータ
入力時に、原パターンを適宜複数のブロックに分割して
入力したデータで、各ブロックに対するそれらの輪郭上
の主要点の座標データとブロックの輪郭形状等を表すフ
ァンクションコードとからなるデータで、刺しゅう機に
読み込まれた圧縮データは、変換プログラムにより縫目
の1針毎の制御に対応した縫目データに展開される。
【0009】○操作キー部の構成 次に図16を参照しながら操作キー部KEYの構成につ
いて説明する。同図において、刺しゅう機10の前面の
操作キー部KEYには、刺しゅうを開始するためのスタ
ートキー20、スタートキーの左上に位置するスタート
LED21、途中停止するためのストップキー22、針
を上下往復動させないで刺しゅう枠12だけを移動させ
る枠前進キー23、枠後退キー24、刺しゅう枠12を
X−Y方向に移動制御し、刺しゅう枠12を針落点に対
して所望の位置に移動させる複数のキーからなる枠移動
キー25〜28、刺しゅうのための縫パラメータの1つ
である文字の大きさを設定する文字大きさキー29、文
字の配列を指定する文字配列キー30等が配設されてい
る。
【0010】操作キー部KEYにはまた、個々の刺しゅ
う模様に付されているコード番号を入力して、選択する
ための「0」〜「9」の数字キー31、選択された刺し
ゅう模様を登録する登録キー32、選択された刺しゅう
模様の圧縮データをフロッピーディスクFDnから読み
出すための記憶開始キー33、メニューモードに設定す
るためのメニューキー34等が配設されている。
【0011】○制御回路の構成 次に、図17を参照しながら制御回路の構成について説
明する。中央処理装置CPUには、バスラインBLを介
して刺しゅう機10の制御プログラム等を記憶している
記憶装置ROM、データディスクFDnから読み込まれ
た刺しゅう模様の圧縮データ等を一時記憶する第3の記
憶手段としての記憶装置RAM(以後メモリRAM)が
接続されている。
【0012】バスラインBLにはまた、入出力装置I/
O−1を介して針棒の位相等の各種信号を得るためのセ
ンサSEN、入出力装置I/O−2を介して刺しゅう模
様の選択等を行うための操作キー部KEYおよび入出力
装置I/O−3を介して表示装置LCDが接続されてい
る。
【0013】バスラインBLには更にまた、入出力装置
I/O−4を介して刺しゅう枠12が接続される支持部
14を備えたX−Y制御機構13をX−Y制御するため
のパルスモータXM、YM、針棒を上下往復動させるミ
シンモータZMおよび上糸をゆるめる糸ゆるめソレノイ
ド等のアクチュエータACT、並びに入出力装置I/O
−5を介して、多数の刺しゅう模様の圧縮データ等が記
憶されたデータディスクFDnから、選択された圧縮デ
ータ等を読み出すフロッピーディスクドライブFDDが
接続されている。
【0014】○選択記憶された文字列のデータテーブル
構造 図13に示すLCD画面に表示された文字列に対するメ
モリRAM内のデータテーブル等の構造について説明す
る。本実施例ではLCD表示画面エリアの関係で、英数
字記号等の半角文字で1行30文字を3行分記憶できる
【0015】(1)文字コードテーブル図7を参照しな
がら文字コードテーブルについて説明する。文字コード
テーブルには、各文字に割り当てられた文字コード番号
が入る。1つの要素に対して半角文字(アルファベット
、数字、仮名)の1文字が対応している。全角文字(漢
字、ワンポイント模様)では、2つの要素を使い、1つ
には文字コード番号が入り、もう1つにはダミーのコー
ド番号が入る。図7において、0は未だ文字が登録され
ていない部分、100は内部表現コードの色替えコード
で、刺しゅう中に刺しゅう機を自動停止させ上糸を違う
色に替えるためのもの、1000番台のコード番号は半
角文字、2000、3000番台のコード番号は全角文
字、1は全角文字の場合のダミーのコード番号である。
【0016】(2)文字属性テーブル 図8を参照しながら文字属性テーブルについて説明する
。文字属性テーブルには、基準となる文字の大きさに対
して大きめにするか、小さめにするか、そのまま(基準
)とするかの設定が入る。図8において、0は小さめの
設定、1は基準の大きさ、2は大きめの設定、3は全角
文字の場合のダミーの番号である。図8と図13との対
応を示すと、「3」「B」は基準に対して小さめの設定
、「山」「田」は基準に対して大きめの設定、その他の
文字は基準の大きさの設定である。
【0017】(3)圧縮データバッファ図9を参照しな
がら圧縮データバッファについて説明する。圧縮データ
バッファには、図5でデータディスクFDnから読み込
んだ圧縮データが登録されている。データは、ディスク
番号毎に編集された文字順で登録されている。図9にお
いて、メモリRAMの圧縮データバッファエリアのデー
タアドレスaから色替えデータ(このデータは指定によ
り自動生成される)、アドレスbからNO.1ディスク
からの1000番台のデータ、アドレスdからNO.2
ディスクからの2000番台のデータ、アドレスjから
NO.3ディスクからの3000番台のデータが登録さ
れている。
【0018】(4)圧縮データへのポインタテーブル図
10を参照しながら圧縮データへのポインタテーブルに
ついて説明する。圧縮データから縫目データを求めるた
めの展開処理を行うプログラムヘ、圧縮データがどのア
ドレスに入っているかを知らせるためのテーブルである
。図10において、ポインタテーブルでは、文字コード
テーブル、文字属性テーブルと違い、1つの要素に1文
字が対応している。要素の中には文字コードに対応した
圧縮データを登録している圧縮データバッファエリアの
アドレスが入る。文字がない部分には、0が入る。
【0019】(5)縫パラメータ 図11を参照しながら縫パラメータについて説明する。 前記文字列を縫うための縫パラメータがメモリRAMの
縫パラメータエリアに記憶されている。それらは、図1
1に示すように、 1)文字大きさ 最小ー小ー中ー大ー最大の5段階の文字大きさを設定す
る。 2)大きめ/小さめ 1)で設定された文字大きさを基準の大きさとして、基
準の大きさの文字に対してやや大きめにしたり、小さめ
にしたりできる。 3)配列 横文字配列、縦文字配列と、縫方向(0度、90度、1
80度、270度)とを選択する。 4)縫い原点 縫い原点を文字先頭、中央、末尾および下基線、中基線
との6組の組み合わせの中から選択する。
【0020】5)文字間隔 文字列の文字間の間隔を設定する。 6)行間隔 文字列の行間の間隔を設定する。 7)大きめ/小さめ倍率 前記(2)の大きめ/小さめにするときの倍率を設定す
る。 8)縫いピッチ 縫いピッチを設定する。 であり、前記した圧縮データから縫いデータへの展開処
理時に使用する。
【0021】○刺しゅう機の制御動作 以下、主として図2〜図6のフローチャートおよび図1
2〜図14の表示画面を参照しながら刺しゅう機の制御
動作について説明する。
【0022】(A)メインの制御動作 まず、図2を参照しながらメインの制御動作について説
明する。同図において、An(n=1、2、3、・・・
・)は制御の各処理ステップを示す。
【0023】A1 電源をONにすると、文字大きさ、配列、縫い原点、文
字間隔および行間隔等の縫パラメータ類の記憶領域と、
文字コード、文字属性および圧縮データ記憶領域等の初
期設定を行う。この後、表示画面は図12に示す状態と
なる。 A2 キーボードからのキー入力を待つ。キー入力があればキ
ーの入力に対応するステップに進む。
【0024】A3 文字コードまたは編集用のキー入力であれば、A9の文
字コード編集ステップに進む。処理終了後、A2のステ
ップに戻る。 A4 縫パラメータ類の設定を行うキーの入力であれば、A1
0縫パラメータの設定のステップに進む。処理終了後、
A2のステップに戻る。
【0025】A5 文字データ読み込み(記憶開始キーON)の入力であれ
ば、A11文字データの読み込みのステップに進む。処
理終了後、A2のステップに戻る。 A6 ファイル処理を行うキーの入力であれば、A12のファ
イル処理のステップに進む。処理終了後、A2のステッ
プに戻る。 A7 刺しゅうを行うためのキーの入力であれば、A8の刺し
ゅう実行のステップに進み、その他のキーの入力であれ
ば、A2のステップに戻る。
【0026】A8 刺しゅう処理を実行する。詳細については、説明を省略
する。処理終了後、A2のステップに戻る。 A9 文字コードの入力や編集の処理を行う。詳細については
後記する。 A10 縫パラメータ類の設定を行う。詳細については後記する
。 A11 文字データをメモリRAMに読み込む。詳細については
後記する。 A12 編集された文字コード、文字データ、縫パラメータ類の
保存、読み込みを行う。詳細については後記する。
【0027】(B)文字コード編集 次に、図3を参照しながら文字コード編集処理について
説明する。同図において、Bn(n=1、2、3、・・
・・)は制御の各処理ステップを示す。
【0028】B1、B2 入力されたのがカーソル移動キーであれば、B2に進み
、カーソル移動の処理を行った後、メインのプログラム
に戻る。
【0029】B3 入力されたのが削除キーであれば、B5の文字コード削
除のステップに進む。そうでない場合は、B4の文字デ
ータの挿入のステップに進む。
【0030】B4 文字データの挿入を行う。1つの文字につき文字コード
番号のデータと文字属性のデータがあり、文字コード番
号は、入力された文字に対する番号で、例えば図7に示
すように、「田」は2001番、「山」は2002と言
う番号で表す。文字属性は、図8に示すように入力され
た文字の表示幅や大きめ/小さめの情報である。表示幅
は、半角文字(アルファベット、数字、仮名文字)と全
角文字(漢字、ワンポイント模様)とを区別するもので
、大きめ/小さめは、「基準サイズ」、「基準サイズよ
り小さめ」、「基準サイズより大きめ」の区別をする情
報である。
【0031】これらの文字コード番号と文字属性とを現
在カーソルの位置する部分に対応する文字コードテーブ
ル(図7)および文字属性テーブル(図8)に挿入する
。挿入後、メインのプログラムに戻る。
【0032】B5 文字データの削除を行う。削除の指示により、カーソル
が現在位置する1つ前の文字データと文字属性デーを削
除する。削除後、メインのプログラムに戻る。
【0033】(C)縫パラメータ設定 次に、図4を参照しながら縫いパラメータ設定処理につ
いて説明する。同図において、Cn(n=1、2、3、
・・・・)は制御の各処理ステップを示す。
【0034】C1 縫いパラメータの設定や変更を行い、メモリRAMの縫
パラメータエリア(図11参照)へ記憶する。縫いパラ
メータには、前記したように以下に示すものがある。
【0035】1)文字大きさ 最小ー小ー中ー大ー最大の5段階の文字大きさを設定す
る。 2)大きめ/小さめ 1)で設定された文字大きさを基準の大きさとして、基
準の大きさの文字に対してやや大きめにしたり、小さめ
にしたりできる。 3)配列 横文字配列、縦文字配列と、縫方向(0度、90度、1
80度、270度)とを選択する。 4)縫い原点 縫い原点を文字先頭、中央、末尾および下基線、中基線
との6組の組み合わせの中から選択する。 5)文字間隔 文字列の文字間の間隔を設定する。 6)行間隔 文字列の行間の間隔を設定する。 7)大きめ/小さめ倍率 前記(2)の大きめ/小さめにするときの倍率を設定す
る。 8)縫いピッチ 縫いピッチを設定する。 C2 設定内容の表示を行い、メインのプログラムに戻る。
【0036】(D)文字データ読み込み次に、図5を参
照しながら文字データ読み込みについて説明する。同図
において、Dn(n=1、2、3、・・・・)は制御の
各処理ステップを示す。
【0037】このルーチンでは、図7に示す文字コード
テーブルを参照して、データディスクFDn(NO.1
:英数字記号、仮名、NO.2〜NO.5:漢字、NO
.6〜NO.9:ワンポイント模様)より入力した文字
列の圧縮データを読み出し、圧縮データバッファへ記憶
し、各文字の圧縮データの先頭アドレスを図8に示すポ
インタテーブルに書き込む処理をしている。
【0038】D1 メモリRAMの圧縮データエリアの記憶開始アドレス(
図9のa)を設定する。 D2 文字コード番号をデータディスクFDnのディスクの番
号とディスクアドレス番号に変換する。 D3 データディスクに書き込まれているディスク番号とD2
のステップで求めたディスクの番号とが一致しているか
をチェックする。一致していればD4のステップに進み
、一致していなければD10のステップに進む。
【0039】D4 D2のステップで求めたディスクアドレス番号から圧縮
データを読み込む。 D5 読み込んだ圧縮データをメモリRAMの圧縮データバッ
ファに登録する。 D6 登録開始アドレスを圧縮データへのポインタテーブル(
図10)へ登録する。 D7 次のデータの登録開始アドレスを設定する。 次の登録開始アドレス=現在の登録開始アドレス+読み
込んだ圧縮データのバイト数
【0040】D8 文字コード番号テーブル(図7)を検索し、すべての文
字データの読み込みが終了したかをチェックし、終了し
ていない場合は、D9以降のステップに進む。読み込み
が終了すると、図2に示すメインのプログラムに戻る。
【0041】D9 続けて読み込むならば、次に読み込む文字のコード番号
をセットし、D2のステップに戻る。
【0042】D10 D3で、データディスクに書き込まれているディスク番
号とD2のステップで求めたディスクの番号とが一致し
ているかをチェックし、一致していなければ、文字コー
ド番号テーブル(図7)を検索し、データディスクに書
き込まれているディスクの番号と一致する文字コードを
さがす。
【0043】D11、D12 一致する文字コード番号があれば、一致したコード番号
をセットし、D2のステップに戻る。 D13 一致した文字コードがなければ、エラー表示をし、D2
のステップに戻る。
【0044】(E)ファイル処理 次に、図6を参照しながらファイル処理について説明す
る。同図において、En(n=1、2、3、・・・・)
は制御の各処理ステップを示す。
【0045】このルーチンでは、図7〜図11の文字コ
ード、文字属性および縫パラメータをデータを1組のフ
ァイルとしてファイル名を付けてデータディスクFDn
とは別のユーザーディスクFDuに保存し、必要なとき
に読み込むための処理を行っている。
【0046】E1 文字データ、パラメータをユーザーディスクFDuに保
存するか、ユーザーディスクFDuから読み込むかを選
択する。保存する時はE2のステップに進み、読み込む
時はE9のステップに進む。
【0047】E2 図2で編集した文字コード、文字属性、図3で設定した
縫いパラメータ類および図4で読み込んだ圧縮データと
ポインタテーブル等を1つのまとまったファイルにして
ユーザーディスFDuクへ保存する。ファイルとして扱
うのためにファイル名の入力を行う。 E3 ユーザーディスクFDuを検索し、E2のステップで入
力したファイル名と重複するファイル名があるか調べる
【0048】E4 重複しているファイル名がなければ新規のファイルなの
で、E6のステップに進む。 E5 重複するファイル名がある場合は、重ね書きをしてもよ
いか、使用者に確認させる。重ね書きをしたくなければ
、保存するファイル名を入力するためにE2のステップ
に戻る。
【0049】E6 ユーザーディスクFDuへのデータの保存を行う。保存
するデータは、図2〜図4で入力または設定した値で、
それらの対象には以下のものがある。 (1)文字コードテーブル(図7) (2)文字属性テーブル(図8) (3)縫いパラメータ(図11) (4)圧縮データ(図9) (5)圧縮データへのポインタテーブル(図10)
【0
050】E7 保存できたかをチェックする。保存できたならメインの
プログラムに戻る。 E8 保存失敗ならエラーメッセージを表示し、メインのプロ
グラムに戻る。 E9 ユーザーディスクFDuに保存されているファイルのフ
ァイル名をすべて読み出す。 E10 読み取ったファイル名を見やすくするためにアスキーコ
ード順に並べる。ファイル名は、アルファベットにより
付ける決まりがあるので、結果的に、アルファベット順
に並べられるる。
【0051】E11 図14に示すようにファイル名を表示する。 E12 カーソルキーを使い目的のファイルを選択する。 E13 選択したファイルの一部を読み込み、本刺しゅう機で使
用可能なデータ形式であるかを調べる。 E14 使用できないファイルであればエラーメッセージを表示
し、別のファイルを選択するためにE12のステップに
戻る。
【0052】E15 ユーザーディスクFDuのファイルからデータを読み込
む。読み込むデータはE6のステップに示したものと同
一形式のものである。 E16 正常に読み込めたかチェックする。読み込めたならメイ
ンのプログラムに戻る。
【0053】E17 正常に読み込めなかったらエラーメッセージを表示する
。 E18 文字コードテーブル、文字属性テーブル、圧縮データエ
リア等をクリアし、また一部の縫パラメータを初期値に
戻し、E11のステップに戻る。
【0054】E19 ステップE15で読み込んだデータにより、LCD画面
に読み込んだファイルの縫パラメータを含む文字列のレ
イアウト表示を行う。
【0055】本発明によれば、以前に設定した文字列の
ファイルに保存された文字列の縫パラメータ等のレイア
ウトを利用して、保存されたファイルを呼び出し、個人
名等を入れ換えるだけの操作で、以前に設定したのと同
じレイアウトで刺しゅうが可能となる。
【0056】例えば、図18に示すようにユーザーディ
スクFDuから所望のファイルを呼び出し、前記した方
法で図19に示すように「B」を「A」にかえることに
より、以前に設定したのと同じレイアウトで刺しゅうを
行うことが可能となる。また更に、「山田」を「高橋」
にかえることにより、以前に設定したのと同じレイアウ
トで刺しゅうを行うことが可能となる。
【発明の効果】以上のように本発明によれば、制服等に
会社名や学校名等の団体名等、それに対する所属や学年
等の所属名等と、個人名等を刺しゅうする場合に、刺し
ゅう機の使用者は、以前に設定した文字列のファイルに
保存された文字列の縫パラメータ等のレイアウトを利用
して、保存されたファイルを呼び出し、個人名等を入れ
換えるだけの操作で、以前に設定したのと同じレイアウ
トで刺しゅうが可能となり、刺しゅう機の稼働率を上げ
ることができ、初心者でも適切な文字バランスおよび安
定した文字品質で刺しゅうを行えるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図17は本発明の実施例に係り、
【図1】  刺
しゅう機の制御の機能ブロック図
【図2】  刺しゅう
機の制御のメインのプログラムのフローチャート
【図3】  文字コード編集のサブーチンのフローチャ
ート
【図4】  パラメータ設定のサブーチンのフローチャ
ート
【図5】  文字データ読み込みのサブーチンのフロー
チャート
【図6】  ファイル処理のサブーチンのフローチャー
【図7】  メモリRAMの文字コードテーブル
【図
8】  メモリRAMの文字属性テーブル
【図9】  
メモリRAMの圧縮データバッファ
【図10】  メモ
リRAMの圧縮データへのポインタテーブル
【図11】  メモリRAMの縫パラメータエリア
【図
12】  文字編集時の表示画面
【図13】  ファイル読み込み時の状態を示す表示画
【図14】  ファイル名を表示した状態を示す表示
画面
【図15】  刺しゅう機の外観斜視図
【図16】
  刺しゅう機のキーパネル部を示す図
【図17】  
刺しゅう機の制御回路のブロック図
【図18】  ユー
ザーディスクから目的のファイルを読み込んだ時の表示
画面
【図19】  編集処理により、「B」を「A」に書き
換えた状態の表示画面
【図20】  編集処理により、更に「山田」を「高橋
」に書き換えた状態の表示画面
【符号の説明】
10      刺しゅう機 11      刺しゅう枠 FDn    第1の記憶手段としてのデータディスク
FDu    第2の記憶手段としてのユーザーディス
クRAM    第3の記憶手段 A9(B1〜B5ステップ)      文字コード編
集手段A10(C1、C2ステップ)    縫パラメ
ータ設定手段 A11(D1〜D13)    文字データ読み込み手
段A12(E1〜E19)    ファイル処理手段E
10    並べ替え表示手段 E19    レイアウト表示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縫目形成機構を備え、針上下動に同期して
    圧縮データから展開された刺しゅうデータを読み出し、
    該刺しゅうデータに基づき刺しゅう枠を逐次X−Y制御
    して縫目を形成し刺しゅうを行う刺しゅう機において、
    所望の文字の選択、削除等を行う文字コード編集手段と
    、選択される各文字に縫パラメータを設定する縫パラメ
    ータ設定手段と、前記文字コード編集手段と縫パラメー
    タ設定手段により指定された各文字に対する圧縮データ
    を多数の英数字等の文字の圧縮データが記憶されている
    第1の記憶手段から第3の記憶手段に読み込む文字デー
    タ読み込み手段と、文字列の個々の文字の圧縮データと
    、文字サイズ、文字配列等の縫パラメータ等含む文字列
    データをファイル名を付けて第2の記憶手段に保存し、
    必要に応じて前記第3の記憶手段に読み込むと共に前記
    第2の記憶手段に保存されている複数のファイル名をア
    スキーコード順に並べ替えて表示する並べ替え表示手段
    および所望のファイルを選択記憶すると、ファイル保存
    時と同じ状態で文字列および各文字の縫パラメータを表
    示するレイアウト表示手段とからなるファイル処理手段
    とを備えてなり、文字入れ換えを可能にしたことを特徴
    とする刺しゅうミシン。
  2. 【請求項2】縫目形成機構を備え、針上下動に同期して
    圧縮データから展開された刺しゅうデータを読み出し、
    該刺しゅうデータに基づき刺しゅう枠を逐次X−Y制御
    して縫目を形成し刺しゅうを行う刺しゅう機において、
    文字コード編集手段により所望の文字の選択、削除等を
    行い、縫パラメータ設定手段により選択される各文字に
    縫パラメータを設定し、文字データ読み込み手段により
    前記文字コード編集手段と縫パラメータ設定手段により
    指定された各文字の圧縮データを多数の英数字等の文字
    の圧縮データが記憶されている第1の記憶手段から第3
    の記憶手段に読み込み、ファイル処理手段により文字列
    の個々の文字の圧縮データと、文字サイズ、文字配列等
    の縫パラメータ等含む文字列データをファイル名を付け
    て第2の記憶手段に保存し、該第2の記憶手段に保存さ
    れている複数のファイル名を並べ替え表示手段によりア
    スキーコード順に並べ替えて表示し、所望のファイルを
    選択記憶すると、レイアウト表示手段によりファイル保
    存時と同じ状態で文字列および各文字の縫パラメータを
    表示し、必要に応じて前記第3の記憶手段に読み込むと
    ことにより、文字入れ換えを可能にしたことを特徴とす
    る刺しゅうミシンの制御方法。
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