JPH10215234A - ディジタル音声放送受信機 - Google Patents

ディジタル音声放送受信機

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JPH10215234A
JPH10215234A JP9018592A JP1859297A JPH10215234A JP H10215234 A JPH10215234 A JP H10215234A JP 9018592 A JP9018592 A JP 9018592A JP 1859297 A JP1859297 A JP 1859297A JP H10215234 A JPH10215234 A JP H10215234A
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雅啓 辻下
Masayuki Ishida
雅之 石田
Kenichi Taura
賢一 田浦
Tadatoshi Okubo
忠俊 大久保
Masakazu Morita
正和 森田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OFDM伝送方式を用いるディジタル音声放
送では、受信機に高い同調精度が要求され、同時に放送
周波数のオフセットに対応するための周波数制御を行う
ことが要求される。この発明は、周波数ずれによる他キ
ャリアからの漏れの影響が少ない位相誤差信号が得られ
るディジタル音声放送受信機を得る。 【解決手段】 差動復調器11のデータから位相誤差検
出器12bで位相誤差を検出し、平均値処理部21で位
相誤差の平均値を求め、メモリ19に位相誤差検出器1
2bの出力の各キャリアの位相誤差を記憶し、位相誤差
補正部23aでメモリ19に記憶した位相誤差のうち平
均値と符号が逆の位相誤差を除外して再度位相誤差の平
均値を求め、他のキャリアからの漏れの影響が少ない位
相誤差信号が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各キャリアが差動
位相変調されOFDM(Orthogonal Frequency Divisio
n Multiplexing:直交周波数多重変調)変調されたディ
ジタル音声放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチパス、フェージングなど電波伝播
の問題の影響を強く受ける移動体に対し、ディジタルデ
ータを伝送可能とする方式として、OFDM(Orthogon
al Frequency Division Multiplexing:直交周波数多重
変調)伝送方式が知られており放送への利用が進められ
ている。その代表的なものがITU−R勧告BS.77
4に記載されるディジタル音声放送方式(以下、DAB
(Digital Audio Broadcasting)と記す)である。
【0003】図16はディジタル音声放送受信機のブロ
ック図である。図において、1はアンテナ、2はRF増
幅器、3は周波数変換器(MIX)、4は局部発振器
(LO)、5は中間周波増幅器(IF AMP)、6は
直交復調器(DEMOD)、7はA/D変換器、8は同
期信号検出器(同期検出)、9は同期制御手段、10は
複素離散フーリエ変換処理(以下、「DFT」という)
手段、11は差動復調器、12は位相誤差検出器、13
は周波数同調制御手段、14はビタビ復号器、15はM
PEG音声デコーダ、16はD/A変換器、17は音声
増幅器、18はスピーカである。
【0004】以上のように構成された受信機において、
アンテナ1にて受信された放送波は、RF増幅器2にお
いて増幅、周波数変換器3にて周波数変換、中間周波増
幅器5にて隣接チャンネル波など不要成分の除去および
増幅、直交復調器6にて検波が行われ、ベースバンド信
号としてA/D変換器7に与えられる。
【0005】A/D変換器7によりサンプリングされた
信号は、DFT手段10にてDFTが行われ、4相位相
変調(QPSK)された各伝送キャリアの位相が検出さ
れる。続く差動復調器11では、時間的に隣接する2伝
送シンボルの同一キャリアの変調位相を比較し、この間
の位相推移を出力する処理(差動復調)が行われ、差動
復調されたデータは、送信側にて変調を行う際のキャリ
ア順序規則に従い、順次ビタビ復号器14に出力され
る。
【0006】ビタビ復号器14では、送信側にて行われ
る複数伝送シンボルにまたがる時間インターリーブの解
除を行うとともに、畳み込み符号化して伝送されたデー
タの復号を行い、この際、伝送路で発生するデータの誤
り訂正が行われる。
【0007】MPEG音声デコーダ15は、ISO/M
PEG1レイヤー2の規定に従い、ビタビ復号器14か
ら出力される圧縮されたDAB放送音声データを伸張し
てD/A変換器16に与える。D/A変換器16にてア
ナログ変換された音声信号は、増幅器17をとおしてス
ピーカ18より再生される。
【0008】ここで、同期信号検出器8は、DABの伝
送信号中に含まれるフレーム同期信号の内、ヌルシンボ
ル(信号なしの期間)をエンベロープ検波により検出す
るものであり、この出力は、同期制御手段9を通してD
FT手段10にて行われるDFTが正しく信号の伝送フ
レームおよび各シンボルに同期して行われるためのタイ
ミング信号となる。
【0009】位相誤差検出器12は、差動復調器11よ
り出力される各キャリアの位相データの本来の位相点か
らの誤差を検出するものである。すなわち、DABで
は、直交復調器6に与えられる信号の周波数が正しい場
合には、差動復調器11より出力される各キャリア対応
の差動復調データの位相は、ほぼπ/4、3・π/4、
5・π/4、7・π/4の位相のいずれかとなる。そこ
で各キャリア対応のデータを4乗して2πに対する余剰
をとると、この値は元のデータに誤差がない場合はπ、
元のデータに位相誤差がある場合にはその4倍の値にな
ることから、位相誤差検出を行う。実際には、位相誤差
検出器12では、多数キャリアのデータについて上記操
作を行い、その結果を平均化することで検出の精度を向
上する。
【0010】このようにして求めた位相誤差εは、差動
復調器11の出力であるため、このときの信号周波数の
誤差ζとの間に式(1)の関係を持つ。 ζ=ε/T ……(1) ここで、Tはガードインターバルを含むシンボル期間で
ある。周波数同調制御手段13は、この位相誤差εが小
さくなるよう局部発振器4の周波数を制御することで、
周波数変換器3から出力される中間周波信号の周波数を
制御して直交復調器6から与えられるベースバンド信号
の周波数誤差ζを0に近づけるよう動作する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】既に説明したように、
DAB信号は多数のキャリアから構成されている。各キ
ャリアを分離するためDFTは、図17に示す出力特性
を有しており、周波数が正しく引き込まれている場合
は、他キャリアからの成分は漏れてこない。ところが、
周波数が正しく引き込まれていないと図18に示すよう
に他キャリアからの成分が漏れてくる。
【0012】ここで、周波数ずれがあっても他キャリア
からの漏れがないとすれば、隣接したキャリアs1とs
2は式(2)で表せる。 s1=exp{j(2π(f0+Δf−n・fcc)t} s2=exp{j(2π(f0+Δf−n・fcc) (t+tsym)+θn)}……(2) 但し、 f0:送信周波数 Δf:周波数ずれ n:キャリア番号 fcc:キャリアの周波数間隔 tsym:1シンボルの期間 θn:(2N+1)π/4 、Nは任意の整数 である。
【0013】よって、隣接するシンボルの同一キャリア
の(2・N+1)π/4からの位相誤差は式(3) θ=Δf・tsym ……(3) で表せ、周波数ずれに比例することがわかる。
【0014】ところが、実際には周波数がずれると他キ
ャリアからの漏れ、例えば−80Hzの周波数があると
図19に示すような差動復調データに大きなばらつきが
でる。ここで、差動復調のデータは0〜π/2、π/2
〜π、π〜3π/2、3π/2〜2πの4つの象限にわ
かれるが、図19のように隣の象限に入り込むデータが
生じ、隣の象限に変化したデータは符号が反対で大きな
位相誤差になる。位相誤差検出器における平均化処理に
は、この位相誤差の符号が逆の誤ったデータも用いてい
るので、その結果、真の値より小さくなる。
【0015】また、周波数のずれが大きいほど他キャリ
アからの成分の漏れも大きくなるのでばらつきが大きく
なり、更に、隣の象限に近いデータになるため、上記の
誤差が生じやすい。このため、周波数ずれと位相誤差の
平均値は図20に示すように、70Hz程度の周波数ず
れから位相誤差が小さくなり、周波数ずれと平均位相誤
差が比例しなくなる。このため、周波数ずれが大きいと
周波数の引き込みに時間がかかると言う問題があった。
【0016】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたもので、周波数ずれによる位相誤差のばらつきの影
響を受けない局部発振器の周波数制御手段を備えたディ
ジタル音声放送受信機を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるディジ
タル音声放送受信機は、アンテナから入力したDAB信
号をDFTでOFDM復調し、差動復調器で連続したシ
ンボル間の同一キャリアの位相差を計算し、位相誤差検
出器で第N象限の差動復調データに対し(2N−1)π
/4ラジアンからのずれを位相差として検出し、平均値
処理部で各キャリアの位相誤差を平均し、符号判定部で
位相誤差の符号を検出し、符号判定部の結果に応じて、
位相誤差補正部で隣接キャリアに変化したデータの影響
を排除することで位相誤差を補正し、補正した位相誤差
で局部発振器の周波数を制御する。
【0018】この発明にかかるディジタル音声放送受信
機は、アンテナから入力したDAB信号をDFTでOF
DM復調し、差動復調器で連続したシンボル間の同一キ
ャリアの位相差を計算し、位相誤差検出器で第N象限の
差動復調データに対し(2N−1)π/4ラジアンから
のずれを位相差として検出し、平均値処理部で各キャリ
アの位相誤差を平均し、符号判定部で位相誤差の符号を
検出し、符号判定部の結果に応じて位相誤差補正部で隣
接キャリアに変化したデータを復元して局部発振器の周
波数を制御する。
【0019】また、アンテナから入力したDAB信号を
DFTでOFDM復調し、差動復調器で連続したシンボ
ル間の同一キャリアの位相差を計算し、位相回転部で第
N象限の差動復調データに対し(2N−1)π/4ラジ
アンの位相回転を行い、虚数部符号判定部で位相回転後
のデータの虚数部の符号を判定し、虚数部の符号が同じ
データのみで加算し、位相誤差検出器で隣接キャリアに
変化したデータの影響を排除し位相誤差を検出し、局部
発振器の周波数を制御する。
【0020】また、アンテナから入力したDAB信号を
DFTでOFDM復調し、差動復調器で連続したシンボ
ル間の同一キャリアの位相差を計算し、位相回転部で第
N象限の差動復調データに対し(2N−1)π/4ラジ
アンの位相回転を行い、虚数部符号判定部で位相回転後
のデータの虚数部の符号を判定し、虚数部の符号が同じ
データのみで加算し、位相誤差検出器で隣接キャリアに
変化したデータを復元し局部発振器の周波数を制御す
る。
【0021】また、アンテナから入力したDAB信号を
DFTでOFDM復調し、差動復調器で連続したシンボ
ル間の同一キャリアの位相差を計算し、位相誤差検出器
で第N象限の差動復調データに対し(2N−1)π/4
ラジアンからのずれを位相差として検出し、平均値処理
部で各キャリアの位相誤差を平均し、差動復調器の出力
データから他キャリアからの漏れの大小を判断し、位相
誤差補正部で他キャリアからの漏れが大きいとき、位相
誤差補正部で位相誤差の平均値を補正局部発振器の周波
数を制御する。
【0022】また、アンテナから入力したDAB信号を
DFTでOFDM復調し、差動復調器で連続したシンボ
ル間の同一キャリアの位相差を計算し、位相誤差検出器
で第N象限の差動復調データに対し(2N−1)π/4
ラジアンからのずれを位相誤差として検出し、平均値処
理部で各キャリアの位相誤差を平均し、ばらつき判定部
で差動復調データのばらつきを検出し、ばらつきが大き
いとき位相誤差の平均値に補正を施し局部発振器の周波
数を制御する。
【0023】また、アンテナから入力したDAB信号を
DFTでOFDM復調し、差動復調器で連続したシンボ
ル間の同一キャリアの位相差を計算し、位相誤差検出器
で第N象限の差動復調データに対し(2N−1)π/4
ラジアンからのずれを位相差として検出し、平均値処理
部で各キャリアの位相誤差を平均し、傾き検出部で位相
誤差の大きさの傾きを検出し、傾きが収束方向にないと
き位相誤差の平均値に補正を施し、補正した位相誤差で
局部発振器の周波数を制御する。
【0024】
【発明の実施の形態】請求項1の発明に係るディジタル
音声放送受信機においては、位相誤差補正部は、位相誤
差の平均値の符号と異なる位相誤差は差動復調データの
位相が差が±π/2を越えたため隣の象限のデータとし
て扱われ、データが誤っていると判断し、位相誤差の平
均値の符号と一致した位相誤差のみで平均処理をし位相
誤差を補正する。
【0025】また、請求項2の発明に係るディジタル音
声放送受信機においては、位相誤差補正部の位相誤差の
復元は、位相誤差の符号が平均値と異なる場合には差動
復調データが±π/2を越えたため隣の象限のデータと
して扱われたと考え、位相誤差をθとすると、位相誤差
が正の場合θ−π/2、負の場合θ+π/2の補正を施
す。
【0026】また、請求項3の発明に係るディジタル音
声放送受信機においては、位相誤差補正部は正の虚数部
と負の虚数部の絶対値が小さい方は位相誤差が±π/2
以上なので隣の象限のデータとして扱われ符号が誤った
と考えられるので、絶対値が大きい方の虚数部/実数部
のみを計算し位相誤差とする。
【0027】また、請求項4の発明に係るディジタル音
声放送受信機においては、位相誤差補正部は、虚数部が
正の虚数部/実数部と虚数部が負の虚数部/実数部を計
算し、正の虚数部と負の虚数部の絶対値の大きい方はそ
のままで位相誤差1とする。また小さい方は位相誤差が
±π/2を越えたため隣の象限のデータとして扱われ、
符号が誤っていると考えられる。そこで、位相誤差をθ
とすると、虚数部が正の場合θ−π/2、負の場合θ+
π/2の補正を施し、もとの位相誤差に復元し位相誤差
2とし、位相誤差1と位相誤差2の平均を位相誤差とし
て用いる。
【0028】また、請求項5の発明に係るディジタル音
声放送受信機においては、位相補正部は他キャリアから
の漏れが大きくなると位相誤差は他キャリアからの漏れ
により真の値より小さくなっているので、例えば位相誤
差を増加する処理を施す。
【0029】また、請求項6の発明に係るディジタル音
声放送受信機においては、漏れ成分判定部は周波数ずれ
が大きい程、DFT結果に他キャリアからの漏れが多く
なり位相にも影響がでる。影響の受け方は近くのキャリ
アとの位相差が±π/2ラジアンのとき大きくなるが、
隣のキャリアがどのような位相差になるかは1通りでは
ない。このため他キャリアからの漏れも変化する。その
ため、差動復調した結果も図19の様にバラツキが生じ
る。他キャリアからの漏れが大きい程バラツキが大きく
なるので、データのバラツキを計算して他キャリアから
の漏れの大小を判断する。
【0030】また、請求項7の発明に係るディジタル音
声放送受信機においては、漏れ成分判定部は、他キャリ
アからの漏れが大きい領域と小さい領域では周波数ずれ
対位相誤差の傾きの符号が逆になっていることを用い
る。まず、局部発振器に位相誤差が0に近づくようにフ
ィードバックをかけているので、他キャリアからの漏れ
が小さい領域では位相誤差の大きさは小さくなる。しか
し、周波数もれが大きい領域では、実際は位相誤差は小
さくなっていても、他キャリアの漏れ成分の影響が小さ
くなり真の位相誤差に近づくため、見かけ上大きくな
る。そこで、次式 Δθ=(今回の位相誤差の平均値の絶対値)−(前回の
位相誤差の平均値の絶対値) で他キャリアからの漏れを検出し、前回の位相誤差と今
回の位相誤差の符号が同じ場合は、真の位相誤差は0に
近づいている過程と考えられるので、Δθが正の場合、
他キャリアからの漏れにより位相誤差が真の値より小さ
くなっている領域にいると判断できる。
【0031】以下、この発明をその実施の形態を示す図
面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1を示すブロ
ック構成図である。図において、1はアンテナ、2はR
F増幅器、3は周波数変換器(MIX)、4は局部発振
器(LO)、5は中間周波増幅器(IF AMP)、6
は直交復調器(DEMOD)、7はA/D変換器、8は
同期信号検出器(同期検出)、9は同期制御手段、10
はDFT手段、11は差動復調器、12bは差動復調器
11の各キャリアの(2N−1)π/4からの位相誤差
を検出する位相誤差検出器、13は周波数同調制御手
段、14はビタビ復号器、15はMPEG音声デコー
ダ、16はD/A変換器、17は音声増幅器、18はス
ピーカ、19は位相誤差検出器12bの出力を蓄えてお
くメモリ、21は位相誤差検出器12bの出力の平均値
を計算する平均値処理部、22aは平均値処理部12b
の出力の符号を判定する符号判定部、23aは符号判定
部の結果から位相誤差の誤りを判定して、誤っている場
合には除外して位相誤差を補正する位相誤差補正部であ
る。
【0032】アンテナ1で受信したデータは、RF増幅
器2、周波数変換器3、中間周波増幅器5、直交復調器
6、A/D変換器7を通り、DFT手段10で複素離散
フーリエ変換処理される。DFT手段10で復調された
信号を差動復調器11で差動復調する。ここで局部発振
器4の発振周波数がずれていると、1シンボルの期間で
所定以上の位相回転がおこる。
【0033】このため、隣接シンボル間の差動復調デー
タの位相は(2N−1)π/4からずれる。位相誤差検
出器12bはこの各キャリアの位相誤差θiを計算し、
メモリ19はθiを記憶する。また、位相誤差検出器1
2bで検出した位相誤差の平均処理を平均値処理部21
で行う。この処理は隣の象限に変化したデータも含まれ
るので、計算した値は真の位相誤差より小さくなる。し
かし、図20からその符号は変化しないと考えられる。
位相誤差補正部23aはメモリ19の位相誤差データの
なかで、符号判定部22aが判定した平均値と符号が同
じデータのとき、制御部24がスイッチ26をオンに
し、平均値処理部27で位相誤差検出部25から入力さ
れる位相誤差の平均値を計算する。
【0034】図2は位相誤差補正部23aにおける処理
のフローチャートで、100で初期設定を行い、101
で位相誤差の平均値の符号とi番目の位相誤差の符号が
同じか否かを判断し、同じ場合は102で位相誤差θi
を加算し、加算したキャリア数nを1加え、異なる場合
は103でiを更新し、104でiが最後のデータに対
応した値より大きい場合データの終わりと判断して10
5で平均値の計算を行う。この処理により、隣の象限に
変化したデータの影響をうけることなく位相誤差を検出
できる。
【0035】図3は従来例と実施の形態1の差動復調デ
ータの周波数ずれによる位相差を測定した結果を示す図
であり、実施の形態1では大きな周波数ずれまで、ほぼ
周波数ずれに比例した位相誤差が検出でき、周波数同調
制御手段13は、局部発振器4の周波数をこの位相誤差
に比例した周波数分だけ変更する。
【0036】実施の形態2.図4は本発明の実施の形態
2を示すブロック構成図で、図1と同一符号はそれぞれ
同一または相当部分を示している。図において、23a
は符号判定部の結果に応じ位相誤差の誤りを検出し誤っ
ている場合は復元する位相誤差補正部で、制御部24
b.位相誤差検出部25,スイッチ26b,平均値処理
部27および位相誤差復元部28で構成されている。
【0037】アンテナ1から符号判定部22aまでは、
実施の形態1と同じであるので、説明を省略する。実施
の形態1における位相誤差補正部23aでは、符号判定
部22aの出力と符号の異なる位相誤差データは用いな
かったが、実施の形態2では符号の異なる位相誤差デー
タを用いる点が異なる。すなわち、制御部24bは、メ
モリ19の位相誤差データの符号が符号判定部22aで
判定された平均値の符号と同じ場合はスイッチ26bを
平均値処理部27側に接続し、符号が異なる場合は位相
誤差復元部28側に接続する。位相誤差復元部28は、
位相データθi≧0のときはθi←θi−π/2、θi
<0のときはθi←θi+π/2の処理を行い、平均値
処理部27に出力する。平均値処理部27は、入力され
た位相誤差の平均値を計算する。
【0038】図5は、位相誤差補正部23bにおける処
理のフローチャートで、θave は位相誤差の平均値、θ
ave’は位相誤差の平均値の補正値、θiはi番目のキ
ャリアの位相誤差である。まず100bで初期設定を
し、101で位相誤差の平均値θave とi番目の位相誤
差θiの符号が一致する場合は102の処理を行い、そ
うでない場合は106でi番目の位相誤差θi が正か否
かを判断し、正の時はπ/2進んだ象限のデータが変化
したと考えられるので、107でπ/2進んだ位相を基
準にして位相誤差を補正し、負の場合はπ/2遅れた象
限のデータが変化したと考えられるので、108でπ/
2遅れた位相を基準にして位相誤差を補正する。この後
102で位相誤差の平均の和の計算とキャリア番号iの
更新を行い、103でiがデータ数より大きくなると終
わりとし、104で平均値計算を行い、周波数同調制御
手段13に出力する。
【0039】これにより、大きな周波数ずれまで、ほぼ
周波数ずれに比例した位相誤差が検出でき、周波数同調
制御手段13は、局部発振器4の周波数をこの位相誤差
に比例した周波数分だけ変更する。
【0040】なお、位相誤差検出は、第N象限のデータ
を−(2N−1)π/4ラジアンの回転を加えた後、虚
数部/実数部で近似しても良い。
【0041】実施の形態3.図6は本発明の実施の形態
3を示すブロック構成図で、図1と同一符号はそれぞれ
同一または相当部分を示している。図において、23c
は位相誤差補正部で、比較部34,スイッチ35および
割り算部36で、構成されている。29は差動復調器1
1の各キャリアのN象限のデータを(2N−1)π/4
からの位相誤差を検出する位相回転部、30は位相回転
部29の出力の位相誤差の虚数部の符号を判定する虚数
部符号判定部、31は位相回転部29の出力を虚数部符
号判定部30の判定結果に基づいて切り替えるスイッ
チ、32と33はスイッチ31に接続された加算器であ
る。
【0042】アンテナ1からスピーカ18までの動作
は、実施の形態1と同じであるので、説明を省略する。
DFT手段10で復調された信号を差動復調器11で差
動復調する。ここで局部発振器4の発振周波数がずれて
いると、1シンボルの期間で所定以上の位相回転がおこ
る。このため差動復調データの位相は(2N−1)π/
4からずれる。位相回転部29は差動復調データの出力
を−(2N−1)π/4ラジアン回転させる。この操作
後の正の実軸からの位相ずれが位相誤差になる。
【0043】以下、図7のフローチャートに従って動作
を説明する。まず、200で初期設定し、201でキャ
リアを設定する。次に、虚数部符号判定部30は202
で位相回転部29の出力データの虚数部の符号を判定し
てスイッチ35を切り替え、正の場合は204で虚数部
符号判定部30の出力が加算器32へ接続されて204
の計算を行い、負の場合は、加算器33へ接続されて2
03の計算を行う。
【0044】次に、205でデータが終わりと判断する
と、位相誤差補正部23cの比較部34は206で加算
器32と加算器33の出力のうち虚数部の絶対値の大き
さを比較して負の虚数部が大きいときはスイッチ35を
加算器33へ接続して207で虚数部/実数部(Imm
/Rem)の計算を割り算部36で行う。また正のとき
はスイッチ35を加算器33へ接続して208で虚数部
/実数部(Imp/Rep)の計算を割り算部36で行
い、位相誤差として周波数同調制御手段13に出力す
る。これにより、他キャリアからの漏れにより隣の象限
のデータに変化した差動復調データの影響を受けること
なく、局部発振器4の制御ができる。
【0045】実施の形態4.図8は本発明の実施の形態
4を示すブロック構成図で、図6と同一符号はそれぞれ
同一または相当部分を示している。図において、23d
は位相誤差補正部で、比較部34,割り算部37,3
8,切り替え部39,平均部40および復元部41で構
成されている。
【0046】アンテナ1からスイッチ31までの動作
は、実施の形態3と同じであるので、説明を省略する。
加算器32は虚数部の符号が正の場合の複素データを加
算し、加算器33は虚数部の符号が負の場合の複素デー
タを加算する。割り算部37は加算器32の虚数部/実
数部を、割り算部38は加算器33の虚数部/実数部を
計算する。切り替え部29は、虚数部の絶対値が大きい
方の割り算部の出力を平均部40に、小さいほうを復元
部41に入力し、位相補正後に入力する。
【0047】図9にフローチャートを示す。図9に示し
た200から205までの処理は、実施の形態3の図7
に示したフローチャートと同一であるので、説明は省略
する。206では、虚数部が正の場合、割り算部37は
虚数部/実数部を計算し、虚数部が負の場合、割り算部
38は虚数部/実数部を計算する。次に、比較部34
は、207で加算器32と33の虚数部の絶対値を比較
し、もし加算器33の負の虚数部の絶対値が大きいとき
は、加算器32の虚数部で計算したθavepが誤っている
ので209の処理で復元する。また、207で正の虚数
部(加算器32の虚数部)の絶対値が、加算器33の虚
数部の絶対値より大きい場合は、θavemを213の処理
を行って補正する。平均部40は、誤りと判断されなか
った位相誤差と復元した位相誤差の平均処理を214で
行い、位相誤差として周波数同調制御手段13に出力す
る。
【0048】これにより、他キャリアからの漏れにより
隣の象限のデータに変化した差動復調データの影響を受
けることなく、局部発振器4の制御ができる。
【0049】実施の形態5.図10は本発明の実施の形
態5を示すブロック構成図で、図1と同一符号はそれぞ
れ同一または相当部分を示している。図において、12
cは差動復調器11の各キャリアの(2N−1)π/4
からの位相誤差の平均値を検出する位相誤差平均値検出
器、42は差動復調器11に接続された他キャリアの漏
れの大きさを推定する漏れ成分判定部、23eは漏れ成
分判定部42に接続され、漏れ成分の大きいとき位相誤
差の平均値を補正する位相誤差補正部である。
【0050】アンテナ1からスピーカ18までの動作
は、実施の形態1と同じであるので、説明を省略する。
DFT手段10で復調された信号を差動復調器11で差
動復調する。ここで局部発振器4の発振周波数がずれて
いると1シンボルの期間で所定以上の位相回転がおこ
る。このため差動復調データの位相は(2N−1)π/
4からずれる。位相誤差平均値検出器12cはこの位相
誤差の各キャリアの平均値を出力する。
【0051】以下、図11のフローチャートに従って説
明する。漏れ成分判定部42が300で他キャリアから
の漏れ成分が大きいと判断すると位相誤差補正部23e
が301で位相誤差の補正を行う。以下、301の処理
について説明する。θpは、ほぼ30度程度の値でキャ
リア漏れの影響があるときの位相誤差の最大値である。
ここでキャリア漏れの影響が大きいときの傾きは、小さ
いときの傾きの約2倍になっている。これと周波数ずれ
に対して位相誤差が比例することを考慮して、他キャリ
アからの漏れが大きい場合は式(4)で式(3)に近づ
くように補正する。 θ’=3・θp/2−θ/2 …… (4) 但し、θpは位相誤差平均値の理論的最大値 θ は平均処理手段の出力 θ’は補正した位相誤差 である。
【0052】この位相誤差を用いることにより、他キャ
リアからの漏れにより隣の象限のデータに変化した差動
復調データの影響を受けることなく、局部発振器4の制
御ができる。
【0053】また、式(4)に従わなくても、位相誤差
が増加する操作を加えても良い。例えば式(4)の係数
を変えたり、比較的大きな固定値(例えば他キャリアか
らの漏れがある場合の最大値のキャリア30度)に置き
換えても良い。
【0054】実施の形態6.図12は本発明の実施の形
態6を示すブロック構成図で、図10と同一符号はそれ
ぞれ同一または相当部分を示している。図において、4
3は差動復調器11に接続されデータのばらつきを計算
するばらつき検出部、23eは漏れ成分判定部に接続さ
れ、漏れ成分の大きいとき位相誤差の平均値を補正する
位相誤差補正部である。
【0055】アンテナ1からスピーカ18までの動作
は、実施の形態1と同じであるので、説明を省略する。
DFT手段10で復調された信号を差動復調器11で差
動復調する。ここで局部発振器4の発振周波数がずれて
いると、1シンボルの期間で所定以上の位相回転がおこ
る。このため、差動復調データの位相は(2N−1)π
/4からずれる。位相誤差平均値検出器12cはこの位
相誤差の各キャリアの平均値を出力する。
【0056】また、他キャリアからの漏れが大きいと差
動復調データもばらつく。そこで差動復調の信号のばら
つきσを次式で計算する。 σ=Σ{(Rei−Reave)2 +(Imi−Imave)2 }…(5) 但し Rei :i番目の差動データの実数部 Reave:実数部の平均値 Imi :i番目の差動データの虚数部 Imave:虚数部の平均値 である。
【0057】つぎに、位相誤差の動作を図13のフロー
チャートで説明する。302でばらつきσが定値より大
きいか否かを判断する。小さいときは他キャリアからの
成分の漏れが小さいと判断し、位相誤差の補正は行わな
い。
【0058】また、ばらつきσが設定値より大きいとき
301で補正する。301は実施の形態5と同様の処理
である。
【0059】この位相誤差を用いることにより、他キャ
リアからの漏れにより隣の象限のデータに変化した差動
復調データの影響を受けることなく、局部発振器4の制
御ができる。
【0060】また、式(4)に従わなくても、位相誤差
が増加する操作を加えても良い。例えば式(4)の係数
を変えたり、比較的大きな固定値(例えば他キャリアか
らの漏れがある場合の最大値のキャリア30度)に置き
換えても良い。
【0061】実施の形態7.図14は本発明の実施の形
態7を示すブロック構成図で、図10と同一符号はそれ
ぞれ同一または相当部分を示している。図において、4
4は位相誤差平均値検出器12cに接続され、位相誤差
の傾きの絶対値の時間変化を監視する傾き判定部、23
eは位相誤差平均値検出器12cおよび傾き判定部44
に接続された位相誤差補正部である。
【0062】アンテナ1からスピーカ18までの動作
は、実施の形態1と同じであるので、説明を省略する。
DFT手段10で復調された信号を差動復調器11で差
動復調する。ここで局部発振器4の発振周波数がずれて
いると、1シンボルの期間で所定以上の位相回転がおこ
る。このため差動復調データの位相は(2N−1)π/
4からずれる。位相誤差平均値検出器12cは、この位
相誤差の各キャリアの平均値を出力する。
【0063】次に傾き判定部44と位相誤差補正部23
eの動作を図15のフローチャートで説明する。303
は今回検出した位相誤差と前回の位相誤差の絶対値を比
較している。ここで、位相誤差が0に近づくよう局部発
振器4にフィードバックをかけているので、真の位相誤
差は今回の方が小さくなっている。
【0064】しかし、実際は図20からもわかるように
周波数ずれが大きくなり、他キャリアからの漏れ成分が
大きくなると、真の位相誤差よりも検出した位相誤差が
小さくなり、周波数ずれが0に近づくほど位相誤差より
大きくなる。それで、303の処理では、今回の位相誤
差が前回より大きくなった場合、他キャリアからの漏れ
成分が大きい領域にいると判断できるので、この場合3
01で実施の形態5と同様に式(4)の位相誤差の補正
を行う。
【0065】この位相誤差を用いることにより、他キャ
リアからの漏れにより隣の象限のデータに変化した差動
復調データの影響を受けることなく、局部発振器4の制
御ができる。
【0066】また、位相補正は式(4)に従わなくて
も、位相誤差が増加する操作を加えても良い。例えば式
(4)の係数を変えたり、比較的大きな固定値(例えば
他キャリアからの漏れがある場合の最大値のキャリア3
0度)に置き換えても良い。
【0067】
【発明の効果】この発明によれば、他キャリアからの漏
れにより隣接キャリアに変化した差動復調出力データか
ら計算した位相誤差を除外しているので、周波数ずれに
よる位相誤差が小さくならず周波数の引き込み時間を短
くできる。
【0068】また、他キャリアからの漏れにより隣接キ
ャリアに変化した差動復調出力データから計算した位相
誤差を補正して用いるので、周波数ずれによる位相誤差
が小さくならず、かつ平均ポイント数が減らず位相誤差
のばらつきが大きくなることなく周波数の引き込み時間
を短くできる。
【0069】また、他キャリアからの漏れにより隣接キ
ャリアに変化した差動復調出力データを除外した後、位
相誤差を求めるので、周波数ずれによる位相誤差が小さ
くならず周波数の引き込み時間を短くできる。
【0070】また、他キャリアからの漏れにより隣接キ
ャリアに変化した差動復調出力データを除外した後、位
相誤差を求めるので、周波数ずれによる位相誤差が小さ
くならず平均ポイント数も減少しないので、位相誤差の
平均値のばらつきを大きくすることなく周波数の引き込
み時間を短くできる。
【0071】また、漏れ成分を差動復調出力から判断
し、既に計算した位相誤差の平均値をほぼ周波数ずれに
比例する直線の値に補正するので、周波数の引き込み時
間を短くできる。
【0072】また、位相誤差が時間が経過すると大きく
なる領域では他キャリアからの漏れを検出し、既に計算
した位相誤差の平均値をほぼ周波数ずれに比例する直線
上の値に補正するので、引き込み時間を短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるディジタル音
声放送受信機の構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1の位相誤差補正部のフローチャ
ートである。
【図3】 実施の形態1の周波数ずれ対位相誤差の測定
結果である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるディジタル音
声放送受信機の構成を示すブロック図である。
【図5】 実施の形態2の位相誤差補正部のフローチャ
ートである。
【図6】 この発明の実施の形態3によるディジタル音
声放送受信機の構成を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態3の位相誤差補正部のフローチャ
ートである。
【図8】 この発明の実施の形態4によるディジタル音
声放送受信機の構成を示すブロック図である。
【図9】 実施の形態4の位相誤差補正部のフローチャ
ートである。
【図10】 この発明の実施の形態5によるディジタル
音声放送受信機の構成を示すブロック図である。
【図11】 実施の形態5の漏れ成分判定部と位相誤差
補正部のフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態6によるディジタル
音声放送受信機の構成を示すブロック図である。
【図13】 実施の形態6の漏れ成分判定部と位相誤差
補正部のフローチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態7によるディジタル
音声放送受信機の構成を示すブロック図である。
【図15】 実施の形態7の傾き判定部と位相誤差補正
部のフローチャートである。
【図16】 従来のディジタル音声放送受信機を示すブ
ロック図である。
【図17】 周波数ずれがない場合のDFTの概念図で
ある。
【図18】 周波数ずれがある場合のDFTの概念図で
ある。
【図19】 周波数ずれによる他キャリアからの漏れに
よる差動復調データ計算値を示す図である。
【図20】 他キャリアからの漏れによる周波数ずれ対
位相誤差の計算値を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 RF増幅器(RF)、3 周波数変
換器(MIX)、4 局部発振器(LO)、5 中間周
波増幅器(IF AMP)、6 直交復調器(DEMO
D)、7 A/D変換器、8 同期信号検出器、10
複素離散フーリエ変換処理(DFT)手段、11 差動
復調器、12b 位相誤差検出器、12c 位相誤差平
均値検出器、13 周波数同調制御手段、14 ビタビ
復号器、15 MPEG音声デコーダ、16 D/A変
換器、17 音声増幅器、18 スピーカ、19 メモ
リ、21,27 平均値処理部、22a 符号判定部、
23a〜23e 位相誤差補正部、24 制御部、25
位相誤差検出部、26,31,35 スイッチ、28
位相誤差復元部、29 位相回転部、30虚数部符号
判定部、32,33 加算器、34 比較部、36〜3
8 割り算部、39 切り替え部、40 平均部、41
復元部、42 漏れ成分判定部、43 ばらつき検出
部、44 傾き判定部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】ここで、周波数ずれがあっても他キャリア
からの漏れがないとすれば、隣接したキャリアs1とs
2は式(2)で表せる。 s1=exp{j(2π(f0+Δf−n・fcc)t} s2=exp{j(2π(f0+Δf−n・fcc) (t+tsym)+θc+θn)}……(2) 但し、 f0:送信周波数 Δf:周波数ずれ n:キャリア番号 fcc:キャリアの周波数間隔 tsym:1シンボルの期間 θn:(2N+1)π/4 、Nは任意の整数θc:2π(f0−n・fcc)・tsym である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】このため、隣接シンボル間の差動復調デー
タの位相は(2N−1)π/4からずれる。位相誤差検
出器12bはこの各キャリアの位相誤差θiを計算し、
メモリ19はθiを記憶する。また、位相誤差検出器1
2bで検出した位相誤差の平均処理を平均値処理部21
で行う。この処理は隣の象限に変化したデータも含まれ
るので、計算した値は真の位相誤差より小さくなる。し
かし、図20からその符号は変化しないと考えられる。
位相誤差補正部23aはメモリ19の位相誤差データの
なかで、符号判定部22aが判定した平均値と符号が同
じデータのとき、制御部24がスイッチ26をオンに
し、平均値処理部27でメモリ19から入力される位相
誤差の平均値を計算する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 アンテナ、2 RF増幅器(RF)、3 周波数変
換器(MIX)、4 局部発振器(LO)、5 中間周
波増幅器(IF AMP)、6 直交復調器(DEMO
D)、7 A/D変換器、8 同期信号検出器、10
複素離散フーリエ変換処理(DFT)手段、11 差動
復調器、12b 位相誤差検出器、12c 位相誤差平
均値検出器、13 周波数同調制御手段、14 ビタビ
復号器、15 MPEG音声デコーダ、16 D/A変
換器、17 音声増幅器、18 スピーカ、19 メモ
リ、21,27 平均値処理部、22a 符号判定部、
23a〜23e 位相誤差補正部、24 制御部、2
6,31,35 スイッチ、28 位相誤差復元部、2
9 位相回転部、30 虚数部符号判定部、32,33
加算器、34 比較部、36〜38 割り算部、39
切り替え部、40 平均部、41 復元部、42 漏
れ成分判定部、43 ばらつき検出部、44 傾き判定
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 忠俊 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 森田 正和 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチキャリア伝送方式ディジタル放送
    に対応し、受信信号の周波数シフトに用いる局部発振器
    と、 前記局部発振器で周波数シフトされた信号を複素離散フ
    ーリエ変換する複素フーリエ変換部と、 連続したシンボルの同一キャリアの位相差を検出する差
    動復調部と、 前記差動復調部の出力データの位相誤差を検出する位相
    誤差検出部と、 前記位相誤差検出部により検出した位相誤差を記憶する
    記憶部と、 前記各キャリアの位相誤差の平均値を計算する平均値処
    理部と、 前記平均値処理部の出力の符号を判定する符号判定部
    と、 前記符号判定部の出力と同一符号の前記記憶部に記憶さ
    れている位相誤差との平均値を計算する位相誤差補正部
    と、 前記位相誤差補正部の出力が入力されて局部発振器の周
    波数を制御する周波数同調制御部を備えたディジタル音
    声放送受信機。
  2. 【請求項2】 マルチキャリア伝送方式ディジタル放送
    に対応し、受信信号の周波数シフトに用いる局部発振器
    と、 前記局部発振器で周波数シフトされた信号を複素離散フ
    ーリエ変換する複素フーリエ変換部と、 連続したシンボルの同一キャリアの位相差を検出する差
    動復調部と、 前記差動復調部の出力データの位相誤差を検出する位相
    誤差検出部と、 前記位相誤差検出部により検出した位相誤差を記憶する
    記憶部と、 前記各キャリアの位相誤差の平均値を計算する平均値処
    理部と、 前記平均値処理部の出力の符号を判定する符号判定部
    と、 前記記憶部に記憶されている位相誤差のうち前記符号判
    定部の出力と異符号の位相誤差を補正し、この補正した
    位相誤差を含めて前記符号判定部の出力と符号が同一の
    位相誤差との平均値を計算する位相誤差補正部と、 前記位相誤差補正部の出力が入力されて局部発振器の周
    波数を制御する周波数同調制御部を備えたディジタル音
    声放送受信機。
  3. 【請求項3】 マルチキャリア伝送方式ディジタル放送
    に対応し、受信信号の周波数シフトに用いる局部発振器
    と、 前記局部発振器で周波数シフトされた信号を複素離散フ
    ーリエ変換する複素フーリエ変換部と、 連続したシンボルの同一キャリアの位相差を検出する差
    動復調部と、 前記差動復調部の出力データが第N象限にある時、−
    (2・N−1)π/4ラジアンの位相回転を施す位相回
    転部と、 前記位相回転部の出力の虚数部の符号を判定する符号判
    定部と、 前記符号判定部により判定した符号により切り替えられ
    るスイッチと、 前記スイッチの第1の出力が入力される第1の加算器
    と、 前記スイッチの第2の出力に入力される第2の加算器
    と、 前記第1および第2の加算器の出力が入力され、虚数部
    の絶対値が大きい方の(虚数部)/(実数部)の計算値
    を位相誤差の平均値として出力する位相誤差補正部と、 前記位相誤差補正部の出力が入力されて局部発振器の周
    波数を制御する周波数同調制御部を備えたディジタル音
    声放送受信機。
  4. 【請求項4】 マルチキャリア伝送方式ディジタル放送
    に対応し、受信信号の周波数シフトに用いる局部発振器
    と、 前記局部発振器で周波数シフトされた信号を複素離散フ
    ーリエ変換する複素フーリエ変換部と、 連続したシンボルの同一キャリアの位相差を検出する差
    動復調部と、 前記差動復調部の出力データが第N象限にある時、−
    (2・N−1)π/4ラジアンの位相回転を施す位相回
    転部と、 前記位相回転部の出力の虚数部の符号を判定する符号判
    定部と、 前記符号判定部により判定した符号により切り替えられ
    るスイッチと、 前記スイッチの第1の出力が入力される第1の加算器
    と、 前記スイッチの第2の出力が入力される第2の加算器
    と、 前記第1および第2の加算器の出力が入力され、虚数部
    の絶対値が大きい方の(虚数部)/(実数部)を計算
    し、更に虚数部の絶対値が小さい方の(虚数部)/(実
    数部)を補正後平均して出力する位相誤差補正部と、 前記位相誤差補正部の出力が入力されて局部発振器の周
    波数を制御する周波数同調制御部を備えたディジタル音
    声放送受信機。
  5. 【請求項5】 マルチキャリア伝送方式ディジタル放送
    に対応し、受信信号の周波数シフトに用いる局部発振器
    と、 前記局部発振器で周波数シフトされた信号を複素離散フ
    ーリエ変換する複素フーリエ変換部と、 連続したシンボルの同一キャリアの位相差を検出する差
    動復調部と、 前記差動復調データの位相誤差の平均値を検出する位相
    誤差平均値検出部と、 前記位相誤差復調部の出力データの他キャリアからの成
    分の漏れを検出する漏れ成分判定部と、 前記漏れ成分判定部の出力と前記位相誤差平均値検出部
    の出力が入力され、漏れ成分が設定以上ある場合は、前
    記位相誤差平均値を補正する位相誤差補正部と、 前記位相誤差補正部の出力が入力されて局部発振器の周
    波数を制御する周波数同調制御部を備えたディジタル音
    声放送受信機。
  6. 【請求項6】 漏れ成分判定部が、差動復調データのば
    らつきを検出するものであることを特徴とする請求項5
    記載のディジタル音声放送受信機。
  7. 【請求項7】 漏れ成分判定部が、2つの時刻の差動復
    調データの位相誤差の平均値の符号が同じで、かつ絶対
    値の傾きが正の場合、他キャリアからの漏れがあると判
    定するものであることを特徴とする請求項5記載のディ
    ジタル音声放送受信機。
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