JP2003510895A - 無線チャネルを介する無線信号の受信方法 - Google Patents

無線チャネルを介する無線信号の受信方法

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Abstract

(57)【要約】 無線チャネルを介して無線信号を受信するための方法が提案される。この方法は、時間同期を無線信号の受信が欠落した際に維持するために使用する。この方法では、無線同期のために受信された無線信号に含まれるシンボルと、受信器に記憶されたシンボルとを比較し、時間同期の際のエラー値を検出し、先行のエラー値の平均値を計算し、時間同期を瞬時に計算されたエラー値だけ補正し、受信欠落の場合は時間同期を平均値だけ補正する。本発明の方法により、固定周波数発振器を受信器で使用することができるようになる。なぜなら、受信特性が本発明の方法により改善されるからである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 従来の技術 本発明は、独立請求項の上位概念による、無線チャネルを介した無線信号の受
信方法に関する。 フレームに分割された無線信号において時間同期を受信器で実行することは公
知である。ここではとりわけDAB(Digital Audio Broadcasting)の場合に受
信器で電圧制御発振器が受信器でのクロック周波数の形成のために使用される。
電圧制御発振器のクロック周波数が送信器で使用されたクロック周波数と異なっ
ていると、エラーが時間同期の際に発生し、このエラーでは実際のフレーム開始
が周波数エラーのため受信器により取られたフレーム開始からますます離れてし
まう。このことは、電圧制御発振器の周波数をこの発振器の電圧を変化すること
によって追従制御される。 発明の利点 独立請求項の特徴部分の構成を備える本発明の方法は、受信中断時、例えばト
ンネルの通過時に時間同期を失わないという利点を有する。これにより簡単に無
線受信器が改善され、無線受信器のユーザは受信の中断後に品質低下を経験する
ことがない。 有利には尺度が先行のエラー値から計算され、時間同期の補正が受信中断中に
検出される。これにより時間同期の際の先行の偏差が受信中断時の偏差の予測に
利用される。 従属請求項に記載された手段によって独立請求項に記載された、無線チャネル
を介する無線信号の受信方法を有利に改善することができる。 特に有利には本発明の方法により受信器で固定周波数発振器を使用することが
できる。この固定周波数発振器は非常に安価であり、無線受信器の構造が格段に
簡素化される。 さらにDABの受信の際にTFPR(Time Frequency Phase Reference = Pha
senreferenzsymbol)シンボルが使用され、これにより時間同期が受信器で確立
される。このために有利にはTFPRシンボルによって無線チャネルのパルス応
答が計算され、伝搬時間に起因する時間同期の偏差が計算される。
【0002】 さらに非常に大きなエラー値をTFPRシンボルによって計算し、これを棄却
すると有利である。とりわけDABの場合のように同時放送網での短時間の送信
局変化によって惹起されるエラー値がこれにより除去される。このことにより大
きく偏差する値が平均値形成に対して除外される。
【0003】 本発明の有利な改善形態では、先行するエラー値に対して計算される尺度とし
て、このエラー値の平均値が計算される。これによりエラー値の短時間の偏差は
、受信欠落の際の時間同期の補正に対して何ら重大な影響を及ぼさない。 さらに順次連続するエラー値の比較によって受信器で、エラー値が発生する際
にトレンドが存在するか否かを識別し、このトレンドに基づいて将来の偏差を予
測可能にすると有利である。このことにより時間同期の適合制御が受信欠落の際
に達成される。 さらに送信局変化の発生を同時放送網の場合に識別すると有利である。これに
より有利には、受信に使用される放送局に対して計算されたエラー値だけが平均
値形成に利用される。 図面 本発明の実施例が図面に示されており、以下詳細に説明する。 図1は、時間同期のための方法を示す。 図2は、DABフレームを示す。 図3は、2つのパルス応答を示す。 図4は、受信欠落の際の適合時間同期のための方法を示す。 実施例の説明 フレーム伝送される無線信号を時間同期する際、例えばDABの場合のような
放送伝送方式では、受信器でフレーム開始に同期される。このフレーム開始への
同期が必要であり、これによりフレーム開始時に伝送される情報を受信器により
読み出すことができ、従ってフレームをデコードすることができる。とりわけD
ABの場合は、フレーム開始部の情報が、このフレーム内で伝送される他のデー
タについてのデータも含んでいる。受信器が放送局と比較してフレームを処理す
るのに別の周波数を有している場合には、同期がフレーム開始部からずれ、その
ため受信器が情報をフレーム内で正しく処理できなくなることがある。したがっ
て特に、クロック周波数を受信器で追従制御できない場合には、時間同期の制御
が必要である。 このポインタは例えばプロセッサにより受信器でセットされる。エラーが同期
の際に存在すると、このポインタが瞬時に処理すべきフレームの開始部を指示し
なくなる。この場合このポインタをエラー値に相応してずらさなければならない
。これによりポインタは再びフレームの開始部を指示する。従ってこのエラー値
は時間同期の際の時間エラーを表す。 DABは大きなバンド幅を有するマルチ周波数伝送方式である。このデジタル
地上放送システムでは、直交周波数マルチプレクス変調方式(Orthogonal Frequ
ency Division Multiplex = OFDM)が使用される。OFDMは、伝送すべき
信号を複数の搬送波に分割する変調方式であり、サブ搬送波に分割された信号が
相互に妨害を与えない。この特性は直交により説明される。 DABの伝送モードIIでは、24msの長さのフレームが存在する。サンプ
リング周波数は2.048MHzであり、フレームに対して49152のサンプ
リング値が生じる。放送局と受信器との間のサンプリング周波数に0.005%
の周波数差が存在すると、24msフレーム当たりに約2.46サンプリング期
間のクロックドリフトが発生する。従って受信器は正しく時間同期するために、
各24msフレームの場合はフレーム開始部へのポインタを2.46サンプリン
グ値だけずらさなければならない。例えばトンネルの通過により受信が比較的長
く中断された場合、正しい時間同期は新たな受信の際に最初は不可能である。本
発明の方法はこの場合に必要な新たな同期を回避する。 DABの他に、例えばDVB(Digital Video Broadcasting)およびDRM(
Digital Radio Mondial)のような他の放送伝送方式もフレーム構造を有する。
ここでこの放送伝送方式は変調方式OFDMを有する。この方式はDABとは、
1つにはフレーム構造の形成の点で異なり、2つには送信周波数領域と伝送速度
の点で異なる。DVBおよびDRMでは、クロック信号がパルス応答の検出と、
ひいては時間同期のために使用される。 発振器、すなわち1つの周波数だけの振動を形成する回路は、固定周波数発振
器と称される。これに対して電圧制御発振器は、印加される電圧を変化すること
によって可変の周波数での振動する。固定周波数発振器はその構造が簡単である
ため安価であり、簡単に製造できる。 図1には時間同期のための方法が示されている。この方法はここではDAB受
信器で実行され、この方法はDAB受信器のプロセッサ上で実行されるソフトウ
エアによって制御される。 方法ステップ1で方法が開始される。方法ステップ2で、瞬時にDAB放送信
号が受信されているか否かが検査される。このことは、信号出力を監視すること
により検出される。信号出力が所定の既知を越えて識別されれば、DAB方法信
号が存在しており、それ以外の場合は存在しない。 DAB放送信号が受信されていると、方法ステップ3で、受信されるフレーム
に存在する位相基準シンボルが受信器に記憶されている位相基準シンボルと比較
される。この比較は、無線信号のパルス応答を検出するために行われる。 図2には、DABモード1に対するDABフレームが示されている。DABフ
レームはここでは96msの幅を有する。DABフレーム内ではまず同期チャネ
ル11が伝送される。この同期チャネルにはゼロシンボル9と位相基準シンボル
10が存在する。次に高速情報チャネル12で、メインサービスチャネル13の
どこで、プログラムおよびデータに配属されたデータを見つけることができるか
、どのようにそれぞれのチャネルコーディングが見えるかという情報が伝送され
る。メインサービスチャネル13は残りの72OFDMシンボルにより伝送され
る。メインサービスチャネル13は本来の有効データ、例えばオーディオ信号お
よび付加データを含んでいる。 DABフレームからの位相基準シンボルによって、無線チャネルのパルス応答
が検出される。位相基準シンボルは各フレームごとに、すなわち96msごとに
伝送される。このクロックを以下、フレームクロックと称する。パルス応答は、
まず周波数に依存する伝送関数H(f)が検出されるように計算される。H(f
)は、受信チャネルを複素共役送信信号と乗算することによって検出される。複
素共役信号として、直交位相基準シンボルが使用され、共役される。時間領域に
逆変換することによって、伝送関数H(f)からパルス応答h(t)が得られる
。伝送関数H(f)を検出する前に、位相基準シンボルが時間領域から周波数領
域への変換によって変換される。 図3には、無線チャネルの2つのパルス応答が示されている。無線チャネルの
、瞬時に計算されたパルス応答21のピーク値は基準としての別のパルス応答2
0と比較され、ここでこの基準からの偏差が時間同期に対するエラー値を表す。 この基準は、パルス応答にピーク値が発生する場合には、パルス応答の計算に
使用された時間値の中央にある。従って高速フーリエ変換(=FFT)によって
時間信号が周波数領域へ移行される。ここでは時間窓がFFTに対して使用され
る。この時間窓は、時間領域から周波数領域へ変換される値上に置かれる。これ
により伝送関数とパルス応答を検出するための値が設定される。逆高速フーリエ
変換によって伝送関数が周波数領域から時間領域へ移行される。 受信器が正しく同期されると、FFTに対する時間窓が位相基準シンボル上に
直接来るようになり、これによりパルス応答のピーク値が時間窓の中央に発生す
るようになる。受信器が正しく同期されないと、パルス応答のピーク値も相応に
ずれ、これにより時間同期に対するエラー値が計算される。 複数のピーク値がパルス応答に存在する場合には、これらピーク値をすべてF
FTの時間窓内に有し、例えばパルス応答内での最大エネルギーの時間を計算し
、パルス応答の時間的中央からの偏差を検出し、これによりエラー値を時間同期
の際に検出するということが当てはまる。FFT窓の位置を設定するための方法
は、時間窓の縁部からのピーク値の間隔を最大にするというストラテジーである
。 方法ステップ4では100フレームに対するエラー値の平均値が計算される。
このために最後の100フレームのエラー値が加算され、100により割り算さ
れる。それより多いフレーム数または少ないフレーム数も、必要である場合また
は受信器でのメモリスペースリソースによって可能であるなら平均値形成に使用
することができる。 方法ステップ5では、平均値が記憶される。方法ステップ6では、時間同期が
DAB受信器でエラー値だけ補正される。このエラー値は瞬時のフレームに対し
て検出されたエラー値である。このために、エラー値分だけ誤ってフレーム開始
部を指示するポインタが正しいフレーム開始部にセットされる。方法ステップ6
では、受信器で瞬時のフレームに含まれるデータが処理される。従ってDABで
はここでデコーディングが行われる。 例えばトンネル通過時でDAB放送信号が受信されていなければ、方法ステッ
プ8で、フレーム開始部を指示するポインタおよびひいては時間同期が、最後に
記憶された平均値だけ補正される。ここで平均値は正または負であって良い。な
ぜならエラー同期は両方の方向で存在するからである。なぜなら受信器の発振器
による周波数は放送局の周波数と比較して高いことも低いこともあるからである
。 DABでは同時放送網が存在する。すなわち放送局は所定の周波数で駆動され
る。従って1つの放送局の信号を受信できないが、他の放送局の信号はまだ受信
できるという放送局切り替えの際には非常に大きなエラー値が時間同期に発生す
る。この切り替えが短時間のものであれば、受信器はこのエラー値を棄却し、エ
ラー値の平均値が歪まないようにする。しかし受信器はエラー値を同時に棄却す
るわけではない。なぜならこれは放送局の持続的切り替えを表すことができるか
らである。従って受信器はエラー値が所定数に達するまで別のエラー値を検出す
る。次に受信器は平均値を検出し、エラー値がこの平均値から大きく偏差してい
るか否かをエラー値について調査する。このために所定の閾値が受信器に記憶さ
れている。エラー値はこの閾値と比較され、エラー値がこれを越える場合には、
このエラー値が棄却される。 しかし放送局切り替えに時間がかかる場合、受信器は、もはや受信に使用され
なくなった第1の放送局に対して生じたエラー値を棄却し、エラー値の平均値を
現在使用されている放送局に対してだけ形成する。このために受信器は2つの平
均値を形成する。1つは平均値から大きく異なるエラー値より前のエラー値に対
する平均値であり、もう1つは大きく偏差するエラー値に続くエラー値に対する
平均値である。2つの平均値の差が所定の閾値以下であれば、持続的放送局切り
替えは存在していない。しかし越える場合には持続的放送局切り替えが存在する
。 その他にDABでは同時放送網が駆動されず、領域が1つの放送局によりカバ
ーされると言うことも考えられる。 図4には、受信欠落の際に時間同期を適合的に維持するための方法が示されて
いる。 方法ステップ15でエラー値が上に述べたように計算される。方法ステップ1
6で瞬時のエラー値が先行して計算された少なくとも2つのエラー値と比較され
る。方法ステップ17で、このエラー値間の差が単調増加関数であるか、または
単調下降関数であるかが検査される。これによりエラー値の差からトレンドを予
測することができる。このトレンドは例えば温度作用に基づくものである。この
ようなトレンドが識別されると、方法ステップ19で関数の外挿によって将来の
エラー値が推定され、受信欠落の際に時間同期がこのエラー値だけ補正される。 ここで外挿とは、将来のエラー値を例えば次のように計算することを意味する
。すなわち放送信号の受信がまだ存在していたときに最後に計算されたエラー値
を第1のエラー値に対して、放送信号の受信がもはや存在しない場合に、最後の
1つ前のエラー値が最後のエラー値に付いて放送受信の際に変化された値だけ変
化させることにより計算することを意味する。従ってここでは単純な線形外挿が
行われる。 エラー値の比較からトレンドが読み出されなければ、方法ステップ18で時間
同期が放送信号の受信の際にエラー値だけ補正される。または受信中断の際に最
後のエラー値の平均値だけ補正される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、時間同期のための方法を示す。
【図2】 図2は、DABフレームを示す。
【図3】 図3は、2つのパルス応答を示す。
【図4】 図4は、受信欠落の際の適合時間同期のための方法を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月11日(2001.10.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】 従来の技術 本発明は、独立請求項の上位概念による、無線チャネルを介した無線信号の受
信方法に関する。 フレームに分割された無線信号において時間同期を受信器で実行することは公
知である。ここではとりわけDAB(Digital Audio Broadcasting)の場合に受
信器で電圧制御発振器が受信器でのクロック周波数の形成のために使用される。
電圧制御発振器のクロック周波数が送信器で使用されたクロック周波数と異なっ
ていると、エラーが時間同期の際に発生し、このエラーでは実際のフレーム開始
が周波数エラーのため受信器により取られたフレーム開始からますます離れてし
まう。このことは、電圧制御発振器の周波数をこの発振器の電圧を変化すること
によって追従制御される。 EP−A2872304には、受信器と放送局との間の時間差を検出する同期
が開示されている。これは、受信時間と検知時間との差に基づくものである。さ
らに偏差の平均値が形成される。この偏差に依存して補正信号が形成される。 発明の利点 例えばトンネル通過による受信中断の際に時間同期が失われることがない。こ
れにより無線受信器のユーザは受信の中断後に品質低下を経験することがない。 先行のエラー値から尺度が計算され、時間同期の補正が受信中断中に検出され
る。これにより先行する偏差が時間同期の際に、受信中断の際の偏差の予測に利
用される。 TFPRシンボルによって計算される非常に大きなエラー値を棄却すると有利
である。とりわけ例えばDABのような同時放送網の場合に短時間の放送局切り
替えにより惹起されるエラー値がこのことにより除去される。これにより大きく
偏差する値が平均値形成から除外される。 従属請求項に記載された手段によって独立請求項記載の無線チャネルを介する
無線信号の受信方法が有利に改善される。 特に有利には本発明の方法により受信器で固定周波数発振器を使用することが
でき、この固定周波数発振器は非常に安価であり、無線受信器の構造が格段に簡
素化される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項7】 エラー値に対して、エラー値の前の第1の平均値と、エラー
値の後の第2の平均値を計算し、 前記エラー値は、すべてのエラー値に対する平均値から所定の差以上異なって
いるエラー値であり、 前記2つの平均値の差が所定の値を越える場合、第1の平均値の計算に使用し
たエラー値を棄却し、 第2の平均値の計算に使用したエラー値をさらに平均値の検出に使用する、請
求項6記載の方法。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月13日(2001.11.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0003】 さらにDABの受信の際にTFPR(Time Frequency Phase Reference)シン
ボルを使用し、時間同期を受信器で生成すると有利である。このために有利には
TFPRシンボルによって無線チャネルのパルス応答を計算し、伝搬時間に起因
する時間同期の偏差を計算すると有利である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線チャネルを介する無線信号の受信方法であって、 フレームで送信される無線信号に、送信側でシンボルをフレームクロックで時
    間同期のために挿入し、 ここで受信器は受信されたシンボルに時間同期のため同期され、 当該同期は、シンボルを時間同期のために受信器によって識別することにより
    行われる形式の方法において、 シンボルを備える無線信号の受信の際に時間同期のために、受信されたシンボ
    ルを受信器に記憶されたシンボルと比較し(3)、 エラー値を時間同期の際にフレームクロックごとに検出し、 該エラー値は時間差値であり、 エラー値の尺度を時間同期の際に、受信された複数のシンボルにわたって計算
    し(4)、 該尺度を受信器に記憶し(5)、 シンボルを備える無線信号の受信の際に時間同期のために、時間同期を最後の
    検出されたエラー値だけ補正し(6)、 時間セグメントで、無線信号を受信せずに、フレームクロック当たりの時間的
    同期を記憶された尺度だけ変化し、 時間同期された無線信号を受信器でさらに処理する(7)、 ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 エラー値の尺度としてエラー値の平均値を使用し、 受信欠落の際には時間同期を、先行のエラー値の平均値だけ補正する、請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 瞬時のシンボルに対して計算されたエラー値を先行のフレー
    ムクロックに対して計算されたエラー値と比較し(16)、 エラー値の比較によってエラー値の単調な上昇変化または下降変化が識別され
    る場合(17)、エラー値に対して尺度としてエラー値の平均的変化を計算し(
    19)、 当該尺度を最後に計算されたエラー値に加算し、これにより時間同期の変化を
    検出する、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 フレームクロックを受信器で形成するために、固定周波数発
    振器を使用する、請求項2または3記載の方法。
  5. 【請求項5】 時間同期のためのシンボルとしてTFPRシンボル(10)
    を使用する、請求項2または3記載の方法。
  6. 【請求項6】 TFPRシンボル(10)から無線チャネルのパルス応答を
    検出し、 パルス応答からエラー値を時間同期の際に検出する、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 先行のフレームクロックでのエラー値を、平均値と比較して
    所定の差を上回る時間同期の際には棄却する、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 エラー値に対して、エラー値の前の第1の平均値と、エラー
    値の後の第2の平均値を計算し、 前記エラー値は、すべてのエラー値に対する平均値から所定の差以上異なって
    いるエラー値であり、 前記2つの平均値の差が所定の値を越える場合、第1の平均値の計算に使用し
    たエラー値を棄却し、 第2の平均値の計算に使用したエラー値をさらに平均値の検出に使用する、請
    求項7記載の方法。
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