JPH10214667A - Icソケット - Google Patents
IcソケットInfo
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- JPH10214667A JPH10214667A JP9031232A JP3123297A JPH10214667A JP H10214667 A JPH10214667 A JP H10214667A JP 9031232 A JP9031232 A JP 9031232A JP 3123297 A JP3123297 A JP 3123297A JP H10214667 A JPH10214667 A JP H10214667A
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- socket
- portions
- contacts
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/02—Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
- H05K7/10—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
- H05K7/1015—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads
- H05K7/1023—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads co-operating by abutting, e.g. flat pack
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ICの電源ピンとグランドピンに対応する接
触子のインダクタンスを押さえると共に、インピーダン
スの整合レベルを高くして、高周波ICの測定を可能に
したICソケットを提供する。 【解決手段】 3つのコンタクト部3A〜3C、4A〜
4Cと、湾曲部3D、4Dを備えた一種類の接触子3、
4を溝10に沿って一直線状に配置し、接触子3、4
を、湾曲部3D、4Dとは無関係に3つのコンタクト部
3A〜3C、4A〜4Cを介して、溝10に挿入された
測定回路ボード5と接続した。
触子のインダクタンスを押さえると共に、インピーダン
スの整合レベルを高くして、高周波ICの測定を可能に
したICソケットを提供する。 【解決手段】 3つのコンタクト部3A〜3C、4A〜
4Cと、湾曲部3D、4Dを備えた一種類の接触子3、
4を溝10に沿って一直線状に配置し、接触子3、4
を、湾曲部3D、4Dとは無関係に3つのコンタクト部
3A〜3C、4A〜4Cを介して、溝10に挿入された
測定回路ボード5と接続した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はICソケット、特
にオートハンドラに使用され、被測定デバイスであるI
Cの各ピンに対応した接触子が組み込まれているICソ
ケットに関する。
にオートハンドラに使用され、被測定デバイスであるI
Cの各ピンに対応した接触子が組み込まれているICソ
ケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICソケット12は、例えば図5
に示す構成を備えている。
に示す構成を備えている。
【0003】図5において、ICソケット12はソケッ
トボード9上に戴置され、ICソケット12には、IC
6の各ピンに対応した接触子7と接触子8が組み込まれ
ている。
トボード9上に戴置され、ICソケット12には、IC
6の各ピンに対応した接触子7と接触子8が組み込まれ
ている。
【0004】前記接触子7、8は、コンタクト部7A、
8Aと、湾曲部7D、8Dと、脚部7E、8Eをそれぞ
れ備えている(図6)。
8Aと、湾曲部7D、8Dと、脚部7E、8Eをそれぞ
れ備えている(図6)。
【0005】このうち、コンタクト部7A、8Aは、測
定時にIC6の各ピンに接続したリード6Aが接触する
部分である。
定時にIC6の各ピンに接続したリード6Aが接触する
部分である。
【0006】また、湾曲部7D、8Dは、ICの測定時
にコンタクト部7A、8Aとリード6Aが確実に接触す
る必要があり、湾曲した形状にして弾性をもたせるため
に設けられている。
にコンタクト部7A、8Aとリード6Aが確実に接触す
る必要があり、湾曲した形状にして弾性をもたせるため
に設けられている。
【0007】更に、脚部7E、8Eは、ソケットボード
9に形成されたスルーホール9A、9B(図6)にそれ
ぞれ挿入されてはんだで接続され、ケーブル(図示省
略)によりICテスタ(図示省略)に接続されている。
9に形成されたスルーホール9A、9B(図6)にそれ
ぞれ挿入されてはんだで接続され、ケーブル(図示省
略)によりICテスタ(図示省略)に接続されている。
【0008】また、接触子7、8は、狭ピッチのリード
6AをもつIC6に対応するため、例えば、0.3mm程
度の薄板により製作されている。
6AをもつIC6に対応するため、例えば、0.3mm程
度の薄板により製作されている。
【0009】このような接触子7、8を組み込んだIC
ソケット12を用いてIC6を測定をする場合の動作
は、次のとおりである(図7)。
ソケット12を用いてIC6を測定をする場合の動作
は、次のとおりである(図7)。
【0010】即ち、先ず、搬送機構(図示省略)により
IC6を接触子7、8上に搬送し、IC6のリード6A
を接触子7のコンタクト部7Aと、接触子8のコンタク
ト部8Aの上に載せ(図7(A))、次に、コンタクト
プッシャ1によりリード6Aをコンタクト部7A、8A
に押し付け、リード6Aをコンタクト部7A、8Aに確
実に接触させる(図7(B))。
IC6を接触子7、8上に搬送し、IC6のリード6A
を接触子7のコンタクト部7Aと、接触子8のコンタク
ト部8Aの上に載せ(図7(A))、次に、コンタクト
プッシャ1によりリード6Aをコンタクト部7A、8A
に押し付け、リード6Aをコンタクト部7A、8Aに確
実に接触させる(図7(B))。
【0011】このとき、接触子7、8はコンタクトプッ
シャ1に押され、図7(B)に示すように、接触子7の
湾曲部7Dと、接触子8の湾曲部8Dが弾性範囲内にお
いて撓んでいる。
シャ1に押され、図7(B)に示すように、接触子7の
湾曲部7Dと、接触子8の湾曲部8Dが弾性範囲内にお
いて撓んでいる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のICソケット1
2では、既述したように、接触子7、8がそれぞれ湾曲
部7D、8Dを備えている。
2では、既述したように、接触子7、8がそれぞれ湾曲
部7D、8Dを備えている。
【0013】従って、IC6のリード6Aとの接触部分
であるコンタクト部7A、8Aと、ソケットボード9と
の距離が長い(図7)。
であるコンタクト部7A、8Aと、ソケットボード9と
の距離が長い(図7)。
【0014】しかも、各接触子7、8は交互に配置さ
れ、かつ、狭ピッチのリード6Aに対応するため、幅が
狭くなっている。即ち、接触子7、8は導通距離が大き
く、面積が小さい。そのため、接触子7、8のインダク
タンスが大きくなっていた。
れ、かつ、狭ピッチのリード6Aに対応するため、幅が
狭くなっている。即ち、接触子7、8は導通距離が大き
く、面積が小さい。そのため、接触子7、8のインダク
タンスが大きくなっていた。
【0015】また、各接触子7、8の幅が狭くなってい
ることにより、ソケットボード9には、スルーホール9
A、9Bが千鳥状に形成されており(図6)、接触子
7、8の各脚部7D、8Dの位置もこれに対応している
(図6)。
ることにより、ソケットボード9には、スルーホール9
A、9Bが千鳥状に形成されており(図6)、接触子
7、8の各脚部7D、8Dの位置もこれに対応している
(図6)。
【0016】そのため、コンタクト部7Aとソケットボ
ード9との距離と、コンタクト部8Aとソケットボード
9との距離が異なり、インピーダンスに差が生じてい
た。
ード9との距離と、コンタクト部8Aとソケットボード
9との距離が異なり、インピーダンスに差が生じてい
た。
【0017】更に、ICソケット12と測定回路ボード
(図示省略)間の接続点が多く、ICソケット12、ソ
ケットボード9、ケーブル(図示省略)、測定回路ボー
ドの経路で測定するため、インピーダンスの整合レベル
が低かった。
(図示省略)間の接続点が多く、ICソケット12、ソ
ケットボード9、ケーブル(図示省略)、測定回路ボー
ドの経路で測定するため、インピーダンスの整合レベル
が低かった。
【0018】これらの場合、取り扱う信号の周波数が5
0〜100MHZである従来のICであれば、測定に与
える影響は少ない。
0〜100MHZである従来のICであれば、測定に与
える影響は少ない。
【0019】しかし、取り扱う信号の周波数が100M
HZを超える高周波ICにおいては、接触子7、8の前
記大きなインダクタンスが原因で、電源に流れるノイズ
電流によりノイズ電圧が発生し、また、前記インピーダ
ンスの整合レベルの低さにより、測定に悪影響を及ぼし
て測定精度が低下する等の弊害がある。
HZを超える高周波ICにおいては、接触子7、8の前
記大きなインダクタンスが原因で、電源に流れるノイズ
電流によりノイズ電圧が発生し、また、前記インピーダ
ンスの整合レベルの低さにより、測定に悪影響を及ぼし
て測定精度が低下する等の弊害がある。
【0020】即ち、IC6の電源ピンとグランドピンに
対応する接触子は、それぞれ距離が大で、面積が小であ
るために、インダクタンスが大きくなり、そのために発
生するノイズ電圧により測定に悪影響を及ぼしていた。
対応する接触子は、それぞれ距離が大で、面積が小であ
るために、インダクタンスが大きくなり、そのために発
生するノイズ電圧により測定に悪影響を及ぼしていた。
【0021】また、IC6の各ピンに対応する接触子
7、8とソケットボード9間の距離が異なり、ICソケ
ット12と測定回路ボード間の接続点が多いために、イ
ンピーダンスの整合を不十分にして、測定に悪影響を及
ぼしていた。
7、8とソケットボード9間の距離が異なり、ICソケ
ット12と測定回路ボード間の接続点が多いために、イ
ンピーダンスの整合を不十分にして、測定に悪影響を及
ぼしていた。
【0022】この発明の目的は、ICの電源ピンとグラ
ンドピンに対応する接触子のインダクタンスを押さえる
と共に、インピーダンスの整合レベルを高くして、高周
波ICの測定を可能にしたICソケットを提供する。
ンドピンに対応する接触子のインダクタンスを押さえる
と共に、インピーダンスの整合レベルを高くして、高周
波ICの測定を可能にしたICソケットを提供する。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明は、図1〜図4に示すように、IC6の各
ピンに対応し、第1のコンタクト部3A、4Aと、第2
のコンタクト部3B、4Bと、第3のコンタクト部3
C、4Cと、湾曲部3D、4Dから構成され、第2のコ
ンタクト部3B、4Bと第3のコンタクト部3C、4C
が互いに対向している一種類の接触子3、4が、ICソ
ケット(2)に形成された溝(10)に沿って、一直線
状に配置され、前記溝10に、エッジコネクタ端子5A
が実装された測定回路ボード5を挿入すると、接触子
3、4の第3のコンタクト部3C、4Cがエッジコネク
タ端子5Aに接触し(図3(A)、図4(A))、IC
6の各ピンに接続したリード6Aを接触子3、4に載
せ、コンタクトプッシャ1によりリード6Aを押し付け
ると、リード6Aが第1のコンタクト部3A、4Aに接
触すると共に、湾曲部3D、4Dが撓むことにより、第
2のコンタクト部3B、4Bが移動して第3のコンタク
ト部3C、4Cに接触する(図3(B)、図4(B))
という手段を提供する。
め、この発明は、図1〜図4に示すように、IC6の各
ピンに対応し、第1のコンタクト部3A、4Aと、第2
のコンタクト部3B、4Bと、第3のコンタクト部3
C、4Cと、湾曲部3D、4Dから構成され、第2のコ
ンタクト部3B、4Bと第3のコンタクト部3C、4C
が互いに対向している一種類の接触子3、4が、ICソ
ケット(2)に形成された溝(10)に沿って、一直線
状に配置され、前記溝10に、エッジコネクタ端子5A
が実装された測定回路ボード5を挿入すると、接触子
3、4の第3のコンタクト部3C、4Cがエッジコネク
タ端子5Aに接触し(図3(A)、図4(A))、IC
6の各ピンに接続したリード6Aを接触子3、4に載
せ、コンタクトプッシャ1によりリード6Aを押し付け
ると、リード6Aが第1のコンタクト部3A、4Aに接
触すると共に、湾曲部3D、4Dが撓むことにより、第
2のコンタクト部3B、4Bが移動して第3のコンタク
ト部3C、4Cに接触する(図3(B)、図4(B))
という手段を提供する。
【0024】従って、この発明によれば、接触子3、4
は、その湾曲部3D、4Dとは無関係に、3つのコンタ
クト部3A〜3C、4A〜4Cを介して、測定回路ボー
ド5と接続されるので(図3(B)、図4(B))、I
C6のリード6Aとの接触部分である第1のコンタクト
部3A、4Aから、測定回路ボード5のエッジコネクタ
端子5Aとの接触部分である第3のコンタクト部3C、
4Cまでの長さが小となって、ICの電源ピンとグラン
ドピンに対応する接触子のインダクタンスが押さえら
れ、また、ソケットボード、ケーブルを介することが無
くなって、接続点が減り、接触子3、4は、第1のコン
タクト部3A、4Aと測定回路ボード5間の距離が全て
同じであって一種類のものであり、しかも千鳥状(図
6)ではなく一直線状(図1(A)、図2(A))に配
置されているので、インピーダンスの整合レベルが高く
なり、高周波ICの測定が可能になる。
は、その湾曲部3D、4Dとは無関係に、3つのコンタ
クト部3A〜3C、4A〜4Cを介して、測定回路ボー
ド5と接続されるので(図3(B)、図4(B))、I
C6のリード6Aとの接触部分である第1のコンタクト
部3A、4Aから、測定回路ボード5のエッジコネクタ
端子5Aとの接触部分である第3のコンタクト部3C、
4Cまでの長さが小となって、ICの電源ピンとグラン
ドピンに対応する接触子のインダクタンスが押さえら
れ、また、ソケットボード、ケーブルを介することが無
くなって、接続点が減り、接触子3、4は、第1のコン
タクト部3A、4Aと測定回路ボード5間の距離が全て
同じであって一種類のものであり、しかも千鳥状(図
6)ではなく一直線状(図1(A)、図2(A))に配
置されているので、インピーダンスの整合レベルが高く
なり、高周波ICの測定が可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施の形態によ
り添付図面を参照して説明する。図1はこの発明の第1
実施形態を示す全体図であり、2はICソケット、3は
接触子、6はIC、10は溝である。
り添付図面を参照して説明する。図1はこの発明の第1
実施形態を示す全体図であり、2はICソケット、3は
接触子、6はIC、10は溝である。
【0026】図1において、ICソケット2には、IC
6の各ピンに対応した接触子3が組み込まれていると共
に、後述する測定回路ボード5(図3)を挿入する溝1
0が形成されている。
6の各ピンに対応した接触子3が組み込まれていると共
に、後述する測定回路ボード5(図3)を挿入する溝1
0が形成されている。
【0027】被測定デバイスであるIC6は、図1
(C)と図1(D)に示すように、例えば、図面に向か
って左側と右側に、各ピンに接続した32本のリード6
Aをそれぞれ備えている。
(C)と図1(D)に示すように、例えば、図面に向か
って左側と右側に、各ピンに接続した32本のリード6
Aをそれぞれ備えている。
【0028】そして、後述するように測定時には、図3
に示すように、リード6AをICソケット2に組み込ん
だ接触子3の上に載せるようになっている。
に示すように、リード6AをICソケット2に組み込ん
だ接触子3の上に載せるようになっている。
【0029】ICソケット2に組み込まれた前記接触子
3は、このようなIC6の各ピンの位置に対応してお
り、図1(A)においても、左側と右側にそれぞれ32
本ずつの接触子3が配置されている。
3は、このようなIC6の各ピンの位置に対応してお
り、図1(A)においても、左側と右側にそれぞれ32
本ずつの接触子3が配置されている。
【0030】そして、接触子3は、一種類であって、し
かも前記溝10に沿って、一直線状に配置されている
(図1(A))。
かも前記溝10に沿って、一直線状に配置されている
(図1(A))。
【0031】即ち、この発明による接触子3は、後述す
る第1のコンタクト部3Aと測定回路ボード5との距離
が全て同じであって、同じ種類であり、従来のように千
鳥状(図6)に配置されているのではなく、一直線状に
配置されているので(図1(A))、インピーダンスの
差がない。
る第1のコンタクト部3Aと測定回路ボード5との距離
が全て同じであって、同じ種類であり、従来のように千
鳥状(図6)に配置されているのではなく、一直線状に
配置されているので(図1(A))、インピーダンスの
差がない。
【0032】この接触子3は、第1のコンタクト部3A
と、第2のコンタクト部3Bと、第3のコンタクト部3
Cと、湾曲部3Dから構成され、第2のコンタクト部3
Bと第3のコンタクト部3Cは互いに対向している。
と、第2のコンタクト部3Bと、第3のコンタクト部3
Cと、湾曲部3Dから構成され、第2のコンタクト部3
Bと第3のコンタクト部3Cは互いに対向している。
【0033】前記第1のコンタクト部3Aは、IC6の
リード6Aが接触する部分であり(図3)、第2のコン
タクト部3Bは、コンタクプッシャ1によりリード6A
を第1のコンタクト部3Aに押し付けたときに(図3
(B))、後述する第3のコンタクト部3Cに接触する
部分であり、第1のコンタクト部3Aと第2のコンタク
ト部3Bは、図示するように隣接している。
リード6Aが接触する部分であり(図3)、第2のコン
タクト部3Bは、コンタクプッシャ1によりリード6A
を第1のコンタクト部3Aに押し付けたときに(図3
(B))、後述する第3のコンタクト部3Cに接触する
部分であり、第1のコンタクト部3Aと第2のコンタク
ト部3Bは、図示するように隣接している。
【0034】また、湾曲部3Dは、上述したようにコン
タクプッシャ1によりリード6Aを第1のコンタクト部
3Aに押し付けたときに(図3(B))、撓む部分であ
る。
タクプッシャ1によりリード6Aを第1のコンタクト部
3Aに押し付けたときに(図3(B))、撓む部分であ
る。
【0035】更に、第3のコンタクト部3Cは、後述す
る測定回路ボード5が接触する部分であり、前記ICソ
ケット2に形成された溝10の中まで突出している。
る測定回路ボード5が接触する部分であり、前記ICソ
ケット2に形成された溝10の中まで突出している。
【0036】前記接触子3を側面から見ると(図1
(B))、ICソケット2の溝10の中に突出した第3
のコンタクト部3Cは、下方に延びて湾曲部3Dに連な
り、湾曲部3DはU字を描いて第2のコンタクト部3B
に連なり、第2のコンタクト部3Bは、ICソケット2
より上方に突出した第1のコンタクト部3Aに連なって
いる。
(B))、ICソケット2の溝10の中に突出した第3
のコンタクト部3Cは、下方に延びて湾曲部3Dに連な
り、湾曲部3DはU字を描いて第2のコンタクト部3B
に連なり、第2のコンタクト部3Bは、ICソケット2
より上方に突出した第1のコンタクト部3Aに連なって
いる。
【0037】一方、測定回路ボード5には、ICソケッ
ト2に組み込まれた各接触子3に対応してエッジコネク
タ端子5Aが実装され、ICソケット2に形成されてい
る溝10に対して着脱可能である。
ト2に組み込まれた各接触子3に対応してエッジコネク
タ端子5Aが実装され、ICソケット2に形成されてい
る溝10に対して着脱可能である。
【0038】従って、図3に示すように、測定回路ボー
ド5を溝10に挿入すると、前記エッジコネクタ端子5
Aが、溝10の中まで突出している第3のコンタクト部
3Cに接触する。
ド5を溝10に挿入すると、前記エッジコネクタ端子5
Aが、溝10の中まで突出している第3のコンタクト部
3Cに接触する。
【0039】図2は、この発明の第2実施形態を示す全
体図であり、図1の第1実施形態とは、接触子3の形状
が異なる。
体図であり、図1の第1実施形態とは、接触子3の形状
が異なる。
【0040】即ち、図1の接触子3と図2の接触子4と
は、第2のコンタクト部と第3のコンタクト部が対向し
ている点では共通する。
は、第2のコンタクト部と第3のコンタクト部が対向し
ている点では共通する。
【0041】しかし、図1の接触子3の第2のコンタク
ト部3Bが湾曲部3D側に位置するのに対して、図2の
接触子4の第2のコンタクト部4Bが先端部側に位置す
る点で、両者は相違する。
ト部3Bが湾曲部3D側に位置するのに対して、図2の
接触子4の第2のコンタクト部4Bが先端部側に位置す
る点で、両者は相違する。
【0042】以下、前記構成を備えたこの発明の作用を
説明する。
説明する。
【0043】(1)測定前の段取り 測定前には、図3(A)に示すように、ICソケット2
の溝10に測定回路ボード5を挿入しておき、予め搬送
機構により(図示省略)IC6を接触子3上に搬送し、
IC6のリード6Aを接触子3のコンタクト部3Aの上
に載せておく。
の溝10に測定回路ボード5を挿入しておき、予め搬送
機構により(図示省略)IC6を接触子3上に搬送し、
IC6のリード6Aを接触子3のコンタクト部3Aの上
に載せておく。
【0044】このとき、接触子3の第3のコンタクト部
3Cと、測定回路ボード5のエッジコネクタ端子5Aは
接触しているが、接触子3の第2のコンタクト部3B
と、第3のコンタクト部3Cは接触していない(図3
(A))。
3Cと、測定回路ボード5のエッジコネクタ端子5Aは
接触しているが、接触子3の第2のコンタクト部3B
と、第3のコンタクト部3Cは接触していない(図3
(A))。
【0045】(2)測定時の作用 次に、図3(B)に示すように、コンタクトプッシャ1
によりリード6Aをコンタクト部3Aに押し付けること
により、リード6Aと接触子3を確実に接触させる。
によりリード6Aをコンタクト部3Aに押し付けること
により、リード6Aと接触子3を確実に接触させる。
【0046】このとき、同時に湾曲部3Dが撓むことに
より、第2のコンタクト部3BがICソケット2の外方
に移動し、第2のコンタクト部3Bと第3のコンタクト
部3Cが接触する(図3(B))。
より、第2のコンタクト部3BがICソケット2の外方
に移動し、第2のコンタクト部3Bと第3のコンタクト
部3Cが接触する(図3(B))。
【0047】これにより、第1のコンタクト部3Aは、
湾曲部3Dとは無関係に、第2のコンタクト部3Bと第
3のコンタクト部3Cを介して、測定回路ボード5と接
続されたことになる。
湾曲部3Dとは無関係に、第2のコンタクト部3Bと第
3のコンタクト部3Cを介して、測定回路ボード5と接
続されたことになる。
【0048】従って、IC6のリード6Aとの接触部分
であるコンタクト部3Aから、測定回路ボード5のエッ
ジコネクタ端子5Aとの接触部分であるコンタクト部3
Cまでの長さが小となって、ICの電源ピンとグランド
ピンに対応する接触子のインダクタンスが押さえられ
る。
であるコンタクト部3Aから、測定回路ボード5のエッ
ジコネクタ端子5Aとの接触部分であるコンタクト部3
Cまでの長さが小となって、ICの電源ピンとグランド
ピンに対応する接触子のインダクタンスが押さえられ
る。
【0049】また、IC6は、ソケットボードとケーブ
ルを介することなく測定されるので、接続点が減少する
と共に、接触子3は、既述したように、第1のコンタク
ト部3Aと測定回路ボード5間の距離が全て同じであっ
て、一種類であり、しかも千鳥状(図6)ではなく一直
線状(図1(A))に配置されているので、インピーダ
ンスの整合レベルが高くなった。
ルを介することなく測定されるので、接続点が減少する
と共に、接触子3は、既述したように、第1のコンタク
ト部3Aと測定回路ボード5間の距離が全て同じであっ
て、一種類であり、しかも千鳥状(図6)ではなく一直
線状(図1(A))に配置されているので、インピーダ
ンスの整合レベルが高くなった。
【0050】これにより、高周波ICの測定が可能にな
った。
った。
【0051】また、図2に示す第2実施形態の作用につ
いても、図4に示すとおり、前記第1実施形態の作用
(図3)と全く同様であるので、その説明は省略する。
いても、図4に示すとおり、前記第1実施形態の作用
(図3)と全く同様であるので、その説明は省略する。
【0052】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、接
触子に3つのコンタクト部と1つの湾曲部を設けること
により、3つのコンタクト部のみで測定回路ボードに接
続されるので、湾曲部の長さに関係なく、接触子の長さ
が小となって、ICの電源ピンとグランドピンに対応す
る接触子のインダクタンスは押さえられ、また、ソケッ
トボード、ケーブルを介することがなくなって接続点が
減り、接触子も一種類であって、しかも一直線状に配置
されているので、インピーダンスの整合が高くなって、
高周波ICの測定を可能にしたICソケットを提供する
という効果がある。
触子に3つのコンタクト部と1つの湾曲部を設けること
により、3つのコンタクト部のみで測定回路ボードに接
続されるので、湾曲部の長さに関係なく、接触子の長さ
が小となって、ICの電源ピンとグランドピンに対応す
る接触子のインダクタンスは押さえられ、また、ソケッ
トボード、ケーブルを介することがなくなって接続点が
減り、接触子も一種類であって、しかも一直線状に配置
されているので、インピーダンスの整合が高くなって、
高周波ICの測定を可能にしたICソケットを提供する
という効果がある。
【0053】
【図1】この発明の第1実施形態を示す全体図である。
【図2】この発明の第2実施形態を示す全体図である。
【図3】この発明の第1実施形態の作用説明図である。
【図4】この発明の第2実施形態の作用説明図である。
【図5】従来のICソケットを示す全体図である。
【図6】従来技術における接触子の説明図である。
【図7】従来技術における作用説明図である。
1 コンタクトプッシャ 2 ICソケット 3 接触子 3A 接触子3の第1のコンタクト部 3B 接触子3の第2のコンタクト部 3C 接触子3の第3のコンタクト部 3D 接触子3の湾曲部 4 接触子 4A 接触子4の第1のコンタクト部 4B 接触子4の第2のコンタクト部 4C 接触子4の第3のコンタクト部 4D 接触子4の湾曲部 5 測定回路ボード 5A エッジコネクタ端子 6 IC 6A リード 7 接触子 7A 接触子7のコンタクト部 7D 接触子7の湾曲部 7E 接触子7の脚部 8 接触子 8A 接触子8のコンタクト部 8D 接触子8の湾曲部 8E 接触子8の脚部 9 ソケットボード 9A スルーホール 9B スルーホール 10 溝 12 ICソケット
Claims (5)
- 【請求項1】 IC(6)の各ピンに対応し、第1のコ
ンタクト部(3A、4A)と、第2のコンタクト部(3
B、4B)と、第3のコンタクト部(3C、4C)と、
湾曲部(3D、4D)から構成され、第2のコンタクト
部(3B、4B)と第3のコンタクト部(3C、4C)
が互いに対向している一種類の接触子(3、4)が、I
Cソケット(2)に形成された溝(10)に沿って、一
直線状に配置され、 前記溝(10)に、エッジコネクタ端子(5A)が実装
された測定回路ボード(5)を挿入すると、接触子
(3、4)の第3のコンタクト部(3C、4C)がエッ
ジコネクタ端子(5A)に接触し、 IC(6)の各ピンに接続したリード(6A)を接触子
(3、4)に載せ、コンタクトプッシャ(1)によりリ
ード(6A)を押し付けると、リード(6A)が第1の
コンタクト部(3A、4A)に接触すると共に、湾曲部
(3D、4D)が撓むことにより、第2のコンタクト部
(3B、4B)が移動して第3のコンタクト部(3C、
4C)に接触することを特徴とするICソケット。 - 【請求項2】 前記接触子(3、4)の第1のコンタク
ト部(3A、4A)と第2のコンタクト部(3B、4
B)が隣接している請求項1記載のICソケット。 - 【請求項3】 前記接触子(3)の第2のコンタクト部
(3B)が、湾曲部(3D)側に位置している請求項1
記載のICソケット。 - 【請求項4】 前記接触子(4)の第2のコンタクト部
(4B)が、先端部側に位置している請求項1記載のI
Cソケット。 - 【請求項5】 前記測定回路ボード(5)が、溝(1
0)に対して着脱可能である請求項1記載のICソケッ
ト。
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ID=12325677
Family Applications (1)
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WO2008094464A2 (en) * | 2007-01-26 | 2008-08-07 | Crystal Is, Inc. | Thick pseudomorphic nitride epitaxial layers |
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US8962359B2 (en) | 2011-07-19 | 2015-02-24 | Crystal Is, Inc. | Photon extraction from nitride ultraviolet light-emitting devices |
US20150280057A1 (en) | 2013-03-15 | 2015-10-01 | James R. Grandusky | Methods of forming planar contacts to pseudomorphic electronic and optoelectronic devices |
KR20230120677A (ko) | 2017-03-24 | 2023-08-17 | 존슨 컨트롤스 테크놀러지 컴퍼니 | 자기 베어링 모터 압축기 |
CN109301544B (zh) * | 2018-10-09 | 2020-09-25 | 番禺得意精密电子工业有限公司 | 电连接器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5067904A (en) * | 1986-12-29 | 1991-11-26 | Kabushiki Kaisha Hitachi Seisakusho | IC socket |
US4941832A (en) * | 1989-01-30 | 1990-07-17 | Amp Incorporated | Low profile chip carrier socket |
JP2602611B2 (ja) * | 1993-04-19 | 1997-04-23 | 山一電機株式会社 | Ic保護用接続器 |
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- 1997-01-30 JP JP03123297A patent/JP3239787B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-01-28 US US09/014,511 patent/US5924874A/en not_active Expired - Fee Related
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