JPH10209417A - 固体放射線検出装置 - Google Patents

固体放射線検出装置

Info

Publication number
JPH10209417A
JPH10209417A JP9010685A JP1068597A JPH10209417A JP H10209417 A JPH10209417 A JP H10209417A JP 9010685 A JP9010685 A JP 9010685A JP 1068597 A JP1068597 A JP 1068597A JP H10209417 A JPH10209417 A JP H10209417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal silicon
silicon semiconductor
single crystal
solid
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9010685A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Sato
恵二 佐藤
Yutaka Saito
豊 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
S I I R D CENTER KK
Original Assignee
S I I R D CENTER KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by S I I R D CENTER KK filed Critical S I I R D CENTER KK
Priority to JP9010685A priority Critical patent/JPH10209417A/ja
Priority to US09/012,168 priority patent/US6114685A/en
Publication of JPH10209417A publication Critical patent/JPH10209417A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14665Imagers using a photoconductor layer
    • H01L27/14676X-ray, gamma-ray or corpuscular radiation imagers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/148Charge coupled imagers
    • H01L27/14893Charge coupled imagers comprising a photoconductive layer deposited on the CCD structure

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高エネルギーの放射線の検出効率が良く、検
出面積の大きな、放射線損傷の小さな2次元の固体放射
線検出装置を実現する。 【解決手段】 絶縁層3を介してP-単結晶シリコン半
導体1とP-単結晶シリコン半導体2があり、P-単結晶
シリコン半導体1はN領域4とP+領域5を形成するこ
とによりPINフォトダイオード17を有する構造とな
っており、P+領域6はPINフォトダイオードのチャ
ンネルストッパーである。P-単結晶シリコン半導体2
にはポリシリコン8とポリシリコン9を電極としてもつ
2層電極構造をもちN領域7をもつ埋め込みチャネルC
CDであるCDT14が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線、γ線、荷電粒
子などの高エネルギーの放射線の2次元像の検出に適し
たCCDまたはBBDを使用した固体放射線検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】天文学や医療の分野においてはX線など
の検出を電気的信号に変換して2次元的(像)に行うこ
とがもとめられており、そのなかでも堅固で小型化の可
能な固体検出装置が求められている。
【0003】そのためにはたとえば日本物理学会誌第4
8巻第4号(1993年)の264から270頁に詳細
に述べられているように、可視光の固体撮像素子として
開発されたCCD(電荷結合素子)を利用した固体撮像
素子で高比抵抗の基板を使用し空乏層の厚みを厚くする
というような方法がとられておりこのような方法で10
keVで量子効率50%程度が得られている。
【0004】あるいは固体撮像素子の表面にシンチレー
ター層を設けX線などを可視光に変換するというような
方法も行われている。ところでこの際利用されるCTD
(電荷転送素子)を利用した固体放射線検出装置はたと
えば図2にインタライン型CTDの場合の基本構成を示
すように1画素分の光電変換素子13により生じた電荷
は転送ゲート23により垂直転送CTD21に移され更
に水平転送CTD22に移され出力ゲート24より出力
信号を得るような構造となっている。
【0005】また1画素分の構造は図9に断面を示すよ
うに光電変換素子13のほかにCTD14、この場合は
垂直転送CCDをふくむものとなっている。この図の例
では光電変換素子はフォトダイオードであり、垂直転送
CCDは埋め込みチャネルCCD(BCCD)である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような固体放射線
検出装置においては空乏層がそれほど延ばせないため高
エネルギーの放射線の検出効率は低くまた走査機能を中
心とする信号処理回路にたとえばCCDのようなMOS
構造を多用しているため放射線損傷も起こり易い。
【0007】また光電変換素子と信号処理回路を同一面
上に形成するため実質的検出部面積が制約をうけてい
る。シンチレーターを利用した場合は分解能を犠牲にす
ることになり、また低エネルギーの放射線の検出効率が
低下し、かつ固体撮像素子上に光学的に優れたシンチレ
ーター層を形成することは困難である。
【0008】そこで本発明では張り合わせ構造のSOI
基板を利用しSOI基板の両面に単結晶シリコン半導体
を使用し、この2つ単結晶シリコン半導体に別々に光電
変換素子と信号の転送・読みだし、蓄積、増幅などの信
号処理回路を設けることにより、分解能を犠牲にするこ
となく高エネルギーの放射線の検出効率を向上させ、ま
た放射線損傷の起こりにくい固体放射線検出装置を実現
することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では固体放射線検
出装置として張り合わせ構造のSOI基板を利用しSO
I基板の両面に単結晶シリコン半導体を使用し、この2
つ単結晶シリコン半導体に別々に光電変換素子と信号の
転送・読みだし、蓄積、増幅などの信号処理回路を設け
る。
【0010】これにより、検出面積を広くできる。また
光電変換素子を形成した単結晶シリコン半導体側から放
射線を入射することにより放射線損傷も軽減できる。ま
た光電変換素子を形成した単結晶シリコン半導体に高抵
抗基板をFZ法(Floating Zone Method)で製造した単
結晶シリコン半導体を使用することで空乏層を深くのば
すことが可能となる。
【0011】光電変換素子にはフォトダイオード、PI
Nフォトダイオード、APD、フォトトランジスタが使
用できるがPINフォトダイオードが空乏層を深くのば
すのに優れている。また信号の転送・読みだし機能をC
CD(電荷結合素子),BBD(bucket brigade devic
e)のCTD(電荷転送素子)とすることで回路構成が
簡易となる。
【0012】またBBDはMOSFET、接合形FE
T、バイポーラートランジスターなどで構成できるが特
に接合形FETを使用することで放射線損傷の少ない転
送効率の優れたBBDとすることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施例の放
射線検出装置の断面図で、絶縁層3を介してP-単結晶
シリコン半導体1とP-単結晶シリコン半導体2があり
SOI基板を使用する構造となっており、P-単結晶シ
リコン半導体1は光電変換素子13を有する構造となっ
ており、P-単結晶シリコン半導体2にはCDT14が
形成されている。
【0014】CDT14は放射線を遮蔽するシールド1
0をもつ構造となっている。CDT14をもつP+単結
晶シリコン半導体2は開口部12をもち入射線15はP
-単結晶シリコン半導体2側から入射し、開口部12を
通ってP-単結晶シリコン半導体1に形成された光電変
換素子13に入射する。
【0015】CTDとしてはCCD、BBDが利用で
き、BBDはMOSFET、接合形FET、バイポーラ
ートランジスタで構成できる。光電変換素子素子として
はフォトダイオード、PINフォトダイオード、フォト
トランジスタ、APD、MOSキャパシタが利用でき
る。
【0016】なお上記説明ではP-単結晶シリコン半導
体を例としたがN-単結晶シリコン半導体でも全く同様
に本発明が適用できる。以下の説明ではP-単結晶シリ
コン半導体あるいはN-単結晶シリコン半導体のどちら
かだけで説明するがその場合でもP-単結晶シリコン半
導体とN-単結晶シリコン半導体の両方に本発明は当然
適用できる。
【0017】図2は本発明の放射線検出装置の構成図で
あり垂直転送CTD21と水平転送CTD22よりなる
インタライン形放射線検出装置である。光電変換素子1
3で生じた電荷は転送ゲート23により垂直転送CTD
21に転送され、更に水平転送CTD22に転送され、
出力ゲート24より出力される。
【0018】なお図1は図2の水平方向の断面図であ
る。このCDT14をもつP-単結晶シリコン半導体2
側からの入射方法では光電変換素子13の受光面すなわ
ち開口部12と垂直転送CTD21は同一面上になり受
光面は垂直転送CTD21の面積による制約を受けるこ
とになる。
【0019】また構成回路あるいは素子としては光電変
換素子13、垂直転送CTD21、水平転送CTD2
2、転送ゲート23、出力ゲート24だけであるがたと
えば光電変換素子13、にトランジスターを接続して増
幅機能をもたせたすることも可能である。
【0020】図3は本発明の第2の実施例の放射線検出
装置の断面図で、絶縁層3を介してP-単結晶シリコン
半導体1とP-単結晶シリコン半導体2がありSOI基
板を使用する構造となっており、P-単結晶シリコン半
導体1はPINフォトダイオードよりなる光電変換素子
13を有する構造となっており、P-単結晶シリコン半
導体2にはCDT14が形成されている。
【0021】PINフォトダイオードを利用することに
より空乏層を深くのばすことができなおかつ入射線15
をP-単結晶シリコン半導体1側から入射することがで
き、この構造では垂直転送CTD21を形成する領域と
光電変換素子13を形成する領域は積層構造となってお
り、転送回路と光電変換素子とが競合することなく光電
変換素子の実質的受光面積を大きくできる。
【0022】この構造ではさらにP-単結晶シリコン半
導体2に形成されたCDT14やその他の信号処理回路
は放射線の影響を受けにくい。P-単結晶シリコン半導
体2側の開口部12は単に光電変換素子13とCDT1
4の間の配線にだけ必要となる。
【0023】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の放射線検出装
置の断面図で、絶縁層3を介してP-単結晶シリコン半
導体1とP-単結晶シリコン半導体2がありSOI基板
を使用する構造となっており、P-単結晶シリコン半導
体1はN領域4とP+領域5を形成することによりPI
Nフォトダイオードよりなる光電変換素子13を有する
構造となっており、P+領域6はPINフォトダイオー
ドのチャンネルストッパーである。
【0024】P-単結晶シリコン半導体2にはCDT1
4が形成されている。CTD14はN領域7をもつ埋め
込みチャネルCCDであり、ポリシリコン8とポリシリ
コン9を電極としてもつ2層電極構造をもち、放射線の
遮蔽のためのシールド10をもち層間絶縁等にSiO2
211が形成されている。
【0025】CDT14をもつP-単結晶シリコン半導
体2は開口部12をもち入射線15はP-単結晶シリコ
ン半導体2側から入射し、開口部12を通ってP-単結
晶シリコン半導体1に形成された光電変換素子13に入
射する。図2は本発明の第1の実施例の放射線検出装置
の構成図であり垂直転送CTD21と水平転送CTD2
2よりなるインタライン形放射線検出装置である。
【0026】光電変換素子13で生じた電荷は転送ゲー
ト23により垂直転送CTD21に転送され、更に水平
転送CTD22に転送され、出力ゲート24より出力さ
れる。なお図1は図2の水平方向の断面図である。
【0027】図3は本発明の第2の実施例の放射線検出
装置の断面図で、絶縁層3を介してP-単結晶シリコン
半導体1とP-単結晶シリコン半導体2がありSOI基
板を使用する構造となっており、P-単結晶シリコン半
導体1はN領域4とP+領域5を形成することによりP
INフォトダイオード17を有する構造となっており、
+領域6はPINフォトダイオードのチャンネルスト
ッパーである。
【0028】P-単結晶シリコン半導体2にはポリシリ
コン8とポリシリコン9を電極としてもつ2層電極構造
をもちN領域7をもつ埋め込みチャネルCCDであるC
DT14が形成されている。PINフォトダイオードを
利用することにより空乏層を深くのばすことができ入射
線15をP-単結晶シリコン半導体1側から入射するこ
とができる。
【0029】この方法では転送回路とPINフォトダイ
オードとが積層構造となり転送回路とPINフォトダイ
オードとが競合することなく光電変換素子の実質的受光
面積を大きくできる。この構造ではさらにP-単結晶シ
リコン半導体2に形成されたCDT14やその他の信号
処理回路は放射線損傷を受けにくい。
【0030】P-単結晶シリコン半導体2側の開口部1
2は単にPINフォトダイオード17とCDT14の間
の配線にだけ必要となる。PINフォトダイオード17
を形成するP-単結晶シリコン半導体1は低い印加逆電
圧で大きく空乏層をのばすためFZ法(Floating Zone
Method)により製造された高抵抗基板を使用するのがよ
い。FZ法によれば比抵抗1kΩ・cmを越える高抵抗
単結晶シリコンが容易に得られ、数10Vで数100μ
mの空乏層化が容易に達成できる。
【0031】図4は本発明の第2の実施例の放射線検出
装置の構成図であり垂直転送CTD21と水平転送CT
D22よりなるインタライン形放射線検出装置である。
PINフォトダイオード17で生じた電荷は転送ゲート
23により垂直転送CTD21に転送され、更に水平転
送CTD22に転送され、出力ゲート24より出力され
る。
【0032】1画素分のPINフォトダイオード17は
点線で示されている。本実施例ではPINフォトダイオ
ードと転送回路等の形成領域は積層構造であるので図4
にしめすように転送回路等に制限されることなく1画素
分のPINフォトダイオードをつまり実質の放射線検出
領域を広くとることができる。
【0033】またPINフォトダイオード17を形成し
たP-単結晶シリコン半導体1がP-単結晶シリコン半導
体2に形成された諸回路にたいして放射線の遮蔽をなす
という利点もある。図5は本発明の第3の実施例の放射
線検出装置の断面図であり図4でみれば垂直転送CTD
21と平行な方向の断面図である。以下の実施例ではこ
の方向の断面図が他と区別しやすくわかりやすいので、
この方向の断面図で説明する。
【0034】図5ではCTDとしては埋め込みチャネル
CCDが使用されている。すなわち絶縁層3を介してP
-単結晶シリコン半導体1とP-単結晶シリコン半導体2
があり、P-単結晶シリコン半導体1はN領域4とP+
域5を形成することによりPINフォトダイオード17
を有する構造となっており、P+領域6はPINフォト
ダイオードのチャンネルストッパーである。
【0035】P-単結晶シリコン半導体2にはポリシリ
コン8とAl16を電極としてもつ2層電極構造をもち
N領域7をもつ埋め込みチャネルCCDである垂直転送
CCD18が形成されている。図6は本発明の第4の実
施例の放射線検出装置の断面図であり、絶縁層3を介し
てP-単結晶シリコン半導体1とP-単結晶シリコン半導
体2があり、P-単結晶シリコン半導体1はN領域4と
+領域5を形成することによりPINフォトダイオー
ド17を有する構造となっており、P+領域6はPIN
フォトダイオードのチャンネルストッパーである。
【0036】P-単結晶シリコン半導体2にはソースと
ドレインとなるN領域7とAl16を電極としてもつ垂
直転送MOSBBD18が形成されている。図7は本発
明の第5の実施例の放射線検出装置の断面図であり、絶
縁層3を介してN-単結晶シリコン半導体31とN-単結
晶シリコン半導体32があり、N-単結晶シリコン半導
体31はP+領域33とN+領域34を形成することによ
りPINフォトダイオード17を有する構造となってお
り、N+領域35はPINフォトダイオードのチャンネ
ルストッパーである。
【0037】N-単結晶シリコン半導体32にはソース
とドレインとなるN+領域7と、ゲートとなるP+領域3
8とAl16を電極としてもつ垂直転送接合形FETB
BD39が形成されている。この接合形FETBBDは
SiO2の放射線による損傷の影響を受けにくく放射線
検出装置に使用するのに有利である。
【0038】図8は本発明の放射線検出装置の製造工程
を示す図であり、特に本発明の実現に重要な張り合わせ
SOI基板の製造工程を示す図である。図8(a)に示
すようにまずFZ法で製造された高抵抗のN-単結晶シ
リコン半導体31にP+領域33、N+領域35を設け
る。
【0039】一方図8(b)に示すようにCCDあるい
はBBD等を形成するN-単結晶シリコン半導体32に
は絶縁層3を形成する。この絶縁層3は通常SiO2
ありこのSiO2を介してN-単結晶シリコン半導体31
とN-単結晶シリコン半導体32を熱圧着することによ
り張り合わせ構造の両面単結晶シリコン半導体であるS
OI基板が得られる。
【0040】このSOI基板の片面あるいは両面を必要
に応じて研磨したあと所定の工程を経ることにより図
1、図3、図5、図6、図7に示した本発明の放射線検
出装置が得られる。ここでN-単結晶シリコン半導体を
例としたがもちろんP-単結晶シリコン半導体でも同様
である。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように本発明では両面に単結
晶シリコン半導体をもつ張り合わせ構造のSOI基板の
一方の単結晶シリコン半導体に光電変換素子を、もう一
方の単結晶シリコン半導体に転送回路をはじめとする信
号処理回路を形成し、光電変換素子を形成する単結晶シ
リコン半導体としてFZ法により製造された高抵抗基板
を使用し、光電変換素子をPINフォトダイオードとす
ることにより空乏層を深くのばすことができ高エネルギ
ーの放射線の検出効率の大きな2次元の固体放射線検出
装置を実現できる。
【0042】また転送回路としてCCDや、BBDが使
用でき構造が簡易な効率のよい転送が可能となる。光電
変換素子の形成部と信号処理回路の形成部を積層構造と
することができ光電変換素子の実質的検出面積を大きく
することも可能となる。
【0043】また完全空乏層化したPINフォトダイオ
ードを形成した単結晶シリコン半導体側から放射線を入
射することで信号処理回路の放射線損傷を低減できる。
更にBBDとして接合形FETを使用することでも放射
線損傷を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の放射線検出装置の断面
図である。
【図2】本発明の第1の実施例の放射線検出装置の構成
図である。
【図3】本発明の第2の実施例の放射線検出装置の断面
図である。
【図4】本発明の第2の実施例の放射線検出装置の構成
図である。
【図5】本発明の第3の実施例の放射線検出装置の断面
図である。
【図6】本発明の第4の実施例の放射線検出装置の断面
図である。
【図7】本発明の第5の実施例の放射線検出装置の断面
図である。
【図8】本発明の放射線検出装置の製造工程図である。
【図9】従来の固体撮像素子の断面図である。
【符号の説明】
1,2 P-単結晶シリコン半導体 3 絶縁層 4,7 N領域 5,6 P+領域 8,9 ポリシリコン 10 シールド 11 SiO2 12 開口部 13 光電変換素子 14 CTD 15 入射線 16 Al 17 PINフォトダイオード 18 垂直転送CCD 19 垂直転送MOSBBD 21 垂直転送CTD 22 水平転送CTD 23 転送ゲート 24 出力ゲート 31,32 N-単結晶シリコン半導体 33,36,38 P+領域 34,35,37 N+領域 39 垂直転送接合形FETBBD

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層(3)を介して両面に単結晶シリ
    コン半導体を有する半導体基板の、一方の面の単結晶シ
    リコン半導体(1)に光電変換素子(13)を設け、も
    う一方の面の単結晶シリコン半導体(2)にCTD(1
    4)をもつ信号処理回路を設けたことを特徴とする固体
    放射線検出装置。
  2. 【請求項2】 前記CTD(14)がCCDであること
    を特徴とする請求項1記載の固体放射線検出装置。
  3. 【請求項3】 前記CTD(14)がBBDであること
    を特徴とする請求項1記載の固体放射線検出装置。
  4. 【請求項4】 前記BBDが接合形FETよりなること
    を特徴とする請求項3記載の固体放射線検出装置。
  5. 【請求項5】 前記光電変換素子(13)がPINフォ
    トダイオードであることを特徴とする請求項1記載の固
    体放射線検出装置。
  6. 【請求項6】 前記光電変換素子を設けた単結晶シリコ
    ン半導体(1)がFZ法により製造された単結晶シリコ
    ン半導体であることを特徴とする請求項1記載の固体放
    射線検出装置。
  7. 【請求項7】 絶縁層(3)を介して両面に単結晶シリ
    コン半導体を有する半導体基板の一方の面の単結晶シリ
    コン半導体(1)に光電変換素子(13)を設けもう一
    方の面の単結晶シリコン半導体(2)にCTD(14)
    をもつ信号処理回路を設けた固体放射線検出装置におい
    て入射線(15)を光電変換素子(13)を設けた単結
    晶シリコン半導体(1)側から入射することを特徴する
    固体放射線検出装置。
  8. 【請求項8】 前記単結晶シリコン半導体(1)側にシ
    ンチレーターを有することを特徴する請求項7記載の固
    体放射線検出装置。
JP9010685A 1997-01-23 1997-01-23 固体放射線検出装置 Pending JPH10209417A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9010685A JPH10209417A (ja) 1997-01-23 1997-01-23 固体放射線検出装置
US09/012,168 US6114685A (en) 1997-01-23 1998-01-22 Solid-state radiation detector having a charge transfer device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9010685A JPH10209417A (ja) 1997-01-23 1997-01-23 固体放射線検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10209417A true JPH10209417A (ja) 1998-08-07

Family

ID=11757133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9010685A Pending JPH10209417A (ja) 1997-01-23 1997-01-23 固体放射線検出装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6114685A (ja)
JP (1) JPH10209417A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001075977A1 (fr) * 2000-04-04 2001-10-11 Hamamatsu Photonics K.K. Detecteur d'energie a semi-conducteur
JP2001291892A (ja) * 2000-04-04 2001-10-19 Hamamatsu Photonics Kk 放射線検出器
JP2001291853A (ja) * 2000-04-04 2001-10-19 Hamamatsu Photonics Kk 半導体エネルギー検出素子
US7157352B2 (en) 2002-10-11 2007-01-02 Sony Corporation Method for producing ultra-thin semiconductor device
JP2012509492A (ja) * 2008-11-18 2012-04-19 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ スペクトルイメージング検出器
JP2014235167A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 オックスフォード インストゥルメンツ アナリティカル オーワイOxford Instruments Analytical Oy 放射線シールドを有する半導体検出器

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001075737A (ja) * 1999-09-06 2001-03-23 Canon Inc 座標入力装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ
DE102005026242B4 (de) * 2005-06-07 2007-05-03 Austriamicrosystems Ag Photodiode mit integrierter Halbleiterschaltung und Verfahren zur Herstellung

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58221562A (ja) * 1982-06-18 1983-12-23 Fuji Xerox Co Ltd 原稿読取装置
JPH07161958A (ja) * 1993-12-09 1995-06-23 Nec Corp 固体撮像装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001075977A1 (fr) * 2000-04-04 2001-10-11 Hamamatsu Photonics K.K. Detecteur d'energie a semi-conducteur
JP2001291892A (ja) * 2000-04-04 2001-10-19 Hamamatsu Photonics Kk 放射線検出器
JP2001291853A (ja) * 2000-04-04 2001-10-19 Hamamatsu Photonics Kk 半導体エネルギー検出素子
US7148551B2 (en) 2000-04-04 2006-12-12 Hamamatsu Photonics K.K. Semiconductor energy detector
JP4522531B2 (ja) * 2000-04-04 2010-08-11 浜松ホトニクス株式会社 半導体エネルギー検出素子
JP4571267B2 (ja) * 2000-04-04 2010-10-27 浜松ホトニクス株式会社 放射線検出器
US7157352B2 (en) 2002-10-11 2007-01-02 Sony Corporation Method for producing ultra-thin semiconductor device
JP2012509492A (ja) * 2008-11-18 2012-04-19 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ スペクトルイメージング検出器
JP2014235167A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 オックスフォード インストゥルメンツ アナリティカル オーワイOxford Instruments Analytical Oy 放射線シールドを有する半導体検出器

Also Published As

Publication number Publication date
US6114685A (en) 2000-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60130274A (ja) 固体撮像装置
JPH0318793B2 (ja)
US5828091A (en) Interline charge coupled device solid state image sensor
JPH08250697A (ja) 増幅型光電変換素子及びそれを用いた増幅型固体撮像装置
JPH10209417A (ja) 固体放射線検出装置
US6278102B1 (en) Method of detecting electromagnetic radiation with bandgap engineered active pixel cell design
JP2866328B2 (ja) 固体撮像素子
JPH06181302A (ja) Ccd映像素子
KR960001182B1 (ko) 고체 촬상 소자
JPH05235317A (ja) 固体撮像素子
JP2001237407A (ja) 電磁放射の検出器およびその製造方法
JPS61229355A (ja) 固体撮像装置
JP4824241B2 (ja) 半導体エネルギー検出器
JP2506697B2 (ja) 固体撮像装置
EP0276683A2 (en) Photoelectric conversion device
Kosonocky et al. Schottky-barrier image sensor with 100% fill factor
JPS60120556A (ja) 固体撮像装置
JP3857387B2 (ja) 半導体放射線検出装置の製造方法
JPH0135546B2 (ja)
JP2922688B2 (ja) 赤外固体撮像素子
JP2870467B2 (ja) 電荷結合装置
JP3590944B2 (ja) 電荷結合型半導体装置
JPS6086975A (ja) 固体撮像装置
JPH0774336A (ja) 固体撮像素子
JPS6255961A (ja) 固体撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040302