JPH0774336A - 固体撮像素子 - Google Patents

固体撮像素子

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JPH0774336A
JPH0774336A JP5219531A JP21953193A JPH0774336A JP H0774336 A JPH0774336 A JP H0774336A JP 5219531 A JP5219531 A JP 5219531A JP 21953193 A JP21953193 A JP 21953193A JP H0774336 A JPH0774336 A JP H0774336A
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JP
Japan
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layer
conductivity type
type layer
output circuit
photoresist
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JP5219531A
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English (en)
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Toshiaki Sano
聡明 佐野
Toshibumi Ozaki
俊文 尾崎
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】垂直CCDのチャネルを囲むスメア抑圧のため
のp型二重ウェルの高濃度化に伴う、出力回路のドライ
バトランジスタのドレインn+層とp型二重ウェルの接
合面における電界を緩和し、接合耐圧の劣化を抑圧す
る。また、p型ウェルとp−−ウェルを空乏化しドライ
バトランジスタの基板効果を抑圧することにより出力回
路の利得を向上する。 【構成】CCD型固体撮像素子の出力回路において、ド
ライバトランジスタのp−二重ウェル3の濃度を垂直C
CDのチャネルを囲むスメア抑圧のためのp型二重ウェ
ルの濃度よりも低くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCCD型固体撮像素子の
高耐圧かつ高利得な出力ならびに周辺回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用ビデオカメラの固体撮像素
子には、インターライン(IL)CCD型固体撮像素子が
広く用いられている。この種のCCD型固体撮像素子に
ついては、テレビジョン学会技術報告TEBS94−4
ED 773 第19頁から第24頁(1984)、
及び1985年テレビジョン学会全国大会予稿集 第4
9頁から第60頁(1985)、及び1984アイ・ディ
・イー・エム・テクニカル・ダイジェスト第28頁から
第31頁(1984IEDM Technical Digest, p.28−p.
31)、及び平成元年・情報関連学会連合大会予稿集第
3−65頁から第3−68頁(1989)において論じ
られている。
【0003】インターラインCCD型固体撮像素子は図
7に示す素子構成を持ち、その出力回路は図8に示す二
段のソースフォロワ回路より構成されている。
【0004】図7において101は二次元上に配置され
た光電変換を行うホトダイオード、102はホトダイオ
ード101の間に設けられた垂直CCD、103は水平
CCD、104は信号電荷を検出するための出力回路であ
る。ホトダイオード101で光電変換された信号電荷
は、一括して垂直CCD102に送られ、ついで一行ず
つ水平CCD103に転送され、その後水平CCD10
3内を順次転送され、出力回路104で電圧に変換さ
れ、素子外部に出力される。
【0005】図8において、105,106はそれぞれ
初段ソースフォロワを構成するドライバトランジスタ,
負荷トランジスタ、107,108はそれぞれ次段ソー
スフォロワを構成するドライバトランジスタ,負荷トラ
ンジスタ、109は水平CCD103から信号電荷が送ら
れてくる浮遊拡散層110を水平CCDの転送周期ごと
にリセットするためのリセットトランジスタである。ま
た、VRD,φRGは浮遊拡散層110のリセット電圧,リ
セットパルス、VG は負荷トランジスタのゲート電圧、
D は出力回路の電源電圧であり、出力回路のグランド
は素子が形成されているウェルの電圧と等しくなってい
る。信号電荷は水平CCD103より浮遊拡散層110
に転送され、この結果生じる浮遊拡散層110の電位変
化がトランジスタ105,106からなる初段ソースフ
ォロワにより検出され、トランジスタ107,108か
らなる次段ソースフォロワにより外部に出力される。つ
いでリセットパルスφRGがリセットトランジスタ109
のゲートに入力され、浮遊拡散層110はリセット電圧
RDにリセットされる。以上の動作が繰り返され、信号
が順次出力される。
【0006】インターラインCCD型固体撮像素子には
スメア抑圧能力が低いという問題があり、素子の小型化
を阻害していた。この問題点を解決するための構造をす
でに先願発明として特開平3−289173 号公報及び、特願
平3−303065 号明細書が提案されている。
【0007】以下、図7のA−A′部の断面構造を示す
図9を用いてこの構造を説明する。同図において1はn
−基板、2はp−−ウェル、7はゲート絶縁膜となるS
iO2、21は縦型オーバーフロードレインの動作を低電
圧で行うためのn−−層、22はパンチスルー読み出し
を容易に行うためのn−層、23は動作時には空乏化す
るホトダイオードを構成するn層、26はスメア抑圧の
ためのp型二重ウェル、27は垂直CCDのチャネルと
なるn層、31は暗電流低減のためのp+層、32は、
ホトダイオードを構成するn層23と垂直CCDのチャ
ネルとなるn層27との間の読み出し電圧を調整するた
めのp−層、33は垂直CCDの転送電極となるポリシ
リコン、34は遮光のためのアルミニウムである。
【0008】本構造ではスメア抑圧のため垂直CCDの
チャネルとなるn層27の周りに設けられたp型二重ウ
ェル26の深さを、ホトダイオードを構成するn層23
の深さ以下とし、垂直CCDのチャネルとなるn層27
の周りにできる空乏層の幅を小さくし、不要な電荷の収
拾領域を小さくすることによりスメア抑圧能力を向上し
ている。
【0009】本構造における出力回路104の初段ソー
スフォロワを構成するドライバトランジスタ105の断
面構造を図10に示す。同図は図8のC−C′部に相当
する。図10において1,2,7,26は図9と同じ、
4はドレインn+層、5はソースn+層、6はゲート電
極となるポリシリコン、8は動作時に形成されるチャネ
ル、9は動作時に形成される空乏層、10はチャネル下
空乏層端である。基板表面のp層はスメア抑圧のための
p型二重ウェル26と同一不純物層を使用している。な
お、本構造はドライバトランジスタ105ばかりでな
く、リセットトランジスタ109を除く出力回路104
を構成する他のトランジスタ、さらには保護回路などの
周辺回路を構成するトランジスタでも同様である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記構造で、スメア抑
圧並びに垂直CCDのチャネルとなるn層27とn−基
板との間のパンチスルー耐圧劣化が生じないようにする
ためにp型二重ウェル26の高濃度化が必要となる。例
えば、p型二重ウェル26の深さが0.6μm程度の
時、p型二重ウェル26の濃度は1017から1018/cm
3 の値に達する。一方、従来型のCCD型固体撮像素子
では出力回路104にはスメア抑圧のためのp型二重ウ
ェル26と同一の不純物層を使用している。この結果、
p型二重ウェル26の高濃度化は以下の二つの問題点を
生じる。
【0011】第一に、出力回路104を構成するソース
フォロワのドライバトランジスタ105,107のドレ
インn+層4とp型二重ウェル26との接合耐圧が動作
に必要な値以下になる。これは、垂直CCDのチャネル
を構成するn層27に比べると、ドレインn+層4は抵
抗をできるだけ小さくするため高濃度にする必要がある
ためである。この結果、ドレインn+層4とp型二重ウ
ェル26との間にかかる逆バイアスによる空乏層は主に
p型二重ウェル26側にのみ延び、接合部の電界が垂直
CCDのチャネルを構成するn層27とp型二重ウェル
26の接合に比べて強くなる。なお、この問題は出力回
路104のドライバトランジスタ105,107だけでな
く、入力保護回路などの周辺回路における高電圧のかか
るn+拡散層においても同様に発生する。さらに、駆動
回路や信号処理回路を同一チップ上に設ける場合にも同
様である。
【0012】第二に、ソースフォロワのドライバトラン
ジスタ105,107の基板効果係数が増加し、出力回
路104の利得が低下する。初段ソースフォロワを例に
取り、以下説明する。初段ソースフォロワの利得は数
1,数2で表される。
【0013】
【数1】 G=(gmD・ro)/(1+gmD・ro) …(1)
【0014】
【数2】 ro=1/(gDD+gDL+gmD・η) …(2) ここでgmDはドライバトランジスタ105の相互コンダ
クタンス、ro は初段ソースフォロワの出力抵抗、gDD
はドライバトランジスタ105のドレインコンダクタン
ス、gDLは負荷トランジスタ106のドレインコンダク
タンス、ηはドライバトランジスタ105の基板効果係
数である。通例gDD、gDLはgmD・ηに比べ無視できる
ほど小さいので、利得Gは次数3で近似できる。
【0015】
【数3】 G=1/(1+η) …(3) 基板効果係数ηはチャネル下空乏層端10部分の不純物
濃度の平方根に比例する。従来構造では上述のようにp
型二重ウェル26のピーク濃度を1017から1018/cm
3 程度とする必要があり、その場合基板効果係数ηは1
程度の値となり、利得Gは0.5 程度の値となる。以上
のことは次段ソースフォロワについても同様である。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、出力回
路104のみp型二重ウェルの濃度を低くすることによ
り、ドライバトランジスタ105,107のドレインn
+層4とp型二重ウェルとの接合耐圧を向上し、かつ、
ドライバトランジスタ105,107の基板効果を抑圧
し、出力回路104の利得を向上することにある。
【0017】ドレインn+層4には通例15V程度の電
圧を印加する。ドレインn+層4とp型二重ウェルとの
接合耐圧を15V以上にするためには、出力回路104
部分のp型二重ウェルの濃度は6×1016/cm3 以下に
すれば良い。しかし、出力回路104部のp型二重ウェ
ル濃度をあまり低くすると、ドライバトランジスタのド
レインコンダクタンスgDDが増大し、gmD・ηに対し無
視できない値となり、数1,数2により利得Gが低下す
る。この利得低下を防ぐためには、例えば、チャネル長
1μmのトランジスタを用いた場合、出力回路104部
のp型二重ウェル濃度を1×1016/cm3 以上にすれば
良い。また、基板効果係数ηを小さくするために出力回
路104部のドライバトランジスタ105,107のp
型二重ウェル及びp−−ウェルが動作時に空乏化するた
めには、例えばp型二重ウェルの深さが0.6μmの
時、p−二重ウェル濃度を1×1016から3×1016
cm3に設定すればよい。
【0018】
【作用】出力回路104部のp型二重ウェル濃度を上記
濃度範囲、1×1016から6×1016/cm3 に設定する
ことにより、ドライバトランジスタ105,107のド
レインn+層4とp型二重ウェルとの接合耐圧を15V
以上とすることができ、同時に動作時に出力回路部のp
型二重ウェル及びp−−ウェルを空乏化し、ドライバト
ランジスタ105,107のチャネル下空乏層端9がn
−基板1にまで達し、基板効果係数ηを抑圧し、出力回
路104の利得Gを向上することができる。この効果は
出力回路104だけでなく、他の周辺回路に使用してい
るトランジスタにも有効である。さらに、駆動回路や信
号処理回路を同一チップ上に設ける場合も同様である。
【0019】
【実施例】図1,図2に本発明の第一の実施例を示す。
図1において、3はp型二重ウェル26よりも濃度が低
いp−二重ウェルである。
【0020】図2は図1の製法を示す図である。同図
(a),(c)は垂直CCD102の図7のB−B′部
の断面を、同図(b),(d)は出力回路104のドラ
イバトランジスタ105の図8のB−B′部の断面を表
す図である。まず、n−基板1上にp−−ウェル2をイ
オン打ち込みと熱拡散により形成する。次に出力回路1
04部分をホトレジストで覆い、垂直CCD102及び
ホトダイオード101部分にのみ、縦型オーバーフロー
ドレインの動作を低電圧で行うためのn−−層21をイ
オン打ち込みと熱拡散により形成する。さらに、ホトレ
ジストを除去した後、新たにホトレジストを形成し、パ
ンチスルー読み出しを容易に行うためのn−層22をイ
オン打ち込みと熱拡散により形成する。
【0021】次に、ホトレジストを除去し、Si34
4と新たなホトレジスト形成した後、ホトダイオードを
構成するn層23をリンイオン打ち込みにより形成す
る。さらに、ホトレジストを除去した後、新たにホトレ
ジスト25を形成し、Si324とホトレジスト2
5をマスクにして、垂直CCD102と出力回路104
にp−二重ウェル3をボロンイオン打ち込みで形成する
(図2(a),(b))。この後、ホトレジスト25を
除去し、出力回路104とホトダイオード101部分に
ホトレジスト28を形成し、Si424とホトレジ
スト28をマスクにして垂直CCD102部分にのみ、
スメア抑圧のためのp型二重ウェル26,垂直CCDの
チャネルとなるn層27を砒素イオン打ち込み及び熱拡
散で形成する(図2(c),(d))。
【0022】次にホトレジスト28とSi3424を除
去した後新たにホトレジストを形成し、ホトダイオード
を構成するn層23と垂直CCDのチャネルとなるn層
26との間の読み出し電圧を調整するためのp−層32
をイオン打ち込み及び熱拡散により形成する。その後は
通常のプロセスにより図1に示す構造を形成する。な
お、p−ウェルを空乏化し、利得Gを向上する方法は特
開平4−357873 号公報にドライバトランジスタ部のp−
ウェルを負荷トランジスタのpウェルに比べて深く形成
する方法が提案されているが、上記方法はそれに比べて
プロセスが簡易であるという利点を持つ。
【0023】上記方法により形成したドライバトランジ
スタのしきい値電圧の基板バイアス依存性を図3に示
す。同図(a)が測定時の回路構成、同図(b)が測定
結果である。p−二重ウェル3の濃度は3×1016/cm
3、基板深さは0.6μmである。図3(b)より、基板
バイアスVBB≦−4Vでは曲線の傾きが小さくなり基板
効果が抑圧されている。この時、基板効果係数ηは0.
04 であり、ソースフォロワの利得Gは約0.9 であ
る。
【0024】なお、本実施例では出力回路のp−二重ウ
ェル3を垂直CCD102と出力回路104に形成した
後、さらに垂直CCD102部にp型二重ウェル26を
ボロンの付加打ち込みにより形成したが、垂直CCD1
02のp型二重ウェル26と出力回路のp−二重ウェル
3を別々のイオン打ち込みで形成しても良い。
【0025】また、p型層の表面濃度が前述の範囲にあ
れば、出力回路104部のp−二重ウェル3と垂直CC
D102部のp型二重ウェル26の深さを同一とする必
要はない。
【0026】図4に本発明の第二の実施例を示す。本実
施例では図1のp−二重ウェル3をホトダイオードを構
成するn層23と垂直CCDのチャネルとなるn層27
との間の読み出し電圧を調整するためのp−層32と兼
用した例である。本実施例によれば、上記の兼用により
ホト工程を減らすことができる。
【0027】図5に本発明の第三の実施例を示す。本実
施例では縦型オーバーフロードレインの動作を低電圧で
行うためのn−−層21を出力回路104にも形成した
ものである。この際、表面近傍のp−二重ウェル3の濃
度をドレインn+層4との接合耐圧を15V以上にでき
る最大の6×1016/cm3 に設定している。この結果、
接合耐圧を許容値以上にしたまま、ドレインコンダクタ
ンスの増加を抑圧し、かつ、深いn−−層21によりチ
ャネル下空乏層端10をn−基板1にまで到達させるこ
とにより、出力回路104の利得Gをほぼ1とできる。
【0028】図6に本発明の第四の実施例を示す。本実
施例ではパンチスルー読み出しを容易に行うためのn−
層22を出力回路にも形成したものである。本構造でも
p−二重ウェル3の濃度をドレインn+層4との接合耐
圧が確保できる最大の6×1016/cm3 に設定する。こ
の結果、第三の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0029】なお、第三,第四の実施例において、空乏
層をn−基板1まで到達させるためにp−二重ウェル3
下に形成するn型層は必ずしもホトダイオード101部
と同一でなくても良い。
【0030】また、第一から第四の実施例では出力回路
のトランジスタについて述べたが、本発明は保護回路他
トランジスタを構成素子とする他の駆動回路や内蔵した
信号処理回路などの周辺回路部に用いるトランジスタに
も適用できる。。また、本実施例ではIL−CCDの場
合を述べたが、本発明は1982年テレビジョン学会全
国大会予稿集 第35頁から第36頁(1982)に記
載のFIT−CCD,及びアイ・エス・エス・シー・シ
ー ダイジェスト オブ テクニカル ペーパーズ第1
00頁から第101頁(1985)(ISSCC DIGEST OF
TECHNICALPAPERS, p.100−p.101(198
5))に記載のCSD、及びアイ・エス・エス・シー・
シー ダイジェスト オブ テクニカル ペーパーズ第
106頁から第107頁(1987)(ISSCC DIGEST OF
TECHNICAL PAPERS, p.106−p.107(198
7))に記載のLA−CCDなどのIL−CCDを基本
とするすべての素子に適用できる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、出力回路及び周辺回路
のドレインn+層における接合耐圧を向上できる。ま
た、出力回路のウェルを空乏化させることによりトラン
ジスタの基板効果を抑圧し、出力回路の利得を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す素子の断面図。
【図2】図1の製法を示す説明図。
【図3】本発明の効果を示す説明図。
【図4】本発明の第二の実施例を示す素子の断面図。
【図5】本発明の第三の実施例を示す素子の断面図。
【図6】本発明の第四の実施例を示す素子の断面図。
【図7】従来の電荷転送型固体撮像素子の素子構成を示
す平面図。
【図8】出力回路図。
【図9】図7のA−A′部の断面図。
【図10】図8のC−C′部の断面図。
【符号の説明】
1…n−型基板、2…p−−ウェル、3…p−二重ウェ
ル、4…ドレインn+層、5…ソースn+層、6…ゲー
ト電極、7…ゲート絶縁膜、8…トランジスタのチャネ
ル、9…トランジスタが動作時に形成される空乏層、1
0…トランジスタのチャネル下空乏層下端。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の第一導電型の半導体層内に、二次元
    的に配置された第一の第二導電型層よりなる光電変換素
    子層と、前記光電変換素子層間に配置された第二の第二
    導電型層よりなるチャネル層と前記チャネル層を囲む第
    二の第一導電型層と該チャネル層上の複数のゲート電極
    からなる電荷転送素子と、前記ゲート電極と前記ゲート
    電極の両側に形成された第三の第二導電型層よりなるド
    レイン及びソース領域を有する複数のMOSトランジス
    タからなる固体撮像素子において、前記MOSトランジ
    スタの少なくとも一つが前記ドレイン、ソース領域の接
    合面の濃度が前記チャネル層を囲む第二の第一導電型層
    の前記チャネル層の接合面における濃度より低濃度であ
    るような第三の第一導電型層内に設けられたことを特徴
    とする固体撮像素子。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記固体撮像素子が第
    二導電型の半導体基板上に形成され、前記MOSトラン
    ジスタのうち少なくとも一つのトランジスタの前記第三
    の第二導電型層よりなるソース領域と前記第二導電型層
    間の半導体領域が動作時に空乏化することを特徴とする
    固体撮像素子。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記第二導電型の光電
    変換素子層と前記第二導電型のチャネル層間に読み出し
    電圧調整用の第四の第一導電型層が設けられ、前記第三
    の第一導電型層と読み出し電圧調整用の第四の第一導電
    型層が等しい固体撮像素子。
  4. 【請求項4】請求項2において、前記第三の第一導電型
    層と前記第一導電型の半導体基板との間に第四の第二導
    電型層が設けられた固体撮像素子。
  5. 【請求項5】請求項4において、第一導電型基板と前記
    第二導電型の光電変換素子層との間に第五の第二導電型
    層が設けられ、第四の第二導電型層と該第五の第二導電
    型層が等しい固体撮像素子。
  6. 【請求項6】請求項4において、第一導電型基板と前記
    第二導電型の光電変換素子層との間に第六の第二導電型
    層が設けられ、前記第六の第二導電型層と前記第二導電
    型の光電変換層との間に第七の第二導電型層が設けら
    れ、前記第六の第二導電型層と前記第七の第二導電型層
    が等しい固体撮像素子。
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JP2008141737A (ja) * 2006-11-07 2008-06-19 Nippon Signal Co Ltd:The 電荷検出装置
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