JPH10205289A - セグメントの接合構造 - Google Patents

セグメントの接合構造

Info

Publication number
JPH10205289A
JPH10205289A JP9172548A JP17254897A JPH10205289A JP H10205289 A JPH10205289 A JP H10205289A JP 9172548 A JP9172548 A JP 9172548A JP 17254897 A JP17254897 A JP 17254897A JP H10205289 A JPH10205289 A JP H10205289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joining
cylinder
engaging
head
segment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9172548A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Someya
洋樹 染谷
Hirosuke Asano
裕輔 浅野
Masatake Yasumoto
匡剛 安本
Yasuhiko Asai
康彦 浅井
Tomoaki Satou
智晶 佐藤
Takashi Ushigami
敬 牛上
Kiyoshi Imai
清志 今井
Akio Ono
晶生 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
Toda Corp
KFC Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
Toda Corp
KFC Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd, Ishikawajima Construction Materials Co Ltd, Toda Corp, KFC Ltd filed Critical Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Priority to JP9172548A priority Critical patent/JPH10205289A/ja
Publication of JPH10205289A publication Critical patent/JPH10205289A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セグメント同士を容易に接合させて、トンネ
ル等の構築作業の省力化を図る。 【解決手段】 セグメント1に設けられた接合筒5と、
他方のセグメント1に設けられた接合棒7とを有し、そ
の先端に頭部11と係合段部15を形成した構成とさ
れ、接合筒5は、筒状の接合筒本体5aと、その内側に
固定された弾性部材16と、その内側の係合筒17とを
有しており、係合筒17に設けられた係合部17cに、
頭部11が挿入されたときに頭部11の通過を許すよ
う、弾性部材16を外側に押しつつ、係合部17cを弾
性的に拡径可能とするスリット23が形成され、かつ、
係合部17cの先端部には、係合筒17内を頭部11が
通過したときに、弾性部材16が弾性復帰すると共に、
係合部17cが拡径して係合段部15に係合する被係合
段部25が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル壁体を構
成するセグメントの接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トンネル壁体を構成する場合、セグメン
トの接合構造としては、セグメントの接合面の近傍に、
セグメントの接合面同士を当接させた際に互いに連通す
る孔部を有する継手を埋め込んでおき、これら継手の孔
部同士が連通するように、セグメントの接合面を当接さ
れた状態において孔部へボルトを連通させ、このボルト
へナットを締結させて接合させる構造が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造では、構築現場において、継ぎ手の接合面に形成され
た孔部へボルトを挿通させ、このボルトへナットを締結
させるという極めて煩雑な作業を要するという問題点が
あった。しかも、上記構造では、継ぎ手の孔部を正確に
連通させてセグメントを設置しなければならなかった。
本発明の接合構造は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、例えばセグメント同士を極めて容易に接合すること
ができる接合構造を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のセグメントの接合構造においては、以下に
述べるような手段を講じた。すなわち、請求項1記載の
セグメントの接合構造においては、セグメント同士を、
互いの接合面を合わせた状態で接合するセグメントの接
合構造であって、一方のセグメントに設けられた接合筒
と、該接合筒に端部が嵌合されて固定される、他方のセ
グメントに設けられた接合棒とを有してなり、該接合棒
は、軸部の先端に該軸部より大径の頭部を設けて、該軸
部と頭部間に係合段部を形成した構成とされ、前記接合
筒は、筒状の接合筒本体と、この接合筒本体の内側に配
設された弾性変形可能な弾性部材と、該弾性部材の内側
に配設された係合筒とを有してなり、前記接合筒本体
は、前記接合棒の頭部の通過を許す導入孔部と、前記係
合筒の奥部に設けられ前記頭部を収納する頭部収納凹部
とを有してなり、前記係合筒は、その内周面が前記頭部
収納凹部の奥部方向へ向けて漸次縮径する係合部を有す
るとともに、該係合部に、前記頭部が挿入されたとき
に、前記弾性部材を外側に押圧しつつ、前記頭部の通過
を許すよう、該係合部を拡径可能とするスリットが形成
された構成とされ、かつ、該係合部の先端部に、前記係
合筒内を前記頭部が通過したときに、前記弾性部材が弾
性復帰すると共に、前記係合部が縮径して前記接合棒の
前記係合段部に係合する被係合段部が設けられているこ
とを特徴とする。上記の接合構造においては、前記接合
筒と前記接合棒とが係合して、該接合筒が設けられた部
材と、該接合棒が設けられた部材とを接合する。すなわ
ち、前記頭部が前記頭部収納凹部内に挿入されたとき
に、前記弾性部材が弾性変形して、前記頭部に通過を許
し、その後には、前記該係合筒の先端の被係合段部が前
記接合棒の前記係合段部に係合して固定される。
【0005】請求項2記載のセグメントの接合構造にお
いては、請求項1記載のセグメントの接合構造におい
て、前記接合棒の前記頭部の先端部は、先端方向に向け
て漸次縮径するテーパ形状とされていることを特徴とす
る。上記のセグメントの接合構造においては、前記接合
棒を前記接合筒に挿入していくと、前記頭部の先端部と
前記係合部のテーパとが係合しつつ案内されて、前記頭
部が前記導入孔部を通過する。請求項3記載のセグメン
トの接合構造においては、請求項1または2記載のセグ
メントの接合構造において、前記弾性部材の内部には、
該弾性部材の弾性変形を容易にする空洞が設けられてい
ることを特徴とする。上記のセグメントの接合構造にお
いては、前記接合棒を前記接合筒に挿入していくと、前
記頭部の先端部により前記係合筒の基部を介して前記弾
性部材が圧縮されるが、前記弾性部材の内部に前記空洞
が設けられているため、前記弾性部材が圧縮されやす
く、頭部の通過がスムーズになる。請求項4記載のセグ
メントの接合構造においては、請求項1または2記載の
いずれかのセグメントの接合構造において、前記弾性部
材は、前記係合筒の外周面の周方向に巻回されて、前記
係合筒を拡径及び縮径可能とする弾性リングからなるこ
とを特徴とする。このセグメントの接合構造において
は、前記頭部が前記頭部収納凹部内に挿入されると、前
記弾性リングが伸びて、前記頭部に通過を許し、その後
には、前記該係合筒の先端の被係合段部が前記接合棒の
前記係合段部に係合して固定される。
【0006】請求項5記載のセグメントの接合構造にお
いては、セグメント同士を、互いの接合面を合わせた状
態で接合するセグメントの接合構造であって、一方のセ
グメントに設けられた接合筒と、該接合筒に端部が嵌合
されて固定される、他方のセグメントに設けられた接合
棒とを有してなり、該接合棒は、軸部の先端に該軸部よ
り大径の頭部を設けて、該軸部と頭部間に係合段部を形
成した構成とされ、前記接合筒は、筒状の接合筒本体
と、この接合筒本体の内壁の上部及び下部に配設された
支持部材と、該支持部材によりその外面の両端部が支持
された係合筒とを有してなり、前記接合筒本体は、前記
接合棒の頭部の通過を許す導入孔部と、前記係合筒の奥
部に設けられ前記頭部を収納する頭部収納凹部とを有し
てなり、前記係合筒は、弾性変形可能に構成され、か
つ、その内周面が前記頭部収納凹部の奥部方向へ向けて
漸次縮径する係合部とを有するとともに、該係合部に、
前記頭部が挿入されたときに該頭部の通過を許すよう、
弾性的に拡径可能とするスリットが形成された構成とさ
れ、更に、該係合部の先端部には、前記係合筒内を前記
頭部が通過したときに、前記係合筒が弾性復帰すると共
に、前記係合部が縮径して前記接合棒の前記係合段部に
係合する被係合段部が設けられていることを特徴とす
る。このセグメントの接合構造においては、前記係合筒
がたわみ性を有しており、弾性変形可能となっているた
め、前記接合棒の前記頭部が前記係合筒の前記係合部を
通過する際に、前記係合部が拡径して、前記頭部の通過
を許容する。そして、前記頭部が前記係合筒を通過した
際に、前記係合筒が弾性復帰すると共に、前記係合部が
縮径して前記接合棒の前記係合段部と、前記係合筒の被
係合段部とが係合する。
【0007】請求項6記載のセグメントの接合構造にお
いては、請求項1から5までに記載のいずれかのセグメ
ントの接合構造において、前記係合筒は、周方向に分割
された複数の係合筒構成部材からなることを特徴とす
る。上記セグメントの接合構造においては、前記係合筒
が一体の部材ではなく、複数の係合筒構成部材を組み合
わせて構成されているので、前記係合筒の形成が容易に
なる。
【0008】請求項7記載のセグメントの接合構造にお
いては、請求項1から6までに記載のいずれかのセグメ
ントの接合構造において、前記接合棒の係合段部及び前
記係合筒の被係合段部の両方もしくはいずれか一方が、
前記接合棒の前記係合筒への挿入方向後方側へ向かって
漸次縮径するテーパ面とされていることを特徴とする。
そして、このセグメントの接合構造においては、係合段
部と被係合段部とが僅かにでも係合することにより、こ
れら係合段部と被係合段部との係合力によってセグメン
ト同士が接合されて接合棒が抜けなくなり、その後は、
接合棒が係合筒の内部方向へ挿入されるにしたがって、
係合段部と被係合段部との互いの接合力が高まることと
なる。
【0009】請求項8記載のセグメントの接合構造にお
いては、請求項1から7までに記載のいずれかのセグメ
ントの接合構造において、前記接合筒本体の底部には、
前記係合筒の内周へ嵌合する嵌合凸部が形成されている
ことを特徴とする。このセグメントの接合構造において
は、接合筒本体内における係合筒の位置ずれが確実に防
止される。請求項9記載のセグメントの接合構造におい
ては、請求項1から7までに記載のいずれかのセグメン
トの接合構造において、前記接合筒本体の底部には、前
記係合筒の下端部が嵌合する溝部が形成されていること
を特徴とする。このセグメントの接合構造においても、
上記と同様に、接合筒本体内における係合筒の位置ずれ
が確実に防止される。
【0010】請求項10記載のセグメントの接合構造に
おいては、請求項1から9までに記載のいずれかのセグ
メントの接合構造において、前記係合筒には、その外周
に、前記スリットを跨ぐように薄板が設けられ、該薄板
によって前記スリット内への前記弾性体の入り込みが禁
止されていることを特徴とする。そして、このセグメン
トの接合構造においては、接合時における弾性部材のス
リットへの入り込みが薄板によって確実に阻止され、係
合筒の確実な縮径が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について、図1乃至図7を参照にして説明する。図1、
図2は、互いに接合するセグメントを示す図であり、符
号1はセグメントである。セグメント1、1は、これら
を互いの接合面3、3を合わせた状態で接合するように
なっている。
【0012】一方のセグメント1には接合筒5が、他方
のセグメント1には、接合筒5に端部が嵌合されて固定
される接合棒7が設けられている。図3は、この接合部
付近を拡大して示した図であり、一方図4は接合筒の図
3のA−A線視断面図である。図3に示すように、接合
棒7は、軸部9の先端に軸部9より大径の頭部11を設
けてなるものであり、軸部9と頭部11との間には、係
合段部15が形成されている。
【0013】一方、接合筒5は、筒状の接合筒本体5a
と、この接合筒本体5aの内側に配設された弾性変形可
能な弾性部材16と、この弾性部材16の内側に配設さ
れた係合筒17とを有している。このうち接合筒本体5
aは、接合棒7の頭部11の通過を許す導入孔部19
と、弾性部材16及び係合筒17の設けられた頭部収納
凹部21とを有している。その内周に設けられた弾性部
材16は肉厚ゴムリングにより形成され、接合筒5の半
径方向に弾性変形が可能になっている。
【0014】また、その肉厚ゴムリング16の内周に設
けられた係合筒17は、その上面17aにおいては、接
合筒本体5aの導入孔部19の下面19aに接する状態
となっているが、固定はされてはいない。この係合筒1
7は下部においては、接合筒本体5aの底板5bと面一
とされている。尚、底板5bに溝を形成し、その溝に挿
入して固定してもよい。
【0015】係合筒17の上部は、その外周面において
上部にすきま20を開けるようにして肉厚ゴムリング1
6と接している。そして係合筒17の上部には、その内
周面が頭部収納凹部21の奥部方向へ向けて漸次縮径す
る係合部17cが設けられている。さらに、図4に示す
ように、係合部17cを含む係合筒17には、その係合
部17cに頭部11が挿入されたときに頭部11の通過
を許すように、係合部17cを拡径可能とする複数のス
リット23、23、…が周方向に間隔をあけて形成され
た構成となっている。
【0016】そしてこの係合部17cの先端には、係合
筒17内を接合棒7の頭部11が通過したときに、肉厚
ゴムリング16が弾性復帰して、係合部17c付近を拡
径させ、接合棒7の係合段部15とが係合する被係合段
部25が設けられている。
【0017】この接合棒7の頭部11の先端部31は、
先端方向に向けて漸次縮径するテーパとされ、係合筒1
7の係合部も先端方向に向けて漸次縮径するテーパ形状
とされている。セグメント1には、図3に示すように、
接合棒7及び接合筒5の配設箇所を含む接合面3に、凹
部61及び凸部63が形成されており、これら凹部61
と凸部63が、互いに嵌合するようになっている。
【0018】次に上記構成からなるセグメントを接合す
る方法について図3から図7までを参照して説明する。
図3に示すように、セグメント3同士を接合するには、
一方のセグメント3aを固定しておき、接合筒5と接合
棒7の位置合わせをし、一方のセグメント3aと他方の
セグメント3bとを相対的に接近させる。
【0019】すると、図5に示すように、まず接合棒7
の頭部11は導入孔部19を通過して、係合部17cに
付近に進入する。さらに接合棒7が押しつけられると、
頭部11は係合筒17内に進入し、その内周面が、頭部
収納凹部21の奥部方向へ向けて漸次縮径している係合
部17cに係合して当接する。そして、さらに接合棒7
を押しつけると、図6に示すように頭部11の通過を許
すよう、肉厚ゴムリング16が押圧されつつ縮み、係合
部17cに設けられたスリット23の間隔が広がる。こ
の際、係合筒17の下部は、接合筒本体5aの下部5b
において溝5c内に挿入されて接合されており、その位
置は変わらないが、図に示すように立設する角度は変化
する。
【0020】そして、係合筒17内を頭部11が通過し
たときには、係合筒17の係合部17cの先端に位置す
る被係合段部25が接合棒7の係合段部15に係合する
よう弾性復帰する。
【0021】すなわち、肉厚ゴムリング16が元の状態
に弾性復帰して、スリット23の間隔が接合棒7の挿入
前の状態に戻り、係合部17cの先端の外径は挿入前の
状態になる。そして、係合段部15と被係合段部25と
が係合する。ここで、係合時においては、係合段部15
と被係合段部25の傾斜はほぼ等しくなるように設定さ
れており、接合棒7を引き抜こうとする力が働いても、
傾斜面と垂直の方向の力のみが係合部17cに加わるた
め、係合部17cは拡径せず、接合棒7と接合筒5とは
容易には離間しない。その結果、接合棒7と接合筒5と
が堅固に結合する。また、セグメント同士は、接合棒7
及び接合筒5の配所箇所を含む接合面3a及び3bに、
凹部61及び凸部63が形成されており、これらの凹部
61と凸部63が互いに嵌合するようになっているた
め、セグメント同士が堅固に結合する。
【0022】従って、本発明のセグメントの接合構造に
おいては、セグメント同士を近接させることにより、セ
グメントに設けられた接合棒を他方のセグメントに設け
られた接合筒に係合させ、この係合力によってセグメン
ト同士を接合することができる。
【0023】尚、上記第1の実施の形態に示したセグメ
ントの接合構造においては、接合筒5と接合棒7とは、
接合時にその中心軸にずれはなく、真っ直ぐに挿入され
る場合について例示した。しかしながら、実際にセグメ
ントを接合する際には、多少の中心軸のずれが生じる場
合がある。上記セグメントの接合構造においては、この
ような接合棒5の偏心挿入も可能となっている。すなわ
ち、図8に示すように本発明の接合構造においては、接
合筒本体5aと、係合筒17及び接合棒5の中心軸Bと
Cとが一致していなくても(づれていても)、弾性部材
16の圧縮のされ方が、接合棒7の頭部11が係合筒1
7の係合部17cを押圧する力の大きさにより適度に調
整されて、頭部11が係合部17cを通過できるので、
偏心挿入に対応することが可能である。
【0024】尚、上記説明においては、接合筒本体5a
の底板5bには溝5cが設けられており、この溝5c内
に係合筒17の下部が挿入されて固定されている場合に
ついて説明したが、溝を設けずに回転可能なネジ等の周
知の固定手段によりその立設する角度が変化できるよう
に固定しても良い。また、肉厚ゴムリング16は、その
他の弾性体でもよく、例えばウレタン樹脂等の弾性変形
可能な材料を用いても良い。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図9を参照して説明する。この第2の実施の形態が
第1の実施の形態と異なる点は、図9に示すように、弾
性部材である肉厚ゴムリング16の内部に、少なくとも
1つ以上の空洞16aが設けられている点である。この
ような構造においては、接合棒7の頭部11が係合部1
7cを通過する際に、弾性部材である肉厚ゴムリング1
6が縮むが、空洞16aが設けられているために、その
縮み方の度合いが大きくなる。
【0026】次に、本発明の第3の実施の形態につい
て、図10を参照して説明する。この第3の実施の形態
が第1の実施の形態と異なる点は、図10に示すように
弾性部材16が肉厚ゴムリングでなく、Oリングバネ6
7を2本配置させていることである。このような構造に
おいても、接合棒7の頭部11が係合部17cを通過す
る際に、Oリングバネ67が縮むので、上記第1の実施
の形態の場合と同様の効果が得られる。また、図11に
示したように、4カ所に上記Oリングバネ67を配置し
ても良い。
【0027】次に、本発明の第4の実施の形態につい
て、図12及び図13を参照して説明する。図12及び
図13は、接合筒の要部の横断面図である。この第4の
実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、図12に
示すように弾性部材16が肉厚ゴムリングでなく、幅2
0mm程度の図に示すような波板バネ68を配置させて
いる点である。ここで、上記波板バネ68は接合筒本体
5aの内周に接している箇所68aと接していない箇所
68bとが互い違いになっている。このような構造にお
いても、接合棒7の頭部11が係合部17cを通過する
際に、図13に示すように、上記波板バネ68の接合筒
本体5aに接していなかった箇所68bも接合筒本体5
aの内面に接するようにして縮むので、上記第1の実施
の形態の場合と同様の効果が得られる。尚、図14に示
すように、上記波板バネ68の代わりに、コの字を連結
したような形状のバネ69を用いても同様の効果が得ら
れる。
【0028】次に本発明の第5の実施の形態について図
15を参照して説明する。この第5の実施の形態におい
ては、係合筒17はスリット23により複数の係合筒構
成部材71、71、…に分割可能とされると共に、係合
筒17の外側面の周方向には溝73が形成されている。
そして、この溝73内には、係合筒構成部材71、7
1、…同士を連結すると共に、この係合筒17を拡径及
び縮径可能とする弾性リング75が配設されている点が
第1及び第2の実施の形態の場合と異なっている。
【0029】このセグメントの接合構造においては、上
記第1及び第2の実施の形態において示した係合筒17
のように、一体の部材にスリットを形成して製造される
のではなく、複数の係合筒構成部材71を組み合わせて
構成され、またこれら係合筒構成部材71同士が弾性リ
ング75により連結されて一体化されているので、係合
筒17の製造が容易になる。
【0030】次に本発明の第6の実施の形態について、
図16及び図17を参照して説明する。この第6の実施
の形態においては、上記第1から第5の実施の形態まで
に示した構造と、接合筒5の構造が異なっている。すな
わち、接合筒本体5aは上述の実施の形態の形態に示し
たの構造と同様な構造であるが、この接合筒本体5aの
内壁の上部及び下部にはリング状の支持部材81、81
が固定されている点が異なっている。接合筒本体5aの
内側には、この支持部材81、81によりその外面の両
端部が支持された係合筒17が配置されている。
【0031】この係合筒17は、弾性変形可能でたわみ
性を有する弾性材料により形成されており、その内周面
が頭部収納凹部21の奥部方向へ向けて漸次縮径する係
合部17cとを有している。さらに図16に示すよう
に、この係合部17cには、接合棒7の頭部11が挿入
されたときに、この頭部11の通過を許すよう、係合筒
17が図16の一点鎖線85に示すように変形してこの
係合部17cを弾性的に拡径可能とするスリット91、
91、…が形成された構成とされている。さらに、この
係合部17cの先端部には、係合筒5内を接合棒7(図
示せず)の頭部11(図示せず)が通過したときに、係
合筒17が弾性復帰すると共に、係合部17cが縮径し
て接合棒7の係合段部15(図示せず)に係合する被係
合段部25が設けられている。
【0032】このセグメントの接合構造においては、係
合筒17がたわみ性を有しており、弾性変形可能となっ
ており、さらにスリット91を備えているため、接合棒
7の頭部11が係合筒17の係合部17cを通過する際
に、スリット91が開くと共に、係合筒17が変形し
て、頭部11の通過を許容する。この接合構造において
は、上記第1から第5までの実施の形態の接合構造に比
較して、弾性部材が不要となるため、部材の省略が可能
となるとともに、上記第1から第5の実施の形態に述べ
た効果と同様の効果を発揮する。
【0033】また、図18に示すものは、底板5bに嵌
合凸部101が形成され、この嵌合凸部101に係合筒
17が嵌合された構造とされている。即ち、この構造に
よれば、係合筒17の位置ずれが生じず、したがって、
接合棒7との確実な係合を可能とすることができる。し
かも、この図18に示す接合棒7には、その係合段部1
5が、接合棒7の挿入方向後方へ向かって漸次縮径する
テーパ形状に形成されているとともに、係合筒17の被
係合段部25も同一方向へ向かって縮径されたテーパ形
状に形成されている。つまり、このように係合段部15
及び被係合段部25をテーパ面とすることにより、係合
段部15と被係合段部25とが僅かにでも係合すること
により、これら係合段部15と被係合段部25との係合
力によってセグメント1同士の接合が行われて接合棒7
が抜けなくなり、その後は、この接合棒7が係合筒17
の内部方向へ挿入されるにしたがって、係合段部15と
被係合段部26との互いの接合力が高まることとなる。
【0034】また、この図18に示す構造では、接合棒
7側の接合面3に凹部61が形成され、係合筒7側の接
合面3に、前記凹部61と嵌合してセグメント1同士の
位置決めを行う凸部63が形成されており、このよう
に、接合棒7側の接合面3を凹部61とすることによ
り、接合面3からの接合棒7の突出寸法を小さくするこ
とができ、これにより、この接合棒7の突出部分による
邪魔を少なくすることができる。また、図19に示すも
のは、底板5bに環状溝部102を形成し、この環状溝
部102に、係合筒17の下端部を嵌合させたもので、
この構造によれば、係合筒17の位置ずれをさらに確実
に防止することができる。
【0035】また、図20に示すものは、係合筒17の
外周側に互いに摺動する薄鉄板等からなる摺動板(薄
板)103を設け、これら摺動板103の端部同士を互
いにラップさせたものである。そして、この構造によれ
ば、係合筒17に接合棒7が挿入されて、係合筒17が
拡径されてスリット23が広げられたとしても、このス
リット23内への弾性部材16の入り込みを確実に防ぐ
ことができ、これにより、接合後に、係合筒17を確実
に縮径させて、接合棒7との確実な接合状態を得ること
ができる。なお、上記摺動板103の配設の仕方として
は、上記のものに限らず、例えば、図21に示すよう
に、一方の摺動板103の両端の外周側に他方の摺動板
103の両端を被せるようにラップさせても良い。
【0036】また、図22に示すものは、それぞれの係
合筒17のスリット23毎にまたがるように摺動板10
3を設け、これら摺動板103のそれぞれの一端をいず
れか一方の係合筒17に固定したものであり、この構造
でも、前述したように、スリット23内への弾性部材1
6の入り込みを確実に防ぐことができ、接合棒7との確
実な接合状態を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のセグメン
トの接合構造においては、下記の効果を得ることができ
る。すなわち、請求項1記載のセグメントの接合構造に
おいては、セグメント同士を近接させることにより、セ
グメントに設けられた接合棒を他方のセグメントに設け
られた接合筒に係合させ、この係合力によって極めて容
易に、セグメント同士を接合することができる。さら
に、このセグメントの接合構造においては、弾性変形可
能かつ弾性復帰可能な弾性部材を接合筒本体と係合筒と
の間に介装させたため、セグメントの接合作業中に、接
合棒と接合筒の中心軸がずれて多少の偏心挿入となって
も、弾性部材がその分を吸収してうまく挿入できるよう
になっており、作業効率が向上する。
【0038】請求項2記載のセグメントの接合構造にお
いては、接合棒の先端部及び係合筒の係合部がテーパ形
状とされているため、頭部は、係合部のテーパに案内さ
れてスムーズに接合筒に挿入でき、セグメント同士をス
ムーズに接合することができる。請求項3記載のセグメ
ントの接合構造においては、弾性部材の内部に空洞が設
けられているので、この弾性部材の変形がさらに容易と
なり、接合棒の頭部をよりスムーズに通過させることが
できる。
【0039】請求項4記載のセグメントの接合構造にお
いては、係合筒を拡径あるいは縮径可能とする弾性部材
として弾性リングを用いたものであるので、係合筒の外
周へこの弾性リングを巻回するだけで装着することがで
き、製造の容易化を図ることができる。請求項5記載の
セグメントの接合構造においては、係合筒自体が弾性変
形可能とされているため、前記弾性部材を別に設ける必
要がなく、簡単な構造でセグメントの接合を行うことが
できる。これにより、ボルトを継手の接合面に形成され
た孔部へ挿通させてナットで締結させていた従来構造と
比較して、その接合作業にかかる労力を大幅に低減させ
ることができるとともに、例えばロボットによる自動組
立も可能となる。従って、トンネル等の構築作業の省力
化が可能となる。
【0040】請求項6記載のセグメントの接合構造にお
いては、係合筒が一体の部材ではなく、複数の係合筒構
成部材を組み合わせて構成したものであるので、係合筒
の形状の単純化を図ることができ、これにより、この係
合筒の製造の容易化を図ることができる。請求項7記載
のセグメントの接合構造においては、テーパ面とされた
係合段部と被係合段部とが僅かにでも係合することによ
り、これら係合段部と被係合段部との係合力によってセ
グメント同士を接合させて接合棒を抜けなくすることが
でき、その後は、接合棒が係合筒の内部方向へ挿入され
るにしたがって、係合段部と被係合段部との互いの接合
力を高めることができる。
【0041】請求項8及び請求項9記載のセグメントの
接合構造においては、接合筒本体内における係合筒の位
置ずれを確実に防止することができ、接合棒との接合状
態を確実に得ることができる。請求項10記載のセグメ
ントの接合構造においては、接合時における弾性部材の
スリットへの入り込みを薄板によって確実に阻止させる
ことができ、これにより、係合筒を確実に縮径させて良
好な接合状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態として示した、接
合棒を備えたセグメントの斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態として示した、接
合筒を備えたセグメントの斜視図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態として示した、セ
グメントの接合箇所の縦断面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態として示した、接
合筒のセグメントの接合箇所の横断面図であり、図3の
A−A線視断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態として示した、セ
グメントの接合部分の要部を示した縦断面図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態として示した、セ
グメントの接合部分の要部を示した縦断面図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態として示した、セ
グメントの接合部分の要部を示した縦断面図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態として示した、セ
グメントの接合部分の要部を示したものであり、接合棒
が偏心挿入された際の様子を説明するための縦断面図で
ある。
【図9】 本発明の第2の実施の形態として示した、セ
グメントの接合部分の要部を示した縦断面図である。
【図10】 本発明の第3の実施の形態として示した、
セグメントの接合部分の要部を示した縦断面図である。
【図11】 本発明の第3の実施の形態として示した、
セグメントの接合部分の要部を示した縦断面図である。
【図12】 本発明の第4の実施の形態を示した接合筒
の横断面図である。
【図13】 本発明の第4の実施の形態として示した接
合筒の横断面図である。
【図14】 本発明の第4の実施の形態を示した接合筒
の横断面図である。
【図15】 本発明の第5の実施の形態として示した係
合筒の斜視図である。
【図16】 本発明の第6の実施の形態を示した接合筒
の縦断面図である。
【図17】 本発明の第6の実施の形態を示した接合筒
の図16のD−D線視横断面図である。
【図18】 本発明の実施の形態の接合構造の他の構造
を示した、セグメントの接合箇所の縦断面図である。
【図19】 本発明の実施の形態の接合構造の他の構造
を示した、セグメントの接合箇所の縦断面図である。
【図20】 本発明の実施の形態の接合構造の他の構造
を示した接合筒の平面図である。
【図21】 本発明の実施の形態の接合構造の他の構造
を示した接合筒の平面図である。
【図22】 本発明の実施の形態の接合構造の他の構造
を示した接合筒の平面図である。
【符号の説明】
1 セグメント 3 接合面 5 接合筒 5a 接合筒本体 7 接合棒 9 軸部 11 頭部 15 係合段部 16 弾性部材(肉厚ゴムリング) 16a 空洞 17 係合筒 17c 係合部 19 導入孔部 21 頭部収納凹部 23 スリット 25 被係合段部 71 係合筒構成部材 75 弾性リング 81 支持部材 91 スリット 101 嵌合凸部 102 環状溝部(溝部) 103 摺動板(薄板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 裕輔 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 石 川島建材工業株式会社内 (72)発明者 安本 匡剛 東京都中央区京橋一丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 浅井 康彦 東京都中央区京橋一丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 佐藤 智晶 東京都中央区京橋一丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 牛上 敬 東京都中央区京橋一丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 今井 清志 大阪府大阪市北区西天満三丁目2番17号 株式会社ケー・エフ・シー内 (72)発明者 小野 晶生 大阪府大阪市北区西天満三丁目2番17号 株式会社ケー・エフ・シー内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セグメント同士を、互いの接合面を合わ
    せた状態で接合するセグメントの接合構造であって、 一方のセグメントに設けられた接合筒と、該接合筒に端
    部が嵌合されて固定される、他方のセグメントに設けら
    れた接合棒とを有してなり、 該接合棒は、軸部の先端に該軸部より大径の頭部を設け
    て、該軸部と頭部間に係合段部を形成した構成とされ、 前記接合筒は、筒状の接合筒本体と、この接合筒本体の
    内側に配設された弾性変形可能な弾性部材と、該弾性部
    材の内側に配設された係合筒とを有してなり、前記接合
    筒本体は、前記接合棒の頭部の通過を許す導入孔部と、
    前記係合筒の奥部に設けられ前記頭部を収納する頭部収
    納凹部とを有してなり、 前記係合筒は、その内周面が前記頭部収納凹部の奥部方
    向へ向けて漸次縮径する係合部を有するとともに、 該係合部に、前記頭部が挿入されたときに、前記弾性部
    材を外側に押圧しつつ、前記頭部の通過を許すよう、該
    係合部を拡径可能とするスリットが形成された構成とさ
    れ、かつ、 該係合部の先端部に、前記係合筒内を前記頭部が通過し
    たときに、前記弾性部材が弾性復帰すると共に、前記係
    合部が縮径して前記接合棒の前記係合段部に係合する被
    係合段部が設けられていることを特徴とするセグメント
    の接合構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセグメントの接合構造に
    おいて、 前記接合棒の前記頭部の先端部は、先端方向に向けて漸
    次縮径するテーパ形状とされていることを特徴とするセ
    グメントの接合構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のセグメントの接
    合構造において、 前記弾性部材の内部には、該弾性部材の弾性変形を容易
    にする空洞が設けられていることを特徴とするセグメン
    トの接合構造。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のいずれかのセグ
    メントの接合構造において、前記弾性部材は、前記係合
    筒の外周面の周方向に巻回されて、前記係合筒を拡径及
    び縮径可能とする弾性リングからなることを特徴とする
    セグメントの接合構造。
  5. 【請求項5】 セグメント同士を、互いの接合面を合わ
    せた状態で接合するセグメントの接合構造であって、 一方のセグメントに設けられた接合筒と、該接合筒に端
    部が嵌合されて固定される、他方のセグメントに設けら
    れた接合棒とを有してなり、 該接合棒は、軸部の先端に該軸部より大径の頭部を設け
    て、該軸部と頭部間に係合段部を形成した構成とされ、 前記接合筒は、筒状の接合筒本体と、この接合筒本体の
    内壁の上部及び下部に配設された支持部材と、該支持部
    材によりその外面の両端部が支持された係合筒とを有し
    てなり、 前記接合筒本体は、前記接合棒の頭部の通過を許す導入
    孔部と、前記係合筒の奥部に設けられ前記頭部を収納す
    る頭部収納凹部とを有してなり、 前記係合筒は、弾性変形可能に構成され、かつ、その内
    周面が前記頭部収納凹部の奥部方向へ向けて漸次縮径す
    る係合部とを有するとともに、 該係合部に、前記頭部が挿入されたときに該頭部の通過
    を許すよう、弾性的に拡径可能とするスリットが形成さ
    れた構成とされ、更に、 該係合部の先端部には、前記係合筒内を前記頭部が通過
    したときに、前記係合筒が弾性復帰すると共に、前記係
    合部が縮径して前記接合棒の前記係合段部に係合する被
    係合段部が設けられていることを特徴とするセグメント
    の接合構造。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までに記載のいずれかの
    セグメントの接合構造において、前記係合筒は、周方向
    に分割された複数の係合筒構成部材からなることを特徴
    とするセグメントの接合構造。
  7. 【請求項7】 請求項1から6までに記載のいずれかの
    セグメントの接合構造において、前記接合棒の係合段部
    及び前記係合筒の被係合段部の両方もしくはいずれか一
    方が、前記接合棒の前記係合筒への挿入方向後方側へ向
    かって漸次縮径するテーパ面とされていることを特徴と
    するセグメントの接合構造。
  8. 【請求項8】 請求項1から7までに記載のいずれかの
    セグメントの接合構造において、前記接合筒本体の底部
    には、前記係合筒の内周へ嵌合する嵌合凸部が形成され
    ていることを特徴とするセグメントの接合構造。
  9. 【請求項9】 請求項1から7までに記載のいずれかの
    セグメントの接合構造において、前記接合筒本体の底部
    には、前記係合筒の下端部が嵌合する溝部が形成されて
    いることを特徴とするセグメントの接合構造。
  10. 【請求項10】 請求項1から9までに記載のいずれか
    のセグメントの接合構造において、前記係合筒には、そ
    の外周に、前記スリットを跨ぐように薄板が設けられ、
    該薄板によって前記スリット内への前記弾性体の入り込
    みが禁止されていることを特徴とするセグメントの接合
    構造。
JP9172548A 1996-11-21 1997-06-27 セグメントの接合構造 Pending JPH10205289A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9172548A JPH10205289A (ja) 1996-11-21 1997-06-27 セグメントの接合構造

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-311049 1996-11-21
JP31104996 1996-11-21
JP9172548A JPH10205289A (ja) 1996-11-21 1997-06-27 セグメントの接合構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10205289A true JPH10205289A (ja) 1998-08-04

Family

ID=26494864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9172548A Pending JPH10205289A (ja) 1996-11-21 1997-06-27 セグメントの接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10205289A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10259695A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Taisei Corp セグメント継ぎ手
JPH11223092A (ja) * 1998-02-05 1999-08-17 Okumura Corp セグメント用接合金具及びセグメント並びにセグメントの接合構造
EP0979927A1 (en) * 1998-08-11 2000-02-16 Obayashi Corporation Tunnel lining segment
JP2000154696A (ja) * 1998-11-19 2000-06-06 Kajima Corp セグメントの結合構造
JP2000213290A (ja) * 1999-01-26 2000-08-02 Ohbayashi Corp 継手金具
JP2000265788A (ja) * 1999-03-19 2000-09-26 Kumagai Gumi Co Ltd コンクリート部材の継手構造
JP2000291389A (ja) * 1999-04-02 2000-10-17 Nippon Steel Corp 鋼殻セグメント構造
JP2001065299A (ja) * 1999-08-25 2001-03-13 Minoru Yamamoto セグメントの接合構造
JP2002250316A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Yamax Corp 取付物の結合金具
JP2002357089A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Ohbayashi Corp 接合構造
JP2003253996A (ja) * 2002-02-28 2003-09-10 Yamax Corp セグメント結合金具
JP2003336497A (ja) * 2002-03-14 2003-11-28 Setsuo Takaku 継手金具
JP2004044248A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Minoru Yamamoto セグメントの接合構造
JP2004251047A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Tokorozawa Keigokin Kk 継手金具及び該継手金具を用いた被接続部材の接続構造
JP2008106494A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd セグメント継手
JP2018100500A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 株式会社大林組 リング継手
JP2019090298A (ja) * 2017-03-27 2019-06-13 Next Innovation合同会社 接合手段及び部材の接合方法並びにプレキャストコンクリート製品用の継手部材
CN114263476A (zh) * 2021-12-20 2022-04-01 中国建筑第八工程局有限公司 预制仰拱和仰拱填充体拼接结构及其施工方法

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10259695A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Taisei Corp セグメント継ぎ手
JPH11223092A (ja) * 1998-02-05 1999-08-17 Okumura Corp セグメント用接合金具及びセグメント並びにセグメントの接合構造
EP0979927A1 (en) * 1998-08-11 2000-02-16 Obayashi Corporation Tunnel lining segment
US6076995A (en) * 1998-08-11 2000-06-20 Obayashi Corporation Segments
JP2000154696A (ja) * 1998-11-19 2000-06-06 Kajima Corp セグメントの結合構造
JP2000213290A (ja) * 1999-01-26 2000-08-02 Ohbayashi Corp 継手金具
JP2000265788A (ja) * 1999-03-19 2000-09-26 Kumagai Gumi Co Ltd コンクリート部材の継手構造
JP2000291389A (ja) * 1999-04-02 2000-10-17 Nippon Steel Corp 鋼殻セグメント構造
JP2001065299A (ja) * 1999-08-25 2001-03-13 Minoru Yamamoto セグメントの接合構造
JP2002250316A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Yamax Corp 取付物の結合金具
JP2002357089A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Ohbayashi Corp 接合構造
JP2003253996A (ja) * 2002-02-28 2003-09-10 Yamax Corp セグメント結合金具
JP2003336497A (ja) * 2002-03-14 2003-11-28 Setsuo Takaku 継手金具
JP2004044248A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Minoru Yamamoto セグメントの接合構造
JP2004251047A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Tokorozawa Keigokin Kk 継手金具及び該継手金具を用いた被接続部材の接続構造
JP2008106494A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd セグメント継手
JP2018100500A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 株式会社大林組 リング継手
JP2019090298A (ja) * 2017-03-27 2019-06-13 Next Innovation合同会社 接合手段及び部材の接合方法並びにプレキャストコンクリート製品用の継手部材
CN114263476A (zh) * 2021-12-20 2022-04-01 中国建筑第八工程局有限公司 预制仰拱和仰拱填充体拼接结构及其施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10205289A (ja) セグメントの接合構造
US6076995A (en) Segments
JPS5817789Y2 (ja) 杭の接合装置
JP5465050B2 (ja) セグメントの継手構造及びトンネル用セグメント
JP2004036329A (ja) 鋼管の継手構造
JPH11209971A (ja) 突起付きの既製杭、突起付き嵌装具及び突起付き既製杭の施工方法
JP4711719B2 (ja) 杭の継手構造
JP3701063B2 (ja) 鋼管の継手構造
JPH08260455A (ja) コンクリート杭の継手構造
JPH1082282A (ja) セグメントの接合構造
JP2002201722A (ja) コンクリート構造物の継手具及びコンクリート構造物の接合構造
JP3847661B2 (ja) 継手
JP4136254B2 (ja) セグメント用継手及び該継手を備えるセグメント
JP4339619B2 (ja) セグメント連結用継手及びセグメント
JPH0959971A (ja) 杭の継手構造
KR101942682B1 (ko) 복합 말뚝의 결합구조 및 결합방법
JP2002357091A (ja) 接合構造
JPH055351Y2 (ja)
JP3184481B2 (ja) 伸縮管継手の組立方法並びに伸縮管継手
JP2862832B2 (ja) アンカーリベットによる接合構造
JP4489934B2 (ja) 構造体の接合構造
JP4324135B2 (ja) 継手金具および継手金具を用いた被接続部材の接続構造
JP3995793B2 (ja) セグメント
JPH11173091A (ja) 二次構造物の接続装置
JPH0344879Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061010