JP3847661B2 - 継手 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、継手に関し、詳しくは、隣接する二つの部材同士、例えば地下鉄のトンネル等の掘削した部分の内面に設けられる複数のセグメントの隣接するもの同士を一体に接合するのに有効な継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、シールド工法等により地下鉄のトンネル等を構築する場合には、掘削した部分の内面にスチール型セグメント、中詰コンクリート型セグメント、コンクリート型セグメント等のセグメントを設け、掘削した部分を被覆し、支持している。
【0003】
この種のセグメントの一例が図14に示されている。このセグメント41は、中詰コンクリート型セグメントであって、円弧板状のコンクリート製のセグメント本体42と、セグメント本体42の長手方向の両端面に一体に設けられる長方形板状の金属製の長手方向接合板43、43と、セグメント本体42の幅方向の両端面に一体に設けられる円弧板状の金属製の幅方向接合板44、44とからなるものであって、各長手向接合板43及び各幅方向接合板44にはそれぞれネジ挿通用の孔43a、44aが貫通した状態で設けられ、各ネジ挿通用の孔43a、44aに対応するセグメント本体43の部分にはそれぞれ所定の大きさ、深さのネジ締付け用の穴45が設けられている。
【0004】
そして、上記のような構成のセグメント41を、トンネル等の掘削した部分の内面に周方向に連続して設け、周方向に隣接するセグメント41の各ネジ締付け用の穴45を利用し、長手方向接合板43のネジ挿通用の孔43a、43a間に継手のボルト(図示せず)を挿通させ、ボルトのネジ部に継手のナット(図示せず)を螺合させて締め付け、周方向に隣接するセグメント41、41同士を一体に接合し、同一周上にリング状のセグメントリング体を構成する。
【0005】
そして、このようなセグメントリング体を掘削方向に連続して設け、掘削方向に隣接するセグメントリング体のセグメント41、41同士を同様の方法によって一体に接合し、掘削した部分の内面の全体を複数のセグメント41、41……で被覆する。このようにして、掘削した部分の内面を複数のセグメント41、41……で支持することができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構成のセグメント41にあっては、コンクリート製のセグメント本体42の複数箇所にネジ締付け用の穴45が設けられているので、セグメント本体42の強度が低下してしまう。このため、掘削した部分の内面に複数のセグメント41、41……を設けた後に、各セグメント41のネジ締付け用の穴45を充填材によって閉塞し、各セグメント本体42の強度を確保しなければならず、その作業に手間がかかり、工期の長期化の原因となる。
【0007】
また、周方向及び掘削方向に隣接するセグメント41、41の長手方向接合板43及び幅方向接合板44同士を接合する場合に、その作業を狭い空間であるネジ締付け用の孔45を利用して行わなければならないため、作業効率が悪く、工期の長期化の原因となる。
【0008】
本発明は、上記のような問題に鑑みなされたものであって、隣接する二つの部材、例えばトンネル等の掘削した部分の内面に設けられる複数のセグメントの隣接するもの同士の接合に用いた場合に、隣接するセグメント同士を一体に接合した後の強度確保のための作業が一切不要であり、また、隣接するセグメント同士の接合が容易であって、作業効率が良く、工期を大幅に短縮することができる継手を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、請求項1に係る発明は、隣接する二つの部材を一体に接合する継手であって、前記一方の部材に設けられる雄型継手と、前記他方の部材に設けられるとともに、前記雄型継手と相互に嵌合する雌型継手とを備え、前記雌型継手は、前記雄型継手との嵌合の際に拡径して前記雄型継手との嵌合を許容し、嵌合完了後に縮径して前記雄型継手との嵌合状態を保持し、かつ、前記雄型継手は、外周面に凹凸が設けられる嵌合部材を有し、前記雌型継手は、内周面に前記凹凸と相互に嵌合する凹凸が設けられるとともに、周方向に複数に分割されて拡径可能な被嵌合部材と、該被嵌合部材を縮径する方向に押圧する押圧部材とを有し、前記被嵌合部材は、前記嵌合部材との嵌合の際に前記押圧部材に抗して拡径して前記嵌合部材との嵌合を許容し、嵌合完了後に前記押圧部材により押圧されて縮径して前記嵌合部材との嵌合状態を保持し、前記雌型継手の被嵌合部材及び押圧部材をケース内に設けるとともに、該ケースの内面と前記被嵌合部材との間に球座を設け、該球座により前記被嵌合部材を前記ケースに対して相対的に球面運動可能としたことを特徴とする。
この発明による継手によれば、一方の部材の雄型継手と他方の部材の雌型継手とが相互に嵌合する際に、雌型継手が拡径することにより雄型継手との嵌合が許容され、嵌合完了後に雌型継手が縮径することにより雄型継手との嵌合状態に保持され、隣接する二つの部材が一体に接合されることになる。
また、雄型継手の嵌合部材の凹凸と雌型継手の 被嵌合部材の凹凸とが相互に嵌合する際に、雌型継手の被嵌合部材が押圧部材に抗して拡径することにより雄型継手の嵌合部材との嵌合が許容され、嵌合後に被嵌合部材が押圧部材により押圧されて縮径することにより嵌合部材との嵌合状態に保持されることになる。
また、雄型継手の嵌合部材と雌型継手の被嵌合部材とを相互に嵌合させる際に、球座を介して被嵌合部材がケースに対して相対的に球面運動することになるので、嵌合部材と被嵌合部材との嵌合が容易になる。
【0010】
請求項2に係る発明は、隣接する二つの部材を一体に接合する継手であって、雄型継手と、前記両部材にそれぞれ設けられるとともに、前記雄型継手と相互に嵌合する雌型継手とを備 え、前記雌型継手は、前記雄型継手との嵌合の際に拡径して前記雄型継手との嵌合を許容し、嵌合後に縮径して前記雄型継手との嵌合状態を保持し、かつ、前記雄型継手は、外周面に凹凸が設けられる嵌合部材を有し、前記雌型継手は、内周面に前記凹凸と相互に嵌合する凹凸が設けられるとともに、周方向に複数に分割されて拡径可能な被嵌合部材と、該被嵌合部材を縮径する方向に押圧する押圧部材とを有し、前記被嵌合部材は、前記嵌合部材との嵌合の際に前記押圧部材に抗して拡径して前記嵌合部材との嵌合を許容し、嵌合完了後に前記押圧部材により押圧されて縮径して前記嵌合部材との嵌合状態を保持し、前記雌型継手の被嵌合部材及び押圧部材をケース内に設けるとともに、該ケースの内面と前記被嵌合部材との間に球座を設け、該球座により前記被嵌合部材を前記ケースに対して相対的に球面運動可能としたことを特徴とする。
この発明による継手によれば、雄型継手と両部材の雌型継手とが相互に嵌合する際に、両雌型継手が拡径することにより雄型継手との嵌合が許容され、嵌合後に両雌型継手が縮径することにより雄型継手との嵌合状態に保持され、隣接する二つの部材が一体に接合されることになる。
また、雄型継手の嵌合部材の凹凸と雌型継手の被嵌合部材の凹凸とが相互に嵌合する際に、雌型継手の被嵌合部材が押圧部材に抗して拡径することにより雄型継手の嵌合部材との嵌合が許容され、嵌合後に被嵌合部材が押圧部材により押圧されて縮径することにより嵌合部材との嵌合状態に保持されることになる。
また、雄型継手の嵌合部材と雌型継手の被嵌合部材とを相互に嵌合させる際に、球座を介して被嵌合部材がケースに対して相対的に球面運動することになるので、嵌合部材と被嵌合部材との嵌合が容易になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1及び図2には、本発明による継手の第1の実施の形態を説明するための第1参考例が示されていて、この継手1は、隣接する二つの部材を一体に接合するものであって、雄型継手2と、この雄型継手2と嵌合可能な雌型継手10とを備えている。
【0014】
雄型継手2は、先端部周面に断面鋸刃状の凹凸4が軸方向に沿って連続して設けられる金属製の棒状の嵌合部材3と、嵌合部材3を支持する金属製の板状の支持部材6とから構成され、嵌合部材3と支持部材6とはネジ止め、溶接等によって一体に連結されている。
【0015】
雌型継手10は、内周面に雄型継手2の嵌合部材3の凹凸4と相互に嵌合する断面鋸刃状の凹凸12が軸方向に沿って連続して設けられる とともに、周方向に複数(この第1参考例においては5つ)に分割されて拡径可能な金属製の環状の被嵌合部材11と、被嵌合部材11の外周側に被嵌されると ともに、被嵌合部材11を縮径する方向に押圧して被嵌合部材11を環状に保持するウレタンゴム等の弾性体からなる環状の押圧部材13と、被嵌合部材11及び押圧部材13を保持する金属製のケース14とから構成されている。ケース14の内周面と押圧部材13の外周面との間には所定の間隙が形成され、この間隙により被嵌合部材11の拡径が許容されるようになっている。ケース14の内面には案内部材15が設けられ、この案内部材15によって被嵌合部材11が拡径 可能に案内されるようになっている。なお、被嵌合部材11の分割数は5つに限らず複数であれば良いものである。
【0016】
そして、上記のような構成の雄型継手2と雌型継手10とからなる継手1を用いて隣接する二つの部材、例えば、トンネル等の掘削した部分の内面に設けられる複数のセグメントの隣接するもの同士を一体に接合するには、図3〜図5に示すように、セグメント25が円弧板状のコンクリート製のセグメント本体30と、セグメント本体30の長手方向の両端面に一体に設けられる金属製の長手方向接合板31、33と、セグメント本体30の幅方向の両端面に一体に設けられる金属製の幅方向接合板35、37とからなる中詰コンクリート型のセグメント25である場合には、セグメント25の接合部26、27、28、29(長手方向の両接合部26、27及び幅方向の両接合部28、29)に雄型継手2及び雌型継手10を設ける。
【0017】
具体的には、セグメント25の長手方向の一方の接合部26、及び幅方向の一方の接合部28にそれぞれ雄型継手2、2を設け、長手方向の他方の接合部27、及び幅方向の他方の接合部29にそれぞれ雌型継手10、10を設ける。なお、図示はしないが、長手方向の一方の接合部26、及び幅方向の一方の接合部27にそれぞれ雄型継手2及び雌型継手10を設け、長手方向の他方の接合部27、及び幅方向の他方の接合部29にそれぞれ雌型継手10及び雄型継手2を設けても良い。
【0018】
この場合、一方の長手方向接合板31、及び一方の幅方向接合板35を支持部材6とし、支持部材6に溶接、ネジ止め等により嵌合部材3を一体に設け、長手方向の一方の接合部26、及び幅方向の一方の接合部28にそれぞれ雄型継手2を構成する。
【0019】
そして、他方の長手方向接合板33に長孔34を貫通した状態で設け、他方の幅方向接合板37に孔38を貫通した状態で設け、この長孔34及び孔38に対応する他方の長手方向接合板33及び他方の幅方向接合板37の裏面側に、被嵌合部材11の開口部が前記長孔34、孔38に連通するように雌型継手10のケース14を溶接等により一体に連結し、長手方向の両接合板31、33及び幅方向の両接合板35、37の内側に部分にコンクリートを打設してセグメント本体30を形成し、長手方向の他方の接合部27、及び幅方向の他方の接合部29にそれぞれ雌型継手10を構成する。
【0020】
そして、上記のような構成のセグメント25をトンネル等の掘削した部分の内面に位置させ、図4に示すように、周方向に隣接する二つのセグメント25、25の長手方向の端面同士を相対的に接近させ、図5に示すように、一方のセグメント25の雄型継手2の嵌合部材3を他方のセグメント25の雌型継手10の被嵌合部材11の内側に挿入し、両セグメント25、25の対向する端面同士が互いに接触するまで挿入する。この場合、嵌合部材3により押圧されることにより被嵌合部材11が押圧部材13に抗して拡径し、嵌合部材3の挿入が許容され、嵌合部材3の凹凸4と被嵌合部材11の凹凸12とが相互に嵌合される。そして、嵌合が完了したときに、押圧部材13により被嵌合部材11が縮径する方向に押圧されることにより被嵌合部材11が環状に保持され、嵌合部材2との嵌合状態に保持され、嵌合部材3が被嵌合部材11内から抜け出ることのない状態に保持される。これによって、周方向に隣接する二つのセグメント25、25が一体に接合されることとなる。
【0021】
そして、トンネル等の掘削した部分の内面の同一周上に複数のセグメント25、25…を順次に接合することで、その部分にリング状のセグメントリング体(図示せず)が構成される。そして、このようなセグメントリング体を掘削方向に連続して構成し、掘削方向に隣接する一方のセグメント25の雄型継手2と他方のセグメント25の雌型継手10とを相互に嵌合させ、掘削方向に隣接するセグメントリング体同士を一体に接合する。そして、このようにセグメントリング体を掘削方向に順次設けることで、掘削した部分の内面の全体を複数のセグメントで被覆し、支持することができるものである。
【0022】
図6及び図7には、本発明による継手の第2の実施の形態を説明するための第2参考例が示されていて、この継手1は、コンクリート型のセグメント25の接合に適用したものであって、前記第1参考例に示すものと略同一の構成の雄型継手2及び雌型継手10を有している。
【0023】
すなわち、この第2参考例においては、セグメント25側に雄型継手2及び雌型継手10を支持する金属製の板が存在しないので、雄型継手2及び雌型継手10を補強部材7、補強部材16を介してセグメント25の接合部26、27、28、29(図3参照)に一体に設ける。
【0024】
具体的には、雄型継手2は、補強部材7を金属製の連結部材8とアンカー9とによって構成し、支持部材6の裏面側に連結部材8を介してアンカー9を一体に連結する。雌型継手10は、補強部材16を金属製の支持部材17とブラケット18とアンカー19とによって構成し、支持部材17に雌型継手10のケース14を連結し、支持部材17にケース14を挟持するようにブラケット18及びアンカー19を一体に連結する。
【0025】
そして、型枠(図示せず)の所定の位置に雄型継手2及び雌型継手10を位置し、この状態で型枠の内側にコンクリートを打設してセグメント25を形成し、セグメント25の長手方向の一方の接合部26、及び幅方向の一方の接合部28にそれぞれ雄型継手2を構成し、長手方向の他方の接合部27、及び幅方向の他方の接合部29にそれぞれ雌型継手10を構成する。
【0026】
そして、上記のような構成のセグメント25をトンネル等の掘削した部分の内面に位置し、図6に示すように、周方向に隣接する二つのセグメント25、25の長手方向の端面同士を相対的に接近させ、図7に示すように、一方のセグメント25の雄型継手2の嵌合部材3を他方のセグメント25の雌型継手10の被嵌合部材11の内側に挿入し、両セグメント25、25の対向する端面同士が互いに接触するまで挿入する。この場合、嵌合部材3により押圧されることにより被嵌合部材11が押圧部材13に抗して拡径し、嵌合部材3の挿入が許容され、嵌合部材3の凹凸4と被嵌合部材11の凹凸12とが相互に嵌合される。そして、嵌合が完了したときに、押圧部材13により被嵌合部材11が縮径する方向に押圧されることにより被嵌合部材11が環状に保持され、嵌合部材13との嵌合状態に保持され、周方向に隣接する二つのセグメント25、25が一体に接合される。
【0027】
そして、トンネル等の掘削した部分の内面の同一周上に複数のセグメント25、25…を順次に接合することで、その部分にリング状のセグメントリング体(図示せず)が構成される。そして、このようなセグメントリング体を掘削方向に連続して構成し、掘削方向に隣接する一方のセグメント25の雄型継手2と他方のセグメント25の雌型継手10とを相互に嵌合させ、掘削方向に隣接するセグメントリング体同士を一体に接合する。そして、このようにセグメントリング体を掘削方向に順次設けることで、掘削した部分の内面の全体に複数のセグメント25、25…で被覆し、支持することができるものである。
【0028】
図8及び図9には、本発明による継手の第3の実施の形態を説明するための第3参考例が示されていて、この継手1も前記第2参考例に示すものと同様にコンクリート型のセグメント25の接合に適用したものであって、前記第1参考例に示すものと略同一の構成の雄型継手2及び雌型継手10を有している。
【0029】
すなわち、この第3参考例においても、セグメント25側に雄型継手2及び雌型継手10を支持する金属製の板が存在しないので、雄型継手2及び雌型継手10を補強部材7、16を介してセグメント25の接合部26、27、28、29(図3参照)に一体に設ける。
【0030】
具体的には、雄型継手2は、前記第2参考例に示すものと同様に、補強部材7を金属製の連結部材8とアンカー9とによって構成し、支持部材6の裏面側に連結部材8を介してアンカー9を一体に連結する。雌型継手10は、補強部材16を金属製の支持部材17によって構成し、支持部材 17に雌型継手10のケース14を連結する。
【0031】
そして、型枠(図示せず)の所定の位置に雄型継手2及び雌型継手10を位置し、この状態で型枠の内側にコンクリートを打設してセグメント25を形成し、セグメント25の長手方向の一方の接合部26、及び幅方向の一方の接合部28にそれぞれ雄型継手2を構成し、長手方向の他方の接合部27、及び幅方向の他方の接合部29にそれぞれ雌型継手10を構成する。なお、雌型継手10は、支持部材17とセグメント25の接合面との距離を長くとる。
【0032】
そして、上記のような構成のセグメント25をトンネル等の掘削した部分の内面に位置し、図8に示すように、周方向に隣接する二つのセグメント25、25の長手方向の端面同士を相対的に接近させ、図9に示すように、一方のセグメント25の雄型継手2の嵌合部材3を他方のセグメント25の雌型継手10の被嵌合部材11の内側に挿入し、両セグメント25、25の対向する端面同士が互いに接触するまで挿入する。
この場合、嵌合部材3により押圧されることにより被嵌合部材11が押圧部材13に抗して拡径し、嵌合部材3の挿入が許容され、嵌合部材3の凹凸4と被嵌合部材11の凹凸12とが相互に嵌合される。そして、嵌合が完了したときに、押圧部材13により被嵌合部材11が縮径する方向に押圧されることにより被嵌合部材11が環状に保持され、嵌合部材3との嵌合状態に保持され、周方向に隣接する二つのセグメント25、25が一体に接合される。
【0033】
そして、トンネル等の掘削した部分の内面の同一周上に複数のセグメント25、25…を順次に接合することで、その部分にリング状のセグメントリング体(図示せず)が構成される。そして、このようなセグメントリング体を掘削方向に連続して構成し、掘削方向に隣接する一方のセグメント25の雄型継手2と他方のセグメント25の雌型継手10とを相互に嵌合させ、掘削方向に隣接するセグメントリング体同士を一体に接合する。そして、このようにセグメントリング体を掘削方向に順次設けることで、掘削した部分の内面の全体を複数のセグメント25、25…で被覆し、支持することができるものである。
【0034】
図10には、本発明による継手の第4の実施の形態を説明するための第4参考例が示されていて、この継手1も前記第2及び第3参考例に示すものと同様に、コンクリート型のセグメント25の接合に適用したものであって、前記各参考例に示すものと略同一の構成の雄型継手2(雄型継手2は、図8、図9に示す構成のものと同様の構成であるので、図示及び詳細な説明は省略する)及び雌型継手10を有している。
【0035】
すなわち、この第4参考例においても、セグメント25側に雄型継手2及び雌型継手10を支持する金属製の板が存在しないので、雄型継手2及び雌型継手10を補強部材7、16を介してセグメント25の接合部26、27、28、29(図3参照)に一体に設ける。
【0036】
雌型継手10は、補強部材16を金属製の支持部材17と、プラスチック製の筒状のホルダ20によって構成し、支持部材17に雌型継手10のケース14を連結し、ホルダ20の内側に支持部材17及びケース14を保持する。この場合、ホルダ20の軸線上に位置するケース14の内面の部分に雌ネジ部21を設けておき、この雌ネジ部21にホルダ20を挿通させたネジ棒(図示せず)の先端部を螺合させ、ネジ棒の後端部をホルダ20の開口部にワッシャ(図示せず)、ナット(図示せず)等を介して締結し、支持部材17及びケース14をホルダ20の所定の位置に保持する。
【0037】
そして、型枠(図示せず)の所定の位置に雄型継手(図示せず)及び雌型継手10を位置し、この状態で型枠の内側にコンクリートを打設してセグメント25を形成し、セグメント25の長手方向の一方の接合部26、及び幅方向の一方の接合部28にそれぞれ雄型継手(図示せず)を構成し、長手方向の他方の接合部27、及び幅方向の他方の接合部29にそれぞれ雌型継手10を構成する。
【0038】
そして、上記のような構成のセグメント25をトンネル等の掘削した部分の内面に位置し、周方向に隣接する二つのセグメント25、25の長手方向の端面同士を相対的に接近させ、一方のセグメント25の雄型継手の嵌合部材(図示せず)を他方のセグメント25の雌型継手10の被嵌合部材11の内側に挿入し、両セグメント25、25の対向する端面同士が互いに接触するまで挿入する。この場合、嵌合部材により押圧されることにより被嵌合部材11が押圧部材13に抗して拡径し、嵌合部材の挿入が許容され、嵌合部材の凹凸と被嵌合部材11の凹凸12とが相互に嵌合される。そして、嵌合が完了したときに、押圧部材13により被嵌合部材11が縮径する方向に押圧されることにより被嵌合部材11が環状に保持され、嵌合部材との嵌合状態に保持され、周方向に隣接する二つのセグメント25、25が一体に接合される。
【0039】
そして、トンネル等の掘削した部分の内面の同一周上に複数のセグメント25、25……を順次に接合することで、その部分にリング状のセグメントリング体(図示せず)が構成される。そして、このようなセグメントリング体を掘削方向に連続して構成し、掘削方向に隣接する一方のセグメント25の雄型継手と他方のセグメント25の雌型継手10とを相互に嵌合させ、掘削方向に隣接するセグメントリング体同士を一体に接合する。そして、このようにセグメントリング体を掘削方向に順次設けることで、掘削した部分の内面の全体を複数のセグメント25で被覆し、支持することができるものである。
【0040】
図11及び図12には、本発明による継手の第5の実施の形態を説明するための第5参考例が示されていて、この継手1も前記第2、第3、及び第4参考例に示すものと同様に、コンクリート型のセグメント25の接合に適用したものであって、前記第1参考例に示すものと略同一の構成の雄型継手2及び雌型継手10を有している。
【0041】
すなわち、この第5参考例においては、隣接する二つのセグメント25、25の接合部にそれぞれ雌型継手10、10を設けるとともに、それらの雌型継手10、10間に雄型継手2を嵌合させるように構成したものであって、雄型継手2は、両端部周面に断面鋸刃状の凹凸4が軸方向に沿って 連続して設けられる棒状の嵌合部材3のみから構成されている。また、この場合にも、セグメント25側に雌型継手10を支持する金属製の板が存在しないの で、前記第2、第3、及び第4参考例に示すものと同様に、雌型継手10を補強部材16を介してセグメント25の接合部に一体に設ける。具体的には、雌型継手10は、補強部材16を金属製の支持部材17によって構成し、支持部材17に雌型継手10のケース14を連結する。
【0042】
そして、型枠(図示せず)の所定の位置に雌型継手10を位置し、この状態で型枠の内側にコンクリートを打設してセグメント25を形成し、セグメント25の長手方向の両接合部26、27及び幅方向の両接合部28、29にそれぞれ雌型継手10を構成する。
【0043】
そして、上記のような構成のセグメント25をトンネル等の掘削した部分の内面に位置し、図11に示すように、周方向に隣接する二つのセグメント25、25の長手方向の端面同士を相対的に接近させ、両セグメント25、25間に雄型継手2の嵌合部材3を位置し、図12に示すように、雄型継手2の嵌合部材3の両端部を両セグメント25、25の雌型継手10、10の被嵌合部材11、11の内側に挿入し、両セグメント25、25の対向する端面同士が互いに接触するまで挿入する。この場合、嵌合部材2により押圧されることにより各被嵌合部材11が押圧部材13に抗して拡径し、嵌合部材3の挿入が許容され、嵌合部材2の凹凸4と各被嵌合部材11の凹凸12とが相互に嵌合される。そして、嵌合が完了したときに、押圧部材13により各被嵌合部材11が縮径する方向に押圧されることにより各被嵌合部材11が環状に保持され、嵌合部材3との嵌合状態に保持され、周方向に隣接する二つのセグメント25、25が一体に接合される。
【0044】
そして、トンネル等の掘削した部分の内面の同一周上に複数のセグメント25、25…を順次に接合することで、その部分にリング状のセグメントリング体(図示せず)が構成される。そして、このようなセグメントリング体を掘削方向に連続して構成し、掘削方向に隣接する一方のセグメント25及び他方のセグメント25の雌型継手10、10に雄型継手2を嵌合させ、掘削方向に隣接するセグメントリング体同士を一体に接合する。そして、このようにセグメントリング体を掘削方向に順次設けることで、掘削した部分の内面の全体に複数のセグメント25、25……で被覆し、支持することができるものである。
【0045】
図13には、上記第1参考例の雌型継手10に代えることで、本発明による継手の第1の実施の形態を構成する雌型継手10が示されている。本実施の形態雌型継手10は、第1参考例の雌型継手10のケース14の入口側の内面と被嵌合部材11の軸方向の端面との間に球座30を介装し、ケース14に対して被嵌合部材11を相対的に球面運動可能としたものであって、その他の構成は前記第1参考例に示すものと同様であるので、その詳細な説明は省略するものとする。
【0046】
球座30は、ケース14の入口側の内面に固定されるとともに、ケース14の内方を向く面が凹面32に形成される凹形球座半部31と、被嵌合部材11の軸方向の端面に固定されるとともに、ケース14の外方を向く面が凸面34に形成される凸形球座半部33とからなり、凹形球座半部31の凹面32と凸形球座半部33の凸面34とは相対的に球面運動可能に係合されるようになっている。なお、図示はしないが、凸形球座半部33をケース14の入口側の内面に固定し、凹形球座半部31を被嵌合部材11の軸方向の端面に固定してもよい。
【0047】
そして、この実施の形態の雌型継手10を用いた継手1を前記第1参考例に示すものと同様に中詰コンクリート型のセグメント25の接合に適用することにより、又は前記第2、第3、第4、及び第5の参考例に示すものと同様にコンクリート型のセグメント25の接合に適用して、それぞれ本発明の継手による第1〜第5の実施の形態が構成される。
すなわち、セグメント25をトンネル等の掘削した部分の内面に位置し、周方向に隣接する二つのセグメント25、25の長手方向の端面同士を相対的に接近させ(図4及び図6参照)、一方のセグメント25の雄型継手2の嵌合部材3を他方のセグメント25の雌型継手10の被嵌合部材11の内側に挿入し、両セグメント25、25の対向する端面同士が互いに接触するまで挿入する(図5及び図7参照)。
この場合、ケース14と被嵌合部材11との間には球座30が介装され、この球座30の凹形球座半部31と凸形球座半部33とが相対的に球面運動することになるので、雄型継手2の嵌合部材3の雌型継手10の被嵌合部材11への挿入が容易となる。そして、嵌合部材2により押圧されることにより各被嵌合部材11が押圧部材13に抗して拡径し、嵌合部材3の挿入が許容され、嵌合部材3の凹凸4と被嵌合部材11の凹凸12とが相互に嵌合される。そして、嵌合が完了したときに、押圧部材13により被嵌合部材11が縮径する方向に押圧されることにより被嵌合部材11が環状に保持され、嵌合部材13との嵌合状態に保持され、周方向に隣接する二つのセグメント25、25が一体に接合される。
【0048】
そして、トンネル等の掘削した部分の内面の同一周上に複数のセグメント25、25…を順次に接合することで、その部分にリング状のセグメントリング体(図示せず)が構成される。そして、このようなセグメントリング体を掘削方向に連続して構成し、掘削方向に隣接する一方のセグメント25の雄型継手2と他方のセグメント25の雌型継手10とを相互に嵌合させ、掘削方向に隣接するセグメントリング体同士を一体に接合する。そして、このようにセグメントリング体を掘削方向に順次設けることで、掘削した部分の内面の全体に複数のセグメント25、25…で被覆し、支持することができるものである。
上記の各実施の形態で示した継手は、セグメントの施工方法を適宜選択することによって、トンネルの周方向におけるセグメントの接合(セグメント間継手としての接合)、及びトンネルの軸方向におけるセグメントの接合(リング間継手としての接合)の双方に使用することができるものである。
なお、この発明による継手を設けるセグメントは、スチール型セグメント、中詰コンクリート型セグメント、コンクリート型セグメント等各種のセグメントであってよい。
【0049】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明による継手によれば、隣接する二つの部材、例えば、トンネル等の掘削した部分の内面に設けられる複数のセグメントの隣接するもの同士の接合に適用した場合には、隣接する一方のセグメントの雄型継手と他方のセグメントの雌型継手とを相互に嵌合させることで、両セグメントが一体に接合されることになる。この場合、雌型継手が拡径することにより雄型継手との嵌合が許容され、その後雌型継手は縮径して雄型継手との嵌合状態を保持することになるので、隣接する二つのセグメント同士の接合が容易となり、工期を大幅に短縮させることができることになる。また、隣接する二つのセグメントを一体に接合した後に、セグメントの強度を確保するために充填材を充填するような煩雑な作業が一切不要となるので、これによっても工期を大幅に短縮させることができることになる。
【0050】
さらに、隣接する二つのセグメント間に雄型継手を位置し、この雄型継手と隣接する両セグメントの両雌型継手とを相互に嵌合させることによっても、両セグメントが一体に接合されることになる。そして、この場合にも、雌型継手が拡径することにより、雄型継手の嵌合が許容され、その後雌型継手は縮径して雄型継手との嵌合状態を保持することになるので、隣接する二つのセグメント同士の接合が容易となり、工期を大幅に短縮させることができることになる。そして、この場合にも、隣接する二つのセグメントを一体に接合した後に、セグメントの強度を確保するために充填材を充填するような煩雑な作業が一切不要となるので、これによっても工期を大幅に短縮させることができることになる。
【0051】
さらに、雄型継手の嵌合部材外周面に設けた凹凸と雌型継手の被嵌合部材の内周面に設けた凹凸とが相互に嵌合し、嵌合部材は押圧部材によって縮径方向に押圧されることになるので、嵌合部材と被嵌合部材とを嵌合状態に確実に保持することができることになり、隣接する二つのセグメントを長期に渡って安定した接合状態に保持することができる。
【0052】
さらに、雌型継手のケースと被嵌合部材との間に介装した球座により、被嵌合部材がケースに対して相対的に球面運動することになるので、雄型継手の嵌合部材と雌型継手の被嵌合部材との嵌合が容易となり、隣接する二つのセグメント同士の接合が容易となり、工期を大幅に短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による継手の第1の実施の形態を説明するための第1参考例の全体を示した断面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 本発明による継手の第1の実施の形態を説明するための第1参考例の適用例を示した説明図である。
【図4】 図3の部分拡大断面図であって、接合前の状態を示した説明図である。
【図5】 図3の部分拡大断面図であって、接合後の状態を示した説明図である。
【図6】 本発明による継手の第2の実施の形態を説明するための第2参考例の適用例を示した部分拡大断面図であって、接合前の状態を示した説明図である。
【図7】 図6の接合後の状態を示した説明図である。
【図8】 本発明による継手の第3の実施の形態を説明するための第3参考例の適用例を示した部分拡大断面図であって、接合前の状態を示した説明図である。
【図9】 図8の接合後の状態を示した説明図である。
【図10】 本発明による継手の第4の実施形態を説明するための第4参考例の適用例を示した部分拡大断面図である。
【図11】 本発明による継手の第5の実施形態を説明するための第5参考例の適用例を示した部分拡大断面図であって、接合前の状態を示した説明図である。
【図12】 図11の接合後の状態を示した説明図である。
【図13】 本発明による継手の第1の実施の形態を構成する雌型継手の断面図である。
【図14】 従来の継手が適用されるセグメントを示した説明図である。
【符号の説明】
1 継手
2 雄型継手
3 嵌合部材
4、12 凹凸
10 雌型継手
11 被嵌合部材
13 押圧部材
14 ケース
25 セグメント
30 球座

Claims (2)

  1. 隣接する二つの部材を一体に接合する継手であって、
    前記一方の部材に設けられる雄型継手と、前記他方の部材に設けられるとともに、前記雄型継手と相互に嵌合する雌型継手とを備え、
    前記雌型継手は、前記雄型継手との嵌合の際に拡径して前記雄型継手との嵌合を許容し、嵌合完了後に縮径して前記雄型継手との嵌合状態を保持し、
    かつ、前記雄型継手は、外周面に凹凸が設けられる嵌合部材を有し、前記雌型継手は、内周面に前記凹凸と相互に嵌合する凹凸が設けられるとともに、周方向に複数に分割されて拡径可能な被嵌合部材と、該被嵌合部材を縮径する方向に押圧する押圧部材とを有し、
    前記被嵌合部材は、前記嵌合部材との嵌合の際に前記押圧部材に抗して拡径して前記嵌合部材との嵌合を許容し、嵌合完了後に前記押圧部材により押圧されて縮径して前記嵌合部材との嵌合状態を保持し、
    前記雌型継手の被嵌合部材及び押圧部材をケース内に設けるとともに、該ケースの内面と前記被嵌合部材との間に球座を設け、該球座により前記被嵌合部材を前記ケースに対して相対的に球面運動可能としたことを特徴とする継手。
  2. 隣接する二つの部材を一体に接合する継手であって、雄型継手と、前記両部材にそれぞれ設けられるとともに、前記雄型継手と相互に嵌合する雌型継手とを備 え、前記雌型継手は、前記雄型継手との嵌合の際に拡径して前記雄型継手との嵌合を許容し、嵌合後に縮径して前記雄型継手との嵌合状態を保持し、
    かつ、前記雄型継手は、外周面に凹凸が設けられる嵌合部材を有し、前記雌型継手は、内周面に前記凹凸と相互に嵌合する凹凸が設けられるとともに、周方向に複数に分割されて拡径可能な被嵌合部材と、該被嵌合部材を縮径する方向に押圧する押圧部材とを有し、
    前記被嵌合部材は、前記嵌合部材との嵌合の際に前記押圧部材に抗して拡径して前記嵌合部材との嵌合を許容し、嵌合完了後に前記押圧部材により押圧されて縮径して前記嵌合部材との嵌合状態を保持し、
    前記雌型継手の被嵌合部材及び押圧部材をケース内に設けるとともに、該ケースの内面と前記被嵌合部材との間に球座を設け、該球座により前記被嵌合部材を前記ケースに対して相対的に球面運動可能としたことを特徴とする継手。
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