JP2003336496A - 継 手 - Google Patents

継 手

Info

Publication number
JP2003336496A
JP2003336496A JP2002143351A JP2002143351A JP2003336496A JP 2003336496 A JP2003336496 A JP 2003336496A JP 2002143351 A JP2002143351 A JP 2002143351A JP 2002143351 A JP2002143351 A JP 2002143351A JP 2003336496 A JP2003336496 A JP 2003336496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
fitting
male
female
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002143351A
Other languages
English (en)
Inventor
Munetaka Ozeki
宗孝 大関
Hiroki Someya
洋樹 染谷
Hirohide Hashimoto
博英 橋本
Masanori Wakabayashi
正憲 若林
Akihiro Minezaki
晃洋 峯崎
Toshio Mochizuki
利雄 望月
Chihiro Watanabe
千尋 渡辺
Yukio Kato
幸男 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobayashi Industry Co Ltd
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Industry Co Ltd
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobayashi Industry Co Ltd, Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd, Ishikawajima Construction Materials Co Ltd filed Critical Kobayashi Industry Co Ltd
Priority to JP2002143351A priority Critical patent/JP2003336496A/ja
Publication of JP2003336496A publication Critical patent/JP2003336496A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する二つの部材の接合を容易にし、工期
を短縮させる。 【解決手段】 隣接する二つの部材35、35を一体に
接合する継手であって、一方の部材35に設けられる外
周面に断面鋸刃状の凹凸4が設けられる嵌合部材3を有
する雄型継手2と、他方の部材35に設けられるととも
に、雄型継手2の嵌合部材3の凹凸4と相互に嵌合する
凹凸22が内周面に設けられる被嵌合部材21を有する
雌型継手20とを備える。被嵌合部材21は、複数に分
割されるとともに、押圧部材23によって縮径する方向
に押圧される。雌型継手20は、雄型継手2との嵌合の
際に、押圧部材23に抗して拡径して雄型継手2との嵌
合を許容し、嵌合完了後に縮径して雄型継手2との嵌合
状態を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、継手に関し、詳し
くは、隣接する二つの部材同士、例えば地下鉄のトンネ
ル等の掘削した部分の内面に設けられる複数のセグメン
トの隣接するもの同士を一体に接合するのに有効な継手
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、シールド工法等により地下鉄の
トンネル等を構築する場合には、掘削した部分の内面に
スチール型セグメント、中詰コンクリート型セグメン
ト、コンクリート型セグメント等のセグメントを設け、
掘削した部分を被覆し、支持している。
【0003】この種のセグメントの一例が図14に示さ
れている。このセグメント51は、中詰コンクリート型
セグメントであって、円弧板状のコンクリート製のセグ
メント本体52と、セグメント本体52の長手方向の両
端面に一体に設けられる長方形板状の金属製の長手方向
接合板53、53と、セグメント本体52の幅方向の両
端面に一体に設けられる円弧板状の金属製の幅方向接合
板54、54とからなるものであって、各長手向接合板
53及び各幅方向接合板54にはそれぞれネジ挿通用の
孔53a、54aが貫通した状態で設けられ、各ネジ挿
通用の孔53a、54aに対応するセグメント本体53
の部分にはそれぞれ所定の大きさ、深さのネジ締付け用
の穴55が設けられている。
【0004】そして、上記のような構成のセグメント5
1を、トンネル等の掘削した部分の内面に周方向に連続
して設け、周方向に隣接するセグメント51の各ネジ締
付け用の穴55を利用し、長手方向接合板53のネジ挿
通用の孔53a、53a間に継手のボルト(図示せず)
を挿通させ、ボルトのネジ部に継手のナット(図示せ
ず)を螺合させて締め付け、周方向に隣接するセグメン
ト51、51同士を一体に順次一体に接合し、最後に固
定側の二つのセグメント51、51間にセグメント51
を挿入し、同様の方法によって固定側のセグメント5
1、51と一体に接合し、同一周上にリング状のセグメ
ントリング体を構成するに挿入する
【0005】そして、このようなセグメントリング体を
掘削方向に連続して設け、掘削方向に隣接するセグメン
トリング体のセグメント51、51同士を同様の方法に
よって一体に接合し、掘削した部分の内面の全体を複数
のセグメント51、51……で被覆する。このようにし
て、掘削した部分の内面を複数のセグメント51、51
……で支持することができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成のセグメント51にあっては、コンクリート
製のセグメント本体52の複数箇所にネジ締付け用の穴
55が設けられているので、セグメント本体52の強度
が低下してしまう。このため、掘削した部分の内面に複
数のセグメント51、51……を設けた後に、各セグメ
ント51のネジ締付け用の穴55を充填材によって閉塞
し、各セグメント本体52の強度を確保しなければなら
ず、その作業に手間がかかり、工期の長期化の原因とな
る。
【0007】また、周方向及び掘削方向に隣接するセグ
メント51、51の長手方向接合板53及び幅方向接合
板54同士を接合する場合に、その作業を狭い空間であ
るネジ締付け用の孔55を利用して行わなければならな
いため、作業効率が悪く、工期の長期化の原因となる。
特に、最後に固定側の隣接するセグメント51、51間
にセグメント51を挿入し、固定側のセグメント51、
51と挿入側のセグメント51とを一体に接合する作業
に手間がかかるものである。
【0008】本発明は、上記のような問題に鑑みなされ
たものであって、隣接する二つの部材、例えばトンネル
等の掘削した部分の内面に設けられる複数のセグメント
の隣接するもの同士の接合に用いた場合に、隣接するセ
グメント同士を一体に接合した後の強度確保のための作
業が一切不要であり、また、隣接するセグメント同士の
接合が容易であり、特に、最後に固定側の隣接するセグ
メント間にセグメントを挿入し、固定側のセグメントと
挿入側のセグメントとを一体に接合するのに有効であっ
て、作業効率を高めることができて、工期を大幅に短縮
することができる継手を提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために、本発明は、以下のような手段を採用してい
る。すなわち、請求項1に係る発明は、隣接する二つの
部材を一体に接合する継手であって、前記一方の部材に
設けられる雌型継手と、前記他方の部材を貫通して前記
雌型継手と相互に嵌合する雄型継手とを備え、前記雌型
継手は、前記雄型継手との嵌合の際に拡径して前記雄型
継手との嵌合を許容し、嵌合後に縮径して前記雄型継手
との嵌合状態を維持して、該雄型継手を回転可能かつ抜
出不能に保持し、前記雄型継手は、前記雌型継手との嵌
合完了後に、前記一方の部材と他方の部材とを緊締する
締結手段を有していることを特徴とする。この発明によ
る継手によれば、一方の部材の雌型継手と他方の部材を
貫通する雄型継手とが相互に嵌合する際に、雌型継手が
拡径することにより雄型継手との嵌合が許容され、嵌合
後に雌型継手が縮径することにより雄型継手との嵌合状
態に保持される。そして、締結手段により一方の部材と
他方の部材が緊締されることになる。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
継手であって、前記雄型継手は、外周面に凹凸が設けら
れる嵌合部材を有し、前記雌型継手は、内周面に前記凹
凸と相互に嵌合する凹凸が設けられるとともに、周方向
に複数に分割されて拡径可能な被嵌合部材と、該被嵌合
部材を縮径する方向に押圧する押圧部材とを有し、前記
被嵌合部材は、前記嵌合部材との嵌合の際に前記押圧部
材に抗して拡径して前記嵌合部材との嵌合を許容し、嵌
合完了後に前記押圧部材により押圧されて縮径して前記
嵌合部材との嵌合状態を保持することを特徴とする。こ
の発明による継手によれば、雄型継手の嵌合部材の凹凸
と雌型継手の被嵌合部材の凹凸とが相互に嵌合する際
に、雌型継手の被嵌合部材が押圧部材に抗して拡径する
ことにより雄型継手の嵌合部材との嵌合が許容され、嵌
合後に被嵌合部材が押圧部材により押圧されて縮径する
ことにより嵌合部材との嵌合状態に保持されることにな
る。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の継手であって、前記締結手段は、前記雄型継手の
後端部外周面に設けられる雄ネジと、該雄ネジに回動自
在に螺着され、前記他方の部材に係止される雌ネジ部と
からなることを特徴とする。この発明による継手によれ
ば、雄型継手と雌型継手とを相互に嵌合させた後に、雌
ネジ部を回動させることにより一方の部材と他方の部材
とが緊締されることになる。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1又は2に
記載の継手であって、前記締結手段は、前記雄型継手の
後端部外周面に設けられる雄ネジと、該雄ネジに螺着さ
れ、前記他方の部材に固定された雌ネジ部とからなるこ
とを特徴とする。この発明による継手によれば、雄ネジ
を回動操作することによって増し締めが可能となり、一
方の部材と他方の部材とを緊締することができる。
【0013】請求項5に係る発明は、請求項4記載の継
手であって、前記雄型継手の後端部に回動操作部が一体
に設けられていることを特徴とする。この発明による継
手によれば、回動操作部を操作して雄ネジを雌ネジ部に
対して相対的に回動させることにより、増し締めを行う
ことができる。請求項6に係る発明は、請求項1から5
のいずれかに記載の継手であって、前記一方の部材と他
方の部材とが接合された状態において、前記他方の部材
にはその内面側から前記一方の部材の外面側方向に向け
て斜めの締結孔が形成され、前記他方の部材に設けられ
る前記雄型継手と前記一方の部材に設けられる雌型継手
とが前記締結孔の軸線の延長線上に配置され、前記締結
手段の操作が前記締結孔内にて可能とされていることを
特徴とする。この発明による継手によれば、一方の部材
と他方の部材との緊締を他方の部材の内面側から行うこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施の
形態について説明する。図1から図4は、本発明による
継手の第1の実施の形態が示されいる。図1、図2にお
いて継手1は、隣接する二つの部材を一体に接合するの
に適用することができるものであって、雄型継手2と、
この雄型継手2と嵌合可能な雌型継手20とを備えてい
る。
【0015】雄型継手2は、先端部周面に断面鋸刃状の
凹凸4が軸方向に沿って連続して設けられるとともに、
後端部周面に雄ネジ6を螺設して雄ネジ部5を設けた金
属製の棒状の嵌合部材3と、図4に示す雄ネジ6と螺合
させる雌ネジ部7とから構成されている。
【0016】雌型継手20は、内周面に雄型継手2の嵌
合部材3の凹凸4と相互に嵌合する断面鋸刃状の凹凸2
2が軸方向に沿って連続して設けられるとともに、周方
向に複数(この実施の形態においては5つ)に分割され
て拡径可能な金属製の環状の被嵌合部材21と、被嵌合
部材21の外周側に被嵌されるとともに、被嵌合部材2
1を縮径する方向に押圧して被嵌合部材21を環状に保
持するウレタンゴム等の弾性体からなる環状の押圧部材
23と、被嵌合部材21及び押圧部材23を保持する金
属製のケース24とから構成されている。
【0017】ケース24の内周面と押圧部材23の外周
面との間には所定の間隙が形成され、この間隙により被
嵌合部材21の拡径が許容されるようになっている。ケ
ース24の内面のうち、軸方向の一方の端面には案内部
材25が設けられ、この案内部材25とケース24の軸
方向の他方の端面との間で被嵌合部材21が拡径可能に
案内されるようになっている。なお、被嵌合部材21の
分割数は5つに限らず複数であれば良い。
【0018】そして、上記のような構成の雄型継手2と
雌型継手20とからなる継手1は、隣接する二つの部材
の接合に適用することができ、例えば、図3、図4に示
すように、隣接する二つの部材がトンネル等の掘削した
部分の内面に設けられる複数のセグメント35、35…
の隣接するもの同士の接合、特に、周方向に所定の間隔
をおいて固定されている二つのセグメント35、35
と、それらの間に挿入されるセグメント35との接合に
有効に適用することができる。
【0019】具体的には、挿入側のセグメント35の長
手方向の接合部36の内面側から固定側のセグメント3
5の長手方向の接合部36に向かって斜めに締結孔38
を設け、この締結孔38を構成する固定側のセグメント
35の部分に、前述した雌型継手20をその軸線が締結
孔38の軸線と一致するように、かつケース24の開口
部が挿入側のセグメント35の方向を向くように位置決
めし、コンクリートを打設して雌型継手20を固着す
る。この場合、コンクリートの中心部に雄型継手2の嵌
合部材3を挿通させるための挿通孔39を貫通した状態
で設ける。さらに、締結孔38を構成する挿入側のセグ
メント35の固定側のセグメント35と対向する部分
に、コンクリートを打設し、その中心部に雄型継手2の
嵌合部材3を挿通させるための挿通孔40を貫通した状
態で設ける。この構成により、後述するようにこの継手
は、一方のセグメント35と他方のセグメント35とが
接合された状態において、他方のセグメント35にはそ
の内面側から一方のセグメント35の外面側方向に向け
て斜めの締結孔38が形成され、他方のセグメント35
に設けられる雄型継手2と一方のセグメント35に設け
られる雌型継手20とが締結孔38の軸線の延長線上に
配置され、両セグメント35、35の緊締操作がセグメ
ント35の内面側から締結孔38内にて可能となってい
る。
【0020】そして、固定されている二つのセグメント
35、35間に矢印方向から挿入側のセグメント35を
挿入し、締結孔38内に挿入側のセグメント35側から
前述した雄型継手2の嵌合部材3を挿入し、嵌合部材3
を挿入側のセグメント35の挿通孔40及び固定側のセ
グメント35の挿通孔39内を挿通させ、先端部を雌型
継手20の被嵌合部材21の内側に挿入する。
【0021】この場合、嵌合部材3に押圧されることに
より被嵌合部材21が押圧部材23に抗して拡径して嵌
合部材3の挿入が許容され、嵌合部材3の凹凸4と被嵌
合部材21の凹凸22とが相互に嵌合される。そして、
嵌合が完了したときに、押圧部材23により被嵌合部材
21が縮径する方向に押圧されることにより被嵌合部材
21が環状に保持され、嵌合部材3との嵌合状態に保持
される。この状態において、雄型継手2は、雌型継手2
0内において回転可能、かつ雌型継手20から抜出不能
である。
【0022】そして、嵌合部材3の後端部の雄ネジ6に
ワッシャ9を介して雌ネジ部7を螺合させ、ボックスレ
ンチ等の専用の工具を用いて所定のトルクで締め付け
る。このように雌ネジ部7を締め付け、これをセグメン
ト35に係止することにより二つのセグメント35、3
5は、互いに接近する方向押圧され緊締される。そし
て、このような作業を各締結孔38について同じように
行うことにより、周方向に所定の間隔をおいて位置する
二つのセグメント35、35と、それらの間に挿入した
セグメント35とを一体に接合することができるもので
ある。これらの作業は、緊締孔38を利用して、セグメ
ント35の内面側から容易に行うことができる。
【0023】図5には、本発明による継手の第2の実施
の形態が示されていて、この継手1は、雄型継手2の構
成の一部を変更したものであって、その他の構成は前記
第1の実施の形態に示すものと同様である。
【0024】すなわち、固定側のセグメント35の長手
方向の端面に、図1に示す雌型継手20を、そのケース
24の開口部が挿入側セグメント35の挿入方向を向く
ように埋設し、挿入側のセグメント35の長手方向の端
面に、図1に示す雄型継手2を、その嵌合部材3の軸線
が挿入方向を向くように固定する。
【0025】そして、周方向に所定の間隔をおいて位置
する二つのセグメント35、35間に矢印方向に向けて
セグメント35を挿入し、挿入側のセグメント35の長
手方向の両端面の雄型継手2の嵌合部材3を固定側のセ
グメント35の長手方向の両端面の雌型継手20の被嵌
合部材21の内側に挿入し、嵌合部材3の凹凸4と被嵌
合部材21の凹凸22とを相互に嵌合させることで、固
定側の二つのセグメント35、35と挿入側のセグメン
ト35とを一体に接合することができる。なお、図示は
しないが、固定側のセグメント35の端面に雄型継手2
を設け、挿入側のセグメント35の端面に雌型継手20
を設けても良い。
【0026】図6には、本発明による継手の第3の実施
の形態が示されていて、この継手1は、雄型継手2の構
成の一部を変更したものであって、その他の構成は前記
第1の実施の形態に示すものと同様である。
【0027】すなわち、この実施の形態では、雄型継手
2の嵌合部材3の雄ネジ部5の端部に回動操作部10を
溶接により一体に連結し、回動操作部10の端面に増し
締め用の治具を挿入させるための角穴11を設けて構成
している。そして、嵌合部材3の雄ネジ部5の雄ネジ6
に螺着される雌ネジ部7は緊締用として使用している。
【0028】具体的には、固定側のセグメント35の長
手方向の端面、及び挿入側のセグメント35の長手方向
の端面にそれぞれ接合板41を一体に設け、固定側セグ
メント35の接合板41の裏面側に雌型継手20のケー
ス24を溶接により一体に連結し、接合板41に雄型継
手2の嵌合部材3を挿通させるため孔42を貫通した状
態で設ける。そして、この状態で雌型継手20を固定側
セグメント35の長手方向の接合部36に埋設する。
【0029】さらに、挿入側のセグメント35の接合板
41の裏面側に雄型継手2の雌ネジ部7を溶接により一
体に連結し、接合板41に雄型継手2の嵌合部材3を挿
通させるための孔42を貫通した状態で設ける。雌ネジ
部7は、挿入側のセグメント35の締結孔38内に位置
し、外周面が締結孔38の内周面に当接した状態とな
る。
【0030】そして、固定側セグメント35、35間に
挿入側セグメント35を挿入し、挿入側セグメント35
の締結孔38内に雄型継手2の嵌合部材3を挿入し、嵌
合部材3を雌ネジ部7のネジ孔及び両接合板41、41
の両孔42、42内を挿通させ、嵌合部材3の後端部の
雄ネジ6を雌ネジ部7に螺合させ、先端部を雌型継手2
0の被嵌合部材21の内側に挿入し、嵌合部材3の先端
部の凹凸4と被嵌合部材21の凹凸22とを相互に嵌合
させる。この場合、嵌合部材3は被嵌合部材21内で回
転自在となっているが、嵌合部材3と被嵌合部材21と
の嵌合状態が解かれることはないので、嵌合部材3が矢
印方向に抜け出ることはない。
【0031】そして、上記のように嵌合部材3と被嵌合
部材21とを相互に嵌合させた後に、回動操作部10の
角穴11内に治具を挿入し、雌ネジ部7に対して回動操
作部10を介して嵌合部材3を相対的に回動させること
により、嵌合部材3が矢印方向に移動し、雌型継手20
と雌ネジ部7との間に互いに接近する方向への力が加わ
り、いわゆる増し締めが行われ、隣接するセグメント3
5、35同士が確固に固定される。
【0032】図7には、本発明による継手の第4の実施
の形態が示されていて、この継手1は、雌型継手20及
び雄型継手2の構成の一部を変更したものであって、そ
の他の構成は前記第3の実施の形態に示すものと同様で
ある。
【0033】すなわち、雌型継手20のケース24の開
口部側に支持板26を溶接により一体に連結し、ケース
24の開口部に対応する支持板26の部分に雄型継手2
の嵌合部材3を挿通させるための孔27を設け、支持板
26の裏面側にケース24を囲むようにアンカー筋28
を溶接により一体に連結し、支持板26及びアンカー筋
28をケース24と一体に埋設することで、雌型継手2
0を固定側セグメン35に確固に固定する。
【0034】そして、雄型継手2の嵌合部材3の後端部
に回動操作部10を一体に設け、雄ネジ6に螺着される
雌ネジ部7と回動操作部10との間に支持板12を設
け、支持板12を雌ネジ部7に溶接により一体に連結
し、支持板12及び雌ネジ部7の外周部を挿入側セグメ
ント35の締結孔38の周縁部に埋設する。
【0035】そして、固定側セグメント35、35間に
挿入側セグメント35を挿入し、挿入側セグメント35
の締結孔38内に雄型継手2の嵌合部材3を挿入し、嵌
合部材3を支持板12及び雌ネジ部7の中心部を挿通さ
せ、嵌合部材3の後端部の雄ネジ6を雌ネジ部7に螺合
させ、嵌合部材3の先端部を支持板26の孔27内を挿
通させ、雌型継手20の被嵌合部材21の内側に挿入
し、嵌合部材3の先端部の凹凸4と被嵌合部材21の凹
凸22とを相互に嵌合させる。この場合、嵌合部材3は
被嵌合部材21内で回転自在となっているが、嵌合部材
3と被嵌合部材21との嵌合状態が解かれることはない
ので、嵌合部材3が矢印方向に抜け出ることはない。
【0036】そして、上記のように嵌合部材3と被嵌合
部材21とを相互に嵌合させた後に、回動操作部10の
角穴11内に治具を挿入し、雌ネジ部7に対して回動操
作部10を介して嵌合部材3を相対的に回動させること
により、嵌合部材3が矢印方向に移動し、雌型継手20
と雌ネジ部7との間に互いに接近する方向への力が加わ
り、いわゆる増し締めが行われ、隣接するセグメント3
5、35同士が確固に固定されることになる。
【0037】図8には、本発明による継手の第5の実施
の形態が示されていて、この継手1は、雌型継手20及
び雄型継手2の構成の一部を変更したものであって、そ
の他の構成は前記第3の実施の形態に示すものと同様で
ある。
【0038】すなわち、雌型継手20のケース24に支
持板26に溶接により一体に連結し、ケース24の開口
部に対応する支持板26の部分に雄型継手2の嵌合部材
3を挿通させるための孔27を設け、支持板26の裏面
側にケース24を囲むようにアンカー筋28を溶接によ
り一体に連結し、支持板26及びアンカー筋28によっ
て雌型継手20を固定側セグメント35の長手方向の接
合部36に確固に固定する。
【0039】そして、雄型継手2の嵌合部材3の後端部
に回動操作部10を一体に設け、雄ネジ6に螺着される
雌ネジ部7を緊締用として使用し、雌ネジ部7の周面に
U字状のアンカー筋14を溶接によって一体に連結し、
雌ネジ部7の軸方向の両端面にそれぞれ支持板12、1
3を溶接により一体に連結し、両支持板12、13、ア
ンカー筋14及び雌ネジ部7の外周部を挿入側セグメン
ト35の締結孔38の周縁部に埋設する。
【0040】そして、固定側セグメント35、35間に
挿入側セグメント35を挿入し、挿入側セグメント35
の締結孔38内に雄型継手2の嵌合部材3を挿入し、嵌
合部材3を支持板12、雌ネジ部7、支持板13の中心
部を挿通させ、嵌合部材3の後端部の雄ネジ6を雌ネジ
部7に螺合させ、嵌合部材3の先端部を固定側セグメン
ト35の支持板26の孔27内を挿通させ、雌型継手2
0の被嵌合部材21の内側に挿入し、嵌合部材3の先端
部の凹凸4と被嵌合部材21の凹凸22とを相互に嵌合
させる。この場合、嵌合部材3は被嵌合部材21内で回
転自在となっているが、嵌合部材3と被嵌合部材21と
の嵌合状態が解かれることはないので、嵌合部材3が矢
印方向に抜け出ることはない。
【0041】そして、上記のように嵌合部材3と被嵌合
部材21とを相互に嵌合させた後に、回動操作部10の
角穴11内に治具を挿入し、雌ネジ部20に対して回動
操作部10を介して嵌合部材3を相対的に回動させるこ
とにより、嵌合部材3が矢印方向に移動し、雌型継手2
0と雌ネジ部7との間に互いに接近する方向への力が加
わり、いわゆる増し締めが行われ、隣接するセグメント
35、35同士が確固に固定されることになる。
【0042】図9には、本発明による継手の第6の実施
の形態が示されていて、この継手1は、雌型継手20の
構成の一部を変更したものであって、雄型継手2は前記
第1〜第5の実施の形態に示すものを適用することがで
きる。
【0043】すなわち、この雌型継手20は、内周面に
図1に示す雄型継手2の嵌合部材3の凹凸4と相互に嵌
合する断面鋸刃状の凹凸22が軸方向に沿って連続して
設けられるとともに、周方向に複数(この実施の形態に
おいては5つ)に分割されて拡径可能な金属製の環状の
被嵌合部材21と、被嵌合部材21の外周側に被嵌され
るとともに、被嵌合部材21を縮径する方向に押圧して
被嵌合部材21を環状に保持するウレタンゴム等の弾性
体からなる環状の押圧部材23と、押圧部材23の外周
側に被嵌さされる金属製の筒状のケース24と、ケース
24の軸方向の両端面にそれぞれ溶接により一体に連結
される支持板29、30とから構成されている。この場
合、両支持板29、30は、ケース24よりも大径に形
成され、周縁部がケース24よりも径方向外方に突出す
るようになっている。
【0044】そして、この実施の形態に示す継手1にあ
っても、前記第1〜第5の実施の形態に示すものと同様
に、トンネル等の掘削した部分の内面に設けられる複数
のセグメント35、35…の隣接するもの同士の接合、
特に、周方向に所定の間隔をおいて固定されている二つ
のセグメント35、35と、それらの間に挿入されるセ
グメント35との接合に有効に適用することができ、前
記第1〜第5の実施の形態に示すものと同様の作用効果
を奏することができるものである。さらに、この実施の
形態においては、支持板29、30の周縁部がケース2
4よりも径方向外方に突出しているので、コンクリート
との接合が強固になるものである。
【0045】図10には、本発明による継手の第7の実
施の形態が示されていて、この継手1は、雌型継手20
の構成の一部を変更したものであって、雄型継手2は前
記第1〜第5の実施の形態に示すものを適用することが
できる。
【0046】すなわち、この雌型継手20は、図1、図
2に示すように、内周面に雄型継手2の嵌合部材3の凹
凸4と相互に嵌合する断面鋸刃状の凹凸22が軸方向に
沿って連続して設けられるとともに、周方向に複数(こ
の実施の形態においては5つ)に分割されて拡径可能な
金属製の環状の被嵌合部材21と、被嵌合部材21の外
周側に被嵌されるとともに、被嵌合部材21を縮径する
方向に押圧して被嵌合部材21を環状に保持するウレタ
ンゴム等の弾性体からなる環状の押圧部材23と、押圧
部材23の外周側に被嵌さされるとともに、外周面にリ
ブ31を設けて異形鉄筋の表面形状に形成した金属製の
筒状のケース24と、ケース24の軸方向の一端面に溶
接により一体に連結される支持板29とから構成されて
いる。この場合、支持板29は、ケース24よりも大径
に形成され、周縁部がケース24よりも径方向外方に突
出するようになっている。
【0047】そして、この実施の形態に示す継手1にあ
っても、前記第1〜第5の実施の形態に示すものと同様
に、トンネル等の掘削した部分の内面に設けられる複数
のセグメント35、35…の隣接するもの同士の接合、
特に、周方向に所定の間隔をおいて固定されている二つ
のセグメント35、35と、それらの間に挿入されるセ
グメント35との接合に有効に適用することができ、前
記第1〜第5の実施の形態に示すものと同様の作用効果
を奏することができるものである。さらに、この実施の
形態に示すものは、ケース24の表面にリブ31が設け
られているので、コンクリートとの接合が強固になるも
のである。
【0048】図11には、本発明による継手の第8の実
施の形態が示されていて、この継手1は、雌型継手20
の構成の一部を変更したものであって、雄型継手2は前
記第1〜第5の実施の形態に示すものを適用することが
できる。
【0049】すなわち、この雌型継手20は、内周面に
雄型継手2の嵌合部材3の凹凸4と相互に嵌合する断面
鋸刃状の凹凸22が軸方向に沿って連続して設けられる
とともに、周方向に複数(この実施の形態においては5
つ)に分割されて拡径可能な金属製の環状の被嵌合部材
21と、被嵌合部材21の外周側に被嵌されるととも
に、被嵌合部材21を縮径する方向に押圧して被嵌合部
材21を環状に保持するウレタンゴム等の弾性体からな
る環状の押圧部材23と、被嵌合部材21及び押圧部材
23を収容する鋳造品である一端が閉塞された筒状をな
すケース24と、ケース24の一端開口部に一体に連結
されるケース24よりも大径の支持板29とから構成さ
れている。
【0050】そして、この実施の形態に示す継手1にあ
っても、前記第1〜第5の実施の形態に示すものと同様
に、トンネル等の掘削した部分の内面に設けられる複数
のセグメント35、35…の隣接するもの同士の接合、
特に、周方向に所定の間隔をおいて固定されている二つ
のセグメント35、35と、それらの間に挿入されるセ
グメント35との接合に有効に適用することができ、前
記第1〜第5の実施の形態に示すものと同様の作用効果
を奏することができるものである。さらに、この実施の
形態に示すものは、ケース24を鋳造品としているの
で、ケース24の製造が容易となるものである。
【0051】図12には、本発明による継手の第9の実
施の形態が示されていて、この継手1は、雌型継手20
の構成の一部を変更したものであって、雄型継手2は前
記第1〜第5の実施の形態に示すものを適用することが
できる。
【0052】すなわち、この雌型継手20は、内周面に
雄型継手2の嵌合部材3の凹凸4と相互に嵌合する断面
鋸刃状の凹凸22が軸方向に沿って連続して設けられる
とともに、周方向に複数(この実施の形態においては5
つ)に分割されて拡径可能な金属製の環状の被嵌合部材
21と、被嵌合部材21の外周側に被嵌されるととも
に、被嵌合部材211を縮径する方向に押圧して被嵌合
部材21を環状に保持するウレタンゴム等の弾性体から
なる環状の押圧部材23と、押圧部材23及び被嵌合部
材21を収容する鋳造品からなる筒状のケース24と、
ケース24の軸方向の一端面に溶接により一体に連結さ
れるケース24よりも大径の支持板29から構成されて
いる。この場合、ケース24は、周方向に二つに分割さ
れている。
【0053】そして、この実施の形態に示す継手1にあ
っても、前記第1〜第5の実施の形態に示すものと同様
に、トンネル等の掘削した部分の内面に設けられる複数
のセグメント35、35…の隣接するもの同士の接合、
特に、周方向に所定の間隔をおいて固定されている二つ
のセグメント35、35と、それらの間に挿入されるセ
グメント35との接合に有効に適用することができ、前
記第1〜第5の実施の形態に示すものと同様の作用効果
を奏することができるものである。さらに、この実施の
形態に示すものは、ケース24を鋳造品としているの
で、ケース24の製造が容易となるものである。また、
ケース24を周方向に二つに分割しているので、雌型継
手20の組立てが容易となるものである。
【0054】図13には、本発明による継手の第10の
実施の形態が示されていて、この継手1は、雌型継手2
0の構成の一部を変更したものであって、雄型継手2は
前記第1〜第5の実施の形態に示すものを適用すること
ができる。
【0055】すなわち、この雌型継手20は、内周面に
雄型継手2の嵌合部材3の凹凸4と相互に嵌合する断面
鋸刃状の凹凸22が軸方向に沿って連続して設けられる
とともに、周方向に複数(この実施の形態においては5
つ)に分割されて拡径可能な金属製の環状の被嵌合部材
21と、被嵌合部材21の外周側に被嵌されるととも
に、被嵌合部材21を縮径する方向に押圧して被嵌合部
材21を環状に保持するウレタンゴム等の弾性体からな
る環状の押圧部材23と、押圧部材23及び被嵌合部材
21を収容する筒状のケース24と、ケース24の軸方
向の一端部に螺着されてそこを閉塞する鋳造品である蓋
32とから構成されている。この場合、蓋32は、ケー
ス24よりも大径に形成されて周縁部が径方向外方に突
出するとともに、軸方向の一端面の中央部に軸方向に突
出する突起33が一体に設けられるようになっている。
【0056】そして、この実施の形態に示す継手1にあ
っても、前記第1〜第5の実施の形態に示すものと同様
に、トンネル等の掘削した部分の内面に設けられる複数
のセグメント35、35…の隣接するもの同士の接合、
特に、周方向に所定の間隔をおいて固定されている二つ
のセグメント35、35と、それらの間に挿入されるセ
グメント35との接合に有効に適用することができ、前
記第1〜第5の実施の形態に示すものと同様の作用効果
を奏することができるものである。上記の各実施の形態
で示した継手は、トンネルの周方向におけるセグメント
の接合、即ちセグメント間継手として用いて好適である
が、セグメントの施工方法を適宜選択することによっ
て、トンネルの軸方向におけるセグメントの接合、即ち
リング間継手としても使用できるものである。なお、こ
の発明による継手を設けるセグメントは、スチール型セ
グメント、中詰コンクリート型セグメント、コンクリー
ト型セグメント等各種のセグメントであってよい。
【0057】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明による請
求項1に記載の継手によれば、隣接する二つの部材、例
えば、トンネル等の掘削した部分の内面に設けられる複
数のセグメントの隣接するもののうち、周方向に所定の
間隔をおいて固定されている二つのセグメントと、それ
らの間に挿入されるセグメントとの接合に適用した場合
に、固定側の二つのセグメント間に挿入側のセグメント
を挿入すると、雌型継手と雄型継手とが相互に嵌合し、
雌型継手が縮径することにより両者が嵌合状態に保持さ
れることになる。そして、締結手段によって、二つのセ
グメントを互いに接近する方向に緊締することができ
る。従って、隣接する二つのセグメント同士の接合、特
に、固定されている二つのセグメントと、それらの間に
挿入するセグメントとの接合が容易となるので、工期を
大幅に短縮させることができることになる。また、隣接
する二つのセグメントを一体に接合した後に、セグメン
トの強度を確保するために充填材を充填するような煩雑
な作業が一切不要となるので、これによっても工期を大
幅に短縮させることができることになる。また、本発明
による請求項2に記載の継手によれば、固定側の二つの
セグメント間に挿入側のセグメントを挿入すると、雄型
継手の嵌合部材の凹凸と雌型継手の被嵌合部材の凹凸と
が相互に嵌合し、この際、雌型継手の被嵌合部材が押圧
部材に抗して拡径することにより雄型継手の嵌合部材と
の嵌合が許容され、嵌合後に被嵌合部材が押圧部材によ
り押圧されて縮径することにより嵌合部材との嵌合状態
に保持されることになる。従って、隣接する二つのセグ
メントを長期に渡って安定した接合状態に保持すること
ができることになる。さらに、本発明による請求項3〜
5に継手によれば、雄型継手を挿入側のセグメントに締
結することができるので、雄型継手と雌型継手との嵌合
状態を長期に渡って良好な状態に保持することができ、
隣接するセグメント同士の良好な接合状態を長期に渡っ
て維持することができることになる。さらに、本発明に
よる請求項4又は5に継手によれば、嵌合部材を雌ネジ
部に対して相対的に回動させることにより増し締めを行
うことができるので、隣接するセグメント同士を確固に
接合することができることになる。請求項6に係る継手
によれば、一方の部材と他方の部材との緊締を緊締孔を
利用して他方の部材の内面側から容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による継手の第1の実施の形態を示し
た断面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 本発明による継手の第1の実施の形態の適用
例を示した部分拡大説明図である。
【図4】 図3のB部の拡大断面図である。
【図5】 本発明による継手の第2の実施の形態の適用
例を示した部分拡大説明図である。
【図6】 本発明による継手の第3の実施の形態を示し
た部分拡大断面図である。
【図7】 本発明による継手の第4の実施の形態を示し
た部分拡大断面図である。
【図8】 本発明による継手の第5の実施の形態を示し
た部分拡大断面図である。
【図9】 本発明による継手の第6の実施の形態を示し
た部分拡大断面図である。
【図10】 本発明による継手の第7の実施の形態を示
した部分拡大断面図である。
【図11】 本発明による継手の第8の実施の形態を示
した部分拡大断面図である。
【図12】 本発明による継手の第9の実施の形態を示
した部分拡大断面図である。
【図13】 本発明による継手の第10の実施の形態を
示した部分拡大断面図である。
【図14】 従来の継手の一例の適用例を示した説明図
である。
【符号の説明】
1 継手 2 雄型継手 3 嵌合部材 4、22 凹凸 5 雄ネジ部 6 雄ネジ 7 雌ネジ部 10 回動操作部 20 雌型継手 21 被嵌合部材 23 押圧部材 35 セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 染谷 洋樹 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 石 川島建材工業株式会社内 (72)発明者 橋本 博英 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 石 川島建材工業株式会社内 (72)発明者 若林 正憲 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 石 川島建材工業株式会社内 (72)発明者 峯崎 晃洋 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 石 川島建材工業株式会社内 (72)発明者 望月 利雄 静岡県富士宮市星山1040番地の4 小林工 業株式会社内 (72)発明者 渡辺 千尋 静岡県富士宮市星山1040番地の4 小林工 業株式会社内 (72)発明者 加藤 幸男 静岡県富士宮市星山1040番地の4 小林工 業株式会社内 Fターム(参考) 2D055 GC04 GC06 3H111 AA01 BA03 BA07 CA35 DA23 DA26 DB15 3J037 AA02 BA04 BB02 DA01 DA13 DB03 DC01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する二つの部材を一体に接合する継
    手であって、 前記一方の部材に設けられる雌型継手と、前記他方の部
    材を貫通して前記雌型継手と相互に嵌合する雄型継手と
    を備え、前記雌型継手は、前記雄型継手との嵌合の際に
    拡径して前記雄型継手との嵌合を許容し、嵌合後に縮径
    して前記雄型継手との嵌合状態を維持して、該雄型継手
    を回転可能かつ抜出不能に保持し、前記雄型継手は、前
    記雌型継手との嵌合完了後に、前記一方の部材と他方の
    部材とを緊締する締結手段を有していることを特徴とす
    る継手。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の継手であって、 前記雄型継手は、外周面に凹凸が設けられる嵌合部材を
    有し、前記雌型継手は、内周面に前記凹凸と相互に嵌合
    する凹凸が設けられるとともに、周方向に複数に分割さ
    れて拡径可能な被嵌合部材と、該被嵌合部材を縮径する
    方向に押圧する押圧部材とを有し、前記被嵌合部材は、
    前記嵌合部材との嵌合の際に前記押圧部材に抗して拡径
    して前記嵌合部材との嵌合を許容し、嵌合完了後に前記
    押圧部材により押圧されて縮径して前記嵌合部材との嵌
    合状態を保持することを特徴とする継手。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の継手であって、 前記締結手段は、前記雄型継手の後端部外周面に設けら
    れる雄ネジと、該雄ネジに回動自在に螺着され、前記他
    方の部材に係止される雌ネジ部とからなることを特徴と
    する継手。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の継手であって、 前記締結手段は、前記雄型継手の後端部外周面に設けら
    れる雄ネジと、該雄ネジに螺着され、前記他方の部材に
    固定された雌ネジ部とからなることを特徴とする継手。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の継手であって、 前記雄型継手の後端部に回動操作部が一体に設けられて
    いることを特徴とする継手。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の継手
    であって、 前記一方の部材と他方の部材とが接合された状態におい
    て、前記他方の部材にはその内面側から前記一方の部材
    の外面側方向に向けて斜めの締結孔が形成され、前記他
    方の部材に設けられる前記雄型継手と前記一方の部材に
    設けられる雌型継手とが前記締結孔の軸線の延長線上に
    配置され、前記締結手段の操作が前記締結孔内にて可能
    とされていることを特徴とする継手。
JP2002143351A 2002-05-17 2002-05-17 継 手 Pending JP2003336496A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002143351A JP2003336496A (ja) 2002-05-17 2002-05-17 継 手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002143351A JP2003336496A (ja) 2002-05-17 2002-05-17 継 手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003336496A true JP2003336496A (ja) 2003-11-28

Family

ID=29703397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002143351A Pending JP2003336496A (ja) 2002-05-17 2002-05-17 継 手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003336496A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140540A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 日本ヒューム株式会社 セグメントの継手部構造
JP2018115443A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 大成建設株式会社 鋼製セグメントのリング継手構造及びその連結方法
JP2019090298A (ja) * 2017-03-27 2019-06-13 Next Innovation合同会社 接合手段及び部材の接合方法並びにプレキャストコンクリート製品用の継手部材
JP7482820B2 (ja) 2021-03-31 2024-05-14 株式会社Ihi建材工業 セグメントの組立構造

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02217598A (ja) * 1989-02-20 1990-08-30 Toukiyouwan Oudan Doro Kk セグメントの連結構造
JPH0618498U (ja) * 1992-08-12 1994-03-11 五洋建設株式会社 シールド工法におけるセグメント組立構造
JPH09287393A (ja) * 1996-04-24 1997-11-04 Shimizu Corp セグメントの継手装置
JPH11294084A (ja) * 1998-04-07 1999-10-26 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd セグメント等の接合具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02217598A (ja) * 1989-02-20 1990-08-30 Toukiyouwan Oudan Doro Kk セグメントの連結構造
JPH0618498U (ja) * 1992-08-12 1994-03-11 五洋建設株式会社 シールド工法におけるセグメント組立構造
JPH09287393A (ja) * 1996-04-24 1997-11-04 Shimizu Corp セグメントの継手装置
JPH11294084A (ja) * 1998-04-07 1999-10-26 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd セグメント等の接合具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140540A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 日本ヒューム株式会社 セグメントの継手部構造
JP2018115443A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 大成建設株式会社 鋼製セグメントのリング継手構造及びその連結方法
JP2019090298A (ja) * 2017-03-27 2019-06-13 Next Innovation合同会社 接合手段及び部材の接合方法並びにプレキャストコンクリート製品用の継手部材
JP7240699B2 (ja) 2017-03-27 2023-03-16 Next Innovation合同会社 接合手段、継手部材及び部材接合方法
JP7482820B2 (ja) 2021-03-31 2024-05-14 株式会社Ihi建材工業 セグメントの組立構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7341280B2 (en) Rehabilitating pipe and method for laying a rehabilitating pipe
JP2003336496A (ja) 継 手
JP2003336495A (ja) 継 手
JP2003336493A (ja) 継 手
JP2000064791A (ja) 雄雌金具による継手構造およびそれを用いたセグメント
JP2001173853A (ja) 管継手部の離脱防止装置
JP4778297B2 (ja) 管と管継手との接続方法及びその接続方法に用いる押輪
JP2945891B2 (ja) セグメント継手構造
JP2769111B2 (ja) マンホ−ルと導管の接続等に用いる継手及びその圧着治具
JP2003247397A (ja) 継 手
JP2001254883A (ja) コルゲート管用継ぎ手
JP2004124638A (ja) 継手
JP4347149B2 (ja) 緩み防止手段を備えた杭の縦継ぎ装置の機械継手
JP2003247395A (ja) 継 手
JP2009275829A (ja) 離脱防止管継手
JP2004108519A (ja) 継手
JP2003074773A (ja) 合成樹脂管を接合するためのフランジの固着構造
JP3488806B2 (ja) セグメントの継手構造
JP2791330B2 (ja) コンクリートセグメント用連結金具
JP2584385B2 (ja) Rc覆工材の連結用継ぎ手金物及び締め付け用空所の抜型
JPH0626634Y2 (ja) コンクリートセグメントの継手構造
JP2004076777A (ja) 着脱自在のパイプ先端取り付け金具
JP2004108047A (ja) 継手
JP2001193881A (ja) ホースコネクター
JPH0637167Y2 (ja) コンクリ−ト型枠締着装置の連結シャフト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070514

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070731