JPH0637167Y2 - コンクリ−ト型枠締着装置の連結シャフト - Google Patents

コンクリ−ト型枠締着装置の連結シャフト

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JPH0637167Y2
JPH0637167Y2 JP1987078274U JP7827487U JPH0637167Y2 JP H0637167 Y2 JPH0637167 Y2 JP H0637167Y2 JP 1987078274 U JP1987078274 U JP 1987078274U JP 7827487 U JP7827487 U JP 7827487U JP H0637167 Y2 JPH0637167 Y2 JP H0637167Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、コンクリート型枠締着装置の一部として使用
され、一対の型枠を間隔を取らしめて固定する連結シャ
フトに関する。
〈従来の技術〉 先行技術としては第6図に示される、実公昭50-17218号
のようなものが周知である。これは、型枠(11′)(1
1′)間に配される離隔ボルト(9′)と、これの両端
に螺着される連結筒体(6′)(6′)と、連結筒体
(6′)(6′)の先端に夫々冠着され締結ボルト(1
0′)(10′)が挿通される透孔(3′)(3′)を夫
々有す耐蝕性座体(1′)(1′)とからなる。
その作用は型枠(11′)(11′)と、上記透孔(3′)
(3′)とを夫々貫通する締結ボルト(10′)(10′)
を、連結筒体(6′)(6′)に夫々螺着し、該締結ボ
ルト(10′)(10′)にナット(13′)(13′)を締着
させることによって、型枠(11′)(11′)を固定する
ものである。
しかし、上記のものは、離間ボルト(9′)に連結筒体
(6′)(6′)を一々螺着しなければならず、現場作
業においては手間を要し、時間を浪費することから、施
工費が割高となる欠点を有す。
又、製造時においても、離間ボルト(9′)の外周面、
連結筒体(6′)(6′)の上記離間ボルト(9′)が
螺入される内周面にはネジ山を螺刻せなばならず、これ
も製造工程を増やすことからコスト高になるという欠点
を有していた。
更に、型枠の間隔が広い場合には、離間ボルト(9′)
が長くなってしまい、型枠の間にセットするのが困難と
なる。特に、型枠の間に鉄筋等の他の部材が付設されて
いるような場合には、鉄筋等が邪魔になって所定位置に
配設し難くなってしまうという課題を有する。
その一方、例えば実開昭53-70631号公報に、離間ボルト
(9′)に連結筒体(6′)(6′)を一々螺着しなく
ても型枠間に配設することができる連結シャフト(a)
が提案されている。
このものは、第7図に示すように一本の連結シャフト
(a)と、二つの半球キャップ状のコン(d)とから構
成し、連結シャフト(a)の両端部にネジ部(b)を設
けるとともに、そのネジ部(b)各々の内側に凹溝
(c)(c)を設け、一方、各コン(d)の頂部には周
縁方向に到る長孔(d1)を設け、又、この長孔(d1)の
一端側を、連結シャフト(a)の径より大で、他端側を
連結シャフト(a)の径より小とし、そして、型枠間へ
の配設に際して各コン(d)を、連結シャフト(a)の
凹溝(c)(c)夫々に嵌め入れるようにしたものであ
る。こうすることにより、一々螺着しなくてもコン
(d)を凹溝(c)(c)夫々に嵌め入れるだけで型枠
間に配設することができる。
ところが、このものにおいても、一本の連結シャフト
(a)から構成しているため、型枠の間隔が広い場合に
は、連結シャフト(a)が相当の長さになってしまい、
しかも型枠の間に鉄筋等の他の部材が付設されているよ
うな場合には、鉄筋等が邪魔になって所定位置に配設し
難くなってしまうという課題を有する。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は、以上の実情に鑑み提案されたもので、型枠の
間隔が広く、しかも型枠の間に鉄筋等の他の部材が付設
されているような場合でも容易に型枠間の所定位置に配
設できるコンクリート型枠締着装置の連結シャフトを提
供すること目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、次の特徴を有するコンクリート型枠締着装置
の連結シャフトを提供することにより、上記課題を解決
する。
本考案のコンクリート型枠締着装置の連結シャフトは、
離間シャフト(1a)と、雌ネジ部(2)と、締着ボルト
(4)を挿通する透孔(3a)を有する耐蝕部材よりなる
キャップ(3)と、離間シャフト(1a)の両端間の適宜
位置に配設されたジョイント装置(21)とを備える。
離間シャフト(1a)の少なくとも一端側には、雌ネジ部
(2)が固着されるとともに、その雌ネジ部(2)の先
端にキャップ(3)が冠着されることにより、雌ネジ部
(2)に、型枠(11)を貫通し且つ螺着されるナット
(5)とで型枠(11)を外側から締着する締着ボルト
(4)が螺入されるようになされる。
離間シャフト(1a)は、ジョイント装置(21)の配設部
分で分離される。そして、その分離された両シャフト
(21a)(21b)の分離端部各々には、径方向に突出する
掛止突片(22)(22)を有する掛止部(23a)(23b)が
備えられる。
ジョイント装置(21)は、内部に掛止部(23a)(23b)
を受容し得るケーシング(25)を備える。又、このケー
シング(25)の対向する両側壁(25a)(25b)には、離
間シャフト(1a)の掛止部(22a)(22b)を内部に挿入
し得る透孔(24)(24)を有する。一方、ケーシング
(25)内には、上記対向する両側壁(25a)(25b)の内
壁夫々に設けられた嵌合孔(26)(26)と、嵌合孔(2
6)(26)に嵌合した掛止部(23a)(23b)を挾持する
挾持片(27)(27)とが備えられる。
嵌合孔(26)(26)各々は、透孔(24)からケーシング
(25)内に挿入された掛止部(23a)(22b)を、離間シ
ャフト(1a)を軸に適宜回動した位置で上記掛止突片
(22)(22)を嵌合し得るようになされたものである。
一方、挾持片(27)(27)は、嵌合孔(26)(26)の底
壁とで嵌合孔(26)(26)に嵌合した状態の掛止突片
(22)(22)をケーシング(25)に対し揺動自在に挾持
し得るようになされたものである。
そして、このジョイント装置(21)により離間シャフト
(1a)がジョイント装置(21)の配設部から折り曲げで
きるようになされたものである。
〈作用〉 本考案においては、離間シャフト(1a)の両端間の適宜
位置にケーシング(25)を有するジョイント装置(21)
を配設し、そして、離間シャフト(1a)をジョイント装
置(21)の配設部分で分離してジョイント装置(21)の
ケーシング(25)にその分離端部各々を揺動自在に掛止
するため、離間シャフト(1a)をジョイント装置(21)
の配設部からくの字状に折り曲げることができる。これ
により、型枠(11)(11)の間隔が広く、しかも型枠
(11)の間に鉄筋等の他の部材が付設されているような
場合でも、鉄筋等が邪魔になることなく容易に型枠(1
1)(11)間に配設することができる。
又、ジョイント装置(21)に離間シャフト(1a)の分離
端部各々をを掛止する際は、第5図(イ)(ロ)(ハ)
に示すように先ず、離間シャフト(1a)の分離端部に形
成した掛止突片(22)(22)を有する掛止部(23a)を
ケーシング(25)の透孔(24)から内部に入れ(5図
(イ))、ケーシング(25)の略中央まで挿入した時点
で、離間シャフト(1a)を90度回転させ、同時に後退さ
せる(同図(ロ))。これにより、ケーシング(25)内
の嵌合孔(26)に嵌合させることができ、掛止部(23
a)を透孔(24)から抜け止めできる。一方、ケーシン
グ(25)内の挾持片(27)は、離間シャフト(1a)の後
退に伴い掛止部(23a)の掛止突片(22)(22)に摺擦
されて拡開するが、掛止突片(22)(22)が嵌合孔(2
6)に嵌合すると同時に復元しその先端と嵌合孔(26)
の底壁とで掛止突片(22)(22)を挾持することができ
る。従って、容易に離間シャフト(1a)にジョイント装
置(21)を配設でき、施行現場において、分離した離間
シャフト各々をジョイント装置(21)によって接続する
こともできる。このようにすれば、型枠(11)(11)の
間隔が広く、しかも型枠(11)の間に鉄筋等の他の部材
が付設されているような場合には、まず、長さの短い分
離した離間シャフト各々を型枠(11)(11)の間に配
し、その後、ジョイント装置(21)によって接続するこ
とで、鉄筋等が邪魔になることなく容易に型枠(11)
(11)間に配設することができる。
〈実施例〉 以下に図面を参照して、本考案の好適な実施例を例示的
に詳しく説明する。但し、この実施例に記載されている
構成部品の寸法、形状、材質、それらの相対配置等は、
この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
なく、単なる説明例に過ぎない。
第1図は本考案の一実施例を示す説明図であり、連結シ
ャフト(1)は、離隔シャフト(1a)と、該シャフト
(1a)の両端に固着される雌ネジ部(2)(2)と、雌
ネジ部(2)(2)の先端に夫々冠着されるキャップ
(3)(3)とからなる。
雌ネジ部(2)の底壁(2d)にはシャフト孔(2c)が穿
設され、該孔(2c)には離隔シャフト(1a)の先端部が
挿入される。該シャフト(1a)の先端部は、その突端に
平頭部(1b)が設けられると共に、該平頭部(1b)から
少し間隔をおいてカシメ突起(1c)(1c)が設けられて
いる。平頭部(1b)とカシメ突起(1c)(1c)が雌ネジ
部(2)の底壁(2d)を挟持し、更にカシメ突起(1c)
(1c)が底壁(2d)に半径方向に穿設される嵌合孔(2
e)(2e)に嵌合することによって、離隔シャフト(1
a)と雌ネジ部(2)は固着されている(第1、2図参
照)。
又、上記固着は、予め工場内において行われるものであ
るが、その方法は、所定位置にカシメ突起(1c)(1c)
が嵌合孔(2e)(2e)に夫々嵌合する位置で、離隔シャ
フト(1a)の先端を雌ネジ部(2)の内側から圧潰し平
頭部(1b)を作成することによって行われる。尚、この
固着は雌ネジ部(2)と離隔シャフト(1a)の先端とを
溶着することにより行ってもよい。
雌ネジ部(2)は締着ボルト(4)が螺合する雌ネジ孔
(2a)を有すと共に、雌ネジ孔(2a)の周壁の一部の周
面に六角面(2b)が形成されて、スパナ等の挟持具で挟
持しやすくなっている。
同様に離隔シャフト(1a)も、第1図に示されるよう
に、その周面の2個所に六角面(1d)(1d)が形成され
ている。尚、該六角面(1d)(1d)及び上記六角面(2
b)は四角面、その他の多角面に形成しても良い。
雌ネジ部(2)の先端に冠着されるキャップ(3)は、
素材がプラスチックよりなり、又、第2図において示さ
れるように、断面が先端方向にテーパーを有する台形状
の外形を示す。この台形状の外形は、コンクリートが硬
化し型枠(11)が取り外れても、キャップ(3)をコン
クリート(A)から飛び出させることなく、確実にコン
クリート(A)内に留める効果を有する。又、キャップ
(3)は締着ボルト(4)を挿通させる為の透孔(3a)
と、透孔(3a)に連続して設けられ雌ネジ部(2)の先
端が嵌合する嵌合孔(3b)を有する。嵌合孔(3b)は透
孔(3a)より内径が大きく設けられる為、両孔(3a)
(3b)間には段壁が形成されて、嵌入される雌ネジ部
(2)の先端を当接せしめる。尚、キャップ(3)と雌
ネジ部(2)の冠着は接着剤等によって固着しても、離
脱可能としておいても良い。
第3図における(14)(15)は補強杆であり、これらを
型枠(11)に外側より順に当接せしめて係止金具(16)
とナット(17)とで締着することにより、型枠(11)の
固定を補強する。これらを使用する場合は、同図に示さ
れるナット(5)を省略しても良い。
又、第1図に示される(6)(6)はキャップ(3)
(3)の透孔(3a)(3a)を密封する為の栓体であり、
その素材はキャップ(3)(3)と同じプラスチックよ
りなる。該栓体(6)(6)は施工完了後のコンクリー
ト面に露出するキャップ(3)(3)の透孔(3a)(3
a)に夫々嵌め込まれて、コンクリート面の美装を行う
と共に、離隔シャフト(1a)及び雌ネジ部(2)の腐食
を防ぐものである。
尚、本実施例においては、離隔シャフトの両端に雌ネジ
部とキャップを夫々設けたが、上記シャフトの一端にの
みこれらを設けても良い。
第4図は離隔シャフト(1a)の中間に設けられるジョイ
ント装置(21)を示す説明図であり、第5図(イ)
(ロ)(ハ)は同装置(21)の作用を示す要部断面図で
ある。
ジョイント装置(21)は、分離された両シャフト(21
a)(21b)の分離端部から径方向に突出する掛止突片
(22)…(22)を夫々有した掛止部(23a)(23b)と、
該掛止部(23a)(23b)が挿入される透孔(24)(24)
を夫々有するケーシング(25)と、ケーシング(25)内
に挿入された掛止部(23a)(23b)が上記シャフト(21
a)(21b)を軸に適宜回動した位置で掛止突片(22)…
(22)が嵌合する、ケーシング(25)内壁に設けられた
嵌合孔(26)(26)と、掛止突片(22)…(22)が嵌合
孔(26)(26)に嵌合した状態で掛止突片(22)…(2
2)を嵌合孔(26)(26)の底壁とで挟持する挟持片(2
7)…(27)とからなる。
掛止突片(22)は一端に丸く削られた摺擦面(22a)を
有し、この摺擦面(22a)は、掛止突片(22)が回転し
後述する挟持面(27)に当接した時、これを摺擦するこ
とにより拡開させることができる。
ケーシング(25)は平行する前壁(25a)と後壁(25b)
と、これらを継ぐ側壁(25c)(25d)とからなり、前壁
(25a)と後壁(25b)には掛止部(23a)(23b)とほぼ
合致する形状の透孔(24)(24)が設けられる。又前壁
(25b)の対向面には嵌合孔(26)(26)が設けられて
いる。
側壁(25c)(25d)には、挟持片(27)…(27)がケー
シング(25)内側且つ透孔(24)(24)の方向に、夫
々、斜めに突出するように設けられており、挟持片(2
7)…(27)は弾性を付与され且つ外方に拡開可能であ
る。
以上の構成を有するジョイント装置(21)の作用を、第
5図(イ)(ロ)(ハ)に基づき詳述する。まず、離隔
シャフト(21a)を、その端部に設けられた掛止部(23
a)とケーシング(25)の透孔(24)とが合致するよう
に、ケーシング(25)に挿入する。(同図(イ)) ケーシング(25)の略中央まで挿入した時点で、離隔シ
ャフト(21a)を約90度回転させ、同時に後退させる。
(同図(ロ)) この段階で挟持片(27)(27)は、離隔シャフト(21
a)の後退に伴い、掛止部(23a)の掛止突片(22)(2
2)に摺擦されて拡開するが、掛止突片(22)(22)が
嵌合孔(26)に嵌合すると同時に復元しその先端と嵌合
孔(26)の底壁とで掛止突片(22)(22)を挟持する。
(同図(ハ)) 尚、離隔シャフト(21a)の挿入、回転は、第5図
(ロ)の位置で行っても良く、その際は、前述の通り、
掛止突片(22)(22)の摺擦面(22a)(22a)が挟持片
(27)(27)を摺擦し、これを拡開せしめる。
離隔シャフト(21b)も同様にして接続する、このジョ
イント装置(21)は離隔シャフトの長さを調整できる
外、ケーシング(25)の透孔(24)(24)の長手方向に
シャフト(21a)(21b)が揺動できる。即ち該装置(2
1)を有する連結シャフトは、型枠間に所望に応じてく
の字型に配することができ、平行でない型枠を締着する
場合や、間に鉄筋等が通り、真直なシャフトが通らない
ような型枠を締着する場合に効果を発揮する。
〈考案の効果〉 本考案は、ジョイント装置によって、離間シャフトをジ
ョイント装置の配設部分から折り曲げることができ、型
枠の間隔が広く、しかも型枠の間に鉄筋等の他の部材が
付設されているような場合でも、鉄筋等が邪魔になるこ
となく容易に型枠間の所定位置に配設することができ
る。
又、離間シャフトに容易にジョイント装置を配設でき、
施行現場において、分離した離間シャフトをジョイント
装置によって接続することもできる。従って、型枠の間
隔が広く、しかも型枠の間に鉄筋等の他の部材が付設さ
れているような場合には、長さの短い分離した離間シャ
フトを型枠の間に配した後、ジョイント装置によって接
続することにより、鉄筋等が邪魔になることなく容易に
型枠間に離間シャフトを配設することができる。
以上、本考案は、離間シャフトをジョイント装置の配設
位置から適宜折り曲げ、あるいは、長さの短い分離した
離間シャフト各々を型枠の間に配し後にジョイント装置
によって接続することにより容易に離間シャフトを型枠
の間に配設できる使用便宜なコンクリート型枠締着装置
の連結シャフトを提供しえたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す説明図、第2図は同実
施例の使用状態を示す要部断面図、第3図は同実施例全
体の使用状態を示す部分断面図、第4図はジョイント装
置を示す説明図、第5図(イ)(ロ)(ハ)は同装置の
作用を示す要部断面図、第6図は従来例の使用状態を示
す部分断面図である。第7図は、他の従来例の使用状態
を示す部分断面図である。 (1)……連結シャフト、(1a)……離隔シャフト、
(2)……雌ネジ部、(3)……キャップ、(4)……
締着ボルト、(5)……ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】離間シャフト(1a)と、雌ネジ部(2)
    と、締着ボルト(4)を挿通する透孔(3a)を有する耐
    蝕部材よりなるキャップ(3)と、離間シャフト(1a)
    の両端間の適宜位置に配設されたジョイント装置(21)
    とを備え、 離間シャフト(1a)の少なくとも一端側には、雌ネジ部
    (2)が固着されるとともに、その雌ネジ部(2)の先
    端にキャップ(3)が冠着されることにより、雌ネジ部
    (2)に、型枠(11)を貫通し且つ螺着されるナット
    (5)とで型枠(11)を外側から締着する締着ボルト
    (4)が螺入されるようになされ、 離間シャフト(1a)が、ジョイント装置(21)の配設部
    分で分離され、その分離された両シャフト(21a)(21
    b)の分離端部各々には、径方向に突出する掛止突片(2
    2)(22)を有する掛止部(23a)(23b)が備えられ、 ジョイント装置(21)が、内部に掛止部(23a)(23b)
    を受容し得るケーシング(25)を備え、このケーシング
    (25)の対向する両側壁(25a)(25b)には、離間シャ
    フト(1a)の掛止部(22a)(22b)を内部に挿入し得る
    透孔(24)(24)が備えられ、ケーシング(25)内に
    は、上記対向する両側壁(25a)(25b)の内壁夫々に設
    けられた嵌合孔(26)(26)と、嵌合孔(26)(26)に
    嵌合した掛止部(23a)(23b)を挾持する挾持片(27)
    (27)とが備えられ、 嵌合孔(26)(26)各々が、透孔(24)からケーシング
    (25)内に挿入された掛止部(23a)を、離間シャフト
    (1a)を軸に適宜回動した位置で上記掛止突片(22)
    (22)を嵌合し得るようになされたものであり、挾持片
    (27)(27)が、嵌合孔(26)(26)の底壁とで嵌合孔
    (26)(26)に嵌合した状態の掛止突片(22)(22)を
    ケーシング(25)に対し揺動自在に挾持し得るようにな
    されたものであり、 このジョイント装置(21)により離間シャフト(1a)が
    ジョイント装置(21)の配設部分から折り曲げできるよ
    うになされたものであることを特徴とするコンクリート
    型枠締着装置の連結シャフト。
JP1987078274U 1987-05-25 1987-05-25 コンクリ−ト型枠締着装置の連結シャフト Expired - Lifetime JPH0637167Y2 (ja)

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