JP5221225B2 - パイプジョイント - Google Patents

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Description

この発明は、パイプ材同士の連結に用いるパイプジョイントに関し、特に、ビニルハウスにおける妻面と屋根面や側面との間に形成されるコーナー部分に好適に用いることのできるパイプジョイントに関する。
農業用のビニルハウスは、アルミや鉄鋼製のパイプ材などからなる骨組材を組上げ、骨組材に沿って合成樹脂フィルムらなるシート材を張設して構成されている。従来、骨組材を構築する場合、様々なパイプジョイントが用いられていた。例えば、ビニルハウスにおける妻面と屋根面や側面との間に形成されるコーナー部分に用いられるパイプジョイントとして、縦パイプを抱持する断面コ字状又はC字状の本体からなる抱持フレームと、この本体の上部後端に当該本体と直交する方向に延設した筒体からなるソケットと、前記本体の上部前側に前記ソケットと反対方向に向けて設けた左右一対の挟持片と、各挟持片に対向して設けた係止孔とからなるものが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。そして、この特許文献1に記載のパイプジョイントでは、前記ソケットの筒体に、当該筒体内に挿入した横パイプを締付ける締付け具を設けている。
特開2008−22797号公報
しかしながら、上述したように、カップ状の筒体からなるソケットを用いる場合、このソケットには、これに横パイプを挿入した際に当該横パイプを絞め付けるボルト状の締め付け具が必要である。
しかし、かかる構成では、図9に示すように、パイプ材200(横パイプ)を挿通したカップ体100(ソケット)の周面に、締め付け具であるボルト300を貫装して絞め付けると、ボルト300の押圧されたパイプ材200の端部が縮径方向に変形してしまい、カップ体100から抜け易くなってしまう。
特に、図示するように、ボルト300を用いる際に、インパクトレンチなどの電動工具あるいは空圧工具を用いた場合、より強固に連結しようとして、必要以上に捩じ込んでしまうと、かえってパイプ材200の変形度合いが増して、より抜け落ちやすくなることも考えられる。
本発明は、上述した課題を解決することのできるパイプジョイントを提供することを目的としている。
(1)本願発明は、ビニルハウスを形成するためのパイプ部材同士を所定の角度で連結可能としたカップ状のパイプジョイントであって、第1のパイプ部材の端部を挿入する開口部と、この開口部の反対側の閉塞面部に突設され、第2のパイプ部材に取り付けるクランプ材を接続する接続片とを有する本体と、前記開口部から挿入された前記第1のパイプ部材を、本体周面を貫通して外部から押圧する固定手段と、前記閉塞面部の内面に突設され、前記開口部から挿入された前記第1のパイプ部材の管内に突入する円筒形の突起部と、を具備し、前記突起部と前記本体の内周面との間隔は、少なくとも前記第1のパイプ部材の肉厚よりも広く、かつ当該肉厚に可及的に接近した幅寸法に設定されているパイプジョイントとした。
)本発明は、上記(1)に記載のパイプジョイントにおいて、前記接続片を、前記閉塞面部の中心上に形成したことを特徴とする。
)本発明は、上記上記(1)に記載のパイプジョイントにおいて、前記接続片を、前記閉塞面部の中心から、前記第2のパイプ部材の管径に応じた寸法でオフセットさせた位置に形成したことを特徴とする。
本発明によれば、パイプ材を開口部から挿入して、固定手段によりパイプ材を押圧しても、パイプ材を変形させたりすることなくしっかりと固定でき、パイプ材が脱落するおそれのない頑強なビニルハウス用の骨組みを、簡単に構築することが可能となる。
本実施形態に係るパイプジョイントは、ビニルハウスを形成するためのパイプ部材同士を所定の角度で連結可能としたカップ状に形成されたものであり、第1のパイプ部材の端部を挿入する開口部と、この開口部の反対側の閉塞面部に突設され、第2のパイプ部材に取り付けるクランプ材を接続する接続片とを有する本体と、前記開口部から挿入された前記第1のパイプ部材を、本体周面を貫通して外部から押圧する固定手段と、前記閉塞面部の内面に突設され、前記開口部から挿入された前記第1のパイプ部材の管内に突入する突起部とを具備する構成としている。
上記第1のパイプ材と第2のパイプ材は、いずれも、アルミニウム(合金を含む)管や鋼管などから形成されており、例えば第2のパイプ材は、ビニルハウスを構築するに際し、妻面と屋根面あるいは周壁面とのコーナー部分において、前記屋根面あるいは周壁面を構成するためのアーチパイプであり、第1のパイプ材は、このアーチパイプを妻面上で補強する補強パイプとすることができる。なお、当然ではあるが、第1のパイプ材、第2のパイプ材は、上述のものに限定されるものではない。
そして、カップ状のジョイント本体は、第1のパイプ材を挿通できるだけの径を有し、一面を開口して他面を閉塞した円筒体からなり、金属製の鋳造品などで形成することができる。また、固定手段は、本体周壁に貫通させた孔に雌ネジを刻設し、これに通常の六角ボルトなどを螺合可能な構成とすればよい。かかる構成により、電動インパクトレンチなどを用いて、第1のパイプ材を、本体内に簡単に固定することができる。
また、第2のパイプ材に取り付けるクランプ材は、帯状金属部材を、弧状部分でパイプ材を抱持できるように湾曲形成し、始端及び終端を互いに突き合わせてボルト及びナットで締結可能とした周知のクランプ材を用いることができる。
本実施形態に係るパイプジョイントは上記構成となっているため、かかるパイプジョイントを用いてビニルハウスを構築するに際には、妻面と屋根面あるいは周壁面とのコーナー部分において、前記屋根面あるいは周壁面を構成するための第2のパイプ材であるアーチパイプにクランプ材を取り付ける一方、妻面側に配設した第1のパイプ材である補強パイプを本体に挿通し、固定手段によって補強パイプを本体内にしっかりと固定することが可能となる。
しかも、このときに、本実施形態における特徴として、本体の閉塞面部の内面に突起部が突設されているため、これが本体の開口部から挿入された第1のパイプ材の管内に突入した状態となり、固定手段であるボルトを捩じ込んだときに、第1のパイプ材の端部がカップ体の内側方向に変形しようとしても、突起部がこれを阻害することになる。したがって、ボルトを必要以上に強く捩じ込んだ場合でも、第1のパイプ材が縮径方向に変形することが防止され、本体から抜け落ちやすくなることを防止することができる。
また、上述したように、固定手段をボルトとした場合、インパクトレンチなどの電動工具や空圧工具を用いることができるので、パイプ連結作業、ひいてはビニルハウス構築作業の効率化を図ることができる。
また、本実施形態における前記突起部と前記本体の内周面との間隔は、少なくとも前記第1のパイプ部材の肉厚よりも広く、かつ当該肉厚に可及的に接近した幅寸法に設定されていることが好ましい。
すなわち、突起部と閉塞面部の内周との間隔を、第1のパイプ材を本体に挿入するときに、突起部が邪魔になることなくパイプ材の先端が本体の閉塞面部に当接する状態まで押し込め、なおかつ突起部の外周面とパイプ材の内周面とに余分な間隙が生じない程度の寸法に設定するのである。
このように寸法設定することで、固定手段であるボルトがパイプ材を強く押圧して当該パイプ材が変形開始しても、パイプ材端部の内周面が突起部に即座に当接するためにそれ以上の変形は生じず、パイプ材の端部と円筒状の本体の内周との間に、パイプ材が抜け落ちる原因となる無用な間隙が形成されることがなくなる。
ところで、本実施形態におけるパイプジョイントとしては、本体の閉塞面部に形成された前記接続片が当該閉塞面部の中心上に形成された通常タイプと、前記閉塞面部中心から、前記第2のパイプ部材の管径に応じた寸法でオフセットさせた位置に形成された交差タイプとの二種類のタイプを設定することができる。
例えば、第1のパイプ材と第2のパイプ材とが、略同一平面内に位置するように配設する場合は通常タイプを用い、第1のパイプ材と第2のパイプ材とが交差して両者に段差が生じるように配設する場合は交差タイプを用いるとよい。
以下、本実施形態に係るパイプジョイントについて、添付図面を参照しながらより具体的に説明する。図1は本実施形態に係るパイプジョイントが用いられたビニルハウスの説明図、図2及び図3は本実施形態に係るパイプジョイントの使用状態を示す斜視説明図、図4は本実施形態に係る第1パイプジョイントの使用状態を示す正面図、図5は同第1パイプジョイントの説明図、図6(a)は同縦断面視による説明図、図6(b)は図6(a)のI−I線における断面図、図7は本実施形態に係る第2パイプジョイントの使用状態を示す正面図、図8は同第2パイプジョイントの説明図である。
図1に示すように、ビニルハウスAは、所定の骨組材によって正面視蒲鉾状の形状に組上げられ、骨組材に沿って合成樹脂フィルムからなるシート材1を張設して構築している。すなわち、屋根を形成する複数のアーチパイプ2を、構築するビニルハウスAの長手方向へ適宜間隔を隔てて立設するとともに、各アーチパイプ2間に、複数の長手状の横パイプ3を連結固定し、妻面部A1には縦柱4とこれに直交して略水平方向に補強パイプ5を配設している。そして、これら各パイプからなる骨組材に沿ってシート材1が覆われている。図中、A2は妻面部A1の左右の縦柱4,4間に設けられた扉部であり、この扉部A2を開放してビニルハウスAの出入りができるようになっている。なお、補強パイプ5は略垂直方向に配設する場合も多い(図4参照)。
本実施形態では、妻面部A1において、アーチパイプ2と補強パイプ5とを、第1パイプジョイント6で連結するとともに、この妻面部A1を形成するためのアーチパイプ2と横パイプ3とを第2パイプジョイント7で連結している(図2及び図3参照)。
ここで、図2、図4〜図6を参照しながら第1パイプジョイント6について詳細に説明する。
第1パイプジョイント6は、第1のパイプ部材としての補強パイプ5の端部を挿入する開口部61と、この開口部61の反対側の閉塞面部62に突設され、第2のパイプ部材としてのアーチパイプ2に取り付けるクランプ材8を接続する接続片63とを有するカップ状のジョイント本体60を有し、接続片63とクランプ材8との接続角度によって、アーチパイプ2と補強パイプ5とを、所定の角度で連結可能としている。63aは接続片63に設けた連結具挿通孔である。
ジョイント本体60の開口部61は、当然ではあるが、補強パイプ5を挿通できるだけの径を有しておればよく、ここでは、外形25.4mmの補強パイプ5に対応するために内径を26.5mmに設定している。このように、一面に開口部61を有し、他面に閉塞面部62が形成された円筒体からなるジョイント本体60は、金属製の鋳造品などで形成される。
また、このように筒状に形成されたカップ状のジョイント本体60は、前記開口部61から挿入された補強パイプ5を、ジョイント本体60の周面を貫通して外部から押圧する固定手段であるボルト64と、閉塞面部62の内面に突設され、開口部61から挿入された補強パイプ5の管内に、その開口端面50から突入する突起部65とを具備している。この突起部65が本実施形態の特徴をなすものである。
ところで、固定手段は、前記ボルト64と、これを螺合するために、ジョイント本体60の周壁を貫通し、内周面に雌ネジ66aが刻設されたネジ孔66とから構成されている。かかる構成により、電動インパクトレンチなど(図示せず)を用いて、補強パイプ5を、ジョイント本体60に簡単に連結固定することができる。図4〜図6において、66bはジョイント本体60の周面にネジ孔66を貫通形成するためのボス部である。
しかも、このときに、本実施形態における特徴である突起部65が、開口部61から挿入された補強パイプ5の開口端面50から管内に突入するため、固定手段であるボルト64を捩じ込んだときに、図6に示すように、補強パイプ5の端部部分がジョイント本体60の内側方向に凹状に変形しようとしても、突起部65が補強パイプ5の端部に強く当接してこれを阻害することになる。なお、本実施形態における突起部65は、直径3mm、突出長さを7mmとした円筒形としている。
したがって、ボルト64を必要以上に強く捩じ込んだりしても、補強パイプ5の端部が縮径方向に変形することが防止され、補強パイプ5自体がジョイント本体60から抜け落ちることを可及的に防止することができる。
また、図6に示すように、突起部65とジョイント本体60の内周面60aとの間隔dは、少なくとも補強パイプ5の肉厚よりも広く、かつ当該肉厚に可及的に接近した幅寸法に設定している。すなわち、補強パイプ5をジョイント本体60に挿入するときに、突起部65が邪魔になることなく補強パイプ5の先端が閉塞面部62に当接する状態まで押し込め、なおかつ押しこんだ状態で、突起部65の外周面と補強パイプ5の内周面とに余分な間隙が生じない程度の寸法に設定するのである。ここでは、補強パイプ5の肉厚は通常2.3mm以下であるため、dを3mmに設定している。
このように寸法設定することで、ボルト64が補強パイプ5の周面を強く押圧して当該補強パイプ5が変形開始しても、この補強パイプ5の端部の内周面が突起部65に即座に当接するため、補強パイプ5の端部において、それ以上の変形が進行することがなく、その結果、補強パイプ5の端部外周面とジョイント本体60の内周面60aとの間に、補強パイプ5が抜け落ちる原因となる無用な間隙が形成されることがなくなる。
すなわち、本実施形態におけるジョイント本体60を用いた場合(図6)と、前述した従来のカップ体100を用いた場合(図9)とを比較すれば明らかなように、補強パイプ5が抜け難くなることが明らかである。
また、図示するように、本実施形態では、ジョイント本体60の閉塞面部62の内側面端部に、対向する一対の小突起67,67を設けることにより、ジョイント本体60に挿通する補強パイプ5の位置決め及び回り止め機能をもたせている。そのために、かかる小突起67,67に対応するように、補強パイプ5の開口端面50には、一対の凹部51,51が対向状に形成されている。つまり、凹部51,51内にそれぞれ小突起67,67が遊嵌するように補強パイプ5をジョイント本体60に挿通すれば、補強パイプ5がその軸心回りに回転したりすることがなくなる。
また、第1パイプジョイント6に設けられた前記接続片63は、閉塞面部62の直径と同じ長さの裾部を有し、外形をアーチ形状とするとともに、中央位置に前記連結具挿通孔63aが形成されており、ジョイント本体60の閉塞面部62の中心上に突設されている。そして、図2及び図4に示すように、アーチパイプ2に取り付けられたクランプ材8と連結ボルト80を介して所定の連結角度で連結している。このとき、接続片63がジョイント本体60の閉塞面部62の中心上に突設されているため、アーチパイプ2と補強パイプ5とは、略同一平面上に配置されることになる。したがって、この第1パイプジョイント6はビニルハウスAの妻面部A1での使用に好適となる。
次に、図3、図7及び図8を参照して、第2パイプジョイント7について説明する。なお、本実施形態における第2パイプジョイント7のジョイント本体60には、横パイプ3(図1参照)が挿通されるが、この第2パイプジョイント7と前述してきた第1パイプジョイント6との違いは、接続片の構成のみであり、以下では第2パイプジョイント7の接続片68についての説明を行い、他の同一構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
第2パイプジョイント7の接続片68は、アーチパイプ2の管径に応じた寸法で閉塞面部62中心からオフセットさせた位置に形成されており、アーチパイプ2と横パイプ3とを、互いに交差させた状態で連結可能としている。
すなわち、図1、図3及び図7に示すように、アーチパイプ2に対してその内側に横パイプ3を配設するような場合に用いるもので、図7及び図8に示すように、ジョイント本体60の周面から側面視直角三角形形状の左右ステー69,69を外方に向けて対向状態に突設し、この左右ステー69,69間に、ジョイント本体60の閉塞面部62と略面一状態に補強板69aを設け、当該補強板69aの先端から、ジョイント本体60の開口部61の方向へ接続片68が伸延形成されている。すなわち、補強板69aに対して接続片68は略直角に形成されている。
そして、ジョイント本体60の周面と接続片68までの間隔をアーチパイプ2の管径の略1/2として、アーチパイプ2と横パイプ3とが互いに交差する状態で連結できるようにしている。なお、図7及び図8において、69bは左右ステー69,69間に設けた補強リブである。
この第2パイプジョイント7のジョイント本体60に左右ステー69,69及び補強リブ69bを介して設けられた接続片68は、第1パイプジョイント6の接続片63と同じように、閉塞面部62の直径と同長さの裾部を有し、外形がアーチ形状であって、中央位置には連結具挿通孔63aが形成されている。そして、図3及び図7に示すように、アーチパイプ2に取り付けられたクランプ材8と連結ボルト80を介して、パイプ2,3同士が直交するように連結される。
この第2パイプジョイント7のジョイント本体60についても、閉塞面部62の内面には突起部65が突設されているため、開口部61から横パイプ3が挿入されると、前記突起部65が横パイプ3の開口端面から管内に突入するため、固定手段であるボルト64を捩じ込んだときに、横パイプ3の端部部分がジョイント本体60の内側方向に凹状に変形しようとしても、突起部65が横パイプ3の端部に強く当接してこれを阻害することになり、ボルト64を必要以上に強く捩じ込んだりしても、横パイプ3の端部が縮径方向に変形することが防止され、横パイプ3自体がジョイント本体60から抜け落ちることを可及的に防止することができる。
以上、本発明を、好ましい実施の形態に基づいて説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、寸法や形状など、種々の変形・変更が可能である。
また、上述してきた実施形態より、以下のパイプジョイントが実現できる。
すなわち、ビニルハウスAを形成するためのパイプ部材同士(例えば、アーチパイプ2と補強パイプ5、あるいはアーチパイプ2と横パイプ3)を所定の角度で連結可能としたカップ状のパイプジョイントであって、第1のパイプ部材(例えば、横パイプ3又は補強パイプ5)の端部を挿入する開口部61と、この開口部61の反対側の閉塞面部62に突設され、第2のパイプ部材(例えば、アーチパイプ2)に取り付けるクランプ材8を接続する接続片63とを有する本体(例えば、ジョイント本体60)と、前記開口部61から挿入された前記第1のパイプ部材を、本体周面を貫通して外部から押圧する固定手段(例えば、ボルト64とネジ孔66)と、前記閉塞面部62の内面に突設され、前記開口部61から挿入された前記第1のパイプ部材の管内に突入する突起部65と、を具備するパイプジョイント(例えば、第1、第2パイプジョイント6,7)。
前記突起部65と前記本体(例えば、ジョイント本体60)の内周面との間隔dは、少なくとも前記第1のパイプ部材(例えば、横パイプ3又は補強パイプ5)の肉厚よりも広く、かつ当該肉厚に可及的に接近した幅寸法に設定されているパイプジョイント(例えば、第1、第2パイプジョイント6,7)。
前記接続片63を、前記閉塞面部62の中心上に形成したパイプジョイント(例えば、第1パイプジョイント6)。
前記接続片(例えば、接続片68)を、前記閉塞面部62の中心から、前記第2のパイプ部材(例えば、横パイプ3)の管径に応じた寸法でオフセットさせた位置に形成したパイプジョイント(例えば、第2パイプジョイント7)。
本実施形態に係るパイプジョイントが用いられたビニルハウスの説明図である。 第1パイプジョイントの使用状態を示す斜視説明図である。 第2パイプジョイントの使用状態を示す斜視説明図である。 第1パイプジョイントの使用状態を示す正面図である。 同第1パイプジョイントの説明図である。 図6(a)は第1パイプジョイントの縦断面視による説明図、図6(b)は図6(a)のI−I線における断面図である。 第2パイプジョイントの使用状態を示す正面図である。 同第2パイプジョイントの説明図である。 従来のパイプジョイントの説明図である。
符号の説明
A ビニルハウス
A1 妻面部
2 アーチパイプ
3 横パイプ
5 補強パイプ
6 第1パイプジョイント
7 第2パイプジョイント
8 クランプ部材
60 ジョイント本体
61 開口部
62 閉塞面部
63 接続片
64 ボルト
65 突起部
66 ネジ孔
68 接続片

Claims (3)

  1. ビニルハウスを形成するためのパイプ部材同士を所定の角度で連結可能としたカップ状のパイプジョイントであって、
    第1のパイプ部材の端部を挿入する開口部と、この開口部の反対側の閉塞面部に突設され、第2のパイプ部材に取り付けるクランプ材を接続する接続片とを有する本体と、
    前記開口部から挿入された前記第1のパイプ部材を、本体周面を貫通して外部から押圧する固定手段と、
    前記閉塞面部の内面に突設され、前記開口部から挿入された前記第1のパイプ部材の管内に突入する円筒形の突起部と、
    を具備し、
    前記突起部と前記本体の内周面との間隔は、少なくとも前記第1のパイプ部材の肉厚よりも広く、かつ当該肉厚に可及的に接近した幅寸法に設定されていることを特徴とするパイプジョイント。
  2. 前記接続片を、前記閉塞面部の中心上に形成したことを特徴とする請求項1に記載のパイプジョイント。
  3. 前記接続片を、前記閉塞面部の中心から、前記第2のパイプ部材の管径に応じた寸法でオフセットさせた位置に形成したことを特徴とする請求項1に記載のパイプジョイント。
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