JP2671430B2 - 防水シートと吊鉄筋との固定構造 - Google Patents

防水シートと吊鉄筋との固定構造

Info

Publication number
JP2671430B2
JP2671430B2 JP63229366A JP22936688A JP2671430B2 JP 2671430 B2 JP2671430 B2 JP 2671430B2 JP 63229366 A JP63229366 A JP 63229366A JP 22936688 A JP22936688 A JP 22936688A JP 2671430 B2 JP2671430 B2 JP 2671430B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof sheet
fixture
insertion port
fixed
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63229366A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0280798A (ja
Inventor
栄 白井
虎雄 山崎
俊昭 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujimori Kogyo Co Ltd filed Critical Fujimori Kogyo Co Ltd
Priority to JP63229366A priority Critical patent/JP2671430B2/ja
Publication of JPH0280798A publication Critical patent/JPH0280798A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2671430B2 publication Critical patent/JP2671430B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D11/00Lining tunnels, galleries or other underground cavities, e.g. large underground chambers; Linings therefor; Making such linings in situ, e.g. by assembling
    • E21D11/38Waterproofing; Heat insulating; Soundproofing; Electric insulating
    • E21D11/383Waterproofing; Heat insulating; Soundproofing; Electric insulating by applying waterproof flexible sheets; Means for fixing the sheets to the tunnel or cavity wall

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トンネルの地山又は一次覆工コンクリート
の表面に防水シートを張設する際、その所用箇所をトン
ネルの地山又は一次覆工コンクリートに固定すると共
に、該固定箇所において同時に二次覆工コンクリート打
設の際に利用する吊鉄筋を固定する防水シートと吊鉄筋
との固定構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、トンネルの防水工事において、防水シートを地
山又は一次覆工コンクリートに固定する手段として、コ
ンクリート釘等を防水シートを貫通して地山又は一次覆
工コンクリートに打ち込むことが行なわれている。ま
た、二次覆工コンクリート打設のために鉄筋を配設する
場合、セットアンカーボルトを防水シートを貫通して地
山又は一次覆工コンクリートに打ち込むことが行なわれ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記の如き防水シートを貫通して固定部材を
打ち込む方法は、その防水シートの固定部材貫通部から
の漏水のおそれがあり、このため該貫通部からの漏水を
防止する手段を種々講じる必要がある(例えば実公昭60
−30485号公報、同63−6319号公報)。
このため、防水シートを固定する場合にコンクリート
釘やアンカーボルト等の固定部材を防水シートに打ち込
む必要のない防水シートの固定方法が望まれ、かかる固
定方法として、頭部に嵌合部を形成してなる嵌合釘をそ
の頭部を一次覆工コンクリート内周壁面から突出して前
記一次覆工コンクリート内周壁に打設すると共に、前記
嵌合部に前記嵌合部と嵌合する嵌合部材を防水シートの
所定部を挾入して嵌着してなる防水シートの固定構造が
提案されているが、この方法は単に防水シートを固定し
得るだけで、吊鉄筋を同時に固定支持できない。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、防水シート
を破損することなくトンネルの地山又は一次覆工コンク
リートに固定し得ると共に、同時に吊鉄筋を固定するこ
とができる防水シートと吊鉄筋との固定構造を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、第1の構造とし
て、 断面逆凹状の固定具主体の両側端部側をそれぞれ内側
に折曲して折曲係止部を形成し、これら係止部間に挿入
口を形成してなる固定具をトンネルの地山又は一次覆工
コンクリートに固定すると共に、防水シートの所用部分
を上記挿入口から固定具内に挿入し、かつ吊鉄筋の先端
に固着した上記挿入口より幅広の押え体を該挿入口から
固定具内に挿入し、上記吊鉄筋の先部外周面に形成した
雄ねじ部に、テーパー母面を有し、該テーパー母面の先
部側外径が上記挿入口の間隔より小径であり、その後部
側外径が上記間隔より大径であるナット体又は上記間隔
より大径の外径を有するナット体を螺着して、該ナット
体を上記防水シートを介在させて上記折曲係止部の挿入
口近傍に当接させると共に、該ナット体と上記折曲係止
部とで防水シートを挾持固定するようにしたものであ
る。
また、第2の構造として、 断面逆凹状の固定具主体の両側端部側をそれぞれ内側
に折曲して折曲係止部を形成し、これら係止部間に挿入
口を形成してなる固定具をトンネルの地山又は一次覆工
コンクリートに固定すると共に、防水シートの所用部分
を上記挿入口から固定具内に挿入し、かつ吊鉄筋の先端
に固着した上記挿入口より幅広の押え体を該挿入口から
固定具内に挿入し、上記吊鉄筋に寸法が上記挿入口の間
隔よりも大きいワッシャー体を取り付け、このワッシャ
ー体を上記吊鉄筋先部外周面に形成した雄ねじ部に螺着
したナット体で上記折曲係止部に締め付けて、該ワッシ
ャー体を上記防水シートを介在させて上記折曲係止部の
挿入口近傍に当接させると共に、該ワッシャー体と上記
折曲係止部とで防水シートを挾持固定するようにしたも
のである。
〔作用〕
本発明によれば,以上のように構成したことにより、
防水シートにコンクリート釘やアンカーボルト等の固定
部材を打ち込む必要なく、従ってこれら固定部材により
防水シートを破損することなくトンネルの地山又は一次
覆工コンクリートに防水シートを固定することができ
る。また、防水シートの固定は、防水シートの所用箇所
を固定具内に挿入すると共に、押え体を固定具内に挿入
し、ナット体を操作するだけであるから、簡単であり、
しかも該防水シートの固定具内挿入部分は、挿入口より
幅広で、それ故挿入口からみだりに抜け出すことのない
押え体によって規制されていると共に、ナット体(第1
の構造)又はワッシャー体(第2の構造)と固定具の折
曲係止部との間に強く挾持されるので、防水シートの固
定が確実になされるものである。
以下、本発明の実施例につき図面を参照して説明す
る。
〔第1実施例〕 第1,2図は本発明の一実施例を示すもので、図中1
は、断面逆凹状の固定具主体2の両側端部側をそれぞれ
内側に直角に折曲して折曲係止部3,3を形成し、これら
係止部3,3間に挿入口4を形成してなる固定具であり、
この固定具1はその主体2の背板部5の中央部に穿設し
た固定部材打込孔6からコンクリート釘,セットアンカ
ー等の固定部材7を一次覆工コンクリート8に打ち込む
ことにより、一次覆工コンクリート8に固定されてい
る。なお、上記両係止部3,3の先端部はそれぞれかしめ
られてかしめ部9,9が形成されている。また、上記固定
具1は、例えばスチール板等の金属板により形成されて
いる。
10は吊鉄筋で、その先端には上記挿入口4よりも幅広
の板状押え体11が固着されていると共に、吊鉄筋10の先
部外周面に形成した雄ねじ部12にナット体13が螺合され
ている。このナット体13は、短軸中空円錐台状に形成さ
れ、その生部側の外径が上記挿入口4より小径、軸方向
中間部の外径が該挿入口4と同径、後部側の外径が該挿
入口4より大径のテーパ母面14を有しており、また内周
面には上記雄ねじ部12と螺合する雌ねじ部15が形成され
ている。
上記固定具1に防水シート16を固定する場合は、まず
防水シート16の所用固定箇所16aを挿入口4から固定具
1内に挿入し、次いで吊鉄筋10の先端に固着された押え
体11を斜めにして挿入口4から固定具1内に挿入し、挿
入後通常の状態に戻す。その後、第2図に示すように、
ナット13を操作し、固定具1に向けてその母面14が固定
具1の両係止部3,3先端部に強く当接するまで螺旋回転
させる。
これにより、防水シート16の所用部分16aは、係止部
3,3先端部とナット体13のテーパ母面14との間に強く挾
持され、防水シート16が固定具1に固定されると共に、
ナット体13が固定具1に固定されることにより、同時に
このナット体13を取り付けた吊鉄筋10が固定具1に固定
される。
この固定構造は、防水シート16の所用部分16aが挿入
口4より幅広の押え体11に規制されていると共に、ナッ
ト体13の先部側が挿入口4より固定具1内に突入した状
態でそのテーパ母面14が係止部3,3先端部を強く押圧す
るように作用するので、防水シート16の固定具1に対す
る固定は非常に強固であり、かつ吊鉄筋10の固定具1に
対する固定も同様に強固なものである。
この場合、第2図に示すように、押え体11の下面と両
係止部3,3の内面(かしめ部9,9)との間に防水シート6
の所用部分6aを挾持することにより、防水シート6の固
定がより確実に行なわれるものである。
〔第2実施例〕 第3図は本発明の他の実施例を示す。なお、この例に
おいて、第1,2の実施例と同一構成部分については同一
の参照符号を付し、その説明を省略する。
この第3図の実施例にあっては、吊鉄筋10に押え体11
とナット体13との間に介在させた状態でワッシャー体17
を配設したものであり、この場合このワッシャー体17の
寸法は挿入口4の間隔より大きく形成されており、また
ナット体13は第1,2図の実施例のナット体13の如きテー
パ母面14を有しない構造のものである。
この実施例における固定構造は、ナット13の操作によ
りワッシャー体17を固定具1の係止部3,3に防水シート1
6を介在させて押圧することによるものであり、図示の
構造では、防水シート16の所用固定箇所16aは押え体11
と係止部3,3との間に挾持されると共に、ワッシャー体1
7と係止部3,3との間に挾持され、防水シート16が固定具
1と強固に固定され、同時に吊鉄筋10もナット13の固定
具1への固定により固定されるものである。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、防水シートを
トンネルの地山又は一次覆工コンクリートに固定する場
合、コンクリート釘やアンカーボルト等の固定部材の打
ち込みで防水シートを損傷することなく固定することが
でき、同時に吊鉄筋を固定することができるものであ
る。しかも、かかる固定操作は簡単であり、操作性よく
防水シート吊鉄筋とを強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の一実施例を示し、
第1図は防水シート及び吊鉄筋を固定する途中の状態を
示す断面図、第2図は固定状態の断面図であり、第3図
は本発明の他の実施例を示す固定状態の断面図である。 1……固定具、2……固定具主体 3……折曲係止部、4……挿入口 7……固定部材、8……一次覆工コンクリート 10……吊鉄筋、11……押え体 12……雄ねじ部、13……ナット体 14……テーパ母面、16……防水シート 17……ワッシャー体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面逆凹状の固定具主体の両側端部側をそ
    れぞれ内側に折曲して折曲係止部を形成し、これら係止
    部間に挿入口を形成してなる固定具をトンネルの地山又
    は一次覆工コンクリートに固定すると共に、防水シート
    の所用部分を上記挿入口から固定具内に挿入し、かつ吊
    鉄筋の先端に固着した上記挿入口より幅広の押え体を該
    挿入口から固定具内に挿入し、上記吊鉄筋の先部外周面
    に形成した雄ねじ部に、テーパー母面を有し、該テーパ
    ー母面の先部側外径が上記挿入口の間隔より小径であ
    り、その後部側外径が上記間隔より大径であるナット体
    又は上記間隔より大径の外径を有するナット体を螺着し
    て、該ナット体を上記防水シートを介在させて上記折曲
    係止部の挿入口近傍に当接させると共に、該ナット体と
    上記折曲係止部とで防水シートを挟持固定するようにし
    たことを特徴とする防水シートと吊鉄筋との固定構造。
  2. 【請求項2】断面逆凹状の固定具主体の両側端部側をそ
    れぞれ内側に折曲して折曲係止部を形成し、これら係止
    部間に挿入口を形成してなる固定具をトンネルの地山又
    は一次覆工コンクリートに固定すると共に、防水シート
    の所用部分を上記挿入口から固定具内に挿入し、かつ吊
    鉄筋の先端に固着した上記挿入口より幅広の押え体を該
    挿入口から固定具内に挿入し、上記吊鉄筋に寸法が上記
    挿入口の間隔よりも大きいワッシャー体を取り付け、こ
    のワッシャー体を上記吊鉄筋先部外周面に形成した雄ね
    じ部に螺着したナット体で上記折曲係止部に締め付け
    て、該ワッシャー体を上記防水シートを介在させて上記
    折曲係止部の挿入口近傍に当接させると共に、該ワッシ
    ャー体と上記折曲係止部とで防水シートを挟持固定する
    ようにしたことを特徴とする防水シートと吊鉄筋との固
    定構造。
JP63229366A 1988-09-13 1988-09-13 防水シートと吊鉄筋との固定構造 Expired - Fee Related JP2671430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63229366A JP2671430B2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 防水シートと吊鉄筋との固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63229366A JP2671430B2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 防水シートと吊鉄筋との固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0280798A JPH0280798A (ja) 1990-03-20
JP2671430B2 true JP2671430B2 (ja) 1997-10-29

Family

ID=16891043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63229366A Expired - Fee Related JP2671430B2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 防水シートと吊鉄筋との固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2671430B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728240Y2 (ja) * 1990-05-24 1995-06-28 株式会社ケー・エフ・シー トンネル防水シート溶着具
JP5508191B2 (ja) * 2010-08-19 2014-05-28 株式会社エイチケーエス 地下構造物施工用鉄筋支持金具
NO338008B1 (no) * 2013-05-13 2016-07-18 W Giertsen As Arrangement for festing av en veggkledning
CN110985119A (zh) * 2019-11-28 2020-04-10 成都常信重工机械有限公司 一种新型隧道防排水板
CN114960771B (zh) * 2022-06-27 2023-07-04 中国十九冶集团有限公司 施工缝防水施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0280798A (ja) 1990-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4196883A (en) Hollow wall fastener
JP5143572B2 (ja) 連結装置
US4190375A (en) Fastening device
US4783189A (en) Connectors for assembling structural members
JPH03177608A (ja) 建築用のファスナー
JP2671430B2 (ja) 防水シートと吊鉄筋との固定構造
JPH0782803A (ja) 複式結合器
JPH0579799B2 (ja)
JPH0751835B2 (ja) 石材等構造物の連結装置
JP3309127B2 (ja) 足場揺れ止め金物
CA1057724A (en) Cable or pipe clamp
JP3547823B2 (ja) 角締め用金具
JP2002103240A (ja) 桟木挟持用クランプ
JP2582562Y2 (ja) Alcパネル用あと施工アンカー
JPS62167912A (ja) 円錐状に内向きに拡大された袋穴に固定するための打撃拡張栓
JP4300319B2 (ja) 接合構造
JPS62113906A (ja) アンカ−
JPH0634392Y2 (ja) ゴム紐通し具
GB2254667A (en) "u-bolts"
JPH0144688Y2 (ja)
JPH04109218U (ja) 両側締付ボルト
JPH0345481Y2 (ja)
JP3342675B2 (ja) 物品締付け装置
JP3027109B2 (ja) 天井材吊り下げ構造
JPS6028739Y2 (ja) 建築用仮設足場の連結材

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees