JP3864939B2 - コンクリート型枠締付金具 - Google Patents

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Description

本発明はコンクリート型枠締付金具に関するものである。
従来のこの種のコンクリート型枠締付金具としては、特許文献1に記載された考案がある。
実開平4−75051号公報(第5図)。
は上記従来のコンクリート型枠締付金具を示し、1はベニヤ板等の堰板、2は堰板1に対接した丸パイプ状の縦ばた、3はこの縦ばた2に対接した丸パイプ状の横ばた、4はこの横ばた3に対接される押え座金、5は、上記縦ばた2、横ばた3、押え座金4を通して延びる締付用ねじ杆、6は上記ねじ杆5の一端に固定した鍔、7はこのねじ杆5に嵌合した、上記ねじ杆5の鍔6の内面にその一端が対接される堰板受け具の筒状部、8はこの筒状部7の他端部両側に一体に突出せしめた、その一面が上記横ばた3に対接される座片、9は上記縦ばた2及び横ばた3を上記押え座金4を介して上記堰板1に押圧するよう締付用ねじ杆5に螺合したナット、10は上記堰板1の外面に上記ねじ杆5の鍔6の外面を固定するよう上記ねじ杆5の一端に、堰板1の内面側より螺合した堰板用ねじ杆、11は上記堰板1の内面に接するよう上記ねじ杆10に固定したストッパー、12は互いに対向する堰板1,1間に打設されたコンクリート壁である。
このような従来のコンクリート型枠締付金具においては、締付用ねじ杆5に螺合したナット9を締め付ければ押え座金4を介して横ばた3と縦ばた2が堰板1に押し付けられ、このとき座片8、筒状部7及び鍔6が横ばた3と堰板1間の間隔片として機能し、ナット9を強く締め付けても堰板1が外側へ膨出変形するのが防止され、常に堰板1を平坦に保ってコンクリート壁12を正確に形成し得るようになっている。
然しながら、上記従来のコンクリート型枠締付金具においては堰板1の膨出変形を阻止するのは堰板1に対接される鍔6のみであり、この鍔6の面積が小さいため締付過ぎの場合堰板1の変形を完全に防ぐことはできないことが確認された。
また、一般に上記締付用ねじ杆5の、鍔6と反対側の端部はナット9の抜け止めのためねじ山をつぶしているため一旦組み立てた後は締付用ねじ杆5から筒状部7と座片8とより成る堰板受け具を離脱することができず、締付用ねじ杆5が腐食その他によって破損した場合にはこれらを一体に廃棄せざるを得ず、コスト高となる欠点があった。
本発明はこのような欠点を除くようにしたものである。
本発明のコンクリート型枠締付金具は、コンクリート型枠の堰板に対接される一端と縮径平坦軸部とを有する締付用ねじ杆と、押え金と、この金を介して堰板に対しばたを押圧するため上記締付用ねじ杆の他端部に螺合した締付ナットと、上記締付用ねじ杆に嵌合される締過ぎ防止用堰板受け具とより成り、上記締過ぎ防止用堰板受け具が、上記堰板に対接される一端面と上記ばたに対接される他端面とを有する上記締付用ねじ杆に嵌合される中心孔を有する筒状部と、この筒状部と一体の座片とより成り、上記筒状部と座片の接続部側面に、上記締付用ねじ杆を上記中心孔内に挿入するための開口と、クランク通路が形成され、上記締付用ねじ杆の縮径平坦軸部のみを通過する大きさにその通路断面を狭めるための突出部分が上記クランク通路に形成されていることを特徴とする。
本発明のコンクリート型枠締付金具及び締過ぎ防止用堰板受け具によれば、ナット9を締め過ぎても、堰板1は締付用ねじ杆5の鍔6の面のみならず、座片13の端面全体によって保持されその変形が完全に防止されるようになる。
また、上記筒状部7と座片8とより成る堰板受け具を従来のコンクリート型枠締付用ねじ杆5に対し簡単に着脱自在としたので、設計通りの寸法を確保できると共に、その修理交換が極めて容易となり、コストを低下することができる。
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
本発明の実施例1においては図1〜図3に示すように堰板受け具の筒状部7に一体に、上記堰板1に接する一端面と、上記横ばた3に対接される他端面とを有する座片13を形成する。
また堰板受け具の筒状部7とこれに一体の座片13の接続部側面に締付用ねじ杆5を挿入する大きさの開口17を形成し、上記堰板受け具の筒状部7の中心孔18と上記開口17間をクランク通路19によって連通し、このクランク通路19の一部には通路断面を狭めるための突出部分20を形成し、この狭まった通路を通過できるよう図に示すように締付用ねじ杆5の対向する両側部分に縮径平坦部21を形成する。
なお、22は上記鍔6が嵌合するよう堰板受け具の筒状部7の端面に形成した溝である。
本発明のこの実施例によれば、締付用ねじ杆5を上記開口17に挿入し、その向きを調節してその縮径平坦部21が上記突出部分20によって狭められたクランク通路19を通過できるようにすることによって上記中心孔18内に挿入することができ、この後締付用ねじ杆5を筒状部7に相対的に軸方向に移動せしめれば、中心孔18から上記クランク通路19を介して座片13の側方外部にねじ杆5がみだりに抜け出ることがないようになる。
本発明のコンクリート型枠締付金具は上記のような構成であるから堰板の外側への引出、変形を防止し、常に堰板を平坦に保って型枠を堅固に締付けることができ、コンクリート壁を正確に形成し得るようになる。
また、締付用ねじ杆から筒状部と座片を有する堰板受け具を簡単に離脱することができるため、締付用ねじ杆が腐食その他によって破損した場合にはこれらを一体に廃棄する必要がなく、コストを低減できるようになる。
本発明のコンクリート型枠締付金具の縦断正面図である。 図1に示すコンクリート型枠締付金具に用いる締過ぎ防止用堰板受け具の正面図である。 に示す堰板受け具のA−A線断面図である。 締付用ねじ杆の正面図である。 従来のコンクリート型枠締付金具の縦断正面図である。
符号の説明
1 堰板
2 縦ばた
3 横ばた
4 座金
5 ねじ杆
6 鍔
7 筒状部
8 座片
9 ナット
10 堰板用ねじ杆
11 ストッパー
12 コンクリート壁
13 座片
17 開口
18 中心孔
19 クランク通路
20 突出部分
21 縮径平坦部
22 溝

Claims (1)

  1. コンクリート型枠の堰板に対接される一端と縮径平坦軸部とを有する締付用ねじ杆と、押え金と、この金を介して堰板に対しばたを押圧するため上記締付用ねじ杆の他端部に螺合した締付ナットと、上記締付用ねじ杆に嵌合される締過ぎ防止用堰板受け具とより成り、上記締過ぎ防止用堰板受け具が、上記堰板に対接される一端面と上記ばたに対接される他端面とを有する上記締付用ねじ杆に嵌合される中心孔を有する筒状部と、この筒状部と一体の座片とより成り、上記筒状部と座片の接続部側面に、上記締付用ねじ杆を上記中心孔内に挿入するための開口と、クランク通路が形成され、上記締付用ねじ杆の縮径平坦軸部のみを通過する大きさにその通路断面を狭めるための突出部分が上記クランク通路に形成されていることを特徴とするコンクリート型枠締付金具。
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