JP3153670B2 - 水封保持機構を有する管継ぎ手 - Google Patents

水封保持機構を有する管継ぎ手

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JP3153670B2 JP08141293A JP8141293A JP3153670B2 JP 3153670 B2 JP3153670 B2 JP 3153670B2 JP 08141293 A JP08141293 A JP 08141293A JP 8141293 A JP8141293 A JP 8141293A JP 3153670 B2 JP3153670 B2 JP 3153670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】イ.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 この発明は、配管系における流体管相互の接続をなす管
継ぎ手に関し、更に詳しくは、円管状のスリーブ管内に
円環状のセルフシーリング作用を奏するパッキングを介
して同じく円管状の挿口管が同軸上に挿入されて構成さ
れる管継ぎ手において、該パッキングの水封作用の保持
対策に関する。
【0002】(2) 従来の技術 本出願人は先に、特願平5−32859号(以下先願技
術という)により、「円管状の大径管部内に円環状のセ
ルフシーリング作用を奏するパッキングを介して同じく
円管状の小径管部が同軸上に挿入されて構成される管継
ぎ手において、前記大径管部の端部近傍の外周面には一
定厚さにしてボルト挿通孔を有する円環状のフランジが
固設され、前記大径管部の管端に跨がって配される一体
の円環体からなる押輪部材は、(a) 該大径管部よりも外
方に延設される部位において、前記大径管部の外径より
も大径の内径を有する内方つばと、前記フランジの外径
よりも大径の内径を有し、許容すき間をもって該フラン
ジに嵌合する外方つばとが中間部位の本体壁を介して突
設され、かつ、前記中間部位の本体壁に前記フランジの
ボルト挿通孔に対応するボルト挿通孔が開設され、(b)
前記内方つばより内方に延設される部位において、前記
パッキングの後部を当接支持し、前記押輪部材は、前記
フランジ及び押輪部材のボルト挿通孔に挿通されるボル
トを有する締付け具によって前記フランジへ向けて前進
され、前記パッキングはヒール部とバルブ部とからな
り、該ヒール部は前記押輪部材のパッキング当接面と前
記大径管部の後端面とで挟着把持されてなることを特徴
とする管継ぎ手構造。」を提案した。
【0003】しかして、この先願技術の管継ぎ手によれ
ば、簡単な構造であるにもかかわらず、パッキングの把
持力が大きく、かつ、曲がり変位に対して締付けボルト
への有害なせん断力を作用させず、この結果、大きな可
撓性と伸縮性を発揮するものである。しかしながら、こ
の先願技術の管継ぎ手はその特性上大きな可撓性の要求
される箇所に使用されることとなり、過度な変位を受け
ることがしばしばある。この場合において、大径管部す
なわちスリーブ管と小径管部すなわち挿口管とのある部
位で、その間隙が過度に大きくなり、当該部位における
パッキングが当接面への所定の圧着力が得られなくな
り、この部分から水漏れが起こるという事態になる。
【0004】(3) 発明が解決しようとする問題点 本発明は上記実情に鑑み、上記先願技術を含めてこの種
のセルフシーリング作用を奏するパッキングを有する管
継ぎ手において、過大な曲げ変位を受け所定の圧着力の
得られなくなったパッキングの当該部位の水封作用を保
持する具体的な方策を講じることを目的とする。本発明
はこのため、管継ぎ手の内部に水封保持機構を配したい
わゆる水封保持機構付き管継ぎ手を新規になしたもので
ある。
【0005】ロ.発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明の水封保持機構付き管継ぎ手は具体的には、次の
構成(技術的手段)を採る。すなわち、少なくとも内
径が直円筒状をなすスリーブ管と、該スリーブ管の両
管端より該スリーブ管内に同軸上に挿入される挿口管
と、前記スリーブ管の管端に跨がって配され、該スリ
ーブ管との係合により前進する押輪と、ヒール部とバ
ルブ部とからなり前記押輪の前進によりそのヒール部が
把持され、そのバルブ部をスリーブ管の内周面及びスピ
ゴット管の外周面に当接されて水封作用をなすゴムパッ
キングと、環状体をなし、前記スリーブ管の内側中央
の円周上に固設され、所定間隔を存して開設される円孔
状の押しねじ装着孔を有する反力リングと、前記スリ
ーブ管と挿口管との間隙に嵌まり込み、外側面は該スリ
ーブ管の内径に合致する円弧状をなし、前端部は内径面
から外径面に先細りとなるテーパー面が形成され、後端
に開口するねじ孔を管軸方向に有する楔部材と、棒状
体をなし、ねじ部とナット状の回動部と円杆状の係合部
とからなり、前記ねじ部は前記楔部材のねじ孔に螺合さ
れ、前記係合部は前記反力リングの押しねじ装着孔に回
動のみを許容して挿通されるとともに前記回動部は反力
リングに当接される押しねじ部材との〜からなり、
上記の反力リングと楔部材と押しねじ部材により水封保
持機構を構成する。
【0006】(2) 作用 スリーブ管の両側に配される挿口管相互が相対変位を起
こすと、スリーブ管が該変位に追従して傾動する。スリ
ーブ管の傾動が過度に進行すると、パッキングのある部
位で挿口管の表面に当接しているバルブ部が所定の圧着
力をなくし、挿口管表面との間に隙間が生じるが、この
部分に配された楔部材を介して、押しねじ部材の回動に
より楔部材を前進させ、パッキングを内径方向へと変位
させ、その内径面を挿口管の表面に当接させる。
【0007】(3) 実施例 本発明の水封保持機構付き管継ぎ手の実施例を図面に基
づいて説明する。 (実施例の構成)図1〜図6はその一実施例の伸縮可撓
継ぎ手管への適用例を示す。すなわち、図1はその全体
の側面及び縦断面構成を示し、図2はその横断面構成を
示し、図3〜図6はその部分構成を示す。
【0008】図1及び図2において、Tは本実施例の水
封保持機構付き伸縮可撓継ぎ手管であって、Pは該継ぎ
手管Tを介して互いに接続される2つの流体管である。
本継ぎ手管Tは、中央部に配される円管状をなすスリー
ブ管1と;該スリーブ管1の両端より該スリーブ管1内
に同心状に嵌挿される2つの挿口管2と;該スリーブ管
1と挿口管2との環状の間隙空間に水密を保って装着さ
れるパッキング3と;該スリーブ管1の両端に被嵌さ
れ、締付け具4を有する押輪5と;スリーブ管1の内面
の中央に固設される環状の反力リング6と;該反力リン
グ6に関連して取着自在の楔部材7及び押しねじ部材8
と;を含む。上記の部材のうち、反力リング6、楔部材
7、押しねじ部材8により水封保持機構Kが構成され
る。
【0009】以下、図3〜図6をも参照して各部の細部
構造を説明する。スリーブ管1 (図1〜図3) スリーブ管1は、円管状をなす鋼製スリーブ管本体10
と、該スリーブ管本体10の両端部の近傍外周面に固設
されるフランジ11とからなる。1aは該スリーブ管1
の外周面、1bはその内周面、1cはその端面である。
端面1cは平滑面とされ、その内縁部には適宜面取りが
施される。フランジ11は所定厚さの鋼製の円環体をな
し、スリーブ管本体10の端面1cより所定距離を存し
て、スリーブ管本体10の外周面1aに溶接をもって固
設される。該フランジ11には円周方向に所定間隔を存
して複数のボルト挿通孔12が開設される。
【0010】挿口管2(図1〜図3) 挿口管2は、所定厚の円管状をなし、後部には流体管P
との接続をなすフランジ部14が固設される。14aは
フランジ部14に開設されたボルト挿通孔である。一
方、流体管Pにフランジ部100が開設され、両フラン
ジ部14,100間にガスケット102を挟着し、該フ
ランジ部100に形成されたボルト挿通孔100aとフ
ランジ部14のボルト挿通孔14aとにわたって挿通さ
れた締具(図示せず)をもって流体管Pとの接続がされ
る。なお、流体管Pとの接続態様は図例に限定されず、
その他適宜の継ぎ手構造を採ることができる。
【0011】パッキング3(図1、図3、図4) パッキング3は、その部分をもって把持されるヒール部
16と、セルフシーリング作用により止水をなすバルブ
部17とからなる。図4は該パッキング3の詳細構造を
示し、更には自然状態すなわち非圧縮状態を示す。図示
されるように、ヒール部16とバルブ部17とはくびれ
状に連なり、前面の段部18aはスリーブ管本体10の
端面1cに当接し、後面の段部18bは押輪5の係合段
部21に係合する。図において、Bは自然状態でのヒー
ル部16の採る幅を示す。しかして、ヒール部16は、
後述するように、スリーブ管1の端面1cと押輪5とに
より挟着把持され、また、バルブ部17は、上述したス
リーブ管本体10と挿口部2との間隙空間内に所定の圧
縮代をもって圧縮され、作用する流体圧を受けて、その
セルフシーリング作用より止水をなす。
【0012】押輪5(図1〜図3) 押輪5は、管軸に直交する平面に沿う一体の円環体から
なり、スリーブ管本体10の端面1cに跨がって被嵌さ
れる。しかして、該押輪5はスリーブ管本体10よりも
径方向に外方に延設され締付け具4を保持する部位(外
方部位)5aと、スリーブ管本体10よりも内方に延設
されパッキング3を保持する部位(内方部位)5bとに
区分される。図3は押輪5の取付け定位置を示すもので
あって、図示されるように、外方部位5aにおいて、鉛
直の本体壁を挟んで内方に内方つば20が、外方に外方
つば21がそれぞれ相平行して相違える方向に環状に突
設され、また、本体壁にはボルト挿通孔22が円周方向
に所定間隔を保って開設される。外方部位5aに組み付
けられる締付け具4は、ボルト4aとナット4bとから
なり、このボルト4aのボルト杆を前記したボルト挿通
孔22側からフランジ11のボルト挿通孔12に向けて
挿通させ、ナット4bをもって締め込まれる。内方部位
5bにおいては、内方つば20の後端の下面より内方に
向けて、パッキング把持面24、係合段部25及びバッ
クアップ面26がそれぞれ形成される。押輪5の取付け
定位置におけるパッキング把持面24とスリーブ管本体
10の端面1cとの距離bは、前述したパッキング3の
ヒール部16の自然状態での幅Bよりも十分に小さい。
【0013】(水封保持機構K)反力リング6 (図1、図2) 反力リング6は、所定厚さの円環状をなし、スリーブ管
1の内側面の中央に全周にわたって固設される。該反力
リング6には所定間隔を存して複数の押しねじ装着孔3
0が開設される。該反力リング6の内径は後記する押し
ねじ部材8の回動部に対する当接面を確保できれば足
り、可及的大径とされ、水流の抵抗とならないように配
慮される。また、押しねじ装着孔30は該反力リング6
の取付け勝手から円周方向に均等に多数穿設される。
【0014】楔部材7(図1、図2、図5、図6) 楔部材7は、図5・図6のその詳細が示されるように、
スリーブ管1と挿口管2との間隙空間に入り込むだけの
所定の厚さを有し、その外側面はスリーブ管1の内径に
合致する円弧状をなす。そして、前端部は、内径面から
外径面に向かって先細りとなるテーパー面32が形成さ
れ、本体部には1又は複数(本実施例では2)のねじ孔
33が後端面に開口して螺設される。
【0015】押しねじ部材8(図1、図2、図3) 押しねじ部材8は、図6にその詳細を示すように、1本
の棒状体をなすとともに、ねじ部35、ナット状をなす
回動部36、円杆状の係合部37からなる。すなわち、
ねじ部35は楔部材7のねじ孔33に螺合し、回動部3
6は反力リング6に当接し、係合部37は反力リング6
の装着孔30に回動のみを許容して挿通される。
【0016】この水封保持機構Kを構成する反力リング
6、楔部材7及び押しねじ部材8のうち、反力リング6
は管継ぎ手Tに通常は恒常的に固設されるものであり、
楔部材7と押しねじ部材8とは後述する施工手順で述べ
られるように、本継ぎ手管Tに過度のたわみが生じた際
にその都度作業者によって取り付けられるものである。
【0017】本継ぎ手管Tの配設については、伸縮可撓
性の要求される全ての箇所に適用可能であるが、本継ぎ
手管Tが優れた伸縮可撓性を発揮するものであることか
ら、特に大きな伸縮可撓性の要求される箇所、例えば、
軟弱地盤上に建設された建物の直近部位に対処するもの
として配される。
【0018】(実施例の作用・効果)このように構成さ
れた本実施例の水封保持機構付き継ぎ手管Tの作用を図
7及び図8を参照して説明する。本伸縮可撓継ぎ手管T
は先ず、その水封保持機構Kの楔部材7及び押しねじ部
材8が取り外された状態で流体管P相互の接続部に設置
される。図において、Hは建物の基礎であって、本継ぎ
手管Tはこの建物Hの直近の地盤中に設置される。地盤
の沈下に伴い、建物Hと地盤との間に相対変位が起こ
り、本継ぎ手管Tはそのスリーブ管1の傾動をもってこ
れに追従する。しかしながら、地盤沈下が過度になる
と、スリーブ管1と挿口管2との間隙が大きくなり、パ
ッキング3の一部にそのバルブ部17の圧着力がなくな
り、バルブ部17と挿口管2との間にすき間が生じるこ
とになる。図7はこの状態を示す。すなわち、図7にお
いて、過大な土圧により、本継ぎ手管Tの図における右
方の挿口管2が大きく落ち込み、この結果スリーブ管1
は時計方向に回転することになり、左方の挿口管2に装
着されたパッキング3の下方部分が圧縮不足となる。し
かして、この部分より流体管P内の水流の漏れが起こ
る。
【0019】ここで、以下の手順で当該パッキング部分
の水封保持作業が実施される。 (1) 流体管Pの水流を停止させ、流体管Pの適宜箇所に
作業者の出入を許容する開口を設ける。 (2) 楔部材7及び押しねじ部材8の搬入とともに、作業
者も流体管P内に入り、当該作業部位に至る。なお、楔
部材7と押しねじ部材8とは予め組み付けられ、その長
さを可及的短くしておく。 (3) 当該作業部位において、楔部材7・押しねじ部材8
の組付け体を間隙部に挿入し、押しねじ部材8の係合部
37を反力リング6の装着孔30に嵌装させ、回動部3
6を反力リング6に当接させる。図7はこの状態を示
す。 (4) この状態で押しねじ部材8の回動部36を回動さ
せ、楔部材7をパッキング3側(図におけるイ方向)へ
と進入させてゆく。 (5) パッキング3のバルブ部17は楔部材7のテーパー
面32に摺接して内径方向へと押し込まれ、その内径面
を所定の圧力で挿口管2の表面に当接させ、水封作用が
保持されることになる。図8はこの状態を示す。 (6) この状態で作業は完了する。
【0020】本実施例の水封機構付き継ぎ手管Tによれ
ば、比較的簡単な治具を用い、かつ、簡単な操作により
パッキングの圧着力不足を解消することができる。ま
た、反力リング6には全周に装着孔30が穿設されてい
るので、特定の位置に限定されず、スリーブ管1がどの
ような姿勢であっても反力リング6への楔部材7及び押
しねじ部材8の取付けがなされ、継ぎ手管Tの配設が自
由である。
【0021】図9に別な楔部材7Aの形状を示す。この
楔部材Aにおいては、両側部は挿口管2の内周面に段差
を介さず接することになり、その前面のテーパー面32
によってパッキング3のバルブ17は均等に押し込まれ
る。
【0022】この実施例では反力リング6を予めスリー
ブ管1の内面に固着した態様を採っているが、継ぎ手管
Tの撓みが過大となった時点で、該継ぎ手管T内に入っ
た作業者により反力リング6を溶接等の手段をもって固
着する施工態様を採りうる。この態様によれば、必要箇
所にのみ反力リング6を配すればよく、反力リング6の
すべてにわたって装着孔30を設ける必要もなく、更に
は、反力リング6も環状でなくその一部分としての円弧
状部材であればよい。
【0023】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の基本的技術思想の範囲内で種々設計変更
が可能である。すなわち、以下の態様は本発明の技術的
範囲内に包含されるものである。 先の実施例の継ぎ手管Tでは、押輪5のスリーブ管1
への係合構造が、内方つば20及び外方つば21を有す
る外方部位となっているがこの構成に限定されるもので
はない。要は、押輪5を前進させうれば足りる。 先の図例の楔部材7では2つのねじ孔33に2つの押
しねじ部材8がそれぞれ装着されたものであるが、図1
0に示す楔部材7Bにおいては、1つのねじ孔33とす
べり孔39とを相平行に設け、ねじ孔33には押しねじ
部材8を螺合させ、すべり孔39には押しねじ部材8の
ねじ部を円杆状とした案内部材40を装入させる態様を
採ることができる。該態様によれば、1つの押しねじ部
材8の回動操作ですみ、作業が容易となる。
【0024】ハ.発明の効果 本発明によれば、簡単な構造の治具で済み、かつ、圧着
力が不足したパッキングの当該部位に簡単な操作により
確実かつ的確に圧着力の回復をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水封保持機構付き管継ぎ手の一実施例
(伸縮可撓継ぎ手管)の全体の一部側面一部断面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】図1のIII 部拡大図。
【図4】パッキングの断面図。
【図5】(a) 図は楔部材の平面図。 (b) 図は楔部材の正面図。 (c) 図は楔部材の背面図。 (d) 図は楔部材の側面図。
【図6】楔部材と押しねじ部材との関連図。
【図7】本実施例の継ぎ手管における水封保持作業の手
順の初期状態を示す図。
【図8】作業完了を示す図。
【図9】楔部材の他の態様を示し、(a) 図はその平面
図、(b) 図はその背面図、(c) 図は(a) 図のIX−IX線断
面図。
【図10】楔部材の更に他の態様を示す一部断面平面
図。
【符号の説明】
T…水封保持機構付き伸縮可撓継ぎ手管、K…水封保持
機構、1…スリーブ管(大径管部)、2…挿口管(小径
管部)、3…パッキング、5…押輪、6…反力リング、
7…楔部材、8…押しねじ部材、12…ヒール部、13
…バルブ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−221479(JP,A) 特開 平5−26384(JP,A) 特開 平3−79893(JP,A) 実開 昭51−63216(JP,U) 実開 昭63−86492(JP,U) 実開 昭53−67119(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 21/00 - 21/08 F16L 27/00 - 27/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも内径が直円筒状をなすスリーブ
    管と、 該スリーブ管の両管端より該スリーブ管内に同軸上に挿
    入される挿口管と、 前記スリーブ管の管端に跨がって配され、該スリーブ管
    との係合により前進する押輪と、 ヒール部とバルブ部とからなり前記押輪の前進によりそ
    のヒール部が把持され、そのバルブ部をスリーブ管の内
    周面及びスピゴット管の外周面に当接されて水封作用を
    なすゴムパッキングと、 環状体をなし、前記スリーブ管の内側中央の円周上に固
    設され、所定間隔を存して開設される円孔状の押しねじ
    装着孔を有する反力リングと、 前記スリーブ管と挿口管との間隙に嵌まり込み、外側面
    は該スリーブ管の内径に合致する円弧状をなし、前端部
    は内径面から外径面に先細りとなるテーパー面が形成さ
    れ、後端に開口するねじ孔を管軸方向に有する楔部材
    と、 棒状体をなし、ねじ部とナット状の回動部と円杆状の係
    合部とからなり、前記ねじ部は前記楔部材のねじ孔に螺
    合され、前記係合部は前記反力リングの押しねじ装着孔
    に回動のみを許容して挿通されるとともに前記回動部は
    反力リングに当接される押しねじ部材と、からなる水封
    保持機構を有する管継ぎ手。
  2. 【請求項2】請求項1において、環状の反力リングに替
    え、所定の曲がり箇所に配される円弧状部材であること
    を特徴とする水封保持機構を有する管継ぎ手。
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