JPH0738789Y2 - ステンレス鋼鋼管フレキシブル継手 - Google Patents

ステンレス鋼鋼管フレキシブル継手

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JPH0738789Y2
JPH0738789Y2 JP1989034336U JP3433689U JPH0738789Y2 JP H0738789 Y2 JPH0738789 Y2 JP H0738789Y2 JP 1989034336 U JP1989034336 U JP 1989034336U JP 3433689 U JP3433689 U JP 3433689U JP H0738789 Y2 JPH0738789 Y2 JP H0738789Y2
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stainless steel
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隆夫 本木
司 千葉
強平 後藤
允昭 井原
眞広 前田
佳男 長内
隆夫 南條
昌樹 元吉
知 山中
崇志 前島
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、接続されようとするステンレス鋼鋼管とフレ
キシブル管とを接続するに適するフレキシブル継手に関
する。
(従来の技術) 水道水等の給水配管は、道路下の配水小管を各宅地内へ
と分岐させている。たとえば、この分岐配管は、配水小
管からサイド分水栓、フレキシブル継手を介してステン
レス鋼鋼管へと接続され且つこのステンレス鋼鋼管を仕
切弁に接続させて蛇口へと向う構成となっている。この
ような配管のための作業は、地面を堀り起した小さな溝
内で行うことから、容易に寸法調節できる必要があり、
又、これらの配管は、一旦、土中に埋められた後は、道
路を走行する車輌等の振動や地盤沈下を受けることから
変位吸収可能なものである必要がある。この要望を、前
述したフレキシブル継手が満たしており、給水配管に
は、フレキシブル継手が多く用いられている。
このフレキシブル継手とステンレス鋼鋼管との接続は、
第2図に示すように、接続されるフレキシブル管21の金
属編形ブレード22の端部にステンレス製の結合リング23
をかしめ固着させる。該結合リング23の端部を一端の外
周面におねじ24を有するステンレス製の継手金具25の他
端部26に溶接により固着一体化させる。継手金具25のお
ねじ24と、継手本体27の端部接合内周面に形成されため
ねじ28を螺合締め付けることにより、フレキシブル管と
継手29とを接続させていた。
この溶接による不具合を解消させるために、実願昭61−
69824号(実開昭62−181787号)のマイクロフィルム
は、フレキシブル管の両端に接続管を溝とフランジを用
いて固定し、この接続管に袋ナットを螺合させることを
開示する。
(本考案が解決しようとする課題) 昨今のように、ステンレス鋼鋼管が多用され、従来のフ
レキシブル継手を用いてこれらを接続させる場合は、第
2図の例では、結合リング23と継手金具25との熔接は、
ブレード22の焼鈍不可能により、結合リング23と継手金
具25およびフレキシブル管への熱応力による腐蝕の問題
を残している。
さらに、従来のフレキシブル管にリングをかしめて固着
し、これに継手金具を溶接し更に継手金具のおねじと継
手のめねじとを螺合接合することは、接合個所が多く施
工性が悪い。その上、ステンレス鋼どうしのねじの螺合
はかじり等でねじ接合部からの漏れの発生が懸念される
品質上の問題がある。
又、前述した公報に開示される手段は、対の接続されよ
うとする管と袋ナットとの締付け作業があり、施工工数
が多い。
それ故に、本考案は、前述した従来技術の不具合を解消
させることを解決すべき課題とする。
(課題を解決するための手段) 前述した課題を解決するために、フレキシブル管の一端
を、接続されようとするステンレス鋼鋼管に溶接された
金具に固定し、かつフレキシブル管の他端を、ナットを
有するステンレス製のスリーブに固定するという新しい
技術概念、とりわけ接続されようとするステンレス鋼鋼
管に予め金具を溶接しておくという技術とフレキシブル
管をスリーブに固定するという常用手段との組合せとい
う新たな技術概念を、本考案は導入する。
より具体的には、本考案は、(イ)接続されようとする
ステンレス鋼鋼管と、 (ロ)その内周面にO−リングを配した内周側溝および
その外周面に外周側溝を有し、ステンレス鋼鋼管の一方
の自由端に溶接されたステンレス製の金具と、 (ハ)両端が平滑部の自由端となっている波形管および
その外周面に固定された金属編形のブレードを有するフ
レキシブル管と、 (ニ)その外周面に溝を有するステンレス製のスリーブ
と、 (ホ)スリーブに支持されかつその内周面にネジ部を有
するナットとを備え、 (ヘ)フレキシブル管の波形管の一方の平滑部が金具の
内周側溝に膨出固定されかつブレードの一方の自由端が
プレスリングを介して金具の外周側溝に固定されてお
り、 (ト)フレキシブル管の波形管の他方の平滑部がスリー
ブの内周面に沿いかつその端面に当接されておりかつブ
レードの他方の自由端がプレスリングを介してスリーブ
の外周側の溝に固定されていることを特徴とするステン
レス鋼鋼管フレキシブル継手を提供する。
好ましくは、フレキシブル管の他方の平滑部をその内周
面で受け且つその外周面にプレスリングを介してブレー
ドの他端を支持するステンレス製のスリーブを設け、フ
レキシブル管の他方の平滑部の縁をスリーブの端面に圧
接させる構造とする。
より好ましくは、スリーブに止め線を用いて保持された
ナットを有し、該ナットを用いてスリーブを仕切弁やサ
ドル分水栓等に接続自在とした構成とする。
(作用) 本考案によるフレキシブル継手は、ステンレス鋼鋼管の
一端に位置するステンレス製の金具をフレキシブル管の
一端の平滑部に挿入し、平滑部の一部をバルジ成形等に
より金具内周面の溝に膨出させて両者を係合し、さら
に、ブレードをプレスリングを介して金具の溝に支持さ
せるので、シール効果が高く且つ引抜き強度も大きい。
さらに、本考案では、ステンレス製のスリーブを、フレ
キシブル管の他端に挿入してフレア加工することにより
フレキシブル管に保持させることができ、仕切弁やサド
ル分水栓等へのフレキシブル継手の取付を容易にする。
(実施例) 第1図を参照する。接続されようとするステンレス鋼鋼
管1の一端に同内径を有するステンレス製の金具2を熔
接する。熔接の場合は、熱応力除去のための焼鈍をする
ことが好ましい。該金具2は、その内周面に環状の溝3
を有し、この溝3にO−リング4が組込まれる。金具2
の外周面に山部5とその一方の側の浅い溝6とを設け
る。
フレキシブル管7は、薄肉のステンレスからなる波形管
8と、その外周面に固定された金属編形のブレード9と
からなり、その両端は、波形のない平滑部10,11とす
る。
ステンレス製のスリーブ14は、その外周面に浅い環状溝
15を有し、その一端に止め線16を介してナット17を取付
ける。このナット17はその内周面にねじ部18を有し、ナ
ット17を仕切弁やサドル分水栓等に螺着自在とさせる。
第1図に示すフレキシブル継手の組立に際しては、フレ
キシブル管7の平滑部10に金具2を挿入し、平滑部の内
側よりゴムバルジ成形等により、該平滑部10の一部を半
径方向に膨出させ、この膨出部12を溝3内にO−リング
4を変形させるようにして配する。この膨出部12とO−
リング4との密着は、流体に対するシール機能を有す。
次いで、ブレード9の一部に金具2の外周面を押挿し、
プレスリング19を用いてブレード9を溝6にかしめて、
金具2のブレード9からの引抜きを防止する。フレキシ
ブル管7の一方の端部に金具2を取付けることができる
が、好ましくは、図示例の如くスリーブ14を取付ける。
フレキシブル管7の平滑部11にスリーブ14を挿入し、平
滑部11の縁部をフレア加工してフランジ13を形成し、ス
リーブ14の端面とフランジ13を当接させ、これに板ゴム
21を当てる。又、ブレード9の一部にスリーブ14を挿入
し、プレスリング20でブレード9をスリーブ14の溝15に
かしめ、フレキシブル管7からのスリーブ14の抜けを防
止する。この組立は、工場内で全て成される。
配管現場では、ナット17をサドル分水栓や仕切弁等に螺
合させ、ステンレス鋼鋼管の自由端を、必要に応じて寸
法切断した後、伸縮可とう式継手等のメカニカル継手に
接続できるので現場作業を容易にし施工性はきわめて良
い。
(効果) 本考案によれば、ステンレス鋼鋼管の自由端をフレキシ
ブル管に予め組付けたことにより、現場にて、ねじ込み
などの作業がなくなり現場作業を容易にする。
又、組立時に熔接工程がないので熱応力による腐食の懸
念がないフレキシブル継手が提供できる。
さらに、フレキシブル継手の一端がステンレス鋼鋼管の
自由端になっているため伸縮可とう式継手等のメカニカ
ル継手を直接接続でき、かつ、自由端を現場状況に合せ
適当長に切断し使用することにより配管の自由度がたか
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す断面図、第2図は従来例を
示す断面図である。 図中:1……鋼管、2……金具、4……O−リング、7…
…フレキシブル管、10,11……平滑部、14……スリー
ブ、17……ナット。
フロントページの続き (72)考案者 本木 隆夫 埼玉県熊谷市熊谷810 株式会社リケン熊 谷事業所内 (72)考案者 千葉 司 埼玉県熊谷市熊谷810 株式会社リケン熊 谷事業所内 (72)考案者 後藤 強平 千葉県市原市菊間502―7 (72)考案者 井原 允昭 千葉県市原市若宮3―19―23 (72)考案者 前田 眞広 千葉県千葉市加曽利町926―7 (72)考案者 長内 佳男 千葉県千葉市西都賀1―8―11 (72)考案者 南條 隆夫 千葉県千葉市大膳野町4―660 (72)考案者 元吉 昌樹 千葉県千葉市松ケ丘町180 (72)考案者 山中 知 千葉県千葉市大森町445―12 (72)考案者 前島 崇志 千葉県船橋市潮見町34―1 東京フレック ス工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−181787(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)接続されようとするステンレス鋼鋼
    管と、 (ロ)その内周面にO−リングを配した内周側溝および
    その外周面に外周側溝を有し、ステンレス鋼鋼管の一方
    の自由端に溶接されたステンレス製の金具と、 (ハ)両端が平滑部の自由端となっている波形管および
    その外周面に固定された金属編形のブレードを有するフ
    レキシブル管と、 (ニ)その外周面に溝を有するステンレス製のスリーブ
    と、 (ホ)スリーブに支持されかつその内周面にネジ部を有
    するナットとを備え、 (ヘ)フレキシブル管の波形管の一方の平滑部が金具の
    内周側溝に膨出固定されかつブレードの一方の自由端が
    プレスリングを介して金具の外周側溝に固定されてお
    り、 (ト)フレキシブル管の波形管の他方の平滑部がスリー
    ブの内周面に沿いかつその端面に当接されておりかつブ
    レードの他方の自由端がプレスリングを介してスリーブ
    の外周側の溝に固定されていることを特徴とするステン
    レス鋼鋼管フレキシブル継手。
JP1989034336U 1989-03-28 1989-03-28 ステンレス鋼鋼管フレキシブル継手 Expired - Lifetime JPH0738789Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107530636A (zh) * 2015-03-31 2018-01-02 水技术国际有限责任公司 用于处理废水的增强膜生物反应器方法

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JPS62181787U (ja) * 1986-05-08 1987-11-18

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CN107530636A (zh) * 2015-03-31 2018-01-02 水技术国际有限责任公司 用于处理废水的增强膜生物反应器方法

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