JPH1019330A - 台所用レンジフード装置 - Google Patents

台所用レンジフード装置

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Publication number
JPH1019330A
JPH1019330A JP8188272A JP18827296A JPH1019330A JP H1019330 A JPH1019330 A JP H1019330A JP 8188272 A JP8188272 A JP 8188272A JP 18827296 A JP18827296 A JP 18827296A JP H1019330 A JPH1019330 A JP H1019330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
range hood
hood
substrate
locking
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP8188272A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Taguchi
哲 田口
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Sun Wave Corp
Original Assignee
Sun Wave Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付け、取外し作業を単純化することがで
き、且つ取付け、取外し作業にかかるコストを低減させ
ることができる台所用レンジフード装置を提供するこ
と。 【解決手段】 レンジ上方の壁面7に強固に取付けられ
た基板12に対して、レンジフードフード装置を係止、
固定するだけの単純作業で取付けることができるので、
作業性が向上し、取付けや取外し作業が極めて容易にな
る。また、基板12を一度取付けてしまえば上端部に係
止部16aが設けられているので、レンジフード装置を
容易に着脱することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンジ近傍の壁面
に取付けられる台所用レンジフード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、台所用レンジフード
装置1は、内部上方にフィルタ2、図示しない吸引ファ
ンおよび排煙口4を順次上方へ配設し、該フィルタ2、
吸引ファンを介して下方および前面の吸込口3a、3b
から吸引した煙等を外部に排出する排煙口4を有するフ
ード本体1aと、該フード本体1aの前面に取付けられ
下部に吸込口5を設けた補助フード1bとで構成されて
いる。
【0003】そして、台所用レンジフード装置1は、一
般にレンジ6の近傍、特に前方壁面7に防火パネル8が
取付けられ、該防火パネル8の直上の壁面7に止めねじ
10等を介して固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような台所用レン
ジフード装置1は、レンジ6前方の壁面7に直接止めね
じ10を介して固定されるため、該壁面7がモルタルや
タイルのような固い材質で構成されている場合は、止め
ねじ10による取付け、又は取外し作業が困難となるた
め作業工数が増大し、また作業位置が高い場所のため作
業性が悪く結果的に取付けコストが上昇する要因となっ
ていた。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、取付け、取外し作業を単純化することが
でき、且つ取付け、取外し作業にかかるコストを低減さ
せることができる台所用レンジフード装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の台所用レンジフ
ード装置は、レンジ上方の壁面に取付けられる台所用レ
ンジフード装置であって、このレンジフード装置は、予
め壁面に対して強固に固定された基板に対して、係止装
置や固定具によって固定されることを特徴としている。
この特徴により、レンジ上方の壁面に強固に取付けられ
た基板に対して、レンジフードフード装置を係止、固定
するだけの単純作業で取付けることができるので、作業
性が向上し、取付けや取外し作業が極めて容易になる。
また、基板を一度取付けてしまえば上端部に係止部が設
けられているので、レンジフード装置を容易に着脱する
ことができる。
【0007】本発明の台所用レンジフード装置は、前記
基板は、少なくともその表面がレンジからの熱に対して
防災、防火、耐熱等の処理が施されており、デッキカウ
ンタ上の端部から連続して壁面を覆っていることが好ま
しい。このようにすることで、防災、防火用の防火パネ
ルとしての基板を設置するだけで、壁面にレンジフード
装置の取付部材が形成されることになり、施工のための
時間を短縮できる。
【0008】本発明の台所用レンジフード装置は、台所
用レンジフード装置は、フード本体とその前方の補助フ
ードとで構成され、前記フード本体は、箱形に形成され
上部後方の端部に前記基板上端部の係止部に係止可能な
第1係止片を備えると共に、前方に形成された開口部上
縁に複数の第2係止片を備え、前記補助フードは、後方
に形成された開口部上縁に前記フード本体の第2係止片
に対応させて係合可能な切欠き凹部を設けたことが好ま
しい。このようにすることで、基板に対するフード本体
やそのフード本体に対する前部の補助フードを、全て上
方からの係止位置決めするため、それらの装置が極めて
楽なものとなる。
【0009】本発明の台所用レンジフード装置は、前記
基板は、所定厚みを有する板材であって、その下部には
第2スリット穴が形成されるとともに、デッキカウンタ
ー直上の壁面には係止具が取着され、該係止具の係止部
に前記第2スリット穴を係止させ、上部平面に止めねじ
を挿通させて壁面に固定するように構成したことが好ま
しい。このようにすることで、壁面に対する基板の位置
決めを、壁面に予め固定した係止具で行うことにより、
基板の設置が極めて楽なものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げ図面に基
づいて本発明を説明する。
【0011】尚、図5に示す従来図と同一構成部分につ
いては同一符号を付し詳細な説明を省略する。
【0012】先ず、本発明の台所用レンジフード装置の
実施形態につき図1により説明する。
【0013】図1は、台所用レンジフード装置の一部断
面を示す全体側面図を示し、レンジ6の近傍、特に前面
の壁面7には上端部に後述する係止部を設けた所定厚み
を有する板材(ステンレス等の金属板や合成樹脂板、又
は木質材板)で構成された基板12が取付けられ、該基
板12の上面にはレンジフード装置11が取付けられ
る。なお、基板として燃えやすい材料を使用する時に
は、レンジの熱影響を考慮して少なくともその表面が防
炎材、耐熱材等になっている。
【0014】レンジフード装置11は、フード本体11
aと、該フード本体11aの前面に取付けられた補助フ
ード11bとで構成される。
【0015】また、基板12は、図2に示すように上端
部に設けた係止部は、2つの第1スリット穴13で形成
されると共に、下端部に設けた係止部は3箇所の第2ス
リット穴14で形成されている。
【0016】さらに基板12は、その上部平面に2箇所
の凹部20が並設されると共に該凹部20の底部にはね
じ孔21が穿設され、該凹部20の少し下方には2個の
貫通雌ねじ26が設けられている。
【0017】また、デッキカウンター15の立上り部直
上の壁面7には、図2および図3の(b)に示すように
係止具16がねじ孔18を挿通した止めねじ19により
取着されており、該係止具16は、図3の(b)に示す
板材の下端を上方へ折曲して例えば3箇所のU字形の係
止部16aを形成している。
【0018】そこで、基板12は、下端部に形成されて
いる第2スリット穴14を係止具16の係止部16aに
差し込んで係止し、上部平面のねじ孔21に止めねじ1
7を挿通して壁面7に固定している。
【0019】次に、フード本体11は、図1、図3の
(a)および図4に示すように箱形に形成され、上部後
方の端部には基板12の第1スリット穴13に対応すべ
く下方に折曲された2つの第1係止片22が備えられて
いる。
【0020】さらにフード本体11は、後方の両端下部
に基板12の雌ねじ26に対応する位置にねじ孔28が
穿設され、前方に形成された開口部24(図4参照)の
上縁には上向きに折曲された2つの第2係止片23が備
えられている。
【0021】そして、図3の(a)に示す一対の第1係
止片22の内側には、該第1係止片22の下方へ折曲し
た長さより長く且つ平行に当接板29が配設されてお
り、該当接板29は第1係止片22が第1スリット穴1
3に係止した際基板12の前面に当接可能に構成されて
いる。
【0022】そして、補助フード11bは、図4に示す
ように後方に形成された開口部3b上縁に切欠き凹部2
5が形成され、該切欠き凹部25はフード本体11aの
第2係止片23に対応させて係合可能に構成されてい
る。
【0023】次に、本発明の台所用レンジフード装置の
取付け手順につき説明する。
【0024】先ず、基板12は、下端部に形成されてい
る第2スリット穴14を壁面7に固定された係止具16
の係止部16aに差し込み、上部平面のねじ孔21に止
めねじ17を挿通して壁面7に固定される。
【0025】このように、レンジ近傍の壁面が、モルタ
ルやタイルのような固い材質で構成されていても、デッ
キカウンター直上の壁面7に基板12の底部を係止する
係止具16を取着しておくことにより、基板12の上部
前面のみを止めねじ17で固定するだけで簡単に固定す
ることができる。
【0026】また、基板12を一度取付けてしまえば上
端部に第1スリット穴13が設けられているので、レン
ジフード装置11を容易に着脱することができる。
【0027】このようにしてレンジ6上部の壁面7に取
付けられた基板12には、図3の(a)に示すように、
該基板12上端部に設けた2つの第1スリット穴13に
フード本体11aの第1係止片22が差込まれる。
【0028】この第1係止片22を差込むに際し、当接
板29が第1係止片22の内側に該第1係止片22の下
端より長く且つ平行に突設されているので、当接板29
が基板12の前面に当接して第1係止片22が第1スリ
ット穴13に係止する際の案内となり、取付作業を極め
て容易に行うことができるばかりか、当接板29により
基板12と壁面7とを固定している止めねじ17を隠蔽
できるため、フード正面からの美観を向上できる。
【0029】また基板12には、上部平面に2箇所の凹
部20が形成されているので、該凹部20に止めねじ1
7の頭が没入し、当接板29を基板12に面一に接触さ
せることができ、フード本体11aの取付けを安定化す
ることができる。
【0030】次に、図3の(a)に示すように、第1係
止片22を基板12の第1スリット穴13に係止して保
持されたフード本体11aは、図2に示されるようにね
じ孔28に止めねじ27が挿通され、基板12の雌ねじ
26に螺着される。
【0031】このようにしてフード本体11aが基板1
2に取付けられると、図4に示すように該フード本体1
1aの2つの第2係止片23に補助フード11bが、こ
の切欠き凹部25が挿嵌されて係止される。この切欠き
凹部25への挿嵌により、横方向の動きが拘束された状
態で係止することができる。
【0032】次に、補助フード11bは、該補助フード
11bの開口部3b下部の両側とフード本体11aの開
口部24下部の両側がねじ孔28を挿通した止めねじ3
0により接続される。
【0033】このように台所用レンジフード装置は、単
純作業でレンジ前面の壁面に取付けることができるの
で、取付け、取外し作業が容易になり、作業性を向上さ
せることができる。
【0034】以上、本発明の実施形態を図面によって説
明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0035】例えば、第1および第2係止片と第1およ
び第2スリット穴の関係は、逆の関係に構成しても良
く、実施形態に限定されることなく各種のものが考えら
れる。
【0036】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0037】(a)請求項1の発明によれば、レンジ上
方の壁面に強固に取付けられた基板に対して、レンジフ
ードフード装置を係止、固定するだけの単純作業で取付
けることができるので、作業性が向上し、取付けや取外
し作業が極めて容易になる。また、基板を一度取付けて
しまえば上端部に係止部が設けられているので、レンジ
フード装置を容易に着脱することができる。
【0038】(b)請求項2の発明によれば、防災、防
火用の防火パネルとしての基板を設置するだけで、壁面
にレンジフード装置の取付部材が形成されることにな
り、施工のための時間を短縮できる。
【0039】(c)請求項3の発明によれば、基板に対
するフード本体やそのフード本体に対する前部の補助フ
ードを、全て上方からの係止位置決めするため、それら
の装置が極めて楽なものとなる。
【0040】(d)請求項4の発明によれば、壁面に対
する基板の位置決めを、壁面に予め固定した係止具で行
うことにより、基板の設置が極めて楽なものとなる。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、台所用レンジフー
ド装置の一部断面を示す全体側面図である。
【図2】基板の取付け状態を示す拡大断面図である。
【図3】図における(a)は基板にフード本体を取付け
る状態を示す斜視図であり、(b)は壁面に取付けられ
た係止具に基板の下端部を取付ける状態を示す斜視図で
ある。
【図4】フード本体に補助フードを取付ける状態を示す
斜視図である。
【図5】従来の台所用レンジフード装置の一部断面を示
す全体側面図である。
【符号の説明】
1、11 台所用レンジフード装置 1a、11a フード本体 1b、11b 補助フード 2 フィルタ 3a、3b、5 吸込口 4 排煙口 6 レンジ 7 壁面 8 防火パネル 10 止めねじ 12 基板 13 第1スリット穴 14 第2スリット穴 15 デッキカウンター 16 係止具 16a 係止部 17、19、27 止めねじ 18、21、28 ねじ孔 20 凹部 22 第1係止片 23 第2係止片 24 開口部 25 切欠き凹部 26 雌ねじ 29 当接板 30 止めねじ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンジ上方の壁面に取付けられる台所用
    レンジフード装置であって、このレンジフード装置は、
    予め壁面に対して強固に固定された基板に対して、係止
    装置や固定具によって固定されることを特徴とする台所
    用レンジフード装置。
  2. 【請求項2】 前記基板は、少なくともその表面がレン
    ジからの熱に対して防災、防火、耐熱等の処理が施され
    ており、デッキカウンタ上の端部から連続して壁面を覆
    っている請求項1に記載の台所用レンジフード装置。
  3. 【請求項3】 台所用レンジフード装置は、フード本体
    とその前方の補助フードとで構成され、前記フード本体
    は、箱形に形成され上部後方の端部に前記基板上端部の
    係止部に係止可能な第1係止片を備えると共に、前方に
    形成された開口部上縁に複数の第2係止片を備え、 前記補助フードは、後方に形成された開口部上縁に前記
    フード本体の第2係止片に対応させて係合可能な切欠き
    凹部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載
    の台所用レンジフード装置。
  4. 【請求項4】 前記基板は、所定厚みを有する板材であ
    って、その下部には第2スリット穴が形成されるととも
    に、デッキカウンター直上の壁面には係止具が取着さ
    れ、該係止具の係止部に前記第2スリット穴を係止さ
    せ、上部平面に止めねじを挿通させて壁面に固定するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載の台所用レンジフード装置。
JP8188272A 1996-06-28 1996-06-28 台所用レンジフード装置 Pending JPH1019330A (ja)

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JP8188272A JPH1019330A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 台所用レンジフード装置

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JPH1019330A true JPH1019330A (ja) 1998-01-23

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JP (1) JPH1019330A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008202841A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Yamaha Livingtec Corp レンジフード用面材取付け桟
JP2012237461A (ja) * 2011-05-09 2012-12-06 Fuji Industrial Co Ltd レンジフードの取付装置

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