JPH1018541A - 角度自在の手摺支柱立設装置 - Google Patents

角度自在の手摺支柱立設装置

Info

Publication number
JPH1018541A
JPH1018541A JP19287896A JP19287896A JPH1018541A JP H1018541 A JPH1018541 A JP H1018541A JP 19287896 A JP19287896 A JP 19287896A JP 19287896 A JP19287896 A JP 19287896A JP H1018541 A JPH1018541 A JP H1018541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
handrail support
pair
support
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19287896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2850292B2 (ja
Inventor
Toshimaro Nakatani
寿麿 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Swan Shoji Co Ltd
Original Assignee
Swan Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Swan Shoji Co Ltd filed Critical Swan Shoji Co Ltd
Priority to JP19287896A priority Critical patent/JP2850292B2/ja
Publication of JPH1018541A publication Critical patent/JPH1018541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2850292B2 publication Critical patent/JP2850292B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fencing (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンクリート躯体にブラケットを介して立設
する手摺支柱の角度調整を可能とする。 【解決手段】 ブラケットAの対向一対の起立壁2と固
定壁3によって形成される挿入部4を,上記起立壁2間
で上方拡開状又は下方拡開状にして,挿入部4に下端を
挿入した手摺支柱Bを傾斜回動可能とし,上記起立壁2
にそれぞれ螺装した押付ネジ8で手摺支柱の角度を維持
するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,建築物のコンクリ
ート躯体に手摺を設置するに用いる手摺支柱立設装置に
関し,特にその手摺支柱の立設角度を自在化し得るよう
にした角度自在の手摺支柱立設装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種手摺支柱の立設装置は,例えば囲
繞起立壁によって上向き開口平面方形又は矩形状に区画
形成した手摺支柱外径寸法に合わせた支柱の挿入部を備
えたコンクリート躯体固定用のブラケットを用い,該ブ
ラケットを,例えば屋上パラペットに笠木を介して載置
固定し又はベランダや廊下の立上り部に直付状に載置固
定し,その上記挿入部に手摺支柱の下端部を挿入し,適
宜の固定手段,例えば一対の起立壁を介して配設した貫
通ボルトの締着,支柱固定ネジの螺着等によって該手摺
支柱をブラケットに固定立設するようにしてなるものと
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら上記ブラケ
ットを載置固定する等ブラケットの固定対象をなすコン
クリート躯体は,一般に現場施工とされることにより,
或いは永年の構造荷重を受けることにより,手摺前後方
向,手摺長手方向に面一ではなく,例えば水切り傾斜に
おける傾斜角度の差異,波打ち,垂れ下り等による凹凸
面をなしていることが多く,このような凹凸面に上記ブ
ラケットを用いて手摺を設置しようとすると,コンクリ
ート躯体の凹凸によって手摺支柱が区々の方向を向い
て,垂直に設置すべき手摺に対して角度のズレを生じて
手摺設置をなし得ない結果を招き,従ってこの場合,コ
ンクリート躯体を面一化する補修工事等を必要とするこ
とになる。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とする処は,コンクリート躯体の凹凸
を吸収して,簡易な構造にして確実に手摺支柱の垂直な
立設をなし得るようにした角度自在の手摺支柱立設装置
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に添って本発明
は,コンクリート躯体固定用ブラケットの挿入部に対し
て手摺支柱を手摺前後方向又は手摺長手方向に傾斜回動
自在に挿入し得るようにし,またその立設角度の維持を
対向一対の起立壁からの押付ネジの挟圧保持によって行
うようにしたものであって,即ち本発明請求項1は,こ
れをコンクリート躯体固定用のブラケットに少くとも対
向一対の起立壁によって上向きに開口して区画形成した
挿入部に手摺支柱の下端部を挿入し,適宜の固定手段に
よって該手摺支柱をブラケットに固定立設するようにし
てなる手摺支柱の立設装置であって,上記対向一対の起
立壁による挿入部を深さ方向の上下一方に手摺支柱の回
動支点をなす幅狭部を,上下他方に手摺支柱の回動範囲
を画する幅広部を対として配置した支柱回動用の挿入部
とし該挿入部に上記下端部を挿入した手摺支柱を手摺前
後方向又は手摺長手方向に傾斜回動自在とし且つ上記対
向一対の起立壁に手摺支柱傾斜方向に向けて螺装した押
付ネジによる下端部の挟圧保持によって手摺支柱のブラ
ケットに対する立設角度を維持自在としてなることを特
徴とする角度自在の手摺支柱立設装置とし,請求項2
は,上記挿入部への挿入対象を手摺支柱の下端部に代え
て,手摺支柱に設けた支持部材を用いるように,これを
上記ブラケットの挿入部に挿入し押付ネジによって挟圧
保持する手摺支柱の下端部に代えて,手摺支柱にその下
端部を被嵌し又は下端部の中空部内に嵌合して該手摺支
柱を支持する支持部材を設け,該支持部材をブラケット
の挿入部に挿入し押付ネジによって該支持部材を挟圧保
持してなることを特徴とする請求項1の角度自在の手摺
支柱立設装置とし,請求項3は,同じく上記に加えて上
記押付ネジの挟圧保持を立設角度の維持に加えて手摺支
柱の固定手段をなすように,これを上記対向一対の起立
壁に螺装した押付ネジの挟圧保持を,上記手摺支柱又は
その支持部材をブラケットに固定立設する固定手段に兼
用してなることを特徴とする請求項1又は2の角度自在
の手摺支柱立設装置とし,請求項4は,同じく上記に加
えて上記押付ネジの挟圧保持とは別途の固定手段を備え
たものとするように,これを上記挿入部を,上記対向一
対の起立壁とその交差方向の対向一対の固定壁とによっ
て上向き開口平面方形又は矩形状に区画形成し,上記手
摺支柱又はその支柱部材をブラケットに固定立設する固
定手段を上記対向一対の固定壁を介して配設した貫通ボ
ルトとナットの締着又は支柱固定ネジの螺着によるもの
としてなることを特徴とする請求項1,2又は3の角度
自在の手摺支柱立設装置とし,これらをそれぞれ発明の
要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面に従って更に本発明を具
体的に説明すれば,図1乃至図4においてAはブラケッ
ト,Bはアルミ押出材による手摺支柱,Cはコンクリー
ト躯体であり,ブラケットAは,コンクリート躯体C固
定用として,少くとも対向一対の起立壁2によって上向
きに開口して区画形成した挿入部4に手摺支柱Bの下端
部を挿入し,適宜の固定手段によって該手摺支柱Bをブ
ラケットAに固定立設するようにしてあり,このとき上
記対向一対の起立壁2による挿入部4を深さ方向の上下
一方に手摺支柱Bの回動支点をなす幅狭部5を,上下他
方に手摺支柱Bの回動範囲を画する幅広部6を対として
配置した支柱回動用の挿入部とし該挿入部4に上記下端
部を挿入した手摺支柱Bを手摺前後方向又は手摺長手方
向に傾斜回動自在とし且つ上記対向一対の起立壁2に手
摺支柱B傾斜方向に向けて螺装した押付ネジ8による下
端部の挟圧保持によって手摺支柱BのブラケットAに対
する立設角度を維持自在としたものとしてあり,更にこ
のときブラケットAの上記挿入部4は,これを上記対向
一対の起立壁2とその交差方向の対向一対の固定壁3と
によって上向き開口平面方形状に区画形成し,上記手摺
支柱BをブラケットAに固定立設する固定手段を上記対
向一対の固定壁3を介して配設した貫通ボルト10とナ
ット11の締着によるものとしてある。
【0007】即ち本例にあってブラケットAは,コンク
リート躯体Cに対して載置固定する固定基板1と,該固
定基板1上に一体に起立形成した上記対向一対の起立壁
2及び同様の対向一対の固定壁3と,これら起立壁2,
固定壁3を一連の囲繞区画壁とするようにこれらによっ
て囲繞区画した,有底平面方形乃至矩形状の手摺支柱B
の下端部直接挿入用の挿入部4とを備えて,例えばアル
ミ鋳物によって一体に鋳造成形したものとしてある。
【0008】このとき上記挿入部4は,その対向一対の
起立壁2の肉厚を変化させて対向する内面を,例えばテ
ーパー面とすることによって,上方拡開状にして深さ方
向に断面逆ハ字状に形成したものとしてあり,これによ
り挿入部4は,その深さ方向の下端側一方を,手摺支柱
Bを受入れるようにその外径寸法に合わせて,これと同
等又は僅かに大きくすることによって手摺支柱Bの回動
支点をなすようにした幅狭部5とし,また深さ方向の上
端側,本例にあって挿入口端を,上記テーパー面を用い
たことによってこれとともに手摺支柱Bの受止めを行う
ようにその外径寸法より大きくした手摺支柱Bの回動範
囲を画するようにした幅広部6としたものとしてある。
【0009】対向一対の起立壁2は,本例において手摺
前後方向に位置し,対向一対の固定壁3が手摺長手方向
に位置するように構成し,又はこの位置関係をなすよう
にパラペット,ベランダ,廊下等のコンクリート躯体C
上にブラケットAを載置固定するものとしてあり,これ
によって上記挿入部4は手摺前後方向に上記上方拡開状
にして深さ方向に逆ハ字状をなすものとしてあり,従っ
て本例にあって上記挿入部4に手摺支柱Bの下端部を直
接に挿入することによって,手摺支柱Bは,その長手方
向下端を幅狭部5の一端に対接し,これを回動支点とす
る一方,長手方向下端部中間位置が幅広部6の一端,本
例にあっては更にテーパー面に対接するまでの間,即ち
該幅広部6によって回動範囲が画されるまでの間で,手
摺前後方向に傾斜回動自在となるに至る。
【0010】図中8は押付ネジであり,該押付ネジ8
は,上記手摺前後方向に位置する対向一対の起立壁2に
それぞれ穿設した螺孔7に螺装することによって手摺支
柱Bの上記傾斜回動自在とした傾斜方向に向けて挿入部
4内に突没自在に外側から回動操作可能とした各並列一
対のものとしてあり,本例にあって該押付ネジ8は対向
一対の起立壁2間で上下方向上方の幅広部6近傍にして
同一高さ位置にそれぞれ螺装するものとしてある。
【0011】従って上記手摺支柱Bの下端部を挿入部4
に挿入して,該対向一対の起立壁2に各並列一対の押付
ネジ8を締付け方向に回動することによって,押付ネジ
8は挿入部4内に突出して手摺支柱B下端部の側面に至
り,該手摺支柱B両側面を同一位置で押圧して,これを
挟圧保持するに至り,このとき挿入部4への突出量を対
向一対の起立壁2側で変化することによって,上記傾斜
回動した手摺支柱Bの,手摺前後方向の傾斜角度に応じ
たブラケットAに対する立設角度を調整自在とするとと
もにこれを維持自在とするに至る。
【0012】手摺支柱BのブラケットAに対する固定立
設は,上記貫通ボルト10とナット11によって,公知
のものと同様に行うものとしてあり,このとき貫通ボル
ト10の位置は対向一対の固定壁3の上下方向任意の位
置としてあり,本例にあってこの固定手段は,上記押付
ネジ8の挟圧保持によって得られる手摺支柱Bの固定に
加えて,更にブラケットAに対する固定立設を確実とす
るようにこれを用いたものとしてある。
【0013】図5乃至図7は,他の例を示すもので,本
例にあって挿入部4は,同様にその手摺前後方向に位置
する対向一対の起立壁2の肉厚を変化させて対向する内
面を,例えばテーパー面とすることによって下方拡開状
にして深さ方向に断面ハ字状に形成したものとしてあ
り,これにより挿入部4は,その深さ方向の上端側一方
を,手摺支柱Bの回動支点をなす幅狭部5とし,また深
さ方向の下端側を手摺支柱Bの回動範囲を画する幅広部
6とし,更に対向一対の起立壁2に設けた押付ネジ8を
上下方向下方の幅広部6近傍にして同一高さ位置とした
例であり,本例にあっても,上記例と同様にブラケット
Aに対する手摺支柱Bの手摺前後方向の立設角度を調整
自在とするとともにこれを押付ネジ8で維持自在とした
ものとしてある。
【0014】図8乃至図10は,同じく他の例を示した
もので,本例にあってブラケットAは,例えば階段側面
のささら桁面に押付け状とするようにコンクリート躯体
Cに対接固定する階段手摺用のものとしてあり,底基板
1と,該底基板1上に同様に一体に起立形成し,同じく
囲繞区画壁をなすように挿入部4を囲繞区画した手摺前
後方向に対向一対にして一対間で異高とした起立壁2及
び固定壁3,上記対向一対の起立壁2一方の側方に張出
し突設した上記対接固定用の張出し壁15とを備えてな
り,上記挿入部4を前記と同様テーパー面による上方拡
開状にして深さ方向に断面逆ハ字状とした上端側に幅広
部6,下端側に幅狭部5を配置したものとしてあり,ま
た対向一対にして異高の起立壁2に螺装した押付ネジ8
は,これを上下方向上方の幅広部6近傍にして手摺後方
においてコンクリート躯体C側でその上方に突出する突
出部位の上位に,手摺前方においてそれより下位にして
異高位置とした例であり,同じくこの場合もブラケット
Aに対する手摺支柱Bの手摺前後方向の立設角度を調整
自在とするとともにこれを押付ネジ8で維持自在とした
ものとしてある。
【0015】図11乃至図13は,更に他の例を示した
もので,本例にあっては,上記ブラケットAの挿入部4
に挿入し押付ネジ8によって挟圧保持する手摺支柱Bの
下端部に代えて,手摺支柱Bにその下端部の中空部内に
嵌合して該手摺支柱Bを支持する支持部材20を設け,
該支持部材20をブラケットAの挿入部4に挿入し,押
付ネジ8によって該支持部材20を挟圧保持してなるも
のとした例である。
【0016】このとき本例にあって支持部材20は,上
方に手摺支柱Bの中空部に嵌合する嵌合部21と,下方
に手摺支柱Bの下端部に相応するように垂下突設した垂
下部22と,嵌合部21,垂下部22間に手摺支柱Bの
下端縁を載置受止めする支柱受座23とを備えて,例え
ばアルミ鋳物で一体成形し又はアルミ押出材に上記支柱
受座23を固定する等して一体形成したものとしてあ
り,嵌合部21を手摺支柱Bの中空部に,該手摺支柱B
下端縁が支柱受座23に突当たるように密嵌状に嵌合す
ることによって該手摺支柱BをブラケットA上に支持す
る一方,垂下部22を,上記と同様上方拡開状にして逆
ハ字状とし,上端側に幅広部6,下端側に幅狭部5を配
置した挿入部4に挿入し,上記手摺支柱Bの下端部と同
様に押付ネジ8によって該支持部材20を挟圧保持する
ものとしてあり,同じく固定手段としての貫通ボルト1
0とナット11によってブラケットAに固定した支持部
材20を用い,これを介することによって,同様にブラ
ケットAに対して手摺支柱Bの手摺前後方向の立設角度
を調整自在とするとともにこれを押付ネジ8で維持自在
としたものとしてある。
【0017】なお図中9は上記貫通ボルト10用のボル
ト孔,12はブラケットAのコンクリート躯体C載置固
定用の固定金具13用透孔,14は起立壁2及び固定壁
3の補強部,24は支持部材20下端V字状底面であ
る。
【0018】図示した例は以上のとおりとしたが,挿入
部を,例えば固定基板又は底基板に一体に起立形成した
対向一対の起立壁によって上向き開口して区画形成した
ものとすること(この場合押付ネジの挟圧保持を後述の
ように固定手段に兼用することが好ましい),挿入部の
形成を,必要に応じて上記肉厚の変化に代えて,起立壁
の傾斜配置によって行うものとすること,挿入部を上方
拡開状,下方拡開状又は対向面平行の上下同幅状とする
とともに手摺支柱の回動支点をなす幅狭部を対向一対の
起立壁内面方向に突出形成した,例えば断面三角形状,
半円形状等にして起立壁幅方向に一連又は断続設置の突
出部によって形成するようにすること,このとき幅狭部
は,これを挿入部の上下方向上方又は下方の中間位置に
配設するようにすること,対向一対の起立壁を手摺長手
方向に位置するように配置し,挿入部を該手摺長手方向
に幅狭部と幅広部を有して,手摺支柱を手摺長手方向に
傾斜回動自在とすること,手摺支柱の中空部に補強用の
中芯を嵌挿し該中芯により押付ネジによる手摺支柱の変
形を防止すること,手摺支柱を支持する支持部材を,手
摺支柱の下端部を被嵌して手摺支柱を支持するように形
成すること,上記対向一対の起立壁に螺装した押付ネジ
の挟圧保持を,上記手摺支柱又はその支持部材をブラケ
ットに固定立設する固定手段に兼用するものとするこ
と,該押付ネジによる兼用の固定手段と別途に固定手段
を用いるとき,対向一対の固定壁を介して配設した支柱
固定ネジの螺着によるものとすること等も可能であり,
これらを含めて本発明の実施に当っては,ブラケット,
その挿入部,幅狭部,幅広部,手摺支柱,押付ネジ,必
要に応じて用いる支持部材等の各具体的材質,形状,構
造,これらの関係,これらに対する付加等,発明の形態
は上記発明の要旨に反しない限り様々なものとすること
ができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したので,
請求項1は,コンクリート躯体の凹凸を吸収して簡易な
構造にして確実に手摺支柱の垂直な立設をなし得るよう
にした角度自在の手摺支柱立設装置を提供することがで
きる。
【0020】請求項2は,上記に加えて支持部材を用い
ることによって,例えばアルミ押出材等の手摺支柱を用
いるに際して,押付ネジによる手摺支柱の凹陥変形やこ
れによる挟圧保持の不良を防止して,確実な立設角度の
維持を行うものとすることができる。
【0021】請求項3は,同じく上記に加えて手摺支柱
又は支持部材のブラケットに対する固定を,押付ネジに
よる立設角度の維持によってこれとともに簡易に行うも
のとすることができる。
【0022】請求項4は,同じく上記に加えて手摺支柱
又はその支持部材の挿入部への挿入の安定性を向上しま
たこれらの固定を確実且つ強固なものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】手摺支柱とブラケットの関係を示す斜視図
【図2】手摺支柱の設置状態を示す平面図
【図3】手摺支柱の設置状態を示す側面図
【図4】ブラケットと手摺支柱との関係を示す縦断面図
【図5】手摺支柱とブラケットの関係を示す斜視図
【図6】手摺支柱の設置状態を示す平面図
【図7】手摺支柱の設置状態を示す側面図
【図8】手摺支柱とブラケットの関係を示す斜視図
【図9】手摺支柱の設置状態を示す平面図
【図10】手摺支柱の設置状態を示す正面図
【図11】手摺支柱とブラケットの関係を示す斜視図
【図12】手摺支柱の設置状態を示す平面図
【図13】手摺支柱の設置状態を示す側面図
【符号の説明】
A ブラケット B 手摺支柱 C コンクリート躯体 2 起 立 壁 3 固定壁 4 挿入部 5 幅狭部 6 幅広部 8 押付ネジ 10 貫通ボルト 11 ナット 20 支持部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート躯体固定用のブラケットに
    少くとも対向一対の起立壁によって上向きに開口して区
    画形成した挿入部に手摺支柱の下端部を挿入し,適宜の
    固定手段によって該手摺支柱をブラケットに固定立設す
    るようにしてなる手摺支柱の立設装置であって,上記対
    向一対の起立壁による挿入部を深さ方向の上下一方に手
    摺支柱の回動支点をなす幅狭部を,上下他方に手摺支柱
    の回動範囲を画する幅広部を対として配置した支柱回動
    用の挿入部とし該挿入部に上記下端部を挿入した手摺支
    柱を手摺前後方向又は手摺長手方向に傾斜回動自在とし
    且つ上記対向一対の起立壁に手摺支柱傾斜方向に向けて
    螺装した押付ネジによる下端部の挟圧保持によって手摺
    支柱のブラケットに対する立設角度を維持自在としてな
    ることを特徴とする角度自在の手摺支柱立設装置。
  2. 【請求項2】 上記ブラケットの挿入部に挿入し押付ネ
    ジによって挟圧保持する手摺支柱の下端部に代えて,手
    摺支柱にその下端部を被嵌し又は下端部の中空部内に嵌
    合して該手摺支柱を支持する支持部材を設け,該支持部
    材をブラケットの挿入部に挿入し押付ネジによって該支
    持部材を挟圧保持してなることを特徴とする請求項1の
    角度自在の手摺支柱立設装置。
  3. 【請求項3】 上記対向一対の起立壁に螺装した押付ネ
    ジの挟圧保持を,上記手摺支柱又はその支持部材をブラ
    ケットに固定立設する固定手段に兼用してなることを特
    徴とする請求項1又は2の角度自在の手摺支柱立設装
    置。
  4. 【請求項4】 上記挿入部を,上記対向一対の起立壁と
    その交差方向の対向一対の固定壁とによって上向き開口
    平面方形又は矩形状に区画形成し,上記手摺支柱又はそ
    の支柱部材をブラケットに固定立設する固定手段を上記
    対向一対の固定壁を介して配設した貫通ボルトとナット
    の締着又は支柱固定ネジの螺着によるものとしてなるこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3の角度自在の手摺支
    柱立設装置。
JP19287896A 1996-07-03 1996-07-03 角度自在の手摺支柱立設装置 Expired - Lifetime JP2850292B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19287896A JP2850292B2 (ja) 1996-07-03 1996-07-03 角度自在の手摺支柱立設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19287896A JP2850292B2 (ja) 1996-07-03 1996-07-03 角度自在の手摺支柱立設装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1018541A true JPH1018541A (ja) 1998-01-20
JP2850292B2 JP2850292B2 (ja) 1999-01-27

Family

ID=16298487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19287896A Expired - Lifetime JP2850292B2 (ja) 1996-07-03 1996-07-03 角度自在の手摺支柱立設装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2850292B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20080045967A (ko) * 2006-11-21 2008-05-26 주식회사 엘지화학 울타리 설치용 펜스결합수단
KR100976543B1 (ko) 2009-11-03 2010-08-17 용두조경개발(주) 건축물 지지용 구조물
KR101230544B1 (ko) 2010-11-10 2013-02-06 용두조경개발(주) 건축물 지지용 구조물
GB2477465B (en) * 2010-07-26 2013-11-13 Zaun Ltd Security fence assembly
KR20140003592U (ko) * 2012-12-05 2014-06-13 대우조선해양 주식회사 선박의 이동용 핸드레일 지지대 고정구조
KR20200001411U (ko) * 2018-12-19 2020-06-29 대구시설공단 펜스에 사용되는 목재기둥 고정판용 덮개

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20080045967A (ko) * 2006-11-21 2008-05-26 주식회사 엘지화학 울타리 설치용 펜스결합수단
KR100976543B1 (ko) 2009-11-03 2010-08-17 용두조경개발(주) 건축물 지지용 구조물
GB2477465B (en) * 2010-07-26 2013-11-13 Zaun Ltd Security fence assembly
KR101230544B1 (ko) 2010-11-10 2013-02-06 용두조경개발(주) 건축물 지지용 구조물
KR20140003592U (ko) * 2012-12-05 2014-06-13 대우조선해양 주식회사 선박의 이동용 핸드레일 지지대 고정구조
KR20200001411U (ko) * 2018-12-19 2020-06-29 대구시설공단 펜스에 사용되는 목재기둥 고정판용 덮개

Also Published As

Publication number Publication date
JP2850292B2 (ja) 1999-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2850292B2 (ja) 角度自在の手摺支柱立設装置
JP3025664B2 (ja) 手摺支柱立設用ブラケット及びこれを用いた手摺支柱立設装置
JPH0334997Y2 (ja)
JP2772781B2 (ja) 手摺支柱方立て金具
JP2631083B2 (ja) 直付手摺支柱ブラケット
KR200415619Y1 (ko) 거푸집 설치용 수평 조절장치
JPH07259289A (ja) 手摺支柱立設装置
JP3017011B2 (ja) 手摺支柱立設装置
JP2582727B2 (ja) 手摺支柱立設装置
JPH06146523A (ja) 手摺支柱固定装置
JP2593767B6 (ja) 後付手摺の支柱ホルダー固定装置
JP2001073437A (ja) 便器取付フレーム
JP2572558Y2 (ja) 吊架台の固定構造
JPH042258Y2 (ja)
JPH08218528A (ja) カーテンウォールの固定装置
JPS6134726Y2 (ja)
JPH07217142A (ja) 手摺支柱ブラケット
JP2631627B2 (ja) 手摺支柱固定装置
JPH09268730A (ja) 手摺支柱角度自在ブラケット
JP2766975B2 (ja) 手摺支柱立設装置
JPS6246733Y2 (ja)
JPH10115065A (ja) 手摺支柱立設装置
JP2593767B2 (ja) 後付手摺の支柱ホルダー固定装置
JP3280329B2 (ja) 手摺支柱の取付具
JP2002146987A (ja) 後付手摺支柱固定金具及び後付手摺支柱固定方法