JPH10181392A - 車両用シート取付構造 - Google Patents

車両用シート取付構造

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JPH10181392A
JPH10181392A JP9200479A JP20047997A JPH10181392A JP H10181392 A JPH10181392 A JP H10181392A JP 9200479 A JP9200479 A JP 9200479A JP 20047997 A JP20047997 A JP 20047997A JP H10181392 A JPH10181392 A JP H10181392A
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seat
locking
vehicle
holding means
vehicle width
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Kunimichi Odagaki
邦道 小田垣
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Honda Motor Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/005Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
    • B60N2/015Attaching seats directly to vehicle chassis
    • B60N2/01508Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments
    • B60N2/01516Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments with locking mechanisms
    • B60N2/01583Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments with locking mechanisms locking on transversal elements on the vehicle floor or rail, e.g. transversal rods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/005Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用状況等に応じてシートを車幅方向に移動可
能にし、汎用性に優れる車両用シート取付構造を提供す
る。 【解決手段】車幅方向に配置された第1リヤシート2
6、28を有し、この第1リヤシート26を前記第1リ
ヤシート28に近接する位置に保持する第1保持手段3
8と、前記第1リヤシート26を該第1リヤシート28
から離間するサイドドア16a側に保持する第2保持手
段40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車幅方向に二以上
のシートが配置される車両用シート取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、乗用車として、ワゴンやRV(Re
creational Vehicle)等の多様性を有する自動車が普及
しつつある。この種の車両では、例えば、1列目から2
列目まで、さらには1列目から3列目までの車室内移動
(以下、ウォークスルーという)を可能にする構造等を
採用することにより、種々の要請に対応している。
【0003】この種のウォークスルーを可能にするため
に、図16および図17に示す構造が考えられる。すな
わち、図16において、車両1aの車室内には、車長方
向(矢印A方向)後方に向かってフロントシート2a、
第1リヤシート3aおよび第2リヤシート4aが3列に
配置されている。そして、フロントシート2aの間およ
び第1リヤシート3aの間には、直線状ウォークスルー
用通路5aが一体的に設けられている(図16中、矢印
X参照)。
【0004】また、図17に示す車両1bでは、フロン
トシート2b、第1リヤシート3bおよび第2リヤシー
ト4bが3列に配置されるとともに、この第1リヤシー
ト3bがベンチシートを構成しており、前記車両1bの
車室側部、すなわち、一方のサイドドア6に近接して配
設されている。従って、フロントシート2bの間および
第1リヤシート3bと他方のサイドドア7との間に、ウ
ォークスルー用通路5bが一体的に設けられている(図
17中、矢印Y参照)。
【0005】ところで、図16に示す車両1aでは、第
1リヤシート3aが両サイドドア6、7に近接して配置
されている。このため、特にサイドドア6または7を開
けて第2リヤシート4aへの乗り降りを行おうとする
際、第1リヤシート3aが邪魔になるおそれがある。
【0006】一方、図17に示す車両1bでは、第1リ
ヤシート3bとサイドドア7との間にスペースが存在す
るため、このサイドドア7を開けて第2リヤシート4a
に容易に乗り込むことができるが、ウォークスルー用通
路5bが車室内で蛇行している上にルーフも低くなり、
直線的なウォークスルー用通路5aに比べて移動が煩雑
になり易い。
【0007】従って、利用者は、車両購入時に、上記の
利便性や欠点を考慮していずれかのタイプを選択してい
る。しかしながら、利用者の年齢や体格等によって、便
利と感じる程度や不便と感じる程度が大きく異なってお
り、幅広い層の利用者を満足させることは困難であると
いう問題が指摘されている。
【0008】そこで、特公平7−23071号公報に開
示されているように、運転席の後方に配置されるシート
が、互いに独立した左右のセパレート式独立シートで構
成され、前記左右の独立シートが接近離間するようにス
ライド可能であるシート装置が知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
ベースフレーム上に一対のガイドレールの一端が固定さ
れるとともに、前記ガイドレールの他端に独立シートが
固定されている。そして、ガイドレールは、車体前後方
向に対して所定角度だけ傾斜しており、その傾斜方向が
独立シートのスライド方向になっている。このため、独
立シートは、前方スライド位置と後方スライド位置とに
進退することになり、前記独立シートを車幅方向に沿っ
て移動させることができない。
【0010】これにより、一方の独立シートを固定した
状態で、他方の独立シートをスライドさせて各独立シー
ト間および前記他方の独立シートとサイドドアとの間
に、選択的にウォークスルー用通路を設けようとする
と、前記一方の独立シートと前記他方の独立シートと
が、いずれかの配置状態で車幅方向に対して整列不能に
なるという問題が指摘されている。
【0011】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、使用状況等に応じてシートを車幅方向に沿って移
動可能にし、汎用性に優れる車両用シート取付構造を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明では、車幅方向に二以上のシートが配置さ
れており、少なくとも一のシートが、第1保持手段を介
してこれに隣り合う別のシートに近接する位置に保持さ
れる一方、第2保持手段を介して前記別のシートから離
間する車室側部に保持される。
【0013】このため、第1保持手段を使用することに
より、一のシートと別のシートとでベンチシートが構成
されて車室側部にウォークスルー用通路が形成される。
一方、第2保持手段を使用することにより、キャプテン
シートが構成されて一のシートと別のシートとの間にウ
ォークスルー用通路が形成される。従って、第1保持手
段と第2保持手段とを選択的に使用するだけで、種々の
使用状況等に容易に対応することができる。
【0014】ここで、第1および第2保持手段は、車幅
方向に位置決め配置される係止棒体と、前記係止棒体か
ら車長方向に所定の距離だけ離間するストライカとを有
する。一方、一のシートは、係止棒体に係合するフック
部材と、ストライカとの係止方向に付勢されるラッチ部
材と、前記ラッチ部材と前記ストライカとの係止状態を
解除するための操作部とを備える。これにより、シート
取付構造全体が有効に簡素化されるとともに、作業が容
易かつ効率的に遂行可能になる。
【0015】また、本発明では、第1および第2保持手
段が、一のシートが車幅方向に移動する範囲に対応して
前記車幅方向に延在する係止棒体を有するとともに、前
記一のシートに設けられた係止手段が、前記係止棒体に
係合した状態で該一のシートを車幅方向に移動可能なフ
ック部材を備える。
【0016】このため、一のシートを車幅方向に移動さ
せる際には、ロック手段による前記一のシートの保持作
用を解除した後、フック部材を係止棒体に係合させた状
態で該一のシートを車幅方向にスライドさせるだけでよ
い。従って、一のシートを完全に離脱させる必要がな
く、この一のシートの取り扱い作業が一層簡単かつ効率
的に遂行される。
【0017】さらにまた、本発明では、一のシートが、
横方向レール部材に沿って別のシートに近接する位置か
ら該別のシートに対して車幅一方向に離間する車室側部
まで移動自在である。これにより、一のシートを横方向
レール部材に沿ってスライドさせるだけでよく、前記一
のシートの取り扱い作業性が有効に向上する。
【0018】その際、横方向レール部材には、一のシー
トを別のシートに近接する位置に保持する第1保持手段
と、前記一のシートを、前記別のシートから車幅一方向
に離間する車室側部に保持する第2保持手段とが設けら
れる。従って、一のシートを所望の位置に確実に保持す
ることが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る車両用シート取付構造10が採用される車両12
の内部概略斜視説明図であり、図2は、前記車両12の
内部概略平面説明図である。
【0020】車両12は、フロントドア14a、14b
とサイドドア16a、16bとを備えており、このフロ
ントドア14a、14bおよびこのサイドドア16a、
16bにより外部に開閉される車室18内のフロア20
上には、車長方向(矢印A方向)後方に向かってフロン
トシート22、24と第1リヤシート26、28と第2
リヤシート30とが3列に設けられる。この第1リヤシ
ート26、28に、本実施形態に係るシート取付構造1
0が採用される。
【0021】第1リヤシート26は、着座部32と、背
もたれ部34と、この背もたれ部34の上縁に着脱自在
なヘッドレスト36とを備える。第1リヤシート28
は、前記第1リヤシート26と同様に構成されており、
同一の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な
説明は省略する。
【0022】シート取付構造10は、第1リヤシート2
6を第1リヤシート28に近接する第1位置P1に保持
する第1保持手段38と、この第1リヤシート26を前
記第1リヤシート28から離間する車室側部、すなわち
サイドドア16a側に近接する第2位置P2に保持する
第2保持手段40とを備える。
【0023】図3に示すように、第1保持手段38は、
フロア20上に車幅方向(矢印B方向)に所定の距離だ
け離間して設けられる第1係止棒体42a、42bと、
前記第1係止棒体42a、42bより後方(矢印A方
向)に所定の距離だけ離間して設けられる第1ストライ
カ44a、44bとを有する。
【0024】図4に示すように、第1係止棒体42a、
42bは、略コ字状を有しており、この第1係止棒体4
2a、42bの下方に位置するフロア20には、必要に
応じて逃げ用凹部46が設けられる。第1ストライカ4
4a、44bは、同様に略コ字状を有しており、その下
方には、必要に応じて逃げ用凹部48が設けられる。
【0025】第2保持手段40は、第1保持手段38を
構成する第1係止棒体42bを挟んで車幅方向(矢印B
方向)に所定の間隔だけ離間してフロア20上に設けら
れる第2係止棒体50a、50bと、この第2係止棒体
50a、50bより後方(矢印A方向)に所定の距離だ
け離間し、かつ前記第1保持手段38を構成する第1ス
トライカ44bを挟んで前記フロア20上に設けられる
第2ストライカ52a、52bとを有する。フロア20
には、第2係止棒体50a、50bの下方および第2ス
トライカ52a、52bの下方に対応し必要に応じて逃
げ用凹部54、56が形成される。
【0026】図4および図5に示すように、第1リヤシ
ート26を構成する着座部32の両側には、この第1リ
ヤシート26を第1保持手段38と第2保持手段40と
に選択的に装着するための係止手段58およびロック手
段60が設けられる。係止手段58は、着座部32の前
方側下端に固着されるフック部材62a、62bを有す
る。このフック部材62a、62bは、第1および第2
保持手段38、40を構成する第1係止棒体42a、4
2bおよび第2係止棒体50a、50bに対応して所定
の間隔ずつ離間して配置されており、水平方向に延在す
る係止溝部64a、64bを設けている。
【0027】ロック手段60は、着座部32の後端側下
部に設けられて一対の駆動ワイヤ66にそれぞれの一端
が係合する一対のレバー部材68を備え、このレバー部
材68の他端に回動軸70が固着される。回動軸70に
は、ラッチ部材72の一端側が固着されるとともに、前
記回動軸70に巻回されたコイルスプリング74の一端
が、図示しないフレームに固着された係止部材76に支
持されるとともに、前記コイルスプリング74の他端
が、前記ラッチ部材72の突起部78に係止される。
【0028】コイルスプリング74は、ラッチ部材72
を、常時、矢印C方向に付勢しており、このラッチ部材
72の他端側に爪部80が設けられる。ラッチ部材72
には、図示しないフレームに固着されたガイドピン82
が嵌合する溝部84が設けられている。一対の駆動ワイ
ヤ66は、着座部32の前方に引き出され、操作部86
に一体的に係合している。
【0029】第1リヤシート28は、図3に示すよう
に、第3保持手段90を介してサイドドア16b側の車
室側部に保持される。第3保持手段90は、第1および
第2保持手段38、40と同様に、所定の間隔だけ離間
する第1係止棒体92a、92bと、この第1係止棒体
92a、92bの後方(矢印A方向)に所定距離だけ離
間して設けられる第3ストライカ94a、94bとを備
える。第1リヤシート28を構成する着座部32には、
第1リヤシート26と同様に係止手段およびロック手段
(共に図示せず)が設けられている。
【0030】このように構成される第1の実施形態に係
るシート取付構造10の動作について、以下に説明す
る。
【0031】図2および図6に示すように、第1リヤシ
ート26が第2保持手段40に保持された状態(第2位
置P2)では、この第1リヤシート26がサイドドア1
6a側に配置されるとともに、第1リヤシート28がサ
イドドア16b側に配置されており、前記第1リヤシー
ト26、28間にスペースが存在している。このため、
フロントシート22、24の間から第1リヤシート2
6、28の間を通って第2リヤシート30に直線的(矢
印D方向)に延在するウォークスルー用通路100が形
成され、所謂、キャプテンシートモードとなる。従っ
て、車室18内での移動が極めて容易に遂行される。
【0032】次いで、第1リヤシート26を第1リヤシ
ート28側に近接して配置する作業について説明する。
図4および図5に示すように、操作部86が車両12の
前方(矢印E方向)に引張されると、この操作部86に
連結されている一対の駆動ワイヤ66が矢印E方向に引
張される。このため、駆動ワイヤ66に一端が係合する
レバー部材68は、矢印F方向に揺動し、このレバー部
材68の揺動支点である回動軸70がコイルスプリング
74の弾発力に抗して回動する。回動軸70には、ラッ
チ部材72の一端側が固着されており、このラッチ部材
72は、矢印C方向とは逆の矢印G方向に揺動して、爪
部80が第2保持手段40を構成する第2ストライカ5
2a、52bから離脱する。
【0033】この状態で、第1リヤシート26の着座部
32の後部側を上方に傾けながら、この着座部32の前
部側に設けられている係止手段58を構成するフック部
材62a、62bの係止溝部64a、64bから第2係
止棒体50a、50bを離脱させる。これにより、着座
部32は、第2保持手段40から離脱される(図7参
照)。
【0034】さらに、図7中、矢印に示すように、第1
リヤシート26は、第2保持手段40の上方から第1保
持手段38の上方に移動され、この第1リヤシート26
の着座部32に設けられているフック部材62a、62
bの係止溝部64a、64bに前記第1保持手段38の
第1係止棒体42a、42bを係合させる。
【0035】一方、ロック手段60では、操作部86が
引張されてラッチ部材72がガイドピン82と溝部84
との案内作用下に矢印G方向に所定の角度に保持された
状態で、第1ストライカ44a、44bに対応して移送
される。そして、操作部86の引張力が解除されると、
各ラッチ部材72は、コイルスプリング74の弾発力を
介して回動軸70と一体的に矢印C方向に変位し、爪部
80が第1ストライカ44a、44b内に揺動して固定
される。
【0036】これにより、第1リヤシート26は、第1
保持手段38に保持され、図8に示すように、前記第1
リヤシート26と第1リヤシート28とが当接してベン
チシートを構成し(第1位置P1)、該第1リヤシート
26とサイドドア16aとの間に所定のスペースが形成
される。従って、車室18内には、フロントシート2
2、24の間から第1リヤシート26とサイドドア16
aとの間を通って第2リヤシート30に至る屈曲したウ
ォークスルー用通路102が形成され、所謂、ベンチシ
ートモードとなる(矢印H参照)。
【0037】この場合、ウォークスルー用通路102
は、屈曲するものの、第1リヤシート26とサイドドア
16aとの間にスペースが形成される。このため、特に
サイドドア16aから第2リヤシート30への乗り降り
を行う際、前記第1リヤシート26に邪魔されることが
なく、前記第2リヤシート30への乗り降り動作が円滑
に遂行される。
【0038】このように、第1の実施形態では、車幅方
向(矢印B方向)に第1リヤシート26、28が配置さ
れており、この第1リヤシート28が、車室18内でサ
イドドア16b側に近接して配置される一方、前記第1
リヤシート26が、第1および第2保持手段38、40
を介して該第1リヤシート28に近接する第1位置P1
と、この第1リヤシート28から離間してサイドドア1
6a側に近接する第2位置P2とに配置自在である。
【0039】これにより、図6に示すように、センター
ウォークスルーを可能にする直線上ウォークスルー用通
路100を形成する場合や、図8に示すように、特にサ
イドドア16aから第2リヤシート30への乗り降りを
円滑に行う要請等が生じたとき、第1リヤシート26を
移動させるだけで、容易かつ迅速に対応することができ
る。従って、ライフスタイルの変化等による車両12に
対する仕様の変更に容易に対応し、幅広い層の利用者を
満足させることが可能になるという効果が得られる。
【0040】さらに、第1および第2保持手段38、4
0は、実質的にフロア20上に設けられた第1係止棒体
42a、42b、第2係止棒体50a、50bおよび第
1ストライカ44a、44b、第2ストライカ52a、
52bを備えるだけでよい。このため、シート取付構造
10全体の構成が一挙に簡素化されるという利点が得ら
れる。
【0041】なお、第1の実施形態では、着座部32
に、図4および図5に示すロック手段60を設けている
が、このロック手段60に代替して、図9に示すロック
手段120を用いることができる。
【0042】ロック手段120は、駆動ワイヤ122に
一端が係合するレバー部材124を備え、このレバー部
材124の他端に回動軸126を介してカム部材128
が係着される。カム部材128は、ガイドピン130と
ガイド溝132を介して回動範囲が規制されており、軸
134を介して回動自在なラッチ部材136は、ガイド
ピン138とガイド溝140を介してその回動範囲が規
制されている。
【0043】ラッチ部材136の周面には、カム部材1
28に係合する切り欠き部142と、この切り欠き部1
42に前記カム部材128が係合した状態で、第1スト
ライカ44a、44bまたは第2ストライカ52a、5
2bに係合する爪部144とが設けられる。カム部材1
28とラッチ部材136は、それぞれのガイドピン13
0、138に張設されたコイルスプリング146を介し
て矢印方向に付勢されている。
【0044】このように構成されるロック手段120で
は、駆動ワイヤ122が矢印I方向に引張されると、レ
バー部材124が矢印J方向に揺動して回動軸126と
一体的にカム部材128が矢印J方向に回動する。そし
て、カム部材128は、ラッチ部材136の切り欠き部
142から離脱し、このラッチ部材136がコイルスプ
リング146の引張作用下にガイドピン138とガイド
溝140の案内作用下に矢印K方向に揺動する。これに
より、ラッチ部材136の爪部144は、第1ストライ
カ44a、44bまたは第2ストライカ52a、52b
から離脱する。従って、ロック手段120は、前述した
ロック手段60と同様の作用を営むことができる。
【0045】次に、本発明の第2の実施形態に係る車両
用シート取付構造200について説明する。なお、第1
の実施形態に係るシート取付構造10と同一の構成要素
には、同一の参照符号を付してその詳細な説明は省略す
る。
【0046】図10および図11に示すように、シート
取付構造200は、第1リヤシート26を、第1リヤシ
ート28に近接する第1位置P1aからこの第1リヤシ
ート28に対して離間する車室側部、すなわちサイドド
ア16aに近接する第2位置P2aまで移動自在に支持
する横方向レール部材202、204を備える。第1リ
ヤシート26の底部には、横方向レール部材202、2
04に係合して車幅方向にスライド可能な可動ガイド部
材206、208が互いに平行に固着される(図12参
照)。
【0047】横方向レール部材202、204は、互い
に平行して車幅方向(矢印B方向)に延在しており、歩
行の邪魔にならないように、フロア20上で可及的に低
い位置に配設される。なお、フロア20に車幅方向に指
向して凹部210、212を設け、この凹部210、2
12に沿って横方向レール部材202、204を配設す
ることが望ましい(図12参照)。あるいは、フロア2
0上に設けられるフロアカーペット(図示せず)に、横
方向レール部材202、204に対応した逃げ用開口部
を形成することが望ましい。
【0048】図13に示すように、横方向レール部材2
02、204には、第1リヤシート26を第1リヤシー
ト28に近接する第1位置P1aに保持する第1保持手
段214と、この第1リヤシート26をサイドドア16
a側に近接する第2位置P2aに保持する第2保持手段
216とが設けられる。
【0049】第1および第2保持手段214、216
は、それぞれ横方向レール部材202、204の所定の
位置に固定される係止部材218、220と、可動ガイ
ド部材206、208に回動自在に設けられて前記係止
部材218、220に係合自在なラッチ部材222、2
24とを備える。ラッチ部材222は、操作レバー22
6に連結されて回動自在であり、この操作レバー226
に駆動ワイヤ228の一端が係合する一方、前記駆動ワ
イヤ228の他端がラッチ部材224に連結される。ラ
ッチ部材222、224は、図示しないスプリングを介
して係止部材218、220側に付勢されている。
【0050】このように構成されるシート取付構造20
0では、第1リヤシート26を、図10に示すキャプテ
ンシートモードからベンチシートモード(図11中、実
線参照)に変更する際、先ず、図13に示すように、操
作レバー226が矢印M方向に揺動される。このため、
ラッチ部材222が係止部材218から離脱するととも
に、駆動ワイヤ228を介してラッチ部材224が係止
部材220から離脱する。従って、第2保持手段216
による第1リヤシート26の固定作用が解除される。
【0051】この状態で、第1リヤシート26は、横方
向レール部材202、204に沿って第1リヤシート2
8側に移動された後、操作レバー226の操作が解除さ
れる。これにより、ラッチ部材222、224は、第1
保持手段214を構成する係止部材218、220に係
合し、第1リヤシート26がベンチシートモードに固定
される。
【0052】このように、第2の実施形態では、第1リ
ヤシート26が横方向レール部材202、204に沿っ
て車幅方向にスライドされるだけで、この第1リヤシー
ト26がキャプテンシートモードとベンチシートモード
とに変更可能となる。従って、特に第1リヤシート26
を持ち上げる必要がなく、前記第1リヤシート26の移
動が一層容易かつ効率的に遂行されるという効果が得ら
れる。
【0053】図14は、本発明の第3の実施形態に係る
車両用シート取付構造300の斜視説明図である。な
お、第1の実施形態に係るシート取付構造10と同一の
構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明
は省略する。
【0054】シート取付構造300は、第1リヤシート
26を図示しない他の第1リヤシートに近接する第1位
置P1に保持する第1保持手段302と、この第1リヤ
シート26を前記図示しない他の第1リヤシートから離
間する車室側部に近接する第2位置P2に保持する第2
保持手段304とを備える。
【0055】第1および第2保持手段302、304
は、第1リヤシート26が車幅方向(矢印B方向)に移
動する範囲に対応して前記車幅方向に所定の長さだけ延
在する共通の係止棒体306、308を有する。係止棒
体306、308は、第1リヤシート26を車幅方向に
移動する際のガイド機能を有しており、この第1リヤシ
ート26の着座部32の前部側に設けられたフック部材
62a、62bがそれぞれ係止棒体306、308に係
合した状態で、前記第1リヤシート26が車幅方向に沿
って第1位置P1と第2位置P2との間で移動可能であ
る。
【0056】このように構成されるシート取付構造30
0では、例えば、第1リヤシート26を第1位置P1か
ら第2位置P2に配置する際に、以下に説明する作業が
行われる。
【0057】先ず、操作部86が矢印E方向に引張さ
れ、駆動ワイヤ66を介してレバー部材68が矢印E方
向に揺動する。このため、回動軸70に一端側が固着さ
れているラッチ部材72が矢印G方向に揺動し、爪部8
0が第1保持手段302を構成する第1ストライカ44
a、44bから離脱する。この状態で、図15に示すよ
うに、第1リヤシート26の着座部32の後部側が上方
に傾けられてロック手段60が解除される一方、係止手
段58を構成するフック部材62a、62bが係止棒体
306、308上に係合している。
【0058】次いで、第1リヤシート26は、図15に
示す前傾姿勢のまま、第1位置P1から第2位置P2に
移動される。その際、第1リヤシート26の着座部32
に設けられているフック部材62a、62bが係止棒体
306、308上に係合した状態で、この第1リヤシー
ト26が車幅方向に移動される。
【0059】このため、第3の実施形態では、作業者
は、第1リヤシート26を第1位置P1から第2位置P
2に移送する間に、この第1リヤシート26の全重量を
支持する必要がなく、前記第1リヤシート26の移送作
業が簡素化される。しかも、フック部材62a、62b
が係止棒体306、308に常時係合されることによ
り、第1リヤシート26の位置決め作業が容易なものと
なる。これにより、操作性が一層向上するという効果が
得られる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る車両用シー
ト取付構造では、車幅方向に二以上のシートが配置され
るとともに、少なくとも一のシートが第1保持手段を介
してこれに隣り合う別のシートに近接する位置に保持さ
れる一方、第2保持手段を介して前記別のシートから離
間する車室側部に保持される。このため、一のシートと
別のシートとでベンチシートを構成して車室側部にウォ
ークスルー用通路を設けることや、キャプテンシートを
構成して前記一のシートと前記別のシートとの間にウォ
ークスルー用通路を形成することが、選択的かつ容易に
行われる。従って、種々の使用状況等に応じて一のシー
トを車幅方向に移動させることができ、汎用性に優れる
という利点が得られる。
【0061】また、本発明では、一のシートが車幅方向
に移動する範囲に対応して、前記車幅方向に延在する共
通の係止棒体を有しており、前記一のシートを前記車幅
方向に移動させる際、該一のシートに設けられた係止手
段が前記係止棒体に、常時、係合可能である。このた
め、一のシート全体を取り外す必要がなく、係止手段と
係止棒体とのガイドおよび保持作用下に、前記一のシー
トを容易かつ確実に車幅方向に対して移動可能になる。
【0062】さらにまた、本発明では、一のシートが、
横方向レール部材に沿って別のシートに近接する位置か
ら該別のシートに対して車幅一方向に離間する車室側部
まで移動自在である。これにより、一のシートを横方向
レール部材に沿ってスライドさせるだけでよく、前記一
のシートの取り扱い作業性が有効に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る車両用シート取
付構造を組み込む車両の内部概略斜視説明図である。
【図2】前記車両の内部概略平面説明図である。
【図3】前記シート取付構造を構成する第1および第2
保持手段の平面説明図である。
【図4】前記シート取付構造の斜視説明図である。
【図5】前記シート取付構造の側面説明図である。
【図6】第1リヤシート同士が離間した状態の概略斜視
説明図である。
【図7】前記第1リヤシートの一方を前記第2保持手段
から第1保持手段に移動させる際の斜視説明図である。
【図8】前記一方の第1リヤシートを別の第1リヤシー
ト側に配置した状態の斜視説明図である。
【図9】前記シート取付構造を構成する別のロック手段
の斜視説明図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る車両用シート
取付構造を組み込む車両の内部概略斜視説明図である。
【図11】前記シート取付構造の平面説明図である。
【図12】前記シート取付構造の側面説明図である。
【図13】前記シート取付構造を構成する保持手段の側
面説明図である。
【図14】本発明の第3の実施形態に係る車両用シート
取付構造の斜視説明図である。
【図15】前記シート取付構造の動作を説明する側面図
である。
【図16】センターウォークスルーの配置状態を示す平
面図である。
【図17】べンチシートの配置状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
10、200、300…シート取付構造 12…車両 16a、16b…
サイドドア 18…車室 20…フロア 26、28、30…リヤシート 32…着座部 38、40、214、216、302、324…保持手
段 42a、42b、50a、50b、306、308…係
止棒体 44a、44b、52a、52b…ストライカ 58…係止手段 60、120…ロ
ック手段 62a、62b…フック部材 66、228…駆
動ワイヤ 72、136、222、224…ラッチ部材 202、204…横方向レール部材 206、208…
可動ガイド部材 218、220…係止部材 226…操作レバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車幅方向に二以上のシートが配置される車
    両において、 少なくとも一のシートを、該一のシートと車幅方向に隣
    り合う別のシートに近接する位置に保持する第1保持手
    段と、 前記一のシートを、前記別のシートから車幅一方向に離
    間する車室側部に保持する第2保持手段と、 を備えることを特徴とする車両用シート取付構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート取付構造において、
    前記第1および第2保持手段は、車幅方向に位置決め配
    置される係止棒体と、 前記係止棒体から車長方向に所定の距離だけ離間するス
    トライカと、 を有し、 前記一のシートには、前記第1保持手段と前記第2保持
    手段とに選択的に係合する係止手段およびロック手段が
    設けられるとともに、 前記係止手段は、前記係止棒体に係合自在なフック部材
    を備え、 前記ロック手段は、前記ストライカとの係止方向に付勢
    されるラッチ部材と、 前記ラッチ部材と前記ストライカとの係止状態を解除す
    るための操作部と、 を備えることを特徴とする車両用シート取付構造。
  3. 【請求項3】車幅方向に二以上のシートが配置される車
    両において、 少なくとも一のシートを、該一のシートと車幅方向に隣
    り合う別のシートに近接する位置に保持する第1保持手
    段と、 前記一のシートを、前記別のシートから車幅一方向に離
    間する車室側部に保持する第2保持手段と、 前記一のシートに設けられ、前記第1保持手段と前記第
    2保持手段とに選択的に係合する係止手段およびロック
    手段と、 を備え、 前記第1および第2保持手段は、前記一のシートが車幅
    方向に移動する範囲に対応して前記車幅方向に延在する
    共通の係止棒体と、 前記係止棒体から車長方向に所定の距離だけ離間するス
    トライカと、 を有し、 前記係止手段は、前記係止棒体に係合した状態で前記一
    のシートを車幅方向に移動可能なフック部材を備えるこ
    とを特徴とする車両用シート取付構造。
  4. 【請求項4】請求項3記載のシート取付構造において、
    前記ロック手段は、前記ストライカとの係止方向に付勢
    されるラッチ部材と、 前記ラッチ部材に駆動ワイヤを介して連結されるととも
    に、前記一のシートの着座部前方に配設されて該ラッチ
    部材と前記ストライカとの係止状態を解除するための操
    作部と、 を備えることを特徴とする車両用シート取付構造。
  5. 【請求項5】車幅方向に二以上のシートが配置される車
    両において、 少なくとも一のシートを、該一のシートと車幅方向に隣
    り合う別のシートに近接する位置から該別のシートに対
    して車幅一方向に離間する車室側部まで移動自在に支持
    する横方向レール部材を備え、 前記横方向レール部材には、前記一のシートを前記別の
    シートに近接する位置に保持する第1保持手段と、 前記一のシートを、前記別のシートから車幅一方向に離
    間する車室側部に保持する第2保持手段と、 が設けられることを特徴とする車両用シート取付構造。
  6. 【請求項6】請求項5記載のシート取付構造において、
    前記第1および第2保持手段は、前記横方向レール部材
    の所定の位置に固定される係止部材と、 前記横方向レール部材に係合して車幅方向にスライド可
    能な可動ガイド部材に回動自在に設けられ、前記係止部
    材に係合するラッチ部材と、 前記ラッチ部材に駆動ワイヤを介して連結されるととも
    に、該ラッチ部材と前記係止部材との係止状態を解除す
    るための操作レバーと、 を備えることを特徴とする車両用シート取付構造。
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