JP3500717B2 - 車両用シート装置 - Google Patents
車両用シート装置Info
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/005—Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
- B60N2/015—Attaching seats directly to vehicle chassis
- B60N2/01508—Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments
- B60N2/01516—Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments with locking mechanisms
- B60N2/01583—Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments with locking mechanisms locking on transversal elements on the vehicle floor or rail, e.g. transversal rods
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/20—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being tiltable, e.g. to permit easy access
- B60N2/206—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being tiltable, e.g. to permit easy access to a position in which it can be used as a support for objects, e.g. as a tray
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- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/30—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats
- B60N2/3002—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats back-rest movements
- B60N2/3004—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats back-rest movements by rotation only
- B60N2/3009—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats back-rest movements by rotation only about transversal axis
- B60N2/3011—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats back-rest movements by rotation only about transversal axis the back-rest being hinged on the cushion, e.g. "portefeuille movement"
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- B60N2/3038—Cushion movements
- B60N2/304—Cushion movements by rotation only
- B60N2/3045—Cushion movements by rotation only about transversal axis
- B60N2/305—Cushion movements by rotation only about transversal axis the cushion being hinged on the vehicle frame
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シート前部を中心とし
てシートを格納状態及びシートを係脱可能とする車両用
シート装置に関するものである。
てシートを格納状態及びシートを係脱可能とする車両用
シート装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の従来技術としては、実公平５−
４６９７８号公報に示されるようなものが知られてい
る。これは、車体のフロアに配設された係合部と、シー
トに固定され係合部に枢支軸を介して回動可能に連結さ
れた係合部材と、シートの後部を車体フロアに対して係
脱自在とした固定機構とからなるものであり、固定機構
により、シートの後部を車体フロアより離脱し、シート
前部の枢支軸を中心としてシートを起倒させ格納状態と
するものである。
４６９７８号公報に示されるようなものが知られてい
る。これは、車体のフロアに配設された係合部と、シー
トに固定され係合部に枢支軸を介して回動可能に連結さ
れた係合部材と、シートの後部を車体フロアに対して係
脱自在とした固定機構とからなるものであり、固定機構
により、シートの後部を車体フロアより離脱し、シート
前部の枢支軸を中心としてシートを起倒させ格納状態と
するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、シートを着座状態から格納状態とするとき枢支軸を
回動中心として格納するが、係合部と係合部材とは枢支
軸によって連結されているため、シート自体の係脱が困
難である。又、シート前部に固定される係合部材と車体
のフロアに配設される係合部とを係合させるのみとし
て、シート自体の係脱を可能とすることも考えられる
が、シートを格納状態にしたとき車体のフロアに固定す
ることができないため、格納状態時のシートが不安定と
なってしまう。
は、シートを着座状態から格納状態とするとき枢支軸を
回動中心として格納するが、係合部と係合部材とは枢支
軸によって連結されているため、シート自体の係脱が困
難である。又、シート前部に固定される係合部材と車体
のフロアに配設される係合部とを係合させるのみとし
て、シート自体の係脱を可能とすることも考えられる
が、シートを格納状態にしたとき車体のフロアに固定す
ることができないため、格納状態時のシートが不安定と
なってしまう。
【０００４】本発明は、格納状態のシートを固定するこ
とができ、且つ、シート自体の係脱を容易に行えること
を課題とする。
とができ、且つ、シート自体の係脱を容易に行えること
を課題とする。
【０００５】 上記した課題を解決するために本発明に
おいて講じた手段は、車体のフロアに配設された係合部
と、シート前部に配置され前記係合部に係合される第1
係合部材と、前記第 1 係合部材に枢支軸を介して回動可
能に支持され且つ一端が前記係合部に係合可能とされ他
端が車体のフロアに当接した第2係合部材と、前記枢支
軸に巻回され前記第2係合部材を係合方向に付勢する付
勢部材と、シート後部に配置されシートを車体のフロア
に対して係脱可能とした固定機構とから成り、前記第2
係合部材により前記シートを格納及び係脱可能とした車
両用シート装置において、前記シートを着座状態から格
納状態へ回動する過程で着座状態から所定角度の回動範
囲内では前記第 2 係合部材を前記フロアに当接させて前
記第 2 係合部材と前記係合部との係合を解除して前記シ
ートの離脱を許容し、該所定角度の回動範囲以上では前
記第 2 係合部材の前記フロアとの当接は解除され前記第 2
係合部材と前記係合部を係合させて前記シートの離脱を
阻止するように構成したことである。
おいて講じた手段は、車体のフロアに配設された係合部
と、シート前部に配置され前記係合部に係合される第1
係合部材と、前記第 1 係合部材に枢支軸を介して回動可
能に支持され且つ一端が前記係合部に係合可能とされ他
端が車体のフロアに当接した第2係合部材と、前記枢支
軸に巻回され前記第2係合部材を係合方向に付勢する付
勢部材と、シート後部に配置されシートを車体のフロア
に対して係脱可能とした固定機構とから成り、前記第2
係合部材により前記シートを格納及び係脱可能とした車
両用シート装置において、前記シートを着座状態から格
納状態へ回動する過程で着座状態から所定角度の回動範
囲内では前記第 2 係合部材を前記フロアに当接させて前
記第 2 係合部材と前記係合部との係合を解除して前記シ
ートの離脱を許容し、該所定角度の回動範囲以上では前
記第 2 係合部材の前記フロアとの当接は解除され前記第 2
係合部材と前記係合部を係合させて前記シートの離脱を
阻止するように構成したことである。
【０００６】
【作用】上記した車両用シート装置によれば、シートが
着座状態のときは、第２係合部材の他端が車体のフロア
に当接しているため係合部から離間しており、第１係合
部材のみが係合部に係合されている。そして、固定機構
によってシートと車体のフロアとの固定を解除すること
で、シートの後部は車体のフロアから離脱され、シート
は着座状態から格納状態とされる。このとき、第２係合
部材は、付勢部材の付勢力によって係合部に係合され
る。又、シートは、第２係合部材が係合部に係合する途
中に係脱可能となるため、シート自体を容易に取り外す
ことができる。シートが格納状態となったとき、第１及
び第２係合部材によって係合部に固定される。以上のこ
とから、シート自体の係脱を容易に行うことができ、且
つ格納状態時のシートを安定した状態で保持することが
できる。
着座状態のときは、第２係合部材の他端が車体のフロア
に当接しているため係合部から離間しており、第１係合
部材のみが係合部に係合されている。そして、固定機構
によってシートと車体のフロアとの固定を解除すること
で、シートの後部は車体のフロアから離脱され、シート
は着座状態から格納状態とされる。このとき、第２係合
部材は、付勢部材の付勢力によって係合部に係合され
る。又、シートは、第２係合部材が係合部に係合する途
中に係脱可能となるため、シート自体を容易に取り外す
ことができる。シートが格納状態となったとき、第１及
び第２係合部材によって係合部に固定される。以上のこ
とから、シート自体の係脱を容易に行うことができ、且
つ格納状態時のシートを安定した状態で保持することが
できる。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【０００８】図１は車両用シート装置１０の側面図を示
す。車両用シート装置１０は、シートクッション１１
と、シートクッション１１に周知のリクライニング機構
（図示せず）を介して支持されたシートバック１２と、
シートクッション１１の図示下側に固定されたアッパレ
ール１３と、アッパレール１３に摺動可能に嵌挿された
ロアレール１４と、ロアレール１４の一端（図示右端
部）に配設された固定機構と、ロアレール１４の他端
（図示左端部）に配設された回転支持機構とから構成さ
れている。又、シートクッション１１には、カバー１５
が配設されており、夫々の機構を覆っている。
す。車両用シート装置１０は、シートクッション１１
と、シートクッション１１に周知のリクライニング機構
（図示せず）を介して支持されたシートバック１２と、
シートクッション１１の図示下側に固定されたアッパレ
ール１３と、アッパレール１３に摺動可能に嵌挿された
ロアレール１４と、ロアレール１４の一端（図示右端
部）に配設された固定機構と、ロアレール１４の他端
（図示左端部）に配設された回転支持機構とから構成さ
れている。又、シートクッション１１には、カバー１５
が配設されており、夫々の機構を覆っている。
【０００９】図１及び２に示されるように、固定機構
は、ピン１６によって回動可能にロアレール１４に軸支
されたブラケット１７と、ブラケット１７にピン１８に
よって回動可能に軸支された第１フック１９と、ロアレ
ール１４に固着され第１フック１９が係合する第１スト
ライカ２０と、ブラケット１７に軸支された解除レバー
２１と、車体のフロア２２の剛体２３に配設された第２
ストライカ２４と、解除レバー２１に係止され第２スト
ライカ２４に係合された第２フック２５とから構成され
ている。又、第２フック２５及び解除レバー２１はピン
３４によってブラケット１７に回動可能に支持されてい
る。第１フック１９は、ピン１８に巻回された図示しな
いスプリングに付勢されて、第１ストライカ２０に係合
している。
は、ピン１６によって回動可能にロアレール１４に軸支
されたブラケット１７と、ブラケット１７にピン１８に
よって回動可能に軸支された第１フック１９と、ロアレ
ール１４に固着され第１フック１９が係合する第１スト
ライカ２０と、ブラケット１７に軸支された解除レバー
２１と、車体のフロア２２の剛体２３に配設された第２
ストライカ２４と、解除レバー２１に係止され第２スト
ライカ２４に係合された第２フック２５とから構成され
ている。又、第２フック２５及び解除レバー２１はピン
３４によってブラケット１７に回動可能に支持されてい
る。第１フック１９は、ピン１８に巻回された図示しな
いスプリングに付勢されて、第１ストライカ２０に係合
している。
【００１０】解除レバー２１を軸支するピン３４には、
係止部材２１ａが一体回転可能に取付けられており、係
止部材２１ａと第２フック２５とはスプリング２６によ
って連結され係止状態とされている。
係止部材２１ａが一体回転可能に取付けられており、係
止部材２１ａと第２フック２５とはスプリング２６によ
って連結され係止状態とされている。
【００１１】図１及び２に示されるように、回転支持機
構は、ロアレール１４の他端に固着された第３フック
（第１係合部材）２７と、車体のフロア２２の剛体２３
に配設され第３フック２７が係合する第３ストライカ２
８と、第３フック２７にピン（枢支軸）２９によって回
動可能に軸支され一端が第３ストライカ２８に係合可能
で他端が車体のフロア２２の剛体２３に当接する第４フ
ック（第２係合部材）３０とから構成されている。又、
ピン２９にはスプリング３１が巻回されており、第４フ
ック３０を係合方向に付勢している。又、リンク３２の
一端が第４フック３０の他端にピン３５によって連結さ
れ、他端がブラケット１７にスプリング３３を介して連
結されている。回転支持機構は、固定機構の作動でシー
トの後部が車体のフロア２２から離間されると、シート
は第３ストライカ２８を回転中心として回動可能とな
る。そして、シートが格納状態となるとスプリング３１
の付勢力により第４フック３０は第３ストライカ２８に
係合される。又、第４フック３０へのスプリング３１の
作用が規制された状態を図３に示す。
構は、ロアレール１４の他端に固着された第３フック
（第１係合部材）２７と、車体のフロア２２の剛体２３
に配設され第３フック２７が係合する第３ストライカ２
８と、第３フック２７にピン（枢支軸）２９によって回
動可能に軸支され一端が第３ストライカ２８に係合可能
で他端が車体のフロア２２の剛体２３に当接する第４フ
ック（第２係合部材）３０とから構成されている。又、
ピン２９にはスプリング３１が巻回されており、第４フ
ック３０を係合方向に付勢している。又、リンク３２の
一端が第４フック３０の他端にピン３５によって連結さ
れ、他端がブラケット１７にスプリング３３を介して連
結されている。回転支持機構は、固定機構の作動でシー
トの後部が車体のフロア２２から離間されると、シート
は第３ストライカ２８を回転中心として回動可能とな
る。そして、シートが格納状態となるとスプリング３１
の付勢力により第４フック３０は第３ストライカ２８に
係合される。又、第４フック３０へのスプリング３１の
作用が規制された状態を図３に示す。
【００１２】次に本実施例の作動について説明する。
【００１３】シートバック１２を図示しないリクライニ
ング機構によってシートクッション１１側に倒し、解除
レバー２１をＸ方向に回動すると、係止部材２１ａが回
動し係止部材２１ａと第２フック２５との係止が解除さ
れる。係止が解除されるとスプリング２６の付勢力によ
って、第２フック２５をＸ方向に回動し第２ストライカ
２４との係合が解除される。その後図示しない解除レバ
ーで第１フック１９と第１ストライカ２０との係合を解
除し、シートクッション１１を起倒させるとリンク３２
はスプリング３３を介してブラケット１７をＹ方向に回
動させる。そして、シートクッション１１を起倒させる
につれてリンク３２はブラケット１７をＹ方向に回動
し、固定機構の係合部分がカバー１５内に格納される。
図４に示されるように、シートクッション１１を格納状
態とするとき、第４フック３０は他端が車体のフロア２
２の剛体２３を摺動しながら係合方向に回動される。そ
して、図５に示されるように、シートクッション１１が
格納状態となる前に第４フック３０は第３ストライカ２
８に係合し第３フック２７と第４フック３０とによって
シートクッション１１が車体のフロア２２に固定され
る。シートの格納状態を図６に示す。又、第４フック３
０が図４の状態のときに、シートは係脱可能な状態であ
り、容易にシートを離脱することができる。
ング機構によってシートクッション１１側に倒し、解除
レバー２１をＸ方向に回動すると、係止部材２１ａが回
動し係止部材２１ａと第２フック２５との係止が解除さ
れる。係止が解除されるとスプリング２６の付勢力によ
って、第２フック２５をＸ方向に回動し第２ストライカ
２４との係合が解除される。その後図示しない解除レバ
ーで第１フック１９と第１ストライカ２０との係合を解
除し、シートクッション１１を起倒させるとリンク３２
はスプリング３３を介してブラケット１７をＹ方向に回
動させる。そして、シートクッション１１を起倒させる
につれてリンク３２はブラケット１７をＹ方向に回動
し、固定機構の係合部分がカバー１５内に格納される。
図４に示されるように、シートクッション１１を格納状
態とするとき、第４フック３０は他端が車体のフロア２
２の剛体２３を摺動しながら係合方向に回動される。そ
して、図５に示されるように、シートクッション１１が
格納状態となる前に第４フック３０は第３ストライカ２
８に係合し第３フック２７と第４フック３０とによって
シートクッション１１が車体のフロア２２に固定され
る。シートの格納状態を図６に示す。又、第４フック３
０が図４の状態のときに、シートは係脱可能な状態であ
り、容易にシートを離脱することができる。
【００１４】又、シートクッション１１を格納状態から
着座状態とするときは、シートクッション１１を車体の
フロア２２側に下げることで第４フック３０が第３スト
ライカ２８から離間して他端が車体のフロア２２の剛体
２３に当接する。そして、リンク３２とブラケット１７
を連結するスプリング３３の付勢力によりブラケット１
７は、第２ストライカ２４に係合する前に固定可能な状
態に復帰する。その後第１フック１９及び第２フック２
５が第１ストライカ２０及び第２ストライカ２４に接し
たとき、シートクッション１１を押動すると、夫々のフ
ックはストライカに係合され着座状態が完了される。前
述したリンク３２を設けたことで、正確に第２フック２
５を第２ストライカ２４に係合させることができる。
着座状態とするときは、シートクッション１１を車体の
フロア２２側に下げることで第４フック３０が第３スト
ライカ２８から離間して他端が車体のフロア２２の剛体
２３に当接する。そして、リンク３２とブラケット１７
を連結するスプリング３３の付勢力によりブラケット１
７は、第２ストライカ２４に係合する前に固定可能な状
態に復帰する。その後第１フック１９及び第２フック２
５が第１ストライカ２０及び第２ストライカ２４に接し
たとき、シートクッション１１を押動すると、夫々のフ
ックはストライカに係合され着座状態が完了される。前
述したリンク３２を設けたことで、正確に第２フック２
５を第２ストライカ２４に係合させることができる。
【００１５】次に別実施例について説明する。
【００１６】図７は車両用シート装置４０の側面図を示
す。図９は腰部拡大図を示す。車両用シート装置４０
は、シートクッション４１と、シートクッション４１に
周知のリクライニング機構（図示せず）を介して支持さ
れたシートバック４２と、シートクッション４１の図示
下側に配設されたシートレール４３と、シートレール４
３の一端（図示右端部）に配設された第１ブラケット４
４と、シートレール４３の他端（図示左端部）に配設さ
れた第２ブラケット４５と、第１ブラケット４４に連結
された第１リンク４６と、第２ブラケット４５に連結さ
れた第２リンク４７と、シートレール４３に平行となる
ように第１リンク４６及び第２リンク４７に連結された
第３リンク４８と、第３リンク４８の一端（図示右端
部）に配設された固定機構と、第３リンク４８の他端
（図示左端部）に配設された回転支持機構とから構成さ
れている。又、シートクッション４１には、カバー６１
が配設されており、夫々の機構を覆っている。
す。図９は腰部拡大図を示す。車両用シート装置４０
は、シートクッション４１と、シートクッション４１に
周知のリクライニング機構（図示せず）を介して支持さ
れたシートバック４２と、シートクッション４１の図示
下側に配設されたシートレール４３と、シートレール４
３の一端（図示右端部）に配設された第１ブラケット４
４と、シートレール４３の他端（図示左端部）に配設さ
れた第２ブラケット４５と、第１ブラケット４４に連結
された第１リンク４６と、第２ブラケット４５に連結さ
れた第２リンク４７と、シートレール４３に平行となる
ように第１リンク４６及び第２リンク４７に連結された
第３リンク４８と、第３リンク４８の一端（図示右端
部）に配設された固定機構と、第３リンク４８の他端
（図示左端部）に配設された回転支持機構とから構成さ
れている。又、シートクッション４１には、カバー６１
が配設されており、夫々の機構を覆っている。
【００１７】固定機構は、ボルト５０によって第３リン
ク４８に固定された第３ブラケット５１と、第３ブラケ
ット５１にピン５２によって回動可能に軸支された第１
フック５３と、車体のフロア５４の剛体５５に配設され
第１フック５３が係合された第１ストライカ５６と、第
３ブラケット５１にピン５７ｂによって軸支された解除
レバー５７と、第３リンク４８にピン５８によって回動
可能に軸支され第１ブラケット４４と第１リンク４６と
を連結するピン４９に係合可能とされた第２フック５９
とから構成されている。解除レバー５７を軸支するピン
５７ｂには、係止部材５７ａが一体回転可能に取り付け
られており、第１フック５３と係止部材５７ａとはスプ
リング６０により連結され係止状態とされている。又、
第２フック５９を第３リンク４８に軸支するピン５８の
軸部分は矩形とされており、一方に第２フック５９を軸
支し、他方にレリーズプレート６８を軸支している。レ
リーズプレート６８と解除レバー５７とは例えばワイヤ
ー等により連結されており、解除レバー５７を操作する
ことで第２フック５９も連動されて作動される。又、シ
ートレール４３、第１リンク４６、第２リンク４７及び
第３リンク４８によって平行リンク機構が形成され、夫
々ピン４９によって連結されている。
ク４８に固定された第３ブラケット５１と、第３ブラケ
ット５１にピン５２によって回動可能に軸支された第１
フック５３と、車体のフロア５４の剛体５５に配設され
第１フック５３が係合された第１ストライカ５６と、第
３ブラケット５１にピン５７ｂによって軸支された解除
レバー５７と、第３リンク４８にピン５８によって回動
可能に軸支され第１ブラケット４４と第１リンク４６と
を連結するピン４９に係合可能とされた第２フック５９
とから構成されている。解除レバー５７を軸支するピン
５７ｂには、係止部材５７ａが一体回転可能に取り付け
られており、第１フック５３と係止部材５７ａとはスプ
リング６０により連結され係止状態とされている。又、
第２フック５９を第３リンク４８に軸支するピン５８の
軸部分は矩形とされており、一方に第２フック５９を軸
支し、他方にレリーズプレート６８を軸支している。レ
リーズプレート６８と解除レバー５７とは例えばワイヤ
ー等により連結されており、解除レバー５７を操作する
ことで第２フック５９も連動されて作動される。又、シ
ートレール４３、第１リンク４６、第２リンク４７及び
第３リンク４８によって平行リンク機構が形成され、夫
々ピン４９によって連結されている。
【００１８】 回転支持機構は、第３リンク４８の他端
に固着された第３フック(第１係合部材)６２と、車体の
フロア５４の剛体５５に配設され第３フック６２が係合
する第３ストライカ６３と、第３フック６２にピン(枢
支軸)６４によって回動可能に軸支され一端が第３スト
ライカ６３に係合可能で、他端が車体のフロア５４の剛
体５５に当接する第４フック(第２係合部材)６５とから
構成されている。又、ピン６４にはスプリング６７が巻
回されており、第４フック６５を係合方向に付勢してい
る。回転支持機構は、固定機構の作動でシートの後部が
車体のフロア５４から離間されると、シートクッション
４１を第３ストライカ６３を回転中心として回動可能と
する。そして、シートクッション４１を起倒して格納状
態とすると、シートバック４２に配設されたヘッドレス
ト６６が車体のフロア５４に接触し、更に起倒させると
第３リンク４８に対してシートは近づくように移動可能
となり、第３リンク４８とシートレール４３との距離を
小さくすることができる。この状態を図８に示す。
に固着された第３フック(第１係合部材)６２と、車体の
フロア５４の剛体５５に配設され第３フック６２が係合
する第３ストライカ６３と、第３フック６２にピン(枢
支軸)６４によって回動可能に軸支され一端が第３スト
ライカ６３に係合可能で、他端が車体のフロア５４の剛
体５５に当接する第４フック(第２係合部材)６５とから
構成されている。又、ピン６４にはスプリング６７が巻
回されており、第４フック６５を係合方向に付勢してい
る。回転支持機構は、固定機構の作動でシートの後部が
車体のフロア５４から離間されると、シートクッション
４１を第３ストライカ６３を回転中心として回動可能と
する。そして、シートクッション４１を起倒して格納状
態とすると、シートバック４２に配設されたヘッドレス
ト６６が車体のフロア５４に接触し、更に起倒させると
第３リンク４８に対してシートは近づくように移動可能
となり、第３リンク４８とシートレール４３との距離を
小さくすることができる。この状態を図８に示す。
【００１９】次に別実施例の作動について説明する。
【００２０】 シートパック４２を図示しないリクライ
ニング機構によってシートクッション４１側に倒し、解
除レバー５７をＸ’方向に回動すると、係止部材５７ａ
が回動し係止部材５７ａと第１フック５３との係止が解
除される。係止が解除されるとスプリング６０の付勢力
によって、第１フック５３をＸ’方向に回動し第１スト
ライカ５６との係合が解除される。その後図示しない解
除レバーで第２フック５９と第２ストライカ４９との係
合が解除し、シートクッション４１を起倒させると、平
行リンク機構によりシートを第３リンク４８に対して近
づくように移動させることができシートレール４３と第
３リンク４８との間の距離を小さくして、シート全体の
厚さを縮小できる。又、このとき、固定機構の係合部分
は、シートレール４３と第３リンク４８との距離が短く
なることでカバー６１内に格納される。又、平行リンク
機構によってシートレール４３が図８に示されるように
上方へ移動するので、ヘッドレスト６６を取付けた状態
でもシートクッション４１をほぼ垂直とすることができ
る。シートクッション４１を格納状態とするとき、第４
フック６５は他端が車体のフロア５４の剛体５５を摺動
しながら係合方向に回動する。そして、シートクッショ
ン４１が格納状態となる前に第４フック６５は第３スト
ライカー６３に係合し第３フック６２と第４フック６５
とによってシートクッション４１が車体のフロア５４に
固定される。シートの格納状態を図８に示す。又、シー
トの格納途中は、シートを係脱可能な状態であり、容易
にシートを離脱することができる。
ニング機構によってシートクッション４１側に倒し、解
除レバー５７をＸ’方向に回動すると、係止部材５７ａ
が回動し係止部材５７ａと第１フック５３との係止が解
除される。係止が解除されるとスプリング６０の付勢力
によって、第１フック５３をＸ’方向に回動し第１スト
ライカ５６との係合が解除される。その後図示しない解
除レバーで第２フック５９と第２ストライカ４９との係
合が解除し、シートクッション４１を起倒させると、平
行リンク機構によりシートを第３リンク４８に対して近
づくように移動させることができシートレール４３と第
３リンク４８との間の距離を小さくして、シート全体の
厚さを縮小できる。又、このとき、固定機構の係合部分
は、シートレール４３と第３リンク４８との距離が短く
なることでカバー６１内に格納される。又、平行リンク
機構によってシートレール４３が図８に示されるように
上方へ移動するので、ヘッドレスト６６を取付けた状態
でもシートクッション４１をほぼ垂直とすることができ
る。シートクッション４１を格納状態とするとき、第４
フック６５は他端が車体のフロア５４の剛体５５を摺動
しながら係合方向に回動する。そして、シートクッショ
ン４１が格納状態となる前に第４フック６５は第３スト
ライカー６３に係合し第３フック６２と第４フック６５
とによってシートクッション４１が車体のフロア５４に
固定される。シートの格納状態を図８に示す。又、シー
トの格納途中は、シートを係脱可能な状態であり、容易
にシートを離脱することができる。
【００２１】又、シートクッション４１を格納状態から
着座状態とするときは、シートクッション４１を車体の
フロア５４側に下げることで第４フック６５が第３スト
ライカ６３から離間して他端が車体のフロア５４の剛体
５５に当接する。又、第１フック５３と第３フック６２
とのピッチと、第１ストライカ５６と第３ストライカ６
３とのピッチは、平行リンク機構によって変わることは
ないので、シートを回動させて第１フック５３を第１ス
トライカ５６に係合させる。このとき、シートを第３リ
ンク４８とシートレール４３とを離す方向にシートクッ
ション４１を移動させると、第２フック５９と第２スト
ライカ４９とが係合され着座状態が完了される。
着座状態とするときは、シートクッション４１を車体の
フロア５４側に下げることで第４フック６５が第３スト
ライカ６３から離間して他端が車体のフロア５４の剛体
５５に当接する。又、第１フック５３と第３フック６２
とのピッチと、第１ストライカ５６と第３ストライカ６
３とのピッチは、平行リンク機構によって変わることは
ないので、シートを回動させて第１フック５３を第１ス
トライカ５６に係合させる。このとき、シートを第３リ
ンク４８とシートレール４３とを離す方向にシートクッ
ション４１を移動させると、第２フック５９と第２スト
ライカ４９とが係合され着座状態が完了される。
【００２２】以上説明した実施例により、第４フック３
０、６５を備えたことで、シート自体の係脱を容易に行
えることができ、又、格納状態のシートを第３フック２
７、６２及び第４フック３０、６５によって車体のフロ
ア５４に固定することができるので、格納状態を安定し
た状態で保持することができる。
０、６５を備えたことで、シート自体の係脱を容易に行
えることができ、又、格納状態のシートを第３フック２
７、６２及び第４フック３０、６５によって車体のフロ
ア５４に固定することができるので、格納状態を安定し
た状態で保持することができる。
【００２３】
【発明の効果】上記した車両用シート装置によれば、シ
ートが着座状態のときは、第２係合部材の他端が車体の
フロアに当接しているため係合部から離間しており、第
１係合部材のみが係合部に係合されている。そして、固
定機構の固定を解除することで、シートの後部は車体の
フロアから離脱され、シートは着座状態から格納状態と
される。このとき、第２係合部材は、付勢部材の付勢力
によって係合部に係合される。又、シートは、第２係合
部材が係合部に係合する途中に係脱可能となるため、シ
ート自体を容易に離脱させることができる。又、シート
が格納状態となったとき、第１及び第２係合部材によっ
て係合部に固定される。以上のことから、シート自体の
係脱を容易に行うことができ、且つ格納状態時のシート
を安定した状態で保持することができる。
ートが着座状態のときは、第２係合部材の他端が車体の
フロアに当接しているため係合部から離間しており、第
１係合部材のみが係合部に係合されている。そして、固
定機構の固定を解除することで、シートの後部は車体の
フロアから離脱され、シートは着座状態から格納状態と
される。このとき、第２係合部材は、付勢部材の付勢力
によって係合部に係合される。又、シートは、第２係合
部材が係合部に係合する途中に係脱可能となるため、シ
ート自体を容易に離脱させることができる。又、シート
が格納状態となったとき、第１及び第２係合部材によっ
て係合部に固定される。以上のことから、シート自体の
係脱を容易に行うことができ、且つ格納状態時のシート
を安定した状態で保持することができる。
【図１】発明の実施例に係る車両用シート装置の側面図
を示す。
を示す。
【図２】本発明の実施例に係る腰部拡大図を示す。
【図３】本発明の実施例に係る腰部拡大図を示す。
【図４】本発明の実施例に係る腰部拡大図を示す。
【図５】本発明の実施例に係る腰部拡大図を示す。
【図６】本発明の実施例に係る車両用シート装置の側面
図を示す。
図を示す。
【図７】本発明の別実施例に係る車両用シート装置の側
面図を示す。
面図を示す。
【図８】本発明の別実施例に係る車両用シート装置の側
面図を示す。
面図を示す。
【図９】本発明の別実施例に係る腰部拡大図を示す。
２７、６２・・・第３フック（第１係合部材）
２８、６３・・・第３ストライカ（係合部）
２９、６４・・・ピン（枢支軸）
３０、６５・・・第４フック（第２係合部材）
３１・・・スプリング（付勢部材）
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B60N 2/30
Claims (3)
- 【請求項１】 車体のフロアに配設された係合部と、シ
ート前部に配置され前記係合部に係合される第1係合部
材と、前記第 1 係合部材に枢支軸を介して回動可能に支
持され且つ一端が前記係合部に係合可能とされ他端が車
体のフロアに当接した第2係合部材と、前記枢支軸に巻
回され前記第2係合部材を係合方向に付勢する付勢部材
と、シート後部に配置されシートを車体のフロアに対し
て係脱可能とした固定機構とから成り、前記第2係合部
材により前記シートを格納及び係脱可能とした車両用シ
ート装置において、前記シートを着座状態から格納状態
へ回動する過程で着座状態から所定角度の回動範囲内で
は前記第 2 係合部材を前記フロアに当接させて前記第 2 係
合部材と前記係合部との係合を解除して前記シートの離
脱を許容し、該所定角度の回動範囲以上では前記第 2 係
合部材の前記フロアとの当接は解除され前記第 2 係合部
材と前記係合部を係合させて前記シートの離脱を阻止す
るように構成したことを特徴とする車両用シート装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の車両用シート装置にお
いて、前記第 1 係合部材と第２係合部材を含み回転支持
部を構成し前記固定機構と連動可能とする連結部材を備
えたことを特徴とした車両用シート装置。 - 【請求項３】 前記連結部材の作用によって、前記回転
支持機構と前記固定機構の少なくとも一方をシートに近
づくように移動可能とする請求項２に記載の車両用シー
ト装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20623094A JP3500717B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 車両用シート装置 |
| US08/904,840 US5765894A (en) | 1994-08-31 | 1997-08-01 | Seat device for a vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20623094A JP3500717B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 車両用シート装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0867186A JPH0867186A (ja) | 1996-03-12 |
| JP3500717B2 true JP3500717B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=16519921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20623094A Expired - Fee Related JP3500717B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 車両用シート装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5765894A (ja) |
| JP (1) | JP3500717B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| DE19612200A1 (de) * | 1996-03-27 | 1997-10-02 | Lear Seating Gmbh & Co Kg | Halterung für einen Fahrzeugsitz |
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