JPH10287157A - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
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- JPH10287157A JPH10287157A JP11425297A JP11425297A JPH10287157A JP H10287157 A JPH10287157 A JP H10287157A JP 11425297 A JP11425297 A JP 11425297A JP 11425297 A JP11425297 A JP 11425297A JP H10287157 A JPH10287157 A JP H10287157A
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- Japan
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- vehicle
- seat
- vehicle seat
- lateral direction
- vehicle floor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両レイアウトにより、スライドやリクライ
ニングの作動がホイールハウス等により制限される場合
や、２人掛けにしてゆったり座席を使用する場合に、セ
ンターの座席を取外し、両サイド席を簡易迅速に中央側
に移動させる。 【解決手段】 ロック機構４３は車両床面７に設けられ
た複数の後端側ストライカー４６ａ，４６ｂと、この後
端側ストライカー４６ａ，４６ｂに係合される前後スラ
イド機構２１の固定レール２３側に取付けられたラッチ
爪４５を備える。後端側ストライカー４６ａ，４６ｂを
横方向に間隔を置いて複数形成する。車両用シート３１
の前端側のヒンジ部４１を車両床面７に設けられた横方
向に長く形成された前端側ストライカー４２に沿って横
方向に摺動可能に設ける。
ニングの作動がホイールハウス等により制限される場合
や、２人掛けにしてゆったり座席を使用する場合に、セ
ンターの座席を取外し、両サイド席を簡易迅速に中央側
に移動させる。 【解決手段】 ロック機構４３は車両床面７に設けられ
た複数の後端側ストライカー４６ａ，４６ｂと、この後
端側ストライカー４６ａ，４６ｂに係合される前後スラ
イド機構２１の固定レール２３側に取付けられたラッチ
爪４５を備える。後端側ストライカー４６ａ，４６ｂを
横方向に間隔を置いて複数形成する。車両用シート３１
の前端側のヒンジ部４１を車両床面７に設けられた横方
向に長く形成された前端側ストライカー４２に沿って横
方向に摺動可能に設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用シートに関
し、更に詳細に説明すると、車両床面と前後スライド機
構の固定レールの前後位置の少なくとも何れか一方に設
けられたロック機構を備え、前記ロック機構を解除する
ことにより車両用シートの少なくとも一端側を前後スラ
イド機構の固定レール及び可動レールと共に車両床面よ
り跳上げることができるようになされた車両用シートに
関する。
し、更に詳細に説明すると、車両床面と前後スライド機
構の固定レールの前後位置の少なくとも何れか一方に設
けられたロック機構を備え、前記ロック機構を解除する
ことにより車両用シートの少なくとも一端側を前後スラ
イド機構の固定レール及び可動レールと共に車両床面よ
り跳上げることができるようになされた車両用シートに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のワンボックスカー等においては、
乗員積載と荷物積載とを併用しているため、平均的なシ
ート個数と荷物積載スペースとが設けられている。そし
て、運転席及び助手席以外は着脱式シートを設ける場合
と、移動式シートを設ける場合等があった。
乗員積載と荷物積載とを併用しているため、平均的なシ
ート個数と荷物積載スペースとが設けられている。そし
て、運転席及び助手席以外は着脱式シートを設ける場合
と、移動式シートを設ける場合等があった。
【０００３】また、図５（ａ）に示す如く、３人掛けセ
パレートシートＳ１において、車両レイアウトにより、
スライドやリクライニングの作動がホイールハウスＨ等
により制限される場合や、図５（ｂ）に示す如く、２人
掛けセパレートシートＳ２にしてゆったり座席を使用す
る場合には、センターの座席ＣＰを取外し、両サイド席
ＳＰを取外し、両サイド席ＳＰを中央側に移動させて取
付け使用している。
パレートシートＳ１において、車両レイアウトにより、
スライドやリクライニングの作動がホイールハウスＨ等
により制限される場合や、図５（ｂ）に示す如く、２人
掛けセパレートシートＳ２にしてゆったり座席を使用す
る場合には、センターの座席ＣＰを取外し、両サイド席
ＳＰを取外し、両サイド席ＳＰを中央側に移動させて取
付け使用している。
【０００４】脱着式のシート装置としては実開平４−１
３１５３３号公報、実公平６−１１２２６号公報等が存
在する。また１つのレバーで前倒しと脱着のロック機構
を解除可能な構成として、特開昭６３−１３７０５４号
公報が存在し、またシート本体を前後スライド機構より
脱着させる構成として特開平６−３０５３４６号公報が
存在する。
３１５３３号公報、実公平６−１１２２６号公報等が存
在する。また１つのレバーで前倒しと脱着のロック機構
を解除可能な構成として、特開昭６３−１３７０５４号
公報が存在し、またシート本体を前後スライド機構より
脱着させる構成として特開平６−３０５３４６号公報が
存在する。
【０００５】着脱式シートの場合には、図６（ａ），
（ｂ）に夫々示す如く、固定レール３と可動レール５と
からなる前後スライド機構１と車両床面７に設けられた
ストライカー９との間にロック機構１１が設けられ、こ
のロック機構１１を解除することによりシートが前後ス
ライド機構１と共に車両床面７のストライカー９より取
り外すことができるようになされている。
（ｂ）に夫々示す如く、固定レール３と可動レール５と
からなる前後スライド機構１と車両床面７に設けられた
ストライカー９との間にロック機構１１が設けられ、こ
のロック機構１１を解除することによりシートが前後ス
ライド機構１と共に車両床面７のストライカー９より取
り外すことができるようになされている。
【０００６】前記ロック機構１１は固定レール３側に取
付けられたロック本体１３と、このロック本体１３に設
けられたロック解除ノブ１５と、ロック解除作動用レバ
ーユニット１７とを備え、ロック本体１３のラッチ爪１
４が車両床面７に設けられたストライカー９に係合され
るようになされている。
付けられたロック本体１３と、このロック本体１３に設
けられたロック解除ノブ１５と、ロック解除作動用レバ
ーユニット１７とを備え、ロック本体１３のラッチ爪１
４が車両床面７に設けられたストライカー９に係合され
るようになされている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来の着脱式シートの
場合には、シートと車両床面との間の前後位置のロック
機構を夫々解除しなければならず、操作に手間がかか
り、作業が煩雑であり、シートを持ち上げて横方向に移
動させるには大きな力を必要とし、狭い車室内では作業
性が悪いものであった。
場合には、シートと車両床面との間の前後位置のロック
機構を夫々解除しなければならず、操作に手間がかか
り、作業が煩雑であり、シートを持ち上げて横方向に移
動させるには大きな力を必要とし、狭い車室内では作業
性が悪いものであった。
【０００８】本発明の目的は、３人掛けセパレートシー
トにおいて、車両レイアウトにより、スライドやリクラ
イニングの作動がホイールハウス等により制限される場
合や、２人掛けにしてゆったり座席を使用する場合に、
センターの座席を取外し、両サイド席を簡易迅速に中央
側に移動させることができ、操作が簡易で作業を容易に
行うことができる車両用シートを提供するものである。
トにおいて、車両レイアウトにより、スライドやリクラ
イニングの作動がホイールハウス等により制限される場
合や、２人掛けにしてゆったり座席を使用する場合に、
センターの座席を取外し、両サイド席を簡易迅速に中央
側に移動させることができ、操作が簡易で作業を容易に
行うことができる車両用シートを提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載の車両
用シートは、車両床面と前後スライド機構の固定レール
の前後位置の一端側にヒンジ部が設けられ、他端側にロ
ック機構が設けられ、前記ロック機構を解除することに
より車両用シートの一端側のヒンジ部を中心として他端
側を前後スライド機構の固定レール及び可動レールと共
に車両床面より跳上げることができるようになされた車
両用シートにおいて、前記ロック機構は車両床面に横方
向に間隔を置いて複数形成され、前記車両用シートの一
端側のヒンジ部は車両床面に設けられた横方向に長く形
成された一端側ストライカーに沿って横方向に摺動可能
に設けられていることを特徴とする。
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載の車両
用シートは、車両床面と前後スライド機構の固定レール
の前後位置の一端側にヒンジ部が設けられ、他端側にロ
ック機構が設けられ、前記ロック機構を解除することに
より車両用シートの一端側のヒンジ部を中心として他端
側を前後スライド機構の固定レール及び可動レールと共
に車両床面より跳上げることができるようになされた車
両用シートにおいて、前記ロック機構は車両床面に横方
向に間隔を置いて複数形成され、前記車両用シートの一
端側のヒンジ部は車両床面に設けられた横方向に長く形
成された一端側ストライカーに沿って横方向に摺動可能
に設けられていることを特徴とする。
【００１０】また本発明の請求項２に記載の車両用シー
トは、車両床面と前後スライド機構の固定レールの前後
位置の一端側にヒンジ部が設けられ、他端側にロック機
構が設けられ、前記ロック機構を解除することにより車
両用シートの一端側のヒンジ部を中心として他端側を前
後スライド機構の固定レール及び可動レールと共に車両
床面より跳上げることができるようになされた車両用シ
ートにおいて、前記ロック機構は車両床面に設けられた
他端側ストライカーと、この他端側ストライカーに係合
される前後スライド機構の固定レール側に取付けられた
ラッチ爪を備え、前記他端側ストライカーが横方向に間
隔を置いて複数形成され、前記車両用シートの一端側の
ヒンジ部は車両床面に設けられた横方向に長く形成され
た一端側ストライカーに沿って横方向に摺動可能に設け
られていることを特徴とする。
トは、車両床面と前後スライド機構の固定レールの前後
位置の一端側にヒンジ部が設けられ、他端側にロック機
構が設けられ、前記ロック機構を解除することにより車
両用シートの一端側のヒンジ部を中心として他端側を前
後スライド機構の固定レール及び可動レールと共に車両
床面より跳上げることができるようになされた車両用シ
ートにおいて、前記ロック機構は車両床面に設けられた
他端側ストライカーと、この他端側ストライカーに係合
される前後スライド機構の固定レール側に取付けられた
ラッチ爪を備え、前記他端側ストライカーが横方向に間
隔を置いて複数形成され、前記車両用シートの一端側の
ヒンジ部は車両床面に設けられた横方向に長く形成され
た一端側ストライカーに沿って横方向に摺動可能に設け
られていることを特徴とする。
【００１１】また本発明の請求項３に記載の車両用シー
トは、車両床面と前後スライド機構の固定レールの前後
位置の一端側にヒンジ部が設けられ、他端側にロック機
構が設けられ、前記ロック機構を解除することにより車
両用シートの一端側のヒンジ部を中心として他端側を前
後スライド機構の固定レール及び可動レールと共に車両
床面より跳上げることができるようになされた車両用シ
ートにおいて、前記ロック機構は車両床面に横方向に間
隔を置いて複数形成され、前記車両用シートの一端側の
ヒンジ部は車両床面に設けられた横方向に長く形成され
た一端側ストライカーに沿って横方向に摺動可能に設け
られていると共に、前記ヒンジ部に緩衝部材が取付けら
れ、該緩衝部材を受ける受け溝が一端側ストライカーに
近接する位置の横方向に並んで複数形成されていること
を特徴とする。
トは、車両床面と前後スライド機構の固定レールの前後
位置の一端側にヒンジ部が設けられ、他端側にロック機
構が設けられ、前記ロック機構を解除することにより車
両用シートの一端側のヒンジ部を中心として他端側を前
後スライド機構の固定レール及び可動レールと共に車両
床面より跳上げることができるようになされた車両用シ
ートにおいて、前記ロック機構は車両床面に横方向に間
隔を置いて複数形成され、前記車両用シートの一端側の
ヒンジ部は車両床面に設けられた横方向に長く形成され
た一端側ストライカーに沿って横方向に摺動可能に設け
られていると共に、前記ヒンジ部に緩衝部材が取付けら
れ、該緩衝部材を受ける受け溝が一端側ストライカーに
近接する位置の横方向に並んで複数形成されていること
を特徴とする。
【００１２】本発明の請求項１に記載の車両用シートに
よれば、ロック機構は車両床面に横方向に間隔を置いて
複数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は
車両床面に設けられた横方向に長く形成された一端側ス
トライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられている
ので、ロック機構を解除して車両用シートの一端側のヒ
ンジ部を車両床面の一端側ストライカーに沿って横方向
に摺動させることができ、また横方向に摺動させた後に
ロック機構によりロック状態に保持することができる。
よれば、ロック機構は車両床面に横方向に間隔を置いて
複数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は
車両床面に設けられた横方向に長く形成された一端側ス
トライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられている
ので、ロック機構を解除して車両用シートの一端側のヒ
ンジ部を車両床面の一端側ストライカーに沿って横方向
に摺動させることができ、また横方向に摺動させた後に
ロック機構によりロック状態に保持することができる。
【００１３】本発明の請求項２に記載の車両用シートに
よれば、ロック機構は車両床面に設けられた他端側スト
ライカーと、この他端側ストライカーに係合される前後
スライド機構の固定レール側に取付けられたラッチ爪を
備え、前記他端側ストライカーが横方向に間隔を置いて
複数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は
車両床面に設けられた横方向に長く形成された一端側ス
トライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられている
ので、他端側ストライカーとラッチ爪とからなるロック
機構を解除して車両用シートの一端側のヒンジ部を車両
床面の一端側ストライカーに沿って横方向に摺動させる
ことができ、また横方向に摺動させた後に他端側ストラ
イカーとラッチ爪とからなるロック機構によりロック状
態に保持することができる。
よれば、ロック機構は車両床面に設けられた他端側スト
ライカーと、この他端側ストライカーに係合される前後
スライド機構の固定レール側に取付けられたラッチ爪を
備え、前記他端側ストライカーが横方向に間隔を置いて
複数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は
車両床面に設けられた横方向に長く形成された一端側ス
トライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられている
ので、他端側ストライカーとラッチ爪とからなるロック
機構を解除して車両用シートの一端側のヒンジ部を車両
床面の一端側ストライカーに沿って横方向に摺動させる
ことができ、また横方向に摺動させた後に他端側ストラ
イカーとラッチ爪とからなるロック機構によりロック状
態に保持することができる。
【００１４】本発明の請求項３に記載の車両用シートに
よれば、ロック機構は車両床面に横方向に間隔を置いて
複数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は
車両床面に設けられた横方向に長く形成された一端側ス
トライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられている
と共に、前記ヒンジ部に緩衝部材が取付けられ、該緩衝
部材を受ける受け溝が一端側ストライカーに近接する位
置の横方向に並んで複数形成されているので、ロック機
構を解除して車両用シートの一端側のヒンジ部を車両床
面の一端側ストライカーに沿って横方向に摺動させるこ
とができ、また横方向に摺動させた後にロック機構によ
りロック状態に保持することができ、更にヒンジ部に緩
衝部材が取付けられ、この緩衝部材を受ける受け溝が一
端側ストライカーに近接する位置の横方向に並んで複数
形成されているので、ガタ付きを防止することができ
る。
よれば、ロック機構は車両床面に横方向に間隔を置いて
複数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は
車両床面に設けられた横方向に長く形成された一端側ス
トライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられている
と共に、前記ヒンジ部に緩衝部材が取付けられ、該緩衝
部材を受ける受け溝が一端側ストライカーに近接する位
置の横方向に並んで複数形成されているので、ロック機
構を解除して車両用シートの一端側のヒンジ部を車両床
面の一端側ストライカーに沿って横方向に摺動させるこ
とができ、また横方向に摺動させた後にロック機構によ
りロック状態に保持することができ、更にヒンジ部に緩
衝部材が取付けられ、この緩衝部材を受ける受け溝が一
端側ストライカーに近接する位置の横方向に並んで複数
形成されているので、ガタ付きを防止することができ
る。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る車両用シートを
図面を参照して詳述する。図１乃至図４は本発明の実施
の形態を夫々示すもので、３人掛けセパレートシートに
本発明を適用した場合につき説明するが、これに限定さ
れるものではない。前後スライド機構２１は車両床面の
前方より後方に延びる左右一対の固定レール２３と、こ
の固定レール２３に前後摺動可能に嵌合された左右一対
の可動レール２５とを備え、可動レール２５には前記図
５（ａ），（ｂ）に示したシートＳＰに対応する車両用
シート３１のシートクッション３３が取付けられる。
尚、シートクッション３３は可動レール２５に着脱自在
に取付けることもできる。
図面を参照して詳述する。図１乃至図４は本発明の実施
の形態を夫々示すもので、３人掛けセパレートシートに
本発明を適用した場合につき説明するが、これに限定さ
れるものではない。前後スライド機構２１は車両床面の
前方より後方に延びる左右一対の固定レール２３と、こ
の固定レール２３に前後摺動可能に嵌合された左右一対
の可動レール２５とを備え、可動レール２５には前記図
５（ａ），（ｂ）に示したシートＳＰに対応する車両用
シート３１のシートクッション３３が取付けられる。
尚、シートクッション３３は可動レール２５に着脱自在
に取付けることもできる。
【００１６】車両床面７と前後スライド機構２１の固定
レール２３の前後位置の一端側に、本実施の形態では、
前端側にヒンジ部４１が設けられ、他端側である後端側
に後側ロック機構４３が設けられ、前記後側ロック機構
４３を解除することにより車両用シート３１の一端側の
ヒンジ部４１を中心として他端側を前後スライド機構２
１の固定レール２３及び可動レール２５と共に車両床面
７より跳上げることができるようになされている。
レール２３の前後位置の一端側に、本実施の形態では、
前端側にヒンジ部４１が設けられ、他端側である後端側
に後側ロック機構４３が設けられ、前記後側ロック機構
４３を解除することにより車両用シート３１の一端側の
ヒンジ部４１を中心として他端側を前後スライド機構２
１の固定レール２３及び可動レール２５と共に車両床面
７より跳上げることができるようになされている。
【００１７】前記左右一対の固定レール２３の前側には
夫々ヒンジ部４１が設けられ、前側のヒンジ部４１は、
車両床面７に設けられた横方向に長く形成された前端側
ストライカー４２に沿って横方向に摺動可能に設けられ
ている。尚、本実施の形態では、前端側ストライカー４
２は略コ字状に形成された凹部に設けられているが、こ
れに限定されるものではない。
夫々ヒンジ部４１が設けられ、前側のヒンジ部４１は、
車両床面７に設けられた横方向に長く形成された前端側
ストライカー４２に沿って横方向に摺動可能に設けられ
ている。尚、本実施の形態では、前端側ストライカー４
２は略コ字状に形成された凹部に設けられているが、こ
れに限定されるものではない。
【００１８】前記後側ロック機構４３はロック本体４４
を有し、このロック本体４４の下部には車両床面７に設
けられた複数の、例えば左右一対の後端側ストライカー
４６ａ，４６ｂに選択的に係合されるラッチ爪４５が設
けられている。後端側ストライカー４６ａ，４６ｂは横
方向に間隔を置いて一対形成されている。
を有し、このロック本体４４の下部には車両床面７に設
けられた複数の、例えば左右一対の後端側ストライカー
４６ａ，４６ｂに選択的に係合されるラッチ爪４５が設
けられている。後端側ストライカー４６ａ，４６ｂは横
方向に間隔を置いて一対形成されている。
【００１９】尚、後端側ストライカー４６ａ，４６ｂは
図示のものに限定されるものではなく、２つ以上の複数
とすることができ、また凹部に形成されるものに限定さ
れるものではなく、突出して形成するものであってもよ
い。
図示のものに限定されるものではなく、２つ以上の複数
とすることができ、また凹部に形成されるものに限定さ
れるものではなく、突出して形成するものであってもよ
い。
【００２０】前端側ストライカー４２の幅は前記後側ロ
ック機構４３の複数の後端側ストライカー４６ａ，４６
ｂの長さを加算した長さに形成され、前端側ストライカ
ー４２の幅は車両用シート３１の横方向への移動量に対
応している。
ック機構４３の複数の後端側ストライカー４６ａ，４６
ｂの長さを加算した長さに形成され、前端側ストライカ
ー４２の幅は車両用シート３１の横方向への移動量に対
応している。
【００２１】また後側ロック機構４３は、図６（ａ）に
示すと同様に、前記左右一対の可動レール２５に両側が
夫々枢支された略コ字状のロック解除作動用の操作レバ
ー４７と、前記ラッチ爪４５と操作レバー４７との間に
設けられたロック解除ノブ４９とを備えている。
示すと同様に、前記左右一対の可動レール２５に両側が
夫々枢支された略コ字状のロック解除作動用の操作レバ
ー４７と、前記ラッチ爪４５と操作レバー４７との間に
設けられたロック解除ノブ４９とを備えている。
【００２２】図３及び図４に示す如く、前記ヒンジ部４
１にラバー等からなる緩衝部材５１が取付けられ、該緩
衝部材５１を受ける受け溝５３が前端側ストライカー４
２に近接する位置の横方向に並んで複数形成されてい
る。シート３１の着座状態では、この受け溝５３にヒン
ジ部４１の緩衝部材５１が潰された状態で圧入され、ヒ
ンジ部４１のガタ付きを防止することができる。
１にラバー等からなる緩衝部材５１が取付けられ、該緩
衝部材５１を受ける受け溝５３が前端側ストライカー４
２に近接する位置の横方向に並んで複数形成されてい
る。シート３１の着座状態では、この受け溝５３にヒン
ジ部４１の緩衝部材５１が潰された状態で圧入され、ヒ
ンジ部４１のガタ付きを防止することができる。
【００２３】前記後側ロック機構４３の操作レバー４７
を回動操作すると、左右連動してロック解除ノブ４９が
回動され、ロック解除ノブ４９がラッチ爪４５を夫々回
動させ、前記後端側ストライカー４６ａに選択的に係合
されているラッチ爪４５との係合が左右同時に解除され
る。
を回動操作すると、左右連動してロック解除ノブ４９が
回動され、ロック解除ノブ４９がラッチ爪４５を夫々回
動させ、前記後端側ストライカー４６ａに選択的に係合
されているラッチ爪４５との係合が左右同時に解除され
る。
【００２４】前記後側ロック機構４３を解除してシート
３１のシートクッション３３をヒンジ部４１を中心に跳
上げ、前端側ストライカー４２に沿って横方向にヒンジ
部４１を摺動させ、後側ロック機構４３のラッチ爪４５
を他方の後端側ストライカー４６ｂに係止可能な位置に
移動させれば、横方向に移動させた状態でロックするこ
とができる。
３１のシートクッション３３をヒンジ部４１を中心に跳
上げ、前端側ストライカー４２に沿って横方向にヒンジ
部４１を摺動させ、後側ロック機構４３のラッチ爪４５
を他方の後端側ストライカー４６ｂに係止可能な位置に
移動させれば、横方向に移動させた状態でロックするこ
とができる。
【００２５】
【発明の効果】以上が本発明に係る車両用シートの実施
の形態であるが、本発明の請求項１に記載の車両用シー
トによれば、ロック機構は車両床面に横方向に間隔を置
いて複数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ
部は車両床面に設けられた横方向に長く形成された一端
側ストライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられて
いるので、ロック機構を解除して車両用シートの一端側
のヒンジ部を車両床面の一端側ストライカーに沿って横
方向に摺動させることができ、また横方向に摺動させた
後にロック機構によりロック状態に保持することができ
る。
の形態であるが、本発明の請求項１に記載の車両用シー
トによれば、ロック機構は車両床面に横方向に間隔を置
いて複数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ
部は車両床面に設けられた横方向に長く形成された一端
側ストライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられて
いるので、ロック機構を解除して車両用シートの一端側
のヒンジ部を車両床面の一端側ストライカーに沿って横
方向に摺動させることができ、また横方向に摺動させた
後にロック機構によりロック状態に保持することができ
る。
【００２６】本発明の請求項２に記載の車両用シートに
よれば、ロック機構は車両床面に設けられた他端側スト
ライカーと、この他端側ストライカーに係合される前後
スライド機構の固定レール側に取付けられたラッチ爪を
備え、前記他端側ストライカーが横方向に間隔を置いて
複数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は
車両床面に設けられた横方向に長く形成された一端側ス
トライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられている
ので、他端側ストライカーとラッチ爪とからなるロック
機構を解除して車両用シートの一端側のヒンジ部を車両
床面の一端側ストライカーに沿って横方向に摺動させる
ことができ、また横方向に摺動させた後に他端側ストラ
イカーとラッチ爪とからなるロック機構によりロック状
態に保持することができる。
よれば、ロック機構は車両床面に設けられた他端側スト
ライカーと、この他端側ストライカーに係合される前後
スライド機構の固定レール側に取付けられたラッチ爪を
備え、前記他端側ストライカーが横方向に間隔を置いて
複数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は
車両床面に設けられた横方向に長く形成された一端側ス
トライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられている
ので、他端側ストライカーとラッチ爪とからなるロック
機構を解除して車両用シートの一端側のヒンジ部を車両
床面の一端側ストライカーに沿って横方向に摺動させる
ことができ、また横方向に摺動させた後に他端側ストラ
イカーとラッチ爪とからなるロック機構によりロック状
態に保持することができる。
【００２７】本発明の請求項３に記載の車両用シートに
よれば、ロック機構は車両床面に横方向に間隔を置いて
複数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は
車両床面に設けられた横方向に長く形成された一端側ス
トライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられている
と共に、前記ヒンジ部に緩衝部材が取付けられ、該緩衝
部材を受ける受け溝が一端側ストライカーに近接する位
置の横方向に並んで複数形成されているので、ロック機
構を解除して車両用シートの一端側のヒンジ部を車両床
面の一端側ストライカーに沿って横方向に摺動させるこ
とができ、また横方向に摺動させた後にロック機構によ
りロック状態に保持することができ、更にヒンジ部に緩
衝部材が取付けられ、この緩衝部材を受ける受け溝が一
端側ストライカーに近接する位置の横方向に並んで複数
形成されているので、ガタ付きを防止することができ
る。
よれば、ロック機構は車両床面に横方向に間隔を置いて
複数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は
車両床面に設けられた横方向に長く形成された一端側ス
トライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられている
と共に、前記ヒンジ部に緩衝部材が取付けられ、該緩衝
部材を受ける受け溝が一端側ストライカーに近接する位
置の横方向に並んで複数形成されているので、ロック機
構を解除して車両用シートの一端側のヒンジ部を車両床
面の一端側ストライカーに沿って横方向に摺動させるこ
とができ、また横方向に摺動させた後にロック機構によ
りロック状態に保持することができ、更にヒンジ部に緩
衝部材が取付けられ、この緩衝部材を受ける受け溝が一
端側ストライカーに近接する位置の横方向に並んで複数
形成されているので、ガタ付きを防止することができ
る。
【００２８】本発明の車両用シートによれば、３人掛け
セパレートシートにおいて、車両レイアウトにより、ス
ライドやリクライニングの作動がホイールハウス等によ
り制限される場合や、２人掛けにしてゆったり座席を使
用する場合に、センターの座席を取外し、両サイド席を
簡易迅速に中央側に移動させることができ、操作が簡易
で作業を容易に行うことができる車両用シートを得るこ
とができる。
セパレートシートにおいて、車両レイアウトにより、ス
ライドやリクライニングの作動がホイールハウス等によ
り制限される場合や、２人掛けにしてゆったり座席を使
用する場合に、センターの座席を取外し、両サイド席を
簡易迅速に中央側に移動させることができ、操作が簡易
で作業を容易に行うことができる車両用シートを得るこ
とができる。
【図１】本発明に係る車両用シートの分解斜視図。
【図２】本発明に係る車両用シートの一端側のヒンジ部
の正面図。
の正面図。
【図３】本発明に係る車両用シートの一端側のヒンジ部
の側面図。
の側面図。
【図４】図３に示す車両用シートの一端側のＡ−Ａ線断
面図。
面図。
【図５】従来の車両用シートを夫々示すもので、（ａ）
は３人掛けセパレートシートの斜視図、（ｂ）は３人掛
けセパレートシートを２人掛けセパレートシートに変更
した状態の斜視図。
は３人掛けセパレートシートの斜視図、（ｂ）は３人掛
けセパレートシートを２人掛けセパレートシートに変更
した状態の斜視図。
【図６】従来の車両用シートのロック機構を夫々示すも
ので、（ａ）は側面図、（ｂ）は断面図。
ので、（ａ）は側面図、（ｂ）は断面図。
７ 車両床面 ２１ 前後スライド機構 ２３ 固定レール ２５ 可動レール ３１ 車両用シート ３３ シートクッション ４１ ヒンジ部 ４２ 前端側ストライカー ４３ ロック機構 ４４ ロック本体 ４５ ラッチ爪 ４６ａ 後端側ストライカー ４６ｂ 後端側ストライカー ４７ 操作レバー ５１ 緩衝部材 ５３ 受け溝
Claims (3)
- 【請求項１】 車両床面と前後スライド機構の固定レー
ルの前後位置の一端側にヒンジ部が設けられ、他端側に
ロック機構が設けられ、前記ロック機構を解除すること
により車両用シートの一端側のヒンジ部を中心として他
端側を前後スライド機構の固定レール及び可動レールと
共に車両床面より跳上げることができるようになされた
車両用シートにおいて、 前記ロック機構は車両床面に横方向に間隔を置いて複数
形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は車両
床面に設けられた横方向に長く形成された一端側ストラ
イカーに沿って横方向に摺動可能に設けられていること
を特徴とする車両用シート。 - 【請求項２】 車両床面と前後スライド機構の固定レー
ルの前後位置の一端側にヒンジ部が設けられ、他端側に
ロック機構が設けられ、前記ロック機構を解除すること
により車両用シートの一端側のヒンジ部を中心として他
端側を前後スライド機構の固定レール及び可動レールと
共に車両床面より跳上げることができるようになされた
車両用シートにおいて、 前記ロック機構は車両床面に設けられた他端側ストライ
カーと、この他端側ストライカーに係合される前後スラ
イド機構の固定レール側に取付けられたラッチ爪を備
え、前記他端側ストライカーが横方向に間隔を置いて複
数形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は車
両床面に設けられた横方向に長く形成された一端側スト
ライカーに沿って横方向に摺動可能に設けられているこ
とを特徴とする車両用シート。 - 【請求項３】 車両床面と前後スライド機構の固定レー
ルの前後位置の一端側にヒンジ部が設けられ、他端側に
ロック機構が設けられ、前記ロック機構を解除すること
により車両用シートの一端側のヒンジ部を中心として他
端側を前後スライド機構の固定レール及び可動レールと
共に車両床面より跳上げることができるようになされた
車両用シートにおいて、 前記ロック機構は車両床面に横方向に間隔を置いて複数
形成され、前記車両用シートの一端側のヒンジ部は車両
床面に設けられた横方向に長く形成された一端側ストラ
イカーに沿って横方向に摺動可能に設けられていると共
に、前記ヒンジ部に緩衝部材が取付けられ、該緩衝部材
を受ける受け溝が一端側ストライカーに近接する位置の
横方向に並んで複数形成されていることを特徴とする車
両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11425297A JPH10287157A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11425297A JPH10287157A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 車両用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10287157A true JPH10287157A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14633127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11425297A Pending JPH10287157A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 車両用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10287157A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011077902A1 (ja) * | 2009-12-25 | 2011-06-30 | 本田技研工業株式会社 | シート装置 |
| JP2011131804A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Honda Motor Co Ltd | シート装置 |
| JP2011131798A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Honda Motor Co Ltd | シート装置 |
-
1997
- 1997-04-16 JP JP11425297A patent/JPH10287157A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011077902A1 (ja) * | 2009-12-25 | 2011-06-30 | 本田技研工業株式会社 | シート装置 |
| JP2011131804A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Honda Motor Co Ltd | シート装置 |
| JP2011131798A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Honda Motor Co Ltd | シート装置 |
| CN102666192A (zh) * | 2009-12-25 | 2012-09-12 | 本田技研工业株式会社 | 座椅装置 |
| US8590970B2 (en) | 2009-12-25 | 2013-11-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Seat device |
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