JP3359554B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

車両用シート装置

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JP3359554B2
JP3359554B2 JP29685097A JP29685097A JP3359554B2 JP 3359554 B2 JP3359554 B2 JP 3359554B2 JP 29685097 A JP29685097 A JP 29685097A JP 29685097 A JP29685097 A JP 29685097A JP 3359554 B2 JP3359554 B2 JP 3359554B2
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Tachi S Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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Tachi S Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のフロアに着
脱可能に、しかも、ガイド方向に移動可能な状態でシー
ト本体を装着する車両用シート装置、特に、ワンボック
スカー等に多用され、乗客の乗り合いと荷物の積載とを
兼用できる車両用シート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用のシートの内、例えば、ワンボッ
クスカー等に用いられるリアシートは、乗客優先の場合
にはシートを後方に移動させ、そのシートクッションを
着座可能状態とし、また、荷物積載優先の場合にはシー
トクッションを折畳み、前方に移動させ、必要時にはシ
ートクッションを車両フロアより取外し、これにより積
載容量を増大させるようにしている。このように、フロ
アに対したシート本体をガイド方向に移動可能に、しか
も、脱着可能に支持できる車両用シート装置としては、
たとえば、図10や図11に示すものが知られている。
【0003】図10に示すシート本体101は、車両の
フロア100にシートアジャスタ102及び脱着機構1
03を介し取り付けられる。脱着機構103はフロア1
00側の固定部材103aにシートアジャスタ102側
の可動フック103bを係止でき、この可動フック10
3bには解除レバー103cが連結される。このシート
装置で乗客優先の場合はシートアジャスタ102により
シート本体101をフロア100に対し摺動可能に支持
でき、荷物積載優先の場合には解除レバー103cを介
し可動フック103bを離脱操作し、シートアジャスタ
102及びシート本体101をフロア100より外し、
フロア上の積載容量を増大させることができる。なお、
図10の構造に近い車両用シート装置が特開平8−30
5348号公報に開示されている。
【0004】更に、図11に示すシート本体101は、
車両のフロア100に埋込まれたロアレール104と、
これに摺動自在に嵌合するアッパレール105と、脱着
機構106とを介し取り付けられている。ここで脱着機
構106はアッパレールの突出部105aに形成された
係止穴106aを備え、これにシート本体101より下
方に突出するロックピン106bを係止できる。このロ
ックピン106bの係止状態は可動フック106cで保
持され、この可動フック106cは図示しない解除レバ
ーに連結される。この場合、乗客優先の場合はロアレー
ル104とアッパレール105がシートアジャスタとし
て機能し、荷物積載優先の場合には図示しない解除レバ
ーを介し可動フック106cを解除操作して、シート本
体101側をアッパレールの突出部105aより離脱さ
せ、フロア100上面を開放し、積載容量を拡大させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
や特開平8−305348号公報に開示されている車両
用シート装置では、車両のフロア100よりシート本体
側を離脱させる場合、シート本体101とシートアジャ
スタ102とを一体的にフロアより外すことと成り、シ
ート本体101側の重量が比較的大きくなり、シートア
ジャスタ102自体も嵩張り、脱着操作性が低いという
問題がある。一方、図11の車両用シート装置では、フ
ロア100よりシート本体101側を離脱させた場合、
フロアに埋め込まれたロアレール104にアッパレール
105が上方に突き出したまま残っており、荷物積載時
における車両のフロア100の上面の使い勝手が悪く、
フロアの見栄えも良くなく問題と成っている。
【0006】本発明の目的は、シート本体を移動させて
フロア上面を開放させ、フロア上面の荷物積載スペース
を拡大し、フロア上面を使い勝手よく見栄え良く使用で
きる車両用シート装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明によれば、車両のフロアに配設されたロアレール内に
摺動自在にスライダを嵌着し、このスライダにはシート
本体の下部に突設されるストライカを係止可能なラッチ
を設けておき、乗客の着座時には、長溝より差し込まれ
たストライカをスライダ上のラッチに係止させて両者を
一体的に連結し、スライダとシート本体とを所定方向の
長溝に沿って摺動自在に支持できる。このため、乗客の
着座時にその着座位置の微調整が容易と成る。一方、荷
物積載時には、シート本体と連結されたスライダをロア
レール内で摺動させ、ロアレール上のシート本体の着脱
位置に形成された切り欠き溝にラッチを対向させ、この
切り欠き溝によりストライカを係止あるいは離脱するの
に伴うラッチの回動を許容し、ストライカと一体のシー
ト本体をフロア側のラッチに対して係止あるいは離脱操
作出来る。このため、荷物積載時にシート本体の少なく
ともそのストライカ取付部側をフロアより離脱させ、フ
ロア面を開放し、同フロア面の荷物積載スペースを拡大
させることができ、フロア上面を使い勝手よく、見栄え
良く使用できる。好ましくは、上記車両のフロア面と上
記ロアレールの上面が同一面として形成されても良く、
この場合、フロア上面の使い勝手や見栄えがより向上す
る。
【0008】請求項2に記載された発明によれば、特
に、荷物積載時にシート本体を摺動させ、このシート本
体の左右の各側部に2個づつ設けたストライカを、前後
のラッチの間隔と同一の間隔を保って形成された左右の
ロアレール上の切り欠き溝に対向させ、同位置において
これらストライカを左右のスライダ上の前後2個づつの
ラッチより外し、シート本体全体を車両のフロアより離
脱させる。このため、シート本体全体が覆っていたフロ
ア上面を容易に開放出来、同フロア上面の荷物積載スペ
ースを十分拡大させて使い勝手よく、見栄え良く使用で
きる。
【0009】請求項3に記載された発明によれば、特
に、荷物積載時にシート本体を摺動させ、シート本体の
左右の各側部に2個づつ設けた各ストライカを前側と後
側とに分けてラッチより順次外すことができ、即ち、前
後の両スライダ半部が延長状態を保持していない状態に
おいて、前後の各ストライカの一方側を切り欠き溝を形
成した位置において先に外し、シート本体を移動させて
フロア上面を開放でき、次いで前後の両スライダ半部が
延長状態を保持する状態に成ると他方のストライカを切
り欠き溝を形成した位置において外すことにより、シー
ト本体全体をフロアより離脱させる。このため、シート
本体をフロアより離脱させることなく単にフロア上面が
開放されるように移動させた場合、フロア上面の荷物積
載スペースを拡大させることが出来ると共に乗客の着座
時状態に戻すことが容易となり、この点で使い勝手がよ
く、更に、シート本体をフロア上面より完全に離脱させ
た場合にはフロア上面の荷物積載スペースを十分に拡大
させることができ見栄えも良く使用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1、図2には本発明の実施形態
例としての車両用シート装置を示した。この車両用シー
ト装置1は図示しないワンボックスカーの後部側のフロ
ア2に配設される。なお、この車両用シート装置が適用
される車両としては、リアシートを装着したワンボック
スカーが好適であるが、発明の範囲を当該車両に限定す
るものではない。この車両用シート装置1はフロア2に
装着されるシートアジャスタ3と、シートアジャスタ3
により所定方向である前後方向Xに移動可能に支持され
るシート本体4とを備える。
【0011】シートアジャスタ3はフロア2に埋め込ま
れた左右一対のロアレールLl,Lr(図3参照)と、
各ロアレール内に摺動自在に嵌着される左右のスライダ
8(図4(a)、(b)に左側のみ示した)とを備え、
特に、左右のスライダ8はシート本体4側の前後ストラ
イカSf,Srを着脱可能に連結する前後ラッチRf,
Rr(図4(a)、(b)参照)を備える。左右の各ロ
アレールLl,Lr、左右のスライダ8及び同スライダ
上の前後ラッチRf,Rrは一部を除いて同様の構成を
採ることより、ここでは左ロアレールLl及び左スライ
ダ8側の構成を主に説明する。なお、図3(a)に示す
ように、左右のロアレールLl,Lrは、平面視におい
て左右対称に形成され、場合により左右同一に形成して
おき、部品の共用化を図っても良い。
【0012】図1に示すように、左ロアレールLlは、
フロア2の基板201上に形成された凹溝状の取付け部
202(図1参照)に固着され、同左ロアレールの上面
は基板201上に敷き詰められたカーペット7の上面と
略同一面に設定されている。左ロアレールLlは、図3
(a)に示すように直状を成し、その上壁501の中央
に前後方向Xに向けて長溝6が延設される。更に左ロア
レールLlはその長手方向と直行する横断面が略矩形状
(図6,7参照)を成し、その長手方向である前後方向
Xに長く摺動室hを形成され、ここに複数のローラrを
有したスライダ8を嵌着する。上壁501にはシート離
脱位置に長溝6に連続するよう前後切り込み溝27,2
8が形成される。即ち、前切り込み溝27は後述のシー
ト脱着位置P1(図9参照)にシート本体が達した際に
前ラッチRfと対向する位置c1(図3(a)参照)に
形成され、後切り込み溝28は後述のシート折畳み位置
P2にシート本体が達した際に後ラッチRrと対向する
位置c2(図3(a)参照)に形成される。なお、ここ
で位置c1の前切り込み溝27と位置c2の後切り込み
溝28は後述の前後の両スライダ半部9,11が最長状
態を保持する際の前後のラッチRf,Rrの間隔と同一
の間隔として設定される。
【0013】前後の各切り込み溝27,28は同様に形
成され、即ち、図6に示すように、長溝6よりシート内
側(図6で右側)である中央部に向けて所定量e1切り
込まれた部位と、長溝6のシート外側(図6で左側)の
縦溝壁503に所定量e2だけ上向きに切り込まれた部
位とを備える。この内、所定量e1の内側切り込み部位
は後述の内フォーク22の上方回動(図6に2点鎖線で
示した)を許容出来、所定量e2の外側切り込み部位は
後述の外フォーク24の上方回動(図6に2点鎖線で示
した)を許容出来る。なお、図3(a)に示すように、
上壁501上であって、前切り込み溝27の近傍で長溝
6よりシート内側に位置する部位にはシートロック穴3
1が形成される。このシートロック穴31は後述の折畳
み済のシート本体4の摺動を規制するシートロック爪3
2(図5参照)が嵌合可能に形成される。
【0014】左ロアレールLlの底壁502にはスライ
ドロック穴29が長手方向の複数位置に分散して形成さ
れる。各スライドロック穴29は後述のスライドロック
爪30(図4(a),(b)参照)の係合を許容するよ
うに形成され、特に、スライドロック爪30の係合時に
シート本体4を後端位置P3(図9参照)に位置決めす
る部位p3と、シート本体4を中間位置P4(図9参
照)に位置決めする部位p4と、シート本体を前端位置
P5(図9参照)に位置決めする部位p5と、シート本
体を折畳む折畳み位置P2に位置決めする部位p2とに
それぞれ形成される。
【0015】左ロアレールLlの摺動室hに摺動自在に
嵌着されるスライダ8は、図4(a)、(b)に示すよ
うに、前スライダ半部9と後スライダ半部11とで2分
割して形成され、これら前後の各スライダ半部9,11
は互いに対向する連結部901,111において所定の
可動幅Bの範囲で互いに摺動可能にピン結合される。こ
こで、前スライダ半部9の連結部901は互いに接近し
て対向し長穴902を形成された一対の縦板で形成さ
れ、後スライダ半部11の連結部111は連結部901
に挟持されると共にピン12を固着した重合縦板部とし
て形成される。ここでピン12の左右突き出し端部は連
結部901の長穴902に嵌挿され、ピン12が長穴9
02の端部に係止されることにより前後の両スライダ半
部9,11の最長状態及び最短状態を設定できるように
なっている。
【0016】前スライダ半部9は左右基枠13,14
と、左右基枠13,14間を連結する前後ローラピン1
5,16と、前後ローラピン15,16の左右端にそれ
ぞれ枢着される一対のローラrと、前ローラピン15の
中央に枢着され、前ストライカSfの前後方向のずれを
調整する前溝車17と、左右基枠13,14間に配備さ
れる前ラッチRfとを備える。左右基枠13,14は前
後折曲片18,19とこれらを結合する連結片131,
141との3部材からなる。前ラッチRfは、図6に示
すように、前後折曲片18,19の内壁折曲部位と、こ
れら部材間に取付けられた内外ラッチピン20,21
(図4(a)で上方が内側)と、内ラッチピン20の中
央に一体結合される内フォーク22と後端に一体結合さ
れる内レバー23と、外ラッチピン21の中央に一体結
合される外フォーク24と後端に一体結合される外レバ
ー25とを備える。ここで、内レバー23と外レバー2
5とはそれぞれ内外ラッチピン20,21回りに回動自
在にピン結合され、しかも、図示しないばねで上方に回
動付勢されている。
【0017】この前ラッチRfは前述の前切欠き溝27
に対向した際に図示しないばねの弾性力により内外ラッ
チピン20,21回りに内外フォーク22,24を上方
に回動出来る。このように前ラッチRfが上方に回動し
て解除位置に達した状態(図6に2点鎖線で示した)に
おいて、前ストライカSfが降下作動し、前ストライカ
Sfの下端が内フォーク22の下回動端222に押圧さ
れると、上回動端221及び内外レバー23、25を介
し連動した外フォーク24が下方に回動し、上回動端2
21の上方に外フォーク24が当接した状態で前ラッチ
Rfが前ストライカSfを係止し、摺動室h内を摺動出
来る。なお、このように前ストライカSfが前ラッチR
fに係止された状態は、前ラッチRfの内外フォーク2
2,24が前述の位置c1に形成された前切欠き溝27
に突入し、上方回動した際にのみ解除される。
【0018】後スライダ半部11は左右基枠33,34
と、左右基枠33,34間を連結する前後ローラピン3
5,36及び中間ピン35’と、前後ローラピン35,
36の左右端にそれぞれ枢着される一対のローラrと、
前ローラピン35の中央に枢着されるスライドロック爪
30と、後ローラピン36の中央に枢着される後溝車3
7と、左右基枠33,34間に配備される後ラッチRr
とを備える。左右基枠33,34は前後折曲片40,4
1とこれらを結合する連結片401,411との3部材
からなる。スライドロック爪30は図4(b)に示すよ
うに、前ローラピン35回りにてこ作動出来、その前部
は左右基枠33,34の挟持部位aに摺動可能に嵌着さ
れる。なおスライドロック爪30の後端上部301は後
述のスライドロック解除レバー38に操作される解除片
39に対設され、前端の二股状の爪302は左ロアレー
ルLlのスライドロック穴29に係止可能に形成され
る。
【0019】後ラッチRrは、図4(a)に示したよう
に、平面視において前ラッチRfと前後対称に形成され
る。即ち、左右基枠33,34の内壁より延出する前後
折曲片40,41と、左右基枠33,34の内壁折曲部
位間に取付けられた内外ラッチピン42,43と、内ラ
ッチピン42の中央に一体結合される内フォーク44と
前端に一体結合される内レバー45と、外ラッチピン4
3の中央に一体結合される外フォーク46と前端に一体
結合される外レバー47とを備える。ここで、内レバー
45と外レバー47とはそれぞれ内外ラッチピン42,
43回りに回動自在にピン結合され、しかも、図示しな
いばねで上方に回動付勢されている。
【0020】この後ラッチRrは前述の位置c2の後切
欠き溝28に対向した際に図示しないばねの弾性力によ
り内外ラッチピン42,43回りに内外フォーク44,
46を上方に回動出来る。この後ラッチRrは図6を用
いて前述した前ラッチRfと同様に作動でき、即ち、後
ストライカSrの下端が内フォーク44を押圧し、これ
に内外レバー45,47を介し連動した外フォーク46
が下方に回動することにより、内フォーク44の上方に
外フォーク46が当接し、後ラッチRrが後ストライカ
Srを係止し、摺動室h内を摺動出来る。なお、このよ
うに後ストライカSrが後ラッチRrに係止された状態
は、後ラッチRrの内外フォーク44,46が前述の位
置c2の後切欠き溝28に突入し、上方回動した際にの
み解除される。
【0021】ここでは、左ロアレールLlに嵌挿される
左側のスライダ8を説明したが、右ロアレールLrに嵌
挿される右側のスライダ8も左右対称に形成されるの
で、ここでは重複説明を略す。シート本体4は、図1に
示すシート枠80と、このシート枠の上部に一体的に取
付けられるシートクッション78と、シート枠80の後
端部に周知のリクライニング装置79を介し取り付けら
れるシートバック77とで構成される。シート枠80
は、図1、図2に示すように、平面視で矩形状を成し、
左右対称の形状を成す。ここでシート枠80は、左右の
上側枠51l,51rと、左右の下側枠52l,52r
と、これら上下側枠を前部でピン結合する左右の前短板
53l,53rと、これら上下側枠を後部でピン結合す
る左右の後短板54l,54rと、左右の前短板53
l,53r及び後短板54l,54rよりそれぞれ下方
に突き出し形成された前後ストライカSf、Srとを備
え、しかも、左右の上側枠51l,51rの前部を連結
する前パイプ55と、同後部を連結する後パイプ56と
を備える。
【0022】前後のストライカSf、Srは、図5に示
すように、側面視が略U字型を成し、特に、前後の柱部
間隔E(図8参照)が内外フォーク22,24の前後幅
より大きく設定され、これにより内外フォーク22,2
4によるストライカSf、Srの係止、解除作動をスム
ーズに行なえるようにしている。なお、前後のストライ
カSf、Srはその上下方向への着脱操作時に、その前
後端を前後溝車17,37に当接し、前後のずれを修正
するようにガイドされ前後の内外フォーク22,24に
適確に対向することができる。左右の上側枠51l,5
1rの上方にはシートクッション78の基枠を成すシー
トパン57が配備され、このシートパンと左右の上側枠
51l,51rとは前後左右に設けられた各連結片58
(図1参照)で一体的に結合されている。
【0023】左右の前短板53l,53rはその上部が
左右の上側枠51l,51rと一体の前パイプ55に相
対回転可能にピン結合され、その下部が左右の下側枠5
2l,52rと回動軸59を介しピン結合される。同じ
く、左右の後短板54l,54rはその上部が左右の上
側枠51l,51rに後パイプ56を介しピン結合さ
れ、その下部が左右の下側枠52l,52rと各連結ピ
ン60によりピン結合される。このため、後述するよう
に、シート枠80は左右の前ストライカSfと一体の前
短板53l,53rをロアレール側に固定した状態で前
パイプ55を中心に後部を上方に回動させることが可能
であり、その際、左右の後短板54l,54r及びスト
ライカSf、Srは、図9に示すように下方に回動変位
できる。
【0024】図2、図5に示すように、左右の上側枠5
1l,51rの前側内壁面側にはスライドロック解除レ
バー38により操作されるスライドロック機構M1が配
備される。スライドロック解除レバー38は平面視で略
U字型を成し、左右の上側枠51l,51rの内壁面に
左右一対の枢支ピン61を介し枢支される。ここでスラ
イドロック解除レバー38はその中央部381をシート
クッション78の前部の中央下方に配置し、左右の後端
382を左右一対の摺動ピン62を介し左右の解除片3
9に連結する。各解除片39は左右の下側枠52l,5
2r上の枢支ピン63に枢支され、その上端に枢支ピン
75を係合した長溝391を形成され、その下端にスラ
イドロック爪30の後端上部301を押圧する傾斜カム
部392を形成される。ここでスライドロック解除レバ
ー38は、通常時に中央部381を下位置に、解除片3
9を非押圧位置(図5における実線位置)に、スライド
ロック爪30を係止位置d(図1参照)に保持する。解
除時に中央部381を引き上げると、解除片39が押圧
位置(図5における2点鎖線位置)に、スライドロック
爪30が退却位置u(図1参照)に移動し、シート枠8
0をスライドロック状態よりスライド可能状態に保持出
来る。
【0025】左右の前短板53l,53rの内壁面には
シート直立ロック機構M2が配備される。図2、図5、
図8に示すように、シート直立ロック機構M2は、左右
の前短板53l,53r間に枢着される回動軸59と、
その回動軸59の左右端近傍に一体結合される解除レバ
ー64(図8参照)と、回動軸59の左端部に突設され
たハンドル片70と、左右の前短板53l,53rの内
側壁に固着された平面視略コ字型のブラケット65と、
コ字型ブラケット65内に摺動可能に配備され、解除レ
バー64の上下操作力を上下ピン661,662を介し
て受ける係止片66と、通常時において前方に突出した
解除位置kを保持する状態で前パイプ55に溶接される
直立用ストッパ片68と、係止片66を常時上方に引上
げ付勢するばね69とを備える。ここで、左右の直立用
ストッパ片68は前パイプ55を介して上側枠51l,
51rと一体結合され、上側枠51l,51r側が前パ
イプ55と共に回動し直立状態に達した際にこの直立用
ストッパ片68が解除位置Kより回動し、直立位置Vに
達する。この際、直立用ストッパ片68はばね69の弾
性力に抗して係止片66を押し下げ、その係止溝67に
係止され、直立状態に上側枠51l,51r側であるシ
ートクッション78及びシートバック77を保持出来
る。
【0026】なお、ハンドル片70を回動操作すること
により、回動軸59と一体の解除レバー64が係止片6
6をばね69の弾性力に抗し降下作動させることがで
き、直立用ストッパ片68の係止状態を解除でき、シー
トクッション51及びシートバック52の回動を許容で
きる。図2、図5に示すように、左右の前短板53l,
53rの内壁面でシート直立ロック機構M2の下方にシ
ートロック機構M3が配備される。このシートロック機
構M3は、左右の前短板53l,53r間に枢着される
折曲回動軸71と、その折曲回動軸71の左右端近傍に
一体結合される左右のシートロック爪32と、左右のロ
アレールLl、Lrに形成されたシートロック穴31と
を備える。ここで折曲回動軸71は、中央部711が左
右端の直状部712に対し後方(図2において右側)に
偏倚しており、この中央部711を図示しないばねの回
動付勢力に抗して引上げ操作することにより、左右端の
直状部712と一体の各シートロック爪32を上方に回
動でき、シートロック穴31に係止されている場合には
その係止状態を解除できる。
【0027】このような車両用シート装置の作動を図9
と共に説明する。乗客優先のシート着座時において、シ
ート本体4側の前後左右のストライカSf,Srが左右
のスライダ8の前後左右のラッチRf,Rrに係止さ
れ、両者が一体的に連結される。この状態でシート本体
4は左右のロアレールLl、Lrに対し前後方向Xに摺
動可能であり、スライドロック解除レバー38の引上
げ、降下の各操作によりスライドロック機構M1の左右
のスライドロック爪30が左右のロアレールLl,Lr
のスライドロック穴29に対して離脱し、係止され、後
端位置P3より前端位置P5のシートアジャスト域A
(図9参照)でシート本体4及びシート枠80を摺動さ
せた上で、3位置P3,P4,P5の一つに選択的にシ
ート本体4側をロックでき、これによりシート本体4の
前後方向の位置を調整できる。なお、走行に入る場合、
シート本体4はスライドロック機構M1の働きにより後
端位置P3、中間位置P4、前端位置P5のいずれかに
シートロックされる。
【0028】貨物優先時には、先ず、スライドロック機
構M1を操作し、シートロックを解除し、シート本体4
及び左右のスライダ8を折畳み位置P2に摺動させ、左
右のスライドロック爪30を部位p2(図3,図9参
照)のスライドロック穴29に係止させる。この時、ス
ライダ8の後左右のラッチRrは左右のロアレールL
l、Lr上の後切り込み溝28と対向し、後左右のスト
ライカSrを開放可能な状態にある。ここでシート本体
4のリクライニング装置79を操作してシートバック7
7を折畳み(図1の2点鎖線参照)、折畳み状態のシー
ト本体4及びシート枠80の後部を引き上げると、シー
ト枠80側の相互にピン結合されている上下側枠51
l,52r,52l,52rが相互に回動する。この
時、シート枠80側の後左右のストライカSrが左右の
スライダ8の後左右のラッチRf,Rrより離脱でき、
シート本体4及びシート枠80を縦向きに折畳む折畳み
位置P2に保持できる。この時シート直立ロック機構M
2が働き、即ち、上側枠51l,51r側が前パイプ5
5と共に回動し直立状態に達した際に前パイプ55と一
体の直立用ストッパ片68が直立位置Vに達っし、直立
用ストッパ片68の係止溝67に係止され、直立状態に
上側枠51l,51r側であるシート本体4及びシート
枠80をロックするこの場合、折畳み位置P2で縦向き
に折畳まれたシート本体4及びシート枠80、シート本
体が覆っていたフロア上面の一部を開放出来、荷物積載
スペースとして有効利用出来る。しかも、この状態で
は,逆操作を行なうことにより、即ち、シート直立ロッ
ク機構M2のハンドル片70を操作して直立用ストッパ
片68を降下作動させて直立用ストッパ片68を開放
し、直立用ストッパ片6と前パイプ55を介して一体の
シート本体4及びシート枠80を後方に回動させる。更
に、後左右のストライカSrを後左右のラッチRf,R
rに噛み合わせ、シート本体4のシートバック77を縦
て、シート本体4を後方の後端位置P3、中間位置P
4、前端位置P5のいずれかにシートロックするという
操作を容易に行なえ、乗客優先のシート着座状態への戻
し操作が容易である。
【0029】次に、貨物優先時にシート本体4及びシー
ト枠80が縦向きに折畳む折畳み位置P2に保持された
状態より、更にシート本体4側を前方(図9で左側)に
移動させるものとする。この場合、スライダ8中の後ス
ライダ半部11は左右のスライドロック爪30が部位p
2のスライドロック穴29に係止しているので、後スラ
イダ半部11は作動せず、後スライダ半部11に対して
前スライダ半部9のみが前方に摺動出来る。この前方移
動により、前スライダ半部9側に係止されている左右の
前短板53l,53r上のシートロック爪32が左右の
シートロック穴31に係止され、シート本体4側をシー
トロック位置P2’にロックする。ここで、更にシート
の離脱意志が確認されて、操作者がシートロック機構M
3の折曲回動軸71を回動操作すると、同軸の左右端の
シートロック爪32が上方に回動してシートロック穴3
1より離脱し、シート側は左右のロアレールLl、Lr
に対し更に摺動可能となる。このシートロック機構M3
の解除に続いて、操作者が前スライダ半部9及びシート
本体側を前方に更に摺動させると、スライダ側のピン1
2と長穴902の働きで、後スライダ半部11に対し前
スライダ半部9が最大幅である可動幅Bだけ移動し、シ
ート本体4をシート脱着位置P1に保持できる。
【0030】この場合、前スライダ半部9上の前左右の
ラッチRfは左右のロアレールLl、Lr上の前切り込
み溝27と対向し、前左右のストライカSfを開放可能
状態に保持する。ここで操作者がシート本体4及びシー
ト枠80を持ち上げることにより、これを左右のロアレ
ールLl、Lrより外し、車外に移動させることが出来
る。このようにしてシート本体4及びシート枠80が排
除されたフロア2は、その上面を最大限開放され、後部
のフロア上面全体を荷物積載スペースとして有効利用出
来る。しかも、このフロア2の上面と左右のロアレール
Ll、Lrの上壁501とはほぼ同一平面上にあり、こ
の点でフロア上面全体を使い勝手よく見栄え良く使用で
きる。
【0031】なお、シート本体4及びシート枠80側を
再度車内に運び、そのシート枠80側の前左右のストラ
イカSfを左右のロアレールLl、Lrの前切り込み溝
27に嵌合させ、以後の操作を上述の離脱操作と逆行程
で順次行なえば、貨物優先状態より、着座優先状態に戻
すことが出来る。図1の車両用シート装置は、乗客優先
のシート着座時において、後端位置P3より前端位置P
5のシートアジャスト域Aでシート本体4及びシート枠
80を摺動させ3位置P3,P4,P5の一つに選択的
にシート本体4側をロックでき、シートアジャスト域A
の前方の折畳み位置P2でシート本体4を縦向きに折畳
み、更に、縦向きに折畳んだシート本体4を更に可動幅
Bだけ前方に移動させ、即ち、シートロック位置P2’
を経てシート脱着位置P1に保持し、その上でシート本
体4側を車外に移動させるものとして構成されていた。
【0032】しかし、場合により、シートアジャスト域
Aの前方の折畳み位置P2でシート本体4を縦向きに折
畳み、同時にその位置でシート枠80側を左右のロアレ
ールLl、Lrより離脱させるようにして、装置の簡素
化を図っても良い。この場合、左右のロアレールLl、
Lr内の各スライダ(図示せず)は上述のスライダ8の
ように前後スライダ半部9,11の相対移動可能な連結
体とすること無く一体化され、例えば図4(a)のスラ
イダで前後スライダ半部9,11の連結部901,11
1を固着した状態のスライダを用いることができ、この
点で装置の簡素化を図るようにできる。更に、この場
合、スライダ内の前後のラッチRf,Rr間の幅は一定
であり、例えば上述の左右のロアレールLl、Lrを用
いた場合、ここで位置c2に後切り込み溝28を形成す
ると、図3(a)に2点鎖線で示すように、この後位置
c2より前後のラッチの間隔を隔てて、位置c1’に前
切り込み溝27’が形成されることとなる。この場合、
前切り込み溝27’と後切り込み溝28に前後のラッチ
を同時に対向させ、左右の前ラッチを同時に開放作動さ
せ、左右の前ストライカを離脱操作させることが出来、
シート本体4側を左右のロアレールLl、Lrより容易
に離脱させることができる。
【0033】上述した各車両用シート装置はワンボック
スカーのリヤシートとして説明したが、バン型車両等の
その他の車両のリヤシートとして適用しても良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、乗客の着座時には、ロアレール内のスライダに
シート本体を一体的に結合し、スライダとシート本体側
とを所定方向の長溝に沿って摺動自在に支持でき、この
ため、乗客の着座時にその着座位置の微調整が容易と成
る。一方、荷物積載時には、切り欠き溝によりストライ
カを係止あるいは離脱するのに伴うラッチの回動を許容
し、ストライカと一体のシート本体をフロア側のラッチ
に対して係止あるいは離脱操作できるので、シート本体
の少なくともラッチより外れた部位をフロアより離脱さ
せてフロア上面を開放させ、フロア上面の荷物積載スペ
ースを拡大させることができ、フロア上面を使い勝手よ
く、見栄え良く使用できる。
【0035】請求項2の発明によれば、荷物積載時に、
シート本体の左右の各側部に2個づつ設けた各ストライ
カを切り欠き溝を形成した位置において左右のスライダ
上の前後2個づつのラッチより外し、シート離脱位置に
達したシート本体全体を車両のフロア上面より同時に離
脱させることができる。このため、シート本体をフロア
上面より完全に離脱させて、同フロア上面の荷物積載ス
ペースを十分拡大させて使い勝手よく、見栄え良く使用
できる。
【0036】請求項3の発明によれば、前後の各ストラ
イカの一方側を切り欠き溝を形成した位置において先に
外してシート本体を移動させフロア上面が開放するよう
にでき、前後の両スライダ半部が延長状態を保持する状
態に成ると他方のストライカを切り欠き溝を形成した位
置において外し、ここでシート本体全体をフロアより離
脱させることができる。このため、シート本体のラッチ
より外れた側のみをフロアより離脱させてフロア上面を
開放した場合、フロア上面の荷物積載スペースを拡大さ
せることが出来ると共に乗客の着座時状態に戻すことが
容易であり、この点で使い勝手がよく、更に、シート本
体をフロア上面より完全に離脱させた場合にはフロア上
面の荷物積載スペースを十分に拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用された車両用シート装置の概略側
面図である。
【図2】図1の車両用シート装置のシート本体を排除し
た状態での概略平面図である。
【図3】図1の車両用シート装置内の左右ロアレールを
示し(a)は拡大平面図、(b)は拡大側面図を示す。
【図4】図1の車両用シート装置内のスライダを示し
(a)は拡大平面図、(b)は拡大側面図を示す。
【図5】図1の車両用シート装置内のシート枠の側面図
である。
【図6】図1の車両用シート装置内の前ストライカ及び
前ラッチの拡大断面図である。
【図7】図1の車両用シート装置内のスライドロック機
構部の拡大断面図である。
【図8】図1の車両用シート装置内のシート直立ロック
機構部、シートロック機構部の拡大側面図である。
【図9】図1の車両用シート装置の作動説明図である。
【図10】従来の車両用シート装置の概略構成図であ
る。
【図11】従来の他の車両用シート装置の概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1 車両用シート装置 2 フロア 4 シート本体 6 長溝 8 スライダ 9 前スライダ半部 11 後スライダ半部 27 前切り欠き溝 28 後切り欠き溝 c1 前着脱位置に対応する部位 c2 後着脱位置に対応する部位 Ll ロアレール Lr ロアレール Rf 前ラッチ Rr 後ラッチ Sf 前ストライカ Sr 後ストライカ X 前後方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 卓朗 東京都昭島市松原町3丁目2番12号・株 式会社タチエス内 (72)発明者 筒井 孝夫 東京都昭島市松原町3丁目2番12号・株 式会社タチエス内 (56)参考文献 特開 平7−215113(JP,A) 特開 平9−58312(JP,A) 特開 平2−81738(JP,A) 特開 平7−195967(JP,A) 特開 平9−150652(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/72

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のフロアに配設されるシート本体と、 同シート本体の下部に突設されるストライカと、 上記シート本体と対向する上記フロア上の部位に固設さ
    れ、所定方向の長溝を有するロアレールと、 同ロアレール内に摺動自在に嵌着され、上記長溝より差
    し込まれた上記ストライカを係止可能なラッチを有する
    スライダと、 上記ロアレール上の上記シート本体の着脱位置に形成さ
    れ、上記ストライカを係止あるいは離脱するのに伴う上
    記ラッチの回動を許容する切り欠き溝と、を具備した車
    両用シート装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両用シート装置におい
    て、 上記ストライカを上記シート本体の左右の各側部に2個
    づつ設け、上記スライダを上記シート本体の左右の各側
    部と対向する部位にそれぞれ配設し、同左右の各スライ
    ダに上記ラッチを2個づつ前後に設け、これら前後のラ
    ッチの間隔と同一の間隔を保って上記切り欠き溝を形成
    したことを特徴とする。
  3. 【請求項3】請求項1記載の車両用シート装置におい
    て、 上記ストライカを上記シート本体の左右の各側部に2個
    づつ設け、上記スライダを上記シート本体の左右の各側
    部と対向する部位にそれぞれ配設し、同左右の各スライ
    ダを前スライダ半部と後スライダ半部とで2分割して形
    成すると共にこれら前後の各スライダ半部を互いに摺動
    可能に連結し、これら前後の各スライダ半部に上記ラッ
    チをそれぞれ設け、上記前後の両スライダ半部が延長状
    態を保持する際の前後のラッチの間隔と同一の間隔を保
    って上記切り欠き溝を形成したことを特徴とする。
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