JPH10172669A - 電子制御ユニットの防水コネクタ - Google Patents

電子制御ユニットの防水コネクタ

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Publication number
JPH10172669A
JPH10172669A JP8327337A JP32733796A JPH10172669A JP H10172669 A JPH10172669 A JP H10172669A JP 8327337 A JP8327337 A JP 8327337A JP 32733796 A JP32733796 A JP 32733796A JP H10172669 A JPH10172669 A JP H10172669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
male terminal
male
terminal unit
electronic control
printed wiring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8327337A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritomo Okamura
憲知 岡村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP8327337A priority Critical patent/JPH10172669A/ja
Publication of JPH10172669A publication Critical patent/JPH10172669A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雄端子ユニットの端子アライメントを充分に
確保でき、雌コネクタの結合時に、雄・雌両端子の間の
接触信頼性が向上する電子制御ユニットの防水コネクタ
を提供する。 【解決手段】 電子制御ユニットとワイヤーハーネスと
を接続する防水コネクタであって、上記電子制御ユニッ
トは、雄コネクタ11の雄端子ユニット11Aを嵌合す
る嵌合穴11aを形成した箱状のケース12を備える一
方、上記雄端子ユニット11Aの雄端子14は、上記ケ
ース12内に配置されるプリント基板に接着されたプリ
ント配線若しくは上記ケース12の開口12aを閉塞す
るカバー17の内面に接着されたプリント配線13の各
延長プリント配線13aと接続されていて、雄端子ユニ
ット11Aとプリント基板若しくはカバー17との間の
延長プリント配線13aには、複数の切込み13c又は
穴13dが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエンジン
ルーム内の搭載されているABS(アンチロックブレー
キシステム)やEFI(エレクトロニックフューエルイ
ンジョクション)等と一体化するのに最適な電子制御ユ
ニットの防水コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車においては、その高性能化
に伴って電子制御ユニットの種類が増加している一方
で、これらの電子制御ユニットを配置している車室内の
スペースも広く確保したいという要望がある。
【0003】従来では、車室内の各電子制御ユニットと
エンジンルーム内のABS等とをワイヤーハーネスで接
続しているが、ワイヤーハーネスの配線数も著しく増加
して、配索作業が困難になってきている。
【0004】上記のような諸事情から、各電子制御ユニ
ットを車室内ではなく、エンジンルーム内のABS等と
一体化して配置し、車室内のスペースを広く確保すると
同時に、ワイヤーハーネスの配索作業を簡素化する提案
がなされている。(特開平6−239217号公報参
照) 上記電子制御ユニットをエンジンルーム内に配置する場
合には、車室内に配置する場合と比較して、防水性、耐
熱性、耐振性等の対策が重要となる。
【0005】この対策の1つとしての防水性について
は、図5(A)に示すように、下面に開口2aを有し、
側面に、雄コネクタ1の雄端子ユニット1Aを嵌合する
嵌合穴2bを形成した雄フード部1Bを有する箱状のケ
ース2を設ける。
【0006】また、上記ケース2の開口2aをシールリ
ング6を介して閉塞するカバー7を設けて、このカバー
7の内面にプリント配線3を接着すると共に、このプリ
ント配線3から延長したフレキシブルな延長プリント配
線3aを雄コネクタ1の雄端子4の後端部4aに補助板
8とともに固定する。
【0007】そして、雄端子ユニット1Aを開口2aか
ら雄フード部1Bの嵌合穴2bに横向きで嵌合してねじ
で固定すると共に、カバー7でシールリング6を介して
開口2aを閉塞するようにしたものが考えられる。
【0008】同様に、図5(B)に示すように、ケース
2の上面に嵌合穴2bを形成した雄フード部1Bを有
し、雄端子ユニット1Bを嵌合穴2bに上向きで嵌合し
てねじで固定するものも考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術では、雄フード部1B内での雄端子ユニット1A
の端子アライメントを確保するために、雄端子ユニット
1Aを雄フード部1B内で移動させる必要が有るとき
に、プリント配線3の延長プリント配線3aは、図1
(C)を参照すれば、長さ方向cにはフレキシブルであ
るが、幅方向dにはフレキシブルでないから、雄端子ユ
ニットを延長プリント配線の幅方向に移動させることが
困難で、端子アライメントを充分に確保しにくいという
問題がある。
【0010】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、雄端子ユニットの端子アライメントを充分
に確保でき、雌コネクタの結合時に、雄・雌両端子の間
の接触信頼性が向上する電子制御ユニットの防水コネク
タを提供することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、電子制御ユニットとワイヤーハーネスと
を接続する防水コネクタであって、上記電子制御ユニッ
トは、雄コネクタの雄端子ユニットを嵌合する嵌合穴を
形成した箱状のケースを備える一方、上記雄端子ユニッ
トの雄端子は、上記ケース内に配置されるプリント基板
に接着されたプリント配線若しくは上記ケースの開口を
閉塞するカバーの内面に接着されたプリント配線の各延
長プリント配線と接続されていて、雄端子ユニットとプ
リント基板若しくはカバーとの間の延長プリント配線に
は、複数の切込み又は穴が形成されていることを特徴と
する電子制御ユニットの防水コネクタを提供するもので
ある。
【0012】本発明によれば、ケースの嵌合穴に雄端子
ユニットを嵌合するとき、雄端子ユニットの雄端子に接
続されたプリント配線の延長プリント配線に形成された
切込み又は穴により、延長プリント配線が長さ方向とと
もに、幅方向にもフレキシブルになって、雄端子ユニッ
トの移動がスムーズになる。
【0013】これにより、雌コネクタの結合時に、雄端
子ユニットは、雌コネクタの雌端子に雄端子がスムーズ
に接続されるように移動して、端子アライメントを充分
に確保できるようになるので、雄・雌両端子の接触信頼
性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0015】図2に示すように、電子制御ユニットは、
下面に開口12aを有し、側面に、雄コネクタ11の雄
端子ユニット11Aを遊嵌する遊嵌穴11aを形成した
雄フード部11Bを有する箱状のケース12を備えてい
る。
【0016】上記開口12aは、シールリング16を介
してカバー17で閉塞される。なお、カバー17は、具
体的に図示しないが、ねじ等でケース12に固定されて
いる。
【0017】上記カバー17の内面にはプリント配線1
3が接着されていると共に、このプリント配線13から
延長したフレキシブルな延長プリント配線13aは、雄
コネクタ11の雄端子ユニット11Aにインサートモー
ルドされた雄端子14の後端部14aに補助板18とと
もに固定されている。
【0018】上記延長プリント配線13aの雄端子ユニ
ット11Aとカバー17との間の折り曲げ部分13bに
は、図1(A)に示すように、長さ方向の多数の切込み
(スリット)13cが幅方向dに一定のピッチで形成さ
れている。なお、図1(B)に示すように、切込み13
cに代えて長穴13dを形成しても良い。
【0019】上記雄端子ユニット11Aの外周面11b
と雄フード部11Bの遊嵌穴11aの内周面11cとの
間は、端子アライメントを確保するための隙間tが形成
されて、雄端子ユニット11Aは、雌コネクタ20の嵌
合方向(矢印a参照)とは反対の方向(矢印b参照)か
ら雄フード部11Bの遊嵌穴11aに遊嵌される。
【0020】上記雄端子ユニット11Aの外周面11b
には、雄端子ユニット11Aの前端部11d側から後端
部11e側に斜め外向きに立上る多数の弾性片部11f
が一体形成されている。これにより、雄端子ユニット1
1Aを雄フード部11Bの遊嵌穴11aに横向きで遊嵌
させると、各弾性片部11fの後端部11gが遊嵌穴1
1aの内周面11cに当接して、各弾性片部11fが内
方に弾性変形されることにより、雄端子ユニット11A
が遊嵌穴11aの略中心部に位置するように弾性力で保
持される。
【0021】上記雄フード部11Bの遊嵌穴11aに
は、遊嵌穴11aに遊嵌された雄端子ユニット11Aの
前端部(具体的には各弾性片部11fの基部)11dを
当て止める前ストッパー部11hが一体形成されると共
に、弾性片部11fの後端部11gを係止する後ストッ
パー部11iが一体形成されている。
【0022】なお、図3に示すように、上記ケース12
の上面に、雄コネクタ11の雄端子ユニット11Aを遊
嵌する遊嵌穴11aを形成した雄フード部11Bを有
し、雄端子ユニット11Aを遊嵌穴11aに上向きで遊
嵌させるタイプであっても良い。
【0023】上記のように構成した防水コネクタ11
は、雄端子ユニット11Aをケース12の開口12aか
ら雄フード部11Bの遊嵌穴11aに遊嵌すると、各弾
性片部11fが内方にたわみながら後端部11gが内周
面11cに当接して、雄端子ユニット11Aが遊嵌穴1
1aの略中心部に位置するように弾性力で保持されるよ
うになる。
【0024】また、雄端子ユニット11Aの前端部11
dが前ストッパー部11hに当接して、雄端子ユニット
11Aが前方へ抜け止めされると同時に、弾性片部11
fの後端部11gが後ストッパー部11iに係止され
て、雄端子ユニット11Aが後方へ抜け止めされる。
【0025】その後、シールリング16を介してケース
12の開口12aをカバー17で閉塞する。
【0026】上記防水コネクタ11においては、ケース
12の雄フード部12Bの遊嵌穴12aに雄端子ユニッ
ト11Aを遊嵌すると、雄端子ユニット11Aは各弾性
片部11fの弾性力で遊嵌穴11aの略中心部に保持さ
れるようになるから、図4に示すように、雌コネクタ2
0の結合時に、雄端子ユニット11Aは、雌コネクタ2
0の雌端子20aに雄端子14がスムーズに接続される
ように各弾性片部11fの弾性力で弾性移動して、端子
アライメントを確保できるようになるので、雄・雌両端
子14,20aの接触信頼性が向上するようになる。
【0027】上記雄端子ユニット11Aは、延長プリン
ト配線3aの長さ方向(矢印c参照)のフレキシブル性
で長さ方向の弾性移動がスムーズであると同時に、延長
プリント配線13aの折り曲げ部分13bの多数の切込
み(スリット)13c又は長穴13dにより、幅方向
(矢印d参照)のフレキシブル性が向上して幅方向の弾
性移動もスムーズになって、端子アライメントを充分に
確保できるようになるので、雄・雌両端子の接触信頼性
がより向上する。
【0028】上記実施の形態では、雄端子ユニット11
Aを雄フード部11Bの遊嵌穴11aに遊嵌して、各弾
性片部11fで雄端子ユニット11Aを遊嵌穴11aの
略中心部に位置するように弾性保持する構造であった
が、雄端子ユニット11Aを雄フード部11Bの嵌合穴
11aに移動できるように嵌合する他の構造のものでも
適用することができる。
【0029】また、上記プリント配線13は、カバー1
7に接着したものであったが、ケース12内に配置され
るプリント基板に接着したプリント配線13であっても
良い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の防水コネクタは、ケースの嵌合穴に雄端子ユニット
を嵌合するとき、雄端子ユニットの雄端子に接続された
プリント配線の延長プリント配線に形成された切込み又
は穴により、延長プリント配線が長さ方向とともに、幅
方向にもフレキシブルになって、雄端子ユニットの移動
がスムーズになるから、雌コネクタの結合時に、雄端子
ユニットは、雌コネクタの雌端子に雄端子がスムーズに
接続されるように移動して、端子アライメントを充分に
確保できるようになるので、雄・雌両端子の接触信頼性
が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の横向き防水コネクタであり、(A)
は切込みを形成した延長プリント配線の斜視図、(B)
は長穴を形成した延長プリント配線の斜視図、(C)は
切込みや長穴を形成していない延長プリント配線の斜視
図である。
【図2】 横向き防水コネクタであり、(A)は組み立
て前の側面断面図、(B)は組み立て後の側面断面図で
ある。
【図3】 上向き防水コネクタであり、(A)は組み立
て前の側面断面図、(B)は組み立て後の側面断面図で
ある。
【図4】 (A)(B)は、雄コネクタに雌コネクタを
結合する要領の側面図、(C)は雄端子と雌端子の接続
関係を示す拡大側面図である。
【図5】 先行技術の防水コネクタであり、(A)は横
向き防水コネクタの側面断面図、(B)は上向き防水コ
ネクタの側面断面図である。
【符号の説明】
11 防水コネクタ 11A 雄端子ユニット 11B 雄フード部 11a 遊嵌穴 13 プリント配線 13a 延長プリント配線 13b 折り曲げ部分 13c 切込み 13d 長穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子制御ユニットとワイヤーハーネスと
    を接続する防水コネクタであって、 上記電子制御ユニットは、雄コネクタの雄端子ユニット
    を嵌合する嵌合穴を形成した箱状のケースを備える一
    方、上記雄端子ユニットの雄端子は、上記ケース内に配
    置されるプリント基板に接着されたプリント配線若しく
    は上記ケースの開口を閉塞するカバーの内面に接着され
    たプリント配線の各延長プリント配線と接続されてい
    て、雄端子ユニットとプリント基板若しくはカバーとの
    間の延長プリント配線には、複数の切込み又は穴が形成
    されていることを特徴とする電子制御ユニットの防水コ
    ネクタ。
JP8327337A 1996-12-06 1996-12-06 電子制御ユニットの防水コネクタ Withdrawn JPH10172669A (ja)

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JP8327337A JPH10172669A (ja) 1996-12-06 1996-12-06 電子制御ユニットの防水コネクタ

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JP8327337A JPH10172669A (ja) 1996-12-06 1996-12-06 電子制御ユニットの防水コネクタ

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JPH10172669A true JPH10172669A (ja) 1998-06-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000195598A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Fujitsu Ten Ltd コネクタと基板の接続構造
US9979107B1 (en) 2016-11-18 2018-05-22 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector and composite connector

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Effective date: 20040302