JPH1017252A - エレベータの乗りかご - Google Patents

エレベータの乗りかご

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JPH1017252A
JPH1017252A JP16957096A JP16957096A JPH1017252A JP H1017252 A JPH1017252 A JP H1017252A JP 16957096 A JP16957096 A JP 16957096A JP 16957096 A JP16957096 A JP 16957096A JP H1017252 A JPH1017252 A JP H1017252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
floor
cover
hall
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16957096A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sakaga
隆 坂賀
Hide Kawamura
秀 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication of JPH1017252A publication Critical patent/JPH1017252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、水洗いに好適なエレベータ
の乗りかごを得るにある。 【解決手段】 かかる目的は、乗りかご3の床面を乗場
床面よりも高い位置にずらすために、乗りかご3を移動
させる操作体16を設け、この操作体16を操作して乗
りかご3内の床面が乗場床面よりも高い位置にずらした
際に乗りかご3側から乗場側に突出可能なおおい体7を
乗りかご3側に設ける構成により達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄作業時に便利
なエレベータの乗りかごに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータの乗りかご内が汚染し
た場合には、清掃会社では、給水ホース等で水をまき、
かご内の床面および側面に衝突させて、その汚染を流す
という清掃作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記清掃作業を行う
と、乗場シルと乗りかごシルとの隙間から、水が落下し
て、乗りかごの各種機器がその水でぬれてしまってい
た。乗りかごの各種機器がぬれると、故障したり、ある
いは錆付いたりするという問題があった。
【0004】本発明の目的は、乗りかご内の床面及び側
面を水洗いしても、その水洗いに使用した水を、乗場シ
ルと乗りかごシルとの隙間から落下させることなく乗場
側に排出させることができるエレベータの乗りかごを提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、昇降路を移
動する乗りかごの床面を乗場床面よりも高い位置にずら
すために前記乗りかごを移動させる操作体を設けるとと
もに、前記乗りかご内の床面を前記乗場床面よりも高い
位置にずらした際に前記乗りかご内側から前記乗場側に
突出可能な、覆い体を前記乗りかご側に設けることによ
り達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1から図5に基づき説明する。
【0007】図において、1は乗場ドア、2は乗りかご
ドア、3は乗りかご、4は乗りかご床、5は覆い体収納
床、6は乗りかご敷居、7は覆い体、8は乗場敷居、9
は覆い体取手、10は運転盤、11はインターホン、1
2はドア開釦、13はドア閉釦、14は行先階床釦、1
5は操作体復帰釦、16は操作体、17は操作体用リレ
ー、18は操作体復帰用リレー、19は操作体用リレー
a接点、20は操作体復帰用リレーa接点、21は駆動
用モーターである。
【0008】運転盤10は、乗りかご3内の側壁に設け
られている。運転盤10には、図3に示すように、上方
から、インターホン11、ドア開釦12、ドア閉釦1
3、行先階床釦14、操作体復帰釦15及び操作体16
が配設されている。
【0009】操作体復帰釦15及び操作体16は、一般
の乗客によって押されることのないようにカバーなどを
取り付けるようにして、保守員あるいは管理人のみが、
必要に応じて操作できるようにしてある。
【0010】操作体16を手で押すと、図4に示す操作
体用リレー17が作動して図5に示す操作体用リレーa
接点19が入り、駆動用モーター21が正回転する。駆
動用モーター21が正回転すると、乗りかご3が低速で
乗りかご床4が乗場床よりも高い位置となるように上昇
する。乗りかご床4が乗場床よりも50mm高い位置と
なったならば、操作体16から手を離すと図1に示す状
態となる。この状態となったならば、覆い体取手9をも
って、覆い体7を乗場床側に引き出せば、図2に示す状
態となって、乗りかご敷居6と乗場敷居8との間の隙間
上方が、覆い体7で覆われることになる。したがって、
乗りかご3内の側壁や乗りかご床4を水洗いした際、そ
の水を覆い体7上に、はきよせて乗場床側に排出するよ
うにすれば、乗りかご敷居6と乗場敷居8との間の隙間
から水が落下することを防止でき、水による乗りかご機
器の故障あるいは錆付きを阻止できる。
【0011】乗りかご3内の水洗いが終了したならば、
覆い体7を覆い体収納床5内に収納した後、操作体復帰
釦15を手で押すと、図4示す操作体復帰用リレー18
が作動して、図5に示す操作体復帰用リレーa接点20
が入り、駆動用モーター21が逆回転する。駆動用モー
ター21が逆回転すると乗りかご3が低速で下降する。
乗りかご床4と乗場床との高さが一致したならば、操作
体復帰釦15から手を離すことで、乗客が利用できる状
態となる。
【0012】本実施形態の覆い体7をゴム製とするとと
もに、覆い体7上にはきよせられた水が、覆い体7の左
右端から落下しないように、覆い体7の左右端に立ち上
り壁を設けたり、覆い体7の左右端から中央部に向かっ
て傾斜するように覆い体7を湾曲させたりするようにし
てもよい。
【0013】また本実施形態では、覆い体7を乗りかご
3の乗りかご床4より下方の位置から乗場床面に向かっ
て引き出されているので、乗りかご床4から、はき出さ
れた水を難なく覆い体7上に落下させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、乗りか
ごを水洗いした際の水を乗場床と乗りかご床との間の隙
間から落下させることなく、乗場床に排出させることが
できるので、乗りかごの機器を乗りかご内の水洗い時に
おける水により、故障あるいは錆付きを防止することの
できるエレベータの乗りかごが得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置をエレベータかごに取付けた状態を
示す斜視図である。
【図2】本発明装置を使用する際、かご床と乗場床とを
つないだ状態を示す斜視図である。
【図3】本発明装置を使用するための位置ずれ釦(上)
と、本装置使用後エレベータ乗りかごを復帰するために
使用する釦(下)を乗りかご内運転盤に取付けた状態を
示す正面図である。
【図4】本発明に係る回路図である。
【図5】本発明に係る回路図である。
【符号の説明】 1 乗場ドア 2 乗りかごドア 3 乗りかご 4 乗りかご床 5 覆い体収納床 6 乗りかご敷居 7 覆い体 8 乗場敷居 9 覆い体取手 10 運転盤 11 インターホン 12 ドア開釦 13 ドア閉釦 14 行先階床釦 15 操作体復帰釦 16 操作体 17 操作体用リレー 18 操作体復帰用リレー 19 操作体用リレーa接点 20 操作体復帰用a接点 21 駆動用モーター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路を移動する乗りかごの床面を乗場
    床面よりも高い位置にずらすために前記乗りかごを移動
    させる操作体を設けるとともに、前記乗りかご内の床面
    を前記乗場床面よりも高い位置にずらした際に前記乗り
    かご内側から前記乗場側に突出可能な、覆い体を前記乗
    りかご側に設けたことを特徴とするエレベータの乗りか
    ご。
  2. 【請求項2】 前記覆い体は、前記乗りかごの床面より
    下方の位置から、乗場床面に向かって、引き出し可能な
    構造としたことを特徴とする請求項1記載のエレベータ
    の乗りかご。
  3. 【請求項3】 前記操作体を操作すると、前記乗りかご
    の床面が前記乗場床面よりも50mm高さ位置まで前記
    乗りかごを低速上昇させる構成にしたことを特徴とする
    請求項1記載のエレベータの乗りかご。
  4. 【請求項4】 前記操作体は、前記乗りかご内に設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗りか
    ご。
JP16957096A 1996-06-28 1996-06-28 エレベータの乗りかご Pending JPH1017252A (ja)

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