JP5001864B2 - エレベータかごへの緊急駆動スイッチ及び通信手段の取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータかごへの緊急駆動スイッチ及び通信手段の取付け構造に関するものである。
従来からエレベータの乗り場階にエレベータかごを当該階に呼び出すための呼び釦に隣接して手動降下スイッチを設け、開閉自在なカバープレートに開口部を設け、カバープレートを閉じた状態でカバープレートの開口部に呼び釦を位置させて露出させると共にカバープレートで手動下降スイッチを覆って、通常時は手動下降スイッチが外部に露出しないようにし、停電などの際にカバープレートを開いて手動下降スイッチを露出させることで、手動下降スイッチを手動で操作してエレベータかごを避難階に降下させるようにしたものが特許文献1により知られている。
上記特許文献に示された従来例は、通常時は手動下降スイッチがカバープレートでかくされているので、いたずらで手動下降スイッチを押されるというおそれがないという利点があるものの、緊急時に手動下降スイッチを操作してエレベータかごを下降させる操作を行おうとしても、手動下降スイッチがカバープレートに隠されているということを忘れた人や、手動下降スイッチがカバープレートに隠されていることを初めから知らない人はカバープレートを開いて手動下降スイッチを露出させて操作することができないという問題があった。
特開平11−322212号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、通常時は通信装置で緊急駆動スイッチを覆って悪戯されないようにできると共に、緊急時には通信装置を利用してエレベータ装置の管理者と連絡を取り、管理者から通信装置を移動して緊急駆動スイッチを露出させるやり方を教えてもらって、緊急駆動スイッチを露出させて確実に緊急時にエレベータかごを避難階に移動することが可能となったエレベータかごへの緊急駆動スイッチ及び通信手段の取付け構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るエレベータかごへの緊急駆動スイッチ及び通信手段の取付け構造は、エレベータかご1内において壁部にエレベータかご1が非常停止した際にエレベータかご1を避難階に移動するための緊急駆動スイッチ7を設け、該緊急駆動スイッチ7を覆うように外部との通信を行うための通信装置23を取付け、該通信装置23を上記緊急駆動スイッチ7を覆う正規の取付け位置から緊急駆動スイッチ7が外部に露出する位置に移動自在とするか、又は、通信装置23を上記緊急駆動スイッチ7を覆う正規の取付け位置から緊急駆動スイッチ7が露出するように取り外し自在として成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、緊急駆動スイッチ7は通常時、エレベータかご1の正規の位置に取付けられた通信装置23で覆われて外部に露出しないため、悪戯などにより誤操作されることがなく、また、エレベータかご1が緊急停止した状態でも、エレベータかごに乗っている人が、通信装置23によりエレベータ装置の管理者と連絡を取り、エレベータかご1が停止した際の現場の状況等をエレベータ装置の管理者に知らせ、その情報に基づいて管理者がエレベータかご1を避難階まで運転させた方が良いとの判断をした場合は、エレベータかご1に乗っている人に通信装置23を用いて通信装置23を移動して緊急駆動スイッチ7を露出させて操作する方法を教え、エレベータかご1に乗っている人はその指示に従って、通信装置23を移動して緊急駆動スイッチ7を露出させて操作することでエレベータかご1を避難階まで運転させることができる。一方、通信装置23で連絡を受けた管理者がエレベータかご1が緊急停止した際の現場の状況から、管理者、あるいは保守業者が現場に到着するまでエレベータかご1を停止したままの方が安全であると判断した場合は、管理者や保守業者が現場に到着するまで落ち着いてエレベータかご1内で待機しておくように通信装置23で知らせることで、このような場合、緊急駆動スイッチ7が露出していないので、誤って緊急駆動スイッチ7を操作してエレベータかご1を移動するというような危険が回避できる。そして、通信装置23により緊急駆動スイッチ7を隠すので、緊急時に通信装置23を使用して管理者と連絡を取りながら、同時に通信装置23を移動して緊急駆動スイッチ7を露出させる操作を行うことができると共に、通信装置23で連絡を取りながら露出した緊急駆動スイッチ7を操作することができて、緊急時における操作を簡単且つ確実に行えることになる。
また、エレベータかご1の壁部30に取付け部材31を取付け、該取付け部材31の前面側に通信装置23を移動手段32により取付け部材31に対して移動自在に取付け、取付け部材31乃至通信装置23のいずれか一方にスライドレール33を設けると共にいずれか他方にスライドレール33をスライドするスライド部34を設けて移動手段32を構成し、スライド部34をスライドレール33に対して通信装置23で緊急駆動スイッチ7を覆う正規の取付け位置と、通信装置23によって緊急駆動スイッチ7を覆うことを解除して緊急駆動スイッチ7を露出させる位置との間で移動自在とすることが好ましい。
このように、スライドレール33に対してスライド部34をスライドさせるという簡単な構成で通信装置23を移動して緊急駆動スイッチ7を露出させることができる。
また、取付け部材31に縦長のスライドレール33とガイドピン47とを設け、この縦長のスライドレール33の上端部を上程後側となるように斜め後方に傾斜した上傾斜レール部43とし、通信装置23を本体部36と本体部36の前面に着脱自在に取付けられる受話器35とで構成し、本体部36の背部に縦長の突出部37を突設し、該突出部37の上部と下部を除いた後端縁部をガイド縁部38とし、突出部37の上部をガイド縁部38よりも後方に突出した後方突出部50として該後方突出部50にスライド部34を設け、突出部37の下部をガイド縁部38よりも前方に凹ませて凹み部分39を形成し、該凹み部分39の上端の後側端部とガイド縁部38の下端とのなすコーナ部分を下程前となる下傾斜縁部40とし、スライドレール33にスライド自在となったスライド部34が上傾斜レール部43の上後端に位置した状態でガイドピン47が凹み部分39に位置して通信装置23が緊急駆動スイッチ7を覆う正規の取付け位置となり、該正規の取付け位置の通信装置23の下方位置に受話器35と配線42により接続するモジュラージャック41を壁部30に突出して設け、スライド部34をスライドレール33に対してスライドさせて通信装置23を上記正規の取付け位置から下方に移動している状態で、凹み部分39と後方突出部50との間の下傾斜縁部40、ガイド縁部38がガイドピン47に当接位置を変えながら当接して通信装置23が下に移動しながら下部が次第に壁部30から離れてモジュラージャック41の前方に位置するように構成し、スライド部34がスライドレール33の下端部に位置した状態でガイド縁部38の上端がガイドピン47に当接した状態が緊急駆動スイッチ7が露出する位置となり、上記スライド部34がスライドレール33の下端部に位置した状態でガイド縁部38の上端がガイドピン47に当接していることが好ましい。
このような構成とすることで、通信装置23を正規の取付け位置から下方に移動させるという簡単な操作で緊急駆動スイッチ7を露出させることができるだけでなく、通信装置23を下方に移動させた際に通信装置23が下方に配置したモジュラージャック41に衝突することなく、前後方向に重なることになり、この結果、通信装置23の正規の取付け位置の直ぐ下にモジュラージャック41を配置しても、通信装置23を下方に移動する際の邪魔にならず、通信装置23、モジュラージャック41をコンパクトに配置できることになる。
本発明は、上記のように、常時は通信装置で緊急駆動スイッチが覆われるため緊急駆動スイッチを悪戯等で誤操作させるおそれがなく、エレベータかごが緊急停止した際緊急時にはエレベータかごに乗っている人が通信装置を利用してエレベータ装置の管理者と連絡を取り、緊急停止した際の状況を管理者に伝え、この情報に基づいて管理者がエレベータかごを避難階まで移動した方が良いと判断した場合は、管理者が通信装置を通じて通信装置を移動して緊急駆動スイッチを露出させるやり方を教え、この指示に基づいて緊急駆動スイッチを露出させて確実に緊急時にエレベータかごを避難階に移動することが可能となり、管理者が管理者や保守業者が現場に駆けつけるまでエレベータかごを緊急停止位置で停止したままの方が良いと判断した場合は、その旨を通信装置によりエレベータかごに乗っている人に伝え、むやみに緊急駆動スイッチを操作してエレベータかごを移動するという危険を回避できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本発明のエレベータ装置Aは図1乃至図4に示すようなもので、エレベータかご1は建物内に上下階にわたって形成したエレベータ昇降路9内に昇降自在に配置される。添付図面に示す実施形態においては、エレベータ昇降路9の底部にエレベータかご1の昇降駆動をするための油圧ユニット10と油圧ジャッキ11とよりなる駆動装置2が設けてある。また、エレベータ昇降路9の底部にはスタンド12が固着してあり、このスタンド12に一対のガイドレール13が立設してあり、また、このスタンド12には駆動装置2の構成要素である伸縮自在な油圧ジャッキ11の下端部が固着してある。伸縮自在な油圧ジャッキ11のロッドの上端部にはエレベータかご1が取付けてある。添付図面に示す実施形態ではエレベータかご1は上記油圧ジャッキ11の上端部に固定したL状をしたプラットホーム部14と、該プラットホーム部14に載設されたかご部15とで構成してある。また、エレベータかご1のプラットホーム部14には図3、図4に示すようにガイド24が設けてあってガイドレール13にスライド自在に嵌め込んである。更に、エレベータかご1にはリミットスイッチ操作部19が設けてある。
図中16はマイコン3を備えた制御部で、添付図面に示す実施形態ではエレベータかご1に設けてあるが、建物側に設けてもよい。この制御部16に設けたマイコン3により油圧ユニット10が制御されて油圧ジャッキ11のロッドが伸縮することで、エレベータかご1がエレベータ昇降路9内を昇降するようになっている。
エレベータ昇降路9の各階にはそれぞれ建物側の検知部4が設けてあり、また、エレベータかご1には上記各階に設けた検知部4を検知してエレベータかご1の位置を検知するためのかご側の検知部4が設けてある。
ここで、本発明においては、エレベータかご1側の検知部4、各階側の検知部4のうち、少なくとも一方側の検知部4が上下方向に複数設けられた検知部群8となっている。
添付図面に示す実施形態においては、図5に示すように、エレベータかご1に設けた検知部4(エレベータかご1側の検知部4を4aとする)を上下方向に複数個(例えば上下方向に上、中、下の3個、4a1、4a2、4a3)設けて検知部群8を構成してあり、各階の乗り場付近にそれぞれ設けた検知部4(各階の検知部4を検知部4bとする)を1つ設けた例が示してある。検知部4bを1つ設ける場合は、検知部4bは縦長で、その上下長さは検知部群8の最上部の検知部4a1から最下部の検知部4a3までの長さ以上となっており、エレベータかご1が当該階に正規の状態で停止した際に、検知部群8を構成する複数の検知部4a(4a1、4a2、4a3)がいずれも1つの縦長の検知部4bに対向するようになっている。
検知部4の具体例の一例を示すと、検知部4aは例えば近接スイッチであり、検知部4bは金属板である。また、図中20は近接スイッチによる金属板の検知の際に外界の影響をなくすために設けられた遮蔽板である。
そして、エレベータかご1をある階(例えば2階)に移動させる指示がなされた際、エレベータかご1が目的とする階(例えば2階)に到達し、図5(a)のように検知部群8を構成する複数の検知部4a(4a1、4a2、4a3)がいずれも当該階に設けた1つの縦長の検知部4bに対向して複数の検知部4aがいずれも検知部4bを検知した状態となるとエレベータかご1が停止するように制御される。このエレベータかご1の停止状態で、何らかの理由でエレベータかご1が上下にずれて上記正規の停止位置から上下方向に少しずれると、つまり、図5(b)のように検知部群8を構成する複数の検知部4a(4a1、4a2、4a3)のいずれかが1つの縦長の検知部4bに対向しないことになり、この場合は、検知部群8を構成する複数の検知部4a(4a1、4a2、4a3)が1つの縦長の検知部4bに全て対向する位置である図5(a)の状態となるまで上又は下に少し移動して正規の停止位置になるように制御するようになっている。
また、ある階から別の目的とする階に昇降移動する際のエレベータかご1の移動位置検知は次のようにして行う。例えば、1階に停止しているエレベータかご1を3階に上昇させるには、上記複数個の検知部4aが1階の検知部4bを検知している状態から、複数の検知部4aが全て1階の検知部4bを検知しなくなったことを経て、次に、複数個の検知部4aが全て次の検知部4bを検知した時点を2階と判定し、次に、複数の検知部4aが全て検知部4bを検知しなくなったことを経て、次に、複数個の検知部4aが全て次の検知部4bを検知した時点を3階と判定してエレベータかご1を停止するものである。
このように、複数個の検知部4aによる全ての検知の回数をカウントする(この場合、例えば、上昇時には上記カウントをプラスにカウントし、下降時にはマイナスにカウントする)ことで現在のエレベータかご1の位置を検出するようにしている。
エレベータ昇降路9の最下階位置にはリセット用リミットスイッチ5が設けてあり、更に該リセット用リミットスイッチ5よりも下方位置に最下階安全リミットスイッチ6が設けてある。
エレベータかご1が最下階の正規の位置に到達した際に上記のように複数の検知部4aの全てが検知部4bを検知することで最下階で停止させるのであるが、リセット用リミットスイッチ5は、このようにエレベータかご1が最下階に到達した際にエレベータかご1に設けた下のリミットスイッチ操作部19により操作されるようになっており、リミットスイッチ操作部19でリセット用リミットスイッチ5が操作されることで、マイコン3がリセットされるようになっている。したがって、マイコン3が暴走してもエレベータかご1が最下階に到達することで、リセットされて正常な状態にもどるようになっている。
また、リセット用リミットスイッチ5よりも下方位置に設けた最下階安全リミットスイッチ6は、エレベータかご1が最下階の正規の位置に到達した状態では、リミットスイッチ操作部19により操作されないが、何らかの理由でエレベータかご1が最下階の正規の停止位置で停止することなく、下方にオーバランした際にエレベータかご1に設けた下のリミットスイッチ操作部19により操作されるようになっており、オーバランして最下階安全リミットスイッチ6が操作されることで、駆動装置2を停止するようになっていて、オーバランしても安全に停止することができるようになっている。
また、エレベータ昇降路9の最上階位置付近に、手動時停止用リミットスイッチ21と、該手動時停止用リミットスイッチ21の上方に最上階安全リミットスイッチ22が設けてある。
手動時停止用リミットスイッチ21は保守、点検のために作業者が制御部16を自動モードから手動モードに切替えた際に、エレベータかご1を最上階まで上昇させた際にエレベータかご1に設けた上のリミットスイッチ操作部19により操作されてエレベータかご1を停止するようになっている。
また、最上階安全リミットスイッチ22は、エレベータかご1が最上階の正規の位置に到達した状態では、リミットスイッチ操作部19により操作されないが、何らかの理由でエレベータかご1が最上階の正規の停止位置で停止することなく、上方にオーバランした際にエレベータかご1に設けた上のリミットスイッチ操作部19により操作されるようになっており、オーバランして最上階安全リミットスイッチ22が操作されることで、駆動装置2を停止するようになっていて、オーバランしても安全に停止することができるようになっている。
上記のようなエレベータ装置において、本発明は、検知部群8を構成する複数の検知部4(4a1、4a2、4a3)やリセット用リミットスイッチ5や最下階安全リミットスイッチ6が故障した際にエレベータかご1を緊急停止するように制御されるようになっており、そして、この緊急停止状態において、エレベータかご1を後述の避難階まで移動させるための手動で操作する緊急駆動スイッチ7を設けてある。
緊急駆動スイッチ7は、エレベータかご1内に設けてある。緊急駆動スイッチ7をエレベータかご1内に設けるには本発明において、以下のような構成となっている。
すなわち、図7乃至図9に示すように、エレベータかご1の壁部30に孔部44を設け、該孔部44に取付け部材31を嵌め込んで固着してあり、この取付け部材31の奥板45の上部に設けたスイッチ取付け部51に緊急駆動スイッチ7が前面側に露出するように設けてあり、奥板45の下部には磁石48が設けてある。
なお、本実施形態においてはスイッチ取付け部51に2つの緊急駆動スイッチ7が設けてあり、2個の緊急駆動スイッチ7を同時に押し操作しなければ、緊急停止時に駆動装置2を駆動して緊急停止したエレベータかご1を避難階に移動することができないように構成してある。つまり、2つの緊急駆動スイッチ7のうち、いずれか一方のみを押す操作をしても駆動装置2を駆動してエレベータかご1を移動することができないようになっており、これにより、悪戯により1つの緊急駆動スイッチ7が押しても、エレベータかご1が移動するという危険を避けてより安全性を向上させてある。
取付け部材31の左右両側には前方に向けて突設する側片46が設けてあり、該両側片46の略上半分には縦長のスライドレール33が設けてあり、この縦長のスライドレール33の上端部を上程後側となるように斜め後方に傾斜した上傾斜レール部43となっている。両側片46の上下方向の中間で且つスライドレール33の下端よりも下方位置にガイドピン47が設けてある。
通信装置23は本体部36と本体部36の前面に着脱自在に取付けられる受話器35とで構成してあり、本体部36の背部の左右にそれぞれ縦長の板状をした突出部37が突設してある。この突出部37は本体部36の上下方向の略中間部より少し下位置から本体部36の上端部まで至る長さとなっている。
突出部37の上部と下部を除いた後端縁部をガイド縁部38としてあり、突出部37の上部をガイド縁部38の上部よりも後方に突出した後方突出部50として該後方突出部50に軸を突出させてスライド部34を形成してある。ガイド縁部38は下に行くほど後となるように傾斜しており、ガイド縁部38の下部は後方突出部50とほぼ同じ突出長さとなっている。突出部37の下部はガイド縁部38よりも前方に凹ませてあって凹み部分39を形成してあり、該凹み部分39の上端の後側端部とガイド縁部38の下端とのなすコーナ部分を下程前となる下傾斜縁部40としてある。
また、本体部36の背部の下部には鉄板のような磁性体49が設けてある。
上記スライド部34はスライドレール33にスライド自在にはめ込んであり、このスライドレール33にスライド自在となったスライド部34が上傾斜レール部43の上後端に位置した状態で図7、図9(a)のようにガイドピン47が凹み部分39に位置して位置決めされると共に磁性体49が磁石48に磁着して通信装置23の本体部36が孔部44、取付け部材31を完全に覆って取付け部材31に取付けた緊急駆動スイッチ7を覆う通信装置23の正規の取付け位置となる。
この正規の取付け位置の通信装置23の下方位置に受話器35と配線42により接続するモジュラージャック41を壁部30の表面に突出するように固着してある。
通信装置23を上記の正規の取付け位置から移動するには、本体部36の下部を手で掴んで図9(b)のように前方に引っ張ることで、磁性体49が磁石48から離れるので、この状態で図9(c)(d)(e)のように本体部36を下方に引き下ろして、図8のように緊急駆動スイッチ7を露出させることができる。この場合、スライド部34をスライドレール33に対してスライドさせて通信装置23を上記正規の取付け位置から下方に移動している状態で、凹み部分39と後方突出部50との間の下傾斜縁部40、ガイド縁部38がガイドピン47に当接位置を変えながら当接して通信装置23が下に移動しながら通信装置23の下部が次第に壁部30から離れて下方に移動すると共に前方に移動して、モジュラージャック41と衝突するのを回避してモジュラージャック41の前方に位置するようになっている。
つまり、ガイドピン47が下傾斜縁部40を経てガイド縁部38の下端に至ることで通信装置23の下端部が前方に移動し、更に、スライド部34がスライドレール33を下方に移動してきてスライド部34がガイド縁部38に当接しているガイドピン47に近づくほど(ガイド縁部38へのガイドピン47の当接位置が上になるほど)通信装置23の下端部が更に前方に移動し、これにより通信装置23が下に移動しながら通信装置23の下部がモジュラージャック41の前方に位置するのである。
このようにしてスライド部34がスライドレール33の下端部に位置した状態でガイド縁部38の上端がガイドピンに当接した状態が緊急駆動スイッチ7が露出する位置となり、上記スライド部34がスライドレール33の下端部に位置した状態でガイド縁部38の上端(つまり後方突出部50の下縁部)がガイドピン47に当接し、それ以上通信装置23は下方に移動しないようになっている。
上記のように、通信装置23を正規の位置に取付けている状態では通信装置23により緊急駆動スイッチ7が隠されて見えず、正規の取付け位置から通信装置23を下方に移動することで、緊急駆動スイッチ7が外部に露出するようになっている。
したがって、通常時は緊急駆動スイッチ7が人目にふれず、いたずらで操作されないようになっており、後述のように緊急停止した際、通信装置23を用いてエレベータ装置の管理者に知らせた際、エレベータ装置の管理者から通信装置23を移動させることで緊急駆動スイッチ7が露出すること、及びその操作方法を教えてもらい、管理者からの指示に基づいて緊急駆動スイッチ7を操作することができるようになっている。
また、図示していないが、緊急駆動スイッチ7は上記のエレベータかご1内に設けるだけでなく、これに加えて、建物内の任意の箇所にも設けてもよい。これは、後述の緊急停止時にエレベータかご1内からだけなく、建物内からも操作できるようにするためである。
そして、検知部群8を構成する複数の検知部4(4a1、4a2、4a3)の一部又は全部、あるいはリセット用リミットスイッチ5や最下階安全リミットスイッチ6が故障した際にエレベータかご1を緊急停止した状態で、緊急駆動スイッチ7を手動で操作すると、エレベータかご1が緊急停止している位置の直ぐ下の階又は最下階まで下降して該当する避難階で停止するようにマイコン3により駆動装置2が制御されるようになっている。この検知部群8を構成する複数の検知部4(4a1、4a2、4a3)やリセット用リミットスイッチ5や最下階安全リミットスイッチ6が故障した際の緊急停止状態において、緊急駆動スイッチ7を操作してエレベータかご1を運転する場合の制御フローチャートが図6に示してある。
ここで、検知部群8を構成する複数の検知部4(4a1、4a2、4a3)は、各階の検知部4bと対応している状態においては、上の検知部4a1がオン、中の検知部4a2がオフ、下の検知部4a3がオンとなり、この各検知部4a1、4a2、4a3のオン、オフ、オンをマイコン3が検知してエレベータかご1が乗り場位置と対応する位置にあることを検知し、更に、この状態から上又は下にエレベータかご1が移動することで、上に移動した場合は、まず、上の検知部4a1がオンからオフに切り換わり、続いて中の検知部4a2がオフからオンに切り換わり、続いて下の検知部4a3がオンからオフに切り換わり(下に移動する場合は、上記と逆となる)、これにより乗り場位置と乗り場位置との間をエレベータかご1が位置していることが判るようになっている。
一方、検知部群8を構成する複数の検知部4(4a1、4a2、4a3)の故障の検出は、例えば、上昇信号が入って上に移動を開始したり、下降信号が入って下に移動を開始したりすると、タイマが働いて所定時間を経過しても上の検知部4a1がオンのままだと上の検知部4a1が故障であると判定し、所定時間を経過しても中の検知部4a2がオフのままだと中の検知部4a2が故障であると判定し、所定時間が経過しても下の検知部4a3がオフのままだと下の検知部4a3が故障であると判定する。
また、リセット用リミットスイッチ5、最下階安全リミットスイッチ6は操作されない状態(つまり、エレベータかご1が最下階の停止位置又は最下階の所定の停止位置をオーバーランした位置のいずれにも位置していない状態)ではそれぞれオンとなっているのであるが、このエレベータかご1が最下階の停止位置又は最下階の所定の停止位置をオーバーランした位置のいずれにも位置していない状態であるにもかかわらず、リセット用リミットスイッチ5や最下階安全リミットスイッチ6がオフとなった場合は、リセット用リミットスイッチの故障、あるいは最下階安全リミットスイッチの故障と判定する。
これらの部品の故障の判定はマイコン3により行うようになっている。
そして、本発明においては、図6のフローチャートのAに示すように、検知部群8を構成する複数の検知部4(4a1、4a2、4a3)の全部又は一部、あるいはリセット用リミットスイッチ5や最下階安全リミットスイッチ6の故障を検出すると、図6のBのように駆動装置2の駆動が自動的に停止してエレベータかご1を緊急停止する。
このようにエレベータかご1が緊急停止した状態で、図6のCのように緊急駆動スイッチ7が手動で操作されない限りエレベータかご1は緊急停止位置で停止したままの状態である。ここで、緊急停止状態で緊急駆動スイッチ7を手動で操作すると、検知部群8を構成する複数の検知部4(4a1、4a2、4a3)の全部が故障している場合は、図6のDを経て図6のEのように全ての階の乗り場の扉25、エレベータかご1の扉26が閉じているか否かを検出し、扉25、26が閉じている場合は、図6のFのようにエレベータかご1を最下階まで下降して最下階で停止し、次に、図6のGのように最下階の乗り場の扉25、エレベータかご1の扉26を開く。一方、図6のDの判定において検知部群8を構成する複数の検知部4(4a1、4a2、4a3)のいずれかが正常である場合は、図6のHのように検知部群8を構成する複数の検知部4(4a1、4a2、4a3)の一部、あるいはリセット用リミットスイッチ5、あるいは最下階安全リミットスイッチ6が故障しているかを検出し、少なくともいずれかが故障している場合は、図6のIのように全ての階の乗り場の扉25、エレベータかご1の扉26が閉じているか否かを検出し、扉25、26が閉じている場合は、図6のJのようにエレベータかご1を緊急停止位置の直ぐ下の階(最寄の下階)まで下降して停止し、次に、図6のKのように緊急停止位置の直ぐ下の階(最寄の下階)の乗り場の扉25、エレベータかご1の扉26を開く。
上記のフローチャートのような緊急停止、緊急停止後の脱出のためのエレベータかご1の緊急時の運転制御を行うに当って、本発明は、緊急停止は自動的に行うが、緊急停止後の移動は人間が緊急停止の状況を確認した上で緊急駆動スイッチ7を手動で操作することで、脱出のためにエレベータかご1を運転するようにすることに特徴があり、このようにすることで、例えば、エレベータかご1に人が乗っていて緊急停止すると、エレベータかご1内に設けた通信装置23により、エレベータ装置を管理している管理者に緊急停止したことを知らせ、この時、緊急停止時の現場の状況をできるだけ詳しく知らせることで、管理者が緊急停止状態のエレベータかご1を避難階に移動させた方がよいと判断した場合は、管理者が通信装置23を通じて、通信装置23を前述のように下方に移動させて緊急駆動スイッチ7を露出させる方法や露出した緊急駆動スイッチ7を操作する方法を指示し(実施形態では2つの緊急駆動スイッチ7を同時に押し操作することを指示し)、この指示に基づいてエレベータかご1に乗っている人が通信装置23を前述のように移動して緊急駆動スイッチ7を露出させ、露出した緊急駆動スイッチ7を手動で操作し(2つの緊急駆動スイッチ7を同時に押し操作し)てエレベータかご1を避難階(直ぐ下の階又は最下階)に移動する運転を行うことができる(この場合のエレベータかご1の移動速度は通常時における移動速度よりも遅い速度とする)。
一方、エレベータかご1の緊急停止の際に、エレベータかご1に乗っている人から通信装置23を通じて連絡を受けた管理者が、緊急停止状態のエレベータかご1をそのまま緊急停止している状態のままにして動かさないほうが安全上良いと判断した場合は、管理者や保守業者が現場に到着するまで落ち着いてエレベータかご1内で待機しておくように通信装置23で知らせることで、このような場合、緊急駆動スイッチ7が露出していないので、誤って緊急駆動スイッチ7を操作してエレベータかご1を移動するというような危険が回避できる。
したがって、緊急停止時の現場の状況を詳しく聞いた管理者が、緊急停止状態から直ぐにエレベータかご1を下降させても問題ない場合は、緊急駆動スイッチ7の存在を知らせ、該緊急駆動スイッチ7を操作して緊急停止状態から直ぐにエレベータかご1を下降させてエレベータかご1から脱出させるように誘導でき、また、通信により知らされた緊急停止時の現場の状況が、例えば、物が扉25や扉26に挟まったまま緊急停止しているような場合等のように緊急停止状態から直ぐにエレベータかご1を下降させたら問題が生じると判断した場合は、管理者が現場に到着するまで、緊急駆動スイッチ7を操作しないように指示を出すことで、未然に危険を防止することができる。また、エレベータかご1に人が乗っていない場合も、エレベータかご1は緊急停止位置に停止している方が安全であるので、管理者が現場に到着して修理を開始するまで、緊急停止位置で停止させておくことができる。
更に、本発明においては、緊急停止状態で、緊急駆動スイッチ7を操作した場合、検知部群8を構成する複数の検知部4aのうち、一部の検知部4aのみ故障し他の検知部4aが故障していないか、あるいは、リセット用リミットスイッチ5、最下階安全リミットスイッチ6のいずれかが故障している場合は、複数の検知部4a1、4a2、4a3のうち少なくとも1つは正常であるので、故障時にエレベータかご1を下降させて上記故障せずに残っている正常な検知部4aを利用して緊急停止位置の直ぐ下の階に到達したことを検知して当該すぐ下の階で確実に停止してエレベータかご1に乗っている人を短時間で脱出させることができる。
一方、緊急停止状態で、緊急駆動スイッチ7を操作した場合、検知部群8を構成する複数の検知部4a1、4a2、4a3の全てが故障している場合は、検知部4aによる各階の検知ができない。したがって、この場合は、エレベータかご1が部品の故障によりどこで緊急停止していたとしても、エレベータかご1を最下階まで下降させて停止するように制御する。この時、エレベータかご1を最下階まで下降させると最下階安全リミットスイッチ6が故障していない場合はリセット用リミットスイッチ5や最下階安全リミットスイッチ6によりエレベータかご1を検知して最下階で停止する。また、最下階安全リミットスイッチ6が故障している場合は、油圧ジャッキ11が最も縮んだ状態となり、それ以上エレベータかご1が下降することはなく、しかも、この場合、低速がほぼゼロに近い状態でエレベータかご1の底部に設けた弾性部材が最下階に設けたバッファー部材27に当って停止して衝撃を吸収する。
したがって、本発明においては、検知部群8を構成する複数の検知部4がすべて故障した場合であっても、非常停止状態で、エレベータかご1に人が閉じ込められているか否か、あるいは周囲の状況を人が判断し、人の判断により緊急駆動スイッチ7をオン操作することで、エレベータかご1を最下階まで下降させて停止させることで、安全にエレベータかご1に閉じ込められている人を避難させることができる。
なお、上記実施形態では、エレベータかご1の位置を検出するための手段としてのエレベータかご1側に設けた検知部4a、各階にそれぞれ設けた検知部4bのうち、エレベータかご1側に設けた検知部4aを、上下方向に複数個設けて検知部群8を構成し、各階にはそれぞれ上下に長い1つの検知部4bを設けた例を示したが、エレベータかご1側の検知部4aを上下に長い1つの検知部4aとして、各階にそれぞれ上下複数の検知部4bを設けることで構成した検知部群8を設けるようにしてもよく、あるいは、エレベータかご1側に上下複数の検知部4aよりなる検知部群8を設けると共に、各階にそれぞれ上下複数の検知部4bよりなる検知部群8を設けるようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、取付け部材31に取付けた通信装置23を正規の取付け状態から下方に移動させることで緊急駆動スイッチ7を露出させることができるようにした例で説明したが、通信装置23を正規の取付け状態から横方向又は上方に移動させることで緊急駆動スイッチ7を露出させることができるようにしてもよい。また、通信装置23を取付け部材31に着脱自在に取付け、通信装置23を取付け部材31に取付けた正規の取付け状態において緊急駆動スイッチ7を隠し、通信装置23を取付け部材31から取外すことで緊急駆動スイッチ7を露出させるようにしてもよい。
本発明のエレベータ装置の全体を示す一部省略斜視図である。 同上のエレベータ装置の横断面図である。 同上の図2のX部分の拡大断面図である。 同上の図2のY部分の拡大断面図である。 (a)は同上の検知部群を構成する複数の検知部がすべて1つの縦長の検知部を検知している状態を示す説明図であり、(b)は検知部群を構成する複数の検知部のうちいずれかの検知部が1つの縦長の検知部を検知していない状態を示す説明図である。 本発明の緊急停止からエレベータかごを避難階まで運転する制御のフローチャートである。 同上の通信装置を正規の取付け位置に取付けて緊急駆動スイッチを覆っている状態を示し、(a)は側断面図であり、(b)は正面図である。 同上の通信装置を正規の取付け位置から移動させて緊急駆動スイッチを露出させた状態を示し、(a)は側断面図であり、(b)は正面図である。 (a)乃至(e)は同上の通信装置の正規の取付け位置から移動する順番を示す説明図である。
符号の説明
1 エレベータかご
7 緊急駆動スイッチ
23 通信装置
30 壁部
31 取付け部材
32 移動手段
33 スライドレール
34 スライド部
35 受話器
36 本体部
37 突出部
38 ガイド縁部
39 凹み部分
40 下傾斜縁部
41 モジュラージャック
42 配線
47 ガイドピン
50 後方突出部

Claims (3)

  1. エレベータかご内において壁部にエレベータかごが非常停止した際にエレベータかごを避難階に移動するための緊急駆動スイッチを設け、該緊急駆動スイッチを覆うように外部との通信を行うための通信装置を取付け、該通信装置を上記緊急駆動スイッチを覆う正規の取付け位置から緊急駆動スイッチが外部に露出する位置に移動自在とするか、又は、通信装置を上記緊急駆動スイッチを覆う正規の取付け位置から緊急駆動スイッチが露出するように取り外し自在として成ることを特徴とするエレベータかごへの緊急駆動スイッチ及び通信手段の取付け構造。
  2. エレベータかごの壁部に取付け部材を取付け、該取付け部材の前面側に通信装置を移動手段により取付け部材に対して移動自在に取付け、取付け部材乃至通信装置のいずれか一方にスライドレールを設けると共にいずれか他方にスライドレールをスライドするスライド部を設けて移動手段を構成し、スライド部をスライドレールに対して通信装置で緊急駆動スイッチを覆う正規の取付け位置と、通信装置によって緊急駆動スイッチを覆うことを解除して緊急駆動スイッチ露出させる位置との間で移動自在として成ることを特徴とする請求項1記載のエレベータかごへの緊急駆動スイッチ及び通信手段の取付け構造。
  3. 取付け部材に縦長のスライドレールとガイドピンとを設け、この縦長のスライドレールの上端部を上程後側となるように斜め後方に傾斜した上傾斜レール部とし、通信装置を本体部と本体部の前面に着脱自在に取付けられる受話器とで構成し、本体部の背部に縦長の突出部を突設し、該突出部の上部と下部を除いた後端縁部をガイド縁部とし、突出部の上部をガイド縁部よりも後方に突出した後方突出部として該後方突出部にスライド部を設け、突出部の下部をガイド縁部よりも前方に凹ませて凹み部分を形成し、該凹み部分の上端の後側端部とガイド縁部の下端とのなすコーナ部分を下程前となる下傾斜縁部とし、スライドレールにスライド自在となったスライド部が上傾斜レール部の上後端に位置した状態でガイドピンが凹み部分に位置して通信装置が緊急駆動スイッチを覆う正規の取付け位置となり、該正規の取付け位置の通信装置の下方位置に受話器と配線により接続するモジュラージャックを壁部に突出して設け、スライド部をスライドレールに対してスライドさせて通信装置を上記正規の取付け位置から下方に移動している状態で、凹み部分と後方突出部との間の下傾斜縁部、ガイド縁部がガイドピンに当接位置を変えながら当接して通信装置が下に移動しながら下部が次第に壁部から離れてモジュラージャックの前方に位置するように構成し、スライド部がスライドレールの下端部に位置した状態でガイド縁部の上端がガイドピンに当接した状態が緊急駆動スイッチが露出する位置となり、上記スライド部がスライドレールの下端部に位置した状態でガイド縁部の上端がガイドピンに当接していることを特徴とする請求項2記載のエレベータかごへの緊急駆動スイッチ及び通信手段の取付け構造。
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