JP2005350199A - エレベーター装置 - Google Patents

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【課題】エレベーターのかご床と乗場の床の段差の解消を安価な構成で実現する。
【解決手段】かごに配設された投受光器24は、投光部からの光を受光部が乗場側設置の反射板46より反射光として受光するとON信号を出力し、受光しないとOFF信号を出力する。車椅子スイッチの押下による呼び登録が検出されたときに、かごが呼び登録階と同一階で待機していたとき、制御装置は、投受光器24からOFF信号が出力されていることによりかご床42と乗場床40に段差が生じていることを検出すると、かごを次階まで走行させた後、直ちに元の呼び登録階まで走行させる。これにより、段差を解消する。制御装置は、車椅子スイッチの押下による運転中の場合、戸開時間を自動的に延長する。
【選択図】図2

Description

本発明は、エレベーター装置、特にエレベーターのかご床と乗場の床の段差の解消に関する。
車椅子、台車等でエレベーターを利用する場合、かご床と乗場床に段差があると乗降りが非常に困難となる。特に、ホームエレベーター(小型乗用エレベーター)においては、この段差が生じやすい。なぜならば、ホームエレベーターは、ロープの掛数が少なく、かつ通常のエレベーターに比べ使用されているロープ径が小さいことから車椅子の利用者が利用後降車すると、ロープヘの荷重が減少しロープが縮小するからである。このため、利用者が降車するとかごが10mm以上上昇し、かご床と乗場床とに段差が生じてしまう。車椅子で同じ階より再度利用するときにはその段差が生じた状態のままである。また、扉の開放時間も短く乗車するのに労力を要していた。
このような問題を解決するために、従来では、かご内負荷(荷重)を検出して台車(車椅子)の利用が容易な位置にかごを着床させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、この従来技術の台車(車椅手)利用時の段差による不具合を解消する装置の全体図である。図5には、呼び登録回路1、台車スイッチ11,12、荷重検出器13、戸開検出回路14、着床位置変更手段15、着床パターン発生回路16、着床パターン16a〜16f、再着床位置設定手段17、再着床パターン発生回路18、再着床パターン18a〜18dが示されている。
以上の構成において、従来のエレベーターの着床装置は、台車スイッチ11,12が操作されかつ呼びが呼び登録回路1に登録されると、荷重検出装置13により検出されたかご内負荷に応じて着床位置変更手段15でかごの着床位置を変更し、着床パターン発生回路16から着床パターン16a〜16fを出力し、かごの着床位置を乗降りが容易な位置に制御する。また、この台車スイッチ11,12が操作されかつ戸開検出回路14にて戸開中であることが検出された場合に、荷重検出装置13により検出されたかご内負荷に応じて再着床位置設定手段17でかごの再着床位置が設定し、再着床パターン発生回路18から再着床パターン18a〜18dを出力し、かごの再着床位置を乗降りが容易な位置に制御する。
要するに、例えばかご内負荷が少ない場合にはエレベーターかごを乗場床位置より低い位置に着床させることで乗場から乗り込み易いように位置制御していた。このように、かご内負荷に応じて乗場床手前に着床させるか、乗場床行き過ぎに着床させるかを検出していた。
特開平5−254744号公報
しかしながら、従来の装置では、複数の乗客が乗り合わせた場合に検出した負荷による着床位置と利用者の利用し易い着床位置が誤検出されることが考えられる。
また、かご負荷に応じて制御するように構成すると、システムが複雑で設置費用が高価となっていた。
また、従来においては、扉開放時間の延長も備えておらず、車椅子利用者が扉に挟まれるなど車椅子によるかごの乗降に労力を要していた。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、エレベーターのかご床と乗場の床の段差の解消を実現しうる改良されたエレベーター装置を提供すること、また、より安価な構成で実現しうるエレベーター装置を提供すること、また、車椅子利用者にとって利用しやすい扉の開放時間を提供しうるエレベーター装置を提供することの少なくともいずれか1つを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明に係るエレベーター装置は、エレベーターのかご床と乗場の床に段差が生じていることを検出する段差検出手段と、かごが待機している階から呼び登録されたときに前記段差検出手段により段差が検出されたときには、かごを上方若しくは下方に走行させた後、直ちに呼び登録階に戻すかご運転制御手段とを有することを特徴とする。
他の発明に係るエレベーター装置は、エレベーターのかご床と乗場の床に段差が生じていることを検出する段差検出手段と、目的階において乗客が降車した後に前記段差検出手段により段差が検出されたときには、かごを上方若しくは下方に走行させた後、直ちに目的階に戻すかご運転制御手段とを有することを特徴とする。
また、前記かご運転制御手段は、かごを上方に走行させるときには上階まで、下方に走行させるときには下階まで走行させることを特徴とする。
また、車いす用呼び釦の押下によりかごを運転させるときには、かご扉を開延長させるかご扉制御手段を有することを特徴とする。
また、前記段差検出手段は、乗場の床側面に配設された反射板に向けて投光する投光部と、エレベーターのかご床と乗場の床の高さが一致しているときに、前記投光部から発射された光の前記反射板からの反射光を受光する受光部とを有し、前記かご運転制御手段は、前記受光部により反射光が受光されていないときを段差が生じていると判断することを特徴とする。
また、ホームエレベーターとして適用されることを特徴とする。
本発明によれば、かご床との乗場床との間に生じうる段差を確実に解消することができる。
また、かごを上方に走行させるときには上階まで、下方に走行させるときには下階まで走行させるようにしたので、かごの上階若しくは下階まで移動させる既存のかごの運転制御方法をそのまま利用することができる。これにより、制御装置等を新たに追加する必要がないため、段差の解消をより安価な構成で実現することができる。
また、車椅子用呼び釦の押下により呼び登録がされたときには戸開時間を自動的に延長するようにしたので、車椅子利用者は、開延長ボタンを操作しなくてもあわてることなく安心してエレベーターを利用することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係るエレベーター装置の一実施の形態を示したブロック構成図であり、図2は、エレベーターのかごと乗場部分を側面側からみたときの概略図である。図1には、車椅子スイッチ22、投受光器24、かご駆動装置26、かご扉駆動装置28及び制御装置30が示されている。図2には、エレベーター乗場の床40、エレベータのかごの床42、かご扉44、投受光器24及び反射板46が示されている。反射板46は、反射面をエレベーターかごの方に向けた状態で乗場床40の側面に取り付けられる。一方、投受光器24は、エレベーターかごの乗場側側面に取り付けられる。投受光器24は、反射板46に向けて投光する投光部と、投光部から発射された光の反射板46からの反射光を受光する受光部とを有している。投光部、受光部及び反射板46は、エレベーターのかご床42と乗場床40の高さが一致しているとき、すなわちかご床42と乗場床40に段差(図2における矢印A)が生じていない状態のときに、受光部が投光部から照射された光の反射板46からの反射光を受光できる位置関係に設置される。そして、投受光器24は、投光部からの光を受光部が反射板46より反射光として受光するとON信号を出力し、反射光を受光しないとOFF信号を出力する。本実施の形態では、かご床42と乗場床40との段差の有無の閾値を10mmと設定しているので、投光部、受光部及び反射板46は、段差が10mm以内のときにはON信号が、それ以上のときにはOFF信号が出力されるようにそれぞれかご側及び乗場側に配設される。
車椅子スイッチ22は、各エレベーター乗場に設置される呼び登録釦のうち車椅子利用者専用の釦である。かご駆動装置26は、かごを昇降させるために装置であり、制御装置30におけるかご運転制御部32は、かご駆動装置26を駆動制御する。かご扉駆動装置28は、かご扉44を開閉するための装置であり、制御装置30におけるかご扉制御部34は、かご扉駆動装置28を駆動制御する。制御装置30は、エレベーター装置全体の動作制御を行う。
次に、本実施の形態におけるエレベーター装置の運転動作、特にホームエレベーターにおいてかご床42と乗場床40との段差を解消する際の動作について図3に示したフローチャートを用いて説明する。なお、本実施の形態における制御装置30は、かご床42と乗場床40との高さが一致するように呼び登録された階にかごを停止させるように運転制御する。
利用者が車椅子スイッチ22を押すと、制御装置30は、車椅子スイッチ22の押下による呼び登録を検出する(ステップ101)。この呼び登録検出時において、かごが呼び登録された階と同一階で待機していた場合(ステップ102)、制御装置30は、投受光器24による受光状態をチェックする(ステップ103)。もし、投受光器24からOFF信号が出力されているときには、かご床42と乗場床40に段差が生じていると判断できるので、この場合、制御装置30は、かごを段差解消運転させる(ステップ104)。なお、段差が生じるのは、上記のように車椅子利用者がエレベーターを直前に利用していた場合等である。一方、投受光器24からON信号が出力されているときには、かご床42と乗場床40に段差が生じていないと判断できるので、この場合、制御装置30は、後述するように戸開動作(ステップ107)に移る。なお、段差が生じないのは、車椅子利用者以外等かご負荷が許容範囲内の利用者がエレベーターを直前に利用していた場合等である。
かごを段差解消運転させる場合、制御装置30は、次階走行運転指令を出力することによってかご駆動装置26にかごを次階へ走行させる。そして、次階到着後、戻り運転走行指令を直ちに出力することによってかご駆動装置26にかごを呼び登録された元の階まで戻すように走行させる。なお、制御装置30は、かごが次階に到着したときでもかご扉44を開動作させない。本実施の形態でいう「次階へ走行」というのは、待機中の階が最下階の場合は、最下階+1階へ、最上階の場合は最上階−1階へ、中間階の場合は上下昇降距離が短い±1階へ走行させることをいう。
前述したように、制御装置30は、かご床42と乗場床40との高さが一致するように呼び登録階にかごを停止させるように運転制御するので、以上の段差解消運転制御によりかご床42と乗場床40との間に発生していた段差は解消される。また、呼び登録検出時にかごが同一階で待機していないときには、かごを通常運転させる(ステップ105)。通常運転の場合は、かごを移動させて呼び登録階に停止させるので、かご床42と乗場床40には段差が生じない。制御装置30は、以上のようにかごを移動させて呼び登録階にかごを段差が生じていない状態で呼び登録階に停止させる(ステップ106)。
呼び登録階にかごが到着すると、制御装置30は、かご扉駆動装置28を駆動させてかご扉44を開き戸開し、利用者の乗車を待つ。このとき、制御装置30は、車椅子スイッチ22の押下に基づく運転制御であることからかご扉駆動装置28に対して戸開延長指令を出力する。これにより、かご扉44は、戸開時間を延長してかご扉44を開動作する(ステップ107)。これにより、車椅子利用者は、開延長ボタンを操作しなくてもあわてることなく安心してかごに乗車することができる。
利用者乗車後、行き先釦が押下されると、制御装置30は、かご扉駆動装置28へ戸閉指令を出力することで、かご扉44を閉動作させる。そして、かご駆動装置26へ目的階への走行指令を出力する。これにより、かごは、目的階へ走行する。
かごが目的階まで移動し停止すると(ステップ108)、制御装置30は、かご扉駆動装置28を駆動させてかご扉44を戸開し、利用者の降車を待つ。このとき、制御装置30は、車椅子スイッチ22の押下に基づく運転制御であることからかご扉駆動装置28に対して戸開延長指令を出力する。これにより、かご扉44は、戸開時間を延長する(ステップ109)。これにより、車椅子利用者は、開延長ボタンを操作しなくてもあわてることなく安心してかごから降車することができる。
利用者の降車後、かご扉44が閉まることで(ステップ110)、車椅子スイッチ22の押下検出によるエレベーターかごの運転動作は完了する。
本実施の形態によれば、以上のようにかごを運転制御することで、かご床42との乗場床40との間に生じうる段差を確実に解消することができる。また、制御装置30は、車椅子スイッチ22の押下により呼び登録がされたときには戸開延長指令をかご扉駆動装置28へ出力するようにしたので、戸開時間を自動的に延長することができる。これにより、車椅子利用者は、開延長ボタンを操作しなくてもあわてることなく安心してエレベーターを利用することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、車椅子スイッチ22の押下によりエレベーターが呼び登録されたときに、段差を解消する動作を実行するようにした。本実施の形態では、エレベーター利用後に呼び登録の有無に関係なく段差を解消する動作を実行するようにした。以下、本実施の形態におけるかご床42と乗場床40との段差を解消する際の動作について図4に示したフローチャートを用いて説明する。なお、本実施の形態における構成は、実施の形態1と同じなので説明を省略する。また、フローチャートにおいて実施の形態1と同じ動作には、同じ符号を付け、重複する説明は適宜省略する。
利用者が車椅子スイッチ22を押すと、制御装置30は、車椅子スイッチ22の押下による呼び登録を検出する(ステップ101)。この呼び登録検出時において、かごが呼び登録された階と同一階で待機していない場合(ステップ102)、かごを通常運転させる(ステップ105)。これにより、停止階でのかご床42と乗場床40には段差が生じない。一方、同一階で待機している場合は、後述する動作から明らかなようにかご床42と乗場床40には段差が生じていない。
呼び登録階において、制御装置30は、かご扉駆動装置28を駆動させてかご扉44を戸開し、利用者の乗車を待つ。このとき、車椅子スイッチ22の押下に基づく運転制御であることから、かご扉44の戸開時間は延長される(ステップ107)。これにより、車椅子利用者は、開延長ボタンを操作しなくてもあわてることなく安心してかごに乗車することができる。
利用者乗車後、行き先釦が押下され、かご扉44が閉動作し、かごが目的階に到着すると(ステップ108)、制御装置30は、かご扉駆動装置28を駆動させてかご扉44を開き戸開し、利用者の降車を待つ。このとき、車椅子スイッチ22の押下に基づく運転制御であることから、かご扉44の戸開時間は延長される(ステップ109)。これにより、車椅子利用者は、開延長ボタンを操作しなくてもあわてることなく安心してかごから降車することができる。
利用者の降車後、かご扉44が閉まると(ステップ110)、制御装置30は、呼び登録の有無をチェックする(ステップ111)。呼び登録がされていると、車椅子スイッチ22の押下検出によるエレベーターかごの運転動作は完了する。そして、通常運転に移行する。なお、この呼び登録が車椅子スイッチ22の押下によるものであれば、本実施の形態におけるフローを再度繰り返すことになる。この場合、かごは呼び登録階で待機していなかったために通常運転(ステップ105)により段差が解消されることになる。
一方、呼び登録がされていない場合、制御装置30は、投受光器24による受光状態をチェックし(ステップ103)、投受光器24からOFF信号が出力されているときには、かご床42と乗場床40に段差が生じていると判断できるので、かごを段差解消運転させる(ステップ104)。
本実施の形態では、以上のようにかごを運転制御することで、かご床42との乗場床40との間に生じうる段差を確実に解消することができる。また、制御装置30は、車椅子スイッチ22の押下により呼び登録がされたときには戸開延長指令をかご扉駆動装置28へ出力するようにしたので、戸開時間を自動的に延長することができる。これにより、車椅子利用者は、開延長ボタンを操作しなくてもあわてることなく安心してエレベーターを利用することができる。
上記実施の形態1では、車椅子スイッチ22の押下により呼び登録がされたときに段差が生じていれば、段差解消運転によりかごの昇降が実施されるので、その分待ち時間が生じる。これに対し、本実施の形態では、車椅子利用者の降車後に段差解消運転を実施するようにしたので、降車階からエレベーターを続けて利用する際には便利である。しかしながら、その一方では、本実施の形態では、呼び登録がされていないときには、次に降車階から利用されるか否かに関係なく降車階に対して段差解消運転が無条件に実施される。これに対し、実施の形態1では、段差の解消が必要なときのみ段差解消運転が実施されるのでコスト的には有利である。従って、各実施の形態で説明した段差解消運転処理の双方が実施できるように制御装置30を設定し、ホームエレベーターの利用者の都合によりいずれかの段差解消運転モードを選択できるようにすることが望ましい。
ところで、上記各実施の形態においては、段差の解消のためにかごを次階、すなわち、1つ上の階若しくは1つ下の階まで走行させ、そして元の階に戻すようにした。そもそもかご床42と乗場床40との間に段差が生じるのは、荷重の大きい車椅子や荷物等が降車したことに伴うものであるため、発生する段差は大きくても数cm程度である。従って、段差を解消させることだけを目的とするのであれば、段差が生じているときに、かごを現在停止位置から数cm程度上下動させれば、その範囲内のどこかで投受光器24からON信号が出力されるようになり、その位置でかごを停止させることで段差を確実に解消することができる。そして、他の実施の形態として、このようなかごの運転制御を行うようにしてもよい。このように構成すれば、利用者の待ち時間をより短縮することはできる。
ただ、上記各実施の形態において段差の解消のためにかごを次階まで走行させたのは、エレベーター装置のかご運転制御として、建物の各階にかごを停止させることが本来の制御方法だからである。すなわち、かごを現在停止位置から数cm程度上下動させるという本来のかご運転制御にない動作をさせるためには、そのための装置構成が必要となり、装置コストが増加してしまうからである。そこで、上記各実施の形態においては、より安価な構成で段差をより確実に解消するために、かごを次階まで走行させるようにした。なお、安価な構成という目的にのみ着目すれば、次階に限定せずに±2階等かごをより上下階まで走行させるようにしてもよいが、実際には、次階以上に走行させるメリットはなく、利用者の待ち時間、かごの運転コストを考慮すれば、次階まで走行させることが最適である。
なお、本実施の形態では、本発明に係るエレベーター装置をホームエレベーターに適用した場合を好適な例として説明したが、ホームエレベーターに限らず、かご床と乗場床に段差が生じうるような状況にあるエレベーター装置であれば、適用することができる。
本発明に係るエレベーター装置の一実施の形態を示したブロック構成図である。 実施の形態1においてエレベーターのかごと乗場部分を側面側からみたときの概略図である。 実施の形態1においてかご床と乗場床との段差を解消する際の動作を示したフローチャートである。 実施の形態2においてかご床と乗場床との段差を解消する際の動作を示したフローチャートである。 従来の段差による不具合を解消する装置の全体図である。
符号の説明
22 車椅子スイッチ、24 投受光器、26 かご駆動装置、28 かご扉駆動装置、30 制御装置、32 かご運転制御部、34 かご扉制御部、40 乗場床、42 床、44 かご扉、46 反射板。

Claims (6)

  1. エレベーターのかご床と乗場の床に段差が生じていることを検出する段差検出手段と、
    かごが待機している階から呼び登録されたときに前記段差検出手段により段差が検出されたときには、かごを上方若しくは下方に走行させた後、直ちに呼び登録階に戻すかご運転制御手段と、
    を有することを特徴とするエレベーター装置。
  2. エレベーターのかご床と乗場の床に段差が生じていることを検出する段差検出手段と、
    目的階において乗客が降車した後に前記段差検出手段により段差が検出されたときには、かごを上方若しくは下方に走行させた後、直ちに目的階に戻すかご運転制御手段と、
    を有することを特徴とするエレベーター装置。
  3. 請求項1又は2に記載のエレベーター装置において、
    前記かご運転制御手段は、かごを上方に走行させるときには上階まで、下方に走行させるときには下階まで走行させることを特徴とするエレベーター装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエレベーター装置において、
    車いす用呼び釦の押下によりかごを運転させるときには、かご扉を開延長させるかご扉制御手段を有することを特徴とするエレベーター装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエレベーター装置において、
    前記段差検出手段は、
    乗場の床側面に配設された反射板に向けて投光する投光部と、
    エレベーターのかご床と乗場の床の高さが一致しているときに、前記投光部から発射された光の前記反射板からの反射光を受光する受光部と、
    を有し、
    前記かご運転制御手段は、前記受光部により反射光が受光されていないときを段差が生じていると判断することを特徴とするエレベーター装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のエレベーター装置において、
    ホームエレベーターとして適用されることを特徴とするエレベーター装置。
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