JPH0986838A - エレベータ乗場窓ガラス清掃装置 - Google Patents

エレベータ乗場窓ガラス清掃装置

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Publication number
JPH0986838A
JPH0986838A JP24780595A JP24780595A JPH0986838A JP H0986838 A JPH0986838 A JP H0986838A JP 24780595 A JP24780595 A JP 24780595A JP 24780595 A JP24780595 A JP 24780595A JP H0986838 A JPH0986838 A JP H0986838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
motor
arm
elevator
cleaning brush
Prior art date
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Pending
Application number
JP24780595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Okazaki
幸男 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP24780595A priority Critical patent/JPH0986838A/ja
Publication of JPH0986838A publication Critical patent/JPH0986838A/ja
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータの乗場窓ガラスの清掃を自動化す
る。 【解決手段】 エレベータかご11に取付台2を設け、
この取付台2にモータ3とアーム6を取り付ける。アー
ム6の先端には回転する清掃ブラシ8が取り付けられ
る。上部センサ4または下部センサ5で乗場窓ガラス1
0を検出すると、モータ3が回転し、アーム6を乗場側
に出して清掃ブラシ8が窓ガラス10に接触させる。こ
の状態でエレベータかご11を運転して窓ガラスを清掃
する。窓ガラス10から外れたことを検出すると、モー
タ3を逆回転させてアーム6を再びかご側に戻し、清掃
ブラシ10を窓ガラスから離す。操作者は操作スイッチ
17を操作するだけで窓ガラスを自動清掃できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータ乗場窓ガ
ラス清掃装置、特にエレベータ乗場窓ガラスを検出して
自動清掃する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8には従来のエレベータ乗場窓ガラス
の清掃の様子が示されている。図において、9はエレベ
ータ各階乗場に設けられている乗場戸、10は乗場戸9
の中央部に設けられる防犯窓ガラスである乗場窓ガラ
ス、11はエレベータかご、11gはかご11の上部に
取り付けられる上枠、15は乗場窓ガラス10の清掃材
ウエス、16はエレベータかご11の昇降路である。
【0003】エレベータ乗場窓ガラス10は昇降路16
に露出しており、昇降路16内のほこりやちりが付着す
る。このようなほこりやちりの付着は、かご11の中か
らの窓ガラス10の見通しの低下をもたらし好ましくな
い。そこで、従来においては、図7に示すように、かご
11の上部に作業者が乗り、清掃材であるウエス15を
用いて手で各階乗場戸9の乗場窓ガラス10のほこりを
拭き取ることにより定期的に窓ガラス10の清掃を行っ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は乗
場窓ガラス10を清掃するためにその都度作業者がエレ
ベータかご11の上部に乗らなければならず、作業が煩
雑となる問題があった。また、清掃作業も作業者の手作
業であるため、手間がかかり、効率が低い問題もあっ
た。
【0005】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、乗場窓ガラスの清掃
を自動化し、作業者がその都度かご上部に乗ることなく
効率的に清掃を行うことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エレベータかご扉の所定位置に設けら
れ、エレベータ乗場窓ガラスを検出するセンサと、前記
エレベータかご扉に設けられたモータと、前記モータに
接続され、モータの回転により鉛直面内で所定角度回動
するアームと、前記アームの先端に設けられ、前記アー
ム軸に垂直な軸の回りに回転する清掃ブラシとを備え、
エレベータかごの移動に伴って前記検出手段でエレベー
タ乗場窓ガラスを検出した場合に、前記モータにより前
記アームをエレベータ乗場窓ガラスの方向に回動させて
前記清掃ブラシをエレベータ乗場窓ガラスに接触させ、
清掃を行うことを特徴とする。
【0007】このように、窓ガラスを検出したときに回
転する清掃ブラシを窓ガラスに接触させ、エレベータか
ごの移動(上昇あるいは下降)に伴って窓ガラスを清掃
していくので、清掃作業が自動化され、効率的に清掃を
行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について説明する。なお、従来と同一部材につい
ては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0009】<第1実施形態>図1には本実施形態の構
成が示されている。1はかご11に設けられてるかご
戸、2はかご戸1の側面上部に取り付けられた取付台、
3は取付台2の先端部に設けられたモータ(モータJ)
で、回転アーム6を鉛直面内で回転させて乗場戸側に起
こし、又はかご戸側に引き戻すべく回転する。4は取付
台2より乗場戸9側へ対向して設けられた光反射式の上
部センサで、乗場窓ガラス10の上枠又は下枠を検出す
る。2dはかご戸1の側面下部に取り付けられた取付
台、5は取付台2dの先端部より乗場戸9側へ対向して
設けられた光反射式の下部センサで、乗場窓ガラス10
の上枠又は下枠を検出する。6はモータ3の軸に取り付
けられモータ3の回転により鉛直面内で所定角度回動す
るアーム、7はアーム6の先端部に取り付けられたモー
タ(モータk)で、清掃ブラシ8を回転させる。8はモ
ータ7の回転軸に取り付けられ、アーム6の軸に垂直な
軸の回りに回転する清掃ブラシ、12はかご11内に設
けられた操作盤である。また、17は操作盤12に設け
られた操作スイッチで、モータ7を駆動するスイッチ、
13はエレベータ機械室内に設置された制御装置でエレ
ベータかご11の昇降を制御する。なお、制御装置13
と操作盤12は制御ケーブルで接続されている。
【0010】図2には図1においてH方向から見た平面
図が示されており、かご戸1に設けられたモータ3とア
ーム6、及びモータ7と清掃ブラシ8の関係が示されて
いる。図中一点鎖線は、モータ3を回転させてアーム6
を窓ガラス10の方向に回動させて清掃ブラシ8を窓ガ
ラス10に接触させた状態を示している。なお、図中3
cはモータ3の中央に位置し、アーム6に動力を伝える
ためのモータ回転軸である。
【0011】図3は図1におけるu部の拡大図であり、
一点鎖線は、図2と同様にモータ3を回転させてアーム
6を窓ガラス10の方向に引き上げで清掃ブラシ8を窓
ガラスに接触させた状態を示している。なお、2eは取
付台2の側面下部に取り付けられた取付台、Vは取付台
2eの先端部に取り付けられたリミットスイッチで、か
ご戸側にアームを引き戻す時のアームの動作を制限す
る。2fは取付台2の側面上部に取り付けられた取付
台、Wは取付台2fの先端部に取り付けられたリミット
スイッチで、かご乗場側にアームを引き起こす時のアー
ムの動作を制限する。すなわち、リミットスイッチV及
びWで定まる角度でアームは回動し、清掃ブラシ8をか
ご乗場側へ引き起こし、また、かご戸側へ引き戻す動作
を行う。
【0012】本実施形態の構成は以上のようであり、以
下図4の回路図及び図5、図6の処理フローチャートを
用いてその動作を詳細に説明する。
【0013】まず、作業者が操作スイッチ17をONす
ると(S100)、モータ7(モータK)に通電して回
転し(S101)、モータ軸に取り付けられた清掃ブラ
シ8も回転する(S102)。次に、作業者は最下階呼
びボタンを押し、下降運転を行う(S103)。エレベ
ータ下降運転中に光の反射強度の変化により上部センサ
4が乗場窓ガラス10の上端を検出すると(S10
4)、センサの接点18が閉となりX1リレー20がO
Nとなる。X1リレー20がONとなるとX1リレー接
点27がONとなり、モータ3(モータJ)に通電して
回転する(S105)。このモータ3の回転により、ア
ーム6が回動して乗場方向に起き上がる(S106)。
アームが所定角度回動して清掃ブラシ8が乗場窓ガラス
に接触し、リミットスイッチWをONすると(S10
7)、リミットスイッチ接点23が開となりモータ3へ
の通電が遮断されてモータの回転が停止する(S10
8)。これにより、アーム6の回動も停止して清掃ブラ
シ8が窓ガラス10に接触した状態が維持される。この
状態でエレベータかごの下降運転が行われると、窓ガラ
ス10に付着したほこりやちりは回転する清掃ブラシ8
により拭き取られる(S110)。エレベータかごの下
降運転が継続し、やがて光の反射強度の変化により上部
センサ4が乗場窓ガラスの下端を検出すると(S11
1)、接点18が開となりX1リレー20がOFFとな
る。X1リレー20がOFFとなると、X1リレー20
がOFFして時限をもってOFFするタイマーリレーX
1T24の動作により接点25が閉となり、X1リレー
20のOFFにより接点26も閉となるから結局X2リ
レー21がONとなる。X2リレー接点28がONとな
るとモータJ3に逆方向の電流が流れ、モータJ3が逆
回転する(S112)。このモータ3の逆回転によりア
ーム6はかご戸側に回動して清掃ブラシ8を窓ガラスか
ら引き離す(S113)。アーム6が所定角度回動して
リミットスイッチVをONすると(S114)、リミッ
トスイッチ接点22が開となり、モータ3への通電が遮
断されモータの回転が停止する(S115)。これによ
り、その階の窓ガラスの清掃が完了したことになる。
【0014】エレベータかごが下降して下の階に達し、
光の強度変化から下部センサ5が乗場窓ガラスを検出す
ると(S116)、接点19がONするために再びX1
リレー20がONし、X1リレー接点27が閉となる。
X1リレー接点27が閉するとモータJ3が回転し(S
117)、アームが再び乗場側に回動する(S11
8)。アームが所定角度回動して清掃ブラシ8が乗場窓
ガラスに接触し、リミットスイッチWをONすると(S
119)、リミットスイッチ接点23が開となりモータ
J3への通電が遮断されてモータの回転が停止する(S
120)。これにより、アーム6の回動も停止して清掃
ブラシ8が窓ガラスに接触した状態が維持され、窓ガラ
スの清掃が行われる(S121)。エレベータかごの下
降運転が継続し、やがて光の反射強度の変化により下部
センサ5が乗場窓ガラスの下端を検出すると(S12
2)、接点19が開となりX1リレー20がOFFとな
る。X1リレー20がOFFとなると、X1リレー20
がOFFして時限をもってOFFするタイマーリレーX
1T24の動作により接点25が閉となり、X1リレー
20のOFFにより接点26も閉となるから結局X2リ
レー21がONとなる。X2リレー接点28がONとな
るとモータJ3に逆方向の電流が流れ、モータJ3が逆
回転する(S123)。このモータ3の逆回転によりア
ーム6はかご戸側に回動して清掃ブラシ8を窓ガラスか
ら引き離す(S124)。アーム6が所定角度回動して
リミットスイッチVをONすると(S125)、リミッ
トスイッチ接点22が開となり、モータ3への通電が遮
断されモータの回転が停止する(S126)。モータJ
3の回転停止によりアーム6の回動も停止し、清掃ブラ
シが再びかご側に戻される。
【0015】このようにしてエレベータかごの下降運転
に伴い順次各階の窓ガラスの清掃が完了し、やがて最下
階に達すると(S128)、操作者は操作スイッチ17
をOFFして(S129)、モータK7の回転を停止し
(S130)、清掃ブラシ8の回転を停止して(S13
1)清掃作業を終了する。なお、最下階に達してない場
合には、S116以降の処理を繰り返して清掃を行うこ
とになる。
【0016】<第2実施形態>図7には本実施形態の構
成図が示されている。上述した第1実施形態では、かご
戸1から取付台2を設け、この取付台2にモータJ3を
設けたが、本実施形態ではかご戸1に直接モータJ3を
取り付ける構成としている。これにより、取付台が不要
となり、より簡易な構成で各階の窓ガラスの自動清掃を
実現できる。なお、モータJ3の動作は第1実施形態と
同様である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
乗場窓ガラスの清掃を自動化し、作業者がその都度かご
上部に乗ることなく効率的に清掃を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の全体構成図である。
【図2】 図1におけるH方向から見た装置構成図であ
る。
【図3】 図1におけるu部の拡大図である。
【図4】 本発明の実施形態の制御回路図である。
【図5】 本発明の実施形態の処理フローチャートであ
る。
【図6】 本発明の実施形態の処理フローチャートであ
る。
【図7】 本発明の他の実施形態の構成図である。
【図8】 従来の清掃の様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 かご戸、2 取付台、3 モータJ、4 上部セン
サ、5 下部センサ、6 アーム、7 モータK、8
清掃ブラシ、9 乗場戸、10 乗場窓ガラス、11
かご、12 操作盤、13 制御装置、16 昇降路、
V リミットスイッチ、W リミットスイッチ、17
操作スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータかご扉の所定位置に設けら
    れ、エレベータ乗場窓ガラスを検出するセンサと、 前記エレベータかご扉に設けられたモータと、 前記モータに接続され、モータの回転により鉛直面内で
    所定角度回動するアームと、 前記アームの先端に設けられ、前記アーム軸に垂直な軸
    の回りに回転する清掃ブラシと、 を備え、エレベータかごの移動に伴って前記検出手段で
    エレベータ乗場窓ガラスを検出した場合に、前記モータ
    により前記アームをエレベータ乗場窓ガラスの方向に回
    動させて前記清掃ブラシをエレベータ乗場窓ガラスに接
    触させ、清掃を行うことを特徴とするエレベータ乗場窓
    ガラス清掃装置。
JP24780595A 1995-09-26 1995-09-26 エレベータ乗場窓ガラス清掃装置 Pending JPH0986838A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24780595A JPH0986838A (ja) 1995-09-26 1995-09-26 エレベータ乗場窓ガラス清掃装置

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JP24780595A JPH0986838A (ja) 1995-09-26 1995-09-26 エレベータ乗場窓ガラス清掃装置

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JPH0986838A true JPH0986838A (ja) 1997-03-31

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ID=17168927

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24780595A Pending JPH0986838A (ja) 1995-09-26 1995-09-26 エレベータ乗場窓ガラス清掃装置

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JP (1) JPH0986838A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1323931C (zh) * 2002-06-28 2007-07-04 株式会社熊升降机技术研究所 观光电梯轿箱
CN103523621A (zh) * 2012-07-06 2014-01-22 株式会社日立建筑系统 电梯清扫用控制装置
CN106670136A (zh) * 2016-12-30 2017-05-17 苏州沃诺斯精密机械有限公司 一种电梯井清洁装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1323931C (zh) * 2002-06-28 2007-07-04 株式会社熊升降机技术研究所 观光电梯轿箱
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