JPH10168638A - ヘルメットの回動板取付け機構 - Google Patents

ヘルメットの回動板取付け機構

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JPH10168638A
JPH10168638A JP8353568A JP35356896A JPH10168638A JP H10168638 A JPH10168638 A JP H10168638A JP 8353568 A JP8353568 A JP 8353568A JP 35356896 A JP35356896 A JP 35356896A JP H10168638 A JPH10168638 A JP H10168638A
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helmet
arc
rotation
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Haruo Tanaka
晴雄 田中
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • A42B3/18Face protection devices
    • A42B3/22Visors
    • A42B3/221Attaching visors to helmet shells, e.g. on motorcycle helmets
    • A42B3/222Attaching visors to helmet shells, e.g. on motorcycle helmets in an articulated manner, e.g. hinge devices
    • A42B3/223Attaching visors to helmet shells, e.g. on motorcycle helmets in an articulated manner, e.g. hinge devices with means for locking the visor in a fully open, intermediate or closed position

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ヘルメットのシールド板を任意の半開位置に位
置保持ができ,開閉のスムースな取付機構を提供する。 【解決手段】シールド板などの回動板5に形成されたほ
ゞ円弧状のガイド溝47に沿って相対的に摺動するほゞ
筒状の位置保持手段23が、その上下両端部に上下にほ
ゞ対向するように形成された第1および第2の切込み3
5、37の間に屈曲容易部38を有している。更に上記
ほゞ円弧状のガイド溝47の全閉位置用、デフロスト位
置用および全開位置用の各保持孔部が上記ほゞ筒状の位
置保持手段23をそのほゞ原形のまゝで相対的に位置保
持させることができ、また、上記ガイド溝47の円弧溝
部が上記ほゞ筒状の位置保持手段23を弾性的に挾持し
て相対的に位置保持させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車のライ
ダなどのヘルメット装着者が頭部の保護などのために頭
部に装着する頭部保護体を備えたヘルメットにおいて、
風防、日よけなどのためのシールド板、バイザーなどの
回動板を上記頭部保護体に所定の範囲で回動可能に取り
付けるようにした回動板取付け機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上述のようなヘルメットの回動板取付け
機構として、例えば、実公昭57−13302号公報に
記載されたものが従来から知られている。
【0003】この実公昭57−13302号公報に記載
されたヘルメットの回動板取付け機構(以下、「従来の
シールド板取付け機構」という)は、ヘルメットの頭部
保護体の前面に取付けられた帯状の基板を備え、シール
ド板の左右両側が左右一対の取付け軸によりこの基板に
回動自在に取り付けられている。また、上記基板と上記
シールド板との間には中間座板が介装され、この中間座
板の外側面に突設された回り止め用の突起部は上記シー
ルド板の開孔に嵌合され、このために、上記中間座板は
上記シールド板と一体に回動するようになっている。
【0004】さらに、従来のシールド板取付け機構にお
いては、上記取付け軸を中心として円弧状に構成された
ガイド溝が上記基板に設けられ、このガイド溝には上記
中間座板の内側面に一体に突設された弾性筒体が係合し
ている。そして、上記円弧状ガイド溝はその一端から他
端まで複数の円孔を僅かずつ重ね合せた形状となってお
り、このために、このガイド溝には円孔と円孔との間に
それぞれ幅狭部が形成されている。
【0005】上述のように構成された従来のシールド板
取付け機構においては、シールド板をヘルメットの頭部
保護体に対して開閉させることにより、上記弾性筒体を
上記円弧状ガイド溝に沿って往復動させて上記複数の円
孔のいずれか1つに嵌合させるようにしている。したが
って、シールド板をこれら複数の円孔のうちのいずれか
1つに対応した所定の停止位置(すなわち、全閉位置、
6/1開放位置、1/3開放位置、半開位置、2/3開
放位置、5/6開放位置または全開位置)に位置保持さ
せることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシール
ド板取付け機構によれば、上記円弧状ガイド溝を構成す
る複数の円孔のいずれか1つに対応した所定の停止位置
にしかシールド板を位置保持させることができないの
で、シールド板をヘルメットの頭部保護体に対する任意
の半開位置に位置保持させることができない。また、シ
ールド板をヘルメットの頭部保護体に対して大きな角度
で開放または閉塞させる場合には、上記弾性筒体を上記
複数の円孔および上記複数の幅狭部に沿ってガタガタさ
せながら移動させる必要があるので、シールド板の開閉
操作におけるクリック感が良くない。
【0007】本発明は、従来のシールド板取付け機構の
上述のような欠点をきわめて簡単な構成によりきわめて
効果的に是正し得るようにしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの観点によ
れば、所定の回動中心の回りを回動し得るように頭部保
護体に取付けられた風防、日よけなどのための回動板
と、上記回動中心をその中心としてほゞ円弧状になるよ
うに上記回動板に形成されたほゞ円弧状のガイド溝と、
上記回動板の回動に応じて上記ガイド溝に沿って相対的
に摺動し得るようにこのガイド溝に挿入されて上記頭部
保護体に取付けられたほゞ筒状の位置保持手段とを備え
たヘルメットの回動板取付け機構において、上記位置保
持手段の上下両端部に第1および第2の切込みを上下に
ほゞ対向するように形成することによって、これら第1
および第2の切込みの間において上記位置保持手段に屈
曲容易部が設けられている。このように構成された本発
明によれば、きわめて簡単な構成であるにもかゝわら
ず、回動板に形成されたほゞ円弧状のガイド溝に沿って
ほゞ筒状の位置保持手段を相対的に摺動させる操作をき
わめて簡単かつきわめて確実に行うことができる。
【0009】また、本発明の別の一つの観点によれば、
所定の回動中心の回りを回動し得るように頭部保護体に
取付けられた風防、日よけなどのための回動板と、上記
回動中心をその中心としてほゞ円弧状になるように上記
回動板に形成されたほゞ円弧状のガイド溝と、上記回動
板の回動に応じて上記ガイド溝に沿って相対的に摺動し
得るようにこのガイド溝に挿入されて上記頭部保護体に
取付けられたほゞ筒状の位置保持手段とを備えたヘルメ
ットの回動板取付け機構において、上記ガイド溝がその
一端に設けられた全閉位置用保持孔部と、その他端に設
けられた全開位置用保持孔部と、上記全閉位置用保持孔
部に近接して設けられたデフロスト位置用保持孔部と、
このデフロスト位置用保持孔部と上記全開位置用保持孔
部とを連通させており上記回動中心をその中心とするほ
ゞ円弧状でかつほゞ等幅な円弧溝部とを有し、上記全閉
位置用、上記デフロスト位置用および上記全開位置用の
各保持孔部が上記ほゞ筒状の位置保持手段をそのほゞ原
形のまゝで相対的に位置保持させ得るように構成され、
上記円弧溝部が上記ほゞ筒状の位置保持手段を弾性的に
挾持して相対的に位置保持させ得るように構成されてい
る。このように構成された本発明によれば、回動板をそ
の全閉位置、デフロスト位置および全開位置でそれぞれ
きわめて確実に位置保持させ得るとともに、デフロスト
位置と全開位置との中間の位置である任意の半開位置で
も位置保持させることができ、さらに、デフロスト位置
から全開位置までおよび全開位置からデフロスト位置ま
で回動板を開閉させる開閉操作をきわめて円滑に行うこ
とができかつそのクリック感もきわめて良好である。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明をフルフェイス型
ヘルメットのシールド板取付け機構に適用した一実施例
を図1〜図10を参照して説明する。
【0011】フルフェイス型ヘルメットは、図1に示す
ように、自動二輪車のライダなどのヘルメット装着者の
頭部に装着されるフルフェイス型の頭部保護体1と、ヘ
ルメット装着者の額部と顎部との間(すなわち、顔面の
中央部分)に対向するように頭部保護体1の前面に形成
された窓孔3を開閉し得るシールド板5と、頭部保護体
1の内側にそれぞれ取付けられた左右一対の顎掛け用バ
ンド(図示せず)とから成っている。そして、頭部保護
体1のうちのヘルメット装着者の顎部と対向する部分に
は、頭部保護体1内の換気を行うためのベンチレータ6
が設けられている。また、シールド板5は、風防のため
にヘルメットに設けられるものであるが、必要に応じ
て、透光性を阻害しないように着色されて日よけ(すな
わち、バイザー)を兼用することもでき、ポリカーボネ
ート、その他の合成樹脂などの透明または半透明の硬質
材料から成っていてよい。さらに、シールド板5の左右
両側は、頭部保護体1の外周壁を構成する外側シェル7
に左右一対のシールド板取付け機構9により回動自在に
取付けられている。
【0012】なお、外側シェル7は、FRP、その他の
合成樹脂などの強度の大きい硬質材料から成っていてよ
い。また、右側(ヘルメットの前面に向って左側)のシ
ールド板取付け機構は、後述のような指掛け部11、め
ねじ部材12(外側シェル7に設けられたその取付け孔
を含む)、係止用ピン13、係止用孔15およびガイド
用切欠き17が設けられていない点を除いて、左側のシ
ールド板取付け機構と左右対称的に構成されているの
で、以下において、左側のシールド板取付け機構につい
てのみ説明する。
【0013】シールド板取付け機構9は、図2および図
9に示すように、シールド板5とともに外側シェル7に
取付けられる取付け基材19を備えている。そして、こ
の取付け基材19は、ほゞリング状の基体部21と、位
置保持手段としてのほゞ円筒状の筒体部23と、基体部
21と筒体部23とを連結している細板状の連結部25
と、筒体部23と連結部25とにまたがって左右両側に
えら(鰓)状に形成されている左右一対の補強部27と
を有し、これらの各部21、23、25、27がポリア
セタール樹脂、その他の合成樹脂などの多少弾性を有す
る材料から互いに一体に成形されている。また、基体部
21の表面には、その中心孔29に連なる有底の一対の
係止用溝31が相対向して設けられ、基体部21の裏面
には、滑り止めのための多数の突条部(図示せず)が放
射状に一体成形されている。また、筒体部23の上端部
には、幅が比較的狭い左右一対の係止用スリット33
と、これら一対の係止用スリット33の間に設けられた
幅が比較的広いほゞ長方形状の弾性付与用切込み35と
がそれぞれ設けられ、筒体部23の下端部には、上記弾
性付与用切込み35と上下にほゞ対向した位置におい
て、幅が比較的広いほゞ長方形状の弾性付与用切込み3
7が設けられている。したがって、これらの切込み3
5、37の間にやゝ細幅で弾性的に変形し易い帯状の屈
曲容易部38が形成されている。
【0014】上側の弾性付与用切込み35および下側の
弾性付与用切込み37は、必ずしもほゞ長方形状である
必要はなく、ほゞU字状、ほゞ半長円形状、ほゞ半楕円
形状、ほゞ半円形状などの他の形状であってもよい。さ
らに、補強部25の裏面と、筒体部23の裏面のうちの
この補強部25と対応する一部分とにまたがって滑り止
めのための多数の突条部(図示せず)が対射状に一体成
形されている。
【0015】上側の弾性付与用切込み35および下側の
弾性付与用切込み37は、筒体部23(特に、基体部2
1側から見て筒体部23の先端側の部分、換言すれば、
シールド板5の回動中心側とは反対の側の部分)に良好
な弾性を付与するためのものであって、図2に示すよう
に、この先端側に設けられている。そして、これらの切
り込み35、37は、図示の実施例においては、図5に
示すように、筒体部23の約90°の角度範囲θ1 にわ
たって設けられているが、この角度範囲θ1 は、一般的
には、実用性の見地から、60°〜120°のうちのい
ずれかであるのが好ましく、70°〜110°のうちの
いずれかであるのがさらに好ましい。また、これらの切
り込み35、37は、図5に示すように、基体部21の
中心と筒体部23の中心とを結ぶ直線Lに対して左右ほ
ゞ同角度の角度範囲に設けられるのが好ましく、図示の
実施例においては、この左側および右側の角度範囲はそ
れぞれ約45°である。さらに、上側の弾性付与用切込
み35の深さD1 は、図示の実施例においては、図10
に示すように筒体部23の高さ(すなわち、図10の上
下方向の長さ)Hの約1/8であるが、一般的には、実
用性の見地から、高さHの1/12〜1/4であるのが
好ましく、高さHの1/10〜1/6であるのがさらに
好ましい。また、下側の弾性付与用切込み37の深さD
2 は、図示の実施例においては、図10に示すように高
さHの約3/8であるのが、一般的には、実用性の見地
から、高さHの1/4〜3/4であるのが好ましく、高
さHの3/10〜1/2であるのがさらに好ましい。ま
た、上側の弾性付与用切込み35の深さD1 と下側の弾
性付与用切込み37の深さD2 との合計の深さ(D1
2 )は、図示の実施例においては、高さHの約1/2
であるが、一般的には、実用性の見地から、高さHの1
/3〜4/5であるのが好ましく、2/5〜2/3であ
るのがさらに好ましい。
【0016】外側シェル7には、図9に示すように、取
付け基材19の基体部21および筒体部23にそれぞれ
対応して一対の取付け孔がそれぞれ形成され、これら一
対の取付け孔には、軟鉄、その他の金属などの硬質材料
から成る一対のめねじ部材41、42がそれぞれ嵌合固
定されている。そして、外側シェル7の外周面には、合
成ゴム、その他の弾性に富んだ材料からなる一対のワッ
シャ44、45が一対のめねじ部材41、42を取り囲
むように接着固定されている。また、外側シェル7に
は、図7に示すように別の取付け孔が形成され、この取
付け孔には、別のめねじ部材12が嵌合固定され、この
めねじ部材12には、アルミニウム、その他の金属など
の硬質材料から成る係止用ピン13がねじ込み固定され
ている。
【0017】シールド板5は、図2に示すように、取付
け基材19の基体部21に対応したほゞ円形の取付け孔
39と、取付け基材19の筒体部23に対応するように
取付け孔39を中心としてほゞ円弧状に構成されたガイ
ド溝47と、外側シェル7に設けられた係止用ピン13
に対応したほゞ長円形状の係止用孔15と、この係止用
孔15に隣接してシールド板5の内側面に設けられたガ
イド用切欠き17とを有している。また、シールド板5
には、図7に示すように、ティアオフ用(すなわち、使
い捨て用)のシールドフィルム(図示せず)を係止する
ための合成樹脂製などの係止用ボタン49がねじ51に
より取付け固定され、シールド板5を往回動させるとき
にヘルメット装着者が指でこのシールド板5を押し上げ
るのに用いる合成樹脂製などの指掛け部11も同様にね
じ(図示せず)により取付け固定さている。
【0018】円弧状ガイド溝47は、図4に示すよう
に、その両端に全閉位置用保持孔部47aおよび全開位
置用保持孔部47bをそれぞれ有し、また、上記全閉位
置用保持孔部47aに少し重ね合わされたデフロスト位
置用保持孔部47cをさらに有している。そして、デフ
ロスト位置用保持孔部47cと全開位置用保持孔部47
bとの間には、ほゞ円弧状でほゞ等幅な円弧溝部47d
が形成されている。また、円弧状ガイド溝47の内周側
の縁部(すなわち、取付け孔39側の縁部)は、全閉位
置用保持孔部47aから全開位置用保持孔部47bまで
ほゞ滑らかな曲線(すなわち、ほゞ円弧状)になってい
る。そして、円弧状ガイド溝47の外周側の縁部(すな
わち、取付け孔39側とは反対側の縁部)は、全閉位置
用保持孔部47aとデフロスト位置用保持孔部47cと
のさかい目、デフロスト位置用保持孔部47cと円弧溝
部47dとのさかい目および円弧溝部47dと全開位置
用保持孔部47bとのさかい目にそれぞれガイド溝47
側に突出した突起状の折曲部53、54、55を有して
いる。そして、円弧溝部47dの外周縁部のみがほゞ滑
らかな曲線(すなわち円弧)となっている。
【0019】円弧状ガイド溝47の全閉位置保持孔部4
7aの中心と全開位置用保持孔部47bの中心との取付
け孔39の中心に対して成す角度θ2 は、図示の実施例
においては、図4に示すように約45°であるが、一般
的には、実用性の見地から、30°〜60°のうちのい
ずれかであるのが好ましく、35°〜55°のうちのい
ずれかであるのがさらに好ましい。また、全閉位置用保
持孔部47aの中心とデフロスト位置用保持孔部47c
の中心との取付け孔39の中心に対して成す角度θ
3 は、図示の実施例においては、図4に示すように約1
0°であるが、一般的には、実用性の見地から、6°〜
15°のうちのいずれかであるのが好ましく、8〜13
°のうちのいずれかであるのがさらに好ましい。また、
角度θ2 に対する角度θ3 の比(すなわち、θ3
θ2 )は、図示の実施例においては、図4に示すように
2/9であるが、一般的には、実用性の見地から、1/
9〜4/9のうちのいずれかであるのが好ましく、3/
18〜3/9のうちのいずれかであるのがさらに好まし
い。さらに、円弧溝部47dの取付け孔39の中心に対
して成す角度(換言すれば、一対の折曲部54、55の
取付け孔39の中心に対して成す角度)θ4 は、図示の
実施例においては、図6に示すように約23°である
が、一般的には、実用性の見地から、15°〜35°の
うちのいずれかであるのが好ましく、18°〜30°の
いずれかであるのがさらに好ましい。また、保持孔部4
7a、47b、47cの直径に対すると円弧溝部47d
の幅の比(この比は、取付け基材19の筒体部23の直
径に対する円弧溝部47dの幅の比とほゞ同一である)
は、約93/100であるが、一般的には、実用性の見
地から、80/100〜97/100のうちのいずれか
であるのが好ましく、85/100〜95/100のう
ちのいずれかであるのがさらに好ましい。
【0020】保持孔部47a、47b、47cは、図示
の実施例においては、取付け基材19の筒体部23の形
状とほゞ同一かまたは僅かに大きいほゞ円形であるが、
必ずしも円形である必要はなく、上記筒体部23と同様
に、ほゞ楕円形、ほゞ長円形、角部に丸みをつけたほゞ
長方形などであってもよく、特に、上記筒体部23の形
状の変更に合わせて任意に変更するのが好ましい。
【0021】つぎに、シールド板5および取付け基材1
9を外側シェル7に取付ける操作について説明する。な
お、この取付け操作に際しては、一対のねじ57、58
および一対のワッシャ60、61が取付け部品として用
いられる。なお、上記ねじ57、58およびワッシャ6
0は、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂、そ
の他の合成樹脂、アルミニウム、その他の金属などから
成っていてよく、ワッシャ61も、ポリカーボネート樹
脂、ポリアセタール樹脂、その他の合成樹脂などから成
っていてよい。
【0022】まず、支軸としてのねじ57をその先端側
からワッシャ60の中心孔、シールド板5の取付け孔3
9および取付け基材19の基体部21の中心孔29に順
次挿入させて外側シェル7のめねじ部材41にねじ込み
固定する(図10参照)。この場合、取付け基材19の
筒体部23の上端部をシールド板5の円弧状ガイド溝4
7に挿入させ、ワッシャ60の下面に突出させた一対の
突起部60aを基体部21の一対の係止用溝31に嵌合
させる。この結果、ワッシャ60および取付け基材19
の基体部21は、図10に示すように、ねじ57の頭部
により外側シェル7のワッシャ41に押し付け固定さ
れ、シールド板5は、ワッシャ60を支軸(すなわち、
ワッシャ60の中心軸を回動中心)として回動し得るよ
うに、取付け基材19の基体部21の表面とワッシャ6
0の頭部との間で保持される。
【0023】つぎに、固定軸としてのねじ58をその先
端側からワッシャ61の中心孔および取付け基材19の
筒体部23の中心孔(この場合、シールド板5の円弧状
ガイド溝47を含む)に順次挿入させて外側シェル7の
めねじ部材42にねじ込み固定する(図10参照)。こ
の場合、ワッシャ61の下面に突出させた一対の突起部
61aを筒体部23の一対の係止用スリット33に嵌合
させる。この結果、ワッシャ61および取付け基材19
の筒体部23は、図10に示すように、ねじ58の頭部
により外側シェル7のワッシャ45に押付け固定され、
シールド板5は、その円弧状ガイド溝47の内周側およ
び外周側縁部を筒体部23の外周囲に摺接させながら移
動し得るように、取付け基材19の筒体部23の表面と
ワッシャ61との間に保持される。そして、この状態に
おいては、屈曲容易部38は、ほゞ円弧状のガイド溝4
7の長さ方向とはほゞ直交する方向側において、取付け
基材19の筒体部23に設けられている。
【0024】上述のように構成されたフルフェイス型ヘ
ルメットによれば、取付け基材19の筒体部23がシー
ルド板5の円弧状ガイド溝47に沿って相対的に摺動す
るようにシールド板5をねじ57およびワッシャ60を
支軸として往復回動させることにより、次に述べるよう
に、シールド板5を全閉位置、デフロスト位置(すなわ
ち、くもり止め、くもり取り、霜止めまたは霜取り位
置)、任意の半開位置および全開位置にそれぞれ位置保
持させることができる。
【0025】すなわち、筒体部23を図6および図10
に示すようにガイド溝47の全閉位置用保持孔部47a
にそのほゞ原形のまゝで嵌合保持させたときには、シー
ルド板5は全閉位置にあり、外側シェル7の係止用ピン
13はシールド板5の係止用孔15に挿入されており、
このために、シールド板5はこの全閉位置に確実に保持
される。この場合、シールド板5の内側面に設けられた
ガイド用切欠き17は図7に示すようにシールド板5の
下端から上方に向ってだんだん浅くなるように傾斜して
いるので、係止用ピン13をこの切欠き17を摺動させ
てからきわめて容易かつきわめて確実に係止用孔15に
挿入させることができる。
【0026】この全閉状態(図1、図3の鎖線、図6、
図8および図10に示す状態)において、図3の実線お
よび図7に示すように、ヘルメット装着者がシールド板
5の指掛け部11に指を掛けてシールド板5を斜め上方
に押し上げて往回動させると、係止用ピン13が係止用
孔15から相対的に離脱すると共に、筒体部23がデフ
ロスト位置用保持孔部47cに同様に嵌合保持されるの
で、シールド板5は頭部保護体1の窓孔3を多少開放し
たデフロスト位置に移動する。さらに、シールド板5を
往回動させると、筒体部23はデフロスト位置用保持孔
部47cから円弧溝部47dを通って全開位置用保持孔
部47bへと円弧状ガイド溝47を相対的に移動する。
そして、筒体部23が比較的幅狭な折曲部53および円
弧溝部47dを相対的に通過するときには、筒体部23
が図5の直線L方向の径を縮小させるので、上記通過が
円滑に行われる。
【0027】この場合、筒体部23の上側切込み35を
除く上端面はワッシャ61に圧接し、筒体部23の下側
切込み37を除く下端面はワッシャ45に圧接し、さら
に、筒体部23の下端部の取付け孔39側には、一対の
補強部27および連結部25がそれぞれ連設されてい
る。したがって、上述のような筒体部23の径の縮小
は、主として屈曲容易部38が屈曲変形することにより
達成される。また、上記円弧溝部47dを相対的に通過
する際には、この円弧溝部47dがほゞ滑らかな円弧状
であるためにこの移動が円滑に行われて違和感がないの
で、シールド板5の開閉操作のクリック感がきわめて良
好である。さらに、筒体部23を上記円弧溝部47dの
任意の位置に保持させたときに、筒体部23の弾性復元
力によりこの筒体部23を円弧溝部47dの任意の位置
において弾性的に挾持された状態で比較的良好に位置保
持させることができる。したがって、頭部保護体1の窓
孔3を多少開放したデフロスト位置および全開した全開
位置にシールド板5を確実に位置保持させることがで
き、さらに、両者の中間の位置である任意の半開位置に
もシールド板5をほゞ確実に位置保持させることができ
る。
【0028】以上において、本発明の一実施例につき詳
細に説明したが、本発明は、この実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に
基づいて各種の変更および修正が可能である。
【0029】例えば、上述の実施例においては、フルフ
ェイス型ヘルメットのシールド板取付け機構に本発明を
適用したが、ジェット型、セミジェット型などのヘルメ
ットにも本発明を適用することができ、また、バイザー
取付け機構にも本発明を適用することができる。
【0030】また、上述の実施例においては、上側の弾
性付与用切込み35と下側の弾性付与用切込み37との
間に単一の屈曲容易部38を形成するようにしたが、上
記切込み35、37にその上下方向においてほゞ対応し
ている横長のスリットをこれらの切込み35、37の間
に1本または複数本設けることによって、屈曲容易部を
複数形成するようにしてもよい。また、上記スリットに
代えて、または、上記スリットに加えて、屈曲変易部に
複数の小孔を形成してもよい。
【0031】さらに、請求項1〜3に記載した発明にお
いて、回動板をそのデフロスト位置で確実に位置保持さ
せる必要がなければ、デフロスト位置用保持孔部47c
を省省略することができる。この場合、ほゞ円弧状のガ
イド溝47の外周側の縁部は、突起状折曲部53から突
起状折曲部55までほゞ滑らかな曲線(すなわち、ほゞ
円弧状)になっているので、全閉位置用保持孔部47a
と全開位置用保持孔部47bとの間に、ほゞ円弧状でほ
ゞ等幅な円弧溝部47dが形成される。
【0032】
【発明の効果】請求項1〜3に記載した発明によれば、
回動板に形成されたほゞ円弧状のガイド溝に沿って相対
的に摺動するほゞ筒状の位置保持手段が、その上下両端
部に上下にほゞ対向するように形成された第1および第
2の切込みの間に屈曲容易部を有している。したがっ
て、上記ほゞ円弧状のガイド溝に沿って上記ほゞ筒状の
位置保持手段を相対的に摺動させる操作をきわめて簡単
かつきわめて確実に行うことができる。また、頭部保護
体に回動自在に取付けられた回動板と、この回動板に形
成されたほゞ円弧状のガイド溝と、頭部保護体に取付け
られこのほゞ円弧状のガイド溝に沿って相対的に摺動す
るほゞ筒状の位置保持手段とを備えた機構において、上
記位置保持手段の上下両端部に上下一対の切込みを上下
にほゞ対向するように形成することによってこれら第1
および第2の切込みの間に屈曲容易部を設けたものであ
るから、その構成がきわめて簡単である。また、請求項
4〜6に記載した発明によれば、ほゞ円弧状のガイド溝
の全閉位置用、デフロスト位置用および全開位置用の各
保持孔部がほゞ筒状の位置保持手段をそのほゞ原形のま
ゝで相対的に位置保持させることができ、また、上記ガ
イド溝の円弧溝部が上記ほゞ筒状の位置保持手段を弾性
的に挾持して相対的に位置保持させることができる。し
たがって、回動板をその全閉位置、デフロスト位置およ
び全開位置でそれぞれきわめて確実に位置保持させ得る
とともに、デフロスト位置と全開位置との中間の位置で
ある任意の半開位置でも位置保持させることができ、さ
らに、デフロスト位置から全開位置までおよび全開位置
からデフロスト位置まで回動板を開閉させる開閉操作を
きわめて円滑に行うことができかつそのクリック感もき
わめて良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をフルフェイス型ヘルメットのシールド
板取付け機構に適用した一実施例におけるヘルメット全
体の斜視図である。
【図2】図1のヘルメットの左側のシールド板取付け機
構の要部の分解斜視図である。
【図3】シールド板をデフロスト位置まで多少開放した
状態における図2のシールド板取付け機構の正面図であ
る。
【図4】シールド板をデフロスト位置と全開位置との中
間の位置までさらに開放した状態における図3のシール
ド板取付け機構の要部を示す図3と同様の図である。
【図5】シールド板を全開位置まで全開した状態におけ
る図4と同様の図である。
【図6】シールド板を全閉位置まで全閉した状態におけ
る図4と同様の図である。
【図7】図3のA−A線に沿った断面図である。
【図8】図3において仮想線で示す状態におけるシール
ド板取付け機構の図3のA−A線に沿った断面図であ
る。
【図9】図4のB−B線に沿った断面図である。
【図10】図6のC−C線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 頭部保護体 5 シールド板(回動板) 19 取付け基材 21 基体部 23 筒体部(位置保持手段) 25 連結部 35 上側弾性付与用切込み(第1の切込
み) 37 下側弾性付与用切込み(第2の切込
み) 38 屈曲容易部 47 ほゞ円弧状のガイド溝 47a 全閉位置用保持孔部 47b 全開位置用保持孔部 47c デフロスト位置用保持孔部 47d 円弧溝部 57 ねじ(支軸)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の回動中心の回りを回動し得るように
    頭部保護体に取付けられた風防、日よけなどのための回
    動板と、 上記回動中心をその中心としてほゞ円弧状になるように
    上記回動板に形成されたほゞ円弧状のガイド溝と、 上記回動板の回動に応じて上記ガイド溝に沿って相対的
    に摺動し得るようにこのガイド溝に挿入されて上記頭部
    保護体に取付けられたほゞ筒状の位置保持手段とを備え
    たヘルメットの回動板取付け機構において、 上記位置保持手段の上下両端部に第1および第2の切込
    みを上下にほゞ対向するように形成することによって、
    これら第1および第2の切込みの間において上記位置保
    持手段に屈曲容易部が設けられていることを特徴とする
    ヘルメットの回動板取付け機構。
  2. 【請求項2】上記位置保持手段が設けられた取付け基材
    を備え、 上記取付け基材が基体部と上記位置保持手段とこれらの
    基体部および位置保持手段を連結している連結部とを有
    し、 上記基体部が上記回動板を上記頭部保護体に回動可能に
    軸支する支軸により上記頭部保護体に取付けられて上記
    頭部保護体と上記回動板との間に配されており、 上記屈曲容易部が上記回動中心側とは反対の側において
    上記位置保持手段に設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載のヘルメットの回動板取付け機構。
  3. 【請求項3】上記 第1の切り込みおよび第2の切込み
    のそれぞれが上記ほゞ筒状の位置保持手段の60°〜1
    20°のうちのいずれかの角度範囲にわたって設けら
    れ、 上記第1の切込みの深さと上記第2の切込みの深さとの
    合計の深さが上記ほゞ筒状の位置保持手段の高さの1/
    3〜4/5であることを特徴とする請求項1または2に
    記載のヘルメットの回動板取付け機構。
  4. 【請求項4】所定の回動中心の回りを回動し得るように
    頭部保護体に取付けられた風防、日よけなどのための回
    動板と、 上記回動中心をその中心としてほゞ円弧状になるように
    上記回動板に形成されたほゞ円弧状のガイド溝と、 上記回動板の回動に応じて上記ガイド溝に沿って相対的
    に摺動し得るようにこのガイド溝に挿入されて上記頭部
    保護体に取付けられたほゞ筒状の位置保持手段とを備え
    たヘルメットの回動板取付け機構において、 上記ガイド溝がその一端に設けられた全閉位置用保持孔
    部と、その他端に設けられた全開位置用保持孔部と、上
    記全閉位置用保持孔部に近接して設けられたデフロスト
    位置用保持孔部と、このデフロスト位置用保持孔部と上
    記全開位置用保持孔部とを連通させており上記回動中心
    をその中心とするほゞ円弧状でかつほゞ等幅な円弧溝部
    とを有し、 上記全閉位置用、上記デフロスト位置用および上記全開
    位置用の各保持孔部が上記ほゞ筒状の位置保持手段をそ
    のほゞ原形のまゝで相対的に位置保持させ得るように構
    成され、 上記円弧溝部が上記ほゞ筒状の位置保持手段を弾性的に
    挾持して相対的に位置保持させ得るように構成したこと
    を特徴とするヘルメットの回動板取付け機構。
  5. 【請求項5】上記全閉位置用、上記デフロスト位置用お
    よび上記全開位置用の各保持孔部がそれぞれほゞ円形で
    あり、 上記全閉位置用保持孔部の中心と上記全開位置用保持孔
    部の中心との上記回動中心に対して成す角度が30°〜
    60°のうちのいずれかであり、 上記全閉位置用保持孔部の中心と上記デフロスト位置用
    保持孔部の中心との上記回動中心に対して成す角度が6
    °〜15°であり、 上記円弧溝部の上記回動中心に対して成す角度が15°
    〜35°であることを特徴とする請求項4に記載のヘル
    メットの回動板取付け機構。
  6. 【請求項6】上記位置保持手段が設けられた取付け基材
    を備え、 上記取付け基材が基体部と上記位置保持手段とこれらの
    基体部および位置保持手段を連結している連結部とを有
    し、 上記基体部が上記回動板を上記頭部保護体に回動可能に
    軸支する支軸により上記頭部保護体に取付けられて上記
    頭部保護体と上記回動板との間に配されており、 上記ほゞ筒状の位置保持手段の上記回動中心側とは反対
    の側における上下両端部に第1および第2の切込みを上
    下にほゞ対向するように形成することによって、これら
    第1および第2の切込みの間において上記位置保持手段
    に屈曲容易部が設けられ、 上記ガイド溝の上記回動中心側の縁部である内周側縁部
    が上記全閉位置用保持孔部から上記全開位置用保持孔部
    まで上記回動中心を中心とするほゞ円弧状でかつほゞ滑
    らかな曲線であることを特徴とする請求項4または5に
    記載のヘルメットの回動板取付け機構。
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