JP6259640B2 - ヘルメット用シールド - Google Patents

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Description

本発明は、オートバイや自動車等の移動器具に乗車する運転者の頭部を保護するために着用するヘルメットのシールドに関する。
オートバイや自動車に乗車する際に安全目的のために着用されるヘルメット用シールドは、ヘルメット着用者の顔面を保護するためのものであり、フルフェースヘルメットの前面開放部を横切って左右両側部に回動自在に支持され、回動することによって、前面開放部を開放・閉鎖するようにされている。
また、このようなヘルメット用シールドには、通常の透明のものの他に、着用者の視認性を妨げず、且つ防眩機能を有する着色透明のものもあるが、この着色透明のシールドは、着色濃度によって、夜間等の走行が不可とされているものがある。
下記、特許文献1に記載のものは、透明なシールドの外側に、着用者の視認性を妨げず、且つ防眩機能を有する着色透明なサンバイザー(遮蔽要素)を備えたものが知られている。
このシールドは、このサンバイザーがシールドと同軸で支持されると共に、シールドに対して独立及び同一体として回転可能に軸支され、サンバイザーがシールドに対して前方で重なるように対面する位置と、前面開放部の上方でシールドから離間した位置とにわたる範囲で回転するようになっている。
特開2006−2334号公報
特許文献1に記載のヘルメット用シールドによると、太陽光の位置や周辺の明るさ等の周辺状況に応じて、サンバイザーをシールドに対して前方で重なるように対面する位置に設定することで、太陽光に対する防眩機能を発揮し、サンバイザーを前面開放部の上方で第一シールドから離間した位置にすることで、夜間等における良好な視認性を発揮することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術では、シールドとサンバイザーを前述のように同軸で回転させるための機構が複雑であると共に、部品点数も多いため、ヘルメットに対するシールドとサンバイザーの着脱作業が面倒であると共に、相当の時間を要するものであるばかりでなく、故障が発生する可能性が高いものであるという問題があった。
また、サンバイザーを回転上端位置で強く保持できなかったために、走行の風圧によって急にサンバイザーが下がってしまう問題などがあった。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、シールドに対するサンバイザーの独立した回転を簡易な機構で達成できること、これにより、部品点数の削減ができると共に、部品点数の多さによって生じる故障の発生を低減すること、ヘルメットに対するヘルメット用シールドの着脱作業を容易にでき、且つ着脱作業時間を短縮できること、サンバイザーの回転上限の保持を確実にすると共に、走行中の条件の変化に応じて、必要な操作を簡単にできること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明によるヘルメット用シールドは、以下の構成を少なくとも具備するものである。
ヘルメットの最外層を構成する帽体の左右側面に、該帽体の前面開放部を開閉する方向に回転可能に軸支されたシールドと、前記シールド上の左右側面に、該シールドの回転中心とは異なる位置に回転可能に軸支されたサンバイザーとを備えたヘルメット用シールドであって、前記サンバイザーは、前記ヘルメットの着用者の視認性を妨げない透視性のある素材を用いて構成され、前記前面開放部の上方で前方へ庇状に突出する第一位置から、前記シールドと外側に重なって対面する第二位置にわたる範囲での回転を案内する回転案内部に支持され、前記回転案内部は、前記サンバイザーの前記第一位置を保持する構造を備えると共に、前記第一位置で保持された前記サンバイザーを、前記シールドから前方に離間する方向に引き出すことによって、前記サンバイザーの第一位置での保持を解除して、該サンバイザーの前記第二位置への回転を可能な状態とする構造を備えていることを特徴とするヘルメット用シールドである。
本発明の実施形態に係るヘルメット用シールドを実施したヘルメットの側面図であり、サンバイザーを第一位置に設定した状態を示す。 本発明の実施形態に係るヘルメット用シールドを実施したヘルメットの側面図であり、サンバイザーを第二位置に設定した状態を示す。 図1の要部拡大図である。 図3の(IV)-(IV)線断面図である。 図3の(V)-(V)線断面図である。 サンバイザーが第一位置に保持された状態を示す。 サンバイザーの第一位置での保持を解除した状態を示す動作図である。 サンバイザーを第二位置方向に回転させている状態を示す動作図である。 サンバイザーを第二位置に保持した状態を示す動作図である。 図5に示す断面図で保持カバーの取付け動作を示す断面図である。
前記回転案内部は、前記シールド側に設けられ、前記サンバイザーの回転中心となる軸を有する支軸、及び前記サンバイザーの回転動作を保持する保持部と、前記サンバイザー側に設けられ、前記支軸に対して回転可能に係合すると共に、シールドの引き出し方向を長手方向とする長孔状に形成された回転支持孔、及び前記保持部に対して係合し、前記サンバイザーの回転軌道に沿う方向を長手方向とする長孔状に形成された保持孔とを備え、 前記回転支持孔は、前記サンバイザーの引き出しを前記回転支持孔の長手方向に沿って案内し、前記保持部は、前記保持孔が係合し、前記サンバイザーの回転を案内する案内突起、及び前記サンバイザーを引き出す動作に対して前記シールド方向へ押し戻すと共に、前記案内突起に対する前記保持孔の係合状態を保持するように付勢力を与える付勢部を有し、前記保持孔は、前記サンバイザーの前記第一位置で、前記付勢部の付勢力が作用した状態で前記案内突起に嵌合することで、前記サンバイザーの前記第一位置を保持する保持凹部を有し、前記保持凹部は、嵌合状態での前記サンバイザーの前記第二位置への回転動作時に、前記案内突起に係止され、該係止状態で前記サンバイザーの前記第二位置への回転を阻止する段差を有し、前記サンバイザーを前記シールドから前方に離間する方向に引き出すことによって、前記案内突起に対する前記保持凹部の嵌合、及び前記段差に対する前記保持凹部の係止が解除されて、前記サンバイザーの前記第二位置への回転を可能な状態となるようにされていることが好ましい。
また、前記回転案内部は、更に、前記サンバイザーの前記第二位置で、前記付勢部の付勢力が作用した状態で前記案内突起、及び前記付勢部に嵌合する保持凹部を有し、該保持凹部が前記案内突起、及び前記付勢部に嵌合することで、前記サンバイザーの前記第二位置が保持され、前記保持凹部は、嵌合状態での前記サンバイザーの前記第一位置への回転動作時に、前記案内突起に接触する段差を有し、前記サンバイザーの前記第一位置への回転動作時に、前記段差が前記案内突起に接触すると共に、接触時に作用する前記付勢部の付勢力に抗して、前記案内突起を乗り越えて、前記案内突起に対する前記保持凹部の嵌合、及び前記案内突起に対する前記段差の接触が解除されて、前記サンバイザーの前記第一位置への回転を可能な状態となるようにされていることが好ましい。
以下で説明する帽体とは、ヘルメットの最外層を構成するものであり、例えば、強化繊維材(ガラス繊維、カーボン繊維等)に、熱硬化性樹脂材(エポキシ樹脂材、フェノール樹脂材等)を含浸させた強化繊維樹脂材(GFRP、CFRP等)又は、熱可塑性樹脂材(ポリカーボネート等)を用いて、フルフェース形状又はオープンフェース形状に成型したものである。
以下で説明するヘルメットとは、フルフェース型ヘルメット及びオープンフェース型ヘルメットのいずれも含み、帽体の内側に発泡スチロール材、もしくは、この発泡スチロール材と同等の衝撃吸収性能を有する素材を用いて成型された衝撃吸収ライナー、この衝撃吸収ライナーの内側に配設されるウレタン材等でなる頭部パッド、帽体の頬部に対応する左右両側部の内側面に着脱自在に装着された頬パッド等が備えられている。
以下で説明する左右とは、ヘルメットの着用者の右頬、及び左頬に対面する方向である。また、以下で説明する前とは、ヘルメットの着用者の顔面側である。また、以下で説明する上とは、ヘルメットの頭頂部側であって、下とは、ヘルメットの顎部側である。
以下で説明するシールドとは、透明なポリカーボネート材、もしくは、このポリカーボネート材と同等な透過性及び強度を有する透明材を所定形状に形成したものである。
また、以下で説明するサンバイザーとは、十分な視界を確保する透過性を有すると共に、太陽光に対する防眩機能を発揮するように着色された着色透明のポリカーボネート材、もしくは、このポリカーボネート材と同等の透過性及び強度を有する着色透明材を所定形状に形成したものである。
以下、本発明に係る一実施形態のヘルメット用シールドAを図1〜図5に基づいて説明すると、ここで例示するヘルメット用シールドAが備えられたヘルメットBは、フルフェース型のものである。
ヘルメット用シールドAは、左右に同じ構成を有し、且つヘルメットBの帽体B1の左右側部に対して、左右同じ構成によって支持されるものであるので、以下では、左側のみ図示して説明する。
尚、以下で、説明する各実施形態は、本発明を限定するものではない。
ヘルメット用シールドAは、帽体B1の左右方向に沿う軸を有する軸支部B10を回転中心として上下方向に回転自在に軸支され、この軸支部B10を中心とする回転によって、前面開放部B2を閉塞及び開放するようにされている。
ヘルメット用シールドAは、透明のシールド1と、このシールド1の外側に配置された着色透明のサンバイザー2とを有しており、シールド1が軸支部B10によって軸支され、サンバイザー2がシールド1に対し、このシールド1の軸とは独立して上下方向(シールド1と同方向)に回転自在に軸支されている。
シールド1の取付け形態については、従来の構成とほぼ同様の構成であるため詳述はしないが、帽体B1の左右外側面に夫々固着されたベースプレートB3に、軸支部B10が突設され、このベースプレートB3には、シールド1の回転範囲を制限する弾性係合部B20が突設されている。更に、帽体B1の左右外側面には、ベースプレートB3を覆うようにシールド押えカバーB4が配置されている。
シールド1の端部側には、夫々、軸支部B10に嵌合される取付け孔10と、弾性係合部B20に嵌合される案内長孔11が形成されている。
案内長孔11は、取付け孔10と同心とする円弧状に形成されており、軸支部B10を回転中心として回転するシールド1を案内すると共に、案内長孔11の端部が弾性係合部B20に接触することによって、シールド1の回転が制限される。
また、弾性係合部B20は、案内長孔11に対して、径方向への弾性変形が生じた状態で接触することによって、弾性変形から復帰する力が生じ、この復帰力によって、シールド1の回転に抵抗を与え、案内長孔11の両端部に夫々形成されたストッパ部11A、11Bに適合する嵌合によって、シールド1の全開状態及び全閉状態を保持するようにされている。
以下、シールド1に対するサンバイザー2の取付け構造を説明する。サンバイザー2は、上下幅をシールド1の上下幅のおよそ3分の2程度の幅とするものであり、シールド1に設けられた基板3を介して、シールド1に対して独立して上下方向(シールド1の回転方向と同じ方向)に回転可能に支持されている。
サンバイザー自体の大きさについては、規格上の制限を受ける販売形態、または販売国での仕様により、回転の上限位置(第一位置)で、夫々の規格の視野範囲を満足させる幅とする場合がある。
サンバイザー2の回転範囲は、サンバイザー2が前面開放部B2の上方で前方へ庇状に突出する第一位置(上限位置)P1と、サンバイザー2がシールド1の表面12の外側で対面する第二位置(下限位置)P2にわたる範囲に規定されている。
すなわち、第一位置P1に位置するサンバイザー2は、ヘルメットBの日除けとして機能し、第二位置P2に位置するサンバイザー2は、太陽光に対する防眩機能を発揮する。
サンバイザー2は、図6〜図9に示すように、サンバイザー2と基板3にわたって設けられた回転案内部4によって、サンバイザー2の回転案内、回転範囲の規定、第一位置P1における保持及び保持解除が行われるように支持されている。
基板3は、シールド押えカバーB4の上方側の前端から前面開放部B2の上端よりも上方に位置し、且つ前面開放部B2と重ならない大きさ及び形状として形成されている。
基板3は、保持カバー300によって覆われている。この保持カバー300は、図4及び図5に示すように、基板3とでサンバイザー2を挟むと共に、基板3との間でサンバイザー2を回転させるように基板3を覆うようにされている。
回転案内部4は、シールド1とサンバイザー2の間にあり、シールド1の表面に固着された基板3に突設された支軸30及び保持部31と、サンバイザー2に開孔された回転支持孔32及び保持孔33とを備えており、支軸30に回転支持孔32を係合させ、保持部31に保持孔33を係合させることで、サンバイザー2をシールド1に対して取付けることができる。
支軸30は、帽体B1の左右方向に沿う軸を有しており、この支軸30に回転支持孔32が係合することによって、サンバイザー2が支軸30を回転中心として、第一位置P1と第二位置P2とにわたって上下方向に回転するように軸支される。
保持部31は、支軸30の軸と平行に突設した案内突起31Aと、径方向へ弾性変形する円弧状のバネ部(付勢部)31Bを有しており、この保持部31に保持孔33が係合することによって、バネ部31Bが径方向に弾性変形する。
保持部31に対する保持孔33の係合時には、バネ部31Bが径方向への弾性変形が生じた状態で保持孔33に接触することによって、弾性変形から復帰する力(付勢力)が生じ、この復帰力によって、サンバイザー2の回転に抵抗を与えるようになっている。
回転支持孔32は、前後方向に長い長孔に形成されており、この回転支持孔32の長さの範囲でサンバイザー2を前後方向に動かすことができるようにされている。
保持孔33は、支軸30と同心とすると共に、サンバイザー2の回転軌跡に沿う円弧状の長孔に形成されており、支軸30を回転中心として回転するサンバイザー2を案内すると共に、保持孔33の端部が保持部31に接触することによって、サンバイザー2の回転を制限するようにされている。
保持孔33の下端側には、案内突起31Aが嵌合する保持凹部33Aが形成されており、保持凹部33Aに、案内突起31Aが嵌合することによって、サンバイザー2の第一位置P1が保持されるようになっている。
保持孔33の上端側には、案内突起31Aが嵌合する保持凹部33Bが形成されており、保持凹部33Bに、案内突起31Aが嵌合することによって、サンバイザー2の第二位置P2が保持されるようになっている。
保持凹部33Aは、図6に示すように、保持孔33の前縁330の下端側を前方側に切欠いてなるものであり、このように形成したことによって保持凹部33Aの上方側に形成された段差331を、この段差331と対面すると共に、段差331を係止するように形成された案内突起31Aの係止面310に接触させることで、サンバイザー2の第一位置P1から第二位置P2への回転を阻止するようにされている。
段差331は、前縁330とほぼ直角に交差する方向に形成されており、これによって、サンバイザー2に第二位置P2へ回転させる力を加えたときに、段差331の案内突起31Aの係止面310に対面する接触状態を確実に保持し、段差331が案内突起31Aを乗り越えないようにしている。
保持凹部33Aに案内突起31Aが嵌合した状態では、バネ部31Bが保持凹部33Aと保持孔33の幅方向で対面する後縁332に弾性変形した状態で接触すると共に、このバネ部31Bの弾性変形から復帰する力が後縁332に作用し、この力によって、後縁332を後方に押すと共に、保持凹部33Aを案内突起31Aに押し付けることによって、案内突起31Aの保持凹部33Aへの嵌合状態を保持することができる。
案内突起31Aが保持凹部33Aに保持されたサンバイザー2の第一位置P1では、図6に示すように、バネ部31Bの弾性変形から復帰する力によって、サンバイザー2が帽体B1側後ろ方向に押し付けられていると共に、支軸30が回転支持孔32の前端320に接触している。
また、第一位置P1でのサンバイザー2は、バネ部31Bの弾性変形から復帰する力によって、帽体B1側後ろ方向に押し付けられているので、走行中でのサンバイザー2のガタツキを防止することができる。
サンバイザー2の第一位置P1での保持状態から、バネ部31Bの弾性変形から復帰する力に抗してサンバイザー2を前方に引いてシールド1から離間させるという(図1の矢印100で示す方向の動き)、サンバイザー2の下方への回転では、通常行われない操作をすることによって、図7に示すように、サンバイザー2が前方へスライドし、このスライドに伴って、保持凹部33Aが案内突起31Aから前方方向に離間すると共に、段差331が案内突起31Aの係止面310から外れて非保持状態となる。
すなわち、サンバイザー2を前方へスライドさせることで、段差331が案内突起31Aの係止面310に対し非保持状態となるため、このサンバイザー2の第一位置P1での保持状態が解除され、サンバイザー2の第二位置P2方向への回転が可能な状態にできる。
また、図8に示すように、サンバイザー2を前方へスライドさせた状態で第二位置P2へ向かって回転させる(図1の矢印200で示す)ことで、保持孔33の前縁330が案内突起31Aに接触し、この案内突起31Aに案内されながらサンバイザー2が回転する。
前縁330が案内突起31Aに接触する位置にあるとき、保持孔33の後縁332にバネ部31Bが弾性変形した状態で接触し、この弾性変形から復帰する力によって前縁330を案内突起31Aに押し付けることで、前縁330の案内突起31Aに対する接触に抵抗を与えることができるため、サンバイザー2の回転動作中のガタツキを防止することができる。
サンバイザー2が第二位置P2に至ると、図9に示すように、保持凹部33Bが案内突起31Aに嵌合すると共に、後縁332にバネ部31Bが弾性変形した状態で接触し、この弾性変形から復帰する力によって、保持凹部33Bの案内突起31Aへの嵌合状態が保持される。
保持凹部33Bは、保持凹部33Aと同様に、保持孔33の前縁330の上端側を前方側に切欠いてなるものであり、保持凹部33Bの下端側の段差333が、サンバイザー2を第二位置P2から第一位置P1へ回転させるときに、段差333と対面して接触するように形成された案内突起31Aの接触面311に接触するようにされている。
保持凹部33Bは、その深さが保持凹部33Aよりも浅くされ、且つ保持凹部33Bの下端側の段差333が斜面によって形成されている。
すなわち、サンバイザー2の第一位置P1に向かう回転時に、段差333が案内突起31Aの接触面311に接触するが、段差333が斜面によって形成されているので、接触時に作用するバネ部31Bの弾性変形から復帰する力に抗して、段差333が案内突起31Aの接触面311に案内されながら、案内突起31Aを乗り越えることができる。
したがって、サンバイザー2の第一位置P1への回転時に、段差333が案内突起31Aに対して接触しても、サンバイザー2の回転に対する抗力を制してその回転を行うことができる。
段差333は、例示した斜面に限らず、前縁330とほぼ直角に交差する方向としても、案内突起31Aの接触面311の形状を斜面、又は段差333の長さよりも長い半径の円弧面とした形態としてもよい。
これによって、サンバイザー2の第一位置P1への回転時に、段差333が案内突起31Aに対して接触しても、案内突起31Aの接触面311に案内されながら、案内突起31Aを乗り越えさせることができるので、サンバイザー2の回転に対する抗力を制してその回転を行うことができる。
このような回転案内部4によって、サンバイザー2を第一位置P1で強く保持することができると共に、サンバイザー2を前方に引くという特別な操作をすると、サンバイザー2を第二位置P2に回転させることができる。
また、サンバイザー2を第二位置P2で保持することができると共に、サンバイザー2を上方へ回転させる操作だけでこの保持を解除して、第一位置P1に回転させることができ、第一位置P1に至ったサンバイザー2を第一位置P1で強く保持することができる。
基板3には、図3〜図5及び図10に示すように、保持カバー300に設けられた三カ所の嵌合孔3D、3E、3Fに嵌合する嵌合部3A、3B、3Cが設けられており、この嵌合部3A、3B、3Cが、嵌合孔3D、3E、3Fに嵌合することによって、保持カバー300を基板3に対して取り付けることができるようになっている。
ここで、嵌合部3A、3B、3C及び嵌合孔3D、3E、3Fの構成を説明すると、図3〜図5に示すように、嵌合部3Aは支軸30の先端に、嵌合部3Bは保持部31の案内突起31Aの先端に、嵌合部3Cは基板3に突設された軸部34の先端に、夫々一体に設けられた板状のものである。
嵌合部3A、3B、3Cは、夫々、支軸30、案内突起31A、軸部34の外周から径方向に突出するように設けられている。
このような嵌合部3Aが、嵌合孔3Dの下端縁に形成された段差部30Dに、嵌合部3Bが、嵌合孔3Eの下端縁に形成された段差部30Eに、嵌合部3Cが、嵌合孔3Fの下端縁に形成された段差部30Fに、夫々保持カバー300の厚み方向で重なるように係合することによって、基板3に対して保持カバー300が取り付けられるようにされている。
嵌合孔3D、3E、3Fは、上下方向に長い長孔となるように形成されており、その上端と段差部30D、30E、30Fの先端縁との間に、嵌合部3A、3B、3Cを嵌合孔3D、3E、3F内に、保持カバー300の厚み方向から嵌合可能なスペース31D、31E、31Fが確保されている。
このような嵌合孔3D、3E、3Fが形成された保持カバー300を基板3に取り付けるには、嵌合部3A、3B、3Cに対してスペース31D、31E、31Fが正対する状態で、保持カバー300を基板3に対して対面させると共に、スペース31D、31E、31Fが嵌合部3A、3B、3Cに嵌合するように、基板3に向かって押し込む。
更に、スペース31D、31E、31Fが嵌合部3A、3B、3Cに嵌合された状態で、保持カバー300を上方に移動させることによって、嵌合部3A、3B、3Cを段差部30D、30E、30Fに係合させることができる。
これによって、保持カバー300を基板3に取付けることができる。
段差部30D、30E、30Fと嵌合部3A、3B、3Cとは、互いの係合状態を保持するために、嵌合部3A、3B、3Cと段差部30D、30E、30Fとが重なり合って係合したときに、弾性変形すると共に、弾性変形から復帰する力によって接触抵抗が生じるよう形成されている。
これによって、基板3に対する保持カバー300の下方向へのずれを防いで、保持カバー300の取付け状態を保持することができる。
また、嵌合部3A、3B、3Cの厚みは、段差部30D、30E、30Fに係合したときに、嵌合部3A、3B、3Cの先端面が保持カバー300の表面と同面となる厚みにされている。
これによって、ヘルメットBの表面に突起のような突出する部位の発生を防ぐことができる。
また、嵌合部3A、3B、3Cの幅は、嵌合孔3D、3E、3Dの幅に適合する幅にされており、これによって、基板3に対する保持カバー300の前後方向のガタツキを生じさせることなく、基板3に対して取付けることができる。
保持カバー300を取外すには、前述の取付け動作の逆の動作によって取外すことができる。
以上説明したヘルメット用シールドAによると、シールド1に対するサンバイザー2の独立した回転を、特許文献1のものに比較して簡易な機構で達成でき、これによって、特許文献1のものに比較して、部品点数の削減ができると共に、部品点数が多いことによる故障の発生を低減することができる。
また、シールド1にサンバイザー2が取り付けられているため、シールド1を帽体B1に回転可能に軸支することで、ヘルメット用シールドAを取付けることができるので、ヘルメットBに対するヘルメット用シールドAの着脱作業を容易にできると共に、着脱作業時間を短縮できる。
また、シールド1を共用する既存のヘルメットにも、改造等をすることなくサンバイザー機能を付加できる。
また、サンバイザー2がヘルメットBの日除けとして使用される第一位置P1では、サンバイザー2を前方に引いてシールド1から離間させるという特別な操作をしないと、サンバイザー2を第二位置P2に回転させることができないように、回転案内部4が保持しているため、サンバイザー2に対して第二位置P2に回転させるような風圧等による力が加わっても、サンバイザー2を第一位置P1に保持することができる。
また、サンバイザー2が太陽光に対する防眩機能を発揮する第二位置P2では、サンバイザー2を上方に回転させるという通常の操作によって、サンバイザー2を第一位置P1に回転させることができる。
また、サンバイザー2が第一位置P1に至ると、回転案内部4によって、サンバイザー2を前方に引いてシールド1から離間させるという特別な操作をしないと、サンバイザー2を第二位置P2に回転させることができないように保持することができる。
また、サンバイザー2の第一位置P1での特別な操作が、サンバイザー2を前方に引いてシールド1から離間させるという簡単な操作であり、しかも、第二位置P2から第一位置P1へサンバイザー2を回転させる操作が、サンバイザー2を上方に回転させるという通常の操作のみで行うことができるので、第一位置P1と第二位置P2とにわたるサンバイザー2の回転操作を迅速、且つ確実に行うことができる。
したがって、サンバイザー2の第一位置(上限位置)P1での固定を確実にすると共に、走行中の条件の変化に応じて、サンバイザー2に対する必要な操作を簡単にできる。
A:ヘルメット用シールド
B:ヘルメット
B1:帽体
B2:前面開放部
1:シールド
2:サンバイザー
4:回転案内部
P1:第一位置
P2:第二位置
30:支軸
31:保持部
32:回転支持孔
33:保持孔
31A:案内突起
31B:バネ部(付勢部)
33A:保持凹部
33B:保持凹部
331:段差
333:段差

Claims (3)

  1. ヘルメットの最外層を構成する帽体の左右側面に、該帽体の前面開放部を開閉する方向に回転可能に軸支されたシールドと、前記シールド上の左右側面に、該シールドの回転中心とは異なる位置に回転可能に軸支されたサンバイザーとを備えたヘルメット用シールドであって、
    前記サンバイザーは、前記ヘルメットの着用者の視認性を妨げない透視性のある素材を用いて構成され、前記前面開放部の上方で前方へ庇状に突出する第一位置から、前記シールドと外側に重なって対面する第二位置にわたる範囲での回転を案内する回転案内部に支持され、
    前記回転案内部は、前記サンバイザーの前記第一位置を保持する構造を備えると共に、前記第一位置で保持された前記サンバイザーを、前記シールドから前方に離間する方向に引き出すことによって、前記サンバイザーの第一位置での保持を解除して、該サンバイザーの前記第二位置への回転を可能な状態とする構造を備えていることを特徴とするヘルメット用シールド。
  2. 前記回転案内部は、前記シールド側に設けられ、前記サンバイザーの回転中心となる軸を有する支軸、及び前記サンバイザーの回転動作を保持する保持部と、
    前記サンバイザー側に設けられ、前記支軸に対して回転可能に係合すると共に、シールドの引き出し方向を長手方向とする長孔状に形成された回転支持孔、及び前記保持部に対して係合し、前記サンバイザーの回転軌道に沿う方向を長手方向とする長孔状に形成された保持孔とを備え、
    前記回転支持孔は、前記サンバイザーの引き出しを前記回転支持孔の長手方向に沿って案内し、
    前記保持部は、前記保持孔が係合し、前記サンバイザーの回転を案内する案内突起、及び前記サンバイザーを引き出す動作に対して前記シールド方向へ押し戻すと共に、前記案内突起に対する前記保持孔の係合状態を保持するように付勢力を与える付勢部を有し、
    前記保持孔は、前記サンバイザーの前記第一位置で、前記付勢部の付勢力が作用した状態で前記案内突起に嵌合することで、前記サンバイザーの前記第一位置を保持する保持凹部を有し、
    前記保持凹部は、嵌合状態での前記サンバイザーの前記第二位置への回転動作時に、前記案内突起に係止され、該係止状態で前記サンバイザーの前記第二位置への回転を阻止する段差を有し、前記サンバイザーを前記シールドから前方に離間する方向に引き出すことによって、前記案内突起に対する前記保持凹部の嵌合、及び前記段差に対する前記保持凹部の係止が解除されて、前記サンバイザーの前記第二位置への回転を可能な状態となるようにされていることを特徴とする請求項1記載のヘルメット用シールド。
  3. 前記回転案内部は、更に、前記サンバイザーの前記第二位置で、前記付勢部の付勢力が作用した状態で前記案内突起、及び前記付勢部に嵌合する保持凹部を有し、該保持凹部が前記案内突起、及び前記付勢部に嵌合することで、前記サンバイザーの前記第二位置が保持され、
    前記保持凹部は、嵌合状態での前記サンバイザーの前記第一位置への回転動作時に、前記案内突起に接触する段差を有し、
    前記サンバイザーの前記第一位置への回転動作時に、前記段差が前記案内突起に接触すると共に、接触時に作用する前記付勢部の付勢力に抗して、前記案内突起を乗り越えて、前記案内突起に対する前記保持凹部の嵌合、及び前記案内突起に対する前記段差の接触が解除されて、前記サンバイザーの前記第一位置への回転を可能な状態となるようにされていることを特徴とする請求項2記載のヘルメット用シールド。
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