JPH10166919A - アームレスト支持構造 - Google Patents

アームレスト支持構造

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JPH10166919A
JPH10166919A JP8339129A JP33912996A JPH10166919A JP H10166919 A JPH10166919 A JP H10166919A JP 8339129 A JP8339129 A JP 8339129A JP 33912996 A JP33912996 A JP 33912996A JP H10166919 A JPH10166919 A JP H10166919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armrest
link
seat back
support structure
rotatably supported
Prior art date
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Pending
Application number
JP8339129A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ono
野 孝 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH10166919A publication Critical patent/JPH10166919A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートバックの傾動に拘らずアームレストを
独自の姿勢に維持可能にする。 【解決手段】 車体側に一端が枢支された傾動リンク1
4と、傾動リンク14の他端に一端が自由回動可能に枢
支された追動リンク16と、アームレスト19の一端を
回転自在に支持するとともに、追動リンク16の他端を
軸支するアームレスト軸20とを有し、アームレスト1
9に対し、アームレスト19の回転を追動リンク16に
よって規制するストッパ22を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用リクラ
イニング装置のシートバックに取り付けられてアームレ
ストを支持するアームレスト支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用リクライニング装置に
は、図5に示すように、シート1に対しシートバック2
を傾動自在に取り付け、このシートバック2の側部に枢
軸3にて支持させたアームレスト4を、そのシートバッ
ク2上に直置きできるように構成したものがある。
【0003】また、図6に示すように、前記同様のシー
トバック2の側部に枢軸3にて支持させたアームレスト
4を、このアームレスト4側に設けた長孔5の上端を、
シートバック2の側部に設けたストッパ(ピン)6に係
止した位置にて、安定支持させるように構成したものが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のいずれの自動車用リクライニング装置のアームレ
スト支持構造にあっても、アームレスト4を使用状態と
したとき、シートバック2に対するアームレスト4の支
持角度が一定となっていたため、リクライニング時にシ
ートバック2を傾かせたり、再び定姿勢に戻したりする
ときにも、アームレスト4がシートバック2と共に傾い
てしまい、このアームレスト4の使用心地が悪化する場
合があるという課題があった。
【0005】この発明は前記のような課題を解決するも
のであり、シートバックの傾動に拘らずアームレストの
角度を変えずに独自の姿勢に維持させて、引続き良好な
ひじ載せ感が得られるようにし、かつシート上の乗員等
の乗心地を一段と良好にすることができるとともに、付
加価値性,商品性を大きく向上できるアームレスト支持
構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明にかかるアームレスト支持構造は、
車体側に傾動自在に設けられたシートバックと、該シー
トバックの側面に一端が回転自在に支持されたアームレ
ストとを、リンク機構を介して連結し、シートバックの
傾動角度と連動する前記リンク機構によりアームレスト
の角度を規制することを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明にかかるアームレス
ト支持構造は、前記リンク機構は、シートバック及びア
ームレストの回転中心を回転中心とする平行リンクであ
ることを特徴とする。
【0008】また、請求項3の発明にかかるアームレス
ト支持構造は、車体側に傾動自在に設けられたシートバ
ックと、該シートバックの側面に一端が回転自在に軸支
されたアームレストと、車体側に一端が枢支された傾動
リンクと、該傾動リンクの他端に一端が自由回動可能に
枢支され、他端が前記アームレストの支軸に回動自在に
枢支された追動リンクと、前記アームレストに取り付け
られて、該アームレストの回転を前記追動リンクとの接
触によって規制するストッパとを備えたことを特徴とす
る。
【0009】また、請求項4の発明にかかるアームレス
ト支持構造は、前記シートバックの側面に取付板が一体
に固着され、前記アームレストは該取付板に回転自在に
軸支されると共に、追動リンクの他端がその同軸に回動
可能に軸支されていることを特徴とする。
【0010】さらに、請求項5の発明にかかるアームレ
スト支持構造は、前記取付板にはアームレストの支軸を
中心とする円弧状のガイド溝が形成され、前記ストッパ
はこのガイド溝に挿通されガイドされることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明のリクライニング
装置のシートバックにおけるアームレスト支持構造を示
す側面図である。
【0012】本発明は、車体側に傾動自在に設けられた
シートバック13と、該シートバック13の側面に一端
が回転自在に支持されたアームレスト19とを、リンク
機構10を介して連結し、シートバック13の傾動角度
と連動する前記リンク機構10によりアームレスト19
の角度を規制するものである。
【0013】図1において、11は車体側に取り付けら
れた略L字状のヒンジベースで、シートバック13は、
このヒンジベース11に支軸12にて回転自在に取付け
られ、傾動自在となっている。
【0014】また、14は前記ヒンジベース11に支軸
15により一端が回動自在に枢支された略わん曲形の傾
動リンクで、この傾動リンク14の他端には、別の略く
の字形の追動リンク16の一端が枢軸17によって相互
に自由回動可能に枢着されている。
【0015】一方、前記シートバック13の側面には取
付板18が一体に固定されており、この取付板18に
は、アームレスト19の一端部側面を回動自在に支持す
る段付きスクリューなどからなるアームレスト軸20が
取り付けられている。従って、アームレスト19はこの
アームレスト軸20を中心に回動して、シートバック1
3の凹所13aに収納されたり、またはシート23側へ
倒されてシートバック13の前方へ突出可能とされてい
る。
【0016】そして、前記追動リンク16の他端は前記
アームレスト軸20に対し回動自在に枢支されており、
この追動リンク16と前記傾動リンク14とでリンク機
構10を構成する。
【0017】また、前記取付板18にはアームレスト軸
20を中心とする円弧状のガイド溝21が形成されてお
り、このガイド溝21内には前記アームレスト19の側
面に取り付けられたストッパ(ピン)22が挿通されて
いる。
【0018】かかる構成になるアームレスト支持構造で
は、前記アームレスト19をアームレスト軸20を中心
に回動して、シートバック13の凹所13aから引き出
すと、図2に示すようになり、このときストッパ22が
ガイド溝21に沿って上方へ移動し、遂には前記追動リ
ンク16の下面に係止されて、これが略水平に安定保持
される。このため、シートバック13に対しアームレス
ト19が一定の角度に保持される。
【0019】かかるアームレスト支持構造にあっては、
図3に示すように、シートバック13をシートバック側
支軸12を中心に回動させて、これをリクライニングさ
せる場合には、そのリクライニング動作にも拘らず傾動
リンク14は独自に運動して支軸15を中心に同方向に
僅かに傾動するのみで、追動リンク16およびアームレ
スト軸20も前記シートバック13の傾動とともに僅か
後方へ移動するのみである。
【0020】そして、前記傾動リンク14と追動リンク
16とは共通の枢軸17にて自由回転可能に枢支されて
いるため、傾動リンク14の傾動量に対して追動リンク
16の傾動量は極めて小さく、つまり、追動リンク16
の回動が傾動リンク14によって規制され、従って、こ
の追動リンク16による前記ストッパ22の係止位置が
大きく変わることがない。
【0021】この結果、前記シートバック13に対して
開かれたアームレスト19は、このシートバック13に
対して、図2に示した場合と略同様の傾きを維持するこ
ととなる。また、図4はシートバック13を略垂直に立
てた状態を示し、この場合にも、前記と同様にして追動
リンク16の傾きと高さが大きく変化しないため、図2
および図3に示した場合と同様に、アームレスト19の
角度を変えることなく略水平に支持させることができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、車体側に傾動自在に設けられたシートバックと、該
シートバックの側面に一端が回転自在に支持されたアー
ムレストとを、リンク機構を介して連結し、シートバッ
クの傾動角度と連動する前記リンク機構によりアームレ
ストの角度を規制するように構成したので、シートバッ
クの傾動に拘らずアームレストを所定の姿勢に維持させ
ることができ、いつも良好なひじ乗せ感を得ることがで
きる。従って、シート上の着座者の乗り心地をいつも良
好とすることができるとともに、付加価値性、商品性を
大きく向上できる。
【0023】また、請求項2の発明によれば、前記リン
ク機構は、シートバック及びアームレストの回転中心を
回転中心とする平行リンクであるので、シートバックの
傾動に拘らずアームレストの姿勢を変えることなく所定
の姿勢に維持できる。
【0024】また、請求項3の発明によれば、車体側に
傾動自在に設けられたシートバックと、該シートバック
の側面に一端が回転自在に軸支されたアームレストと、
車体側に一端が枢支された傾動リンクと、該傾動リンク
の他端に一端が自由回動可能に枢支され、他端が前記ア
ームレストの支軸に回動自在に枢支された追動リンク
と、前記アームレストに取り付けられて、該アームレス
トの回転を前記追動リンクとの接触によって規制するス
トッパとを備えた構成としたので、シートバックの傾動
に拘らずアームレストを独自(所定)の姿勢に維持させ
て、良好なひじ乗せ感を得られるようにし、それにより
シート上の乗員等の乗り心地を一段と良好にすることが
できるとともに、付加価値性、商品性を大きく向上でき
るという効果が得られる。
【0025】また、請求項4の発明によれば、前記シー
トバックの側面に取付板が一体に固着され、前記アーム
レストは該取付板に回転自在に軸支されると共に、追動
リンクの他端がその同軸に回動可能に軸支されているの
で、アームレストおよびリンク機構の取り付けが容易と
なり、かつシートバックの傾動に拘らずアームレストの
動きを容易に規制できる。
【0026】さらに、請求項5の発明によれば、前記取
付板にはアームレストの支軸を中心とする円弧状のガイ
ド溝が形成され、前記ストッパはこのガイド溝に挿通さ
れガイドされるので、アームレストの動きを円滑にする
ことができると共に、ストッパの機能を確実にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態によるアームレスト支
持構造を示す側面図である。
【図2】図1におけるシートバック状態の変化に応じた
アームレスト支持構造を示す側面図である。
【図3】図1におけるシートバック状態の変化に応じた
アームレスト支持構造を示す側面図である。
【図4】図1におけるシートバック状態の変化に応じた
アームレスト支持構造を示す側面図である。
【図5】従来の自動車用リクライニング装置を示す概念
図である。
【図6】従来の他の自動車用リクライニング装置を示す
概念図である。
【符号の説明】
12 シートバック側支軸 13 シートバック 14 傾動リンク 16 追動リンク 19 アームレスト 20 アームレスト軸 22 ストッパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に傾動自在に設けられたシートバ
    ックと、該シートバックの側面に一端が回転自在に支持
    されたアームレストとを、リンク機構を介して連結し、
    シートバックの傾動角度と連動する前記リンク機構によ
    りアームレストの角度を規制することを特徴とするアー
    ムレスト支持構造。
  2. 【請求項2】 前記リンク機構は、シートバック及びア
    ームレストの回転中心を回転中心とする平行リンクであ
    ることを特徴とする請求項1記載のアームレスト支持構
    造。
  3. 【請求項3】 車体側に傾動自在に設けられたシートバ
    ックと、該シートバックの側面に一端が回転自在に軸支
    されたアームレストと、車体側に一端が枢支された傾動
    リンクと、該傾動リンクの他端に一端が自由回動可能に
    枢支され、他端が前記アームレストの支軸に回動自在に
    枢支された追動リンクと、前記アームレストに取り付け
    られて、該アームレストの回転を前記追動リンクとの接
    触によって規制するストッパとを備えたアームレスト支
    持構造。
  4. 【請求項4】 前記シートバックの側面に取付板が一体
    に固着され、前記アームレストは該取付板に回転自在に
    軸支されると共に、追動リンクの他端がその同軸に回動
    可能に軸支されていることを特徴とする請求項3記載の
    アームレスト支持構造。
  5. 【請求項5】 前記取付板にはアームレストの支軸を中
    心とする円弧状のガイド溝が形成され、前記ストッパは
    このガイド溝に挿通されガイドされることを特徴とする
    請求項4記載のアームレスト支持構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001039633A1 (fr) * 1999-12-04 2001-06-07 Kokuyo Co., Ltd. Chaise
KR100929791B1 (ko) 2006-03-03 2009-12-07 보스 게엠베하 운트 코. 카게 높이 조정가능한 중앙 팔걸이를 구비한 후방 등받이
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JP2016215991A (ja) * 2015-05-26 2016-12-22 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
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KR100929791B1 (ko) 2006-03-03 2009-12-07 보스 게엠베하 운트 코. 카게 높이 조정가능한 중앙 팔걸이를 구비한 후방 등받이
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Effective date: 20040316