JPH10127409A - 車両の座席構造 - Google Patents

車両の座席構造

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JPH10127409A
JPH10127409A JP30362396A JP30362396A JPH10127409A JP H10127409 A JPH10127409 A JP H10127409A JP 30362396 A JP30362396 A JP 30362396A JP 30362396 A JP30362396 A JP 30362396A JP H10127409 A JPH10127409 A JP H10127409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
footrest
pair
seat
right arms
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP30362396A
Other languages
English (en)
Inventor
Kota Horisawa
沢 宏 太 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フットレスト機構のフットレスト本体を大型
化し、快適性を向上させる。フットレスト本体の格納時
の見栄えを向上させる。フットレスト機構、テーブル機
構の操作性を向上させる。 【解決手段】 フットレスト機構12はシートクッショ
ン2の下部に回動軸17により回動可能に取付けられる
フットレスト本体19を有し、フットレスト本体19は
リターンスプリング33によりシートバック3の背面側
に付勢される。テーブル機構13はシートバック3の背
面側の側部側に回動可能に枢支された左右一対のアーム
部22,22と、一対のアーム部22,22に取付けら
れたテーブル本体15とを有する。テーブル本体15の
収納状態で一対のアーム部22,22の下部を前記フッ
トレスト本体19により被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の座席構造に関
し、更に詳細に説明すると、シートクッションの下部側
に取付けられたフットレスト機構と、シートバックの背
面側に設けられたテーブル機構とを備える車両の座席構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用シート等においては、前
席のシートクッションの下部にフットレスト機構が設け
られ、また前席のシートバックの背面側に沿う収納状態
より略水平に保持された使用状態として利用することが
できるテーブル本体を有するテーブル機構が設けられ、
車室内の居住性の向上を図っている。
【0003】図7に示す如く、従来の車両用シート1は
シートクッション2とシートバック3を備え、前記シー
トクッション2は回転盤5等を介して脚台7に載置され
前後方向を変換することができるようになされ、またシ
ートバック3はリクライニング機構9により前後傾動可
能に設けられている。
【0004】前席のシートクッション2の下部にフット
レスト機構12が設けられ、また前席のシートバック3
の背面側に沿う収納状態より略水平に保持された使用状
態として利用することができるテーブル本体15を有す
るテーブル機構13が設けられている。
【0005】前記フットレスト機構12はシートクッシ
ョン2の下部に回動軸17により回動可能に取付けられ
るフットレスト本体19を有し、該フットレスト本体1
9はリターンスプリングにより上方位置であるシートク
ッション2の下部に付勢されている。
【0006】前記テーブル機構13は、金属製または合
成樹脂製の左右一対のアーム部22,22と、この左右
一対のアーム部22,22間に取付けられたテーブル本
体15とを備えている。左右一対のアーム部22,22
はシートバック3の側部側に回動可能に枢支ピン24に
より枢支されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の車両
の座席構造のフットレスト機構12は、シートクッショ
ン2の回転盤5等の回転機構と、テーブル機構13及び
リクライニング機構9との干渉を避けるようにレイアウ
トされており、そのため、フットレスト本体19の小型
化が余儀なくされ、快適性を損なっていた。またフット
レスト本体19の格納時の見栄えが悪く、高級感が得ら
れないものであった。
【0008】本発明の目的は、フットレスト機構のフッ
トレスト本体を大型化し、快適性を向上させることがで
き、フットレスト本体の格納時の見栄えを向上させるこ
とができ、各機構の操作性を向上させることができる車
両の座席構造を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載の車両
の座席構造は、シートクッションの下部側に取付けられ
たフットレスト機構と、シートバックの背面側に設けら
れたテーブル機構とを備える車両の座席構造において、
前記フットレスト機構はシートクッションの下部に回動
軸により回動可能に取付けられるフットレスト本体を有
し、該フットレスト本体はリターンスプリングによりシ
ートバック背面側に付勢され、前記テーブル機構はシー
トバックの背面側の側部側に回動可能に枢支された左右
一対のアーム部と、該左右一対のアーム部に取付けられ
たテーブル本体とを有し、前記テーブル本体の収納状態
で左右一対のアーム部の下部が前記フットレスト本体に
より被覆されるようになされていることを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の車両の座
席構造は、シートクッションの下部側に取付けられたフ
ットレスト機構と、シートバックの背面側に設けられた
テーブル機構とを備える車両の座席構造において、前記
フットレスト機構はシートクッションの下部に回動軸に
より回動可能に取付けられるフットレスト本体を有し、
該フットレスト本体はリターンスプリングによりシート
バック背面側に付勢され、前記テーブル機構はシートバ
ックの背面側の側部側に回動可能に枢支された左右一対
のアーム部と、該左右一対のアーム部に取付けられたテ
ーブル本体とを有し、前記テーブル本体が前記シートバ
ックの背面側に沿う収納状態より略水平に保持された使
用状態となるように左右一対のアーム部が回動するよう
になされ、前記テーブル本体の収納状態で前記左右一対
のアーム部がシートバックの両側部側に収納され、該左
右一対のアーム部の下部が前記フットレスト本体により
被覆され、前記左右一対のアーム部が回動された場合に
前記フットレスト本体がアーム部の回動に追従するよう
になされていることを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項3に記載の車両の座
席構造は、前記フットレスト機構のフットレスト本体が
2枚重ね状態で土足用フットレスト本体と素足用フット
レスト本体とから形成されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る車両の座席構造
を図面を参照して詳述する。図1乃至図5には本発明に
係る車両の座席構造の実施の形態が夫々示されており、
この実施の形態では電車等の車両用シート1に本発明を
適用した場合として説明するが、これに限定されるもの
ではなく、種々のシートに適用することができる。尚、
従来技術で説明した、図7で示す部分と対応する部分に
は同一符号を付してこれ以上の詳細説明はこれを省略す
る。
【0013】図2及び図5に示す如く、車両用シート1
のフットレスト機構12は、シートクッション2の下部
に設けられたブラケット31に枢支された回動軸17
と、この回動軸17により回動可能に取付けられるフッ
トレスト本体19を有し、このフットレスト本体19は
コイルスプリング等からなるリターンスプリング33に
より上方であるシートバック背面側に付勢されている。
【0014】図5に示す如く、前記リターンスプリング
33の一端33aはブラケット31に係止され、リター
ンスプリング33の他端33bはフットレスト本体19
に係止されている。前記フットレスト本体19はリター
ンスプリング33の付勢に抗して下方に回動され、図2
に示す如く、フットレスト本体19の端部19aがブラ
ケット31に形成されたストッパー31aに当接するこ
とにより使用状態となり、フットレスト本体19の下方
への回動の位置規制がされる。
【0015】車両用シート1のシートバック3の背面側
に取付けられるテーブル機構13は、左右一対のアーム
部22,22、及びテーブル本体15を備えている。前
記テーブル本体15は塩化ビニル等の合成樹脂成形品よ
りなる。前記テーブル本体15の収納状態で、シートバ
ック3の背面上部に形成されたロック機構16の回動可
能なロック片16aによりテーブル本体15の上端が係
止されてロック状態に保持される。
【0016】前記シートクッション2の後端とシートバ
ック3の下端との間に発生する間隙を被覆するようにシ
ートクッション2の後端に上方に突出するバックガーニ
ッシュ35が設けられている。このバックガーニッシュ
35の背面側に前記フットレスト本体19がリターンス
プリング33の付勢により上方に回動されてフットレス
ト本体19の表面側が当接し、フットレスト本体19の
上方への回動の位置規制がされる。
【0017】図4に示す如く、前記テーブル機構13の
テーブル本体15の収納状態で前記左右一対のアーム部
22,22がシートバック3の両側部側に収納され、該
左右一対のアーム部22,22の下部が前記フットレス
ト本体19により被覆され、また図3に示す如く、前記
左右一対のアーム部22,22が回動された場合に前記
フットレスト本体19がアーム部22,22の回動に追
従するようになされている。
【0018】図6には本発明の異なる実施の形態が示さ
れており、前述せる実施の形態と対応する部分には同一
符号を付してこれ以上の詳細説明はこれを省略するも、
前記フットレスト機構12のフットレスト本体19が2
枚重ね状態で土足用フットレスト本体19bと、素足用
フットレスト本体19cとから形成されていることを除
いては、前述せる実施の形態と同様の構成を有するもの
である。
【0019】斯かる構成によれば、土足用フットレスト
本体19bのみを下降させて利用することができ、また
土足用フットレスト本体19bと、素足用フットレスト
本体19cとを2枚重ね状態で下降させて素足用フット
レスト本体19cとして利用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上が本発明に係わる車両の座席構造の
実施の形態であるが、本発明の請求項1に記載の車両の
座席構造によれば、フットレスト機構はシートクッショ
ンの下部に回動軸により回動可能に取付けられるフット
レスト本体を有し、該フットレスト本体はリターンスプ
リングによりシートバック背面側に付勢され、テーブル
機構はシートバックの背面側の側部側に回動可能に枢支
された左右一対のアーム部と、該左右一対のアーム部に
取付けられたテーブル本体とを有し、前記テーブル本体
の収納状態で左右一対のアーム部の下部が前記フットレ
スト本体により被覆されるようになされているので、フ
ットレスト本体を大型化することができ、フットレスト
本体の格納時の見栄えを向上させることができ、フット
レスト機構及びテーブル機構の操作を容易に行うことが
できる車両の座席構造を得ることができる。
【0021】また、本発明の請求項2に記載の車両の座
席構造によれば、フットレスト機構はシートクッション
の下部に回動軸により回動可能に取付けられるフットレ
スト本体を有し、該フットレスト本体はリターンスプリ
ングによりシートバック背面側に付勢され、前記テーブ
ル機構はシートバックの背面側の側部側に回動可能に枢
支された左右一対のアーム部と、該左右一対のアーム部
に取付けられたテーブル本体とを有し、前記テーブル本
体が前記シートバックの背面側に沿う収納状態より略水
平に保持された使用状態となるように左右一対のアーム
部が回動するようになされ、前記テーブル本体の収納状
態で前記左右一対のアーム部がシートバックの両側部側
に収納され、該左右一対のアーム部の下部が前記フット
レスト本体により被覆され、前記左右一対のアーム部が
回動された場合に前記フットレスト本体がアーム部の回
動に追従するようになされているので、フットレスト本
体を大型化することができ、フットレスト本体の格納時
の見栄えを向上させることができ、フットレスト機構及
びテーブル機構の操作を容易に行うことができる車両の
座席構造を得ることができる。
【0022】また、本発明の請求項3に記載の車両の座
席構造によれば、フットレスト機構のフットレスト本体
が2枚重ね状態で土足用フットレスト本体と素足用フッ
トレスト本体とから形成されているので、土足用フット
レスト本体と、素足用フットレスト本体とを選択的に使
用することができる。
【0023】本発明によれば、フットレスト機構のフッ
トレスト本体を大型化し、快適性を向上させることがで
き、フットレスト本体の格納時の見栄えを向上させるこ
とができ、各機構の操作性を向上させることができる車
両の座席構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両の座席構造を示す車両用シー
トの背面斜視図。
【図2】本発明に係る車両の座席構造を示す車両用シー
トの一部断面図。
【図3】本発明に係る車両の座席構造を示す車両用シー
トの背面斜視図。
【図4】本発明に係る車両の座席構造を示す車両用シー
トの背面斜視図。
【図5】本発明に係る車両の座席構造のフットレスト機
構の斜視図。
【図6】本発明に係る車両の座席構造の異なる実施の形
態を示す車両用シートの一部断面図。
【図7】従来の車両の座席構造を示す車両用シートの側
面図。
【符号の説明】
1 車両用シート 2 シートクッション 3 シートバック 5 回転盤 7 脚台 12 フットレスト機構 13 テーブル機構 15 テーブル本体 16 ロック機構 17 回動軸 19 フットレスト本体 19a 端部 19b フットレスト本体 19c フットレスト本体 22 アーム部 24 枢支ピン 31 ブラケット 31a ストッパー 33 リターンスプリング 35 バックガーニッシュ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションの下部側に取付けられ
    たフットレスト機構と、シートバックの背面側に設けら
    れたテーブル機構とを備える車両の座席構造において、
    前記フットレスト機構はシートクッションの下部に回動
    軸により回動可能に取付けられるフットレスト本体を有
    し、該フットレスト本体はリターンスプリングによりシ
    ートバック背面側に付勢され、前記テーブル機構はシー
    トバックの背面側の側部側に回動可能に枢支された左右
    一対のアーム部と、該左右一対のアーム部に取付けられ
    たテーブル本体とを有し、前記テーブル本体の収納状態
    で左右一対のアーム部の下部が前記フットレスト本体に
    より被覆されるようになされていることを特徴とする車
    両の座席構造。
  2. 【請求項2】 シートクッションの下部側に取付けられ
    たフットレスト機構と、シートバックの背面側に設けら
    れたテーブル機構とを備える車両の座席構造において、
    前記フットレスト機構はシートクッションの下部に回動
    軸により回動可能に取付けられるフットレスト本体を有
    し、該フットレスト本体はリターンスプリングによりシ
    ートバック背面側に付勢され、前記テーブル機構はシー
    トバックの背面側の側部側に回動可能に枢支された左右
    一対のアーム部と、該左右一対のアーム部に取付けられ
    たテーブル本体とを有し、前記テーブル本体が前記シー
    トバックの背面側に沿う収納状態より略水平に保持され
    た使用状態となるように左右一対のアーム部が回動する
    ようになされ、前記テーブル本体の収納状態で前記左右
    一対のアーム部がシートバックの両側部側に収納され、
    該左右一対のアーム部の下部が前記フットレスト本体に
    より被覆され、前記左右一対のアーム部が回動された場
    合に前記フットレスト本体がアーム部の回動に追従する
    ようになされていることを特徴とする車両の座席構造。
  3. 【請求項3】 前記フットレスト機構のフットレスト本
    体が2枚重ね状態で土足用フットレスト本体と素足用フ
    ットレスト本体とから形成されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の車両の座席構造。
JP30362396A 1996-10-29 1996-10-29 車両の座席構造 Pending JPH10127409A (ja)

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