JPH10163425A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH10163425A
JPH10163425A JP31511296A JP31511296A JPH10163425A JP H10163425 A JPH10163425 A JP H10163425A JP 31511296 A JP31511296 A JP 31511296A JP 31511296 A JP31511296 A JP 31511296A JP H10163425 A JPH10163425 A JP H10163425A
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Keisuke Wakagi
恵介 若木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体基板の占有面積を拡大することなく、抵
抗素子として形成される拡散抵抗素子の微調整を可能と
する半導体装置を提供する。 【解決手段】n+ 型高濃度拡散層1上には、フローティ
ング状態の金属配線2および一方が電源に接続される金
属配線4に短絡される金属配線3が、少なくとも1本以
上配置されて、当該金属配線2と金属配線4とを接続す
るための金属配線3を新たに付加することにより、金属
配線2に電源電圧が印加され、n+ 型高濃度拡散層1内
に空乏層が形成される。この空乏層により、n+ 型高濃
度拡散層1を流れる電流量が制限されてその抵抗値が高
くなり、また金属配線2と金属配線4との間の金属配線
3による短絡部分を削除することにより、n+ 型高濃度
拡散層1の抵抗値が低下する。従って、n+ 型高濃度拡
散層1上に、複数本の金属配線を配置することにより、
段階的な抵抗値の微調整が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
特に拡散層を用いた抵抗素子を有する半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種の半導体装置において
は、拡散層を用いた抵抗素子(以下、拡散抵抗素子と云
う)の上部に金属配線を複数本配置する構成がとられて
おり、拡散抵抗素子の微調整を行う場合には、前記金属
配線と電源とを接続するための金属配線を追加し、また
は削除することにより、前記拡散抵素子の段階的な制御
が行われている。一般に半導体装置の抵抗素子を形成す
る材質としては、製造工程数を増やさないようにするた
めに、単位面積当たりの抵抗値が大きく、しかも抵抗値
の製造上における「バラツキ」が小さい上記の拡散抵抗
素子により形成することが多い。
【0003】一般に、半導体装置の設計時において想定
された回路特性と、実際に半導体装置として製造された
後に測定された回路特性との間には、その特性間におい
て生じる「ズレ」により不具合が発生することが多い。
このような特性上の「ズレ」の発生が大きい場合には、
再度設計を行った後に、新たに半導体装置を製造し直す
ことになるが、大幅な修正が必要となればなる程、当該
半導体装置の設計期間および製造コストに与える悪影響
が増大することになるため、如何にして、より簡単に修
正を施すか否かが重要な課題となっている。上記の半導
体装置の特性の中においても、信号の遅延の調整または
基準電圧の調整などを要する場合には、電子回路を構成
している抵抗素子の抵抗値の調整を行うだけで処置が済
むことが多く、この場合には、アルミ配線の修正を行う
だけで不具合を回避することのできる技術、または予め
電気的特性を利用した抵抗値調整用の回路を備えておく
ことにより、不具合を回避するという技術などが幾つか
知られている。
【0004】図4(a)および(b)は、特開昭60−
43854号公報に示されている従来例(第1の従来例
と云う)の半導体装置の等価回路図および対応する半導
体装置の平面図である。図4(a)の回路図において
は、両端部C、C’に対応して、抵抗値の調整が必要と
される拡散抵抗素子R1 に対して、微調整用のアルミト
リミング部12が直列に接続されており、このアルミト
リミング部12は、直列接続された複数個の拡散抵抗素
子R2 、R3 、R4 、………、Rn に分割されて形成さ
れている。また、図4(b)の半導体装置の平面図にお
いては、拡散抵抗素子R1 、拡散抵抗素子R2 、R3 、
R4 、………、Rn を含むn+ 型高濃度拡散層1、n型
エピタキシャル領域8、アルミトリミング部12、アル
ミリンク導体13、コンタクト14および両端部C、
C’の配置関係が示されている。
【0005】図4(a)において、アルミトリミング部
12において分割されている拡散抵抗素子R2 、R3 、
R4 、………、Rn の両端は、図4(b)に示されるよ
うに、アルミリンク導体13により短絡されており、こ
のアルミリンク導体13を適宜に切断することにより、
拡散抵抗素子R1 の抵抗値を、両端部CC’間の抵抗値
として微調整することが可能であり、そのことが、本従
来例の特徴となっている。
【0006】また、図5(a)および(b)は、特開昭
60−18949号公報に示されている他の従来例(第
2の従来例と云う)の半導体装置の平面図および断面図
である。図5(a)においては、P型半導体基板9上に
おいて、半導体装置の1主要面に、1部においては平行
して対向し、他の部分においては連続しているn+ 型高
濃度拡散層1が形成されており、上記の対向するn+
高濃度拡散層1の間の半導体装置表面には、酸化膜6を
介してゲート15が形成されている。そして、当該ゲー
ト15に対する印加電圧を可変とすることにより、電極
16aと電極16bとの間の抵抗値を制御することが可
能であり、トランジスタ構造を持つことをその特徴とし
ている。なお、本従来例においては、ゲート15に対す
る印加電圧を可変とするためには、例えば、図6に示さ
れるように、入力端子17および18と、出力端子25
に対応して、NAND回路19、NOR回路20、P型
MOSトランジスタ21および24、N型MOSトラン
ジスタ22および23等を含む印加電圧発生回路が必要
構成要素として付加されることが不可欠となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
装置においては、前述のように、抵抗素子を形成する材
質としては、製造工程数を増やさないようにするため
に、半導体装置を構成する材質の中から選択されてお
り、その中でも、単位面積当たりの抵抗値が大きく、し
かも抵抗値の製造上における「バラツキ」が小さい拡散
層を抵抗素子の材質として形成することが多く用いられ
ている。通常、拡散抵抗素子の単位抵抗値は、低濃度の
場合には1〜2kΩ/μm2 程度であり、高濃度の場合
には100〜200Ω/μm2 程度である。
【0008】前記第1の従来例においては、抵抗値の調
整を必要とする拡散抵抗素子R1 の他に、更に、抵抗値
微調整用として高濃度のn+ 型高濃度拡散層1が必要と
なる。例えば、図4において、拡散抵抗素子R1 の抵抗
値を10KΩとし、+10%の微調整を可能とする場合
には、予め100Ωの高濃度のn+ 型高濃度拡散層1を
用意しておくことが必要となる。この時に、微調整抵抗
素子としてのn+ 型高濃度拡散層1の幅を10μm、単
位抵抗値を100Ω/μm2 、コンタクト14の長さを
片側5μmとし、n+ 型高濃度拡散層1の長さをL1 と
すると、L1 =(100Ω÷100Ω/μm2 )×10
μm+5μm×2=20μmとなり、更に、n+ 型高濃
度拡散層1の面積をS1 とすると、S1 =20μm×1
0μm=200μm2 となるが、このn+ 型高濃度拡散
層1の面積S1 の値は、微調整を行うために増加した抵
抗素子領域自体の面積を表わしており、これにより拡散
抵抗素子領域の面積が増大するという欠点がある。
【0009】また、前記特開昭60ー18949号公報
に示される第2の従来例の場合には、MOSトランジス
タのオン抵抗を用いることにより、前述した特開昭60
ー43854号公報に対比して、抵抗素子領域の面積を
少なくすることはできるが、図5に示されるゲート15
に印加する電圧を生成して制御するための印加電圧発生
回路が必要となり、この印加電圧の精度ををあげようと
する場合には回路規模が増大するか、または他の抵抗素
子を用いて構成することが求められるようになり、結
局、半導体装置全体の面積を増大させる結果になるとい
う欠点がある。
【0010】本願発明の目的は、拡散抵抗素子を用いた
半導体装置において、抵抗値の制御調整用として、他の
抵抗素子または余分な制御用回路等を付加することによ
り占有面積を増大させることなく、抵抗値の微調整を可
能とする半導体装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
拡散層を用いた抵抗素子を有する半導体装置において、
前記拡散層を用いた抵抗素子の上部に配置される少なく
とも1本以上の金属配線を備え、当該金属配線の内の特
定の金属配線に電圧を印加するか否かにより、前記拡散
層を用いた抵抗素子の抵抗値を制御調整することを特徴
としている。
【0012】なお、前記特定の電気配線に対して、所定
の電源電圧を印加するか否かにより、前記拡散層を用い
た抵抗素子の抵抗値を制御調整するようにしてもよく、
または、前記金属配線として複数の金属配線を前記拡散
層を用いた抵抗素子の上部に配置し、当該複数の金属配
線の内の電源に接続される金属配線の本数に応じて前記
拡散層を用いた抵抗素子の抵抗値を制御調整するように
してもよい。そして、更に、前記金属配線をアルミ配線
としてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0014】図1は本発明の1実施形態を示す平面図お
よび断面図であり、図1(a)は平面図を示し、図1
(b)は、図1(a)の平面図におけるAーA’矢視に
対応する断面図を示している。図1において、n+ 型高
濃度拡散層1上には、フローティング状態の金属配線2
および一方が電源に接続されている金属配線4と短絡さ
れている金属配線3が、少なくとも1本以上配置されて
いる。n+ 型高濃度拡散層1上に配置されている金属配
線2と、電源用の金属配線4とを接続するための金属配
線3を新たに付加することにより、n+ 型高濃度拡散層
1上に配置されている金属配線2に電源電圧が印加さ
れ、n+ 型高濃度拡散層1内に空乏層が形成される。そ
して、当該空乏層により、n+ 型高濃度拡散層1を流れ
る電流量が制限されるために、n+ 型高濃度拡散層1の
抵抗値が高くなるという作用がある。また、n+ 型高濃
度拡散層1上に配置されている金属配線2と、金属配線
4との金属配線3による短絡部分を削除することによ
り、前記作用とは逆に、n+ 型高濃度拡散層1の抵抗値
が低くなるという作用がある。この場合に、n+ 型高濃
度拡散層1上に、複数本の金属配線を配置するようにす
れば、段階的な抵抗値の微調整が可能となり、最大約1
0%程度の抵抗値の増減を調整することが可能である。
即ち、本発明においては、n+ 型高濃度拡散層1内に空
乏層が形成することにより、当該n+ 型高濃度拡散層1
による拡散抵抗素子の抵抗値を増大させることが可能で
あり、また、n+ 型高濃度拡散層1上に配置される金属
配線と、電源用の金属配線との間の短絡部分を削除する
ことにより、n+ 型高濃度拡散層1による拡散抵抗素子
の抵抗値を低減させることが可能となり、適宜その抵抗
値を調整することができる。
【0015】次に、本発明により実現される具体的回路
の第1の実施形態について説明する。図2は、本実施形
態による電圧増幅回路の回路図を示し、演算増幅器10
と、電圧源11と、拡散抵抗素子Ra およびRb とを備
えて構成される。図2において、演算増幅器10による
利得Gは次式により与えられる。
【0016】 G=1+Ra /Rb …………………………………………(1) 上式において、Ra =1kΩ、Rb =10kΩとする
と、利得Gは、 G=1+Ra /Rb =1+10/1 =11 ……………………………………………………(2) となる。ここにおいて、本発明により、拡散抵抗素子R
a の抵抗値を+10%増に変更し、拡散抵抗素子Rb の
抵抗値をー10%減に変更した場合には、上記(1)式
により、利得Gは、次式に示されるようになる。
【0017】 G=1+9/1.1 =9.18 ………………………………………………(3) また、拡散抵抗素子Ra の抵抗値をー10%減に変更
し、拡散抵抗素子Rb の抵抗値を+10%増に変更した
場合には、同様に、上記(1)式により、利得Gは、次
式に示される。
【0018】 G=1+11/0.9 =13.22………………………………………………(4) 上記の(3)式および(4)式の結果より、本発明によ
り、拡散抵抗素子RaおよびRb の抵抗値を、それぞれ
±10%変更することにより、図2における演算増幅器
10の利得は、9.18から13.22の範囲において
調整することができる。
【0019】次に、本発明により実現される具体的回路
の第2の実施形態について説明する。図3は、本実施形
態による定電圧回路の回路図を示し、所定の電源電圧V
DDを分圧する拡散抵抗素子Rc およびRd により構成さ
れる。図3において電源電圧VDD=6V、Rc =10k
Ω、Rd =5kΩとする場合には、出力電圧Vout は次
式にて与えられる。
【0020】 Vout =VDD・Rc /(Rc +Rd ) =6×10÷(10 +5 ) =4(V)……………………………………………(5) ここにおいて、本発明の適用により、拡散抵抗素子Rc
の抵抗値を+10%増に変更し、拡散抵抗素子Rd の抵
抗値をー10%減に変更した場合には、上記(5)式に
より、Vout は次式にて示されるようになる。
【0021】 Vout =6×11÷(11 +4.5 ) =4.26(V)……………………………………(6) また、拡散抵抗素子Rc の抵抗値をー10%減円に変更
し、拡散抵抗素子Rdの抵抗値を+10%増に変更した
場合には、上記(5)式により、Vout は次式にて示さ
れるようになる。
【0022】 Vout =VDD・Rc /(Rc +Rd ) =6×9÷(9 +5.5 ) =3.72(V)……………………………………(7) 上記の(6)式および(7)式の結果より、本発明の適
用により、図3における出力電圧Vout の電圧値を3.
72(V)から4.26(V)に至る範囲において制御
調整することが可能となる。
【0023】次に、図3の、当該第2の実施形態を引用
して、本発明の特徴とする効果について説明する。本発
明においては、抵抗値の調整を必要とする拡散抵抗素子
上に、金属配線を配置する構造が用いられているため
に、抵抗素子領域による占有面積は拡散抵抗素子自体の
面積そのものに等しい。従って、当該第2の実施形態に
おける抵抗素子領域の面積をS2 とした場合には、当該
面積S2 は、拡散抵抗素子Rc および拡散抵抗素子Rd
の面積の合計に等しい値となる。即ち、拡散抵抗素子R
c およびRd の面積をそれそれSrcおよびSrdとすると
次式が成立つ。
【0024】 S2 =Src+Srd …………………………………………(8) この場合に、例えば、面積Srcおよび面積Srdの双方と
もに、単位抵抗値を1kΩ/μm2 、幅を10μm、コ
ンタクトの長さを片側5μmとすれば、これらの面積S
rc、面積SrdおよびS2 は、それぞれ次式にて表わされ
る。
【0025】 Src={(10/1)×10+5×2}×10 =1100(μm2 ) Srd={(1/1)×10+5×2}×10 =200(μm2 ) S2 =1100+200 =1300(μm2 ) この第2の実施形態による定電圧回路を、前述の第1の
従来例により実現しようとする場合には、抵抗値の調整
を必要とする拡散抵抗素子Rc およびRd の面積は等し
いが、新たに拡散抵抗素子Rc およびRd に対する±1
0%の抵抗値調整用のn+ 型高濃度拡散層による拡散抵
抗素子が必要となる。この場合に、拡散抵抗素子Rc お
よびRd の抵抗値調整用のn+ 型高濃度拡散層による拡
散抵抗素子を、それぞれRccおよびRddとすると、Rcc
=1kΩおよびRdd=100Ωとなり、それぞれの面積
をSrcc およびSrdd とすると、この場合における抵抗
素子領域の全体面積S2 ’は次式により示される。
【0026】 S2 ’=Src+Srd+Srcc +Srdd ……………………(9) 従って、(9)式より、S2 ’>S2 であることは明ら
かである。この場合において、例えば、拡散抵抗素子R
ccおよびRddの単位抵抗値を100Ω/μm2、幅を1
0μm、コンタクトの長さを片側5μmとすると、Src
c 、Srdd およびS2 ’は、それぞれ次式により表わさ
れる。
【0027】 Srcc ={(1000/100)×10+5×2}×10 =1100(μm2 ) Srdd ={(100/100)×10+5×2}×10 =200(μm2 ) S2 ’=S2 +1100+200 =1300+1300 =2600(μm2 ) 従って、本発明においては、第2の従来例による場合に
対比して、拡散抵抗素子領域の占有面積を半減させるこ
とが可能である。
【0028】また、図3に示される第2の実施形態によ
る定電圧回路を、前述の第2の従来例により実現しよう
とする場合には、MOSトランジスタのオン抵抗を利用
することになるために、拡散抵抗素子Rc およびRd に
よる占有面積は略々等しくなるが、MOSトランジスタ
のゲートに印加される電圧を発生して抵抗値を制御する
印加電圧発生回路として、例えば特開平2ー12463
54号公報に示される4値出力回路(図6参照)が必要
となる。このために、抵抗値制御精度を上げようとする
と、更に4値以上の出力が必要となり、半導体装置の回
路規模ならびに占有面積が徒らに増大する結果となり、
実用には適合しないものとなる。しかしながら、本発明
においては、拡散抵抗素子の抵抗値を調整するための印
加電圧発生回路が不要であり、その分回路規模が圧縮さ
れることは云うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、拡散抵
抗素子上に、少なくも1本以上の金属配線を配置し、半
導体装置製造後における抵抗素子の抵抗値修正に際し
て、前記金属配線と電源とを接続する金属配線の追加/
削除により抵抗値制御を可能とすることにより、前記拡
抵抗素子の抵抗値調整用として、他の抵抗素子を付加す
ることを必要とせず、或はまた抵抗制御用としての余分
の制御回路を不要とし、これにより、半導体装置の所要
面積を大幅に縮小化することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態の平面図および断面図であ
る。
【図2】本発明適用の第1の実施形態を示す回路図であ
る。
【図3】本発明適用の第2の実施形態を示す回路図であ
る。
【図4】第1の従来例の回路図および平面図である。
【図5】第2の従来例の平面図および回路図である。
【図6】第2の従来例における印加電圧発生回路例を示
す回路図である。例をの平面図および回路図である。
【符号の説明】
1 n+ 型高濃度拡散層 2〜5 金属配線 6 酸化膜 7 n+ 高濃度拡散層 8 n型エピタキシャル領域 9 P型半導体基板 10 演算増幅器 11 電圧源 12 アルミトリミング部 13 アルミリンク導体 14 コンタクト 15 ゲート 16a、16b 電極 17、18 入力端子 19 NAND回路 20 NOR回路 21、24 P型MOSトランジスタ 22、23 N型MOSトランジスタ 25 出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡散層を用いた抵抗素子を有する半導体
    装置において、 前記拡散層を用いた抵抗素子の上部に配置される少なく
    とも1本以上の金属配線を備え、当該金属配線の内の特
    定の金属配線に電圧を印加するか否かにより、前記拡散
    層を用いた抵抗素子の抵抗値を制御調整することを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記特定の電気配線に対して、所定の電
    源電圧を印加するか否かにより、前記拡散層を用いた抵
    抗素子の抵抗値を制御調整することを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記金属配線として複数の金属配線を前
    記拡散層を用いた抵抗素子の上部に配置し、当該複数の
    金属配線の内の電源に接続される金属配線の本数に応じ
    て前記拡散層を用いた抵抗素子の抵抗値を制御調整する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 前記金属配線をアルミ配線とすることを
    特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の半
    導体装置。
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