JPH08330516A - 半導体装置及び安定化電源回路 - Google Patents

半導体装置及び安定化電源回路

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JPH08330516A
JPH08330516A JP13305195A JP13305195A JPH08330516A JP H08330516 A JPH08330516 A JP H08330516A JP 13305195 A JP13305195 A JP 13305195A JP 13305195 A JP13305195 A JP 13305195A JP H08330516 A JPH08330516 A JP H08330516A
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JP
Japan
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resistance
resistor
divided
semiconductor device
voltage dividing
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JP13305195A
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English (en)
Inventor
Ken Nishijima
建 西嶋
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体基板上の複数の抵抗の抵抗値の比の変
動を少なくする。 【構成】 第1抵抗12及び第2抵抗13を不均一な層
抵抗14に形成する半導体装置において、領域14をA
部分領域14aとB部分領域14cに区分し、各抵抗1
2,13を分割した分割抵抗素子12a,12b,13
a,13bとしてA部分領域14aに12a,13a
を、B部分領域14bに12b,13bを分散形成し、
これらの分割抵抗素子を電気的に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の抵抗を有する半
導体装置及び定電圧電源回路に関し、特に抵抗を形成す
る領域での層抵抗またはパターン寸法のバラツキによる
影響を少なくした半導体装置及びその半導体装置を利用
した定電圧電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の2個の抵抗からなる
分圧抵抗の配置を図3から説明する。図において、1は
n型半導体基板で、2は半導体基板1上にフォトリソグ
ラフィ(以後PRと記す)とp型不純物拡散で形成した
矩形の第1の抵抗で、3は同様に第1の抵抗2の延長線
上に形成した矩形の第2の抵抗で、4は第1の抵抗2と
第2の抵抗3の隣り合う側をアルミニウムのスパッタと
PRで形成し電気的に接続した第1の電極で、5は第1
の抵抗2の他端に同様に形成した第2の電極で6は第2
の抵抗3の他端に同様に形成した第三の電極である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造では半導体基
板上の第1の抵抗と第2の抵抗の位置が離れているの
で、拡散時の層抵抗のバラツキやPR時のパターン寸法
のバラツキにより設計抵抗値からのずれ方が異なり、抵
抗値の比が設計値からずれると言う問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたもので、少なくとも2個の抵抗を
不均一な層抵抗領域で形成する半導体装置において、層
抵抗領域を複数個の部分領域に区分し、抵抗を分割抵抗
素子の電気的接続により形成すると共に各素子を層抵抗
層領域の異なる部分領域に分散形成したことを特徴とす
る半導体装置を提供する。尚、異なる抵抗の分割抵抗素
子同士を部分領域内で互いに近接配置させていることが
望ましい。更に具体的には、部分領域が層抵抗領域を略
平行に区分して形成し、かつ各部分領域内の分割抵抗素
子を平行配置し、抵抗毎に電気的に並列接続したことを
特徴としている。尚、上記の抵抗は分圧抵抗として用い
るのに好適である。具体的には、入力端子,出力端子及
び接地端子を有し、出力端子,接地端子間に直列接続し
た第1分圧抵抗と第2分圧抵抗との分圧点を差動増幅器
の逆相入力端子に接続し、かつ入力端子,接地端子間に
接続した基準電圧源の出力端子を差動増幅器の正相入力
端子に接続すると共に、入力端子,出力端子間に接続し
たトランジスタのベースに差動増幅器の出力端子を接続
した安定化電源回路の第1分圧抵抗及び第2分圧抵抗と
して上記の第1抵抗及び第2抵抗を利用するのが好適で
ある。
【0005】
【作用】少なくとも2個の抵抗を不均一な層抵抗領域で
形成する半導体装置において、層抵抗領域を複数個の部
分領域に区分し、抵抗を分割抵抗素子の電気的接続によ
り形成すると共に各素子を層抵抗層領域の異なる部分領
域に分散形成したので、各部分領域内における異なる抵
抗の分割抵抗素子間の抵抗値の比の変動は少なくなり、
2個の抵抗の比の変動も少なくなる。また、同じ部分領
域内での異なる抵抗の分割抵抗素子同士を互いに近接さ
せたので、同じ部分領域内での抵抗値の比の変動は更に
少なくなる。また、抵抗値の比の変動が大きく影響する
安定化電源回路等の分圧抵抗に用いると効果が大きい。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1の平面図および図1の
A−A部の断面図である図2から説明する。図におい
て、11はn型半導体基板で、この半導体基板11に第
1抵抗12及び第2抵抗13を形成する層抵抗領域14
を確保し、この領域14をA部分領域14a及びB部分
領域14bの2つに略平行区分している。そして第1抵
抗12を2分割した第1分割抵抗素子12aとしてA部
分領域14aに、第2分割抵抗素子12bとしてB部分
領域14bに分散形成している。更に、第2抵抗13を
2分割した第1分割抵抗素子13aとして第1抵抗12
の第1分割抵抗素子12aと近接平行にA部分領域14
aに、第2分割抵抗素子13bとして第1抵抗12の第
2分割抵抗素子12bと近接平行にB部分領域14bに
分散配置している。尚、これらの分割抵抗素子はPRと
p型不純物を拡散して形成することにより分散形成して
いる。次に2分割された各抵抗は再度分割抵抗素子同士
を電気的に並列接続している。即ち、分割抵抗素子12
a,12b,13a,13bの一端同士を第1の電極1
5で電気的に接続し、分割抵抗素子12a,12bの他
端同士を第2の電極16で同様に接続し、更に分割抵抗
素子13a,13bの他端同士を第3の電極17で同様
に接続している。尚、これらの電極はシリコン酸化膜1
8に窓あけ後アルミニウムのスパッタとPRにより電気
的に接続するが、第3の電極17については第2電極1
6上にCVDで形成した層間絶縁膜19を介して形成し
ている。
【0007】上記において、層抵抗領域14をA部分領
域14a及びB部分領域14bに2区分しているので、
A部分領域14a及びB部分領域14b間で層抵抗やパ
ターン寸法にバラツキがある不均一な層抵抗領域14で
あったとしても、分割した各領域内でのそれらのバラツ
キは小さくなる。従って、各抵抗12,13を2分割し
てA部分領域に分割抵抗素子12a,13aを、B部分
領域に分割抵抗素子12b,13bを分散形成すると、
各領域内における分割抵抗素子間の抵抗値の比のバラツ
キも小さくなる。また、領域内において分割抵抗素子同
士が近接配置しているほどバラツキは小さくなる。尚、
分割抵抗素子同士を効率よく近接配置するには、領域1
4を略平行区分し、各分割抵抗素子を平行に近接配置
し、各抵抗の分割抵抗素子同士を並列に接続して第1抵
抗12及び第2抵抗13を形成するのがよい。従って、
このように形成した第1抵抗及び第2抵抗間の抵抗の比
のバラツキも小さくなる。
【0008】上述の半導体装置を用いた安定化電源回路
の一具体例を第4図から説明する。31は入力端子V
i,出力端子Vo(図1の第2の電極16に相当)およ
び接地端子G(図1の第3の電極17に相当)を有する
三端子レギュレータの安定化電源回路で、駆動トランジ
スタQoのエミッタを入力端子Viに、コレクタを出力
端子Voにそれぞれ接続するとともに、出力端子Vo、
接地端子G間に分圧抵抗を形成する第1分圧抵抗R1
(R1は抵抗値も兼ねる)(図1の第1抵抗12に相
当)、第2分圧抵抗R2(R2は抵抗値も兼ねる)(図
1の第2抵抗13に相当)を直列に挿入する。そして、
基準電圧源32の駆動入力を入力端子Viより入力し
て、その出力と第1分圧抵抗R1と第2分圧抵抗R2の
分圧点P(図1の第1の電極15に相当)とを差動増幅
器33の正逆2相の各端子33a、33bに入力すると
ともに差動増幅器33の出力端子33cを駆動トランジ
スタQoのベースに接続したものである。
【0009】この安定化電源回路において、入力端子V
iに整流された直流の入力電圧Eiを印加すると、まず
基準電圧源32が起動し、第4図に示すように、入力電
圧EiがEi1に達して基準電圧源32の出力電圧Er
が立ち上がると、差動増幅器3の正相端子33aに入力
される。このとき、差動増幅器33は正相端子33aと
逆相端子33b間の電圧が0(V)になるように出力3
3c側の電圧が設定されるため、逆相端子33bの入力
電圧は常に基準電圧源32の出力電圧Erに等しい。し
たがって、第1分圧抵抗R1と第2分圧抵抗R2の分圧
点Pに基準電圧源32の出力電圧Erに等しい電圧が発
生する。同時に、差動増幅器33の出力電圧が駆動トラ
ンジスタQoのベースに加わってコレクタ、エミッタ間
が導通して、第1分圧抵抗R1、第2分圧抵抗R2に電
流Iが流れ、出力電圧Eoが出力端子Voに発生する。
【0010】ここで電流Iは、 I=Eo/(R1+R2) =Er/R2・・・(1) となり Eo=Er(R1+R2)/R2 =Er(R1/R2+1) ・・・(2) を得る。そこで、入力電圧Eiを更に増してEi2まで
上昇させ、基準電圧源32の出力電圧Erが基準電圧E
roに達すると、それ以上入力電圧Eiを増しても基準
電圧源32の出力は基準電圧Eroのまま一定である。
したがって、所定値以上の入力電圧EiでEr=Ero
となって、抵抗比(R1/R2+1)を与えれば、出力
電圧Eoは定常電圧Eo1に達し、入力電圧Eiによら
ず任意の定電圧を選択的に出力することができる。した
がって、第1分圧抵抗R1、第2分圧抵抗R2の抵抗値
の比を設計値通りに正確に形成し、設計値通りの出力を
得ることが必要である。
【0011】ここで、第1分圧抵抗R1として図1の第
1抵抗12の第1,第2分割抵抗素子12a,12b
(抵抗値はR11,R12とする)、第2分圧抵抗R2
として図1の第2抵抗13の第1,第2分割抵抗素子1
3a,13b(抵抗値はR21,R22とする)とする
と、 1/R1=1/R11+1/R12 ・・・(3) 1/R2=1/R21+1/R22 ・・・(4) となり、(3)(4)式から抵抗比(R1/R2+1)
は、
【0012】ここで説明を簡単にするため、R11,R
21及びR12,R22の設計値をそれぞれ等しくした
場合、分割抵抗素子12a,13aおよび12b,13
bは夫々A部分領域,B部分領域内で近接配置されてい
るので、R11≒R21,R12≒R22と近似でき、
(5)式は、 R1/R2+1≒1+1=2 ・・・(6) となり、抵抗比(R1/R2+1)は設計値に近い値と
なり、設計値に近い出力電圧を得られる。このために、
分圧抵抗のように抵抗比が出力電圧に影響するような回
路に適用すると効果が大きい。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、抵抗を形成する領域を
複数の領域に分割し、各抵抗を領域数に分割した分割抵
抗素子を各領域に分散配置し、この分割抵抗素子を各抵
抗毎に電気的に接続したので、各抵抗の抵抗値の比の変
動を少なくすることができる。また、安定化電源回路等
の分圧抵抗に適用すると出力電圧の設計値からの変動を
少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の半導体装置の要部平面図
【図2】 図1に示す半導体装置のA−A線に沿った断
面図
【図3】 従来の半導体装置の平面図
【図4】 本発明が利用される3端子レギュレータの回
路図
【図5】 図4の入力電圧と出力電圧の関係を示す特性
【符号の説明】
11 半導体基板 12 第1抵抗 12a 第1分割抵抗素子 12b 第2分割抵抗素子 13 第2抵抗 13a 第1分割抵抗素子 13b 第2分割抵抗素子 14 層抵抗領域 14a A部分領域 14b B部分領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2個の抵抗を不均一な層抵抗領
    域で形成する半導体装置において、 前記層抵抗領域を複数個の部分領域に区分し、前記抵抗
    を分割抵抗素子の電気的接続により形成すると共に前記
    各素子を前記層抵抗層領域の異なる部分領域に分散形成
    したことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】異なる抵抗の分割抵抗素子同士を前記部分
    領域内で互いに近接配置させたことを特徴とする請求項
    1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記部分領域が前記層抵抗領域を略平行に
    区分して形成し、かつ各部分領域内の分割抵抗素子を平
    行配置し、前記抵抗毎に電気的に並列接続したことを特
    徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記第1抵抗及び第2抵抗が分圧抵抗に利
    用されたことを特徴とする請求項3に記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】入力端子,出力端子及び接地端子を有し、
    出力端子,接地端子間に直列接続した第1分圧抵抗と第
    2分圧抵抗との分圧点を差動増幅器の逆相入力端子に接
    続し、かつ入力端子,接地端子間に接続した基準電圧源
    の出力端子を差動増幅器の正相入力端子に接続すると共
    に、入力端子,出力端子間に接続したトランジスタのベ
    ースに前記差動増幅器の出力端子を接続した安定化電源
    回路の前記第1分圧抵抗及び第2分圧抵抗として請求項
    4に記載の半導体装置の第1抵抗及び第2抵抗を利用し
    たことを特徴とする安定化電源回路。
JP13305195A 1995-05-31 1995-05-31 半導体装置及び安定化電源回路 Pending JPH08330516A (ja)

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