JPH0387071A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0387071A
JPH0387071A JP2157997A JP15799790A JPH0387071A JP H0387071 A JPH0387071 A JP H0387071A JP 2157997 A JP2157997 A JP 2157997A JP 15799790 A JP15799790 A JP 15799790A JP H0387071 A JPH0387071 A JP H0387071A
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    • H01L29/40Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/41Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions
    • H01L29/423Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions not carrying the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/42312Gate electrodes for field effect devices
    • H01L29/42316Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors
    • H01L29/4232Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors with insulated gate
    • H01L29/42372Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors with insulated gate characterised by the conducting layer, e.g. the length, the sectional shape or the lay-out
    • H01L29/4238Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors with insulated gate characterised by the conducting layer, e.g. the length, the sectional shape or the lay-out characterised by the surface lay-out

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (6) (5) 産業上の利用分野 本発明は半導体装置に関するものである。
従来の技術 半導体装置、とりわけMOS)ランジスタを用いた集積
回路装置では、システムの高機能化、大容量化からます
ます微細化と高速化が要求されている。その結果、1μ
m以下の寸法ルールを有する素子も実用化されている。
これらに用いられているMOS)ランジスタの素子構造
は、ソース、ドレイン、ゲートを各々1つずつ持つ構成
である。素子の微細化に伴って、素子特性を確保するた
め、素子内のソース、ドレインはLDDと呼ばれる拡散
層を形成したり、ゲート電極に高融点金属や高融点金属
シリサイドを用いることが行われている。しかし、素子
の微細化によっても、MOSトランジスタはソース。
ドレイン、ゲートを各々1つずつ持つ構成である。
第17図にMOSトランジスタの平面図と断面図を示す
基板1上に素子間の分離を行うフィールド酸化膜2が形
成されている。フィールド酸化膜2間にはさまれた領域
に素子が形成される。素子は基板1内に基板1の導電型
と逆の不純物を導入しソース5a、  ドレイン5bを
形成している。ソース5aとドレイン5bの間の領域で
基板1上にゲート酸化膜3が形成され、さらにゲート°
酸化膜3上にゲート電極4が形成されている。ここでは
1つの素子のみの構造を示しているが、集積回路装置で
は、この素子を複数個設け、所望の素子を金属配線で接
続することで、所定の回路を作る。また、この素子は相
互に接続する金属配線によって電気的な接触による誤動
作等がおこらないよう素子全面に絶縁膜6が形成されて
いる。素子間と結ぶ金属配線はソース5a、  ドレイ
ン5bまたはゲート電極4と接触しなげればならない。
このため、各々には絶縁膜6の所定領域をエツチング除
去し金属配線を接続するコンタクトホールが形成される
発明が解決しようとする課題 ところが、上記従来の素子の構造では実現できない、あ
るいは実現しにくい機能があり、そのような機能を持つ
素子の出現が望まれている。
その機能とは、所定の素子を製作した場合に、同一条件
下で製作される素子の素子特性の分布の程度と、ニュー
ロンとして知られる神経回路を容易に組めることである
すなわち、ある機能の回路を設計する際に注意しなけれ
ばならないこととして、設計した回路が安定に動作する
ことができ、回路の製作面において高い歩留りを実現す
ることのできる素子の設計を行う必要がある。すなわち
、回路の動作を最適化し、回路の動作に余裕を持たせる
ことのできる設計にする必要がある。このための方法と
して、回路動作の最適化を図るために、基本回路を設計
し、設計された素子を製作して、その素子の特性を実測
し、この実測した特性を基に所望の回路の特性を推定す
る方法がある。別の方法として、あらかじめ抽出された
素子製作上および素子特性上のパラメータを使って計算
機上で所望の回路の動作をシミュレーションする方法が
ある。
しかし、両方の方法とも、回路を構成しているトランジ
スタ、抵抗、コンデンサ等の接続の仕方や入力、出力の
取り出し方など、回路全体の構成が決められており、さ
らに、個々の素子であるトランジスタ、抵抗、コンデン
サ自体の素子特性があらかじめ決められていなければな
らない。
回路の構成は、論理設計を行うことで、比較的容易に定
められる。一方、個々の素子の素子特性は製作条件、製
作装置の違いや、製作ロフト間の基板の違いなどによっ
て同一製作条件間でも素子特性が異なる。このため多数
個の同一の素子を製作しても素子間で、素子特性のバラ
ツキが生じる。このためただ−通りの素子特性を測定す
るだけで、全体としての素子特性の動作の余裕について
検討するだけでは、信頼性の高い回路を得ることができ
ない。しかし、すべての素子特性について、基本回路を
製作したり、シミュレーションすることは膨大な時間と
費用を費やすこととなり、実用的ではない。
また、神経回路はコンピュータをより人間の思考法に近
づけるために用いることが有効である。
神経回路は、各々の神経細胞が有機的に結合しており、
マトリックスとしての回路構成をしている。このような
回路構成をトランジスタで形成するためには、各々が複
雑に組み合わされ、配線等の構成が複雑で、回路として
実現しにくい。
本発明は以上のような問題点に対してなされたものであ
り、従来の半導体装置では困難であった回路設計を容易
に行うことができ、さらにトランジスタが有機的に結合
した神経回路を形成することを有効で容易に実現できる
半導体装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明の半導体装置は、いくつかのトランジスタが複合
された構造を有する。現在までも、回路の構成上、ゲー
トが共通になったり、前段のトランジスタのドレインと
後段のトランジスタのソースが共通化されることはあっ
たが、本発明は、素子自体がチャネル領域を共有する複
数のトランジスタを含んでいる。すなわち、本発明の半
導体装置は、複数のトランジスタが、ゲートとチャネル
を共有する形で複合化され、3つ以上のソース・ドレイ
ンをもっている。
作用 このように構成すれば、対となるソースとドレインの電
位差に応じてドレイン電流が決まるだけでなく、すべて
のソース・ドレイン端子の電圧印加条件(電位差)によ
って個々のドレイン電流が増減する。本発明では3つ以
上のソース・ドレインをもっているため、それらに加わ
る電圧の大きさによって、ドレイン電流が増減する。し
たがって、複数個のソース・ドレイン端子のうちの1つ
を、他のソース・ドレインをもつトランジスタの制御端
子(外乱端子)と考えるならば、このソース・ドレイン
端子に適当な電圧を印加することによって、トランジス
タ動作の不安定さやゆらぎを意図的につくることができ
る。
実施例 本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図(a)は、第1の実施例である素子の平面図を示
す。第1のソース20と第1のドレイン21の組、!−
1jFf2のソース22と第2のドレイン23の組の拡
散層が形成されている。また、第1のソース20と第1
のドレイン21の拡散層の間のゲートおよび第2のソー
ス22と第2のドレイン23の拡散層の間のゲートとな
る領域に一つの共通ゲート24が形成されている。
各々の拡散層との電気的接続を取るために第1のソース
20と第1のドレイン21の拡散層、および第2のソー
ス22と第2のドレイン23の拡散層にコンタクトホー
ル25が形成されている。
また共通ゲート24のコンタクトホール25は他の拡散
層と電気的に接触しない領域に設けている。
また、第1のソース20と第1のドレイン21を結ぶ線
と、第2のソース22と第2のドレイン23を結ぶ線は
、はぼ直角に交わっている。この実施例では第1のソー
ス20と第1のドレイン21と第2のソース22と第2
のドレイン23の間に形成されるチャネル幅(第1図(
a)中″a”で示す)は約10μmと一定の幅にしであ
る。第2のソース22と第2のドレイン23との間に形
成されるチャネルの長さ(第1図(al中“b″で示す
)は約12μmである。
さらに、共通ゲート24の幅(第1図+aJ中“C”で
示す)は約12μmである。ここでは、共通ゲート24
の四角形の3端が切り込まれた状態になっているが、特
にこのような切込みを入れる必要はない。
第1固め)は、第1図(a)のA−A’線からみた素子
の断面斜視図を示している。ただし、ここではコンタク
トホール25は特に示していない。
基板26に、第2のソース22の拡散層27aと第2の
ドレイン23の拡散層27bが形成され、この両方の拡
散層27a、27bの間には、ゲート酸化膜28が形成
され、さらにゲート酸化膜28上に共通ゲート24が形
成されている。このように第1の実施例の素子断面は通
常のMO3型素子と全く同じ構成である。ここで、第1
の実施例の基板26には、(100)P型シリコン基板
(比抵抗8〜12Ω・CITl)を用い、第1のソース
20と第1のドレイン21と第2のソース22と第2の
ドレイン23は、イオン注入によってボロンを導入し第
2のソース22と第2のドレイン23と第1のソース2
0と第1のドレイン21の各々に対応してP型の拡散層
27a、27b、29a。
29bを形成している。但し、拡散層29a、29bは
図中に示されていない。また、ゲート酸化膜28は、水
蒸気酸化を用いて膜厚約20nmの厚さで形成されてい
る。さらに、共通ゲート24はCVDを用いて形成した
ポリシリコンを使っている。
また、基板26上のコンタクトホール25や共通ゲート
24を構成する領域以外の領域は、絶縁膜31で覆われ
ている。
ここでは、本発明の素子を一般のMOS型素子と比較し
て、理解し易くするために、シリコン基板26を用いて
素子を形成した例について述べているが、単結晶基板を
用いる必要性はなく、多結晶の基板や膜、非晶質の基板
や膜であっても、ソース、ドレインとなる拡散層が形成
されるようなもの、例えば−化合物基板やS OI (
Silicon−On−Insulator)、S O
S (Silicon−On−3apphire)のよ
うな基板を用いることができる。
また、ここではP型シリコン基板を用いたNチャネル型
素子の実施例を示しているが、Pチャネル型のものにも
適用できることは言うまでもない。
また、本実施例では、第1.第2のソース20゜22と
第1.第2のドレイン21.23の間に形成されたチャ
ネル幅“1は約10μm1チヤネルの長さ“b”は12
μmとしたが、一般のMOS型素子が動作する大きさで
有れば何等問題はなく、約1.0μm以上であれば正常
に動作する。
以上のような構成の素子の動作について第2図を用いて
詳細に説明する。第2図(a)は第1図(a)で示した
A−A’線での素子断面図で、素子内の物理的な動作を
説明するものである。
第2図fa)には、第2のソース22と第2のドレイン
23間に所定の電位を与え、さらに共通ゲート24に所
定の電圧を与え、さらに第1のソース20と第1のドレ
イン21はフローティング状態にした時の状態を示す。
第2図(a)において、第2のソース22の拡散層27
aと第2のドレイン23の拡散層27bとゲート酸化膜
28、共通ゲート24は、第1図fa) 、 (b)で
説明したものと同一である。そして、この場合には、N
型シリコン基板26に形成されたP型拡散層27a、2
7bと基板26とが接合する部分に空乏層32が形成さ
れている。
第2図(blには、各拡散層27a、27bと共通ゲー
ト24に動作用の電位が印加された状態を示す。共通ゲ
ート24および第2のドレイン23に所定の電位(例え
ば1. OV)が印加されると、共通ゲート24の電位
がしきい値より高いためゲート酸化膜28直下にあるシ
リコン基板26表面に反転層と呼ばれるチャネル33が
形成される。このチャネル33は拡散層27aと拡散層
27bとにつながっている。拡散層27aに発生したエ
レクトロンはソースの拡散層27aとドレインの拡散層
27b間に発生する電界によってチャネル33を通して
拡散層27bへ移動し、電流が流れる。
この動作は通常のMOS型素子の動作と全く同じである
さらに第2のドレイン23の電位を高くして行くと、第
2のドレイン23を形成しているP型拡散層27bとシ
リコン基板26が接した領域周辺に生じた空乏層32は
広がっていく。この空乏層32が広がるとゲート酸化膜
28直下に形成されたチャネル33は第2のドレイン2
3の拡散層27bに到達しなくなり(ピンチオフ)、こ
れ以上ドレイン電圧を上げても電流は増加せず、飽和状
態になる。
本実施例のように、2組のソース・ドレインを持つ素子
では、第2のソース22と第2のドレイン23に電位が
印加されると同時に、第1のソース20と第1のドレイ
ン21に電位が印加されると、共通ゲート24直下に形
成されたチャネル33は、第2のソース22と第2のド
レイン23の電位と第1のソース20と第1のドレイン
21の電位の変化に対して複雑に変化する。
このように複数以上のソース・ドレイン対を持つため、
各々のソース・ドレインに印加される電位の値を変化さ
せることによって、各々の素子に流れるドレイン電流を
意図的に増減させることができる。また、複数個のソー
ス・ドレインの内の1つを、他のソース・ドレイン対を
持つ素子の制御端子と考えれば、制御端子に適当な電位
を印加することで素子が本来持っている特性を変化させ
て動作上の不安定さやゆらぎの状態を意図的に作り出す
ことができる。
第3図(alに、第1図(alの素子の等価回路を示す
。第1のソース20と第1のドレイン21の間にMOS
型素子34.35が直列に接続されている。また、第2
のソース22と第2のドレイン23の間にMOS型素子
36.37が直列に接続されている。この4つのMOS
型素子34,35.36゜37のゲートは共通で共通ゲ
ート24を形成している。さらに、各MOS型素子34
,35,36゜37のソース・ドレインが一点38で接
続された構成である。
また、第1図(alに示した素子の等価回路は、第3図
(blに示すようにも表現される。すなわち、第1のソ
ース20と第1のドレイン21との間に、MOS型素子
41が、第2のソース22と第2のドレイン23との間
にMOS型素子42がそれぞれ形成されている。また第
1のソース20と第2のドレイン23との間にはMOS
型素子43が形成されている。第2のドレイン23と第
1のドレイン21との間にMOS型素子44が形成され
ており、第1のドレイン21と第2のソース22との間
にMOS型素子45が形成されている。さらに、第2の
ソース22と第1のソース20との間にMOS型素子4
6が、形成されている。そしてこれらのMOS型素子4
3〜46が共通のゲート24を有している。
このような構成を持つ回路の動作について説明する。第
1のソース20と第1のドレイン21をそれぞれソース
とドレインとする素子とみなすと、第2のソース22と
第2のドレイン23に印加される動作電位は、第1のソ
ース20と第1のドレイン21をそれぞれソースとドレ
インとする素子の素子特性に不安定さやゆらぎを生じさ
せる外乱因子として作用する。第2のソース22と第2
のドレイン23がフローティング状態であると、この素
子は通常のMOS型素子と全く同じ動作を行なう。すな
わち、共通ゲート24に電位が印加されて、共通ゲート
24直下にチャネルが発生スる。次に第1のソース20
と第1のドレイン21に印加される電位によって、チャ
ネル部を電流が流れMOS型素子の動作を行なう。
第4図(alに、第2のソース22と第2のドレイン2
3を接地したとき生じる電流の流れを示す。
第4図(alにおいて、ソース・ドレイン・ゲートは第
1図(a)で示した構成と全く同じである。第4図(a
)中の斜線のハツチングで示した領域は、共通ゲート2
4にしきい値電圧以上の電圧が印加されたときに、ゲー
ト直下に生じるチャネル33の発生領域を示す。さらに
斜線のハツチングで示した領域内の矢印(11、(2)
 、 (31はチャネル中を通る電流の流れを示してい
る。第1のソース20を接地し、第1のドレイン21に
電圧を印加すると、ドレイン電流は矢印(1)方向に流
れる。一方、第2のソース22と第2のドレイン23を
接地すると、同時に3つのMOS型素子が動作する事に
なる。すなわち、第1のソース20をソースとし、第1
のドレイン21をドレインとするMOS型素子(第3図
tb+ではMOS型素子41、第4図の電流の流れは矢
印(1)方向に対応する)と、第2のソース22をソー
スとして第1のドレイン21をドレインとするMOS型
素子(第3図(blではMOS型素子45、第4図の電
流の流れは矢印(2)方向に対応する)と、さらに第2
のドレイン23をソースとし、第1のドレイン21をド
レインとするMOS型素子(第3図(blではMOS型
素子44、第4図の電流の流れは矢印(3)方向に対応
する)からなる素子で、1つのドレインと3つのソース
から形成されている。
第2のソース22と第2のドレイン23を接地した場合
には、第2のソース22と第2のドレイン23をフロー
ティング(電圧を固定しない)状態にした通常のMOS
型素子に比べ、およそ1.4倍の電流が第1のドレイン
21に流れる。
通常のMOS型素子が共通ゲートを持つ場合、すなわち
第4図(alの素子において、MO5型素子41.44
.45が共通のゲート24を持っているが共通のチャネ
ルは持っていない場合には、ドレイン電流は単純に各素
子41,44.45を流れるドレイン電流の和で求めら
れる。しかし、本実施例の素子で得られるドレイン電流
は、通常のMOS型素子で共通ゲートを持つ場合以上に
、互いに影響を与え合って特性を変化させている。
この実施例では、第1のソース20と第2のソース22
と第2のドレイン23は共に接地されており、同電位に
なっている。また、第1のドレイン21にのみ所定の電
位が印加されているため、第1のソース20と第2のソ
ース22との間および、第1のソース20と第2のドレ
イン23との間には、電位差がなく、この間の素子は動
作しない。一般的には、第1のソース20と第2のソー
ス22、および第1のドレイン21と第2のドレイン2
3がそれぞれ同じ電位である必然性はないので、第1の
ソース20.第1のドレイン21、第2のソース22、
第2のドレイン23を、それぞれ異なる電位に固定する
ことができる。その結果、第4図(b)に示すがごとく
、それぞれの端子間にMOS型素子が配置された等倍回
路を考えることができる。
一般のMOS型素子と同様に、第1図fatに示す素子
においても、ゲート電圧、ドレイン電圧が上昇するにつ
れてドレイン電流が増加する。この特性は基本的には、
全く変わることのない特性である。
事実、例えば、第1のソース20と第1のドレイン21
に所定の電圧を印加し、残りの第2のソース22と第2
のドレイン23をフローティング状態にした場合には、
期待される通りのMOS型素子特性が得られる。
第5図に、第1図(a)に示す素子の4つの端子の内2
つの端子をフローティングにした場合の、ドレイン電圧
−ドレイン電流特性を示す。以下では、各端子をソース
あるいはドレインという名称では呼ばないこととする。
というのは、それぞれの端子が印加される電位によって
ソース、ドレインのいずれにもなり得るためである。第
1図(a)との対応では、第1のソース20をT1端子
、第1のドレイン21をT3端子、第2のソース22を
T2端子、第2のドレイン23をT4端子と呼ぶ。
このように素子の内2つの端子をフローティングにする
場合には、チャネル形状の異なる2種類のMOS型素子
が選ばれる。
第5図において、破線Aは、T3端子とT4端子をフロ
ーティング状態とし、T2端子をO〜5■の電位を印加
するドレインとし、T1端子の電位をOvに設定してソ
ースとした素子のドレイン・ソース間電圧とドレイン電
流の関係を示している。この時、共通ゲート24の電位
はO〜5■に変化させている。
このように破線Aでは、ソース・ドレインに相当する2
つの端子は、直角に配置されている。このため、チャネ
ル領域も直角に折れ曲がりほぼ垂直に配置されたソース
とドレイン間を流れるドレイン電流が測定できる。
実線Bは、T2端子とT4端子の電位を全てフローティ
ング状態にし、T1端子の電位を0V1T3端子をドレ
インとしてその電位を0〜5vに変化させている。さら
に、共通ゲート24に印加される電位は、0〜5■と変
化させている。
このように実線Bでは、ソース・ドレインに相当する2
つの端子は、−直線に配置されている。
このため、チャネル領域も通常のMOS型素子と同じ長
方形である。
また、破線Aと実線Bの両方のドレイン電圧−ドレイン
電流特性とも、ゲート電圧、ドレイン電圧が高くなるに
従ってドレイン電流が上昇し、あるドレイン電圧以上で
はピンチオフによって、ドレイン電流が飽和する傾向が
示されている。
一般にMOS型素子のドレイン電流は、チャネル長に反
比例し、チャネル幅に比例する((1)式)。
IDcl:W/L           ・・・・・・
(1)上記2つ(AとB)のMOS型素子のW/L(平
均チャネル幅と平均チャネル長の比)を比べると、 (W/L)A : (W/L)B= 1 + 0.90
・・・・・・(2)であり、実測から得られたドレイン
電流は、(ID)A:  (ID)B=1 :0.88
・・・・・・(3)であることから、よい対応が取れて
いることが分かる。
即ち、複数のソース・ドレイン対を持つため、各々のソ
ース・ドレインに印加される電位の値を変化することに
よって、素子に流れるドレイン電流を意図的に増減させ
ることができる。これによって、複数個のソース・ドレ
インの内の1つを、他のソース・ドレイン対を持つ素子
の制御端子と考え、制御端子に適当な電位を印加するこ
とで素子が本来持っている特性を変化させ動作上の不安
定さやゆらぎの状態を意図的に作り出すことができる。
第6図に、3つの端子に電圧を印加した場合のゲート電
圧とドレイン電流の測定例を示す。第6図において、T
l端子にOVの電位、T3端子に0、IVの電位、T4
端子にOvの電位、基板にOVを印加している。また、
T2端子の電位はO〜5Vの範囲内で変化させ、ゲート
の電位もO〜2vの範囲内で変化させている。
ここで、この素子はT1端子とT4端子をソースとし、
T3端子をドレインとするMOS型素子である。このよ
うに形成されたMOS型素子のしきい値は約0.7Vで
あるから、T3端子から流れるドレイン電流はゲートの
電位が0.7V以上で流れ始める。しかし、T3端子に
印加する電圧をしだいに上昇させて行くと、T3端子か
ら流れるドレイン電流は、次第に流れなくなり、さらに
は逆向きに流れるようになる。
このことは、T2端子の電位を上げて行くと、それまで
、動作していたT1端子とT4端子をソースとするMO
S型素子に流れるT3端子のドレイン電流に加えて、T
2端子をドレインとするMOS型素子が動作するように
なる。すなわち、MOS型素子の各端子をソースあるい
はドレインとして働かせるためには、単にどちらの端子
の電位が高くなっているかによって決まる。このため、
T2端子の電位がOvであると、ドレインであるT3端
子は、T2端子の電位が0.IVを超えるあたりから、
逆にソースとなっている事が分かる。ここで注目すべき
事は、T2端子の電位が5V、ゲートの電位が約O,S
Vでも、T2端子にドレイン電流が流れていることであ
る。
これは、ソースとなるT1端子とT4端子が基板と同じ
電位、すなわちOvであるため、最初に動作するT2端
子をドレインとするMOS型素子のしきい値は、約0.
8Vである。これに対して、2番目に動作するMOS型
素子のT2端子であるソースの電位は基板に対して0.
1V高い。このため基板バイアス効果が働き、しきい値
は約1.Ovになってしまい、ゲート電位がi、ov以
上で動作するため、このようなドレイン電流が流れる。
すなわち、観測対象となるMOS型素子のソース・ドレ
イン以外の端子に電圧を印加すると、もともとのMOS
型素子の特性に変化をつけることができる。
このように、複数のソース・ドレインの内の1つを、他
のソース・ドレイン対を持つ素子の制御端子と考え、制
御端子に適当な電位を印加することで素子が本来持って
いる特性を変化させゆらぎの状態を意図的に作り出すこ
とができる。
第7図に、見かけ上のしきい値電圧を変化させ得ること
を示すためにゲート電圧とドレイン電流を測定した結果
を示す。第7図では、T1端子の電位がOV、T2端子
は接続されず、T3端子の電位は0.IVST4端子の
電位はOvに固定する。さらに、ゲート電位をO〜2V
の範囲内で変化させ、基板にはOvを印加した時のT3
端子に流れるドレイン電流のゲート電圧依存性を示して
いる。
このような素子では、T1端子とT4端子をソースとし
、T3端子をドレインとするMOS型素子を構成してい
る。T2端子が接続されていないフローティング状態で
は、T2端子の電位はソースとドレインの中間の値にな
っている。T2端子の電位をOvに固定すると、T3端
子を流れるドレイン電流は減少する。さらに、T2端子
の電位を上げていくと、T2端子がドレインとして働く
ので、T3端子はドレインからソースの役割を果たすよ
うになる。すなわち、T2端子の電位をOv〜ドレイン
電位程度の範囲内で変化させると、しきい値電圧が0.
05V程度大きくなった特性になる。また、このときT
3を流れるドレイン電流も50%程度減少する。
前述した第4図では、ソース・ドレイン以外の端子に所
定の電位を印加するとドレイン電流が増加する例を示し
た。しかし、その値はゲートを共通にして用いられる通
常のMOS型素子に流れるドレイン電流より少ない電流
しか得ることができない。一方、第6図、第7図では、
ソース・ドレイン以外の端子に所定の電位を印加すると
、ドレイン電流が減少する例を示した。これらの結果は
、相反するものではなく、どの端子をMOS型素子のソ
ースおよびドレインとみなしているかによって変わるの
である。
第1図(alに示す素子の特性を理解するために、さら
に一つの極限構造について考察する。
第8図に、第1図(a)に示した素子の共通ゲート24
の中央部分を切り取った素子を示す。第1のソース20
と第1のドレイン21、第2のソース22、第2のドレ
イン23の共通ゲート24の中央部が切りとられ、中央
部の拡散層50に誘起される電位を他の端子にかかる電
位と独立に取り出すことができる構造になっている。
第8図の構成をもつ素子は、第3図(alで示した素子
の等節回路を忠実に再現したものに対応している。
中央部の拡散層50の電位を考えることで、第3図(a
lの4つのMOS型素子34,35,36゜37に印加
される電圧がどのように配分されるか見積ればよい。第
8図に示される4つのMOS型素子は全く同じ形状、同
じサイズであるから印加される電圧、特にソース、ドレ
インの電位差(この場合ゲート電圧は共通である)に依
存してドレイン電流に違いが生じる。
第1のソース20を接地し、第1のドレイン21に3v
の電位を印加し、第2のソース22と第2のドレイン2
3をフローティング状態にした場合は、中央部の拡散層
50の電位は、0〜3vの中間の値(以下、この値をV
cと呼ぶ)になる。つまり、第1のソース20をソース
とし、中央部の拡散層50をドレインとし、ドレインに
Vcを印加したMOS型素子と、中央部の拡散層50を
ソースとし第1のドレイン21をドレインとし、ソース
にVc、 ドレイン3vの電位を印加したMOS型素子
が直列に配置されていることになる。この状態の回路図
を第9図fa)に示す。
第9図tb+に、第2のソース22と、第2のドレイン
23を接地した状態の回路図を示す。中央部の拡散層5
0の電位は、電位VcよりΔVcだけ下がり、電位Vc
−ΔVcとなる。この結果、第9図(blのMOS型素
子34に流れるドレイン電流はΔIDだけ減少する。ソ
ース側に接続した3つのMOS型素子34,36.37
は、はぼ同じ大きさなので3つのMOS型素子ともほぼ
同じ大きさのドレイン電流が流れる。このため、全体の
ドレイン電流は3X (ID−ΔID)となり、全体の
ドレイン電流量は増加する。
第4図で説明したように、第1のドレイン21の電流値
を、第2のソース22と第2のドレイン23をフローテ
ィング(電圧を固定しない)状態にした通常のMOS型
素子と比べた場合のおよそ1.4倍の電流が、第2のソ
ース22と第2のドレイン23を接地した場合に流れる
のは、上述したメカニズムでドレイン電流が決定される
ためである。このときドレイン電流量ΔIDは、ドレイ
ン電流IDの約50%にも達することが算出される。
第1図(alに示した素子と、第8図に示した極限構造
を持つ素子との違いは、第1図(alに示した素子では
、チャネル長とチャネル幅で決まる素子の大きさが、そ
れぞれの端子の電位の印加条件で変化するのに対して、
第8図に示した構造の素子では、チャネルの形成が共通
ゲート直下にのみ形成されるため、対称的な素子ではほ
ぼ同じチャネル長と同じチャネル幅の4つのMOS型素
子が存在していることになる点である。このため素子の
大きさは、素子形成時に決まる。各端子への電位の印加
条件によって、中央部の拡散層50の電位が変動し、4
つのMOS型素子が形成する回路全体の動作が変化する
。すなわち、第1図(alに示した素子では、チャネル
領域を複数のMOS型素子が共有するため、1つのMO
S型素子の動作にともなって別のMOS型素子の実効的
なチャネル長とチャネル幅が変動する。従って、第1図
(alに示す素子は第8図に示す回路よりも、より有機
的に各端子が接続され互いに影響を与え合っている。ま
た、素子の形成面からも第1図(a)に示された素子は
、第8図に示された素子に比べて、中央部の拡散層50
を形成するためのゲートを形成する必要がないため、よ
り微細な寸法でより複雑な形状の素子を設計できるとい
う利点を有している。
実際には、第1図fa)に示した素子は、MOS型素子
のチャネル領域を共有化しているため第8図に示した素
子とは異なるものである。従ってより複雑なメカニズム
によってドレイン電流が決定される。複数のソース・ド
レイン対を持つため、各々のソース・ドレインに印加す
る電位の値を変化することによって、各素子に流れるド
レイン電流を意図的に増減させることができる。これに
よって、複数のソース・ドレインの内の1つを、他のソ
ース・ドレイン対を持つ素子の制御端子と考え、制御端
子に適当な電位を印加することで素子が本来持っている
特性を変えることができる。
第10図に、第1図(a)に示す素子を変形した構成を
持つ素子の第1の実施例を示す。第10図において、第
1のソース20と第1のドレイン21の組と、第2のソ
ース22と第2のドレイン23の組の拡散層が形成され
ている。この時、第1図(a)における第1のドレイン
21と第2のドレイン23が共通のP型拡散層で接続さ
れている。ここでは、第1のドレイン21と第2のドレ
イン23をまとめて第1のドレイン21と呼ぶ。また、
第1のソース20と第1のドレイン21の拡散層の間の
ゲートおよび第2のソース22と第1のドレイン21の
拡散層の間のゲートとなる領域に一つの共通ゲート24
が形成されている。
各々の拡散層との電気的接続を取るために第1のソース
20と第1のドレイン21の拡散層、および第2のソー
ス22と第2のドレイン23の拡散層にコンタクトホー
ル25が形成されている。
また共通ゲート24のコンタクトホール25は他の拡散
層と電気的に接触しない領域に設けている。
また、第1のソース20と第1のドレイン21を結ぶ線
と、第2のソース22と第1のドレイン21を結ぶ線は
、はぼ直角に交わっている。
第10図に示す素子の特性上の特徴は、特定のソース・
ドレインの素子特性に、別のソース・ドレイン端子に所
定の電圧を印加することによって変化を与えるというこ
とである。このように、ドレインを共通にする場合には
、別の端子は少なくとも1つあればよい。従って最小限
3つのソース・ドレインを有する構造であれば、所望の
機能を有することになる。
さらに、第1図(alに示す素子を変形した構成を持つ
素子の第2の実施例として、元々端子数が3つである素
子の例を第11図(alに示す。また、この素子の等倍
回路は、第11図(b) 、 (C)のようになる。
第11図(a)において、51.52.53はそれぞれ
ソースまたはドレインとなる端子である。また、ここで
は各端子51,52.53の幅を3つとも等しくしであ
るので、正三角形に形成されている。さらに、各端子に
よって囲まれた領域に共通ゲート54が形成されている
。また、各端子51゜52.53および共通ゲート54
にはコンタクトホール55が設けられており、素子の動
作時にこれらのコンタクトホール55を介して各端子5
1゜52.53および共通ゲート54に電位を印加する
ことができる。
ここでは、各端子51,52.53によって囲まれるチ
ャネル領域が正三角形になっているが各端子の幅を変え
ることでどのような三角形も形成することができる。
また、逆に端子数を4つ以上とすることも可能である。
しかし、その場合にはチャネル幅に対してチャネル長が
長くなる傾向があり、MOS型素子の特性としては劣化
したものとなる。
第1図(a)と第11図(alに示した素子では、ソー
スとドレインに相当する端子に対称性がある。すなわち
、第1のソース20と第2のソース22゜第1のドレイ
ン21.第2のドレイン23のどれと入れ換えても素子
の特性上何の変化も起こらない。従って、共通ゲート5
4の中央を中心として第1図Ta)では、90度また、
第11図(a)では120度回転して、各端子に上述し
た電位の印加条件で動作させても全く同じ素子特性を得
ることができる。
しかし、これらの素子では、各端子間が対称性を持つこ
とは必須のことではない。すなわち、特定の端子に電位
を印加することで、他の端子間に流れる電流を制御する
という機能は、各端子が置き換えできない非対称な構成
を持っていても達成できるものである。従って、ソース
端子、ドレイン端子と制御端子の各々の動作の仕方を固
定化させることができる。
第12図(al 、 (bl 、 fc)に特定のMO
S型素子のチャネルに対して、他の各々の素子のチャネ
ルは共通し、特定のMOS型素子を流れるドレイン電流
を制御できるように構成した実施例を示す。ここで、第
1のソース20と第1のドレイン21との間に形成され
るチャネル領域の幅は、第2のソース22と第2のドレ
イン23の間に形成されるチャネル領域の幅に比べて1
0〜゛20倍近く大きく形成されている。このような構
成では特定のMOS型素子以外のMOS型素子のソース
とドレインの端子に印加される電位がいくらであっても
、特定のMOS型素子を流れるドレイン電流量は5〜l
O%程度しか変化させることができない。すなわち、こ
の範囲では、特定のMOS型素子の特性を外部から与え
られる電位ではわずかじか変化させることができない。
第12図1a)では、第1のソース20と第1のドレイ
ン21を有する特定のMOS型素子に対しr、他+7)
2つの制御端子である第2のソース22と第2のドレイ
ン23を有する場合である。
また、第12図(b)では、第1のソース20と第1の
ドレイン21を有する特定のMOS型素子に対して、他
の2つの制御端子である第2のソース22が第1のソー
ス20と接続された構成を持っている。
第12図(C)では、第1のソース20と第1のドレイ
ン21を有する特定のMOS型素子に対して、他の制御
端子として第2のドレイン23のみを有する場合を示し
ている。
第13図は、第12図(C)に示された素子のドレイン
電位とドレイン電流の関係を示す。
第1のソース20と基板にOvの電位を印加し、共通ゲ
ート24に5vの電位を印加する。第2のドレイン23
にはOVと2vの電位を印加しパラメータとしている。
さらに第1のドレイン21にはO〜5vの範囲内の電位
を印加している。
この素子の構造は、チャネル幅20μm1チャネル長2
μmである通常のMOS型素子に制御端子である第2の
ドレイン23を付加したものである。
付加されたMOS型素子のチャネル長は約2μm1チヤ
ネル幅約1μmであって、この時流れるドレイン電流は
通常の約1/20程度である。制御端子である第2のド
レイン23にOV、2Vの電位を印加すると、流れるド
レイン電流は約5%変動していることが分かる。従って
、外部から制御端子に任意の電位を印加することで特定
のMOS型素子の特性を変化させることができる。
第12図(C1に示した素子を用いると、次のような効
果を実現できる。
すなわち、通常のMOS型素子の電気特性は上述したよ
うに素子形成時に決まる。このため所定の規格を満たす
ように制御されるが、素子形成後の評価によってのみそ
の規格を満たしているかどうかが判断される。
一方、回路動作の最適化のためや回路設計する時には、
試験的に素子を形成しその素子特性のデータを収集し、
さらにそのデータを設計にフィードバックして所望の回
路が形成される。しかし、素子形成後に素子の電気的特
性を変更することができれば、最も性能の高い素子特性
を示すように制御することができる。このように素子形
成後に素子特性の変更をするために回路を構成している
全ての素子を第12図(C)の素子に置き換える必要は
なく、回路特性に大きく影響する特定の素子にのみ適用
すればよい。この時、適用された素子の制御端子に印加
される電位は取り出し端子を介して外部の特定の電位に
固定して使用しても良いし、またフィードバックを用い
て自己整合的に調整できるように適用された素子の制御
端子を接続してもよい。このように用いることによって
性能のよい素子を歩留りよく形成することができ、回路
動作の最適化や回路設計時のデータ収集が容易にできる
第1図(alに示した素子では、チャネル領域の大部分
が4つのMO8型素子で重なり合う。このため各MO5
型素子に流れるドレイン電流は、各素子に印加される電
位によって最大限に影響を受は合うことになる。このよ
うな影響の度合も任意に変えることができる。すなわち
、チャネル領域の重なりをより少なくすると、相互に与
えられる影響は少ないものとなる。
第14図にチャネル領域の重なりを少なくする素子の実
施例を示す。第14図において、第1のソース55を共
通とし、各々のドレインとソースの対で形成されるチャ
ネル同志の重なりを少なくするために、4つのドレイン
(第1のドレイン56゜第2のドレイン57.第3のド
レイン58.第4のドレイン59)をそれぞれ平行に配
置している。さらに、第1のソース55と4つのドレイ
ンに挟まれた領域に共通ゲート60が形成されている。
また、第1のソース55と4つのドレイン56〜59と
共通ゲート60にコンタクトホール61が形成されてい
る。
この時、各々のチャネル領域は、20〜30%しか重な
り合うことがないため、他のドレイン端子に印加される
電位によって影響されるドレイン電流の割合も約20%
程度である。このような、ソースとドレインの配置構成
によって、他のドレイン端子との影響し合う度合も任意
に設定できる。
以上に説明したように第1図(a)と第11図(a)に
示した素子は、従来のMO8型素子を単に組み合わせて
形成される素子では得ることのできない素子特性を得る
ことができる。このように相互に他の素子に印加された
電位によって、特定のMO3型素子に流れるドレイン電
流が変化する素子特性は、ニューロン(神経回路)のよ
うに複雑に入り組み相互に接続される回路を構成するの
に便利である。
すなわち、第3図(a) 、 (blに示したように、
1つの素子でありながら、4つないしは6つのMO8型
素子で構成される回路と同じ動作をするため、素子を配
置するための面積を比較すると、20〜50%の低減を
図ることができる。
第15図に、第1図(a)に示した素子を用いて構成し
た回路の実施例を示す。
第1図(a)に示された素子は○で示されている。
また、O中の×は、×の中心から見た4本の直線は各々
第1のソース20、第1のドレイン21、第2のソース
22、第2のドレイン23に相当する。また、0の上下
にある直線は共通ゲート24を示している。このように
形成された素子、ここでは41個の素子がマトリックス
状に配置され、縦方向にゲートが共通し、配列数個分の
ゲート端子、ここでは9個のゲート端子65が存在する
また、各素子は第1のソース20と第1のドレイン21
がそれぞれ結ばれて入力端子66の一部と出力端子67
の一部を形成している。また、各素子は第2のソース2
2と第2のドレイン23がそれぞれ結ばれて入力端子6
6の一部と出力端子67の一部を形成している。
入力端子66に加えられた電気信号が、第1図(a)に
示す素子とマトリックス上に変換され出力端子67に出
力される。この各々の出力は入力端子66全ての電気信
号によって決定される値になるため、1つの出力にも入
力全ての情報を含んでおり、ホログラフィック(多量の
)情報となっている。
具体的には、イメージスキャナによって読み込まれた情
報により文字画像認識をする場合等があげられる。読み
込む位置のずれや、濃淡の差を吸収して同じものかどう
か判定するには、隣合う濃淡の情報間の関係が重要であ
るから、このような処理が必要である。
第16図に本発明の別の実施例として接合型電界効果ト
ランジスタ(以下、JFETと呼ぶ)の構成を示す。第
16図fa)はJFETの平面図である。平面図を見る
限りにおいて、第1図(a)で示した素子の平面図と何
等変わるところはない。第16図(a)において、JF
ETのチャネルは、ソースとドレインは同じ導電型の不
純物で構成される。第1のソース20と第1のドレイン
21の組と、第2のソース22と第2のドレイン23の
組の拡散層が形成されている。また、第1のソース20
と第1のドレイン21の拡散層の間のゲートおよび第2
のソース22と第2のドレイン23の拡散層の間のゲー
トとなる領域に一つの共通ゲート24が形成されている
各々拡散層との電気的接続を取るために第1のソース2
0と第1のドレイン21の拡散層、および第2のソース
22と第2のドレイン23の拡散層にコンタクトホール
25が形成されている。また共通ゲート24のコンタク
トホール25は他の拡散層と電気的に接触しない領域に
設けている。
また、第1のソース20と第1のドレイン21を結ぶ線
と、第2のソース22と第2のドレイン23を結ぶ線は
、はぼ直角に交わっている。さらに、基板電圧を印加す
る領域68が設けられている。
第16図(b) ハ、JPETの動作時に第16図fa
l中に示されたA −A’線での素子断面図を示す。
第16図(blにおいて、シリコン基板69内に第2の
ソース22となる拡散層70aと第2のドレイン23と
なる拡散層70bが形成されている。また、ゲート酸化
膜71が第2のソース22と第2のドレイン23間のシ
リコン基板69上に形成されている。さらにゲート酸化
膜71上にポリシリコンからなるゲート電極72が形成
されている。
ゲート電極72にしきい値以上の電位を印加すると拡散
層70aと拡散層70bを結び、さらにゲート直下の基
板内部の深い位置にチャネル74が形成される。さらに
素子領域以外の領域に素子間を分離するために絶縁膜7
3が形成されている。
電位の印加の仕方は、通常のMO8型素子と全く同様で
ある。素子の特性においても何等変わるところがないた
め、MO8型素子で説明したことは全てJ FETに適
用できる。すなわち特定の素子を流れるドレイン電流を
、他の素子に印加する電位を変化させることで、制御で
きる。さらに、複数のソース・ドレイン対を持つため、
各々のソース・ドレインに印加される電位の値を変化す
ることによって、素子に流れるドレイン電流を意図的に
増減させることができる。これによって、複数個のソー
ス・ドレインの内の1つを、他のソース・ドレイン対を
持つ素子の制御端子と考え、制御端子に適当な電位を印
加することで素子が本来持っている動作上の不安定さや
ゆらぎの状態を意図的に作り出すことができる。また、
性能のよい素子を歩留りよく形成することができ、回路
動作の最適化や回路設計時のデータ収集が容易にできる
発明の詳細 な説明したように本発明では、従来のトランジスタの製
造方法を用いてこれまで実現できなかった素子特性を提
供できる。すなわち、複数のソース・ドレイン対を持つ
ため、各々のソース・ドレインに印加される電位の値を
変化することによって、素子に流れるドレイン電流を意
図的に増減させることができる。これによって、複数個
のソース・ドレインの内の1つを、他のソース・ドレイ
ン対を持つ素子の制御端子と考え、制御端子に適当な電
圧を印加することで素子が本来持っている特性を変化さ
せ動作上の不安定さやゆらぎの状態を意図的に作り出す
ことができる。このようなことから、回路設計を行なう
上で、所望の回路を構成することが容易になる。さらに
、これまで、構成することができなかった回路を構成す
ることができる。また、素子形成後に素子の電気的特性
を変更することができるため、最も性能の高い素子特性
を示すように制御することができる。
素子の特性を自由に変え得るため性能のよい素子を歩留
りよく形成することができ、回路動作の最適化や回路設
計時のデータ収集が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1の実施例における半導体装
置の平面図、第1図(blは第1図(alのA−A’破
断斜視図、第2図fa) 、 (blは第1図(a) 
、 (b) ノ半導体装置の動作を説明するための概念
図、第3図(al、(blは第1図(al 、 (bl
の半導体装置の等価回路図、第4図(al、(blは第
1図(al、(blの半導体装置の電流の流れを説明す
るための平面図および等価回路図、第5図は第1図fa
) 、 (b)の半導体装置の特性を示す図、第6図は
第1図(al 、 (b)の半導体装置の特性を示す図
、第7図は第1図fat 、 (blの半導体装置の特
性を示す図、第8図は本発明の半導体装置の極限構造を
示す平面図、第9図(al 、 (b)は第8図の半導
体装置の等価回路図、第10図は本発明の第2の実施例
における半導体装置の平面図、第11図(a)は本発明
の第3の実施例における半導体装置の平面図、第11図
fbl 、 (C)は第11図(alの半導体装置の等
価回路図、第12図(a)、 fbl 、 (C1は本
発明の第4.第5゜第6の実施例における半導体装置の
平面図、第13図は第12図(C)の半導体装置の特性
を示す図、第14図は本発明の第7の実施例における半
導体装置の平面図、第15図は本発明の半導体装置を用
いた回路の例を示す回路図、第16図(alは本発明の
第8の実施例における半導体装置の平面図、第16図(
b)は第16 (alのA−A’断面図、第17図(a
lは従来の半導体装置の平面図、第17図tb)は第1
7図fa)のA−A’断面図。 20・・・・・・第1のソース、21・・・・・・第1
のドレイン、22・・・・・・第2のソース、23・・
・・・・第2のドレイン、24・・・・・・共通ゲート
、25・・・・・・コンタクトホール、26・・・・・
・基板、27a、27b・・・・・・拡散層、28・・
・・・・ゲート酸化膜、31・・・・・・絶縁膜。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板と、前記基板に形成された第1、第2の拡散
    層と、前記第1、第2の拡散層と独立に形成された少な
    くとも1つ以上の制御端子となる第3の拡散層を有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. (2)特許請求の範囲の第1項において、前記第1、第
    2および第3の拡散層に共通のゲートを有することを特
    徴とする半導体装置。
  3. (3)特許請求の範囲の第1項、第2項において、前記
    第1、第2の拡散層間に少なくとも形成されるチャネル
    を前記第3の拡散層に印加する電位によって制御するこ
    とを特徴とする半導体装置。
  4. (4)特許請求の範囲の第3項において、前記チャネル
    が前記基板表面に形成されることを特徴とする半導体装
    置。
  5. (5)特許請求の範囲の第3項において、前記チャネル
    が前記基板内部に形成されていることを特徴とする半導
    体装置。
  6. (6)特許請求の範囲の第1項、第2項において、前記
    第1、第2の拡散層間に流れる電流と前記第3の拡散層
    に印加する電位によって制御することを特徴とする半導
    体装置。
  7. (7)特許請求の範囲の第1項〜第5項において、前記
    第3の拡散層が、前記第1の拡散層と前記第2の拡散層
    を結ぶ線にほぼ垂直の位置に形成されていることを特徴
    とする半導体装置。
  8. (8)特許請求の範囲の第1項〜第5項において、前記
    チャネルの形状が三角形であることを特徴とする半導体
    装置。
  9. (9)特許請求の範囲の第1項、第2項において、前記
    第1の拡散層が少なくとも共通で前記第2の拡散層およ
    び前記第3の拡散層が独立して平行に形成されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
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