JPH10160215A - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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JPH10160215A
JPH10160215A JP8319854A JP31985496A JPH10160215A JP H10160215 A JPH10160215 A JP H10160215A JP 8319854 A JP8319854 A JP 8319854A JP 31985496 A JP31985496 A JP 31985496A JP H10160215 A JPH10160215 A JP H10160215A
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義政 伊藤
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伸也 高見
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D25/00Pumping installations or systems
    • F04D25/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D25/08Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation
    • F04D25/12Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation the unit being adapted for mounting in apertures

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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧枠の通気口を開閉する開閉体を開閉させ
る開閉機構を有するものにおいて、浴室等の多湿環境で
使用した場合に露が生じても、それが開閉機構の電動駆
動源の内部に浸入することがないようにする。 【解決手段】 化粧枠の通気口を開閉する開閉体を開閉
させる開閉機構の開閉用モータ(電動駆動源)16を、
プラスチック製の駆動源カバー17に収納して、本体枠
3のフランジ部13の上部に取付けることにより、本体
枠3のフランジ部13の表面に露が生じてそれが流下し
ても、その流下先には開閉用モータ16が存在せず、
又、開閉用モータ16部分では、露は駆動源カバー17
の表面に生じ、開閉用モータ16の表面に生じることが
ないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧枠の通気口を開
閉する開閉体を具えた換気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、換気扇においては、一般に、
本体枠が、例えば円筒状や角筒状の筒部を中央部に具
え、この筒部より外方にフランジ部を具える構造で、そ
の筒部の内方にファンモータ及びファンが取付けられて
いる。又、この本体枠には上記フランジ部を覆う化粧枠
が取付けられ、この化粧枠に上記ファンが吸引する空気
を通す通気口が形成されている。
【0003】このような換気扇では、化粧枠の通気口を
通して本体枠に具えられたファンやファンモータが見
え、外観が良くない。このため、更に、化粧枠の通気口
を開閉するパネルや複数枚のルーバ状シャッタといった
開閉体が設けられ、通常はこの開閉体を閉鎖状態に保っ
て、上記ファンやファンモータが化粧枠の通気口を通し
て見えることのないようにしたものが供されている。
【0004】このものの場合、開閉体に対して、モータ
や電磁石等の電動駆動源を主体とする開閉機構が具えら
れ、これによって、運転時には開閉体を開放させて通気
するようになっている。そして、この開閉機構の電動駆
動源は上記本体枠のフランジ部の下部に取付けられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の換気扇は多湿環
境例えば浴室においても使用される。この場合、本体枠
のフランジ部の表面(室内側の面)や開閉機構の電動駆
動源の表面には、ことに冬季等の低温時、浴室の水蒸気
が冷やされることによって、結露が発生する。そして、
それらのうち、本体枠のフランジ部の表面に生じた露
は、そのフランジ部の表面を伝って下方へ流れ、開閉機
構の電動駆動源部分に至ってその内部に浸入するおそれ
を有していた。又、開閉機構の電動駆動源の表面に生じ
た露は、直接、電動駆動源の内部に浸入するおそれを有
していた。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、浴室等の多湿環境で使用し
た場合に露が生じても、それが開閉機構の電動駆動源の
内部に浸入するおそれのない換気扇を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の換気扇においては、筒部を有し、この筒部
より外方にフランジ部を有する本体枠を具備すると共
に、この本体枠の筒部の内方に取付けられたファンモー
タ及びファンを具備し、そして、上記本体枠のフランジ
部を覆って取付けられ、上記ファンが吸引する空気を通
す通気口を有する化粧枠と、この化粧枠の通気口を開閉
する開閉体、並びにこの開閉体を開閉させる電動駆動源
を主体とする開閉機構を具備するものにあって、その電
動駆動源をプラスチック製の駆動源カバーに収納して、
上記本体枠のフランジ部の上部に取付けたことを特徴と
する。
【0008】このものによれば、浴室等の多湿環境で使
用した場合、本体枠のフランジ部の表面に露が生じてそ
れが流下しても、その流下先には開閉機構の電動駆動源
が存在しない。又、開閉機構の電動駆動源部分では、そ
の電動駆動源が駆動源カバーに収納されているので、露
は駆動源カバーの表面に生じ、電動駆動源の表面に生じ
ることはない。かくして、開閉機構の電動駆動源の内部
に露が浸入することが避けられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき、
図面を参照して説明する。まず図2には換気扇の全体構
成を取付状態で示しており、家屋の壁1に貫通状態で設
けた通気用のパイプ2に、本体枠3の筒部4を室内側
(図中左側)より挿入している。この本体枠3の筒部4
は例えば円筒状で、挿入先部分の外周部に複数個(1個
のみ図示)の板ばね5を取付部材としてあらかじめ取付
けており、この板ばね5をパイプ2の内周面に圧接させ
て抜け止めをしている。
【0010】又、本体枠3の筒部4の挿入先部分の内部
には、円環状のモータ取付部6を複数個のリブ6aで連
ねて形成しており、これにファンモータ7を複数個のね
じ8によって取付けている。更に、ファンモータ7の回
転軸9にはファン10を取付けて、このファン10を筒
部4内に位置させている。
【0011】一方、筒部4の前縁部にはこれより外方に
平坦部11を形成し、更にこの平坦部11から筒部4と
平行に室外側(図中右側)へ延びる段部12を形成して
いる。又、この段部12から外方へはフランジ部13を
形成し、このフランジ部13からは筒部4と平行に室内
側へ延びる外周壁部14を形成している。従って、本体
枠3は筒部4を中心に、平坦部11、段部12、フラン
ジ部13、及び外周壁部14を有するもので、例えばプ
ラスチックによりそれらを一体に形成している。この場
合、図1に示すように、平坦部11と段部12は円環形
であり、フランジ部13と外周壁部14は四角形として
いる。
【0012】そして、上記本体枠3のフランジ部13の
上部、中でも上記円環形の平坦部11及び段部12との
間で広くなった右側の隅部には、後述する開閉体を開閉
させる開閉機構15の電動駆動源である開閉用モータ1
6を、電気絶縁材であるプラスチック製の駆動源カバー
17に収納して取付けている。この場合、開閉用モータ
16は詳細にはメカニックモータと称されるもので、途
中部に摩擦クラッチ等のトルクリミッタを具えた減速用
のギヤトレーンを図3に示すプラスチック製のケース1
8に一体に収納して有するものであり、そのケース18
から突出した出力軸19の先端部にはレバー20を取付
け、更にこのレバー20の先端部には条部材例えば金属
の撚り線から成るワイヤ21を取付けている。
【0013】これに対して、駆動源カバー17は例えば
箱状の主体部22と、これの開口部を開閉する蓋部23
とを、薄肉のセルフヒンジ部24で連ねて一体に形成し
たもので、その主体部22には、取付孔25を有する取
付部26と、条部材導出口27とを隣接させて下部に形
成し、更にその条部材導出口27に向かって下降傾斜す
る傾斜部28を、主体部22の全周にわたる外周リブ2
9の右下側部の内外両面に形成している。なお、この傾
斜部28は外周リブ29の内面のみに形成していても良
い。
【0014】このほか、駆動源カバー17の主体部22
には、傾斜部28の上方に位置して下向きに開口するリ
ード線導出口30を形成し、内部の左上部及び右下部の
対角位置に図4に示す位置決め部材としてのピン31を
突設している。又、この主体部22の内部の右上部及び
左下部の対角位置にはねじ孔32を形成している。これ
らに対応して、前記開閉用モータ16には位置決め孔3
3を左上部及び右下部の対角位置に形成し、取付孔34
を右上部及び左下部の対角位置に形成しており、そのう
ちの位置決め孔33をそれぞれピン31に嵌合して位置
決めしつつ、開閉用モータ16を駆動源カバー17の主
体部22に収納し、取付孔34をねじ孔32に合致させ
ている。
【0015】そして、その状態で、固定手段であるねじ
35(図3参照)を取付孔34からねじ孔32に螺挿し
て締付け、かくして駆動源カバー17の主体部22に収
納した開閉用モータ16の固定をしている。図3はこの
開閉用モータ16の固定状態を示しており、駆動源カバ
ー17の主体部22の内周部と開閉用モータ16の外周
部との間には隙間36が全周に保たれている。すなわ
ち、駆動源カバー17は、主体部22の内周部と開閉用
モータ16の外周部との間にその隙間36が保たれる大
きさに形成しているのである。
【0016】なお、主体部22のリード線導出口30か
らは開閉用モータ16のリード線37を導出させてい
る。更に、主体部22の条部材導出口27にはブッシュ
収納部38を形成し、このブッシュ収納部38に、前記
ワイヤ21を図5にも示すように挿通した例えば円筒状
のブッシュ39を収納している。このブッシュ39は中
心部に上記ワイヤ21の挿通に供した挿通孔40を有す
る円筒状のもので、硬質材例えば金属から成っている。
【0017】このようにした状態で、駆動源カバー17
は主体部22に前記蓋部23を合わせ、その前後を反転
させ(蓋部23が後側に位置する状態にし)た上で、図
1に示すように、前記本体枠3の外周壁部14の上部右
側に形成した止め部である突片41の裏側に上部を位置
させている。そして、更にその状態で、固定手段である
ねじ42を、主体部22の取付孔25から、蓋部23に
形成した取付孔43(図3参照)に通し、前記本体枠3
のフランジ部13の上部に形成したねじ孔(図示せず)
に螺挿して締付けており、かくして、本体枠3のフラン
ジ部13の上部に、駆動源カバー17と共に開閉用モー
タ16を取付けている。
【0018】なお、本体枠3のフランジ部13の上部の
中でも左側の隅部には、端子カバー44を取付けてい
る。この端子カバー44は、詳しくは図示しないが前記
駆動源カバー17同様に、プラスチック製で、箱状の主
体部と、これの開口部を開閉する蓋部とを、薄肉のセル
フヒンジ部で連ねて一体に形成したものであり、その内
部には、前記ファンモータ7のリード線45の先端部に
設けた接続端子(特には速結端子:電線を挿入するだけ
でチャックし接続保持するもので、SL端子ともいう)
46を収納すると共に、前記駆動源カバー17のリード
線導出口30から導出させて接続端子46に接続したリ
ード線37の先端部を収納している。
【0019】又、この端子カバー44の取付けも、前記
駆動源カバー17の取付けと同様に本体枠3の外周壁部
14の上部左側に形成した止め部である突片47の裏側
に上部を位置させることと、下部の取付部48を固定手
段であるねじ49でフランジ部13に締付けることとで
行っている。
【0020】この場合、ファンモータ7のリード線45
は本体枠3のフランジ部13の下部、中でも左側の隅部
に装着した軟質材から成るコードブッシュ50上の導入
孔51を通してフランジ部13の裏側より表側(室内
側)へ引き込んでいる。又、コードブッシュ50から
は、これに形成した十字状の切目52を通して図示しな
い電源電線を同じくフランジ部13の裏側より表側へ引
き込むようにしており、この引き込んだ電源電線の先端
部(裸線)を端子カバー44の外方から図示しない挿入
口を通し接続端子46に挿入して接続することにより、
電源電線から接続端子46、リード線45並びにリード
線37を通じて、ファンモータ7並びに開閉用モータ1
6に通電がなされるようになっている。
【0021】一方、前記駆動源カバー17の条部材導出
口27から導出したワイヤ21の先端部は、前記開閉機
構15の操作部材55のほゞU字形に折曲形成したクラ
ンク部56に連結している。操作部材55は金属線材か
ら成るもので、その途中部には上記クランク部56のほ
かにほゞコ字形の操作アーム部57を折曲形成してお
り、そのほかの部分を上記クランク部56及び操作アー
ム部57に共通の軸部58としている。この軸部58
は、その一方(図1中右側)の端部を、本体枠3の外周
壁部14の右側内部に取付けた支持具59によって回動
可能に支持し、他方(図1中左側)の端部を、本体枠3
の筒部4前縁部の左側部に形成した支持孔60によって
同じく回動可能に支持している。
【0022】なお、この場合、本体枠3の平坦部11の
右側部には凹部61を形成していて、この凹部61内に
上記操作部材55の軸部58のうちのクランク部56近
くの部分を位置させることにより、軸部58が平坦部1
1より前方(室内側)に突出することのないようにして
いる。又、操作部材55の操作アーム部57は筒部4の
中心部の前部に位置されている。
【0023】そして、これら操作部材55等を取付けた
本体枠3の前方には図2に示す化粧枠62を取付けてい
る。この化粧枠62はプラスチック製で、本体枠3のフ
ランジ部13とほゞ同形の平坦部63を主体部としてお
り、この平坦部63の外周部に形成した外周壁部64
を、本体枠3の外周壁部14外側に嵌合して、図示しな
い係合爪等の係合手段により着脱可能に取付け、本体枠
3のフランジ部13を覆っている。
【0024】又、上記化粧枠62の平坦部63の中央部
にはベルマウス状の通気口65を形成しており、この通
気口65の左右両側の縁部にはそれぞれ凹欠部66を形
成していて、この凹欠部66を前記操作部材55の軸部
58に遊嵌しながら、通気口65を本体枠3の筒部4内
に位置させている。この結果、操作部材55は操作アー
ム部57の先端部を除く部分と操作アーム部57両側の
軸部58部分とが通気口65内に位置されている。
【0025】更に、この場合、化粧枠62の通気口65
周囲の部分の裏側には、気密材例えば独立発泡のクッシ
ョン材から成る円環状のシール部材67を貼着してお
り、これを本体枠3の平坦部11に圧接させて、筒部4
と化粧枠3との間に該シール部材67を挟設している。
なお、シール部材67は、上述とは反対に、本体枠3の
平坦部11に貼着して、これに化粧枠62の通気口65
周囲の部分の裏側を圧接させるようにしても良い。
【0026】又、この場合、シール部材67が圧接した
本体枠3の平坦部11は、前述のように、凹部61内に
操作部材55の軸部58を位置させることにより該軸部
58が平坦部11より前方(室内側)に突出することの
ないようにしているから、シール部材67を操作部材5
5の軸部58に邪魔されず本体枠3の平坦部11に一様
に隙間なく圧接させることができて、後述するシール効
果がより確実に得られるようになっている。
【0027】化粧枠62の前面部には装飾パネル68を
設けている。この装飾パネル68はプラスチック製で、
化粧枠62の前面部のほゞ全面を覆う大きさのものであ
り、裏面のほゞ全面に防露用の断熱材69を貼着し、中
心部に当て部材70を設けている。
【0028】又、この装飾パネル68は図示しない案内
部材によって化粧枠62に前後移動可能に支持されてお
り、その前後移動により前記化粧枠62の通気口65を
開閉する開閉体として機能するようになっている。更
に、この装飾パネル68と化粧枠62との間には、装飾
パネル68を常時は化粧枠62側に寄せて該化粧枠62
に圧接させることにより化粧枠62の通気口65を閉鎖
する状態に保つスプリング等の付勢手段を設けており、
その閉鎖状態で、上記当て部材70の後端面に前記操作
部材55の操作アーム部57の先端部を位置させてい
る。
【0029】なお、前記開閉機構15は前記開閉用モー
タ16、レバー20、ワイヤ21、操作部材55、及び
上述のスプリング等の付勢手段によって構成されてい
る。
【0030】次に、上記構成のものの作用を述べる。ま
ず図2に示す運転停止状態から、図示しない電源スイッ
チをオンさせると、ファンモータ7と開閉機構15の開
閉用モータ16とが通電されて起動される。このうち、
開閉用モータ16により、出力軸19が回転されて、レ
バー20が図3に矢印Aで示すように反時計方向に回動
され、ワイヤ21を引き上げる。
【0031】このため、操作部材55が、クランク部5
6をワイヤ21により引き上げられて、軸部58を中心
に図2に矢印Bで示すように回動され、操作アーム部5
7を同方向に旋回させる。これにより、装飾パネル68
が、当て部材70を後方より操作アーム部57に押され
て図示しないスプリング等の付勢手段の付勢力に抗し前
方へ移動され、化粧枠62から離間して該化粧枠62の
通気口65を開放させる。
【0032】このとき、装飾パネル68の移動は図示し
ないストッパ機構により所定距離に規制されるようにな
っている。このため、レバー20の回動は強制的に停止
されるが、その後も開閉用モータ16は通電されたまま
であり、この状態での開閉用モータ16の回転は、減速
用のギヤトレーン中に存したトルクリミッタが例えばス
リップを起こすことにより吸収されるもので、これによ
り開閉用モータ16のロックが防止される。
【0033】一方、ファンモータ7によってはファン1
0が回転され、これにより、室内の空気が上記装飾パネ
ル68と化粧枠62との間より化粧枠62の通気口65
を通じて筒部4内に吸引され、そして、パイプ2を通じ
室外に排出されるという換気運転が行われる。
【0034】そして、この換気運転状態から、前記電源
スイッチをオフさせると、ファンモータ7と開閉機構1
5の開閉用モータ16とが断電されて、ファンモータ7
はファン10の回転駆動を停止し、開閉用モータ16は
レバー20によるワイヤ21の引き上げを解除するた
め、装飾パネル68が操作部材55の操作アーム部57
による押圧から解放され、スプリング等の付勢手段の付
勢力のままに化粧枠62側に寄せられて該化粧枠62に
圧接し通気口65を閉鎖する状態に戻される。
【0035】このように本構成のものでは、通常(運転
停止状態)では装飾パネル68で化粧枠62の通気口6
5を閉鎖するもので、これにより、本体枠3内部のファ
ン10やファンモータ7が化粧枠62の通気口65を通
して見えることのないようにでき、外観を良くできる。
【0036】又、そのための開閉機構15の開閉用モー
タ16はプラスチック製の駆動源カバー17に収納し
て、本体枠3のフランジ部13の上部に取付けている。
そのため、浴室等の多湿環境で使用した場合に、室内よ
り本体枠3の外周壁部14と化粧枠62の外周壁部64
との合わせ部分の隙間や、化粧枠62の通気口65を通
じて本体枠3のフランジ部13と化粧枠62の平坦部6
3との間に水蒸気が入ることにより、本体枠3のフラン
ジ部13の表面に露が生じてそれが流下しても、その流
下先には開閉用モータ16が存在しないことになり、流
下した露が開閉用モータ16の内部に浸入することが避
けられる。なお、この場合、開閉用モータ16の取付部
より更に上方の部分からも露の流下があるが、それはご
く僅かであり、開閉用モータ16の内部に浸入するほど
のことはない。
【0037】更に、開閉用モータ16部分では、この開
閉用モータ16が駆動源カバー17に収納されているの
で、露は駆動源カバー17の表面に生じ、開閉用モータ
16の表面に生じることはない(万一生じてもごく僅か
である)。かくして、この場合にも、開閉モータ16の
内部には露が浸入することが避けられる。
【0038】加えて、上記構成のものでは、本体枠3の
筒部4と化粧枠62との間にシール部材67を挟設して
いる。これにより、本体枠3のフランジ部13と化粧枠
62の平坦部63との間に室内より化粧枠62の通気口
65を通じて水蒸気が入ることからして防止できるの
で、本体枠3のフランジ部13の表面に露が生じにくく
でき、開閉用モータ16の内部に露が浸入することを一
層確実に防止できる。
【0039】又、この場合、室外より本体枠3の筒部4
を通じて本体枠3のフランジ部13と化粧枠62の平坦
部63との間に冷たい外風が入ることも防止できるもの
で、これにより、化粧枠62の平坦部63や外周壁部6
4の外面に露ができることも防止でき、その垂れ落ち等
も防止できるから、ことに居間用として使用する場合に
適する。
【0040】更に、開閉機構15が開閉用モータ16に
よって操作されるワイヤ21を有し、このワイヤ21を
通すブッシュ39をプラスチック製の駆動源カバー17
の条部材導出口27に設けている。これにより、ワイヤ
21は装飾パネル68を開閉させるときに直接にはブッ
シュ39に摺接し、駆動源カバー17の条部材導出口2
7に直接摺接することがないので、その条部材導出口2
7周囲の部分をすり減らしてしまってそこから水蒸気が
入りやすくなることを回避でき、開閉用モータ16の内
部に露が浸入することを一層確実に防止できる。
【0041】そして、駆動源カバー17の内周部とこれ
に収納された開閉用モータ16の外周部との間には隙間
36が保たれるようにしている。これにより、万一、駆
動源カバー17内に露が生じた場合の、毛細管現象によ
る開閉用モータ16内への露の浸入まで防止することが
できる。
【0042】又、上記駆動源カバー17は条部材導出口
27に向かって下降傾斜する傾斜部28を有している。
これにより、上述の万一駆動源カバー17内に生じた露
もその傾斜部に沿って流下させ、条部材導出口27から
駆動源カバー17外に排出できるので、やはり開閉用モ
ータ16の内部に露が浸入することを一層確実に防止で
きる。
【0043】なお、上記実施例では電源電線のための接
続端子46もプラスチック製の端子カバー44に収納し
て本体枠3のフランジ部13の上部に取付けているの
で、上記開閉用モータ16と同様に露の浸入を防止でき
るが、これについては、それを必要とするもののみ採用
するようにしても良い。又、上記実施例では本発明を家
屋の壁1に設けた通気用のパイプ2に本体枠3の筒部4
を挿入して取付けるパイプ用ファンに適用して述べた
が、それに限られるものではなく、通常の台所用や居間
用等の換気扇にも同様に適用して実施できる。
【0044】更に、開閉機構15の電動駆動源としては
上述のモータ16に限られず、電磁石等であっても良
い。又、化粧枠62の通気口65を開閉する開閉体とし
ては、上述の装飾パネル68に限られず、複数枚のルー
バ状シャッタ等であっても良く、開閉機構15は操作部
材55を介さずワイヤ(条部材)21で開閉体を直接的
に引いて開放させるものであっても良い。そのほか、本
発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定される
ものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して
実施し得る。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の換気扇によれば、化粧
枠の通気口を開閉する開閉体を開閉させる開閉機構の電
動駆動源が本体枠のフランジ部の表面に生じる露の流下
先に存せず、且つ、電動駆動源の表面に露が生じること
もないので、その電動駆動源の内部に露が浸入するおそ
れをなくすことができる。
【0046】請求項2の換気扇によれば、本体枠のフラ
ンジ部と化粧枠との間に室内より化粧枠の通気口を通じ
て水蒸気が入ることからして防止できるので、本体枠の
フランジ部の表面に露が生じにくくでき、開閉機構の電
動駆動源の内部に露が浸入することを一層確実に防止で
きる。又、この場合、室外より本体枠の筒部を通じて本
体枠のフランジ部と化粧枠との間に冷たい外風が入るこ
とも防止できるから、化粧枠の外面に露ができることも
防止でき、居間用として使用するのに適する。
【0047】請求項3の換気扇によれば、開閉機構の条
部材が駆動源カバーの条部材導出口の周囲の部分をすり
減らしてしまってそこから水蒸気が入りやすくなること
を回避でき、電動駆動源の内部に露が浸入することを一
層確実に防止できる。請求項4の換気扇によれば、万
一、駆動源カバー内に露が生じた場合の、毛細管現象に
よる電動駆動源内への露の浸入まで防止することができ
る。請求項5の換気扇によれば、万一、駆動源カバー内
に露が生じた場合に、その露を案内して条部材導出口か
ら駆動源カバー外に排出できるので、電動駆動源の内部
に露が浸入することをやはり一層確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す化粧カバーを取外した
状態での正面図
【図2】取付状態で示す全体の縦断側面図
【図3】主要部分の駆動源カバー蓋開放状態での正面図
【図4】主要部分の駆動源カバー蓋開放状態での分解斜
視図
【図5】開閉機構のワイヤ(条部材)と操作部材との連
結部分の斜視図
【符号の説明】
3は本体枠、4は筒部、7はファンモータ、10はファ
ン、13はフランジ部、15は開閉機構、16は開閉用
モータ(電動駆動源)、17は駆動源カバー、21はワ
イヤ(条部材)、27は条部材導出口、28は傾斜部、
36は隙間、38はブッシュ収納部、39はブッシュ、
55は操作部材、56はクランク部、57は操作アーム
部、62は化粧枠、65は通気口、67はシール部材、
68は装飾パネル(開閉体)、70は当て部材を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒部を有すると共に、この筒部より外方
    にフランジ部を有する本体枠と、 この本体枠の筒部の内方に取付けられたファンモータ及
    びファンと、 前記本体枠のフランジ部を覆って取付けられ、前記ファ
    ンが吸引する空気を通す通気口を有する化粧枠と、 この化粧枠の通気口を開閉する開閉体と、 この開閉体を開閉させる電動駆動源を主体とする開閉機
    構とを具備するものにおいて、 その電動駆動源をプラスチック製の駆動源カバーに収納
    して、前記本体枠のフランジ部の上部に取付けたことを
    特徴とする換気扇。
  2. 【請求項2】 本体枠の筒部と化粧枠との間にシール部
    材を挟設したことを特徴とする請求項1記載の換気扇。
  3. 【請求項3】 開閉機構が電動駆動源によって操作され
    る条部材を有し、この条部材を通すブッシュを駆動源カ
    バーの条部材導出口に設けたことを特徴とする請求項1
    記載の換気扇。
  4. 【請求項4】 駆動源カバーの内周部と電動駆動源の外
    周部との間に隙間が保たれることを特徴とする請求項1
    記載の換気扇。
  5. 【請求項5】 開閉機構が電動駆動源によって操作され
    る条部材を有し、駆動源カバーがその条部材を導出する
    条部材導出口を有すると共に、その条部材導出口に向か
    って下降傾斜する傾斜部を有することを特徴とする請求
    項1記載の換気扇。
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