JP2892949B2 - 給気電動シャッター - Google Patents

給気電動シャッター

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JP2892949B2
JP2892949B2 JP26717694A JP26717694A JP2892949B2 JP 2892949 B2 JP2892949 B2 JP 2892949B2 JP 26717694 A JP26717694 A JP 26717694A JP 26717694 A JP26717694 A JP 26717694A JP 2892949 B2 JP2892949 B2 JP 2892949B2
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修司 成田
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室壁や天井に取り付け
られ、換気扇と連動して換気口を開口し、新鮮な空気の
取り入れ口として使用される給気電動シャッターに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、室内空気による環境を得るため気
密性の高い建物が多くなっており、これらの建物の普及
にともない室内の汚染空気を室外に換気扇などにより換
気するときには別個に給気口を形成しなければ十分な換
気ができなくなるので、新鮮な空気を取り入れる取り入
れ口として用いられる給気電動シャッターの要求が高ま
ってきている。
【0003】従来、この種の給気電動シャッターは、実
開平2−85938号公報に示すような構成が一般的で
あった。以下、その構成について図4を参照しながら説
明する。
【0004】図に示すように、通風路を形成する形状で
壁部101に設けられる筒体102の内部の端部に筒体
102の通風路を開閉する羽根103を設けた支持軸1
04を支持脚105で支持された軸受106の中心線方
向に摺動自在に設け、前記支持軸104には、羽根10
3を閉止側に付勢するばね107を設け、通風路外に設
けた駆動モーター108に連結した連結ワイヤー109
の他端をプーリ110を介して支持軸104の端部に連
結し、通風路の中央部には前記支持軸104および連結
ワイヤー109を覆うケース111を設けていた。
【0005】そして、レンジフード等の換気設備(図示
せず)と連動させ、換気設備の運転とともに駆動モータ
108に通電されて駆動モーター108が運転される
と、連結ワイヤー109が巻き込まれ支持軸104とと
もに羽根103が移動して筒体102の通風路が開放し
て室外の空気が給気される。
【0006】また、換気設備の運転停止時には、駆動モ
ータ108に対する通電がたたれ羽根103は、ばね1
07により元に復帰して筒体102の通風路が閉鎖され
るものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の給気
電動シャッターの構成では、筒体102の通風路を開閉
する羽根103を軸受106に摺動自在に設けられる支
持軸104の摺動による移動によって筒体102内の通
風路と連通する開口を形成するので、所定の通風路と連
通する開口の幅を大きくしなければならず、そのために
は支持軸104の摺動距離が長くなるように支持軸10
4の長さを長くしなければならなくなり、必然的にケー
ス111とともに筒体102の長さが長くなって薄型の
壁部には対応できないという問題があった。
【0008】また、支持軸104に対し羽根103が垂
直に保持されていないと羽根103の面と筒体102間
に隙間が生じ羽根103の閉鎖時においても外気が隙間
風となって室内に侵入し在室者に不快感を与えるという
問題があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、薄型
の壁部に対応することのできる給気電動シャッターを提
供することを第1の目的とする。
【0010】第2の目的は通風路閉鎖時に外気が室内に
侵入し、在室者に不快感を与えるのを防止することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の給気電動シャッ
ターは上記第1の目的を達成するために、第1の手段は
壁部に設けた開口に、装着される筒状のフレームと、こ
の筒状のフレームの室内側に設けられ通風路となる開口
部を形成したフランジ部と、このフランジ部の開口部を
閉鎖するように小面積の第1のシャッターと大面積の第
2のシャッターをヒンジ機構を介して連結したシャッタ
ー部と、前記第1のシャッターの下部を回動自在に支持
する支持部と、前記第2のシャッターの上部に一方が回
動自在に支持され、他方が前記フランジ部に回動自在に
設けられる支持腕と、前記第1のシャッターにワイヤー
を介して連結される開閉器モーターと、前記第2のシャ
ッターとフレーム間に張架される閉止側に付勢するコイ
ルばねとを備え、前記第1のシャッターを介して第2の
シャッターを斜め下方に移動し前記開口部を開放する構
成とする。
【0012】また、上記第2の目的を達成するための第
2の手段は、開口部を形成したフランジ部の端面がほぼ
くの字に形成されるように傾斜面と垂直面により形成
し、前記傾斜面には第1のシャッターを、前記垂直面に
は第2のシャッターを対応させる構成とする。
【0013】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、第
2のシャッターの室内側に対する突出量が少なくても所
定の給気量が得られるように開放することとなり、第2
のシャッターとフレーム間に張架されるコイルばねの長
さも短くてよくなるので、コイルばねを収納するフレー
ムの長さも短く形成でき薄型の壁部に対応できることと
なる。
【0014】また、第1のシャッターはフランジ部の傾
斜面に合致するように第2のシャッターを介してコイル
ばねにより引張られるので、第1のシャッターと第2の
シャッターがともにフランジ部の端面に密着して気密性
が高められることとなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1〜図
3を参照しながら説明する。
【0016】図に示すように、壁部1に設けた開口2に
装着され内部に通風路3aを形成する筒状のフレーム3
の室内4側に突出した端面がほぼくの字状に形成される
ように縦の長さの短い傾斜面5aと縦の長さの長い垂直
面5bにより形成した端面に開口部5cを形成したフラ
ンジ部5を設け、フランジ部5の傾斜面5aに対応する
小面積の第1のシャッター6aと垂直面5bに対応する
大面積の第2のシャッター6bによりシャッター部を形
成するようにヒンジ機構7を介して曲折自在に連結し、
第1のシャッター6aの下部を本体8に設けた支持金具
9により回動自在に設け、第2のシャッター6bの上部
に一方が回動自在に支持され、他方がフランジ部5に設
けた止め金具10により回動自在に支持されたほぼU字
状の支持腕11を設け、本体8内下方部には開閉用モー
タ12を配設し、開閉用モータ12に連結したワイヤー
13の他端を支持金具9に設けたプーリ14を介して第
1のシャッター6aに設けたワイヤー用金具15に連結
する。
【0017】そして、第2のシャッター6bのフレーム
3側の下方近傍には、ばね用金具16を設けて閉止側に
付勢するコイルばね17の一端を接続し、コイルばね1
7の他端はフレーム3の室外18側の端部からフレーム
3内方に突出して設けられた掛具19に引掛けて張架さ
れている。
【0018】また、第1のシャッター6aおよび第2の
シャッター6bが当接するフランジ部5の端面にはパッ
キン20が設けられている。
【0019】上記構成において、レンジフード等の換気
設備(図示せず)と連動させ換気設備の運転とともに開
閉用モータ12に通電されて開閉用モータ12が一定範
囲駆動すると、ワイヤー13を介して第1のシャッター
6aが支持金具9に回動自在に支持された下部を支点に
して下方に向かい移動し、第1のシャッター6aの移動
とともにヒンジ7を介して連結された第2のシャッター
6bは第1のシャッター6aと支持腕11により支持さ
れた状態で斜め下方に移動しフランジ部5の端面に形成
した開口部5cの上縁と第2のシャッター6bの上部と
の間に斜めの開放口21が形成されることとなり、シャ
ッターを同一軸上で平行に移動した場合に比較して開放
口21の面積は大きくなった状態で室外18側の空気が
フレーム3内の通風路3aを通り開放口21より室内4
側に放散されて給気される。
【0020】そして、換気設備の運転が停止されると連
動してワイヤー13を引張り保持していた保持力が解除
され、コイルばね17の閉止側への付勢力によって第2
のシャッター6bがフランジ部5側に引き寄せられ、第
2のシャッター6bの移動とともに第1のシャッター6
aもヒンジ7を介して移動し、コイルばね17の付勢力
は第2のシャッター6bの下方部をフランジ部5側に向
かい斜め上方に作用し、第1のシャッター6aはフラン
ジ部5の傾斜面5aに引き寄せられ、第1のシャッター
6aおよび第2のシャッター6bはフランジ部5の垂直
面5bと傾斜面5aに密着する。
【0021】このように本発明の給気電動シャッターに
よれば第2のシャッター6bの平行移動距離が短くても
所定の面積の開放口21が得られるのでコイルばね17
を収納するフレーム3の長さを短くすることができ薄い
壁部に対応することができる。
【0022】また、コイルばね17の作用する方向に対
応して第1のシャッター部の密着性が高まり、通風路3
a閉鎖時に室外側18から外気が室内4に侵入し、在室
者に不快感を与えるのを防止することができる。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、壁部に設けた開口に装着される筒状のフレ
ームの室内側に開口部を形成したフランジを設け、前記
開口部を閉鎖する第1のシャッターとヒンジ機構を介し
て連結した第2のシャッターを、第1のシャッターの下
部に支持し、第2のシャッターの上部を支持腕を介して
回動自在に支持し、第1のシャッターにワイヤーを介し
て開閉用モータを接続し第2のシャッターとフレーム間
に閉止側に付勢するコイルばねを設けているので狭い範
囲でシャッターの開閉動作を行うことができ薄壁に対応
できる給気電動シャッターを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の給気電動シャッターのシャ
ッター開放時の状態を示す断面図
【図2】同給気電動シャッターのシャッター閉鎖時の状
態を示す断面図
【図3】同給気電動シャッターの一部破断した正面図
【図4】従来の給気電動シャッターの設置状態を示す断
面図
【符号の説明】
1 壁部 2 開口 3 フレーム 3a 通風路 4 室内 5 フランジ部 5a 傾斜面 5b 垂直面 5c 開口部 6a 第1のシャッター 6b 第2のシャッター 7 ヒンジ機構 11 支持腕 12 開閉用モータ 13 ワイヤー 17 コイルばね

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁部に設けた開口に、装着される筒状の
    フレームと、この筒状のフレームの室内側に設けられ通
    風路となる開口部を形成したフランジ部と、このフラン
    ジ部の開口部を閉鎖するように小面積の第1のシャッタ
    ーと大面積の第2のシャッターをヒンジ機構を介して連
    結したシャッター部と、前記第1のシャッターの下部を
    回動自在に支持する支持部と、前記第2のシャッターの
    上部に一方が回動自在に支持され、他方が前記フランジ
    部に回動自在に設けられる支持腕と、前記第1のシャッ
    ターにワイヤーを介して連結される開閉器モーターと、
    前記第2のシャッターとフレーム間に張架される閉止側
    に付勢するコイルばねとを備え、前記第1のシャッター
    を介して第2のシャッターを斜め下方に移動し前記開口
    部を開放する構成とした給気電動シャッター。
  2. 【請求項2】 開口部を形成したフランジ部の端面がほ
    ぼくの字に形成されるように傾斜面と垂直面により形成
    し、前記傾斜面には第1のシャッターを、前記垂直面に
    は第2のシャッターを対応させる構成とした請求項1記
    載の給気電動シャッター。
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