JP2516775Y2 - フード用ガラリ - Google Patents

フード用ガラリ

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JP2516775Y2
JP2516775Y2 JP204991U JP204991U JP2516775Y2 JP 2516775 Y2 JP2516775 Y2 JP 2516775Y2 JP 204991 U JP204991 U JP 204991U JP 204991 U JP204991 U JP 204991U JP 2516775 Y2 JP2516775 Y2 JP 2516775Y2
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JP
Japan
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hood
connecting rod
lever
shutter
coil spring
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Application number
JP204991U
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JPH04100530U (ja
Inventor
健次 牟田
敏洋 内藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、有害物質を収容する製
缶型フード又はオークリッジ型フード等のフードに適用
されるガラリの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラリは図5又は図6に示される様な位
置に取付けられている。図5は製缶型フードを示し、3
1はフード本体、32はガラリ、33は操作窓、34は
排気ダクトである。このようなフードにおいて、当該フ
ードを操作する時以外は、外部の空気がガラリ32より
吸入され、排気ダクト34より排気されフード内の有害
雰囲気がフード外へ漏洩しない機構となっている。
【0003】一方、当該フードを操作する時、即ち操作
窓33を開けてフード内の装置等を取り扱う時は、窓3
3を開くと、内部に設置されているリミットスイッチ又
は近接スイッチに依り、ガラリ32を閉とする事に依
り、操作窓33から吸入される外気の吸入速度を規定値
以上に維持する事が可能となる。次に、停電時の場合
は、ガラリ32が閉になる事に依り、フード内部雰囲気
が出来る丈(皆無には出来ない)外部へ漏洩しない機能
を有する。
【0004】同様に、図6に示すオークリッジ型簡易フ
ードの場合も、基本的には図5の製缶型フードと同様の
機能を持つ。図7、図8に従来型ガラリの構造図を示
す。本ガラリは、前述した様に停電時には、フード本体
31に取付けられた電磁弁02と接続棒08とでテコの
原理に依り自動的に閉となる。
【0005】電磁弁02は励磁されると、レバー05、
接続ピン09を介して接続棒08を下方に引き下げる。
接続棒08が引き下げられると、支持ピン013を支点
にしてレバー019により、シャッタ012が開とな
る。(連結棒10は図面破線の位置へ移動する。)逆に
非励磁、即ち電源をOFFにすると、前述と逆の動作と
なり、シャッタ012は閉となる。
【0006】この場合レバー支持ピン06、接続ピン0
9、接続ピン011は、各々のレバー05、接続棒08
等は直線的な軌跡を描かない為、当該部にガタを持たせ
る事に依り、その動きに追従する様になっている。な
お、図7、図8において、014はシャッタ取付枠、0
15は接続棒08に突設したリミットスイッチ用押え
板、016はリミットスイッチ、017はリミットスイ
ッチレバー、018はシールゴムである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】前述の従来技術には次
のような問題点がある。ガラリ32を開閉する場合、レ
バー05、接続棒08等は直線的な軌跡を描かない為、
レバー支持ピン06、接続ピン09、接続ピン011
は、当該部にガタを持たせる事に依り、レバー05等の
動きに追従出来る様になっている。
【0008】従って、このようなガタが存在する為に、
シャッタ012は、そのガタに相当する分の開状態にな
り得、ガラリ32からも給気され、肝心の操作窓33に
おける吸入速度がキープ出来ない不具合が生ずる。本考
案は、従来装置における上記の問題点を解消した、ガタ
相当分の閉扉不良が存在しないガラリを提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】図2のA部に示すよう
に、接続棒8の下端部(連結棒10との枢着部の直上部
分)とガラリ取付部材との間にコイルバネ21を設置す
る。
【0010】
【作用】コイルバネ21を設置する事に依り、接続棒8
がフード内側(図2の左側)へ引張られ、支持ピン13
を支点としてシャッタ12がガラリ本体に強く押し付け
られる事に依り、フード内が一寸負圧になった程度では
シャッタ12が開かない。
【0011】また、シールゴム18により、フード内の
気密をより確実に維持すると共に、シャッタ12が閉と
なった場合の衝撃を緩和することができる。尚、シャッ
タ12の閉止力は、コイルバネ21の強さを加減(バネ
の交換)する事に依り、自由に調節可能である。
【0012】
【実施例】図1乃至図4において、1はフード本体、2
は電磁弁、3は取付ボルト、4はコイルバネ、5はレバ
ー、6はレバー支持ピン、7はレバー支持ピン取付ボル
ト、8は接続棒、9は接続ピン、10は連結棒、11は
接続ピン、12はシャッタ、13は支持ピン、14はシ
ャッタ取付枠、15は押え板、16はリミットスイッ
チ、17はリミットスイッチレバー、18はシールゴ
ム、19はコイルバネ取付座、20はコイルバネ取付
座、21はコイルバネ、22はレバーである。
【0013】フード本体1に取付けられた電磁弁2を励
磁すると、テコの原理でレバー5、接続ピン9を介して
接続棒8が下部へ引き下げられて、支持ピン13を支点
にしてレバー22に依りシャッタ12が開となる。(連
結棒10は図面破線の位置へ移動する。)逆に、非励磁
(電源OFF)にすると、前述と逆の動作となりシャッ
タ12は閉となる。
【0014】この場合、各々のレバー5、接続棒8等は
直線的な軌跡を描かず円を描く動きをする為、各ピン部
分にはガタを持たせる事に依り、その動きに追従させ
る。接続棒8の下端部(接続ピン11の上方)に突設し
たコイルバネ取付座19とシャッタ取付枠14の上部に
設けたコイルバネ取付座20との間にコイルバネ21を
張装することにより、接続棒8がフード内側(図2の左
側)へ引張され、支持ピン13を支点としてシャッタ1
2がガラリ本体に強く押し付けられ、フード内が一寸負
圧になった程度では、シャッタ12が開とならない。
【0015】シールゴム18は、シャッタ12が閉とな
った時の気密保持と、シャッタ12を閉じる際の衝撃緩
和に役立つ。シャッタ12を閉じる力は、コイルバネ2
1の強さを加減する(コイルバネを交換する)ことによ
り調節できる。
【0016】
【考案の効果】本考案によるフード用ガラリは、製缶型
フード、オークリッジ型フード等の有害物質を収容する
フードに設けられる開閉可能のガラリにおいて、中央部
を枢支され一端を上下に駆動されるレバー5と、複数個
の水平に枢支されたシャッタ12と、各シャッタ12の
レバー22に連結した上下方向の連結棒10と、前記レ
バー5の他端と連結棒10とをガタを存して連結する接
続棒8と、前記接続棒8と連結棒10とのガタ付き枢着
部付近をシャッタ閉側に引張するコイルバネ21とを具
えたことにより、次の効果を有する。
【0017】各レバー、接続棒等が円の軌跡運動をする
対策として必然的に具備すべき各レバー、接続棒の継ぎ
目のガタを相殺して、支持ピン13を支点としてシャッ
タ12がガラリ本体に強く押し付けられる事に依り、停
電時等のフード内気密をある程度維持すると共に、フー
ド内の有害雰囲気のフード外への漏洩を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2のA部の拡大図である。
【図4】図3の上面図である。
【図5】製缶型フードの立体図である。
【図6】オークリッジ型簡易フードの立体図である。
【図7】従来のガラリの正面図である。
【図8】図7の側面図である。
【符号の説明】
5 レバー 6 レバー支持ピン 8 接続棒 10 連結棒 12 シャッタ 21 コイルバネ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製缶型フード、オークリッジ型フード等
    の有害物質を収容するフードに設けられる開閉可能のガ
    ラリにおいて、中央部を枢支され一端を上下に駆動され
    るレバー5と、複数個の水平に枢支されたシャッタ12
    と、各シャッタ12のレバー22に連結した上下方向の
    連結棒10と、前記レバー5の他端と連結棒10とをガ
    タを存して連結する接続棒8と、前記接続棒8と連結棒
    10とのガタ付き枢着部付近をシャッタ閉側に引張する
    コイルバネ21とを具えたことを特徴とするフード用ガ
    ラリ。
JP204991U 1991-01-25 1991-01-25 フード用ガラリ Expired - Lifetime JP2516775Y2 (ja)

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JPH04100530U JPH04100530U (ja) 1992-08-31
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JP5465070B2 (ja) * 2010-04-19 2014-04-09 三菱電機株式会社 自然給気ユニット
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