JP5465070B2 - 自然給気ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、屋外から屋内へ自然給気により外気を取り入れる風路が形成された自然給気ユニットに関する。
屋外から屋内へ外気を取り入れる換気装置においては、屋外に通じる換気経路より風雨や冷気あるいは粉塵などが侵入するおそれがある。その為、換気経路の端部を覆って保護するための機構を備えている。
なかでも、屋内側の壁面に開口する換気口に取り付けられる換気装置においては、グリル部分を屋内壁面から突出させて設置される。そして、屋外から屋内へ外気を取り入れる換気装置においては、室外から取り入れた外気が直接人体に当たらないよう、外気を室内に取り込む開口を、グリル正面に吹き出し方向を上方に向けて形成したり、またグリル側面に吹出口を形成したりする。側面方向への吹き出しに関しては、冬場の冷気などが直接身体に影響を与えないよう下方向へは吹き出させないようにしたり、また周囲の壁面汚れを防止する為に、側面への吹き出しをさせず上方向のみに吹出口を設ける構造もある。
このような屋外から屋内へ外気を取り入れる換気装置において、従来、グリル側面に形成した吹出口に開閉自在の側面シャッターを設け、吹き出し方向の変更や吹出口を閉鎖できるようにして、壁面汚れや冷風感を低減することが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2009−229057号公報
しかしながら、上記特許文献に開示された換気装置は、送風ファンなどの駆動手段を装備し、屋外と屋内との間で強制換気を行うものであり、本願のもののように、屋内側の壁面などに開口する第3種換気(自然給気口)経路の端部に設けられて、屋外と屋内との間で自然給気を行う自然給気ユニットではない。
そして、屋外から屋内へ自然給気により外気を取り入れる風路が形成された自然給気ユニットに関しては、比較的小型で簡易な構造であるために、従来、側面シャッターを有するものはなかった。つまり、従来の自然給気ユニットでは、屋内側へ設けられた吹出口の吹き出し方向は固定されており、風向を変更したり、開口部を閉鎖できるものは存在していなかった。そのため、自然給気ユニットにおいて、側面シャッターを備えたものが求められていた。
さらに、上記特許文献に開示された換気装置の側面シャッターは、気密性が十分に確保されるものでなく、また、操作性が十分に良くなく、さらに、全開したときの開口面積が十分に広くないので改善が望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自然給気を行う自然給気ユニットにおいて、給気気流による壁面汚れや冷風感を低減させ、コストが増大することなく簡単な構造で実現でき、気密性に優れ、操作性が良く、全開したときの開口面積を十分に広くして、換気抵抗を低減する側面シャッターを有する自然給気ユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る自然給気ユニットは、屋外と屋内との間で自然給気を行う自然給気ユニットであり、屋内側の壁面に開口する自然給気口に連通し外気を吸い込む吸込口を有する筒体と、偏平箱状を成し筒体の室内側に接続され側面に吹出口を形成し、筒体とともに吸込口から吹出口に外気を誘導案内する風路を形成する本体と、風路に設けられ吸い込んだ外気を濾過するフィルターとを備え、本体は、吹出口を開閉する側面シャッターを有し、側面シャッターは、吹出口に対向して設けられた一対のレールと、レールにスライド可能に支持された側面シャッター板を含んで構成されていることを特徴とする。
本発明に係る自然給気ユニットによれば、本体は、吹出口を開閉する側面シャッターを有しているので、自然給気を行う自然給気ユニットにおいて、給気気流による壁面汚れや冷風感を低減させることができ、また、側面シャッターは、吹出口に対向して設けられた一対のレールと、レールにスライド可能に支持された側面シャッター板を含んで構成されているので、コストが増大することなく簡単な構造で実現でき、気密性に優れ、操作性が良いという効果を奏する。
図1は、この発明にかかる自然給気ユニットの全体を示す斜視図である。 図2は、図1の自然給気ユニットのグリルとパイプガイドとを分離することによりフィルターを外した様子を示す斜視図である。 図3は、図2の状態からグリルをさらに分解した様子を示す分解斜視図である。 図4は、正面パネルを外した状態で風路シャッターが半分開いた様子を示す斜視図である。 図5は、正面パネルを外した状態で風路シャッターが全閉した様子を示す斜視図である。 図6は、自然給気ユニットを半分に切断した様子を示す斜視図である。 図7は、図6のC部分を拡大して示す斜視図である。 図8は、風路シャッターが全閉した様子を示す横断面図である。 図9は、操作レバーがノッチ板のノッチと係合した様子を示す斜視図である。 図10は、操作レバーがノッチと係合する様子を示す図9のF部分の拡大斜視図である。 図11は、操作レバーがノッチから外れた様子を示す図9のF部分の拡大斜視図である。 図12は、側面シャッターが全閉した様子を示す斜視図である。 図13は、側面シャッターが全開した様子を示す斜視図である。 図14は、一方の側面シャッターが全閉し他方の側面シャッターが全開した様子を示す要部横断面図である。 図15は、側面シャッター板単体の斜視図である。 図16は、側面シャッター板の端部を拡大して示す拡大斜視図である。 図17は、正面パネルを取り外したグリルの側面シャッターのレール部分を拡大して示す拡大斜視図である。 図18は、側面シャッターが全開した様子を示す図14のG−G線に沿う部分的な矢視断面図である。 図19は、側面シャッターが全閉した様子を示す図14のG−G線に沿う部分的な矢視断面図である。 図20は、側面シャッターが全開した際つまみがグリルの外壁を跨ぐ様子を示す一部を断面とする斜視図である。
以下に、本発明にかかる自然給気ユニットの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、この発明にかかる自然給気ユニットの全体を示す斜視図である。図2は、図1の自然給気ユニットのグリルとパイプガイドとを分離することによりフィルターを外した様子を示す斜視図である。図3は、図2の状態からグリルをさらに分解した様子を示す分解斜視図である。
[全体の概要]
本実施の形態の自然給気ユニット100は、送風ファンなどの駆動手段を持たず、屋外と屋内との間で自然給気を行う自然給気ユニットである。自然給気ユニット100は、外気を吸い込む吸込口11を有するパイプガイド(筒体)10と、偏平矩形箱状を成しパイプガイド10の室内側に接続され側面に吹出口(上部吹出口24,側部吹出口25)を形成するグリル(本体)20と、パイプガイド10とグリル20との間の風路に設けられ吸い込んだ外気を濾過する外気清浄フィルター(以降、フィルター)18とを備えている(図3)。
パイプガイド10は、円筒状を成し、一般に、屋外と屋内を区画する壁面を貫通する穴に設置された図示しないパイプに接続される。パイプガイド10のグリル20側は、グリル20と接続されるために矩形のグリル20と概略同じ寸法の矩形のフランジ部12が設けられている。このフランジ部12が形成されているグリル20側の円筒の内部には、円板成型された繊維で成るフィルター18を収納するために平板が格子状に配置されて成る格子枠15が設けられている(図2,図3)。格子枠15は、風路を通過する気流に与える抵抗が小さくなるように非常に薄い平板で構成されている。
グリル20は、偏平矩形箱状を成し前面は全体にわたり正面パネル22で覆われている。正面パネル22の裏面には、結露防止の断熱材であるポリエチレンフォームが全面に貼着されている。グリル20の側面には、3つの吹出口が設けられている。上面に設けられた上部吹出口24は常に開放されている。側面に設けられた側部吹出口25には、風量や風向きを調整するために側面シャッター板51が設けられている。グリル20のパイプガイド10と接続する裏面には、パイプガイド10との接続位置にパイプガイド10の断面の約2/3の面積の開口が形成されており、この開口の中には、上記パイプガイド10の格子枠15と協同してフィルター18を挟み込む同構造の格子枠23が設けられている。
このような構成のグリル20は、吸込口11から吸い込まれた空気を3方向に振り分ける働きをする。すなわち、パイプガイド10とグリル20は、図1に点線矢印にて示すような吸込口11から吹出口(上部吹出口24,側部吹出口25)に外気を誘導案内する風路を形成している。そして、グリル20は、この風路を開閉する風路シャッター40を有している。
図4は、正面パネル22を外した状態で風路シャッター40が半分開いた様子を示す斜視図である。図5は、正面パネル22を外した状態で風路シャッター40が全閉した様子を示す斜視図である。図6は、自然給気ユニット100を半分に切断した様子を示す斜視図である。図7は、図6のC部分を拡大して示す斜視図である。図4,5に示す様に、風路シャッター40は、2枚の主シャッター板42,43が連動してスライドし、収納部44から出没する形式のスライドシャッターである。
この可動部が2分割されてなる主シャッター板42,43には、グリル20の下部から下端部を突出させる操作レバー46が連結されており、図4に矢印Bで示すように、操作者がこの操作レバー46を左右にスライド動作させることで主シャッター板42,43が連動して開閉動作を行う構造となっている。
[フィルターおよび格子枠]
フィルター18は、上記風路に設けられ吸い込んだ外気を濾過し、ホコリや虫などの侵入を防止する。フィルター18は、上記のようにパイプガイド10とグリル20との間に挟まれて保持されているが、パイプガイド10とグリル20は互いの係合部を離脱することにより取り付け取り外しが可能とされており、これによりフィルター18は着脱自在となっている。そして、このフィルター18を風圧に耐えるように保持し、またフィルター18の変形を防止する目的で、上記のように、グリル20側に格子枠23が設けられ(図4,6)、パイプガイド10側に格子枠15が設けられている(図2,6)。
格子枠23は、パイプガイド10の軸方向に所定の幅を有するため、この格子枠23によって、主シャッター板42,43とフィルター18の間にスペースができる。主シャッター板42,43とフィルター18とが近接していると、フィルター18の風路シャッター40開口に対応した部分にしか流通風を通すことができないが、主シャッター板42,43とフィルター18とを所定距離だけ離すことで、フィルター18の全体で流通風を濾過させることが可能になり、フィルター18の単位面積当たりの処理風量を拡散でき、換気抵抗を下げることができる。なお、後述するように、格子枠23のうち、縦方向に延びる縦枠23Aは、主シャッター板43のストッパーを兼ねている。
[風路シャッターの構成]
グリル20の内部には、風路シャッター40が設けられている。風路シャッター40は、主シャッター板42,43と、この主シャッター板42,43をスライド可能に保持する下部レール47および上部レール48と、主シャッター板42に連結されて主シャッター板42,43をスライド動作させる操作レバー46と、操作レバー46を任意の位置で係止し、これにより、風路シャッター40の開口面積を多段階に調節するノッチ板49とを含んで構成されている。
[風路シャッターの構造および動作]
偏平矩形箱状のグリル20の上下の辺に沿って下部レール47と上部レール48が設けられている。2枚の主シャッター板42,43は、概略矩形平板状を成し、上辺と下辺を下部レール47および上部レール48にスライド可能に収納されている。風路シャッター40が全開のとき、主シャッター板42,43は、収納部44内に収納(重なっている)されている。主シャッター板42,43が、収納部44内に収納されることにより、風圧による主シャッター板42,43のガタツキや外れなどが防止される。
グリル20の底面には、吹出口は形成されておらず、底面の長手方向ほぼ全長にわたって延びるスライドスリット20bが穿孔されている。操作レバー46は、持ち手となる下端部を、このスライドスリット20bから外部へ突出させている。そして、操作レバー46は、主シャッター板42,43の上部のグリル20に立設された回動軸20aに上端を軸支され下端部をスライドスリット20bにて案内されて、主シャッター板42,43のスライド方向に傾動可能とされている。
[連動動作構造]
図8は、風路シャッターが全閉した様子を示す横断面図である。図4に示すように、主シャッター板42は、裏面に下部に形成された連結凸部42aを、操作レバー46に設けられた連結凹部46aに遊嵌させることにより操作レバー46と連結しており、操作レバー46をスライド移動させることでレール47,48に沿ってスライドする。
風路シャッター40を開状態から閉状態にするとき、操作レバー46を図8に示す矢印D方向に移動させると、主シャッター板42は連動して矢印D方向に移動し、さらに主シャッター板42は、縁部に沿って形成された凸部42bを、同じく主シャッター板43の縁部に沿って形成された凸部43aに引っ掛けて主シャッター板43を収納部44から引き出す。そして、風路シャッター40が完全に全閉状態となるとき、主シャッター板43は、背面側縁部中央に部分的に当接された凸部43cを縦枠23Aに押し止められて、凸部42bと縦枠23Aに狭持されるようにして保持される。すなわち、縦枠23Aは主シャッター板43のストッパーを兼ねている。
一方、風路シャッター40が閉状態から開状態になるときには、操作レバー46を図8に示す矢印E方向に移動させると、主シャッター板42は矢印E方向に移動し、さらに凸部42bを主シャッター板43の反対側の凸部43bに当接させて主シャッター板43を収納部44側に押す。これにより、2枚の主シャッター板42,43は、重なって収納部44に収納される。
[ノッチ構造]
図9は、操作レバー46がノッチ板49のノッチと係合した様子を示す斜視図である。図10は、操作レバー46がノッチと係合する様子を示す図9のF部分の拡大斜視図である。図11は、操作レバー46がノッチから外れた様子を示す拡大斜視図である。主シャッター板42,43の下部レール47の装置前面側には、下部レール47と一体にノッチ板49が設けられている。このノッチ板49には、操作レバー46が係合するノッチとして複数の切り欠き49aが形成されている。一方、操作レバー46の断面においては、ノッチ板49に対応する位置に、図10,11に示すように、軸方向に延びる係合凸部46bが形成されている。なお、操作レバー46は、上記のように上端を主シャッター板42,43の上部で回動軸20aに軸支され下端部をスライドスリット20bにて案内されて、主シャッター板42,43のスライド方向に傾動可能とされている。
操作レバー46が傾動して、係合凸部46bが任意の切り欠き49aと係合して主シャッター板42,43を任意の位置で保持することにより、風路シャッター40の開口面積を任意の量として、自然給気ユニット100の給気風量を調節することが可能となる。すなわち、操作レバー46とノッチ板49とは、自然給気ユニット100の給気風量を多段階に調節する開口面積調整手段を構成している。なお、操作レバー46は、切り欠き49aと係合するときは、特に応力がかからず真っ直ぐな状態を成すが、切り欠き49aをぬけると、両端を回動軸20aとスライドスリット20bに支持されながら中間部をノッチ板49により上方に持ち上げられるような状態となり弓なりに若干反る。これにより操作レバー46に弾性応力が発生し、その反力によりスライドスリット20bとの間に適度な摩擦力が発生するので、ガタツキがなく操作性のよいスライド動作をすることができる。
[組み立て工程]
主シャッター板42,43の収納位置近傍の上部レール48の装置前面側の側壁48aには、主シャッター板42,43の短手方向幅よりも所定の長さ短い壁削除部分48cが形成されている(図4,5,9)。そして、各主シャッター板42,43は、下辺部を下部レール47に挿入した状態で、若干湾曲させるように変形させながら、この壁削除部分48cから、主シャッター板42,43をレール47,48内への組み込むことができるようにされている。主シャッター板42,43は、一旦レール47,48内に組み込まれると、壁削除部分48cは、主シャッター板42,43の幅よりも所定の長さ短いので、ここから脱落することはない。
なお、図7に示すように、下部レール47の前側の側壁47aは、下部レール47の後側の側壁47bよりも高さが高い。これは、外気ともに吸い込んだ霧や風雨による水分が前側の側壁47aを乗り越えて室内側に流れ出ることを防止するもので、この場合下部レール47はこの水分の排水路を兼ねている。
[側面シャッター]
図12は、側面シャッター50が全閉した様子を示す斜視図である。図13は、側面シャッター50が全開した様子を示す斜視図である。図14は、一方の側面シャッター50が全閉し他方の側面シャッター50が全開した様子を示す要部横断面図である。上述したように、グリル20の側面には、3つの吹出口が設けられており、上面に設けられた上部吹出口24は常に開放され、側面に設けられた側部吹出口25には、側面シャッター50が設けられている。側面シャッター50を設けることで、壁面側への気流制御や冷風感を低減させたい方向への気流を制限できる。なお、グリル20の下方向への吹き出しは、冷風感を一番人体が受けやすい方向になるため、換気としての開口部を閉鎖している。
側部吹出口25は、グリル20の側面の前寄りに形成されている。側面シャッター50は、側部吹出口25の上下に設けられた一対のレール57と、この一対のレール57にスライド可能に設けられた側面シャッター板51とから構成されている。グリル20の側部吹出口25の後側の側壁26の内側が側面シャッター板51の収納部となっており、側面シャッター板51は、レール57に案内されて、この収納部から出没するようにされている。
[側面シャッター板]
図15は、側面シャッター板51単体の斜視図である。図16は、側面シャッター板51の端部を拡大して示す拡大斜視図である。側面シャッター板51は、概略細長平板状をなし、裏面には3方を囲むように縁壁が立設されている。すなわち、側面シャッター板51のグリル20前側の端辺の裏面に縁壁52が立設されており、側面シャッター板51の長手方向両端部の辺の裏面に縁壁53が立設されている(図16)。図14に示すように、側面シャッター板51の側部吹出口25に臨む縁壁52は、側部吹出口25から吹き出す換気気流を室内の壁面から離す目的で、装置背面側に傾く傾斜面となっている。
[側面シャッター位置保持構造]
側面シャッター板51の側面を構成する縁壁53には、装置背面側の基部から装置前側の基先端部に向かって切れ込み53aが形成されている。この切れ込み53aにより分割された部分は、図16に矢印Hにて示すように撓む所定の弾性を持つバネ部54となっている。そして、このバネ部54の先端近傍にかまぼこ形に突出する凸部54aが設けられている。側面シャッター板51は、この凸部54aをレール57の底面に所定の押圧力を持って当接させる。これにより、側面シャッター板51の側面全体がレール57に接触して大きな摩擦抵抗が発生することなく、逆に側面シャッター板51とレール57との間に隙間が生じて抵抗が無くなることがなく、所定の接触抵抗を持ってレール57から支持される。この構造により、側面シャッター板51は、全開位置と全閉位置との間の任意の位置で止まることができるようにされている。
図17は、正面パネル22を取り外したグリル20の側面シャッターのレール57部分を拡大して示す拡大斜視図である。図18は、側面シャッター50が全開した様子を示す図14のG−G線に沿う部分的な矢視断面図である。図19は、同じく側面シャッター50が全閉した様子を示す断面図である。レール57内には、スライド方向中間部に他の部部分より一段高さを高くする段部57aが設けられている。そして、凸部54aが装置背面側にこの段部57aを乗り越えた位置が側面シャッター50の全開位置となるように、また凸部54aが装置前面側にこの段部57aを乗り越えた位置が側面シャッター50の全閉位置となるように、段部57aの長さが調整されている。この構造により、側面シャッター板51は、全開位置と全閉位置とで安定して保持される。
[側面シャッター全閉時の気密性確保構造]
側面シャッター板51のグリル20前側の端辺(側面シャッター板51の側部吹出口25に臨む端辺)には、側部吹出口25側に張り出す補助壁56が設けられている。この補助壁56は、端辺に全長にわたって背の低い薄板状に形成され中央部が最も高い緩やかな円弧状を成している。そして、補助壁56は沿って側面シャッター板51が全閉状態となった際に、正面パネル22の裏面に貼り付けたポリエチレンフォーム(弾性部材)61に食い込むようになっている(図14)。これにより、側面シャッター50の全開位置での気密性向上を図っている。なお、補助壁56が食い込んで気密性を高める部材は、ポリエチレンフォーム61に限らず、例えば補助壁56が当接する部分にゴム製の帯状シール部材を配置してもよい。
[つまみ構造]
側面シャッター板51のグリル20前側の端辺に、側面シャッター板51の開閉操作を行うためのつまみ55が設けられている。このつまみ55は側面シャッター50を開閉させるために必要なものであるが、側面シャッター板51の端部に設けると開閉操作時に正面パネル22に接するため使用しづらい、そのため、本実施の形態では、側面シャッター板51を収納するグリル20の壁を跨ぐようにつまみ55を延長し、つまみ55の位置を開方向あるいは閉方向にどちらに動作させても作業性が良い中間位置とした。
つまみ55は、側面シャッター板51の端縁から所定の高さ(グリルの収納部の壁面厚さ以上の高さ)だけ立ち上がり、その後側面シャッター板51の主面中央側へほぼ直角に屈曲して主面と平行に所定の長さ延び、さらにその先端部は、操作者の指がかかり易いように主面と反対方向に曲げられている。なお、主面中央側へ延長される長さは、シャッター板を開閉時にどちらに動作させても作業性が良い操作をするうえで最適な長さとされてよい。一方、側面シャッター板51の収納部を構成するグリル20の側壁26の吹出口の開口縁部には、つまみ55の基部がちょうど入る大きさの切り欠き26aが形成されている(図12)。
図20は、側面シャッター50が全開した際つまみ55がグリルの外壁を跨ぐ様子を示す一部を断面とする斜視図である。上記のようなつまみ55の構造によれば、図20に示すように側面シャッター50が全開のときには、つまみ55が側壁26を跨ぎ、側面シャッター板51の先端側縁が側部吹出口25から吹出口の開口縁部と概略重なる位置まで後退可能であるので、吹出口の開口面積を拡大でき、換気抵抗の低減も可能とする。一方、図12に示すように側面シャッター50が全閉のときには、つまみ55がシャッター板の先端側縁部から延びているにも関わらず、操作者の指がかかる位置がシャッター板の中央付近に寄るので、つかみ易く操作性が向上する。
以上のように本実施の形態の自然給気ユニット100によれば、グリル20は、風路を開閉する風路シャッター40を有しており、風路シャッター40は、2枚の主シャッター板42,43が風路に直交する方向にスライドし重なって収納されるスライドシャッターであるので、風路シャッター40が、全開したときの開口面積が大きく、これにより、換気抵抗が小さく換気効率の向上を図ることができる。主シャッター板42は2枚に限らずさらに多くしてもよい。
また、2枚の主シャッター板42,43は、グリル20内に風路を挟んで対向して設けられた一対のレール47,48により、スライド可能に支持されているので、コストが増大することなく、簡単な構成で気密性の高いシャッターを構成することができる。すなわち、スライド式のシャッターとすることで、上記先行技術文献に挙げたシャッター板を風路開口に押し付けるタイプのシャッターよりも気密性に優れたシャッターとすることができる。
さらに、フィルター18は、風路から着脱自在とされており、フィルター18を風路シャッター40から所定距離離して風路内に支持する格子枠23を有しており、格子枠23のうち縦枠23Aは、主シャッター板43のストッパーを兼ねるので、フィルター18の全体で流通風を濾過させることが可能になり、フィルター18の単位面積当たりの処理風量を拡散でき、換気抵抗を下げることができるとともに部品点数の削減を図ることができる。
さらにまた、主シャッター板42に連結し風路シャッター40を開閉する操作レバー46と、主シャッター板42,43のスライド方向に延び操作レバー46を係止する複数のノッチとして切り欠き49aが形成されたノッチ板49とを備えているので、風路シャッター40の開口面積を多段階に変化させて、自然給気ユニット100の給気風量を多段階に調節することができる。
また、グリル20の下部に設けられたレール47の前側の側壁47aが、後側の側壁47bよりも高いので、外気ともに吸い込んだ霧や風雨による水分が前側の側壁47aを乗り越えて室内側に流れ出ることを防止することができる。
さらに、側面シャッター50は、側部吹出口25に対向して設けられた一対のレール57と、レール57にスライド可能に支持された側面シャッター板51を含んで構成されているので、コストが増大することなく、簡単な構成で気密性の高いシャッターを構成することができる。
さらにまた、側部吹出口25は、グリル20の側壁26の前側に設けられ、側面シャッター板51は、側部吹出口25の背後側に設けられた収納部から出没するようにスライドするので、換気気流を壁面から離し換気気流による壁面汚れ防止するとともに気密性の高い機能性に優れたシャッターを構成することができる。
また、側面シャッター板51は、側部吹出口25側の端部につまみ55を有しているので、シャッター開とするとき、側面シャッター板51の概ね全体を収納部に収納することができ、側部吹出口25の開口面積を拡大することができ、これにより換気抵抗を低減することができる。
さらに、つまみ55は、側面シャッター板51の端縁から立ち上がり側面シャッター板51の主面中央側へ屈曲して延びているので、上記のように側部吹出口25の開口面積を拡大することができるとともに、つまみ55をあたかも側面シャッター板51の主面中間部に設けたように操作性が向上する。
以上のように、本発明にかかる自然給気ユニットは、屋外から屋内へ自然給気により外気を取り入れる風路が形成された自然給気ユニットに有用である。
10 パイプガイド(筒体)
11 吸込口
12 フランジ部
15、23 格子枠
18 外気清浄フィルター(フィルター)
20 グリル(本体)
20a 回動軸
20b スライドスリット
22 正面パネル
23A 縦枠
24 上部吹出口(吹出口)
25 側部吹出口(吹出口)
26 側壁
40 風路シャッター
42,43 主シャッター板
42a 連結凸部
42b,43a,43b,43c 凸部
44 収納部
46 操作レバー
46a 連結凹部
46b 係合凸部
47 下部レール
47a 前側の側壁
47b 後側の側壁
48 上部レール
48a 側壁
48c 壁削除部分
49 ノッチ板
49a 切り欠き(ノッチ)
50 側面シャッター
51 側面シャッター板
52 縁壁
53 縁壁
54 バネ部
54a 凸部
56 補助壁
57 レール
57a 段部
61 ポリエチレンフォーム
100 自然給気ユニット

Claims (9)

  1. 屋外と屋内との間で自然給気を行う自然給気ユニットであり、
    屋内側の壁面に開口する自然給気口に連通し外気を吸い込む吸込口を有する筒体と、
    偏平箱状を成し前記筒体の室内側に接続され側面に吹出口を形成し、前記筒体とともに前記吸込口から前記吹出口に外気を誘導案内する風路を形成する本体と、
    前記風路に設けられ吸い込んだ外気を濾過するフィルターと、を備え、
    前記本体は、前記吹出口を開閉する側面シャッターを有し、
    前記側面シャッターは、前記吹出口に対向して設けられた一対のレールと、前記レールにスライド可能に支持された側面シャッター板を含んで構成され
    前記側面シャッター板は、全閉状態のとき吹出口側の端縁を、前記吹出口の開口縁部に設けられた弾性部材に全長にわたり密着させる
    ことを特徴とする自然給気ユニット。
  2. 屋外と屋内との間で自然給気を行う自然給気ユニットであり、
    屋内側の壁面に開口する自然給気口に連通し外気を吸い込む吸込口を有する筒体と、
    偏平箱状を成し前記筒体の室内側に接続され側面の前側に吹出口を形成し、前記筒体とともに前記吸込口から前記吹出口に外気を誘導案内する風路を形成する本体と、を備え、
    前記本体は、前記吹出口を開閉する側面シャッターを有し、
    前記側面シャッターは、前記吹出口に対向して設けられた一対のレールと、前記レールに支持されて前後にスライド可能に支持されて後方へのスライド時に前記本体の側面の内側に入り込む側面シャッター板を含んで構成され、
    前記側面シャッター板には、その前端部から外側に突出する基部と、前記基部の先端から後方に延出された折り返し部と、前記折り返し部の前端よりも後方に形成されて外側に突出する引掛け部が設けられ、
    前記側面シャッター板と前記折り返し部との間隔は、前記本体の側面の厚さよりも大きく、前記側面シャッター板が全開状態のとき前記側面シャッター板と前記折り返し部との間に前記本体の側面の一部が挟みこまれる
    ことを特徴とする自然給気ユニット。
  3. 前記本体の前面を覆う前面パネルをさらに備え、
    前記引掛け部は、正面視において前記前面パネルより外側に突出していない
    ことを特徴とする請求項2に記載の自然給気ユニット。
  4. 前記本体の側面のうち、前記側面シャッター板と前記折り返し部との間に挟まれる部分の前端には、前記基部が嵌まる切り欠きが形成される
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の自然給気ユニット。
  5. 前記本体は、前記風路を開閉する風路シャッターを有しており、
    前記風路シャッターは、複数枚の主シャッター板が前記風路に直交する方向にスライドし重なって収納されるスライドシャッターである
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の自然給気ユニット。
  6. 前記複数枚の主シャッター板は、前記本体内に前記風路を挟んで対向して設けられた一対のレールにより、スライド可能に支持されている
    ことを特徴とする請求項に記載の自然給気ユニット。
  7. 前記フィルターは、前記風路から着脱自在とされており、
    前記フィルターを前記風路シャッターから所定距離離して前記風路内に支持する格子枠を有し、
    前記格子枠は、前記主シャッター板のストッパーを兼ねる
    ことを特徴とする請求項またはに記載の自然給気ユニット。
  8. 前記主シャッター板に連結し前記風路シャッターを開閉する操作レバーと、
    前記主シャッター板のスライド方向に延び前記操作レバーを係止する複数のノッチが形成されたノッチ板とを備えた
    ことを特徴とする請求項からのいずれか1つに記載の自然給気ユニット。
  9. 前記一対のレールは、前記主シャッター板の上部と下部に対向して設けられ、
    下部に設けられた前記レールの前側の側壁が、後側の側壁よりも高い
    ことを特徴とする請求項に記載の自然給気ユニット。
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