JP2005098085A - 換気小窓のフィルター装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 窓を閉め切った状態でも確実に内外気の交換を常に行い、かつ外気が部屋内へ流入する時に花粉や塵埃を確実に除去することを目的とする。
【解決手段】 換気小窓W1の外側と内側のレールR1,R2との間にフィルター1を嵌め込み、さらに、フィルター1の少なくとも上下端部を該外側と内側のレールR1,R2の一方又は両方に向けて圧接するための枠体(内側枠体2、外側枠体3)を外側レールと内側レールとの間に嵌め込むようにした。
【効果】 通常の窓は閉め切ったままで、換気小窓から内外気の換気が常に行え、フィルターによって部屋の外部からの花粉や塵埃が内部に流入することが防止される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、部屋の内外部を区画する窓の一部に設けられた換気小窓に取り付けるフィルター装置に関する。
近年ではハウスシック症候群なるアレルギー反応が多発している。ハウスシックの原因としては、部屋の塵埃も含まれている。このため、住環境においては、頻繁に掃除をしたり空気を入れ換えたりする必要がある。
ところが、ハウスシック症候群とは別に、花粉などにアレルギー反応を示す者もあり、空気を入れ換える際に花粉が部屋の中に流入すると好ましくない。花粉などのアレルギー症状を外的に抑制するには、単純に窓を閉め切って外気が部屋に流入しないようにするか、部屋に流入した花粉を積極的に除去することである。
花粉などが部屋に流入することを防止するために、例えば以下の特許文献1には、網戸に枠を用いてフィルターを取り付けることが提案されている。
特開平9−235962号公報
部屋内の塵埃によるアレルギー反応と、花粉によるアレルギー反応との両者の症状を外的に抑制しようとすると、内外気の交換を常に行いつつ、外気を取り入れる際には花粉や塵埃が部屋内に流入しないように対策を講じる必要があると言える。
内外気の交換を行うことができて虫などの異物が外部から流入しないようにするために一般的には網戸が用いられているが、花粉や塵埃といった微細な異物の流入を阻止するには目が粗すぎる。
特許文献1などのように網戸や窓の全面にフィルターなどを設けるといった構成では、フィルターの目が細かすぎるので採光効率が極端に低下したり、眺望の妨げになるといった問題がある。
また、特許文献1などにおいては、フィルターなどを設けるべき網戸、さらには窓のサッシの四隅において密閉性が悪く、該四隅のシール構造を強化しない限り、該四隅からフィルターが捲れて塵埃を含んだ空気が流通してしまうという問題がある。さらには、窓のサッシの四隅のシール構造を強化するにはコストが嵩むといった問題がある。
加えて特許文献1などは、フィルターの面積が大きいのでそれ相応のコストが嵩むし、通常の窓について設けるものであることから、常時開けておかないために換気効率が非常に悪い、逆に常時開けておくと防犯上の心配もある。
解決しようとする課題は、窓を閉め切った状態でも確実に内外気の交換が常に行え、かつ外気が部屋内へ流入する時に花粉や塵埃を確実に除去でき、そのうえ窓からの採光効率の低下と眺望が妨げられないようにすることにある。
本発明は、窓の一部に設けられて該窓とは別に開閉可能とされた換気小窓に着目し、この換気小窓を常時開放状態にして内外気の換気を行うようにしたとき、換気小窓の外側と内側のレールとの間にフィルターを嵌め込み、さらに、フィルターの少なくとも上下端部を該外側と内側のレールの一方又は両方に向けて圧接するための枠体を外側レールと内側レールとの間に嵌め込むようにした。
本発明は、上記の構成とすることで、通常の窓は閉め切ったままで、換気小窓から内外気の換気が常に行える。そして、フィルターによって部屋の外部からの花粉や塵埃が内部に流入することが防止される。もちろん、部屋を流通しようとする塵埃又は花粉などはフィルターによって吸着除去される。さらには、通常の窓にフィルターを設けているわけではないので、採光効率が低下することもなく、また、眺望を妨げることもない。
以下、本発明を実施するための形態例を図1〜図16を用いて説明する。
図1に示すように、Wは、通常の窓であり、この窓Wの一部には該窓Wとは別に開閉自在とされた換気小窓W1が設けられている。換気小窓W1は、本例では窓Wの上部において横幅全域にサッシュS(以下サッシSと記す)が設けられている。
図1に示すように、Wは、通常の窓であり、この窓Wの一部には該窓Wとは別に開閉自在とされた換気小窓W1が設けられている。換気小窓W1は、本例では窓Wの上部において横幅全域にサッシュS(以下サッシSと記す)が設けられている。
サッシSにおいて、窓Wの約半分の横幅は、はめ殺しの窓w1が設けられている。また、窓Wのさらに半分の横幅にはスライド式の窓w2が設けられている。この窓w2を水平方向、つまりはめ殺しの窓w1の方向(以下、開方向という)へ移動させれば、窓w2を開くことができる。
サッシSには、図1(b)に示すように、窓Wを取り付けた部屋の外部側(以下、外側と記す)に外側レールR1が、窓Wを取り付けた部屋の内部側(以下、内側と記す)に内側レールR2が設けられている。外側レールR1と内側レールR2は、共にサッシSの上下端縁部において互いに対向し、かつ水平方向に設けられている。
なお、この外側レールR1と内側レールR2は、本例では窓w1側に設けられている場合で説明する。このように、窓w1の外側レールR1と内側レールR2とを使用することで、必要に応じて窓w2を開閉することができる。もちろん、窓w2側の外側レールR1と内側レールR2とを使用してもよい。
一方、窓w2は、窓w2側の上下部の外側レール(図示では内側レールR2)と内側レール(参照番号なし)の間に嵌め込まれている。こうした構成の換気小窓W1における窓w2を開放した状態で、本発明の換気小窓のフィルター装置が図1(c)のように取り付けられる。
1は、外側レールR1と内側レールR2との間に嵌め込むフィルターである。このフィルター1は、図2に示すように、圧力損失が小さく、塵埃及び花粉などの捕集効率の良い例えば不織布を用いる。そして、フィルター1は、外側レールR1及び内側レールR2の上下の対向間距離より若干だけ小さく予め設定されている。
あるいは、フィルター1は、本例では、前記対向間隔より大きめにされた状態のものを使用者によって、図2(b)に示す切断線1a,1bに沿って、又は図1(a)の場合は任意箇所で切断する。
フィルター1の厚みは、外側レールR1と内側レールR2の間隔に入る程度の厚みにしておく。もちろん、フィルター1は、上記したように不織布など圧縮可能な素材であるため、厚みは外側レールR1と内側レールR2の間隔と同等、あるいは若干だけ大きくされていてもよい。この理由は、フィルター1によって後述する内側枠体2を内側レールR2に向けて圧接すると共にフィルター1自身を外側レールR1に向けて圧接させることができるからである。
2は、フィルター1を外側レールR1に圧接すべく、フィルター1の内側と内側レールR2との間に嵌め込む内側枠体である。この内側枠体2は、例えば図3に示すようなT字状や図示しないがL字状とされ、複数有している。この理由は、換気小窓W1の窓w2のどのような寸法(特に横幅)にもフィルター1を外側レールR2に向けて的確に圧着するためである。
内側枠体2は、フィルター1が外側レールR1に向けて圧接され、フィルター1の形が維持でき、かつフィルター1を介した通気が可能であればよい。
また、図4に示すように、正面視ロ字状とされた内側枠体2Aや、図5に示す正面視I字状とされた内側枠体2Bとを採用してもよい。さらには、図6に示すように縦横の寸法が異なる内側枠体2A’を複数用いてもよい。
内側枠体2,2A,2Bは、図7に示すように、その上下端部に例えば1cm間隔の水平な切断線2aを、また、左右端縁部に例えば1cm間隔の垂直な切断線2bを、それぞれ形成しておけば、使用者がフィルター1に応じて切断線に沿って切断できるから微調整が容易となる。
これら図3〜図6に示した内側枠体2,2A,2Bを混在させて採用することで、およそどのような幅のフィルター1にも対応させることができる。また、図7に示した切断線2a,2bが形成された内側枠体2,2A,2Bを前記に加えてさらに混在させることでより一層微調整が容易となる。
さらに、図6に示すように、内側枠体2A’については、ロ字状とされた縦横の寸法に差を設けてあるから、内側枠体2A’のみでフィルター1の縦横寸法に応じて縦横を回転させて柔軟に対応させることができる。また、内側枠体2Aは切断線2a,2bによる切断の仕方によっては内側枠体2A’として使用することもできる。
フィルター1と、内側枠体2(内側枠体2で代表して説明する)との接触箇所には、図8に示すように、例えば接着剤や、面ファスナー2cなどを互いに設けておくことで、フィルター1と内側枠体2(以下、内側枠体2,2A,2B,2A’を総称して記す)を予め一体的にすることができ、よって、容易に外側レールR1と内側レールR2の間に嵌め込むことができる。
図9に示す3は、フィルター1の少なくとも上下端部を内側レールR2に向けて圧接するための外側枠体である。内側枠体2に加えて外側枠体3を採用することで、内側から外側へとかかる圧力によってフィルター1が外側へ外れたり、飛んでしまうことを防止できる。
もっとも窓w2は常時空けていることが前提なので、急激に内側から外側への圧力が変化するようなことはないかも知れないが、窓w2を常時空けており、内側枠体2だけでは不用心とされる場合もある。そこで、外側枠体3を設けて、フィルター1が外れにくくすると共に、窓w2を常時開放していることによる安全面を改善することができる。
外側枠体3は、窓w2の横幅に応じて少なくともフィルター1の上下端部を内側レールR2に圧接し、かつフィルター1の通気性を阻害しなければ枠そのものの形状は問わないが、例えば、図10に示すようにフィルター1と対向する面に通気孔としての複数の孔3cが形成されていることで、フィルター1は孔3c以外の箇所で支持されるからさらに外れにくくなり、かつ窓w2における開放された開口が小さくなるから安全面をさらに改善することができる。
さらには、外側枠体3は、図示しないが、図9に示す状態のものにおいて、開口部分に網(通気孔)を設けたものでもよい。このようにしておけば、フィルター1に虫が付着して目づまりを起こすことを防止することができ、また、効率のよい換気が行える。
外側枠体3は、例えば図11に示すように、水平な周縁部においては水平な切断線3aを、垂直な周縁部においては垂直な切断線3bを形成しておけば、フィルター1の縦横幅に応じて容易に調整することができる。
また、外側枠体3は、例えば、図12に示すように、該外側枠体3の外側で外側レールR1と接着する(接着箇所P)ことで、安全面をより一層強化することができる。
さらには、外側枠体3と、サッシSにおける窓w2の開方向との間に隙間が生じる場合は、図13に示すような補助プレート3Aを用いるようにしてもよい。
補助プレート3Aは、窓w2の開方向との間に隙間が生じる場合に用いて、隙間箇所を接着(接着箇所P)して隙間を埋める。
なお、内側枠体2及び外側枠体3、補助プレート3Aは、素材として、アクリルや塩化ビニルで作成することが望ましい。この理由は、内側枠体2及び外側枠体3は窓w2の上下の外側レールR1と内側レールR2との間に、垂直方向に撓ませて嵌め込むために柔軟性と復元力を要するからである。さらには、切断線2a,2b及び3a,3bを形成している場合は、切断が容易だからである。
図14に示す4は、フィルター1を圧接する箇所に挿入する弾性部材としての例えばゴム製のチューブである。このチューブ4は、内側枠体2のみによって、あるいは内側枠体2と外側枠体3によって、フィルター1を支持しても外側レールR1と内側レールR2との間の隙間が生じるときに採用する。なお、図14は、フィルター1を内側枠体2によって外側レールR1に圧接する際に、チューブ4を内側枠体2と内側レールR2の間に挿入している状態を示す。
チューブ4は、例えば弾性を有し、フィルター1、内側枠体2、外側枠体3、外側レールR1、内側レールR2に対して滑りにくいゴム製のチューブを採用することで、確実にフィルター1を支持(外側レールR1と内側レールR2との間の隙間を埋める)することができる。
図15に示す5は、フィルター1の全面に設けた通気性弾性部材としての例えば目の粗いスポンジである。このスポンジ5は、上記したチューブ4の代わりに外側レールR1と内側レールR2との隙間を埋めるために用いてもよいし、もちろんチューブ4と共に併用してもよい。
スポンジ5は、フィルター1の内側と外側のいずれか一方、又は両方の全面に重ねて用いる。このようにスポンジ5を採用することで、フィルター1による塵埃、花粉の除去機能を補助すると共に、外側レールR1と内側レールR2の隙間を埋めてより確実にフィルター1を窓w2に支持させることができる。また、スポンジ5にも水平な切断線5a、垂直な切断線5bを形成しておいてもよい。
なお、以上の説明では、サッシSは、外側レールR1と内側レールR2とを有していたが、サッシSにおける窓w2がはめ殺しであるために、外側レールR1と内側レールR2とを有していない場合がある。そのときは、図16に示すように、側面視コ字状のレールR3をサッシSにおける窓w2の開閉方向端部に接着あるいは、ねじ止めして固定して、このレールR3における外側レールR1と内側レールR2を使用する。
以下に本発明の実施例と効果について説明する。
(実施例1)
フィルター1と、複数のT字状の内側枠体2とを用いた場合について説明する。
フィルター1をサッシSにおける窓w2を閉めた位置に取り付ける際には、まず、フィルター1を窓w2と同程度の大きさに切断する。もちろんフィルター1が窓w2と同じ大きさとなっている場合は切断する必要はない。
(実施例1)
フィルター1と、複数のT字状の内側枠体2とを用いた場合について説明する。
フィルター1をサッシSにおける窓w2を閉めた位置に取り付ける際には、まず、フィルター1を窓w2と同程度の大きさに切断する。もちろんフィルター1が窓w2と同じ大きさとなっている場合は切断する必要はない。
続いて、内側枠体2の縦幅をフィルター1と同じにすべくT字状の該内側枠体2の上下部分を水平に切断する。この切断は、切断線2aが形成されている場合は、容易かつ正確に行うことができる。もちろん、フィルター1と内側枠体2の縦幅が同じ大きさとなっている場合は切断する必要はない。
さらに、そのように縦幅を調整したT字状の内側枠体2を上下交互に反転させて横幅に並べたときに、フィルター1の横幅方向の両端からはみ出した内側枠体2のT字状の水平部分を垂直に切断する。同様にこの切断は、切断線2bが形成されている場合は、容易かつ正確に行うことができる。もちろん、フィルター1と並べた内側枠体2全体の横幅が同じ大きさとなっている場合は切断する必要はない。
または、縦幅を調整したT字状の内側枠体2を上下交互に反転させて、適当な間隔を存して横幅に並べるようにしてもよい。適当な間隔を存してというのは、内側枠体2の数を調整して間隔を存して並べてフィルター1の横幅方向の両端からはみ出ないようにという意味である。なお、フィルター1における隅をしっかりとシールするためには、内側枠体2はできるだけ隙間を空けることなく並べることが望ましい。
以上の後、フィルター1を、上下に屈曲させて内側から外側レールR1と内側レールR2との間に嵌め込む。続いて、内側枠体2を、上下に屈曲させてフィルター1の内側で外側レールR1と内側レールR2との間に嵌め込む。
このようにすることで、窓w2を常時開放しておいて常にフィルター1を介して該窓w2を開状態とした箇所から換気が行われ、かつ内側と外側との空気の流通時にフィルター1によって塵埃、花粉などを除去するから、ハウスダスト症候群の軽減と、花粉症の軽減とを両方同時に行うことができる。
また、フィルター1、及び内側枠体2は、共に窓w2の大きさに応じて、使用者自らの手で容易に調整可能で、しかも容易に嵌め込むことができるので、簡便、かつ低コスト、低労力にて使用することができる。
なお、実施例1において、サッシSは、外側レールR1と内側レールR2とを有していたが、サッシSにおける窓w2において外側レールR1と内側レールR2とを有していない場合がある。そのときは、図16に示すように、側面視コ字状のレールR3をサッシSにおいて接着あるいは、ねじ止めして固定して、レールR3の外側レールR1と内側レールR2とを使用する。
例えば、レールR3を、サッシSにおける窓w2の開閉方向端部(左右端部)に設けることで、サッシSにおいては上下端の外側レールR1と内側レールR2以外に窓w2の開閉方向端部においてもレールR3でフィルター1や内側枠体2を嵌め込んでおくことができるから、より外れにくくなる。
もちろん、サッシSにおいて上下端部に外側レールR1と内側レールR2が存在しない場合にレールR3を使用しても構わない。このようにしても、上記実施例1で説明した作用効果を阻害することなくより確実なものとすることができる。
(実施例2)
実施例1の構成にさらに、外側枠体3を用いた場合について説明する。
なお、実施例1と重複する説明については省略することとする。実施例2では、実施例1のように使用する前に、内側から正面視ロ字状の外側枠体3を外側レールR1と内側レールR2との間に嵌め込む。
実施例1の構成にさらに、外側枠体3を用いた場合について説明する。
なお、実施例1と重複する説明については省略することとする。実施例2では、実施例1のように使用する前に、内側から正面視ロ字状の外側枠体3を外側レールR1と内側レールR2との間に嵌め込む。
外側枠体3を嵌め込むとき、窓w2のサッシSの寸法に対して予め余裕を持った寸法とされている場合は、窓w2の大きさに応じて、外側枠体3の周縁部を切断して調整する。このとき、切断線3a,3bが形成されている場合は、この切断を容易かつ正確に行うことができる。もちろん、フィルター1と外側枠体3の縦幅や横幅が同じ大きさとなっている場合は切断する必要はない。
そして、外側枠体3を上下に屈曲させて、内側から外側レールR1と内側レールR2との間に嵌め込み、その後、実施例1の作業を行う。こうすることで、フィルター1は、外側レールR1と内側レールR2との間で、外側枠体3と内側枠体2との間で支持されることとなり、外側からの強風によってフィルター1が外れることがないのはもちろんのこと、内側から外側への圧力増加でフィルター1が外側へ外れることを防止できる。
上記では、外側枠体3として、正面視ロ字状のものを採用したが、例えば、複数の孔3cが形成されたパネル状のもの、網を設けたものを採用することで、より一層フィルター1が外側へ外れることを防止することができる。また、孔3cの大きさを調整しておけば、例えば外部からフィルター1を突き破る物体が飛んできたりしたときに、フィルター1の保護とその物体が内側に入ることの防止とを行うことができる。
また、上記では、外側枠体3を、内側から外側レールR1と内側レールR2との間に嵌め込んだままにしていたが、例えば、嵌め込んだ後に、図12に示す接着箇所Pを例えばホットボンドなどで接着することで、フィルター1が外れないようにできる。また、孔3cが形成された外側枠体3を採用することの効果が確実となり、防犯効果も高くなる。
また、フィルター1を外側レールR1と内側レールR2との間に嵌め込む際に、補助プレート3Aを用いてもよい。補助プレート3Aを使用する際には、部屋の内側から外側枠体3を嵌め込み、その後、窓w2の開方向に外側枠体3に続いて補助プレート3Aを嵌め込み、補助プレート3Aが接触する任意の箇所、例えば図13に示す接着箇所Pを接着する。こうすれば、フィルター1をはめ込みやすくなり、また、隙間が確実に埋まる。
(実施例3)
実施例1の構成にさらに、チューブ4(弾性部材)を用いた場合について説明する。
なお、実施例1と重複する説明については省略することとする。実施例3は、実施例1のように使用する前に、フィルター1と内側枠体2とが重なった状態でなお外側レールR1と内側レールR2との間に隙間が生じ、フィルター1を嵌め込んでもその嵌め込んだ形状を維持できないときに、ゴム製のチューブ4を使用した場合についてである。
実施例1の構成にさらに、チューブ4(弾性部材)を用いた場合について説明する。
なお、実施例1と重複する説明については省略することとする。実施例3は、実施例1のように使用する前に、フィルター1と内側枠体2とが重なった状態でなお外側レールR1と内側レールR2との間に隙間が生じ、フィルター1を嵌め込んでもその嵌め込んだ形状を維持できないときに、ゴム製のチューブ4を使用した場合についてである。
チューブ4は、例えば内側枠体2と内側レールR2の間に挿入する。このように、チューブ4の弾性力によって、外側レールR1と内側レールR2との間に確実にフィルター1及び内側枠体2とが嵌め込まれることとなる。
さらに、チューブ4は、外側枠体3を用いた場合には、例えば外側枠体3と外側レールR1との接触箇所に挿入してもよい。もちろん、内側枠体2と内側レールR2の間、外側枠体3と外側レールR1との間に、のそれぞれ挿入するようにしてもよい。
また、実施例3について、レールR3を採用したり、外側枠体3を用いたり、孔3cが形成された外側枠体3を用いたり、これら外側枠体3とサッシSとを接着したり、補助プレート3Aを用いたり、外側枠体3及び補助プレート3AとサッシSとを接着したりする構成を、全部あるいは選択的に付加してもよく、その場合は、それぞれの作用効果を互いの作用効果を阻害することなく確実に得ることができる。
(実施例4)
実施例1の構成にさらに、スポンジ5(通気性弾性部材)を用いた場合について説明する。
なお、実施例1と重複する説明については省略することとする。実施例4は、実施例1のように使用する前に、フィルター1と内側枠体2とが重なった状態でなお外側レールR1と内側レールR2との間に隙間が生じ、フィルター1を嵌め込んでもその嵌め込んだ形状を維持できないとき、又は塵埃、花粉の除去能力の増大化を図るために、目の粗いスポンジ5を使用した場合についてである。
実施例1の構成にさらに、スポンジ5(通気性弾性部材)を用いた場合について説明する。
なお、実施例1と重複する説明については省略することとする。実施例4は、実施例1のように使用する前に、フィルター1と内側枠体2とが重なった状態でなお外側レールR1と内側レールR2との間に隙間が生じ、フィルター1を嵌め込んでもその嵌め込んだ形状を維持できないとき、又は塵埃、花粉の除去能力の増大化を図るために、目の粗いスポンジ5を使用した場合についてである。
スポンジ5は、例えば周縁部に面テープが設けられており、フィルター1と貼着可能とされている。面テープが設けられていない場合は、市販の糊でフィルター1に周縁部を接着すればよい。なお、フィルター1とスポンジ5とを接着することは必須ではないが、接着しておくことで、フィルター1の厚みを増加させた状態で取り付けることができるから、取り付け時の作業性は向上する。
スポンジ5は、フィルター1と同じ大きさになるように切断する。この切断は、切断線5a,5bが形成されている場合は、容易かつ正確に行うことができる。もちろん、フィルター1とスポンジ5が同じ大きさとなっている場合は切断する必要はない。
なお、スポンジ5は、フィルター1の外側でも内側でも、あるいは内外両側でも、いずれに位置させてもよい。実施例4では、例えばスポンジ5をフィルター1の外側のみに設けた状況で説明する。
スポンジ5とフィルター1とを接着していない場合は、スポンジ5を先に内側から外側レールR1と内側レールR2との間に嵌め込み、また、スポンジ5とフィルター1とが接着している場合は、それらを一体として外側レールR1と内側レールR2との間に嵌め込む。
このようにすることで、フィルター1より粗い塵埃、花粉を除去する能力が向上し、また、フィルター1がすぐに目づまりするといったことを防止することができ、かつフィルター1自体が容易に破れてしまうといったことを防止することができる。
実施例4について、レールR3を用いたり、外側枠体3を用いたり、孔3cが形成された外側枠体3を用いたり、これら外側枠体3とサッシSとを接着したり、補助プレート3Aを用いたり、外側枠体3及び補助プレート3AとサッシSとを接着したり、チューブ4を用いたりする構成を、全部あるいは選択的に付加してもよく、その場合は、それぞれの作用効果を互いの作用効果を阻害することなく確実に得ることができる。
(実施例5)
実施例1の構成にさらに、内側枠体2A,2B,2A’を用いた場合について説明する。なお、実施例1と重複する説明については省略することとする。実施例5は、実施例1で用いたT字状の内側枠体2に代えて、正面視ロ字状の又は縦横の寸法を異ならせた正面視ロ字状の内側枠体2A,2A’、正面視I字状の2B、を選択的に、あるいは全てを使用する。
実施例1の構成にさらに、内側枠体2A,2B,2A’を用いた場合について説明する。なお、実施例1と重複する説明については省略することとする。実施例5は、実施例1で用いたT字状の内側枠体2に代えて、正面視ロ字状の又は縦横の寸法を異ならせた正面視ロ字状の内側枠体2A,2A’、正面視I字状の2B、を選択的に、あるいは全てを使用する。
まず、正面視ロ字状の内側枠体2Aのみを複数用いるときは、内側枠体2Aの縦幅をフィルター1と同じにすべくロ字状の該内側枠体2Aの上下水平部分を水平に切断する。この切断は、切断線2aが形成されている場合は、容易かつ正確に行うことができる。もちろん、フィルター1と内側枠体2Aの縦幅が同じ大きさとなっている場合は切断する必要はない。
さらに、そのように縦幅を調整したロ字状の内側枠体2Aを横幅に並べたときに、フィルター1の横幅方向の両端からはみ出した内側枠体2Aのロ字状の垂直部分を垂直に切断する。同様にこの切断は、切断線2bが形成されている場合は、容易かつ正確に行うことができる。もちろん、フィルター1と並べた内側枠体2A全体の横幅が同じ大きさとなっている場合は切断する必要はない。
または、縦幅を調整したロ字状の内側枠体2Aを適当な間隔を存して横幅に並べるようにしてもよい。適当な間隔を存してというのは、内側枠体2Aの数を調整して間隔を存して並べてフィルター1の横幅方向の両端からはみ出ないようにという意味である。なお、フィルター1における隅をしっかりとシールするためには、内側枠体2Aはできるだけ隙間を空けることなく並べることが望ましい。
ロ字状であって縦横の寸法が異なる内側枠体2A’のみを用いるときは、次のように使用する。内側枠体2A’の縦幅をフィルター1と同じにすべく縦横反転させて寸法を合わせる。さらに、そのように縦幅を調整した内側枠体2A’を横幅に並べるには、適当な間隔を存して並べればよい。適当な間隔を存してというのは、内側枠体2A’の数を調整して間隔を存して並べてフィルター1の横幅方向の両端からはみ出ないようにという意味である。なお、フィルター1における隅をしっかりとシールするためには、内側枠体2A’はできるだけ隙間を空けることなく並べることが望ましい。
I字状の内側枠体2Bのみを用いるときは、次のように使用する。内側枠体2Bの縦幅をフィルター1と同じにすべくI字状の該内側枠体2Bの上下部分を水平に切断する。この切断は、切断線2aが形成されている場合は、容易かつ正確に行うことができる。もちろん、フィルター1と内側枠体2Bの縦幅が同じ大きさとなっている場合は切断する必要はない。
さらに、そのように縦幅を調整したI字状の内側枠体2Bを横幅に並べたときに、フィルター1の横幅方向の両端からはみ出した内側枠体2BのI字状の水平部分を垂直に切断する。同様にこの切断は、切断線2bが形成されている場合は、容易かつ正確に行うことができる。もちろん、フィルター1と並べた内側枠体2B全体の横幅が同じ大きさとなっている場合は切断する必要はない。
または、縦幅を調整したI字状の内側枠体2Bを適当な間隔を存して横幅に並べるようにしてもよい。適当な間隔を存してというのは、内側枠体2Bの数を調整して間隔を存して並べてフィルター1の横幅方向の両端からはみ出ないようにという意味である。なお、フィルター1における隅をしっかりとシールするためには、内側枠体2Bはできるだけ隙間を空けることなく並べることが望ましい。
そして、これら内側枠体2A,2A’,2Bを選択的に、あるいは全部を用いるときは、フィルター1の大きさに合わせるべく選択的にあるいは全部を採用した内側枠体2A,2A’,2Bを並べた際に、できる限り隙間なく並べる、切断する必要がなくなる、切断する箇所や回数が少なくなる、といった点を考慮すればよい。もちろん、正面視T字状の内側枠体2との併用も可能である。
このようにすることで、およそどのような寸法の窓w2であっても対応させることができ、つまり極めて汎用性が高くなる。そして、窓w2のある場合においては確実に塵埃、花粉を除去することができる。
実施例5について、レールR3を用いたり、外側枠体3を用いたり、孔3cが形成された外側枠体3を用いたり、これら外側枠体3とサッシSとを接着したり、補助プレート3Aを用いたり、外側枠体3及び補助プレート3AとサッシSとを接着したり、チューブ4を用いたり、スポンジ5を用いたりする構成を、全部あるいは選択的に付加してもよく、その場合は、それぞれの作用効果を互いの作用効果を阻害することなく確実に得ることができる。
以上の説明では、通常の窓Wの一部に該窓Wとは別に開閉可能に存在する換気小窓W1においてスライド式の窓w2を開放したサッシSの位置にフィルター1を取り付けるようにしていたが、通常の窓W自体が非常に小さい、つまりフィルター1を嵌め込んで使用できる程度の寸法である場合は、そのような通常の窓Wからの採光や眺望について支障があるものの利用可能であり、そのときには上記と同等の作用効果を得ることができる。
1 フィルター
2 内側枠体
2A 内側枠体
2B 内側枠体
2A’ 内側枠体
3 外側枠体
3A 補助プレート
4 チューブ(弾性部材)
5 スポンジ(通気性弾性部材)
W1 換気小窓
w2 (スライド式の)窓
R1 外側レール
R2 内側レール
R3 レール
2 内側枠体
2A 内側枠体
2B 内側枠体
2A’ 内側枠体
3 外側枠体
3A 補助プレート
4 チューブ(弾性部材)
5 スポンジ(通気性弾性部材)
W1 換気小窓
w2 (スライド式の)窓
R1 外側レール
R2 内側レール
R3 レール
Claims (8)
- 窓の一部に設けられて該窓とは別に開閉自在とされた換気小窓に設けるフィルター装置であって、前記換気小窓の外側レールと内側レールとの間に、フィルターと、このフィルターの少なくとも上下端部を該外側と内側のレールの一方又は両方に向けて圧接するための枠体と、を設けたことを特徴とする換気小窓のフィルター装置。
- 枠体として、フィルターの少なくとも上下端部を外側レールに向けて圧接するための内側枠体を複数設けたことを特徴とする請求項1に記載の換気小窓のフィルター装置。
- 枠体として、フィルターの少なくとも上下端部を内側レールに向けて圧接するための外側枠体を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の換気小窓のフィルター装置。
- 外側枠体には、その面に通気孔が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の換気小窓のフィルター装置。
- 外側枠体と外側レールとを接着するようにしたことを特徴とする請求項3又は4に記載の換気小窓のフィルター装置。
- フィルターの全面に通気性弾性部材を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の換気小窓のフィルター装置。
- フィルターを圧接する箇所に弾性部材を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の換気小窓のフィルター装置。
- 外側レールと内側レールの存在しない箇所に、断面コ字状の補助レールを設けることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の換気小窓のフィルター装置。
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---|---|---|---|
JP2004238646A JP2005098085A (ja) | 2003-08-19 | 2004-08-18 | 換気小窓のフィルター装置 |
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-
2004
- 2004-08-18 JP JP2004238646A patent/JP2005098085A/ja active Pending
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