JP2009103420A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 吸込グリルの少なくとも一番端の桟を背面側に高くして強度を高め、隙間から内部が見えにくいようにした天井埋込形の空気調和機を提供する。
【課題を解決するための手段】 化粧パネルにヒンジ結合されるとともに、この化粧パネルに係止されるスライド式ロック片5cおよび平行な多数の桟5eを有してなる吸込グリルを備えた空気調和機において、前記吸込グリル5の桟5eは、少なくとも端部の桟5e’が他の桟5eよりも延出部5e’’により背面側に高く延出されてなる構成にした。
【選択図】 図4
【課題を解決するための手段】 化粧パネルにヒンジ結合されるとともに、この化粧パネルに係止されるスライド式ロック片5cおよび平行な多数の桟5eを有してなる吸込グリルを備えた空気調和機において、前記吸込グリル5の桟5eは、少なくとも端部の桟5e’が他の桟5eよりも延出部5e’’により背面側に高く延出されてなる構成にした。
【選択図】 図4
Description
本発明は、天井埋込形の空気調和機に係わり、より詳細には、吸込グリルの桟の構造に関する。
従来の天井埋込形の空気調和機は、図6(A)に示すように、化粧パネルAにヒンジ結合されるとともに、この化粧パネルAの係止部に係止され、桟Cに対して平行にスライドするスライド式ロック片Dを有する吸込グリルBを備えたものとして、スライド式ロック片Dは吸込グリルBの桟C1本分に収めるもの(例えば、特開平09ー280595号公報参照)や、図6(B)に示すように、スライド式ロック片Dは吸込グリルBの桟C同士の間に収めるもの(例えば、特開2004ー92998号公報参照)があり、これらの場合、指掛部Eの寸法が小さく操作しにくいという問題点を有していた。
または、前記スライド式ロック片Dが、前記吸込グリルBの桟Cに対して直交するようにスライドするものにおいては、前記指掛部Eの寸法を大きくとれるために操作性は良好であるが、スライド式ロック片Dをスライドさせる際に、図4に示すように、一番端の桟に手指を掛けてしまう傾向があることから、この桟の強度が不足して破損してしまうおそれがあった。
また、一番端の桟Cに隣接する前記吸込グリルBの枠部に、吸込空気の抵抗を低減するために曲面形状(R面)を形成したような場合、この一番端の桟Cと曲面形状(R面)部との間の隙間から内部が見えやすくなることから、例えば、前記吸込グリルBの内側に設けられたエアフィルタや、同エアフィルタに付いた汚れが見えやすくなって美観性を損ねてしまうおそれがあった。
特開平09ー280595号公報
特開2004ー92998号公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、吸込グリルの少なくとも一番端の桟を背面側に高く形成して強度を高め、枠部との隙間から内部が見えにくいようにした天井埋込形の空気調和機を提供することにある。
上述した目的を達成できるように、吸込グリルの一番端の桟の強度を高めて枠部との隙間から内部が見えにくいようにするため、本発明は以下に示す特徴を備えている。
化粧パネルにヒンジ結合されるとともに、この化粧パネルに係止されるスライド式ロック片および平行な多数の桟を有してなる吸込グリルを備えた空気調和機において、
前記吸込グリルの桟は、少なくとも端部の桟が他の桟よりも背面側に高く形成されてなることを特徴としている。
前記吸込グリルの桟は、少なくとも端部の桟が他の桟よりも背面側に高く形成されてなることを特徴としている。
本発明によれば、吸込グリルの少なくとも一番端の桟を背面側に高く形成して強度を高め、枠部との隙間から内部が見えにくいようにした天井埋込形の空気調和機を提供できる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明による天井埋込形の空気調和機の説明図で、(A)は断面図、(B)は斜視図であり、図2は図1(A)に示すA矢視図で、(A)は吸込グリルを備えた化粧パネルを示す図、(B)は吸込グリルを示す図であり、図3は本発明による天井埋込形の空気調和機の要部説明図で、(A)は吸込グリルを開いた状態を示す図、(B)は吸込グリルを閉じてスライド式ロック片をロック位置にスライドした状態を示す図、(C)は吸込グリルを開くためスライド式ロック片を解除位置にスライドした状態を示す図であり、図4はスライド式ロック片の指掛部と桟に手指を掛けた状態を示す斜視図であり、図5は吸込グリルの桟および延出部と枠部とを示す断面図で、(A)は枠部を曲面状にした図、(B)は枠部を傾斜面状にした図である。
本発明による天井埋込形の空気調和機は、図1(A)および図1(B)に示すように、天井裏に吊下げ設置された本体筐体1の下部に化粧パネル2が装着されている。
前記化粧パネル2は、吸込口3と吹出口4とを備えるとともに、前記吸込口3を臨ませた吸込グリル5を備え、同吸込グリル5の裏面には、前記吸込口3から吸い込まれた空気中に含まれた塵埃を除去するエアフィルタ6が着脱可能に装着されている。
前記吸込口3と前記吹出口4とを結ぶ空気通路には、熱交換器7と送風ファン8とが設けられている。
前記吸込口3から吸い込まれ前記エアフィルタ6によって塵埃が除去された空気は、前記熱交換器7で熱交換されたのち、前記送風ファン8によって前記吹出口4から被空調室に吹き出されるようになっている。
前記エアフィルタ6は、前記吸込グリル5の裏面に一体的に形成されたフィルタホルダによってスライド可能に、且つ着脱可能に保持されている。
前記吸込グリル5は、図1(A)および図1(B)と、図2(A)および図2(B)とに示すように、平行に並べられた多数の桟5eを備えてなる構成であって、一側がヒンジからなる枢支部5aにより前記化粧パネル2に回動自在に枢支される一方、他側が指掛部5dを備えたスライド式ロック片5cからなる係止部5bにより前記化粧パネル2に係脱可能に係止されている。
これにより、前記エアフィルタ6を前記吸込グリル5の裏面に着脱する際、前記係止部5bを構成するスライド式ロック片5cを前記化粧パネル2から離脱させて前記吸込グリル5の他側を解除し、同吸込グリル5の一側が、図3(A)に示す矢印のように、前記枢支部5aを中心に下方に回動されることによって着脱が可能になる。
前記スライド式ロック片5cは、図3(B)に示すように、その先端部が前記化粧パネル2に向けて突出するようにスライドさせることにより、同化粧パネル2に対し前記吸込グリル5の他側を閉止状態でロックすることになる。
また、前記スライド式ロック片5cは、図3(C)に示すように、その先端部が前記化粧パネル2から離脱するようにスライドさせることにより、同化粧パネル2に対し前記吸込グリル5の他側のロック状態を解除することになる。
前記吸込グリル5は、平行に並べられた多数の桟5eを備えており、図4と、図5(A)および図5(B)とに示すように、この多数の桟5eうち端部(一番端)の桟5e’が、他の桟5eよりも背面側に高くなるよう一体的に形成された延出部5e’’を備えた構成になっている。
前記多数の桟5eは、例えば、同桟5eの全部を背面側に高くなるように形成することで強度を増強できるようになり、また、隙間から内部を見えにくくして外観性を損ねないように構成できるが、その場合、吸込空気に対する抵抗が増加することになったり、前記吸込グリル5に使用される素材(合成樹脂)の量が増加して重量増になってしまうことから、本発明においては、少なくとも前記端部(一番端)の桟5e’について、断面積を増加させて強度を増強できるようにしている。
そこで、前記端部(一番端)の桟5e’は、前記延出部5e’’を備えて前記吸込グリル5の背面側に高くなるように形成されたことで、高く形成された分だけ断面積が増加することになって、前記他の桟5eよりも強度が増強された構成になっている。
また、前記端部(一番端)の桟5e’は、前記他の桟5eよりも断面積が増加することによって強度が増強されると同時に、前記吸込グリル5の枠部(グリルフレーム)5fとの接合部の強度も増強できるようになる。
これにより、前記指掛部5dに手指を掛けて前記スライド式ロック片5cをスライドさせる際、図4に示すように、前記端部(一番端)の桟5e’にも他の手指が掛かったとしても、この端部(一番端)の桟5e’は強度が増強されたことで破損してしまう恐れがなくなる。
なお、前記端部(一番端)の桟5e’に限らず、一つ内側の前記桟5eについても、前記端部(一番端)の桟5e’と同等に、もしくは同桟5e’に準じる高さに形成することにより、前記端部(一番端)の桟5e’に次いで手指の掛かりやすい前記桟5eの強度を増強する構成にしてもよい。
また、前記端部(一番端)の桟5e’は、前記延出部5e’’を備えて前記吸込グリル5の背面側に高くなるように形成されたことで、図5(A)に示すように、この端部(一番端)の桟5e’に隣接する前記枠部(グリルフレーム)5fが、該箇所における吸込空気流に対する空気抵抗を低減できるように曲面(R面)状に形成されたとしても、前記端部(一番端)の桟5e’と前記枠部(グリルフレーム)5fとの間の隙間から内部が見えにくくなる。
これにより、前記吸込グリル5の裏面に設けられた前記エアフィルタ6や、同エアフィルタ6に付いた汚れが見えにくくなって、美観性を損ねてしまうおそれを低減できることになる。
また同様に、図5(B)に示すように、前記端部(一番端)の桟5e’に隣接する枠部(グリルフレーム)5fが、傾斜面(C面)状に形成されたとしても、前記端部(一番端)の桟5e’と前記枠部(グリルフレーム)5fとの間の隙間から内部が見えにくくなり、前記吸込グリル5の裏面に設けられた前記エアフィルタ6や、同エアフィルタ6に付いた汚れが見えにくくなって、美観性を損ねてしまうおそれを低減できることになる。
以上説明したように、本構成によれば、前記吸込グリル5の一番端の桟5e’を背面側に高くなるように形成したので、前記スライド式ロック片5cのスライド時に手指が掛かっても破損のおそれがないよう強度を高めることができるようになり、また、強度を高めた桟5e’に隣接する前記枠部(グリルフレーム)5fとの間の隙間から内部が見えにくくして、前記エアフィルタ6や、同エアフィルタ6に付いた汚れが見えにくくなり、美観性を損ねてしまうおそれを低減した天井埋込形の空気調和機となる。
1 本体筐体
2 化粧パネル
3 吸込口
4 吹出口
5 吸込グリル
5a 枢支部
5b 係止部
5c スライド式ロック片
5d 指掛部
5e 桟
5e’ 端部の桟
5e’’ 延出部
5f 枠部(グリルフレーム)
6 エアフィルタ
7 熱交換器
8 送風ファン
2 化粧パネル
3 吸込口
4 吹出口
5 吸込グリル
5a 枢支部
5b 係止部
5c スライド式ロック片
5d 指掛部
5e 桟
5e’ 端部の桟
5e’’ 延出部
5f 枠部(グリルフレーム)
6 エアフィルタ
7 熱交換器
8 送風ファン
Claims (1)
- 化粧パネルにヒンジ結合されるとともに、この化粧パネルに係止されるスライド式ロック片および平行な多数の桟を有してなる吸込グリルを備えた空気調和機において、
前記吸込グリルの桟は、少なくとも端部の桟が他の桟よりも背面側に高く形成されてなることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007278240A JP2009103420A (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007278240A JP2009103420A (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009103420A true JP2009103420A (ja) | 2009-05-14 |
Family
ID=40705248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007278240A Pending JP2009103420A (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009103420A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101968258A (zh) * | 2009-07-27 | 2011-02-09 | 三洋电机株式会社 | 顶棚埋入式空气调节装置 |
JP2014215025A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | ダイキン工業株式会社 | 化粧パネル及びそれを備えた空気調和機の室内ユニット |
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CN107091522A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-08-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调器 |
-
2007
- 2007-10-26 JP JP2007278240A patent/JP2009103420A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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