JPH0968334A - 風圧開閉式シャッター付換気扇 - Google Patents
風圧開閉式シャッター付換気扇Info
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- JPH0968334A JPH0968334A JP22330995A JP22330995A JPH0968334A JP H0968334 A JPH0968334 A JP H0968334A JP 22330995 A JP22330995 A JP 22330995A JP 22330995 A JP22330995 A JP 22330995A JP H0968334 A JPH0968334 A JP H0968334A
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- Japan
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- shutter
- wind pressure
- auxiliary
- electric blower
- ventilation fan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外風によるシャッターのばたつきの防止でき
る風圧開閉式シャッター付換気扇を提供することを目的
とする。 【構成】 内部に電動送風機2を設けた本体5の風下側
にシャッター連結金具8に連結された複数のシャッター
6を設け、シャッター連結金具8の風上側の側辺に当接
する当接片9を水平方向に有し、垂直方向に風受板10
を設け、逆L字状に形成し、本体5に回動自在に補助シ
ャッター12を設け、当接片9によりシャッター連結金
具8を保持する構成とする。
る風圧開閉式シャッター付換気扇を提供することを目的
とする。 【構成】 内部に電動送風機2を設けた本体5の風下側
にシャッター連結金具8に連結された複数のシャッター
6を設け、シャッター連結金具8の風上側の側辺に当接
する当接片9を水平方向に有し、垂直方向に風受板10
を設け、逆L字状に形成し、本体5に回動自在に補助シ
ャッター12を設け、当接片9によりシャッター連結金
具8を保持する構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、換気扇自体の風圧によ
ってシャッターを開閉する風圧開閉式シャッター付換気
扇に関する。
ってシャッターを開閉する風圧開閉式シャッター付換気
扇に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、運転時には風圧によりシャッター
が開放し、運転停止時には自重によりシャッターが閉鎖
する風圧開閉式シャッター付換気扇が普及してきてお
り、シャッター閉鎖時にシャッターのばたつき音が発生
しないコストの安価な風圧開閉式シャッター付換気扇の
要求が高まってきている。
が開放し、運転停止時には自重によりシャッターが閉鎖
する風圧開閉式シャッター付換気扇が普及してきてお
り、シャッター閉鎖時にシャッターのばたつき音が発生
しないコストの安価な風圧開閉式シャッター付換気扇の
要求が高まってきている。
【0003】従来のこの種の風圧開閉式シャッター付換
気扇の一実施例について図5を参照しながら説明する。
気扇の一実施例について図5を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、換気扇の本体101を形
成する枠体102の風下側の開口部を開閉する複数のシ
ャッター103を枠体102内壁に設けた支持棒104
に回動自在に設け、各シャッター103の後端部近傍を
可動自在にシャッター連結金具105に連結し、複数の
シャッター103が同時に開閉できるように設け、枠体
102内の風上側には羽根106を有したモーター10
7を設けている。
成する枠体102の風下側の開口部を開閉する複数のシ
ャッター103を枠体102内壁に設けた支持棒104
に回動自在に設け、各シャッター103の後端部近傍を
可動自在にシャッター連結金具105に連結し、複数の
シャッター103が同時に開閉できるように設け、枠体
102内の風上側には羽根106を有したモーター10
7を設けている。
【0005】そして、モーター107に通電すると羽根
106が回り始め、それによって起きた風圧Paにより
シャッター103は支持棒104を支点として開こうと
するが、シャッター103自体に自重があるためにシャ
ッター103はわずかしか開かない。そこでシャッター
連結金具105自体の重量の重きものを使用して風圧に
より開く力に加えてシャッター連結金具105の重量に
よる開き方向のモーメントが、シャッター103の自重
による閉まり方向のモーメントに打ち勝って、シャッタ
ー103が開いて室内の汚れた空気が換気され、モータ
ー107の通電を切ると羽根106の回転が止まり風圧
による開き力が次第に弱くなり、シャッター103の自
重による閉まり方向のモーメントがシャッター連結金具
105の自重による開き方向のモーメントに打ち勝って
シャッター103は閉じる。それにより外風が吹きつけ
て換気扇の本体101から室内に入ろうとする風はシャ
ッター103により防がれるものであった。
106が回り始め、それによって起きた風圧Paにより
シャッター103は支持棒104を支点として開こうと
するが、シャッター103自体に自重があるためにシャ
ッター103はわずかしか開かない。そこでシャッター
連結金具105自体の重量の重きものを使用して風圧に
より開く力に加えてシャッター連結金具105の重量に
よる開き方向のモーメントが、シャッター103の自重
による閉まり方向のモーメントに打ち勝って、シャッタ
ー103が開いて室内の汚れた空気が換気され、モータ
ー107の通電を切ると羽根106の回転が止まり風圧
による開き力が次第に弱くなり、シャッター103の自
重による閉まり方向のモーメントがシャッター連結金具
105の自重による開き方向のモーメントに打ち勝って
シャッター103は閉じる。それにより外風が吹きつけ
て換気扇の本体101から室内に入ろうとする風はシャ
ッター103により防がれるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の風圧
開閉式シャッター付換気扇の構成では、換気扇を使用せ
ずシャッター103が閉じているとき、シャッター10
3自体が保持固定されていないため、室外からの外風の
圧力差によって、シャッター103がばたついて換気扇
の枠体102に衝突して衝突音が発生したり、また、シ
ャッター103が開いたために、外風や冷気および雨な
どが室内に入ってくるという課題があった。
開閉式シャッター付換気扇の構成では、換気扇を使用せ
ずシャッター103が閉じているとき、シャッター10
3自体が保持固定されていないため、室外からの外風の
圧力差によって、シャッター103がばたついて換気扇
の枠体102に衝突して衝突音が発生したり、また、シ
ャッター103が開いたために、外風や冷気および雨な
どが室内に入ってくるという課題があった。
【0007】また、外風によるシャッター103のばた
つきを防止するために、小型同期電動機を用いた機構に
し、シャッター103が閉じているときのシャッター1
03の保持固定をシャッター固定金具を換気扇の枠体1
02の切り起こしに引っかけることにより、シャッター
103のばたつきを防止したり、また、図6のように、
換気扇の枠体201にソレノイド機構202を設け、換
気扇を未通電時はシャッター連結金具203の切欠き2
04にストッパー金具205がロックされ、換気扇通電
時はソレノイド機構202より発生した磁力によりスト
ッパー金具205が引き付けられシャッター連結金具2
03のロックが解除され、羽根207の回転によって起
きた風圧によりシャッター208は支持棒209を支点
として開く。しかし、小型同期電動機やソレノイド機構
202は非常に高価となるため、換気扇全体のコストア
ップの要因になるなどの課題があった。
つきを防止するために、小型同期電動機を用いた機構に
し、シャッター103が閉じているときのシャッター1
03の保持固定をシャッター固定金具を換気扇の枠体1
02の切り起こしに引っかけることにより、シャッター
103のばたつきを防止したり、また、図6のように、
換気扇の枠体201にソレノイド機構202を設け、換
気扇を未通電時はシャッター連結金具203の切欠き2
04にストッパー金具205がロックされ、換気扇通電
時はソレノイド機構202より発生した磁力によりスト
ッパー金具205が引き付けられシャッター連結金具2
03のロックが解除され、羽根207の回転によって起
きた風圧によりシャッター208は支持棒209を支点
として開く。しかし、小型同期電動機やソレノイド機構
202は非常に高価となるため、換気扇全体のコストア
ップの要因になるなどの課題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、外風
によるシャッターのばたつきを防止することのできる風
圧開閉式シャッター付換気扇を提供することを第1の目
的とする。
によるシャッターのばたつきを防止することのできる風
圧開閉式シャッター付換気扇を提供することを第1の目
的とする。
【0009】第2の目的は換気扇の作動時の騒音値を低
く押さえることにある。第3の目的は外風によるシャッ
ターのばたつき時、シャッター連結金具をより確実に保
持固定することにある。
く押さえることにある。第3の目的は外風によるシャッ
ターのばたつき時、シャッター連結金具をより確実に保
持固定することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の風圧開閉式シャ
ッター付換気扇は上記第1目的を達成するために、第1
の手段は内部に電動送風機を設けた枠体状の本体と、こ
の本体の風下側の開口部に開閉自在に軸支された複数の
シャッターと、この複数のシャッターの後端部近傍を回
動自在に連結し、自重によりシャッターが閉鎖されるよ
うに設けたシャッター連結金具と、このシャッター連結
金具の風上側においてシャッター連結金具の側辺に当接
する当接片を水平方向に有し、垂直方向に風受板を設け
逆L字状に形成し曲部を支点に本体に回動自在に設けら
れた補助シャッターとを備え、前記電動送風機の運転停
止時には前記補助シャッターの当接片によりシャッター
連結金具の移動を阻止せしめ、電動送風機の運転時には
前記補助シャッターを電動送風機の風圧で回転させたの
ち、複数のシャッターを風圧で開放せしめる構成とす
る。
ッター付換気扇は上記第1目的を達成するために、第1
の手段は内部に電動送風機を設けた枠体状の本体と、こ
の本体の風下側の開口部に開閉自在に軸支された複数の
シャッターと、この複数のシャッターの後端部近傍を回
動自在に連結し、自重によりシャッターが閉鎖されるよ
うに設けたシャッター連結金具と、このシャッター連結
金具の風上側においてシャッター連結金具の側辺に当接
する当接片を水平方向に有し、垂直方向に風受板を設け
逆L字状に形成し曲部を支点に本体に回動自在に設けら
れた補助シャッターとを備え、前記電動送風機の運転停
止時には前記補助シャッターの当接片によりシャッター
連結金具の移動を阻止せしめ、電動送風機の運転時には
前記補助シャッターを電動送風機の風圧で回転させたの
ち、複数のシャッターを風圧で開放せしめる構成とす
る。
【0011】また、第2の目的を達成するために、第2
の手段は補助シャッターの風受板を尾翼型とした構成と
する。
の手段は補助シャッターの風受板を尾翼型とした構成と
する。
【0012】また、第3の目的を達成するために、第3
の手段は補助シャッターの当接片が当接するシャッター
連結金具部分に前記当接片が係合する切欠きを設けた構
成とする。
の手段は補助シャッターの当接片が当接するシャッター
連結金具部分に前記当接片が係合する切欠きを設けた構
成とする。
【0013】
【作用】本発明は上記した第1手段の構成により、電動
送風機を運転しないときは、補助シャッターの当接片が
シャッター連結金具に当接してシャッターを閉鎖位置に
おいて支持し、シャッターのばたつきが防止されること
となる。
送風機を運転しないときは、補助シャッターの当接片が
シャッター連結金具に当接してシャッターを閉鎖位置に
おいて支持し、シャッターのばたつきが防止されること
となる。
【0014】また、第2の手段の構成により、電動送風
機からの風圧をより確実に補助シャッターの風受板が受
け、円滑に回動することとなり、換気扇の作動時におけ
る騒音の発生を緩和できることとなる。
機からの風圧をより確実に補助シャッターの風受板が受
け、円滑に回動することとなり、換気扇の作動時におけ
る騒音の発生を緩和できることとなる。
【0015】また、第3の手段の構成により、電動送風
機を運転しないときには、補助シャッターの当接片がシ
ャッター連結金具に設けた切欠きに係合してシャッター
を閉鎖位置において保持する手段がより確実となり、外
風によるシャッターのばたつきが確実に防止されること
となる。
機を運転しないときには、補助シャッターの当接片がシ
ャッター連結金具に設けた切欠きに係合してシャッター
を閉鎖位置において保持する手段がより確実となり、外
風によるシャッターのばたつきが確実に防止されること
となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1お
よび図2を参照しながら説明する。
よび図2を参照しながら説明する。
【0017】図に示すように、枠体状で内部に羽根1を
有した電動送風機2を支持脚3を介して設け、前部には
羽根1を囲むオリフィス部4を設けた本体5の風下側の
開口部に複数のシャッター6を本体5内壁に設けた支持
軸7に開閉自在に軸支し、各シャッター6の後端部近傍
をシャッター連結金具8に回動自在に連結し、シャッタ
ー6は電動送風機2の風圧Paで開放し、電動送風機2
の運転停止時にはシャッター6が自重により閉鎖するよ
うにシャッター連結金具8の重量を設定する。
有した電動送風機2を支持脚3を介して設け、前部には
羽根1を囲むオリフィス部4を設けた本体5の風下側の
開口部に複数のシャッター6を本体5内壁に設けた支持
軸7に開閉自在に軸支し、各シャッター6の後端部近傍
をシャッター連結金具8に回動自在に連結し、シャッタ
ー6は電動送風機2の風圧Paで開放し、電動送風機2
の運転停止時にはシャッター6が自重により閉鎖するよ
うにシャッター連結金具8の重量を設定する。
【0018】そして、シャッター連結金具8の風上側に
シャッター連結金具8の側辺に当接する当接片9を水平
方向に有し、垂直方向には電動送風機2の風圧Paを受
ける小面積の風受板10を設け逆L字状に形成し曲部を
本体5の内壁に設けた支持棒11に回動自在に設け補助
シャッター12を構成する。
シャッター連結金具8の側辺に当接する当接片9を水平
方向に有し、垂直方向には電動送風機2の風圧Paを受
ける小面積の風受板10を設け逆L字状に形成し曲部を
本体5の内壁に設けた支持棒11に回動自在に設け補助
シャッター12を構成する。
【0019】上記構成において、電動送風機2を運転す
ると、電動送風機2により発生した風圧Paが最初に電
動送風機2に近い位置にある補助シャッター12の風受
板10に加わり補助シャッター12は支持棒11を支点
に回動してシャッター連結金具8に当接していた当接片
9がシャッター連結金具8より離脱し、シャッター6に
加わった風圧Paによりシャッター6は支持軸7を支点
に回動する。このとき、各シャッター6はシャッター連
結金具8により連結されているため各シャッター6は同
時に開放し、本体5の風下側を開口して換気されること
となる。
ると、電動送風機2により発生した風圧Paが最初に電
動送風機2に近い位置にある補助シャッター12の風受
板10に加わり補助シャッター12は支持棒11を支点
に回動してシャッター連結金具8に当接していた当接片
9がシャッター連結金具8より離脱し、シャッター6に
加わった風圧Paによりシャッター6は支持軸7を支点
に回動する。このとき、各シャッター6はシャッター連
結金具8により連結されているため各シャッター6は同
時に開放し、本体5の風下側を開口して換気されること
となる。
【0020】そして、電動送風機2の通電を停止する
と、シャッター6は自重より閉鎖方向に移動して本体5
の風下側の開口を閉鎖する。
と、シャッター6は自重より閉鎖方向に移動して本体5
の風下側の開口を閉鎖する。
【0021】一方、補助シャッター12も風受板10が
垂直方向に移動するとともに当接片9が水平方向に移動
してシャッター連結金具8の側辺に当接片9が当接し、
シャッター連結金具8の移動が阻止されシャッター6は
閉鎖位置で保持される。
垂直方向に移動するとともに当接片9が水平方向に移動
してシャッター連結金具8の側辺に当接片9が当接し、
シャッター連結金具8の移動が阻止されシャッター6は
閉鎖位置で保持される。
【0022】このように本発明の第1実施例の風圧開閉
式シャッター付換気扇によれば、電動送風機2の運転時
にはこの電動送風機2から発生した風圧Paにより最初
に補助シャッター12が支持棒11を支点に回動し、補
助シャッター12に設けた当接片9がシャッター連結金
具8より離脱され、続いてシャッター6が風圧Paによ
り開放され、電動送風機2の運転停止時にはシャッター
6が自重により閉鎖位置に移動し、補助シャッター12
も元に復帰し補助シャッター12の当接片9がシャッタ
ー連結金具8の側辺に当接し、シャッター連結金具8の
移動が阻止されるので、室外よりの外風が補助シャッタ
ー12に作用することがなく、シャッター6がばたつく
ことが防止されることとなる。
式シャッター付換気扇によれば、電動送風機2の運転時
にはこの電動送風機2から発生した風圧Paにより最初
に補助シャッター12が支持棒11を支点に回動し、補
助シャッター12に設けた当接片9がシャッター連結金
具8より離脱され、続いてシャッター6が風圧Paによ
り開放され、電動送風機2の運転停止時にはシャッター
6が自重により閉鎖位置に移動し、補助シャッター12
も元に復帰し補助シャッター12の当接片9がシャッタ
ー連結金具8の側辺に当接し、シャッター連結金具8の
移動が阻止されるので、室外よりの外風が補助シャッタ
ー12に作用することがなく、シャッター6がばたつく
ことが防止されることとなる。
【0023】つぎに本発明の第2実施例について、図3
を参照しながら説明する。なお、第1実施例と同一部分
には同一符号を付し、その説明は省略する。
を参照しながら説明する。なお、第1実施例と同一部分
には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0024】図に示すように、上記第1実施例に対し、
風圧を受けやすくするために、補助シャッター12Aの
風受板10Aの形状を尾翼状にする。
風圧を受けやすくするために、補助シャッター12Aの
風受板10Aの形状を尾翼状にする。
【0025】上記構成において、電動送風機(図示せ
ず)の運転時にこの電動送風機の風圧を補助シャッター
12Aの風受板10Aが受けたときには、風圧Paによ
り風受板10Aが支持棒11を支点に回動するとともに
気流の流れも風受板10Aの尾翼状の流線型形状により
スムーズに流れることとなる。
ず)の運転時にこの電動送風機の風圧を補助シャッター
12Aの風受板10Aが受けたときには、風圧Paによ
り風受板10Aが支持棒11を支点に回動するとともに
気流の流れも風受板10Aの尾翼状の流線型形状により
スムーズに流れることとなる。
【0026】このように本発明の第2実施例の風圧開閉
式シャッター付換気扇によれば、補助シャッター12A
の風受板10Aの形状を尾翼状にしているので、電動送
風機2から発生した風圧により確実に補助シャッター1
2Aを回転させ、風受板10Aの形状によって風の流れ
もスムーズで騒音値も低下し静かになる。
式シャッター付換気扇によれば、補助シャッター12A
の風受板10Aの形状を尾翼状にしているので、電動送
風機2から発生した風圧により確実に補助シャッター1
2Aを回転させ、風受板10Aの形状によって風の流れ
もスムーズで騒音値も低下し静かになる。
【0027】つぎに本発明の第3実施例について、図4
を参照しながら説明する。なお、第1および第2実施例
と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
を参照しながら説明する。なお、第1および第2実施例
と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0028】図に示すように、補助シャッター12Aの
当接片9が当接するシャッター連結金具8Aに切欠き1
3を設ける。
当接片9が当接するシャッター連結金具8Aに切欠き1
3を設ける。
【0029】上記構成において、電動送風機2の運転停
止時にはシャッター6が閉鎖位置に移動し、補助シャッ
ター12Aに設けた当接片9がシャッター連結金具8A
に設けた切欠き13に係合し、シャッター連結金具8A
が確実に保持される。
止時にはシャッター6が閉鎖位置に移動し、補助シャッ
ター12Aに設けた当接片9がシャッター連結金具8A
に設けた切欠き13に係合し、シャッター連結金具8A
が確実に保持される。
【0030】このように本発明の第3実施例の風圧開閉
式シャッター付換気扇によれば、外風によりシャッター
6が外方に引っ張られても補助シャッター12Aの側辺
がシャッター連結金具8Aの切欠き13に係合されてい
るため、どんな強い外風でもシャッター6のばたつきを
防止することができる。
式シャッター付換気扇によれば、外風によりシャッター
6が外方に引っ張られても補助シャッター12Aの側辺
がシャッター連結金具8Aの切欠き13に係合されてい
るため、どんな強い外風でもシャッター6のばたつきを
防止することができる。
【0031】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば内部に電動送風機を設けた枠体状の本体と、
この本体の風下側の開口部に開閉自在に軸支された複数
のシャッターと、この複数のシャッターの後端部近傍を
回動自在に連結し、自重によりシャッターが閉鎖される
ように設けたシャッター連結金具と、このシャッター連
結金具の風上側においてシャッター連結金具の側辺に当
接する当接片を水平方向に有し、垂直方向に風受板を設
け逆L字状に形成し、曲部を支点に本体に回動自在に設
けられた補助シャッターとを備え、前記電動送風機の運
転停止時には前記補助シャッターの当接片によりシャッ
ター連結金具の移動を阻止せしめ、電動送風機の運転時
に前記補助シャッターを電動送風機の風圧で回動させた
のち複数のシャッターを風圧で開放せしめる構成とした
ので、外風によるシャッターのばたつきを防止すること
のできる風圧開閉式シャッター付換気扇を提供できる。
明によれば内部に電動送風機を設けた枠体状の本体と、
この本体の風下側の開口部に開閉自在に軸支された複数
のシャッターと、この複数のシャッターの後端部近傍を
回動自在に連結し、自重によりシャッターが閉鎖される
ように設けたシャッター連結金具と、このシャッター連
結金具の風上側においてシャッター連結金具の側辺に当
接する当接片を水平方向に有し、垂直方向に風受板を設
け逆L字状に形成し、曲部を支点に本体に回動自在に設
けられた補助シャッターとを備え、前記電動送風機の運
転停止時には前記補助シャッターの当接片によりシャッ
ター連結金具の移動を阻止せしめ、電動送風機の運転時
に前記補助シャッターを電動送風機の風圧で回動させた
のち複数のシャッターを風圧で開放せしめる構成とした
ので、外風によるシャッターのばたつきを防止すること
のできる風圧開閉式シャッター付換気扇を提供できる。
【0032】また、補助シャッターの風受板を尾翼型と
したので、換気扇の作動時の騒音値を低く押さえること
ができる。
したので、換気扇の作動時の騒音値を低く押さえること
ができる。
【0033】また、補助シャッターの当接片が当接する
シャッター連結金具部分に前記当接片が係合する切欠き
を設けたので、シャッター連結金具をより確実に保持
し、シャッターのばたつきを確実に防止できる。
シャッター連結金具部分に前記当接片が係合する切欠き
を設けたので、シャッター連結金具をより確実に保持
し、シャッターのばたつきを確実に防止できる。
【図1】(a)本発明の第1実施例の風圧開閉式シャッ
ター付換気扇のシャッター閉鎖時の状態を示す概略断面
図 (b)同第1実施例の風圧開閉式シャッター付換気扇の
補助シャッター部分を示す拡大斜視図
ター付換気扇のシャッター閉鎖時の状態を示す概略断面
図 (b)同第1実施例の風圧開閉式シャッター付換気扇の
補助シャッター部分を示す拡大斜視図
【図2】同第1実施例の風圧開閉式シャッター付換気扇
のシャッター開閉時の状態を示す概略断面図
のシャッター開閉時の状態を示す概略断面図
【図3】同第2実施例の風圧開閉式シャッター付換気扇
の補助シャッター部分を示す拡大斜視図
の補助シャッター部分を示す拡大斜視図
【図4】(a)同第3実施例の風圧開閉式シャッター付
換気扇のシャッター閉鎖時の状態を示す概略断面図 (b)同第3実施例の風圧開閉式シャッター付換気扇の
シャッター連結金具の保持状態を示す側面図
換気扇のシャッター閉鎖時の状態を示す概略断面図 (b)同第3実施例の風圧開閉式シャッター付換気扇の
シャッター連結金具の保持状態を示す側面図
【図5】従来の風圧開閉式シャッター付換気扇の概略断
面図
面図
【図6】(a)同他の風圧開閉式シャッター付換気扇の
正面図 (b)同他の風圧開閉式シャッター付換気扇のロック機
構部を示す一部破断した側面図 (c)同他の風圧開閉式シャッター付換気扇のロック時
の状態を示す拡大側面図 (d)同他の風圧開閉式シャッター付換気扇のロック解
除時の状態を示す拡大側面図
正面図 (b)同他の風圧開閉式シャッター付換気扇のロック機
構部を示す一部破断した側面図 (c)同他の風圧開閉式シャッター付換気扇のロック時
の状態を示す拡大側面図 (d)同他の風圧開閉式シャッター付換気扇のロック解
除時の状態を示す拡大側面図
2 電動送風機 5 本体 6 シャッター 8 シャッター連結金具 8A シャッター連結金具 9 当接片 10 風受板 10A 風受板 12 補助シャッター 12A 補助シャッター 13 切欠き Pa 風圧
Claims (3)
- 【請求項1】 内部に電動送風機を設けた枠体状の本体
と、この本体の風下側の開口部に開閉自在に軸支された
複数のシャッターと、この複数のシャッターの後端部近
傍を回動自在に連結し、自重によりシャッターが閉鎖さ
れるように設けたシャッター連動金具と、このシャッタ
ー連動金具の風上側においてシャッター連結金具の側辺
に当接する当接片を水平方向に有し、垂直方向に風受板
を設け逆L字形に形成し曲部を支点に本体に回動自在に
設けられた補助シャッターとを備え、前記電動送風機の
運転停止時には前記補助シャッターの当接片によりシャ
ッター連結金具の移動を阻止せしめ、電動送風機の運転
時には前記補助シャッターを電動送風機の風圧で回動さ
せたのち複数のシャッターを風圧で開放せしめる構成と
した風圧開閉式シャッター付換気扇。 - 【請求項2】 補助シャッターの風受板を尾翼型とした
請求項1記載の風圧開閉式シャッター付換気扇。 - 【請求項3】 補助シャッターの当接片が当接するシャ
ッター連結金具部分に前記当接片が係合する切欠きを設
けた請求項1または2記載の風圧開閉式シャッター付換
気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22330995A JPH0968334A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 風圧開閉式シャッター付換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22330995A JPH0968334A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 風圧開閉式シャッター付換気扇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0968334A true JPH0968334A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16796135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22330995A Pending JPH0968334A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 風圧開閉式シャッター付換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0968334A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010139135A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Mitsubishi Electric Corp | 換気扇 |
JP2012255604A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 換気扇装置 |
KR101413178B1 (ko) * | 2012-07-18 | 2014-06-27 | 주식회사 팬직 | 풍압에 의해 구동되는 셔터를 구비하는 송풍기 |
CN109441886A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-03-08 | 广东美的暖通设备有限公司 | 风机组件及多联机系统 |
KR102393582B1 (ko) * | 2022-01-04 | 2022-05-03 | 오투이엔지 주식회사 | 미세먼지 제거효율이 향상된 열교환 환기장치 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP22330995A patent/JPH0968334A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010139135A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Mitsubishi Electric Corp | 換気扇 |
JP2012255604A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 換気扇装置 |
KR101413178B1 (ko) * | 2012-07-18 | 2014-06-27 | 주식회사 팬직 | 풍압에 의해 구동되는 셔터를 구비하는 송풍기 |
CN109441886A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-03-08 | 广东美的暖通设备有限公司 | 风机组件及多联机系统 |
KR102393582B1 (ko) * | 2022-01-04 | 2022-05-03 | 오투이엔지 주식회사 | 미세먼지 제거효율이 향상된 열교환 환기장치 |
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