JPH10154626A - 2層コイルの製造方法及び装置 - Google Patents

2層コイルの製造方法及び装置

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JPH10154626A
JPH10154626A JP8328045A JP32804596A JPH10154626A JP H10154626 A JPH10154626 A JP H10154626A JP 8328045 A JP8328045 A JP 8328045A JP 32804596 A JP32804596 A JP 32804596A JP H10154626 A JPH10154626 A JP H10154626A
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core
wire
conductor
coil
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JP8328045A
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Akihiro Sasaki
秋広 佐々木
Naoki Kawakubo
直喜 川久保
Kunio Mogi
邦夫 茂木
Toru Mizuno
亨 水野
Yoshihiro Onozeki
善宏 小野関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2層コイルの巻線時間を短縮するとともに作
業性の向上を図る。 【解決手段】 固定的に配置された巻芯21の外周に対
して自己融着導線20の任意の位置を巻き始めとし、該
巻き始めの位置から両側に延びる導線部分のそれぞれを
同時に相互に逆方向に巻回して巻芯21の軸方向に2層
となる巻線部24を形成していく。その際、導線2本分
の隙間Gを隔てて対向するように鍔部材22,23を巻
芯21の外周に配設しておくことで、左右各層が多重に
整列状態で巻かれて巻線部24が完成し、2つの巻線端
末25a,25bは共に巻き終わり端末となり、巻線部
24の最外周から導出されたものとなる。そして、導線
20が自己融着導線であることを利用して熱風、溶剤の
いずれか又は両方で巻線相互間を固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器や電
源装置等に使用されるトランス、チョークコイル用のコ
イルに好適な2層コイルの製造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、平面状のコイルを重ねてトラ
ンス等を作る方法は各種提案され、また実施されてい
る。例えば、実開平7−3120号のトランス部品は、
図15の如き平面コイル1を用い、これを絶縁シートで
相互に絶縁して複数個積層し、磁気コアと組み合わせる
構成である。また、実開平6−55222号のトランス
も同様に平面コイルを複数個積層し、磁気コアと組み合
わせたものである。
【0003】それらの従来技術に係るトランスに使用さ
れている平面コイルは、導線端末の一方がコイル最外周
から導出され、他方は内周側から導出されている。内周
側から導出されている引出導線は、コイルの巻線部を横
切る形で導出されるため、これら平面コイルを積層する
場合、各平面コイル間に引出導線を通すためのスペース
を必要とする。例えば、軸方向に2層の空心コイルを用
いる場合、空心コイルの必要厚みは内周側から導出され
ている引出導線を含めて導線3層分が必要となり、その
分トランスが大型になるとともに、各空心コイル間に隙
間を必要とすることから、コイル間の磁気的な結合の点
でも不利であった。
【0004】また、両方の引出導線が外周側から導出さ
れる平面コイルの例としては、特開平5−326309
号のコイル装置があり、図16乃至図18にそのコイル
構造を示す。このコイル構造は、図16のように導線を
つづみ形コイルばね形状に成形し、その巻線2を圧縮固
着して、図17及び図18のような平面コイル3とした
ものである。
【0005】その特開平5−326309号のコイル装
置では、平面コイル3の内周側からの引出導線の導出は
不要となるが、巻線をコイルばね状とするために、巻線
間にある程度の空間が必要となり、圧縮固着した後であ
っても各巻線間は完全に密着せず、密着して巻線したも
のと比較すると平面コイル3の外形が大きくなる。
【0006】一方、密着巻きした空心コイルで、引出導
線が内周側から導出されない平面コイルの例として特公
平4−47442号の多層コイルがある。この多層コイ
ルはモーターのステーターコイルとして用いられるもの
である。この多層コイルの製造方法は図19乃至図21
に示される。その巻線工程は、先ず図19に示されるよ
うに巻枠11に対し、その軸方向に摺動自在でスリット
12aの入ったフレーム12を設け、巻き始め側導線1
5をそのフレーム12のスリット12aに通した後、内
周部分より巻回し、その後図20のようにフレーム12
を軸方向に導線1本分の隙間が生じるように移動させ、
そこにできた空隙13に巻き始め側導線15を巻回しな
がら導出するものである。その結果、図21のように、
巻き始め端及び巻き終わり端の引出導線16,17が共
に多層コイルの最外周部分より導出されるようにされた
多層コイルを得る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、平面コイル
をトランス用として積層して使用する場合、各平面コイ
ルの巻線層数が増えるとそのコイルの高さ寸法が大きく
なるととともに、巻線間の結合が悪くなるため、各平面
コイルの高さ方向の層数は2層程度が望ましい。しか
し、図19乃至図21の巻線方法では、導線の層数は自
由に調整できるが、2層のコイルを作製する場合には、
巻線工数に無駄が多い。
【0008】本発明は、上記の点に鑑み、2層コイルの
巻線時間を短縮するとともに作業性の向上を図ることの
できる2層コイルの製造方法及び装置を提供することを
目的とする。
【0009】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の2層コイルの製造方法は、巻芯の外周に対
して自己融着導線の任意の位置を巻き始めとし、該巻き
始めの位置から両側に延びる自己融着導線部分のそれぞ
れを同時に相互に逆方向に巻回して該巻芯の軸方向に2
層となる巻線部を当該巻芯の外周に形成し、当該自己融
着導線の巻き終わり端末をそれぞれ該巻線部の最外周よ
り導出したことを特徴としている。
【0011】また、本発明の2層コイルの製造装置は、
巻芯と、自己融着導線を通すガイド溝又は穴を有しかつ
該自己融着導線の2本分の隙間を隔てて対向して前記巻
芯の周囲を相互に逆方向に回転する第1及び第2のホイ
ールと、第1のホイールのガイド溝又は穴に向けて一定
のテンションで巻線を繰り出す巻線供給部と、第1及び
第2のホイールのガイド溝又は穴を通った前記自己融着
導線を巻回状態で貯えかつ第2のホイールのガイド溝又
は穴に向けて一定テンションで繰り出す貯線部とを備え
た構成としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る2層コイルの
製造方法及び装置の実施の形態を図面に従って説明す
る。
【0013】図1乃至図5は本発明の第1の実施の形態
を巻線手順に従って示す概念図である。これらの図にお
いて、21は巻芯であり(巻芯は回転不要)、該巻芯2
1の外周側に図4及び図5の如く相互に対向する鍔部材
22,23が設けられ、巻芯21と鍔部材22,23と
で巻枠を構成するようになっている。導線20は、熱風
又は溶剤により融着する絶縁被覆を有する自己融着導線
(いわゆるセメントワイヤー)を使用する。
【0014】前記巻芯21に対する導線20の巻線手順
は図1、図2、図3の順序で行われる。すなわち、図1
のように固定的に配置された巻芯21の外周に対して導
線20の任意の位置を巻き始めとし、該巻き始めの位置
から両側に延びる導線部分20a,20bのそれぞれを
図2の矢印A,Bの如く同時に相互に逆方向に巻回して
巻芯21の軸方向に2層となる巻線部24を図3のよう
に形成していく。その際、図4のように導線2本分の隙
間G(線径の2倍より僅かに大きく設定する)を隔てて
対向するように鍔部材22,23を巻芯21の外周に配
設しておくことで、図4の状態から左右各層が多重に整
列状態で巻かれて巻線部24が完成した図5の状態とな
る。このとき、2つの巻線端末25a,25bは共に巻
き終わり端末となり、巻線部24の最外周から導出され
たものとなる。そして、導線20が自己融着導線である
ことを利用して熱風、溶剤のいずれか又は両方で巻線相
互間を固着し、巻芯21及び鍔部材22,23から巻線
部24を外すことで、図6のように両方の巻線端末25
a,25bが巻線部24の最外周から導出された2層空
心コイル30が得られる。
【0015】この第1の実施の形態によれば、巻芯21
の外周に対して自己融着導線である導線20の任意の位
置を巻き始めとし、該巻き始めの位置から両側に延びる
導線部分のそれぞれを同時に相互に逆方向に巻回して巻
芯21の軸方向に2層となる巻線部24を巻芯21の外
周に形成し、導線20の両方の巻き終わり端末をそれぞ
れ該巻線部24の最外周より導出することで、両方の巻
線端末が最外周から引き出された2層構造の平面コイル
を短時間でかつ作業性良く製造することができる。すな
わち、巻芯21両側に延びた導線部分は交差して同時に
巻線されることにより、相互に逆方向に巻回される導線
部分が互いに巻枠としての機能を果たすことで巻枠の鍔
部分を移動させることなく巻線できる。
【0016】従って、第1の実施の形態により2層コイ
ルを作製する場合、従来の方法と比較して、巻線工数は
略半分となり、鍔部分の移動やスペーサの取り外しとい
った手間もなく2層コイルの作製が可能となる。
【0017】図7乃至図14でより実際的な巻線機を用
いた本発明の第2の実施の形態を説明する。これらの図
において、31は巻芯(巻芯は回転不要)であり、該巻
芯31の外周側に相互に対向するホイール32,33が
回転自在に設けられている。ホイール32,33は巻線
位置を規制する鍔としての機能と巻線20の巻き始めの
位置から両側に延びる導線部分のそれぞれを巻回する機
能とを有し、巻芯31とホイール32,33とで巻枠を
構成するようになっている。図7の円P内のホイール3
2,33の周縁部を拡大して示すように、各ホイール3
2,33の周縁部には導線20を挿通させるためのすり
割溝の導線ガイド溝34がそれぞれ形成されている。な
お、巻芯31は片側のホイール33で支持されている
が、ホイール33と共には回転しないようになっている
ことが望ましい。
【0018】巻線供給部40は、導線20を巻回した供
給用の導線ボビン41とテンショナー42とを有してい
る。そして、導線20の繰り出し側となる左側ホイール
32にはプーリー等の導線ガイド35が回転自在に取り
付けられており、導線20を供給するための導線ボビン
41から引き出された導線20が、テンショナー42で
一定テンション(張力)を付与されて導線ガイド35を
介してホイール32の導線ガイド溝34に挿通されるよ
うになっている。
【0019】導線20の巻き取り側となる右側ホイール
33には、貯線用ドラム51と該貯線用ドラム51の逆
転に対し所定のトルクを持たせるバックテンショナー5
2とを有する貯線部50が配設されている。貯線用ドラ
ム51とバックテンショナー52とはベルト53で相互
に連動するように連結されている。従って、貯線用ドラ
ム51の正転により巻回状態で貯えられた導線20を貯
線用ドラム51を逆転させて繰り出す際にバックテンシ
ョナー52により一定のテンションが付与される。
【0020】なお、各ホイール32,33には軸部32
a,33aがそれぞれ一体に形成され、軸部32a,3
3aは図示しない軸受手段により支持されている。
【0021】この第2の実施の形態における巻線手順を
図8乃至図14を用いて説明する。先ず、巻線機が有す
る巻線供給部40のテンショナー42、導線ガイド35
を通して図8のように導線20を左側のホイール32の
導線ガイド溝34に挿通する。ホイール32の導線ガイ
ド溝34を通った導線20の先端部は、巻線機側のワイ
ヤーチャック60が開いた状態で上昇した後に閉じるこ
とで当該ワイヤーチャック60にて保持(挟持)され
る。
【0022】その後、図9のようにワイヤーチャック6
0は導線20の先端部を引き出して右側のホイール33
の導線ガイド溝34に通し、さらに貯線用ドラム51に
引っ掛ける。それからワイヤーチャック60は導線20
を開放して下降位置に復帰する。このときまでに、左右
のホイール32,33の相互に対面する巻線規制面32
b,33bの間隔Wを導線20の2本分の隙間に設定し
ておく。
【0023】図10のように、貯線用ドラム51に導線
20の先端部が引っ掛けられた後、ホイール32,33
の導線ガイド溝34に溶剤としてのアルコールを注入す
るとともに、貯線用ドラム51を正転して導線20を必
要量巻き取る。
【0024】貯線部50の貯線用ドラム51に十分導線
20が巻き貯められたら、巻芯31部分に向けて熱風を
吹き付けながら左右のホイール32,33を同時に(同
じタイミングで)相互に逆方向に回転させる。すなわ
ち、ホイール32が矢印U方向の回転であると、ホイー
ル33はそれと反対向きの矢印V方向に同じタイミング
で互いに同じ速度で回転する。この結果、各ホイール3
2,33の導線ガイド溝34から一定テンションで導線
20が繰り出されて自動的に巻芯31の外周に2層の巻
線が行われる(巻線原理は図1乃至図5の説明と同じで
ある)。その際、自己融着導線である導線20の絶縁被
覆には溶剤としてのアルコールが含浸されながら巻回さ
れかつ熱風が当てられている。これにより導線20の巻
回部分は相互に固着状態となって乾燥硬化していく。
【0025】図12のように所要の巻き数の巻線部24
が形成されたら、巻線機側のカッター61が上昇してホ
イール32,33の内面にて導線20の引き出し部分を
切断する。このときまでに巻線部分24の乾燥硬化は十
分達成されている。
【0026】その後、図13のように左右のホイール3
2,33が相互に離間して開き、図14のように取り出
し用チャック62にて完成した2層空心コイル30を取
り出す。この2層空心コイル30は両方の巻線端末25
a,25bが共に巻き終わり端末となって巻線部24の
最外周から導出されたものとなる。
【0027】この第2の実施の形態で述べたように、ホ
イール32,33は巻芯31に導線20を巻き付けてい
る間は一定間隔を保持していればよく、巻線中での軸方
向の移動やスペーサの着脱動作等は不要であり、巻線作
業が単純で、巻線作業時間の短縮を図ることができると
ともに、巻線機の機構の簡素化を図ることができる。
【0028】なお、第1及び第2の実施の形態では巻芯
21,31として円柱形状のものを図示したが、角柱形
状、楕円柱形状、長円柱形状等としてもよい。
【0029】また、ホイール32,33の導線ガイド溝
34の代わりに導線ガイド穴としてもよい。
【0030】さらに、巻芯として絶縁材料のボビンを用
いることもでき、この場合にはボビンに自己融着導線を
巻回し一体化したボビン付き2層コイルが得られる。
【0031】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
巻芯の外周に対して自己融着導線の任意の位置を巻き始
めとし、該巻き始めの位置から両側に延びる自己融着導
線部分のそれぞれを同時に相互に逆方向に巻回して該巻
芯の軸方向に2層となる巻線部を当該巻芯の外周に形成
し、当該自己融着導線の巻き終わり端末をそれぞれ該巻
線部の最外周より導出して2層コイルを作製でき、1連
の巻線工程は連続しており、巻線時間の短縮、巻線作業
性の改善を図ることができる。例えば、図19乃至図2
1で示した従来技術のような所要の巻線後に最内周にあ
る巻き始め導線を巻回して最外周から引き出すと言った
工程が不要となり、巻線工程が短縮かされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概念的説明であっ
て、巻き始め状態の巻芯及び導線を示す斜視図である。
【図2】同じく巻き始めの位置から両側に延びる導線部
分の巻芯に対するそれぞれの巻回方向を示す斜視図であ
る。
【図3】同じく巻芯に1回巻き付けた状態の巻芯及び導
線を示す斜視図である。
【図4】第1の実施の形態で用いる巻枠に導線を1回巻
き付けた状態を示す正断面図である。
【図5】第1の実施の形態で用いる巻枠に導線を所要回
数巻き付けた状態を示す正断面図である。
【図6】第1の実施の形態で得られた2層空心コイルを
示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態で用いる巻線機を示
す正面図である。
【図8】第2の実施の形態の巻線手順を示すもので、巻
線供給部からの導線を左側ホイールの導線ガイド溝に挿
通した状態の正面図である。
【図9】同じく巻線供給部からの導線を左右ホイールの
導線ガイド溝に挿通して貯線用ドラムに引っ掛けようと
する所の正面図である。
【図10】同じく巻線供給部からの導線を貯線用ドラム
の回転によって巻き貯める工程を示す正面図である。
【図11】同じく巻芯に対して左右ホイールを相互に逆
回転させて巻線を開始する状態を示す正面図である。
【図12】同じく巻芯に対する巻線が終了した状態を示
す巻線部分を断面とした正面図である。
【図13】同じく左右ホイールを相互に離間して開いた
状態を示す斜視図である。
【図14】同じく完成した2層空心コイルを取り出す工
程を示す斜視図である。
【図15】実開平7−3120号のトランス部品で用い
る従来の平面コイルの斜視図である。
【図16】特開平5−326309号のコイル装置で用
いるコイルを作製するためのつづみ形コイルばね形状を
示す正断面図である。
【図17】同じくつづみ形コイルばね形状を圧縮固着し
たコイルを示す斜視図である。
【図18】同じく図17のXVIII−XVIII断面図である。
【図19】特公平4−47442号の多層コイルの巻線
方法であって所要の巻線を終了した状態を示す正断面図
である。
【図20】同じく内周側引出線を外周に向けて巻回する
工程を説明する正断面図である。
【図21】同じく得られた多層コイルを示す正断面図で
ある。
【符号の説明】
1,3 平面コイル 2 巻線 11 巻枠 12 フレーム 20 導線 21,31 巻芯 22,23 鍔部材 24 巻線部 25a,25b 巻線端末 30 空心コイル 32,33 ホイール 34 導線ガイド溝 35 導線ガイド 40 巻線供給部 41 導線ボビン 42 テンショナー 50 貯線部 51 貯線用ドラム 52 バックテンショナー 60 ワイヤーチャック 61 カッター 62 取り出し用チャック
フロントページの続き (72)発明者 水野 亨 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティー ディーケイ株式会社内 (72)発明者 小野関 善宏 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティー ディーケイ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻芯の外周に対して自己融着導線の任意
    の位置を巻き始めとし、該巻き始めの位置から両側に延
    びる自己融着導線部分のそれぞれを同時に相互に逆方向
    に巻回して該巻芯の軸方向に2層となる巻線部を当該巻
    芯の外周に形成し、当該自己融着導線の巻き終わり端末
    をそれぞれ該巻線部の最外周より導出したことを特徴と
    する2層コイルの製造方法。
  2. 【請求項2】 巻芯と、自己融着導線を通すガイド溝又
    は穴を有しかつ該自己融着導線の2本分の隙間を隔てて
    対向して前記巻芯の周囲を相互に逆方向に回転する第1
    及び第2のホイールと、第1のホイールのガイド溝又は
    穴に向けて一定のテンションで巻線を繰り出す巻線供給
    部と、第1及び第2のホイールのガイド溝又は穴を通っ
    た前記自己融着導線を巻回状態で貯えかつ第2のホイー
    ルのガイド溝又は穴に向けて一定テンションで繰り出す
    貯線部とを備えたことを特徴とする2層コイルの製造装
    置。
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