JP2002233116A - 回転機の固定子及びその製造方法、並びに製造方法に用いる巻線用治具 - Google Patents

回転機の固定子及びその製造方法、並びに製造方法に用いる巻線用治具

Info

Publication number
JP2002233116A
JP2002233116A JP2001029049A JP2001029049A JP2002233116A JP 2002233116 A JP2002233116 A JP 2002233116A JP 2001029049 A JP2001029049 A JP 2001029049A JP 2001029049 A JP2001029049 A JP 2001029049A JP 2002233116 A JP2002233116 A JP 2002233116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
winding
stator
magnetic
pocket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001029049A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Mabuchi
信行 馬渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001029049A priority Critical patent/JP2002233116A/ja
Publication of JP2002233116A publication Critical patent/JP2002233116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルの熱放出性や占積率を向上できると共
に、安価にできる回転機の固定子を提供する。 【解決手段】 ステータヨーク1と、ステータヨーク1
に装着された複数の磁気ティース2と、その各磁気ティ
ース2の周囲に巻回したボビンレスのコイル3と、ステ
ータヨーク1の各磁気ティース装着部5の近傍に回転機
ロータの軸方向に延在して形成した入線用ポケット6と
を有し、各コイル3の巻き始め導線部分3aを、対応す
る入線用ポケット6に入線して配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転機の固定子及
びその製造方法、並びに製造方法に用いる巻線用治具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転機の固定子として、ステータ
ヨークと磁気ティースとを分割し、磁気ティースにコイ
ルを巻回したコイルボビンをセットした後、磁気ティー
スをステータヨークに装着するようにしたものがある。
【0003】一方、最近では、回転機の効率向上を図る
ことから、固定子のコイルを形成する導線として径の太
いものが使用される傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、太い導線を
例えば図8に示すようなコイルボビン51に複数層巻回
してコイル52を形成する場合には、コイル52の巻き
始め導線部分の近傍に大きな隙間が形成されることにな
る。なお、図8は、矢印方向から見て、導線を時計回り
にコイルボビン51に18ターン巻回する場合で、導線
に付した数字は巻順を示している。
【0005】即ち、図8の場合には、導線を32番目か
ら33番目に向かって巻く際、及び34番目から35番
目に向かって巻く際に、巻き始めの1番目の導線の立ち
上がり部分が邪魔になる入線干渉によって、実際には図
示のようには巻けなくなり、1番目の導線の外側に大き
な隙間が形成されてしまうことになる。
【0006】このため、コイルの熱放出性や占積率が低
下したり、コイルにワニスを塗布する場合や樹脂モール
ドする場合には、ワニスや樹脂の使用量が多くなってコ
ストアップになることが懸念される。
【0007】また、上述したように、磁気ティースにコ
イルを巻回したコイルボビンをセットして、磁気ティー
スをステータヨークに装着する構成にあっては、コイル
ボビンを要する分、コストアップになることが懸念され
る。
【0008】従って、かかる点に鑑みてなされた本発明
の第1の目的は、コイルの熱放出性や占積率を向上でき
ると共に、安価にできる回転機の固定子を提供すること
にある。
【0009】更に、本発明の第2の目的は、上記の固定
子を簡単に製造できる回転機の固定子製造方法を提供す
ることにある。
【0010】更に、本発明の第3の目的は、上記の製造
方法に用いられ、簡単な構成でコイルを入線干渉が生じ
ることなく高占積率で形成できる巻線用治具を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の回転機の固定子の発明は、ステータヨーク
と、該ステータヨークに装着された複数の磁気ティース
と、該各磁気ティースの周囲に巻回したボビンレスのコ
イルと、上記ステータヨークの各磁気ティース装着部の
近傍に回転機ロータの軸方向に延在して形成した入線用
ポケットとを有し、上記各コイルの巻き始め導線部分
は、対応する上記入線用ポケットに入線して配設したこ
とを特徴とする。
【0012】請求項1の発明によると、磁気ティースの
周囲にコイルボビンを介することなく直接コイルが巻回
して配設され、しかもコイルの巻き始め導線部分は、ス
テータヨークの磁気ティース装着部の近傍に形成された
入線用ポケットに入線しているので、コイルを入線干渉
による隙間を生じることなく磁気ティース及びステータ
ヨークに密着して配設することができる。またコイルの
熱放出性や占積率を向上することが可能になると共に、
コイルボビンを用いない他に、コイルにワニスを塗布し
たり、コイルを樹脂モールドする場合のワニスや樹脂の
使用量を減少できるので、コストダウンを図ることが可
能となる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の回転機の固定子において、上記入線用ポケットは、上
記磁気ティース装着部に開放した段部からなることを特
徴とする。
【0014】請求項2の発明によると、入線用ポケット
が磁気ティース装着部に開放した段部からなるので、コ
イルの巻き始め導線部分を磁気ティース部分のコイル導
線により密着させることができ、コイルの熱放出性や占
積率をより向上することが可能になると共に、ワニスや
樹脂の使用量をより少なくでき、よりコストダウンを図
ることが可能となる。
【0015】上記第2の目的を達成する請求項3に記載
の回転機の固定子製造方法の発明は、巻線用治具に導線
を巻回してコイルを形成するコイル形成工程と、形成さ
れたコイルの空心部に磁気ティースを挿入して磁気ティ
ースにコイルを装着する磁気ティース挿入工程と、各磁
気ティース装着部の近傍に回転機ロータの軸方向に延在
して入線用ポケットを形成したステータヨークの上記各
磁気ティース装着部に、上記磁気ティース挿入工程でコ
イルが装着された磁気ティースを上記コイルの巻き始め
導線部分が上記入線用ポケットに入線した状態で装着す
る工程とを有することを特徴とする。
【0016】請求項3の発明によると、巻線用治具を用
いて形成された空心コイルに磁気ティースを挿入し、そ
の磁気ティースをコイルの巻き始め導線部分が入線用ポ
ケットに入線するようにステータヨークに装着すればよ
いので、固定子を簡単に製造することが可能となる。
【0017】上記第3の目的を達成する請求項4に記載
の巻線用治具の発明は、請求項3に記載の製造方法に用
いる巻線用治具であって、断面長方形の巻付け部と、該
巻付け部の一端に設けた固定鍔と、該固定鍔と対向して
上記巻付け部の他端に着脱自在に設けた鍔部材と、上記
固定鍔または鍔部材の何れか一方に形成した入線用ガイ
ドポケットとを有し、上記入線用ガイドポケットは、上
記巻付け部の断面長方形の一方の長辺に沿って上記コイ
ルを形成するための導線の直径とほぼ等しい深さで形成
した第1の溝と、該第1の溝に連続して上記巻付け部の
断面長方形の一方の短辺に沿って深さが連続的に浅くな
るようにテーパ状に形成した第2の溝とからなり、上記
導線を上記入線用ガイドポケットを通して上記巻付け部
に巻回して上記コイルを形成することを特徴とする。
【0018】請求項4の発明によると、コイルを形成す
るための導線を、入線用ガイドポケットの第1の溝およ
び第2の溝を通して固定鍔と着脱自在な鍔部材との間で
巻付け部に巻回できるので、入線干渉による隙間を生じ
ることなく、安定して整列して積層巻回でき、占積率を
向上することが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図1乃至図7を参照して説明する。
【0020】図1は本発明による固定子の要部の構成を
示す斜視図、図2乃至図7はその製造工程を説明するた
めの図で、図2(a)及び(b)はコイルを形成する際
に用いる巻線用治具の構成を示す斜視図及び底面図、図
3はコイルの巻線状態を説明するための図、図4は形成
されたコイルの斜視図、図5はコイルに絶縁紙を貼り付
けた状態を示す斜視図、図6はコイルの空心部に磁気テ
ィースを挿入した状態を示す斜視図、図7は固定子の完
成状態を示す軸方向から見た正面図である。
【0021】図1に示すように、本実施の形態の固定子
は、リング状のステータヨーク1と、ステータヨーク1
の内周側に等間隔に装着される複数の磁気ティース2
と、各磁気ティース2の周囲に巻回したボビンレスのコ
イル3と、ステータヨーク1の各磁気ティース装着部5
の近傍に回転機ロータ(図示せず)の軸方向に貫通して
形成した入線用ポケット6とを有している。
【0022】各入線用ポケット6は、対応する磁気ティ
ース装着部5に開放した段部をもって構成し、この入線
用ポケット6に、対応する磁気ティース装着部5に装着
された磁気ティース2の周囲に巻回されたコイル3の巻
き始め導線部分3aを入線させて配設する。なお、図1
において符号7は絶縁紙を示している。また、図1で
は、図面を簡略化するため、それぞれコイル3を有する
3個の磁気ティース2をステータヨーク1の各磁気ティ
ース装着部5に装着した状態を示しており、他の磁気テ
ィース2及びコイル3の図示は省略している。
【0023】次に、上記固定子の製造方法について図2
乃至図7を参照して説明する。先ず、図2(a)及び
(b)に示す巻線用治具11を用いてコイル3を必要数
形成する。この巻線用治具11には、断面長方形の巻付
け部12と、巻付け部12の一端に一体に或いは取り外
し可能に設けた固定鍔13と、巻付け部12の他端に固
定鍔13と対向して取り付けねじ14により着脱自在に
設けた鍔部材15とが設けてある。固定鍔13或いは鍔
部材15、本実施の形態では固定鍔13には、巻付け部
12の断面長方形の一方の長辺に沿ってコイル3を形成
するための導線の直径とほぼ等しい深さの第1の溝16
aと、この第1の溝16aに連続して巻付け部12の断
面長方形の一方の短辺に沿って深さが連続的に浅くなる
テーパ状の第2の溝16bとを有する入線用ガイドポケ
ット16を形成されている。
【0024】上記の巻線用治具11を用いてコイル3を
形成するにあたっては、鍔部材15を取り付けねじ14
により巻付け部12の他端に取り付けた状態で、コイル
3を形成するための導線(例えば、直径2.4mm)
を、固定鍔13に形成した入線用ガイドポケット16の
第1の溝16aおよび第2の溝16bを通して巻付け部
12に所定巻数分楕円状に巻回する。
【0025】このようにして、導線を巻付け部12に巻
回すれば、図3に示すように、コイル3の巻き始め導線
部分3aが入線用ガイドポケット16に入線しているの
で、導線を積層して巻回する際に巻き始め導線部分3a
が邪魔になることはない。従って、入線干渉を生じるこ
とがないので、導線を巻付け部12に隙間なく安定して
整列して積層巻回することができ、コイル3の占積率を
上げることができる。なお、図3は、矢印方向から見
て、導線を時計回りに巻付け部12に18ターン巻回す
る場合で、導線に付した数字は巻順を示している。
【0026】巻付け部12に導線を所定巻数分巻回した
ら、鍔部材15を巻付け部12から取外して巻付け部1
2からコイル3を抜き取り、図4に示すような空心のコ
イル3を得る。
【0027】以上のようにしてコイル3を形成したら、
図5に示すように磁気ティース2の断面形状に合わせて
コイル3の一部に絶縁紙7を貼り付け、その後、図6に
示すようにコイル3の空心部に磁気ティース2を挿入し
てから、その先端部を図1に示したようにステータヨー
ク1の磁気ティース装着部5に装着すると共に、コイル
3の巻き始め導線部分3aを入線用ポケット6に入線さ
せる。
【0028】その後、ステータヨーク1の全ての磁気テ
ィース装着部5に、各コイル3の巻き始め導線部分3a
を対応する入線用ポケット6に入線させて磁気ティース
2を装着したら、その状態で図7に示すように渡り線2
1を介して所定のコイル同士を接続して固定子を完成さ
せる。なお、コイル3の巻き始め導線部分3aを入線用
ポケット6に入線させた状態で、必要に応じてコイル3
にワニスを塗布したり、コイル3を樹脂モールドする。
【0029】本実施の形態によると、コイル3をボビン
を介することなく磁気ティース2の周囲に配設し、しか
もコイル3の巻き始め導線部分3aを、ステータヨーク
1の磁気ティース装着部5の近傍に形成した入線用ポケ
ット6に入線させたので、コイル3を入線干渉による隙
間を生じさせることなく、磁気ティース2及びステータ
ヨーク1に密着して配設することができる。従って、コ
イル3の熱放出性や占積率を向上することができると共
に、コイル3にワニスを塗布したり、コイル3を樹脂モ
ールドする場合のワニスや樹脂の使用量を少なくできる
ので、コイルボビンを用いないことと相俟って、コスト
ダウンを図ることができる。
【0030】また、かかる固定子を製造するにあたって
は、巻線用治具11を用いてコイル3を形成すること
で、コイル3を入線干渉による隙間を生じることなく高
占積率で整列して積層巻回できると共に、形成されたコ
イル3の空心部に磁気ティース2を挿入し、その磁気テ
ィース2をコイル3の巻き始め導線部分3aがステータ
ヨーク1の入線用ポケット6に入線するようにステータ
ヨーク1の磁気ティース装着部6に装着すればよいの
で、簡単に製造することができる。
【0031】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能である。例えば、上記実施の形態では、ステータヨー
ク1に形成する入線用ポケット6を、磁気ティース装着
部5に開放した断部をもって構成したが、必ずしも磁気
ティース装着部5に開放させる必要はなく、その近傍に
溝状に形成することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明による回転機の固
定子によれば、磁気ティースの周囲に配設するコイルを
ボビンレスとすると共に、ステータヨークの磁気ティー
ス装着部の近傍に入線用ポケットを形成して、コイルの
巻き始め導線部分を入線用ポケットに入線させたので、
コイルを入線干渉による隙間を生じさせることなく、磁
気ティースおよびステータヨークに密着して配設するこ
とができ、コイルの熱放出性や占積率を向上することが
できると共に、コイルボビンを用いないことと相俟っ
て、コイルにワニスを塗布したり、コイルを樹脂モール
ドする場合のワニスや樹脂の使用量を少なくでき、コス
トダウンを図ることができる。
【0033】また、本発明による回転機の固定子製造方
法によれば、巻線用治具を用いて空心コイルを形成し、
その空心コイルに磁気ティースを挿入して、コイルの巻
き始め導線部分がステータヨークに形成された入線用ポ
ケットに入線するように磁気ティースをステータヨーク
に装着すればよいので、固定子を簡単に製造することが
できる。
【0034】更に、本発明による巻線用治具によれば、
コイルを形成するための導線を、固定鍔或いは鍔部材に
形成した入線用ガイドポケットの第1の溝及び第2の溝
を通して固定鍔と着脱自在な鍔部材との間で巻付け部に
巻回できるので、入線干渉による隙間を生じることな
く、安定して整列して積層巻回でき、コイルの占積率を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による固定子の要部の構成
を示す斜視図である。
【図2】図1に示したコイルを形成する際に用いる巻線
用治具の構成を示し、(a)は斜視図、(b)は底面図
である。
【図3】図2に示した巻線用治具によるコイルの巻線状
態を説明するための図である。
【図4】図2に示した巻線用治具を用いて形成したコイ
ルの一例の斜視図である。
【図5】図1に示した磁気ティースと絶縁紙を貼り付け
たコイルとを示す斜視図である。
【図6】図5に示した絶縁紙を貼り付けたコイルの空心
部に磁気ティースを挿入した状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態による固定子の完成状態を
示す軸方向から見た正面図である。
【図8】従来の固定子におけるコイルの巻線状態を説明
するための図である。
【符号の説明】
1 ステータヨーク 2 磁気ティース 3 コイル 3a 巻き始め導線部分 5 磁気ティース装着部 6 入線用ポケット 7 絶縁紙 11 巻線用治具 12 巻付け部 13 固定鍔 14 取り付けねじ 15 鍔部材 16 入線用ガイドポケット 16a 第1の溝 16b 第2の溝 21 渡り線
フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA07 AB04 AB06 AB09 AC06 AE07 AE08 5H603 AA09 BB01 CA01 CB03 CB04 CB11 CB23 CC11 CC17 CD31 CD32 5H604 AA08 CC01 CC05 CC16 DB15 DB26 PB03 PD02 PD03 QA01 QB16 5H615 AA01 BB14 BB16 PP01 PP08 PP10 PP13 PP28 QQ21 RR04 SS10 SS11 SS19 TT03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータヨークと、該ステータヨークに
    装着された複数の磁気ティースと、該各磁気ティースの
    周囲に巻回したボビンレスのコイルと、上記ステータヨ
    ークの各磁気ティース装着部の近傍に回転機ロータの軸
    方向に延在して形成した入線用ポケットとを有し、 上記各コイルの巻き始め導線部分は、対応する上記入線
    用ポケットに入線して配設したことを特徴とする回転機
    の固定子。
  2. 【請求項2】 上記入線用ポケットは、 上記磁気ティース装着部に開放した段部からなることを
    特徴とする請求項1に記載の回転機の固定子。
  3. 【請求項3】 巻線用治具に導線を巻回してコイルを形
    成するコイル形成工程と、 形成されたコイルの空心部に磁気ティースを挿入して磁
    気ティースにコイルを装着する磁気ティース挿入工程
    と、 各磁気ティース装着部の近傍に回転機ロータの軸方向に
    延在して入線用ポケットを形成したステータヨークの上
    記各磁気ティース装着部に、上記磁気ティース挿入工程
    でコイルが装着された磁気ティースを上記コイルの巻き
    始め導線部分が上記入線用ポケットに入線した状態で装
    着する工程と、 を有することを特徴とする回転機の固定子の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の製造方法に用いる巻線
    用治具であって、 断面長方形の巻付け部と、該巻付け部の一端に設けた固
    定鍔と、該固定鍔と対向して上記巻付け部の他端に着脱
    自在に設けた鍔部材と、上記固定鍔または鍔部材の何れ
    か一方に形成した入線用ガイドポケットとを有し、 上記入線用ガイドポケットは、 上記巻付け部の断面長方形の一方の長辺に沿って上記コ
    イルを形成するための導線の直径とほぼ等しい深さで形
    成した第1の溝と、 該第1の溝に連続して上記巻付け部の断面長方形の一方
    の短辺に沿って深さが連続的に浅くなるようにテーパ状
    に形成した第2の溝とからなり、 上記導線を上記入線用ガイドポケットを通して上記巻付
    け部に巻回して上記コイルを形成することを特徴とする
    巻線用治具。
JP2001029049A 2001-02-06 2001-02-06 回転機の固定子及びその製造方法、並びに製造方法に用いる巻線用治具 Pending JP2002233116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001029049A JP2002233116A (ja) 2001-02-06 2001-02-06 回転機の固定子及びその製造方法、並びに製造方法に用いる巻線用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001029049A JP2002233116A (ja) 2001-02-06 2001-02-06 回転機の固定子及びその製造方法、並びに製造方法に用いる巻線用治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002233116A true JP2002233116A (ja) 2002-08-16

Family

ID=18893435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001029049A Pending JP2002233116A (ja) 2001-02-06 2001-02-06 回転機の固定子及びその製造方法、並びに製造方法に用いる巻線用治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002233116A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340580A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Toyota Motor Corp 回転電機
CN104917305A (zh) * 2014-03-12 2015-09-16 精工爱普生株式会社 马达以及机器人
JP2018186664A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 日立オートモティブシステムズ株式会社 回転電機に用いられる固定子、回転電機、及び固定子の製造方法
WO2022000737A1 (zh) * 2020-06-30 2022-01-06 无锡飞翎电子有限公司 定子组件的制备方法、定子组件和电机

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5052556A (ja) * 1973-09-10 1975-05-10
JPH099585A (ja) * 1995-06-16 1997-01-10 Honda Motor Co Ltd 電動モータの固定子の製造方法
JPH10285841A (ja) * 1997-04-10 1998-10-23 Toshiba Corp 回転電機のステータ
JPH11332138A (ja) * 1998-05-14 1999-11-30 Shibaura Mechatronics Corp ステータコア
JP2000341889A (ja) * 1999-05-25 2000-12-08 Hitachi Ltd 回転機用コア、その製造方法、コア用素片および回転機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5052556A (ja) * 1973-09-10 1975-05-10
JPH099585A (ja) * 1995-06-16 1997-01-10 Honda Motor Co Ltd 電動モータの固定子の製造方法
JPH10285841A (ja) * 1997-04-10 1998-10-23 Toshiba Corp 回転電機のステータ
JPH11332138A (ja) * 1998-05-14 1999-11-30 Shibaura Mechatronics Corp ステータコア
JP2000341889A (ja) * 1999-05-25 2000-12-08 Hitachi Ltd 回転機用コア、その製造方法、コア用素片および回転機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340580A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Toyota Motor Corp 回転電機
CN104917305A (zh) * 2014-03-12 2015-09-16 精工爱普生株式会社 马达以及机器人
JP2018186664A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 日立オートモティブシステムズ株式会社 回転電機に用いられる固定子、回転電機、及び固定子の製造方法
WO2022000737A1 (zh) * 2020-06-30 2022-01-06 无锡飞翎电子有限公司 定子组件的制备方法、定子组件和电机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101873023B (zh) 电枢
US7696667B2 (en) Split stator of electric motor
JP5087880B2 (ja) リアクトル
US20090152976A1 (en) Dynamo-electrical machine with tooth-wound coils
WO2015186835A1 (ja) ステータの組立方法およびステータの組立装置
US20050110361A1 (en) Dynamoelectric machine stator and method for mounting prewound coils thereunto
EP3142130A1 (en) Core case unit, coil component, and method for producing coil component
WO2018079151A1 (ja) ステータおよびステータの製造方法
JP5098611B2 (ja) コイル・ウェッジ挿入装置及びコイル・ウェッジ挿入方法。
JP4680154B2 (ja) 回転電機及びその製造方法
WO2011058853A1 (ja) 集中巻きモータの絶縁構造
JP4182129B2 (ja) 電気機械のステータ
JP2007014088A (ja) 回転電機のステータ、回転電機、及び回転電機のステータの製造方法
JP4509088B2 (ja) 回転電機の製造法
JP2002233116A (ja) 回転機の固定子及びその製造方法、並びに製造方法に用いる巻線用治具
JP2002247789A (ja) 回転界磁型電気機器のステータコイル構造及びその製造方法
JPH10154626A (ja) 2層コイルの製造方法及び装置
JP2004135412A (ja) 回転トランス型レゾルバの巻線固定構造
JP3643961B2 (ja) 回転トランス型レゾルバのインナーコア構造
JPH11289721A (ja) 積層固定子鉄心とその製造方法
JP2000083340A (ja) Srモータ用ステータ巻線及びその巻線形成方法
WO2020161999A1 (ja) 回転電機の固定子及びそれを用いた回転電機
JP2003244881A (ja) 回転電動機および回転電動機に用いるコイルの製造方法
KR0128899B1 (ko) 동기형 모터의 스테이터 구조 및 그 조립방법
JP2005269755A (ja) 分割コアを持つ回転電機のステータの巻線ボビン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060620