JPH10150064A - 半導体樹脂封止装置及びその装置の設置方法、並びに設置システム - Google Patents

半導体樹脂封止装置及びその装置の設置方法、並びに設置システム

Info

Publication number
JPH10150064A
JPH10150064A JP30905996A JP30905996A JPH10150064A JP H10150064 A JPH10150064 A JP H10150064A JP 30905996 A JP30905996 A JP 30905996A JP 30905996 A JP30905996 A JP 30905996A JP H10150064 A JPH10150064 A JP H10150064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead frame
resin
semiconductor
molding
loader
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30905996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Omura
康 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Mechatronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mechatronics Co Ltd filed Critical Toshiba Mechatronics Co Ltd
Priority to JP30905996A priority Critical patent/JPH10150064A/ja
Publication of JPH10150064A publication Critical patent/JPH10150064A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体の一面をクリーンルームに接続する
ようにすると共に、複数台を並列に設置して使用する場
合に、オペレータの作業エリアを少なくできると共に、
成形部のメンテナンスも容易に行うことができ、また、
装置間の間隔スペースも小さくすることができるように
する。 【解決手段】 装置本体32において、成形部40に対
する主作業面57を、リードフレーム供給部45に対す
るリードフレーム納入面49が設定された第1の面32
aと相対する第2の面32bとなるように設定する。第
1の面32aをクリーンルーム58に接続する状態で、
複数台並列に設置した場合には、主作業面57は、装置
間に向くのではなく、クリーンルーム58と相対する側
に向くことになるので、主な作業をオペレータAは装置
間に立ち入ることなく行うことができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードフレームが
有する半導体チップを樹脂により封止するための半導体
樹脂封止装置及びその装置の設置方法、並びに設置シス
テムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】半導体樹脂封止装置
は、例えば図3に示すように、リードフレーム1が有す
る複数個の半導体チップ2を、それぞれ封止用の樹脂3
により封止するためのものであり、一般には、図4に示
すような構成となっている。
【0003】すなわち、半導体樹脂封止装置4における
装置本体5のほぼ中央部に、成形型6を有する成形部7
が配設され、この成形部7の左側にローダ8が、右側に
アンローダ9がそれぞれ配設されている。ローダ8の前
方(図4において下方側)にはリードフレーム供給部1
0が配設され、後方には樹脂供給部11が配設されてい
る。リードフレーム供給部10には、樹脂封止前のリー
ドフレーム1を収容したマガジン10aが外部から納入
されるようになっている。アンローダ9の前方には、収
納ローダ12、不要物除去部13、及び製品収納部14
がそれぞれ配設されている。なお、図4において、Aは
半導体樹脂封止装置4を操作するオペレータを示してい
る。
【0004】ローダ8の下方には整列部15が設けられ
ていて、リードフレーム供給部10から供給されたリー
ドフレーム1と、樹脂供給部11から供給された封止用
の樹脂タブレット(図示せず)とをその整列部15によ
り整列させて成形部7側へ搬送し、成形部7において、
リードフレーム1が有する複数個の半導体チップ2を、
それぞれ封止用の樹脂3により封止する成形を行うよう
になっている。成形された成形品は、アンローダ9によ
り成形型6から取り出され、図示しない台車により不要
物除去部13に運ばれ、ここでゲートなどの不要な樹脂
が取り除かれ、図3に示すような製品16となる。この
製品16は、収納ローダ12により台車上から製品収納
部14の収納カセット14aに収納される。
【0005】上記構成の半導体樹脂封止装置4において
は、成形部7に対する主作業面と、リードフレーム供給
部10に対してリードフレーム1が収容されたマガジン
10aを外部から納入するためのリードフレーム納入面
と、製品収納部14の収納カセット14aに収納された
製品16を外部へ取り出すための製品取り出し面とが、
装置本体5の一面である前面5aとなっている。
【0006】このような構成の半導体樹脂封止装置4
は、図5に示すようなU字形の製造ライン17で使用す
るのに適している。この図5においては、半導体樹脂封
止装置4を中心にして他の複数個のユニット18がU字
形をなすように配置されている。また、このような構成
の半導体樹脂封止装置4は、図6に示すような直線的な
製造ライン19でも使用される。
【0007】ところで、近年では、半導体チップの微細
化に伴い、これの取扱環境が極めて重要になってきてお
り、成形前の半導体チップをクリーンな環境下で維持す
る必要がある。だからといって、製造ライン全体をクリ
ーンルーム内に設置することはクリーンルーム面積の増
大による維持費の増大を招くことになる。
【0008】そこで、図7に示すように、半導体樹脂封
止装置4をモールド室20に残した状態で、半導体樹脂
封止装置4をクリーンルーム21に横付けするように設
置し、リードフレーム供給部10に対してリードフレー
ム1を収容したマガジン10aを、装置本体5の左側面
5b側から納入することが行われている。図7では、複
数台の半導体樹脂封止装置4を、各装置本体5の左側面
5bがクリーンルーム21に接続される状態で、並列に
設置している。この場合、当然ながら、ローダ8の直上
部には、クリーンエア供給装置(図示せず)が設置され
る。このような配置構成とすることにより、上記したク
リーンルーム面積が増大することによる問題点を解決す
ることができる。
【0009】しかしながら、上記した従来構成の半導体
樹脂封止装置4では、次のような問題点がある。まず、
もともとU字形の製造ライン17に適した半導体樹脂封
止装置4を図7に示すように設置しているため、成形部
7に対する主作業面を含む主操作面及び製品を取り出す
ための製品取り出し面が、隣り合った半導体樹脂封止装
置4,4間に臨むことになる。このため、モールド室2
0のオペレータAは、各半導体樹脂封止装置4の主な操
作及び作業をするためには、半導体樹脂封止装置4,4
間に立ち入る必要がある(図7の矢印B参照)。これに
伴い、オペレータAの作業エリアが増えて、作業効率の
低下を招くことになる。
【0010】また、成形型6のメンテナンスにおいて
も、半導体樹脂封止装置4,4間での作業となる。成形
型6はある期間でオーバーホールする必要があり、重さ
が約800kgの成形型6を装置本体5に対して出し入
れする作業はリフタなどを使用しての作業となり、非常
に狭い場所での作業となる。これによっても作業効率が
低下すると共に、危険性も増大する。このようなことに
対処するためには、各半導体樹脂封止装置4,4間の間
隔を十分に広く取ることが必要となるが、これでは建屋
スペース有効活用ができないことになる。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その第1の目的は、装置本体の一面をクリーンル
ームに接続するようにすると共に、複数台を並列に設置
して使用する場合に、オペレータの作業エリアを少なく
できると共に、成形部のメンテナンスも容易に行うこと
ができ、作業効率の向上を図ることができ、また、装置
間の間隔スペースも小さくすることが可能な半導体樹脂
封止装置を提供することにあり、第2の目的は、同様な
目的を達成するための半導体樹脂封止装置の設置方法を
提供することにあり、そして第3の目的は、第1の目的
と同様な目的を達成するための半導体樹脂封止装置の設
置システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体樹脂封
止装置は、上記した第1の目的を達成するために、成形
型を有する成形部に対して、半導体チップを有するリー
ドフレームをリードフレーム供給部から供給すると共
に、封止用の樹脂を樹脂供給部から供給し、前記成形部
において前記樹脂を成形して前記半導体チップをその樹
脂により封止する構成の半導体樹脂封止装置において、
前記リードフレーム供給部に対してリードフレームを外
部から納入するためのリードフレーム納入面を装置本体
の第1の面となるように設定すると共に、前記成形部に
対する主作業面を、装置本体にあって前記第1の面と相
対する第2の面となるように設定したところに特徴を有
する。
【0013】上記した半導体樹脂封止装置において、リ
ードフレーム納入面が設定された装置本体の第1の面を
クリーンルームに接続すると共に、複数台を並列に設置
した場合、各成形部に対する主作業面がクリーンルーム
と相対する側に向いているから、主な作業をオペレータ
は装置間に立ち入ることなく行うことができるようにな
る。また、成形部は、装置間に向くのではなく、クリー
ンルームと相対する側の第2の面に臨んでいるから、成
形型のメンテナンス作業も行いやすくなる。よって、装
置間の間隔としては、段取りなどに必要な必要最小限の
スペースを確保すれば良いことになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1及び図2を参照して説明する。まず、図1におい
て、本発明の半導体樹脂封止装置31の装置本体32
は、上面から見て一方(図1中上下方向)に長い矩形状
をなし、カバー33によって全体が覆われている。装置
本体32の内部は、仕切り板34,35,36により、
樹脂供給部を構成する樹脂供給室37と、ほぼL字形を
なすローダ室38と、成形型39を有する成形部40が
配設された成形プレス室41と、アンローダ室42とに
仕切られている。
【0015】ここで、装置本体32において、後方(図
1中上部側)の側面を第1の面32a、この第1の面3
2aと相対する面である前方(同図中下部側)の側面を
第2の面32b、この第2の面32bの左側に隣り合っ
た側面を第3の面32c、右側に隣り合った側面を第4
の面32dとする。
【0016】上記樹脂供給室37は、装置本体32の右
後部の隅部に位置していて、第1の面32aと第4の面
32dに臨んでいる。ローダ室38は、装置本体32の
中央部から左後部に延びていて、第1の面32aと第3
の面32cと第4の面32dの3面に臨んでいる。成形
プレス室41は、装置本体32の右前部の隅部に位置し
ていて、第2の面32bと第4の面32dとに臨んでい
る。アンローダ室42は、装置本体32の左前部の隅部
に位置していて、第2の面32bと第3の面32cとに
臨んでいる。
【0017】樹脂供給室37には樹脂ローダ43が配設
されている。樹脂供給室37とローダ室38との間を仕
切る仕切り板34には、樹脂ローダ43がローダ室38
に対して進退移動することが可能な開口部34aが形成
されていて、樹脂ローダ43は、封止用の樹脂タブレッ
トを整列・保持した状態で、ローダ室38に配設された
ローダ44の下方へ移動して、その樹脂タブレットをロ
ーダ44へ供給するようになっている。
【0018】ローダ室38において、樹脂供給室37と
成形プレス室41との間に位置して上記ローダ44が配
設され、また、左側には、後方から順にリードフレーム
供給部45と、リードフレーム反転部46と、リードフ
レーム予熱部47とが配設されている。リードフレーム
供給部45には、リードフレーム(図3参照)を収容し
たマガジン48をセットするようになっており、このリ
ードフレーム供給部45に対して外部からリードフレー
ムを納入するためのリードフレーム納入面49は、装置
本体32の第1の面32aに設定している。
【0019】リードフレームは、リードフレーム供給部
45からリードフレーム反転部46を介してリードフレ
ーム予熱部47に供給される。リードフレーム予熱部4
7は、ローダ44の下方に対して左右方向への移動が可
能であり、リードフレームを予熱した状態でローダ44
へ供給するようになっている。ローダ44は、仕切り板
35に形成された開口部35aを通して成形プレス室4
1に対して進退移動が可能となっていて、樹脂ローダ4
3から供給された樹脂タブレット及びリードフレーム予
熱部47から供給されたリードフレームを成形部40へ
供給するようになっている。開口部35aは、上下方向
へ移動するシャッタ50により開閉されるようになって
いる。
【0020】アンローダ室42には、成形部40の左側
に位置してアンローダ51が配設され、このアンローダ
51の前方に位置して、収納ローダ52と、不要物除去
部53と、製品(図3参照)を収納するカセット54が
セットされた製品収納部55とが配設されている。アン
ローダ51は、仕切り板36に形成された開口部36a
を通して成形プレス室41に対して進退移動が可能であ
り、成形部40において成形された成形品を成形型39
から取り出すようになっている。アンローダ51には、
成形型39を掃除するダイクリーナ51aが設けられて
いて、このダイクリーナ51aはアンローダ51と共に
成形プレス室41に対して進退移動するようになってい
る。アンローダ51の下方には台車56が配設されてい
て、この台車56は、アンローダ51と不要物除去部5
3との間を移動するようになっている。
【0021】そして、成形プレス室41において、成形
部40に対する主作業面57は、装置本体32の第2の
面32bに設定している。また、製品収納部55におい
て、製品を外部へ取り出すための製品取り出し面55a
も、装置本体32の第2の面32bに設定している。
【0022】上記のように構成された半導体樹脂封止装
置31は、図1及び図2に示すように、装置本体32の
第1の面32aをクリーンルーム58に接続するように
して、モールド室59側に設置する。クリーンルーム5
8とモールド室59とは、壁60により仕切られてい
る。図2は、複数台の半導体樹脂封止装置31を並列に
設置した状態の設置システムを示していて、クリーンル
ーム58と相対する側に通路61が設けられている。
【0023】次に、上記構成の半導体樹脂封止装置31
の主な動作について説明する。各半導体樹脂封止装置3
1のリードフレーム供給部45には、リードフレームが
マガジン48に収容された状態で、クリーンルーム58
から直接納入される。マガジン48はリードフレーム供
給部45において整列位置決めされ、マガジン48内の
リードフレームが一枚ずつ、リードフレーム反転部46
に送り出される。送り出されたリードフレームは、リー
ドフレーム反転部46にて反転されてリードフレーム予
熱部47に送られる。上記動作を所定枚数分繰り返す。
【0024】一方、樹脂供給室37では、樹脂ローダ4
3に所定個数の樹脂タブレットが供給され、この樹脂ロ
ーダ43に所定個数の樹脂タブレットが供給されると、
樹脂ローダ43はローダ44の下方へ移動し、樹脂タブ
レットをリードフレームより先にローダ44へ供給して
これに把持させる。この後、上記リードフレーム予熱部
47がローダ44の下方へ移動し、予熱されたリードフ
レームをローダ44へ供給してこれに把持させる。
【0025】そして、シャッタ50が開放方向へ移動し
て開口部35aが開放され、ローダ44がその開口部3
5aを通して成形プレス室41側へ移動して、把持した
樹脂タブレット及びリードフレームを成形部40に供給
する。この後、ローダ44はローダ室38側に戻り、シ
ャッタ50が閉鎖方向へ移動して開口部35aが閉鎖さ
れる。成形部40においては、リードフレームが有する
各半導体チップをそれぞれ封止用の樹脂により封止する
成形が行われる。
【0026】成形が終了すると、型が開き、成形された
成形品は、アンローダ51により成形型39から取り出
される。取り出された成形品は、台車56により不要物
除去部53に運ばれ、ここでゲートなどの不要な樹脂が
取り除かれ、製品(図3参照)となる。この製品は、収
納ローダ52により台車56上から製品収納部55のカ
セット54に収納され、そのカセット54に収納された
状態で外部へ運び出される。
【0027】上記した実施例によれば、次のような効果
を得ることができる。まず、半導体樹脂封止装置31の
装置本体32において、成形部40に対する主作業面5
7を、リードフレーム供給部45に対するリードフレー
ム納入面49が設定された第1の面32aと相対する第
2の面32bとなるように設定したので、装置本体32
を第1の面32aがクリーンルーム58に接続されるよ
うに設置した場合には、主作業面57がクリーンルーム
58と相対する側に向くことになる。そして、このよう
な構成の半導体樹脂封止装置31を図2に示すように、
複数台並列に設置した場合には、上記主作業面57は、
装置間に向くのではなく、クリーンルーム58と相対す
る通路61側に向くことになるので、主な作業をオペレ
ータAは装置間に立ち入ることなく行うことができるよ
うになる(図2の矢印C参照)。従って、オペレータA
の通常の作業エリアを少なくでき、その分作業効率を向
上できることになる。
【0028】この場合、製品を取り出すための製品取り
出し面55a、及び不要物除去部53に対する段取り作
業面も主作業面57と同じ第2の面32bに設定してい
るから、それらの作業も、装置間に立ち入ることなく容
易に行うことができる。
【0029】また、成形部40は、装置間に向くのでは
なく、クリーンルーム58と相対する側の第2の面32
bに臨んでいるから、成形型39のメンテナンス作業も
行いやすくなり、安全で、かつ効率良く行うことができ
るようになる。よって、装置間の間隔としては、段取り
などに必要な必要最小限のスペースを確保すれば良いこ
とになり、建屋スペースを有効に活用することができる
ようになり、同一面積内での生産性を向上できることに
なる。
【0030】しかも、成形部40は第2の面32bと第
4の面32dとに臨む隅部に配置したので、成形部40
に対するメンテナンス作業をそれら第2の面32bと第
4の面32dの2面から行うことができるようになり、
成形部40に対する作業性を一層向上させることができ
る。
【0031】ちなみに、従来構成の場合には、成形部7
が装置本体5のほぼ中央部に配設されていて、成形部7
に対してメンテナンスを行う面としては前面5aからの
みとなるため、成形型6の後面の清掃などは非常に作業
性が悪いものであった。この点、本実施例の場合には、
上述したように、成形部40に対して2面から行うこと
ができるから、作業性が良い。
【0032】さらに、リードフレーム供給部45、リー
ドフレーム反転部46、リードフレーム予熱部47、ア
ンローダ51、及び台車56の各段取りについては、主
作業面57がある第2の面32bから見て左側の第3の
面32cから、樹脂供給室37、樹脂ローダ43、及び
ローダ44の各段取りについては、第2の面32bから
見て右側の第4の面32dから、そして、不要物除去部
53、収納ローダ52、及び製品収納部55の各段取り
については、第2の面32bからそれぞれ行うことがで
きるようになっている。この場合、各段取りの作業を行
う際に、段取り箇所を遮るようなユニットがないので、
モールド室59における各作業の段取り性を向上でき、
多品種における生産性を向上させることができる。
【0033】ちなみに、従来構成の場合(図4及び図7
参照)には、ローダ8及びこれの下方の整列部15の前
方にリードフレーム供給部10が配設されており、モー
ルド室20側からそれらローダ8及び整列部15の段取
りをする際に、リードフレーム供給部10が邪魔にな
り、段取り性が悪いという欠点があった。この点、本実
施例の場合には、上記したように、各段取り箇所を遮る
ようなユニットがない構成となっているので、モールド
室59における各作業の段取り性を向上することができ
る。
【0034】
【発明の効果】請求項1の半導体樹脂封止装置によれ
ば、成形部に対する主作業面を、リードフレーム納入面
を設定した第1の面と相対する第2の面となるように設
定したので、装置本体を第1の面がクリーンルームに接
続されるように設置した場合に、主作業面がクリーンル
ームと相対する側に向くことになる。そして、このよう
な構成の半導体樹脂封止装置を複数台並列に設置した場
合に、上記主作業面は、装置間に向くのではなく、クリ
ーンルームと相対する側に向くことになるので、主な作
業をオペレータは装置間に立ち入ることなく行うことが
できるようになる。従って、オペレータの通常の作業エ
リアを少なくでき、その分作業効率を向上できることに
なる。
【0035】また、成形部は、装置間に向くのではな
く、クリーンルームと相対する側の第2の面に臨んでい
るから、成形型のメンテナンス作業も行いやすくなり、
安全で、かつ効率良く行うことができるようになる。よ
って、装置間の間隔としては、段取りなどに必要な必要
最小限のスペースを確保すれば良いことになり、建屋ス
ペースを有効に活用することができるようになり、同一
面積内での生産性を向上できることになる。
【0036】請求項2の半導体樹脂封止装置によれば、
成形部は第2の面とこれと隣り合う面とに臨む隅部に配
置したので、成形部に対するメンテナンス作業をそれら
第2の面とこれと隣り合う面の2面から行うことができ
るようになり、成形部に対する作業性を一層向上させる
ことができる。
【0037】請求項3の半導体樹脂封止装置によれば、
製品を取り出すための製品取り出し面も、主作業面と同
じ第2の面となるように設定したことにより、その取り
出し作業も装置間に立ち入ることなく容易に行うことが
できる。
【0038】請求項4の半導体樹脂封止装置によれば、
各段取りの作業を行う際に、段取り箇所を遮るようなユ
ニットがないので、各作業の段取り性を向上でき、多品
種における生産性を向上させることができる。
【0039】請求項5の半導体樹脂封止装置の設置方
法、及び請求項6の半導体樹脂封止装置の設置システム
においても、請求項1と同様な効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、半導体樹脂封
止装置をクリーンルームに接続した状態の平面図
【図2】複数台の半導体樹脂封止装置をクリーンルーム
に接続して設置した設置システムの平面図
【図3】半導体チップを樹脂により封止した状態のリー
ドフレームの平面図
【図4】従来例を示す半導体樹脂封止装置の平面図
【図5】U字形の製造ラインに設置した状態の平面図
【図6】直線的な製造ラインに設置した状態の平面図
【図7】複数台の半導体樹脂封止装置をクリーンルーム
に接続して並列に設置した状態の平面図
【符号の説明】
31は半導体樹脂封止装置、32は装置本体、32aは
第1の面、32bは第2の面、32cは第3の面、32
dは第4の面、37は樹脂供給室(樹脂供給部)、39
は成形型、40は成形部、43は樹脂ローダ、44はロ
ーダ、45はリードフレーム供給部、47はリードフレ
ーム予熱部、49はリードフレーム納入面、51はアン
ローダ、52は収納ローダ、53は不要物除去部、54
はカセット、55は製品収納部、55aは製品取り出し
面、57は主作業面、58はクリーンルーム、59はモ
ールド室、Aはオペレータである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形型を有する成形部に対して、半導体
    チップを有するリードフレームをリードフレーム供給部
    から供給すると共に、封止用の樹脂を樹脂供給部から供
    給し、前記成形部において前記樹脂を成形して前記半導
    体チップをその樹脂により封止する構成の半導体樹脂封
    止装置において、 前記リードフレーム供給部に対して前記リードフレーム
    を外部から納入するためのリードフレーム納入面を装置
    本体の第1の面となるように設定すると共に、前記成形
    部に対する主作業面を、前記装置本体にあって前記第1
    の面と相対する第2の面となるように設定したことを特
    徴とする半導体樹脂封止装置。
  2. 【請求項2】 成形部は、装置本体にあって第2の面と
    この第2の面と隣り合う面とに臨む隅部に配置したこと
    を特徴とする請求項1記載の半導体樹脂封止装置。
  3. 【請求項3】 成形された製品を外部へ取り出すための
    製品取り出し面も、装置本体の第2の面となるように設
    定したことを特徴とする請求項1記載の半導体樹脂封止
    装置。
  4. 【請求項4】 成形後にゲートなどの不要物を除去する
    不要物除去部、及び成形された製品をカセットに収納す
    る製品収納部の各段取り作業面を、装置本体の第2の面
    となるように設定し、 リードフレーム供給部、リードフレームを予熱するリー
    ドフレーム予熱部、及び成形された成形品を成形部から
    取り出すアンローダの各段取り作業面を、装置本体にあ
    って第2の面の一方側に隣り合った第3の面となるよう
    に設定し、 樹脂供給部、この樹脂供給部から封止用の樹脂をローダ
    に供給する樹脂ローダ、この樹脂ローダから供給された
    樹脂及び前記リードフレーム予熱部にて予熱されたリー
    ドフレームを成形部に供給するローダの各段取り作業面
    を、装置本体にあって第2の面の前記第3の面とは反対
    側に隣り合った第4の面となるように設定したことを特
    徴とする請求項1記載の半導体樹脂封止装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の半
    導体封止装置を備え、この半導体封止装置を、リードフ
    レーム納入面がクリーンルームに接続されるように設置
    することを特徴とする半導体封止装置の設置方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれかに記載の半
    導体封止装置を複数台備え、これら各半導体封止装置
    を、それぞれのリードフレーム納入面がクリーンルーム
    に接続される状態で、並列となるように設置したことを
    特徴とする半導体封止装置の設置システム。
JP30905996A 1996-11-20 1996-11-20 半導体樹脂封止装置及びその装置の設置方法、並びに設置システム Pending JPH10150064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30905996A JPH10150064A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 半導体樹脂封止装置及びその装置の設置方法、並びに設置システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30905996A JPH10150064A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 半導体樹脂封止装置及びその装置の設置方法、並びに設置システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10150064A true JPH10150064A (ja) 1998-06-02

Family

ID=17988390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30905996A Pending JPH10150064A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 半導体樹脂封止装置及びその装置の設置方法、並びに設置システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10150064A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001013411A1 (fr) * 1999-08-16 2001-02-22 Tokyo Electron Limited Procede de realisation et d'installation d'une machine de fabrication d'un semi-conducteur et de son module de remplacement
WO2003065442A1 (fr) * 2002-01-29 2003-08-07 Tokyo Electron Limited Structure d'agencement de dispositifs d'inspection

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001013411A1 (fr) * 1999-08-16 2001-02-22 Tokyo Electron Limited Procede de realisation et d'installation d'une machine de fabrication d'un semi-conducteur et de son module de remplacement
US6530136B1 (en) 1999-08-16 2003-03-11 Tokyo Electron Limited Method for transporting and installing a semiconductor manufacturing apparatus
WO2003065442A1 (fr) * 2002-01-29 2003-08-07 Tokyo Electron Limited Structure d'agencement de dispositifs d'inspection

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101405854B (zh) 树脂封固成形装置
KR102521504B1 (ko) 수지 몰드 장치 및 수지 몰드 방법
TWI720488B (zh) 樹脂成形裝置及樹脂成形品的製造方法
JP7203414B2 (ja) 樹脂供給取出装置、ワーク搬送装置及び樹脂モールド装置
TW546237B (en) Small footprint cattier front end loader
EP1147870A2 (en) Resin molding machine and resin tablet feeding machine
JP6764421B2 (ja) 電子部品を成形するためのモジュールシステムおよびそのモジュールシステムを組み立てるためのパーツキット
JPH10150064A (ja) 半導体樹脂封止装置及びその装置の設置方法、並びに設置システム
JP2588928B2 (ja) 半導体モールド装置
JP2003053791A (ja) 半導体製造装置及び該装置により製造された半導体装置
JP2840815B2 (ja) 電子部品の樹脂封止成形装置
JP2022155897A (ja) 樹脂封止装置
JP5010303B2 (ja) 樹脂封止装置
JP3911402B2 (ja) 半導体封止装置
JPH0936217A (ja) 箱型のウェーハカセット
JPH07241870A (ja) 電子部品の樹脂封止装置
JPS6219057B2 (ja)
TWI817277B (zh) 樹脂供給機構及具備其的樹脂封裝裝置
KR100446111B1 (ko) 반도체 패키지 몰딩 프레스 장치 및 이의 반도체 패키지몰딩 프레스 방법
JP3525036B2 (ja) 電子部品の樹脂封止成形方法
JP2000049175A (ja) 半導体の封止成形方法及び装置
JP3012744B2 (ja) マルチプランジャモールドプレスシステム
JPH0428133B2 (ja)
JPH10335356A (ja) 半導体モールド装置
JP4688422B2 (ja) 樹脂成形装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040817