JPH10146543A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

トリガー式液体噴出器

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JPH10146543A
JPH10146543A JP8324667A JP32466796A JPH10146543A JP H10146543 A JPH10146543 A JP H10146543A JP 8324667 A JP8324667 A JP 8324667A JP 32466796 A JP32466796 A JP 32466796A JP H10146543 A JPH10146543 A JP H10146543A
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cylinder
trigger
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rib
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辰男 椿
Shigeru Hayakawa
早川  茂
Takaharu Tazaki
隆治 田崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プランジヤ前方付勢用のスプリングを含め
て、トリガー式液体噴出器の全構成部材を合成樹脂材で
成形し、該液体噴出器廃棄後において、そのまま溶融等
し、資源として再利用できるよう設けた。 【解決手段】 垂直筒21上端から射出筒13を、中間部か
らシリンダ14を、それぞれ前方突出し、射出筒前部から
揺動自在に垂下するトリガー31後部に、シリンダ内に嵌
合されて前方突出するプランジヤ32前端を係止させたト
リガー式液体噴出器において、トリガー31後部とプラン
ジヤ前端とを枢着すると共に、トリガー上端の左右両側
からレバー37,37を後方突出し、射出筒13の基端部外面
へ嵌着させた枠体42から屈曲バネ板43,43を前方突出す
るバネ部材41の上記屈曲バネ板先端を、レバー37,37の
上面へ圧接させ、全構成部材を合成樹脂製とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトリガー式液体噴出
器に関する。
【0002】
【従来の技術】トリガー式液体噴出器は、通常容器体口
頸部へ螺合させる装着筒上端内から垂直筒を起立すると
共に、該垂直筒上端から射出筒を、又垂直筒中間部から
シリンダを、それぞれ前方突出し、射出筒前部に枢着さ
せて斜下前方へ垂下したトリガーの上部後面に、上記シ
リンダ内へ前方付勢させて嵌合させたプランジヤ前端部
を係止させ、トリガー操作で容器体内液体を吸込み弁を
介してシリンダ内へ吸込み、又該シリンダ内液体を吐出
弁を介して射出筒前端へ嵌合させたノズルヘッドのノズ
ル孔から噴出可能に設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近時生活上の、又産業
上の廃棄物の増大に伴い、廃棄物を資源として再利用す
ることが論ぜられているが、その再利用を有効に行うた
めには廃棄物をプラスチック、金属、等材質毎に分別す
ることが必要となる。一個の物品中に例えば金属製部品
とプラスチック製部品とが用いられていると、その部品
毎に分解することは困難であるため、上記分別回収は出
来ないこととなり、すると資源としての再利用が出来な
いこととなる。
【0004】トリガー式液体噴出器を構成する部材の殆
どは従来合成樹脂材で形成されているが、プランジヤを
前方付勢するスプリングは金属製であり、又吸込み弁に
使用されている玉弁の玉も金属製とすることが多い。
【0005】請求項1記載の本発明は、上記金属製スプ
リングに代えて、トリガーを介して、プランジヤを前方
付勢できる合成樹脂製バネ部材を設け、又全構成部材を
合成樹脂で形成して、上記分別回収が容易に行えるよう
設けたものであり、又請求項2記載の発明は、上記請求
項1記載発明の目的を有すると共に吸込み弁と吐出弁と
を改良してその作動が確実に、又吐出弁は射出筒前端部
に嵌合させるノズルヘッドとの間に、射出筒内が高圧化
したときにだけ自動的に開弁し、かつ減圧により自動閉
塞する蓄圧式として、液体がほぼ同一圧で噴出して液体
噴出の始めと終りに噴出圧が低下しないよう設けたもの
であり、第3請求項記載の発明は、第1、又は第2請求
項記載発明の目的を有すると共に、噴出器不使用時にお
いて、悪戯等でトリガー操作することが出来ないよう安
全装置を施したものであり、更に請求項4記載の発明
は、上記第1、第2、又は第3請求項記載発明の各目的
を有すると共に、噴出器の装着筒とノズルヘッドとトリ
ガー下半とを除く噴出器主要部分の前面と下面とを除く
外面部分を、合成樹脂材で別成形したカバーで覆合さ
せ、カバーを変えるだけで意匠的外観を異にするトリガ
ー式液体噴出器を提供できるように、しかもそのカバー
の取付けが容易であるよう設けたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の手段として容器体
口頸部外面へ嵌合させる装着筒1の上部内から、垂直筒
21を起立すると共に、該垂直筒の上端部から射出筒13
を、かつ中間部からシリンダ14を、それぞれ前方突出
し、かつ射出筒13前部から前後方向への揺動が自在に斜
下前方へ垂設したトリガー31の上方後部へ、上記シリン
ダ14内へ後端部を嵌合させて前方突設したプランジヤ32
の前端部を係止させ、トリガー31の操作で容器体内液体
を吸込み弁を介してシリンダ内へ、かつ該シリンダ内液
体を吐出弁を介して射出筒13前端部へ嵌着させたノズル
ヘッド61のノズル孔から噴出可能に設けた、トリガー式
液体噴出器において、
【0007】射出筒13の基端部外面へ嵌着させた枠体42
の左右両側から、屈曲バネ板43, 43を前方突出するバネ
部材41を設けると共にトリガー31上端部の左右両側から
後方へレバー37, 37を突設し、更にプランジヤ32前端部
をシリンダ前方のトリガー後部分へ枢着33させておき、
上記屈曲バネ板43, 43先端を付勢に抗してレバー37, 37
の上面へ圧接させることで、上記トリガーとプランジヤ
とを共に前方付勢し、又全構成部材を合成樹脂材で形成
した。
【0008】第2の手段として第1の手段を有すると共
に波板の断面形状に複数屈曲部を連続させて形成した中
間板バネ83の下端に吸込み弁体84を付設すると共に、中
間バネ板上端から係合棒85を起立する、合成樹脂製の吸
込み弁部材82を設けて、上記吸込み弁81は、上記吸込み
弁部材82を垂直筒21内へ挿入させて、係合棒85上端を垂
直筒の頂壁下面へ、又吸込み弁体84を、垂直筒21の下部
内面に設けたフランジ状弁座8上へ、それぞれ圧接させ
て形成し、吐出弁は、射出筒13前端部へ嵌合させたノズ
ル嵌合筒22と該筒前部へ嵌合させたノズルヘッド61との
間に設けた蓄圧式弁部材71で形成した。
【0009】第3の手段として第1、又は第2の手段を
有すると共にトリガー31を、前壁34の左右から側壁35,
35を後方突設して形成すると共に、シリンダ14の下部前
方に位置するトリガー側壁部分間上下に第1リブ38, 38
を間隙を隔てて架設し、又底板92の左右両側から側板9
3, 93を起立すると共に底板後端から肉薄ヒンジ94を介
して揺動板95を垂下し、該揺動板後面に第2リブ96を縦
設した合成樹脂製のストッパ部材91を設けて、上記底板
と側板とが形成する基台部97を、下方第1リブ38上へ底
板92を載置させて両第1リブ間に固着し、トリガー31が
前限に位置する状態で、揺動板95を斜後上方へ起すこと
で、第2リブ後端面がシリンダ14の下部前端面へ、かつ
第2リブ上端面後部が上方第1リブ38の後端面へ、それ
ぞれ着脱自在に係合して、該係合状態にあってはトリガ
ーの引寄せ操作が不能に形成した。
【0010】第4の手段として第1、第2、又は第3の
手段を有すると共にシリンダ14の後部下面と連続させ
て、垂直筒21下部に付設した外向きフランジ状壁15外周
部から大外径筒部16を垂設して、該筒部の左右側面から
後面にかけて凹凸いずれかの第1係合条を横設すると共
に、垂直筒21から係止筒21a を後方突出しておき、装着
筒1と、ノズルヘッド61と、トリガー31下半とを除く、
噴出器主要部分のうち、前面側と下面側とを除いたほぼ
全体を覆合可能に、頂壁102 の左右から側壁103 , 103
を、かつ頂壁102 後部から左右側壁の後端部と連続させ
て後壁104を、それぞれ垂下する合成樹脂製のカバー101
を設け、カバー後壁104 の下部内面から左右両側壁103
,103 の下部内面にかけて第2係合条を横設して上記
第1係合条に、又カバー後壁104 から前方突設した係止
棒106 を上記係止筒21a 内へ、それぞれ嵌合させた。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、従来公知のトリガー式液体
噴出器の基本的な構造について簡単に説明すると、1は
容器体口頸部外面へ嵌合させる装着筒で筒部上端に内向
きフランジ2を有する。
【0012】装着筒1の上部内面からは、連結部材3を
起立する。該部材は、周壁4の下部外面に付設した外向
きフランジ5を上記装着筒の内向きフランジ2下面へ係
合させ、周壁4上面を閉塞する頂壁6後部を貫設して後
述噴出器本体の外垂直筒内面へ嵌合させる内垂直筒7を
起立する。該内垂直筒下部内面には吸込み弁座8を付設
し、かつ該弁座8下方の内垂直通部分内に吸上げパイプ
9上部を嵌着させている。
【0013】11は噴出器本体で、外垂直筒12上端から射
出筒13を、中間部からシリンダ14を、それぞれ前方突出
している。外垂直筒12下部には、シリンダ14の後部下面
と連続させて外向きフランジ状壁15を付設し、該外向き
フランジ状壁15外周部から大外径筒部16を垂下し、該大
外径筒部16を、上記連結部材3の外向きフランジ5より
も上方の周壁部分外面へ嵌合させ、かつ外垂直筒12内へ
は内垂直筒7を嵌合させている。尚シリンダ14が囲む外
垂直筒前壁上方部分と該前壁上方部分に接する内垂直筒
部分とにはシリンダ内と内垂直筒内とを連通する液体出
入孔17を穿設し、又シリンダが囲む外垂直筒前壁部分中
心からプランジヤガイド筒18を前方突出し、該ガイド筒
が囲む前壁部分に通気孔19を穿設し、該通気孔を外垂直
筒12と内垂直筒7との間に設けた縦溝20で連結部材の周
壁4内と、又大外径筒部16内と、それぞれ連通させてい
る。図示例では垂直筒21を二重筒としたが、連結部材3
の全体、又は内垂直筒7を除くことも出来、この場合は
外垂直筒だけで垂直筒を形成することとなる。
【0014】上記射出筒13の前部にはノズル嵌合筒22を
介してノズルヘッド61を嵌合させている。図示例では更
にノズルヘッド前部にノズル孔67閉塞用蓋板付き部材を
嵌合させている。
【0015】射出筒13の前部からは、前後方向への揺動
が可能にトリガー31を下前方へ僅かに傾斜させて垂下
し、該トリガーの上方後部には、既述シリンダ14内から
前方突出させたプランジヤ32の前端部を係止させる。尚
従来はシリンダ内へ金属製のコイルスプリングを装着さ
せ、該スプリングでプランジヤ32を前方付勢させてプラ
ンジヤ前端をトリガー上部後面から後方突設した係止棒
後端へ係止させるが、本発明にあってはプランジヤ前端
部をトリガー上方後部へ枢着33させている。
【0016】本発明にあっては、図2が示す合成樹脂製
のバネ部材41を設けて、該バネ部材により、上記のよう
にプランジヤ32を枢着したトリガー31を、プランジヤと
共に前方付勢する。バネ部材41は枠体42の左右両側から
屈曲バネ板43,43を上方からみて平行に前方突出するも
ので、又トリガー31の上端部の左右両側から斜下後方へ
レバー37,37を突出し、該レバー上面へ上記屈曲バネ板
43,43先端を、バネ板の付勢に抗して圧接させる。
【0017】図2はトリガー式液体噴出器の主要部材を
分解して示す斜視図であって、該図を用いて射出筒13に
対するバネ部材41、トリガー31、ノズル嵌合筒22の組付
けを説明すると、噴出器本体11は、射出筒13左右側面に
側外面および前面を開口するアリ溝状横溝51,51有する
側板52,52を付設しておく。
【0018】バネ部材41は、枠体42の左右側板内面に、
上記アリ溝状横溝51,51内へ嵌合摺動させる案内子45,
45を付設すると共に、射出筒13下面に接して摺動可能な
底板46を、上記枠体の下板の左右方向中間部前面から前
方突出する。更に屈曲バネ板43,43は、上下方向におい
て屈曲する屈曲部を複数連続させて、上記枠体の左右側
板前面からバネ板先端が下方へ向くよう前方突出する。
【0019】トリガー31は、前壁34の左右側縁から側壁
35,35を後方突設し、又トリガー上端部の左右からは二
又状に側壁を上方延長して、該延長部内面に、上記アリ
状横溝内へ摺動可能に嵌合させる、アリ状突部36,36を
付設し、又その延長部の後部からレバー37,37を突出し
て形成する。尚図示例ではトリガー上部の横巾は広く、
その下方横巾は狭く形成している。
【0020】ノズル嵌合筒22は、前板26の後面から、そ
の前板に対し上方へ偏芯させて射出筒前部へ嵌合させる
基筒27を後方突出すると共に前板26の前面から、その前
板に対し下方へ偏芯させてノズルヘッド嵌合用の外筒28
を前方突出し、又該外筒との間に小間隙をおいて短内筒
29を前方突出している。又前板26の左右両側後面から
は、アリ状突部36,36前面へ係止させる凹部を後端面に
有する係合板30,30を後方突出している。
【0021】上記噴出器本体のアリ溝状横溝51内へ案内
子45,45を嵌合させて、バネ部材41の枠体42を射出筒13
の基端部外面へ嵌着させ、次いでトリガー31のアリ状突
部36,36をアリ溝状横溝51,51内へ押込み、更に射出筒
13前部外面に基筒27を嵌合させると共に係合板30,30の
凹部を、トリガーの断面アリ状突部36,36前面へ係合さ
せて、ノズル嵌合筒22を嵌合させる。尚バネ部材41の屈
曲バネ板43,43先端は、トリガー31のレバー37,37上面
へ、図1が示すように係合させる。
【0022】ノズル嵌合筒22前部には、ノズルヘッド61
を嵌合させる。該ノズルヘッドは、図3が示すように頂
板62後面からノズル嵌合筒22の外筒28内面と外面とへ嵌
合させる内外嵌合筒63,64を後方突出し、又頂板中央部
からノズル棒65を、かつ該ノズル棒を囲んでノズル筒66
を、それぞれ前方突出し、ノズル筒66内面へノズル孔67
を前壁中心に有するノズルチップ68の周壁を嵌着させて
いる。更に内嵌合筒63が囲む頂板部分からは弁座筒69を
後方突出している。
【0023】ノズル嵌合筒22とノズルヘッド61との間内
部には蓄圧式弁部材71を嵌合させている。該部材は、ノ
ズル嵌合筒22の短内筒29内へ摺動自在に嵌合させた後方
突出筒部72前端の外向きフランジ73を、弾性圧縮リング
74を介して短内筒29前端面へ係合させ、又外向きフラン
ジ73前面から、上記後方突出筒部72よりも大内径の前方
突出弾性筒部75を前外方へ拡開突設してその前端部外周
面を、ノズルヘッド61の内嵌合筒63内面へ圧接させ、更
に後方突出筒部72の前端から複数の連結子76を前方突出
してそれ等連結子前端に、外周面テーパ状の弁板77を付
設して、そのテーパ状外周面を弁座筒69内面へ圧接させ
て、吐出弁を形成し、射出筒13内が高圧化すると、受圧
面積の相違から弾性圧縮リング74の弾性に抗して蓄圧式
弁部材71が後退し、すると弁板77が後退して吐出弁が開
き、頂板62に穿設した透孔70を通ってノズル孔67から液
体が噴出し、該液体噴出により射出筒13内が減圧すると
同時に弾性圧縮リング74が弾性復元することで、蓄圧式
弁部材71が前進して吐出弁が閉塞するよう設けている。
【0024】吸込み弁81は、吸込み弁部材82で形成す
る。該弁部材は、波板の断面形状に複数屈曲部を連続さ
せて形成した中間板バネ83の下端に吸込み弁体84を付設
すると共に、中間バネ板上端から係合棒85を起立する。
上記吸込み弁体84を吸込み弁座8上へ載置させ、係合棒
85上端を垂直筒21上端の頂壁下面へ圧接させる。図示例
で吸込み弁体は上面閉塞の短筒状とし、かつ外面へほぼ
等間隔に、内垂直筒7内面へ摺動自在に操して複数係合
子を付設し、又係合棒上部には外向きフランジ86を付設
している。
【0025】トリガー31の中間部後面にはストッパ部材
91を嵌合させている。該部材は、底板92の左右から側板
93,93を起立して基台部97を形成すると共に、その底板
92の後端から肉薄ヒンジ94を介して揺動板95を垂下し、
該揺動板95後面に第2リブ96を縦設して合成樹脂材で一
体成形している。該ストッパ部材91は、シリンダ14の下
部前方に位置するトリガー31の側壁部分間上下に第1リ
ブ38,38を間隙を隔てて架設しておき、下方第1リブ38
上へ底板92を載置させて、基台部97を両第1リブ間に嵌
着させ、第2リブ付き揺動板95を上後方へ揺動可能とし
ている。該第2リブ付き揺動板は、図示のようにトリガ
ー31が前限に位置する状態から二点鎖線が示すように斜
上後方へ揺動させると、第2リブ96下端面がシリンダ14
の下部前端面へ、又第2リブ96の上端面後部が、上方第
1リブ38の後端面へ、それぞれ着脱自在に係合し、該係
合状態にあっては、トリガー31の引寄せ操作が不能に形
成する。
【0026】カバー101 は、装着筒1と、ノズルヘッド
61と、トリガー31下半とを除く、噴出器主要部分のう
ち、前面側と下面側とを除いたほぼ全体を覆合可能に、
頂壁102 の左右から側壁103 ,103 を、かつ頂壁後部か
ら、左右両側壁の後端部と連続させて後壁104 を、それ
ぞれ垂下する。カバー101 の下部は、既述噴出器本体11
の大外径筒部16外面へ嵌合させ、カバー後壁104 の下部
内面から左右両側壁103,103 の下部内面にかけて、又
大外径筒部16の左右側面から後面にかけて、それぞれ横
設した凹凸の第1、第2の係合条を嵌合させて係止手段
105 としている。又垂直筒21からは係止筒21a を後方突
出しておき、後壁104 から前方突出した係止棒106 を、
その係止筒21a 内へ嵌着させる。
【0027】尚本発明のトリガー式液体噴出器にあって
は、全構成部材を合成樹脂で形成するものである。
【0028】
【発明の効果】本発明は既述構成とするものであり、請
求項1記載の液体噴出器にあっては、トリガー31上端部
の左右両側から後方へレバー37,37を突設し、又プラン
ジヤ32の前端部をシリンダ14前方のトリガー後部分へ枢
着させておき、射出筒13の基端部外面へ枠体42を嵌着す
ると共に、該枠体の左右両側から屈曲バネ板43,43を前
方突出する合成樹脂製のバネ部材41を設けて、その屈曲
バネ板先端を、付勢に抗してレバー37,37の上面へ圧接
させたから、そのトリガー31を介してプランジヤ32を前
方付勢させることが出来、よって従来のように、シリン
ダ内へ金属製のコイルスプリングを装着させなくてもよ
く、全構成部材を合成樹脂製としたから、該液体噴出器
廃棄後においての分別回収が容易となり、再溶融等によ
る資源再利用が可能である。
【0029】請求項2の液体噴出器は、上記請求項1記
載の液体噴出器の効果を有するほか、波板断面形状に複
数屈曲部を連続する中間板バネ83下端に吸込み弁体84を
付設し、又中間板バネ上端から係合棒85を起立する合成
樹脂製の吸込み弁部材82を設けて、吸込み弁体84を垂直
筒21の下部内面に設けた吸込み弁座8上へ、又係合棒85
上端を垂直筒頂壁の下面へそれぞれ圧接させたから、吸
込み弁を玉弁で形成した場合のように該トリガー式液体
噴出器を装着させた容器を傾け、又は該容器が倒れた場
合等に吸込み弁が開くことがなく、又吐出弁を、ノズル
嵌合筒22とノズルヘッド61との間に設けた蓄圧式弁部材
71で形成したから射出筒13内が一定高圧状態となったと
きにだけ液体噴出することとなり、よって液体噴出圧が
不足することに基因する液垂れ等を防止して良好な液体
噴出を得ることが出来る。
【0030】請求項3記載の液体噴出器は、上記請求項
1又は2記載の液体噴出器の効果を有するほか、合成樹
脂製のストッパ部材91を設けて、その基台部97を、シリ
ンダ下部前方に位置するトリガー側壁部分間上下に架設
した第1リブ38,38間に固着し、その基台部の底板92後
端から肉薄ヒンジを介して垂下する揺動板95後面に第2
リブ96を縦設し、トリガー31が前限に位置する状態で揺
動板95を上後方へ起すことで、第2リブ96後端面がシリ
ンダ14の下部前端面へ、かつ第2リブの上端面後部が上
方第1リブ38の後端面へ、それぞれ係合して、該係合状
態にあっては、トリガーの引寄せ操作が不能としたか
ら、悪戯等でトリガー操作が行われて液体噴出すること
がない。
【0031】請求項4記載の液体噴出器は、請求項1、
請求項2、又は請求項3記載の液体噴出器の効果を有す
るほか、垂直筒21の下部に付設した大外径筒部16の左右
両側面から後面にかけて、凹凸いずれかの第1係合条を
横設すると共に、垂直筒21から係止筒21a を後方突出し
ておき、噴出器主要部分の前面側と下面側とを除いたほ
ぼ全体を覆合可能に、頂壁102 の左右から側壁103 ,10
3 を、かつ頂壁102 後部から左右側壁の後端部と連続さ
せて後壁104 を、それぞれ垂下する合成樹脂製のカバー
101 を設け、かつ該カバー後壁104 の下部内面にかけて
第2係合条を横設して上記第1係合条に、又カバー後壁
から前方突設した係止棒106 を係止筒21a 内へ、それぞ
れ嵌合させたから、噴出器主要部分に対するカバーの装
着筒が容易であると共に、従来噴出器本体11と一体成形
していたカバーを別成形して装着するよう設けたから、
そのカバー外形を変えるだけでトリガー式液体噴出器の
意匠的外形を変えることが出来ることとなり、よって外
見を異にする液体噴出器を設けて、消費者の好みに対応
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明液体噴出器の縦断面図である。
【図2】 液体噴出器主要部材の分解斜視図である。
【図3】 液体噴出器ノズル部分の拡大断面図である。
【図4】 バネ部材の拡大断面図である。
【符号の説明】 1…装着筒 11…噴出器本体 13…
射出筒 21…垂直筒 31…トリガー 32…
プランジヤ 41…バネ部材 61…ノズルヘッド 71…
蓄圧式弁部材 91…ストッパ部材 101 …カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器体口頸部外面へ嵌合させる装着筒1
    の上部内から、垂直筒21を起立すると共に、該垂直筒の
    上端部から射出筒13を、かつ中間部からシリンダ14を、
    それぞれ前方突出し、かつ射出筒13前部から前後方向へ
    の揺動が自在に斜下前方へ垂設したトリガー31の上方後
    部へ、上記シリンダ14内へ後端部を嵌合させて前方突設
    したプランジヤ32の前端部を係止させ、トリガー31の操
    作で容器体内液体を吸込み弁を介してシリンダ内へ、か
    つ該シリンダ内液体を吐出弁を介して射出筒13前端部へ
    嵌着させたノズルヘッド61のノズル孔から噴出可能に設
    けた、トリガー式液体噴出器において、 射出筒13の基端部外面へ嵌着させた枠体42の左右両側か
    ら、屈曲バネ板43, 43を前方突出するバネ部材41を設け
    ると共にトリガー31上端部の左右両側から後方へレバー
    37, 37を突設し、 更にプランジヤ32前端部をシリンダ前方のトリガー後部
    分へ枢着33させておき、 上記屈曲バネ板43, 43先端を付勢に抗してレバー37, 37
    の上面へ圧接させることで、上記トリガーとプランジヤ
    とを共に前方付勢し、 又全構成部材を合成樹脂材で形成したことを特徴とする
    トリガー式液体噴出器。
  2. 【請求項2】 波板の断面形状に複数屈曲部を連続させ
    て形成した中間板バネ83の下端に吸込み弁体84を付設す
    ると共に、中間バネ板上端から係合棒85を起立する、合
    成樹脂製の吸込み弁部材82を設けて、 上記吸込み弁81は、上記吸込み弁部材82を垂直筒21内へ
    挿入させて、係合棒85上端を垂直筒の頂壁下面へ、又吸
    込み弁体84を、垂直筒21の下部内面に設けた吸込み弁座
    8上へ、それぞれ圧接させて形成し、 吐出弁は、射出筒13前端部へ嵌合させたノズル嵌合筒22
    と該筒前部へ嵌合させたノズルヘッド61との間に設けた
    蓄圧式弁部材71で形成したことを特徴とする請求項1記
    載のトリガー式液体噴出器。
  3. 【請求項3】 トリガー31を、前壁34の左右から側壁3
    5, 35を後方突設して形成すると共に、シリンダ14の下
    部前方に位置するトリガー側壁部分間上下に第1リブ3
    8, 38を間隙を隔てて架設し、又底板92の左右両側から
    側板93, 93を起立すると共に底板後端から肉薄ヒンジ94
    を介して揺動板95を垂下し、該揺動板後面に第2リブ96
    を縦設した合成樹脂製のストッパ部材91を設けて、 上記底板と側板とが形成する基台部97を、下方第1リブ
    38上へ底板92を載置させて両第1リブ間に固着し、 トリガー31が前限に位置する状態で、揺動板95を斜後上
    方へ起すことで、第2リブ後端面がシリンダ14の下部前
    端面へ、かつ第2リブ上端面後部が上方第1リブ38の後
    端面へ、それぞれ着脱自在に係合して、該係合状態にあ
    ってはトリガーの引寄せ操作が不能に形成したことを特
    徴とする、請求項1又は2記載のトリガー式液体噴出
    器。
  4. 【請求項4】 シリンダ14の後部下面と連続させて、垂
    直筒21下部に付設した外向きフランジ状壁15外周部から
    大外径筒部16を垂設して、該筒部の左右側面から後面に
    かけて凹凸いずれかの第1係合条を横設すると共に、垂
    直筒21から係止筒21a を後方突出しておき、 装着筒1と、ノズルヘッド61と、トリガー31下半とを除
    く、噴出器主要部分のうち、前面側と下面側とを除いた
    ほぼ全体を覆合可能に、頂壁102 の左右から側壁103 ,
    103 を、かつ頂壁102 後部から左右側壁の後端部と連続
    させて後壁104を、それぞれ垂下する合成樹脂製のカバ
    ー101 を設け、 カバー後壁104 の下部内面から左右両側壁103 ,103 の
    下部内面にかけて第2係合条を横設して上記第1係合条
    に、又カバー後壁104 から前方突設した係止棒106 を上
    記係止筒21a 内へ、それぞれ嵌合させたことを特徴とす
    る、請求項1、又は請求項2、又は請求項3記載のトリ
    ガー式液体噴出器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006204989A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd トリガー式液体噴出器
JP2008272672A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Mitani Valve Co Ltd ポンプ用弁機構および、このポンプ用弁機構を備えたポンプ式製品
JP2008296144A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Yoshino Kogyosho Co Ltd トリガー式液体噴出器
EP3476765A4 (en) * 2016-06-24 2020-03-11 Canyon Corporation PRESSURE SPRAY CAN

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