JP3600387B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はトリガー式の液体噴出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開平8‐196958号が示すように、容器体口頸部外面へ嵌合させる装着筒の上部内から垂直筒を起立すると共に、該垂直筒上端から射出筒を前方突出し、又該射出筒前部に枢着させてトリガーを垂下し、更に上記垂直筒から前方突設したシリンダ内へプランジヤを前方付勢させて嵌合させ、該プランジヤ前端を上記トリガーの上部後面へ係合させて、トリガー引寄せでシリンダ内液体を射出筒前端へノズル嵌合筒を介して嵌合させたノズルヘッドが有するノズル孔から噴出させ、又トリガー解放によりプランジヤが前進してシリンダ内が負圧化すると共にトリガーが復帰し、シリンダ内負圧化で容器体内液体がシリンダ内へ吸込まれるよう設けたトリガー式の液体噴出器が周知である。
【0003】
上記液体噴出器は、悪戯でトリガーを引寄せても液体を噴出するから、このような欠点を除去するため、安全装置として、射出筒前端に嵌合させたノズル嵌合筒と該嵌合筒前部に嵌合させたノズルヘッドとに、液体吐出路の前半部と後半部とを別々に設け、ノズル嵌合筒に対してノズルヘッドを回動させると上記液体吐出路の前半部と後半部とが連通すると共に、更に回動又は逆回転によってそれ等前半部と後半部の連通が遮断されるようにすることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、ノズル嵌合筒に対してノズルヘッドを回動させて液体吐出路を開閉するよう設けた液体噴出器においても、液体吐出路閉塞状態のままで度々トリガーを引寄せすると、該トリガーが撓み又弾性復元することで、プランジャが多少後退し又前進することとなり、するとシリンダ内の異常な高圧化で吐出弁を通って、該吐出弁と上記ノズル嵌合筒等が形成する液体吐出路部分との間の射出筒前方部分内に高圧液体が貯ることがあり、このようになると上記ノズルヘッドを液体吐出路連通位置まで回したとき、その射出筒前方部分内に貯っていた高圧液体が、トリガー操作を行わないに拘らずノズル孔から噴出することが生じた。又トリガーを強く引寄せすると、射出筒内の高圧化でノズルヘッドがノズル嵌合筒から外れるおそれもあった。
【0005】
本発明はトリガー後面の中間部から後上方への揺動が自在にストッパを垂下し、トリガーが前限に位置する状態でストッパを後上方へほぼ水平に起し、ストッパ下端をシリンダの下部前端面へ係合させることが可能に設けたものであり、もってトリガー引寄せ操作でトリガーが撓んでもプランジヤは全く後退することがないよう設けたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として 容器体口頸部へ嵌合させる装着筒2内から垂直筒3を起立し、かつ該垂直筒上端から射出筒4を、かつ中間部からシリンダ5を、それぞれ前方突出し、
又シリンダ内へ前方付勢させて嵌合させたプランジャ6前端部を、上記射出筒前部から前後方向へ揺動可能に垂設したトリガー21の上部後面へ係合させ、
該トリガーの操作で容器体内液体を吸上げて射出筒4前端へ嵌合させたノズルヘッド8のノズル孔10から噴出可能に設けたトリガー式液体噴出器において、
トリガー 21 を前壁 22 の左右両側から側壁 23,23 を後方突出させて形成すると共に、
該トリガー21の長手方向中間部の裏面から後上方への揺動が自在に板状ないし棒状のストッパ26を垂設し、
該ストッパは、トリガー両側壁 23,23 内面へ付設した係合突子 48,48 へ、ストッパの左右両側面が係合してトリガーに対して揺動不能とできると共に、
トリガー21が前限に位置する状態から、ストッパ26を斜上後方へ起すことで、ストッパ下端面の一部がシリンダ5の下部前端面5aの一部へ着脱自在に係合して、該係合状態でのトリガー操作が不能に形成した。
【0007】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に、トリガー21の長手方向中間部の両側壁23,23 部分間に、基端部25を枢着させてトリガーと別成形したストッパ26を垂下し、
該ストッパの下端面一部に、該ストッパ下端面をシリンダ5の下部前端面5aへ係合させるとき、シリンダ下部前端面5aを強制乗越えできる第1係合突条30を、又ストッパ26の下部後面には、ストッパ基端部の枢着部26a 直上の両側壁部分間に横設した係合板24の後端面と係合する第2係合突条31を、それぞれ付設した。
【0008】
第3の手段として、上記第1の手段を有すると共にトリガー21後部から肉薄ヒンジ26b を介してストッパ26を垂設し、トリガー21とストッパ26とを合成樹脂材で一体成形した。
【0009】
第4の手段として、容器体口頸部へ嵌合させる装着筒2内から垂直筒3を起立し、かつ該垂直筒上端から射出筒4を、かつ中間部からシリンダ5を、それぞれ前方突出し、
又シリンダ内へ前方付勢させて嵌合させたプランジャ6前端部を、上記射出筒前部から前後方向へ揺動可能に垂設したトリガー 21 の上部後面へ係合させ、
該トリガーの操作で容器体内液体を吸上げて射出筒4前端へ嵌合させたノズルヘッド8のノズル孔 10 から噴出可能に設けたトリガー式液体噴出器において、
トリガー21下半の前壁一部を、上端縁は肉薄ヒンジ26b で、かつ左右両側縁と下端縁とは切離し線44,44 で囲むことで縦長板状部45となし、又該縦長板状部の下部を除く後面部分にリブ46を縦設して、該リブ付き縦長板状部を後上方への揺動が自在なストッパ26となし、
トリガー 21 が前限に位置する状態からストッパ 26 を斜上後方へ起すことで、リブ 46 下端面前部に設けた凹部 47 がシリンダ5の下部前端面 5a へ係合すると共にこのとき縦長板状部 45 の下部後面がシリンダ5の前部下面 5b へ係合して、トリガー操作が不能に形成した。
【0010】
【発明の実施の形態】
まず、従来知られている基本構造について簡単に説明すると、
1は一般に使用されているタイプのトリガー式液体噴出器である。該液体噴出器は、周知のように容器体の口頸部外面へ螺合する装着筒2の上部内から垂直筒3を起立し、かつ該垂直筒上端から射出筒4を、かつ垂直筒の中間部前面からシリンダ5を、それぞれ前方突出し、又射出筒前部に上端部を枢着させてトリガー21を斜下前方へ垂設し、更に上記シリンダ5内へ前方付勢させて嵌合させたプランジャ6前端部をトリガー21の上部後面へ係合6aさせ、該トリガー引寄せ操作によりシリンダ内液体を射出筒4内を通って噴出させ、又トリガー復帰によるシリンダ5内負圧化で容器体内液体をシリンダ内へ吸込み可能に設けている。尚3aが吸込み弁、3bが吐出弁である。
【0011】
上記射出筒4の前部には、ノズル嵌合筒7を介してノズルヘッド8を嵌合させており、これ等には射出筒4とノズルヘッド8の前板9中央に穿設したノズル孔10とを連通する液体吐出路11が穿設させてある。該液体吐出路は、図示のようにノズル嵌合筒7の基板12中央部から前方突出する弁棒13外面と、ノズルヘッド8の前板9中央部から、上記弁棒13外面へ水密に嵌合させて後方突設した嵌合筒14内面とに形成する。即ち該嵌合筒の後部内面へ筒方向に穿設した第1吐出路11a と、上記弁棒13の前部外面へ母線方向に穿設した第2吐出路11b とで形成し、図が示す連通状態から、ノズル嵌合筒7に対してノズルヘッド8を回動させると、第1吐出路11a が弁棒13の別の位置へ移動して第2吐出路11b との連通が遮断され、又ノズルヘッド8を元の位置まで戻すことで、再び連通するものである。尚図示例においては、ノズルヘッド8前端へ蓋板15を起伏自在に枢着させている。
以下図1が示す、本発明の実施形態について説明すると、前壁22の左右両側から側壁23, 23を後方突設して形成したトリガー21の上下方向中間部後面に、左右側壁間に横設させて係合板24を設け、又該係合板直下の左右両側壁部分間に、基端部25を枢着させてトリガーと別成形したストッパ26を垂設している。該ストッパは上板27後端から後板28を垂下すると共に、上板の左右側縁から、後方側縁を後板の左右両側と連続させて左右側板29, 29を垂下する。図が示すように後板28下端は側板29, 29下端よりもやや長く形成して該突出部を第1係合突条30とする。又後板28の後面には第2係合突条31としてのリブを縦設している。該ストッパ26は図示のようにトリガー21が前限に位置する状態から斜後上方へ回動可能とし、シリンダ5の下部前端面5aを第1係合突条30が強制乗越えして側板29, 29下面が、そのシリンダ下部前端面5aへ係合可能とする。又このとき第2係合突条31の上端面が、上記係合板24の後端面へ係合可能に形成している。尚トリガー21の枢着部21a からストッパ26の枢着部26a までの距離は、トリガー枢着部21a からシリンダ5の下部前端面5aまでの距離よりも長く設けている。
【0012】
図2は第2実施形態を示すもので、トリガー21は前壁22の左右両側から側壁23, 23を後方突設して形成すると共に、トリガー上下方向の中間部には、上下に二枚の係合板24a, 24bを両側壁23, 23間に横設して設けて、その下方係合板24a の後端からは、肉薄ヒンジ26b を介してストッパ26を垂下している。該ストッパは、その下方係合板とほぼ同一横巾の板部36を垂下し、かつ該板部の後面に横断面T字状にリブ37を縦設している。該リブの下面前方寄り部分には凹部38を形成することが望ましい。該ストッパは、図示のようにトリガー21が前限に位置する状態で斜上後方へ回動させたとき、リブ37上面が上方の係合板24b の後端面に接し、又このとき上記凹部38内へシリンダ5の下部前端面5aが係合するものとする。
図3、図4は第3実施形態を示す。
【0013】
該実施形態も、トリガー21を前壁22の左右両側から側壁23,23 を後方へ突出して形成すると共に、前壁上下方向中間部の左右両側壁間に係合板24を横設し、該係合板後端から肉薄ヒンジ26b を介してストッパ26を垂下している。該ストッパは図4が示すように係合板24と、ほぼ同一横巾の板部41と該板部の下部から後方突設した後方突出板部41b とで形成し、トリガー21が前限に位置する状態からストッパ26を斜上後方へ回動させることで、板部41の下部がシリンダ5の前部下面5bへ係合し、又後方突出板部42の下面がシリンダ5の下部前端面5aへ係合するよう設けている。
【0014】
該第3実施形態および既述第2実施形態にあっては、係合板24の上方前壁部分、および係合板24a 下方の前壁部分に窓孔42, 42を穿設しているが、これ等はストッパ付きトリガーを合成樹脂材で一体成形する際の型抜き孔であり、必しも必要とするものではない。
【0015】
図5と図6とは第4実施形態を示す。該実施形態は、トリガー21の前壁22一部をトリガーから一体に垂下するストッパ26に形成したものであり、トリガー21を、前壁22左右両側から左右両側壁23, 23を後方突出する横断面コ字形状とすると共に、トリガー下半の前壁一部を、上端縁は肉薄ヒンジ26b で、かつ左右両側縁と下端縁とは切離し線44で囲むことで縦長板状部45となし、該縦長板状部の下部を除く後面部分にリブ46を縦設して、これ等縦長板状部45とリブ46とでストッパ26を形成する。リブ46は縦長板状部45の全長にわたって設けるのではなく、縦長板状部の下部にはリブを有しない部分を設けるものとするが、リブ46の下端面前部には凹部47を形成しておく。図5が示すように、ストッパ26を、トリガー21が前限に位置する状態で、上後方へ回動させることで、リブ46を有しない、縦長板状部45の下部がシリンダ5の前部下面5bへ接し、又凹部47内へシリンダの下部前端面5aが嵌合するよう設ける。
【0016】
既述、第2、第3、第4の各実施形態は、すべてトリガー21とストッパ26とを、肉薄ヒンジを介し連続させて、合成樹脂材により一体成形した例を示す。これ等各実施形態の場合も、第1実施形態の場合と同様、トリガー21の枢着部21a からシリンダ5の下部前端面5aまでの距離よりも、トリガーとストッパとを連結する肉薄ヒンジ26b までの距離を長く設けている。
【0017】
既述の各実施形態において、ストッパ26が垂下したままトリガー21を操作すると、ストッパ26が揺動して操作の邪魔となるおそれがある場合は、図2、図3が示すようにストッパ26前方のトリガー左右側壁23に係合突子48, 48を付設し、トリガー21を左右側壁間へ押込むことで、ストッパ26の左右側面が上記係合突子に係合して、上記ストッパの揺動を阻止できるようにすることも出来る。
【0018】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、請求項1記載の液体噴出器は、容器体口頸部へ嵌合させる装着筒から垂直筒を起立し、該垂直筒上端から射出筒を、かつ垂直筒中間部からシリンダを、それぞれ前方突出し、シリンダ内へ前方付勢させて嵌合させたプランジヤ前端を、射出筒前部から前後方向へ揺動可能に垂設したトリガーの上部後面へ係合させて、該トリガーの揺動操作で容器体内液体を吸上げ、射出筒前端のノズルヘッドが有するノズル孔から噴出可能とした液体噴出器において、トリガー21の後面中間部からストッパ26を垂下し、トリガーが前限に位置する状態からストッパ26を斜上後方へ起すことで、ストッパ下端面一部が、シリンダ5の下部前端面の一部へ着脱自在に係合して、該係合状態でのトリガー操作が不能としたから、ストッパ26をシリンダ5の下部前端面5aへ係合させてトリガー21をロックした状態にあっては、そのストッパ上方にプランジヤ6が位置することとなり、假にトリガー21を強く引寄せても、トリガーの中間部はストッパ26によって後方移動することがなく、その中間部よりも下方のトリガー部分が撓むこととなり、よって従来のようにその撓みによってプランジヤが後退し、射出筒4内液体を高圧化させることは全くない。又シリンダ5の下部前端面5aは、トリガー21に最も近く、よってトリガーから垂下されてシリンダ下部前端面へ係合させるストッパ26の長さを短かくしてその剛性を高めることが出来ると共に、その係合離脱の操作の際に装着筒2や容器体が邪魔となることがなく、その操作を容易かつ確実とすることが出来る。
【0019】
請求項2記載の液体噴出器は、上記請求項1記載の液体噴出器が有する効果を有すると共に、ストッパ26をトリガー21に対して別部材となし、トリガーの左右両側壁23, 23間に基端部25を枢着させてストッパ26を垂下し、該ストッパ下端面の一部に、シリンダ下部前端面5aを強制乗越えできる第1係合突条30を、又ストッパの下部後面にはストッパ枢着部直上の両側壁間に横設した係合板24の後端面と係合する第2係合突条31を、それぞれ付設したから、ストッパの強度を高めることが出来ると共に、そのストッパの機能を高めることが出来る。
【0020】
請求項3記載の液体噴出器は、請求項1記載の液体噴出器が有する効果を併せ有すると共に、ストッパ26を合成樹脂材によりトリガーと一体に成形したから該ストッパ付き、トリガーの形成が容易である。
【0021】
請求項4記載の場合は、請求項1記載液体噴出器が有する効果のほか、トリガー前壁22の一部を、上端縁は肉薄ヒンジ26b で、かつ左右両側縁と下端縁とは切離し線で囲むことで縦長板状部45となし、又該縦長板状部45の下部を除く後面部分にリブ46を縦設して、該リブ付き縦長板状部をストッパ26となし、そのリブ46の下端面前部に設けた凹部47をシリンダ下部前端面5aへの係合部とすると共に、上記リブを有しない縦長板状部45の下部後面をシリンダ前部下面へ係合するよう設けたから、又該ストッパ付きトリガーを合成樹脂材で一体成形したから、そのトリガーの成形が容易であると共に、シリンダ下部前面部分に対するストッパの係合を容易かつ確実とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態で示す、本発明液体噴出器の断面図である。
【図2】図2実施形態で示す、液体噴出器の断面図である。
【図3】第3実施形態で示す、液体噴出器の断面図である。
【図4】図3液体噴出器の要部拡大斜視図である。
【図5】第4実施形態で示す、液体噴出器の断面図である。
【図6】図5液体噴出器要部の拡大正面図である。
【符号の説明】
4…射出筒 5…シリンダ 21…トリガー
26…ストッパ
Claims (4)
- 容器体口頸部へ嵌合させる装着筒2内から垂直筒3を起立し、かつ該垂直筒上端から射出筒4を、かつ中間部からシリンダ5を、それぞれ前方突出し、
又シリンダ内へ前方付勢させて嵌合させたプランジャ6前端部を、上記射出筒前部から前後方向へ揺動可能に垂設したトリガー21の上部後面へ係合させ、
該トリガーの操作で容器体内液体を吸上げて射出筒4前端へ嵌合させたノズルヘッド8のノズル孔10から噴出可能に設けたトリガー式液体噴出器において、
トリガー 21 を前壁 22 の左右両側から側壁 23,23 を後方突出させて形成すると共に、
該トリガー21の長手方向中間部の裏面から後上方への揺動が自在に板状ないし棒状のストッパ26を垂設し、
該ストッパは、トリガー両側壁 23,23 内面へ付設した係合突子 48,48 へ、ストッパの左右両側面が係合してトリガーに対して揺動不能とできると共に、
トリガー21が前限に位置する状態から、ストッパ26を斜上後方へ起すことで、ストッパ下端面の一部がシリンダ5の下部前端面5aの一部へ着脱自在に係合して、該係合状態でのトリガー操作が不能に形成した
ことを特徴とするトリガー式液体噴出器。 - トリガー21の長手方向中間部の両側壁23,23 部分間に、基端部25を枢着させてトリガーと別成形したストッパ26を垂下し、
該ストッパの下端面一部に、該ストッパ下端面をシリンダ5の下部前端面5aへ係合させるとき、シリンダ下部前端面5aを強制乗越えできる第1係合突条30を、又ストッパ26の下部後面には、ストッパ基端部の枢着部26a 直上の両側壁部分間に横設した係合板24の後端面と係合する第2係合突条31を、それぞれ付設した
ことを特徴とする請求項1記載のトリガー式液体噴出器。 - トリガー21後部から肉薄ヒンジ26b を介してストッパ26を垂設し、トリガー21とストッパ26とを合成樹脂材で一体成形した
ことを特徴とする請求項1記載のトリガー式液体噴出器。 - 容器体口頸部へ嵌合させる装着筒2内から垂直筒3を起立し、かつ該垂直筒上端から射出筒4を、かつ中間部からシリンダ5を、それぞれ前方突出し、
又シリンダ内へ前方付勢させて嵌合させたプランジャ6前端部を、上記射出筒前部から前後方向へ揺動可能に垂設したトリガー 21 の上部後面へ係合させ、
該トリガーの操作で容器体内液体を吸上げて射出筒4前端へ嵌合させたノズルヘッド8のノズル孔 10 から噴出可能に設けたトリガー式液体噴出器において、
トリガー21下半の前壁一部を、上端縁は肉薄ヒンジ26b で、かつ左右両側縁と下端縁とは切離し線44,44 で囲むことで縦長板状部45となし、又該縦長板状部の下部を除く後面部分にリブ46を縦設して、該リブ付き縦長板状部を後上方への揺動が自在なストッパ26となし、
トリガー 21 が前限に位置する状態からストッパ 26 を斜上後方へ起すことで、リブ 46 下端面前部に設けた凹部 47 がシリンダ5の下部前端面 5a へ係合すると共にこのとき縦長板状部 45 の下部後面がシリンダ5の前部下面 5b へ係合して、トリガー操作が不能に形成した
ことを特徴とするトリガー式液体噴出器。
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JP30109896A JP3600387B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | トリガー式液体噴出器 |
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JP30109896A JP3600387B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | トリガー式液体噴出器 |
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Family Applications (1)
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JP30109896A Expired - Fee Related JP3600387B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | トリガー式液体噴出器 |
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1996
- 1996-10-25 JP JP30109896A patent/JP3600387B2/ja not_active Expired - Fee Related
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