JPH10128176A - 液体注出ポンプ - Google Patents
液体注出ポンプInfo
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- JPH10128176A JPH10128176A JP8303794A JP30379496A JPH10128176A JP H10128176 A JPH10128176 A JP H10128176A JP 8303794 A JP8303794 A JP 8303794A JP 30379496 A JP30379496 A JP 30379496A JP H10128176 A JPH10128176 A JP H10128176A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stem
- guide
- plate
- forcing
- operating member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1073—Springs
- B05B11/1077—Springs characterised by a particular shape or material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1073—Springs
- B05B11/1074—Springs located outside pump chambers
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来金属製スプリングで上方付勢され、該付
勢に抗して行う押下げヘッドの押下げと、上記付勢とで
行っていた液体注出ポンプ作動部材の上下動を、スプリ
ングを用いることなく、別に設けた押下げ板の押下げに
より作動部材が上昇し、又押下げヘッド押下げにより作
動部材が下降するよう設けた。 【解決手段】 ステムガイド筒８外面へガイド用基部材
11の筒部12を嵌合させ、該筒部左右両側後部から起立す
るガイド板13, 13の対向面上端から筒部12左右両側前部
内面上端にかけて穿設したＪ字形状ガイド溝14, 14内
へ、操作部材21の弾性帯板22, 22を嵌合させ、弾性帯板
の後方側上端間の連結板から後方突設した押下げ板24の
押下げで、弾性帯板前方側上端間連結板から上方突設し
た押上げ板25が押下げヘッド６を介して作動部材７を押
上げ可能とした。
勢に抗して行う押下げヘッドの押下げと、上記付勢とで
行っていた液体注出ポンプ作動部材の上下動を、スプリ
ングを用いることなく、別に設けた押下げ板の押下げに
より作動部材が上昇し、又押下げヘッド押下げにより作
動部材が下降するよう設けた。 【解決手段】 ステムガイド筒８外面へガイド用基部材
11の筒部12を嵌合させ、該筒部左右両側後部から起立す
るガイド板13, 13の対向面上端から筒部12左右両側前部
内面上端にかけて穿設したＪ字形状ガイド溝14, 14内
へ、操作部材21の弾性帯板22, 22を嵌合させ、弾性帯板
の後方側上端間の連結板から後方突設した押下げ板24の
押下げで、弾性帯板前方側上端間連結板から上方突設し
た押上げ板25が押下げヘッド６を介して作動部材７を押
上げ可能とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばシャンプー等
液体を注出するための液体注出ポンプに関する。
液体を注出するための液体注出ポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば特開平8-173865号が示すように、
容器体口頸部に嵌合させる装着筒の上部内面からフラン
ジを介して吸上げパイプ付きのシリンダを垂下し、該シ
リンダ内から、ステム下端に筒状ピストンを、かつステ
ム上端にノズル付きの押下げヘッドを、それぞれ嵌合さ
せた作動部材を起立し、該作動部材の上下動で容器体内
液体をシリンダ内へ吸上げ、かつ該シリンダ内液体をス
テムを介して上記ノズルから注出可能に設けた液体注出
ポンプが知られている。
容器体口頸部に嵌合させる装着筒の上部内面からフラン
ジを介して吸上げパイプ付きのシリンダを垂下し、該シ
リンダ内から、ステム下端に筒状ピストンを、かつステ
ム上端にノズル付きの押下げヘッドを、それぞれ嵌合さ
せた作動部材を起立し、該作動部材の上下動で容器体内
液体をシリンダ内へ吸上げ、かつ該シリンダ内液体をス
テムを介して上記ノズルから注出可能に設けた液体注出
ポンプが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近時廃棄物の増大に伴
い、廃棄物を資源として再活用することで、その過大化
を抑制することが試みられている。その資源の再活用の
ためには、金属、合成樹脂等、材質毎に分別することが
不可欠であるが、上記従来の液体注出ポンプは、作動部
材上方付勢用のスプリングを金属製とし、その他部材を
合成樹脂製としていたから上記分別が困難であった。
い、廃棄物を資源として再活用することで、その過大化
を抑制することが試みられている。その資源の再活用の
ためには、金属、合成樹脂等、材質毎に分別することが
不可欠であるが、上記従来の液体注出ポンプは、作動部
材上方付勢用のスプリングを金属製とし、その他部材を
合成樹脂製としていたから上記分別が困難であった。
【０００４】本発明の基本目的は、上記金属製のスプリ
ングを使用することなく、全構成部材を合成樹脂材で形
成して、上記分別の手数を省きそのまま再溶融等して資
源化出来る液体注出ポンプを提案することであり、又他
の目的は、スプリングを使用することなく、二箇所設け
た押下げ面を交互に押下げするだけで作動部材を上下動
させることが可能な操作機構を設けることであり、更に
他の目的は、上記操作機構を有するに拘らず、作動部材
を押下げ、押下げヘッドを回動させることでステム上方
に設けた雄ねじをシリンダ上部内面から起立するステム
ガイド筒の雌ねじ内へねじ込みすることが可能として、
不用意に作動部材が操作されて液体が注出されないよう
設けたものである。
ングを使用することなく、全構成部材を合成樹脂材で形
成して、上記分別の手数を省きそのまま再溶融等して資
源化出来る液体注出ポンプを提案することであり、又他
の目的は、スプリングを使用することなく、二箇所設け
た押下げ面を交互に押下げするだけで作動部材を上下動
させることが可能な操作機構を設けることであり、更に
他の目的は、上記操作機構を有するに拘らず、作動部材
を押下げ、押下げヘッドを回動させることでステム上方
に設けた雄ねじをシリンダ上部内面から起立するステム
ガイド筒の雌ねじ内へねじ込みすることが可能として、
不用意に作動部材が操作されて液体が注出されないよう
設けたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１の手段として、容器
体口頸部外面へ嵌合させる装着筒１の上部内面から、フ
ランジを介して吸上げパイプ付きのシリンダ３を垂下
し、該シリンダ内から、ステム下端に筒状ピストンを、
かつステム上端にノズル５付き押下げヘッド６を、それ
ぞれ嵌合させた作動部材７を起立し、該作動部材の上下
動で容器体内液体をシリンダ内へ吸上げ、かつ該シリン
ダ内液体をステム４を介して上記ノズルから注出可能に
設けた液体注出ポンプにおいて、上記シリンダ３の上部
内面から、ステム４を摺動自在に挿通させて、ステムガ
イド筒８を起立すると共に、該ステムガイド筒８の外面
へ、筒部12の左右両側後部外面からガイド板13, 13を平
行に起立し、これ等両ガイド板の各対向面上端からガイ
ド板の対向面を通り上記筒部12両側部の前部寄り内面上
端にかけて、下端に弯曲部を有するほぼＪ字形状のガイ
ド溝14, 14を穿設したガイド用基部材11を嵌合させ、又
上記両ガイド溝14, 14内へそれぞれ摺動自在に、かつ前
後両端部をガイド溝上端から突出させて弾性帯板22, 22
を嵌合させると共に、両弾性帯板22, 22の前端相互およ
び後端相互間を連結板23, 23で連結し、又後方側連結板
23からは後方へ押下げ板24を、かつ前方側連結板23の中
間部からは上方へ押上げ板25を、それぞれ突設し、該押
上げ板上端を押下げヘッド６の下面へ係合させた操作部
材21を設け、作動部材７が下限に位置する状態での押下
げ板24押下げで、弾性帯板22, 22が摺動して押上げ板25
が押下げヘッド６を介して作動部材７を上限まで押上
げ、又該状態から押下げヘッド６を押下げすることで、
弾性帯板22, 22が摺動して押下げ板24を上限まで移動可
能に形成した。
体口頸部外面へ嵌合させる装着筒１の上部内面から、フ
ランジを介して吸上げパイプ付きのシリンダ３を垂下
し、該シリンダ内から、ステム下端に筒状ピストンを、
かつステム上端にノズル５付き押下げヘッド６を、それ
ぞれ嵌合させた作動部材７を起立し、該作動部材の上下
動で容器体内液体をシリンダ内へ吸上げ、かつ該シリン
ダ内液体をステム４を介して上記ノズルから注出可能に
設けた液体注出ポンプにおいて、上記シリンダ３の上部
内面から、ステム４を摺動自在に挿通させて、ステムガ
イド筒８を起立すると共に、該ステムガイド筒８の外面
へ、筒部12の左右両側後部外面からガイド板13, 13を平
行に起立し、これ等両ガイド板の各対向面上端からガイ
ド板の対向面を通り上記筒部12両側部の前部寄り内面上
端にかけて、下端に弯曲部を有するほぼＪ字形状のガイ
ド溝14, 14を穿設したガイド用基部材11を嵌合させ、又
上記両ガイド溝14, 14内へそれぞれ摺動自在に、かつ前
後両端部をガイド溝上端から突出させて弾性帯板22, 22
を嵌合させると共に、両弾性帯板22, 22の前端相互およ
び後端相互間を連結板23, 23で連結し、又後方側連結板
23からは後方へ押下げ板24を、かつ前方側連結板23の中
間部からは上方へ押上げ板25を、それぞれ突設し、該押
上げ板上端を押下げヘッド６の下面へ係合させた操作部
材21を設け、作動部材７が下限に位置する状態での押下
げ板24押下げで、弾性帯板22, 22が摺動して押上げ板25
が押下げヘッド６を介して作動部材７を上限まで押上
げ、又該状態から押下げヘッド６を押下げすることで、
弾性帯板22, 22が摺動して押下げ板24を上限まで移動可
能に形成した。
【０００６】第２の手段として、上記第１の手段を有す
ると共に押下げヘッド６の後部に左右および上下方向へ
の第１垂直壁面6aを形成すると共に、両ガイド板13, 13
の前面間に張設した背当板15前面を第２垂直壁面とな
し、又ステムガイド筒８に対してガイド筒基部材11を回
動可能に係合させ、更にステムガイド筒８内面に雌ねじ
を、かつステム４上方に雄ねじ９を、それぞれ設けて、
作動部材７押下げ状態から押下げヘッド６を回すことで
上記第１、第２垂直壁面が係合し、ガイド用基部材11と
操作部材21とが共に回動して雄ねじ９が雌ねじに螺合可
能に形成した。
ると共に押下げヘッド６の後部に左右および上下方向へ
の第１垂直壁面6aを形成すると共に、両ガイド板13, 13
の前面間に張設した背当板15前面を第２垂直壁面とな
し、又ステムガイド筒８に対してガイド筒基部材11を回
動可能に係合させ、更にステムガイド筒８内面に雌ねじ
を、かつステム４上方に雄ねじ９を、それぞれ設けて、
作動部材７押下げ状態から押下げヘッド６を回すことで
上記第１、第２垂直壁面が係合し、ガイド用基部材11と
操作部材21とが共に回動して雄ねじ９が雌ねじに螺合可
能に形成した。
【０００７】第３の手段として、上記第１又は第２の手
段を有すると共に全構成部材を、すべて合成樹脂材で成
形した。
段を有すると共に全構成部材を、すべて合成樹脂材で成
形した。
【０００８】
【発明の実施の形態】まず、液体注出ポンプの公知の構
造について簡単に説明すると、１は容器体口頸部の外面
へ螺合等して嵌合する装着筒で、該装着筒の上部内面か
らフランジを介して吸上げパイプ２付きのシリンダ３が
垂設してあり、該シリンダ内からステム４下端に筒状ピ
ストンを、かつステム上端にノズル５付き押下げヘッド
６を、それぞれ嵌合させた作動部材７を起立している。
上記シリンダの底部内には吸込み弁が、又ステム上部内
等作動部材内には吐出弁が、それぞれ設けてあって、そ
の作動部材の上下動により容器体内液体を上記吸込み弁
を介してシリンダ内へ吸上げ、又該シリンダ内液体を吐
出弁を介してノズル５から注出するよう設けたものであ
る。尚シリンダ上端部内にはステム４を挿通させてステ
ムガイド筒８が嵌合させてあり、該ステムガイド筒内面
には雌ねじを設け、ステム上方部分に付設した雄ねじ９
を螺合させて、作動部材７をその螺合位置に保持させる
よう設けている。
造について簡単に説明すると、１は容器体口頸部の外面
へ螺合等して嵌合する装着筒で、該装着筒の上部内面か
らフランジを介して吸上げパイプ２付きのシリンダ３が
垂設してあり、該シリンダ内からステム４下端に筒状ピ
ストンを、かつステム上端にノズル５付き押下げヘッド
６を、それぞれ嵌合させた作動部材７を起立している。
上記シリンダの底部内には吸込み弁が、又ステム上部内
等作動部材内には吐出弁が、それぞれ設けてあって、そ
の作動部材の上下動により容器体内液体を上記吸込み弁
を介してシリンダ内へ吸上げ、又該シリンダ内液体を吐
出弁を介してノズル５から注出するよう設けたものであ
る。尚シリンダ上端部内にはステム４を挿通させてステ
ムガイド筒８が嵌合させてあり、該ステムガイド筒内面
には雌ねじを設け、ステム上方部分に付設した雄ねじ９
を螺合させて、作動部材７をその螺合位置に保持させる
よう設けている。
【０００９】本発明にあっては、図１が示すガイド用基
部材11を設け、該部材をステムガイド筒８の外面へ嵌合
させる。該部材は、ステムガイド筒の外面へ嵌合させる
筒部12を有し、該筒部の左右両側の後部外面からガイド
板13, 13を平行に起立し、又これ等両ガイド板の各対向
面上端から、対向面を通り上記筒部12両側部の前部寄り
内面上端にかけて、下端に湾曲部を有する、ほぼＪ字形
状のガイド溝14, 14を穿設したものである。
部材11を設け、該部材をステムガイド筒８の外面へ嵌合
させる。該部材は、ステムガイド筒の外面へ嵌合させる
筒部12を有し、該筒部の左右両側の後部外面からガイド
板13, 13を平行に起立し、又これ等両ガイド板の各対向
面上端から、対向面を通り上記筒部12両側部の前部寄り
内面上端にかけて、下端に湾曲部を有する、ほぼＪ字形
状のガイド溝14, 14を穿設したものである。
【００１０】ステムガイド筒８外面への筒部12の嵌合
は、後述する雄ねじ９の螺合のために回動自在にすると
よく、又ステムガイド筒からの筒部12抜出し防止のため
にステムガイド筒８上端に係合突条8aを周設している。
既述ガイド溝14, 14は、後述弾性帯板を摺動自在に嵌合
させるためのものであり、よって巾広に形成する。この
ため筒部12は左右両側部外面にガイド板延長板部13a を
付設した形状とするとよい。ガイド板13, 13の前面間に
は、背当板15を張設することが望ましい。
は、後述する雄ねじ９の螺合のために回動自在にすると
よく、又ステムガイド筒からの筒部12抜出し防止のため
にステムガイド筒８上端に係合突条8aを周設している。
既述ガイド溝14, 14は、後述弾性帯板を摺動自在に嵌合
させるためのものであり、よって巾広に形成する。この
ため筒部12は左右両側部外面にガイド板延長板部13a を
付設した形状とするとよい。ガイド板13, 13の前面間に
は、背当板15を張設することが望ましい。
【００１１】上記ガイド用基部材11には、図１が示す操
作部材21を組付けする。該操作部材は、上記ガイド用基
部材の両ガイド溝14, 14内へそれぞれ摺動自在に嵌合さ
せるほぼＪ字形状の弾性帯板22, 22を有し、その前端相
互および後端相互間を連結板23, 23で連結し、後方側連
結板23からは後方へ押下げ板24を、かつ前方側連結板23
の中間部からは上方へ押上げ板25を、それぞれ突出す
る。その押上げ板25上面にはノズル５の基部下面へ嵌合
させる凹部26を設けるとよい。押下げ板の横巾はガイド
板13, 13間の間隙とほぼ同一とし、弾性帯板22, 22を両
ガイド溝14, 14内へ嵌合させた状態で、押下げ板24押下
げで弾性帯板がガイド溝内を変形し乍ら摺動することで
押上げ板25が押下げヘッド６を介して作動部材７を押上
げ、又該作動部材上昇状態から押下げヘッド６を押下げ
することで弾性帯板22, 22が逆方向にガイド溝内を摺動
して押下げ板24を上昇させるものとする。
作部材21を組付けする。該操作部材は、上記ガイド用基
部材の両ガイド溝14, 14内へそれぞれ摺動自在に嵌合さ
せるほぼＪ字形状の弾性帯板22, 22を有し、その前端相
互および後端相互間を連結板23, 23で連結し、後方側連
結板23からは後方へ押下げ板24を、かつ前方側連結板23
の中間部からは上方へ押上げ板25を、それぞれ突出す
る。その押上げ板25上面にはノズル５の基部下面へ嵌合
させる凹部26を設けるとよい。押下げ板の横巾はガイド
板13, 13間の間隙とほぼ同一とし、弾性帯板22, 22を両
ガイド溝14, 14内へ嵌合させた状態で、押下げ板24押下
げで弾性帯板がガイド溝内を変形し乍ら摺動することで
押上げ板25が押下げヘッド６を介して作動部材７を押上
げ、又該作動部材上昇状態から押下げヘッド６を押下げ
することで弾性帯板22, 22が逆方向にガイド溝内を摺動
して押下げ板24を上昇させるものとする。
【００１２】図２では、作動部材押下げ状態から押下げ
ヘッド６を介して作動部材７をシリンダ３に対し回動さ
せることで、ステム４上方の雄ねじ９を、ステムガイド
筒８の雌ねじ内へ螺合させた状態を示し、図３は上記螺
合を螺脱させた後、押下げ板24を押下げ、作動部材７を
上限まで上昇させた状態を示す。上記雄ねじ９の螺合お
よび螺脱の際、ガイド用基部材11と操作部材21とは、作
動部材７と共に、つまりシリンダ上部内から起立するス
テムガイド筒８に対して回動することとなる。押下げヘ
ッド６後部には左右および上下方向への第１垂直壁面6a
を形成しており、作動部材７押下げ時、既述ガイド板前
面間に架設した背当板15前面が形成する第２垂直壁面と
係合し、該係合により、押下げヘッド６回動によりガイ
ド用基部材11が共に回動する。
ヘッド６を介して作動部材７をシリンダ３に対し回動さ
せることで、ステム４上方の雄ねじ９を、ステムガイド
筒８の雌ねじ内へ螺合させた状態を示し、図３は上記螺
合を螺脱させた後、押下げ板24を押下げ、作動部材７を
上限まで上昇させた状態を示す。上記雄ねじ９の螺合お
よび螺脱の際、ガイド用基部材11と操作部材21とは、作
動部材７と共に、つまりシリンダ上部内から起立するス
テムガイド筒８に対して回動することとなる。押下げヘ
ッド６後部には左右および上下方向への第１垂直壁面6a
を形成しており、作動部材７押下げ時、既述ガイド板前
面間に架設した背当板15前面が形成する第２垂直壁面と
係合し、該係合により、押下げヘッド６回動によりガイ
ド用基部材11が共に回動する。
【００１３】既述ガイド用基部材11と操作部材21とを含
めて、液体注出ポンプを形成する全構成部材は、すべて
合成樹脂製としている。
めて、液体注出ポンプを形成する全構成部材は、すべて
合成樹脂製としている。
【００１４】
【発明の効果】本発明は既述構成とするものであり、請
求項１記載の液体注出ポンプは、既述のようにガイド用
基部材11をシリンダ上端部内面から起立するステムガイ
ド筒８外面へ嵌合させ、かつ操作部材21を組付けたか
ら、押下げ板24と押下げヘッド６とを交互に押下げるこ
とで作動部材７が上下動することとなり、よって従来の
ように作動部材上方付勢用のスプリングを設けなくても
よく、従って又、そのスプリングの付勢に抗して作動部
材を押下げなくてよいから、作動部材の押下げを容易に
行うことが出来、又ガイド溝14, 14は下端に湾曲部を有
するほぼＪ字形状としたから、それ等溝内へ嵌合させた
弾性帯板22, 22の摺動を円滑に行わせることが出来る。
求項１記載の液体注出ポンプは、既述のようにガイド用
基部材11をシリンダ上端部内面から起立するステムガイ
ド筒８外面へ嵌合させ、かつ操作部材21を組付けたか
ら、押下げ板24と押下げヘッド６とを交互に押下げるこ
とで作動部材７が上下動することとなり、よって従来の
ように作動部材上方付勢用のスプリングを設けなくても
よく、従って又、そのスプリングの付勢に抗して作動部
材を押下げなくてよいから、作動部材の押下げを容易に
行うことが出来、又ガイド溝14, 14は下端に湾曲部を有
するほぼＪ字形状としたから、それ等溝内へ嵌合させた
弾性帯板22, 22の摺動を円滑に行わせることが出来る。
【００１５】請求項２記載の場合は、上記効果を有する
ほか、作動部材７押下げ状態で押下げヘッド後部の第１
垂直壁面6aと、ガイド用基部材11のガイド板13, 13間に
張設した背当板15前面が形成する第２垂直壁面とが係合
すると共にガイド用基部材11がステムガイド筒８に対し
て回動可能としたから、その作動部材押下げ状態から押
下げヘッド６を回すことでガイド用基部材11と操作部材
21とを共に下降させて、ステム上方の雄ねじ９をステム
ガイド筒８内面の雌ねじに螺合させることが出来、よっ
て不用意に作動部材が押下げられて液体注出することが
なく、又作動部材押下げ状態で小さく包装出来る便利が
ある。
ほか、作動部材７押下げ状態で押下げヘッド後部の第１
垂直壁面6aと、ガイド用基部材11のガイド板13, 13間に
張設した背当板15前面が形成する第２垂直壁面とが係合
すると共にガイド用基部材11がステムガイド筒８に対し
て回動可能としたから、その作動部材押下げ状態から押
下げヘッド６を回すことでガイド用基部材11と操作部材
21とを共に下降させて、ステム上方の雄ねじ９をステム
ガイド筒８内面の雌ねじに螺合させることが出来、よっ
て不用意に作動部材が押下げられて液体注出することが
なく、又作動部材押下げ状態で小さく包装出来る便利が
ある。
【００１６】請求項３の場合は、請求項１又は２記載の
ポンプの効果を有するほか、ポンプの全構成部材を合成
樹脂製としたから、始めに述べた分別の手数を除去する
ことが出来る。
ポンプの効果を有するほか、ポンプの全構成部材を合成
樹脂製としたから、始めに述べた分別の手数を除去する
ことが出来る。
【図１】 本発明ポンプの分解斜視図である。
【図２】 作動部材を押下げ、かつ螺合させた状態で示
す、図１ポンプの側面図である。
す、図１ポンプの側面図である。
【図３】 作動部材を上昇させた状態で示す、図１ポン
プの側面図である。
プの側面図である。
【図４】 図３ポンプの平面図である。
【図５】 図３Ａ−Ａ線を矢示方向にみた横断面図であ
る。
る。
１…装着筒 ７…作動部材 ８…ス
テムガイド筒 11…ガイド用基部材 21…操作部材
テムガイド筒 11…ガイド用基部材 21…操作部材
Claims (3)
- 【請求項１】 容器体口頸部外面へ嵌合させる装着筒１
の上部内面から、フランジを介して吸上げパイプ付きの
シリンダ３を垂下し、該シリンダ内から、ステム下端に
筒状ピストンを、かつステム上端にノズル５付き押下げ
ヘッド６を、それぞれ嵌合させた作動部材７を起立し、
該作動部材の上下動で容器体内液体をシリンダ内へ吸上
げ、かつ該シリンダ内液体をステム４を介して上記ノズ
ルから注出可能に設けた液体注出ポンプにおいて、 上記シリンダ３の上部内面から、ステム４を摺動自在に
挿通させて、ステムガイド筒８を起立すると共に、該ス
テムガイド筒８の外面へ、筒部12の左右両側後部外面か
らガイド板13, 13を平行に起立し、これ等両ガイド板の
各対向面上端からガイド板の対向面を通り上記筒部12両
側部の前部寄り内面上端にかけて、下端に弯曲部を有す
るほぼＪ字形状のガイド溝14, 14を穿設したガイド用基
部材11を嵌合させ、 又上記両ガイド溝14, 14内へそれぞれ摺動自在に、かつ
前後両端部をガイド溝上端から突出させて弾性帯板22,
22を嵌合させると共に、両弾性帯板22, 22の前端相互お
よび後端相互間を連結板23, 23で連結し、又後方側連結
板23からは後方へ押下げ板24を、かつ前方側連結板23の
中間部からは上方へ押上げ板25を、それぞれ突設し、該
押上げ板上端を押下げヘッド６の下面へ係合させた操作
部材21を設け、 作動部材７が下限に位置する状態での押下げ板24押下げ
で、弾性帯板22, 22が摺動して押上げ板25が押下げヘッ
ド６を介して作動部材７を上限まで押上げ、又該状態か
ら押下げヘッド６を押下げすることで、弾性帯板22, 22
が摺動して押下げ板24を上限まで移動可能に形成したこ
とを特徴とする液体注出ポンプ。 - 【請求項２】 押下げヘッド６の後部に左右および上下
方向への第１垂直壁面6aを形成すると共に、両ガイド板
13, 13の前面間に張設した背当板15前面を第２垂直壁面
となし、 又ステムガイド筒８に対してガイド筒基部材11を回動可
能に係合させ、 更にステムガイド筒８内面に雌ねじを、かつステム４上
方に雄ねじ９を、それぞれ設けて、 作動部材７押下げ状態から押下げヘッド６を回すことで
上記第１、第２垂直壁面が係合し、ガイド用基部材11と
操作部材21とが共に回動して雄ねじ９が雌ねじに螺合可
能に形成したことを特徴とする、請求項１記載の液体注
出ポンプ。 - 【請求項３】 全構成部材を、すべて合成樹脂材で成形
したことを特徴とする、請求項１又は請求項２記載の液
体注出ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8303794A JPH10128176A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 液体注出ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8303794A JPH10128176A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 液体注出ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10128176A true JPH10128176A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17925383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8303794A Pending JPH10128176A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 液体注出ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10128176A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150136810A1 (en) * | 2012-05-16 | 2015-05-21 | Yaowu Ding | Press-type liquid pump |
| WO2022171070A1 (zh) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | 丁要武 | 弹性复位机构及包括该弹性复位机构的按压泵 |
-
1996
- 1996-10-28 JP JP8303794A patent/JPH10128176A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150136810A1 (en) * | 2012-05-16 | 2015-05-21 | Yaowu Ding | Press-type liquid pump |
| US9539597B2 (en) * | 2012-05-16 | 2017-01-10 | Yaowu Ding | Press-type liquid pump |
| WO2022171070A1 (zh) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | 丁要武 | 弹性复位机构及包括该弹性复位机构的按压泵 |
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