JPH10128184A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
トリガー式液体噴出器Info
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- JPH10128184A JPH10128184A JP8307430A JP30743096A JPH10128184A JP H10128184 A JPH10128184 A JP H10128184A JP 8307430 A JP8307430 A JP 8307430A JP 30743096 A JP30743096 A JP 30743096A JP H10128184 A JPH10128184 A JP H10128184A
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- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 全構成部材を合成樹脂製とした、トリガー式
の液体噴出器を提案し、該噴出器廃棄後に再溶融等して
の資源再活用が容易とした。 【解決手段】 容器体口頸部嵌合用装着筒１から垂直筒
３を起立し、該垂直筒上端から射出筒４を、かつ中間部
からシリンダ５を、それぞれ前方突出し、射出筒前部か
ら前後方向への揺動が可能にトリガーを垂下し、上記シ
リンダ内から前方突出するプランジヤ８前端をシリンダ
前方のトリガー後部に枢着９し、これ等トリガーおよび
プランジヤの前方付勢を、半筒状弾性挟持板12左右か
ら、屈曲するバネ板13, 13を上方からみて平行に前方突
出するバネ部材11を設けて、挟持板12を射出筒４とシリ
ンダ５間の垂直筒部分前面へ嵌合させ、かつバネ板13,
13前端を射出筒４下方のトリガー上方後部へ係止させて
行い、噴出器の全構成部品を合成樹脂製とした。
の液体噴出器を提案し、該噴出器廃棄後に再溶融等して
の資源再活用が容易とした。 【解決手段】 容器体口頸部嵌合用装着筒１から垂直筒
３を起立し、該垂直筒上端から射出筒４を、かつ中間部
からシリンダ５を、それぞれ前方突出し、射出筒前部か
ら前後方向への揺動が可能にトリガーを垂下し、上記シ
リンダ内から前方突出するプランジヤ８前端をシリンダ
前方のトリガー後部に枢着９し、これ等トリガーおよび
プランジヤの前方付勢を、半筒状弾性挟持板12左右か
ら、屈曲するバネ板13, 13を上方からみて平行に前方突
出するバネ部材11を設けて、挟持板12を射出筒４とシリ
ンダ５間の垂直筒部分前面へ嵌合させ、かつバネ板13,
13前端を射出筒４下方のトリガー上方後部へ係止させて
行い、噴出器の全構成部品を合成樹脂製とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はトリガー式液体噴出
器に関する。
器に関する。
【０００２】
【従来の技術】トリガー式液体噴出器は、通常容器体口
頸部へ螺合させる装着筒上端内から垂直筒を起立すると
共に、該垂直筒上端から射出筒を、又垂直筒中間部から
シリンダを、それぞれ前方突出し、射出筒前部に枢着さ
せて斜下前方へ垂下したトリガーの上部後面に、上記シ
リンダ内へ前方付勢させて嵌合させたプランジヤ前端部
を係止させ、トリガー操作で容器体内液体を吸込み弁を
介してシリンダ内へ吸込み、又該シリンダ内液体を吐出
弁を介して射出筒前端へ嵌合させたノズルヘッドのノズ
ル孔から噴出可能に設けている。
頸部へ螺合させる装着筒上端内から垂直筒を起立すると
共に、該垂直筒上端から射出筒を、又垂直筒中間部から
シリンダを、それぞれ前方突出し、射出筒前部に枢着さ
せて斜下前方へ垂下したトリガーの上部後面に、上記シ
リンダ内へ前方付勢させて嵌合させたプランジヤ前端部
を係止させ、トリガー操作で容器体内液体を吸込み弁を
介してシリンダ内へ吸込み、又該シリンダ内液体を吐出
弁を介して射出筒前端へ嵌合させたノズルヘッドのノズ
ル孔から噴出可能に設けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近時生活上の、又産業
上の廃棄物の増大に伴い、廃棄物を資源として再利用す
ることが論ぜられているが、その再利用を有効に行うた
めには廃棄物をプラスチック、金属等材質毎に分別する
ことが必要となる。一個の物品中に例えば金属製部品と
プラスチック製部品とが用いられていると、その物品を
分解することは困難であるため、上記分別回収は出来な
いこととなり、すると資源としての再利用が出来ないこ
ととなる。
上の廃棄物の増大に伴い、廃棄物を資源として再利用す
ることが論ぜられているが、その再利用を有効に行うた
めには廃棄物をプラスチック、金属等材質毎に分別する
ことが必要となる。一個の物品中に例えば金属製部品と
プラスチック製部品とが用いられていると、その物品を
分解することは困難であるため、上記分別回収は出来な
いこととなり、すると資源としての再利用が出来ないこ
ととなる。
【０００４】トリガー式液体噴出器を構成する部材の殆
んどは従来合成樹脂材で形成されているが、プランジヤ
を前方付勢するスプリングは金属で作られ、又吸込み弁
に使用されている玉弁の玉も金属製とすることが多い。
んどは従来合成樹脂材で形成されているが、プランジヤ
を前方付勢するスプリングは金属で作られ、又吸込み弁
に使用されている玉弁の玉も金属製とすることが多い。
【０００５】請求項１記載の本発明は、上記金属製スプ
リングに代えて、トリガーを介して、プランジヤを前方
付勢できる合成樹脂製バネ部材を設け、全構成部材を合
成樹脂で形成して、上記分別回収が容易に行えるよう設
けたものであり、又請求項２記載の発明は、上記請求項
１記載発明の目的を有すると共に、従来液体噴出器本体
と一体形成されていた、該噴出器本体外面を覆うカバー
を合成樹脂材で別成形して嵌合させることで、カバーを
変えるだけで意匠的外観を異にするトリガー式液体噴出
器を消費者に提供できるようにしたものである。
リングに代えて、トリガーを介して、プランジヤを前方
付勢できる合成樹脂製バネ部材を設け、全構成部材を合
成樹脂で形成して、上記分別回収が容易に行えるよう設
けたものであり、又請求項２記載の発明は、上記請求項
１記載発明の目的を有すると共に、従来液体噴出器本体
と一体形成されていた、該噴出器本体外面を覆うカバー
を合成樹脂材で別成形して嵌合させることで、カバーを
変えるだけで意匠的外観を異にするトリガー式液体噴出
器を消費者に提供できるようにしたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】第１の手段として容器体
口頸部外面へ嵌合させる装着筒１の上部内から、垂直筒
３を起立すると共に、該垂直筒の上端部から射出筒４
を、かつ中間部からシリンダ５を、それぞれ前方突出
し、かつ射出筒４前部から前後方向への揺動が自在に斜
下前方へ垂設したトリガー７の上方後部へ、上記シリン
ダ５内へ後端部を嵌合させて前方突設したプランジヤ８
の前端部を係止させ、トリガー７の操作で容器体内液体
を吸込み弁を介してシリンダ内へ、かつ該シリンダ内液
体を吐出弁を介して射出筒４前端部へ嵌着させたノズル
ヘッド41のノズル孔42から噴出可能に設けた、トリガー
式液体噴出器において、平面Ｃ字形状に、後方筒部を切
欠いた半筒状の弾性挟持板12の左右両側部から、屈曲す
るバネ板13, 13をほぼ平行に前方突出するバネ部材11を
設け、上記シリンダ５と射出筒４との間の垂直筒部分3a
の前方側外面へ弾性挟持板12を嵌合させると共にバネ板
13, 13の前端部を射出筒４下方のトリガー７上方後部へ
弾性に抗して係合させ、かつプランジヤ前端部をシリン
ダ前方のトリガー上方後部分へ枢着させて、それ等トリ
ガー７とプランジヤ８とを共に前方付勢させ、又全構成
部材を合成樹脂材で形成した。
口頸部外面へ嵌合させる装着筒１の上部内から、垂直筒
３を起立すると共に、該垂直筒の上端部から射出筒４
を、かつ中間部からシリンダ５を、それぞれ前方突出
し、かつ射出筒４前部から前後方向への揺動が自在に斜
下前方へ垂設したトリガー７の上方後部へ、上記シリン
ダ５内へ後端部を嵌合させて前方突設したプランジヤ８
の前端部を係止させ、トリガー７の操作で容器体内液体
を吸込み弁を介してシリンダ内へ、かつ該シリンダ内液
体を吐出弁を介して射出筒４前端部へ嵌着させたノズル
ヘッド41のノズル孔42から噴出可能に設けた、トリガー
式液体噴出器において、平面Ｃ字形状に、後方筒部を切
欠いた半筒状の弾性挟持板12の左右両側部から、屈曲す
るバネ板13, 13をほぼ平行に前方突出するバネ部材11を
設け、上記シリンダ５と射出筒４との間の垂直筒部分3a
の前方側外面へ弾性挟持板12を嵌合させると共にバネ板
13, 13の前端部を射出筒４下方のトリガー７上方後部へ
弾性に抗して係合させ、かつプランジヤ前端部をシリン
ダ前方のトリガー上方後部分へ枢着させて、それ等トリ
ガー７とプランジヤ８とを共に前方付勢させ、又全構成
部材を合成樹脂材で形成した。
【０００７】第２の手段として上記第１の手段を有する
と共に、垂直筒３と射出筒４とシリンダ５とが形成する
噴出器本体６の上面、左右両側面、および後面を覆合
し、かつ前面および下面を開口する合成樹脂製のカバー
24を設けて、該カバーを上記噴出器本体外面へ嵌合させ
た。
と共に、垂直筒３と射出筒４とシリンダ５とが形成する
噴出器本体６の上面、左右両側面、および後面を覆合
し、かつ前面および下面を開口する合成樹脂製のカバー
24を設けて、該カバーを上記噴出器本体外面へ嵌合させ
た。
【０００８】
【発明の実施の形態】まず従来公知のトリガー式液体噴
出器の基本的な構造について簡単に説明すると、１は容
器体口頸部外面へ螺合等して嵌合させる装着筒で、該装
着筒１の上部内からは、連結部材２を介して垂直筒３を
起立し、該垂直筒上端から射出筒４を、かつ垂直筒中間
部からシリンダ５を、それぞれ前方突出している。これ
等垂直筒と射出筒とシリンダとは一体成形されて噴出器
本体６を形成する。又射出筒前部からは前後方向への揺
動が自在にトリガー７を斜下前方へ垂設しており、シリ
ンダ前方のトリガー上方後部には、上記シリンダ内へ後
部を嵌合させて前方突出するプランジヤ８の前部を係止
する。
出器の基本的な構造について簡単に説明すると、１は容
器体口頸部外面へ螺合等して嵌合させる装着筒で、該装
着筒１の上部内からは、連結部材２を介して垂直筒３を
起立し、該垂直筒上端から射出筒４を、かつ垂直筒中間
部からシリンダ５を、それぞれ前方突出している。これ
等垂直筒と射出筒とシリンダとは一体成形されて噴出器
本体６を形成する。又射出筒前部からは前後方向への揺
動が自在にトリガー７を斜下前方へ垂設しており、シリ
ンダ前方のトリガー上方後部には、上記シリンダ内へ後
部を嵌合させて前方突出するプランジヤ８の前部を係止
する。
【０００９】尚従来はシリンダ５内へ金属製のコイルス
プリングを装着させ、該スプリングでプランジヤ８を前
方付勢してプランジヤ前端をトリガー上部後面から後方
突設した係止棒後端へ係止させるが、本発明にあっては
金属製スプリングを使用せず、後述のバネ部材によりト
リガー７と共にプランジヤ８を前方付勢している。その
ためプランジヤ８前端部はシリンダ前方のトリガー７上
方後部に枢着９させている。
プリングを装着させ、該スプリングでプランジヤ８を前
方付勢してプランジヤ前端をトリガー上部後面から後方
突設した係止棒後端へ係止させるが、本発明にあっては
金属製スプリングを使用せず、後述のバネ部材によりト
リガー７と共にプランジヤ８を前方付勢している。その
ためプランジヤ８前端部はシリンダ前方のトリガー７上
方後部に枢着９させている。
【００１０】本発明にあっては、トリガー７およびプラ
ンジヤ８を前方付勢するためのバネ部材11を、図２が示
すように形成する。
ンジヤ８を前方付勢するためのバネ部材11を、図２が示
すように形成する。
【００１１】該バネ部材は、平面Ｃ字形状に後方筒部を
切欠いた半筒状の弾性挟持板12の左右両側部から、上下
方向へ屈曲するバネ板13, 13を、上方からみて平行に前
方突出して形成する。バネ板前端部は図２が示すように
架渡板14で連結するとよく、図示例ではその架渡板前面
からバネ板よりも巾広の係合子15, 15を平行に前方突出
している。
切欠いた半筒状の弾性挟持板12の左右両側部から、上下
方向へ屈曲するバネ板13, 13を、上方からみて平行に前
方突出して形成する。バネ板前端部は図２が示すように
架渡板14で連結するとよく、図示例ではその架渡板前面
からバネ板よりも巾広の係合子15, 15を平行に前方突出
している。
【００１２】該バネ部材11は、図１が示すように弾性挟
持板12を、シリンダ５と射出筒４との間の垂直筒部分3a
の前方側外面へ嵌合させ、バネ板13の前端部を射出筒４
下方のトリガー７上方後部へ弾性に抗して係合させてト
リガー７およびプランジヤ８を前方付勢させる。バネ板
前端係合部には凹部7aを設けておく。バネ板13, 13間の
間隔は、射出筒４の直径よりも多少大きくして、図示の
ようにバネ板後部間に射出筒４後部が位置するよう設け
るとよい。
持板12を、シリンダ５と射出筒４との間の垂直筒部分3a
の前方側外面へ嵌合させ、バネ板13の前端部を射出筒４
下方のトリガー７上方後部へ弾性に抗して係合させてト
リガー７およびプランジヤ８を前方付勢させる。バネ板
前端係合部には凹部7aを設けておく。バネ板13, 13間の
間隔は、射出筒４の直径よりも多少大きくして、図示の
ようにバネ板後部間に射出筒４後部が位置するよう設け
るとよい。
【００１３】図３は、図１の噴出器本体、つまり垂直筒
３と射出筒４とシリンダ５とが形成する噴出器本体６の
上面、左右両側面および後面を上壁21、左右両側壁22,
22および後壁23で覆合し、前面および下面を開口する合
成樹脂製のカバー24を別成形により設けて、該カバーを
上記噴出器本体部分へ嵌合させたものである。該カバー
は噴出器の外形を定めるものであり、形状の異る複数の
カバーを設け、同一構造とした複数の噴出器の外面へ、
それぞれのカバーを嵌合させることで、意匠的外見を異
にする複数のトリガー式液体噴出器とすることができる
よう設けたものである。噴出器本体６に対するカバー24
の固定は、周知の凹凸手段等を用いて行えばよい。図示
例では左右両側壁の後部下部および後壁の下端に付設し
た前方張出し壁25を、垂直筒３の下部およびシリンダ５
の下面から連続して垂下して連結部材２の上部外面へ嵌
合させた、大径基筒部6aの左右および後面へ嵌合させて
いる。
３と射出筒４とシリンダ５とが形成する噴出器本体６の
上面、左右両側面および後面を上壁21、左右両側壁22,
22および後壁23で覆合し、前面および下面を開口する合
成樹脂製のカバー24を別成形により設けて、該カバーを
上記噴出器本体部分へ嵌合させたものである。該カバー
は噴出器の外形を定めるものであり、形状の異る複数の
カバーを設け、同一構造とした複数の噴出器の外面へ、
それぞれのカバーを嵌合させることで、意匠的外見を異
にする複数のトリガー式液体噴出器とすることができる
よう設けたものである。噴出器本体６に対するカバー24
の固定は、周知の凹凸手段等を用いて行えばよい。図示
例では左右両側壁の後部下部および後壁の下端に付設し
た前方張出し壁25を、垂直筒３の下部およびシリンダ５
の下面から連続して垂下して連結部材２の上部外面へ嵌
合させた、大径基筒部6aの左右および後面へ嵌合させて
いる。
【００１４】図示例において、トリガー７を引寄せする
と、プランジヤ８がシリンダ５内を高圧化させることで
吐出弁31を通り、更に射出筒前端部へ嵌着させたノズル
ヘッド41のノズル孔42から噴出し、トリガー７を離す
と、吐出弁31は閉じ、トリガー７とプランジヤ８とはバ
ネ部材11による前方付勢で元の位置へ復帰し、このとき
シリンダ内の負圧化で吸込み弁32が開き、容器体内液体
を吸上げパイプ45を介してシリンダ内へ吸込みする。
と、プランジヤ８がシリンダ５内を高圧化させることで
吐出弁31を通り、更に射出筒前端部へ嵌着させたノズル
ヘッド41のノズル孔42から噴出し、トリガー７を離す
と、吐出弁31は閉じ、トリガー７とプランジヤ８とはバ
ネ部材11による前方付勢で元の位置へ復帰し、このとき
シリンダ内の負圧化で吸込み弁32が開き、容器体内液体
を吸上げパイプ45を介してシリンダ内へ吸込みする。
【００１５】尚吸込み弁の弁体32a と吐出弁の弁体31a
とは波板断面形状の板バネ33の上下に付設し、かつ弁棒
34を起立して垂直筒の上壁下面へ圧接して弁部材35全体
を合成樹脂材により一体成形しているが、通常吸込み弁
体と吐出弁体とは別部材で形成しており、吸込み弁体は
玉弁で形成することが多い。
とは波板断面形状の板バネ33の上下に付設し、かつ弁棒
34を起立して垂直筒の上壁下面へ圧接して弁部材35全体
を合成樹脂材により一体成形しているが、通常吸込み弁
体と吐出弁体とは別部材で形成しており、吸込み弁体は
玉弁で形成することが多い。
【００１６】
【発明の効果】本発明は既述構成とするものであり、請
求項１記載の場合は、バネ部材11の弾性挟持板12を、平
面Ｃ字形状に、後方筒部を切欠いた半筒状としたから、
該挟持板を、シリンダ５と射出筒４との間の垂直筒部分
3aの前方側外面へ嵌合させることが容易であり、又弾性
挟持板12の左右両側部から屈曲するバネ板13, 13を前方
突出し、その前端部を射出筒４下方のトリガー７上方後
部へ弾性に抗して係合させたから、又プランジヤ８の前
端部を、シリンダ５前方に位置するトリガー上方の後部
分に枢着させたから、上記バネ部材11によってトリガー
７を介してプランジヤ８を前方付勢させることが出来、
更に該バネ部材を合成樹脂製としたから、従来のように
プランジヤ前方付勢用の金属製コイルスプリングを使用
しなくてもよく、更に又トリガー式液体噴出器の全構成
部材を合成樹脂材で形成したから、廃棄後の分別回収を
容易に行うことが出来る。
求項１記載の場合は、バネ部材11の弾性挟持板12を、平
面Ｃ字形状に、後方筒部を切欠いた半筒状としたから、
該挟持板を、シリンダ５と射出筒４との間の垂直筒部分
3aの前方側外面へ嵌合させることが容易であり、又弾性
挟持板12の左右両側部から屈曲するバネ板13, 13を前方
突出し、その前端部を射出筒４下方のトリガー７上方後
部へ弾性に抗して係合させたから、又プランジヤ８の前
端部を、シリンダ５前方に位置するトリガー上方の後部
分に枢着させたから、上記バネ部材11によってトリガー
７を介してプランジヤ８を前方付勢させることが出来、
更に該バネ部材を合成樹脂製としたから、従来のように
プランジヤ前方付勢用の金属製コイルスプリングを使用
しなくてもよく、更に又トリガー式液体噴出器の全構成
部材を合成樹脂材で形成したから、廃棄後の分別回収を
容易に行うことが出来る。
【００１７】請求項２記載の場合は、上記請求項１記載
のトリガー式液体噴出器が有する効果のほか、合成樹脂
材で別成形したカバー24を噴出器本体６の外面へ嵌合さ
せたから、形状を異にするカバーを嵌合させることで、
同一形状を有する複数噴出器を、意匠的外観を異にする
トリガー式噴出器とすることが出来、消費者の好みに対
応できる効果がある。
のトリガー式液体噴出器が有する効果のほか、合成樹脂
材で別成形したカバー24を噴出器本体６の外面へ嵌合さ
せたから、形状を異にするカバーを嵌合させることで、
同一形状を有する複数噴出器を、意匠的外観を異にする
トリガー式噴出器とすることが出来、消費者の好みに対
応できる効果がある。
【図１】 本発明噴出器の断面図である。
【図２】 図１噴出器に使用しているバネ部材の斜視図
である。
である。
【図３】 実施形態を異にして示す、噴出器の断面図で
ある。
ある。
３…垂直筒 ４…射出筒 ５…シリンダ ７…トリガー ８…プランジヤ 11…バネ部材 12…弾性挟持板 13…バネ板
Claims (2)
- 【請求項１】 容器体口頸部外面へ嵌合させる装着筒１
の上部内から、垂直筒３を起立すると共に、該垂直筒の
上端部から射出筒４を、かつ中間部からシリンダ５を、
それぞれ前方突出し、かつ射出筒４前部から前後方向へ
の揺動が自在に斜下前方へ垂設したトリガー７の上方後
部へ、上記シリンダ５内へ後端部を嵌合させて前方突設
したプランジヤ８の前端部を係止させ、トリガー７の操
作で容器体内液体を吸込み弁を介してシリンダ内へ、か
つ該シリンダ内液体を吐出弁を介して射出筒４前端部へ
嵌着させたノズルヘッド41のノズル孔42から噴出可能に
設けた、トリガー式液体噴出器において、 平面Ｃ字形状に、後方筒部を切欠いた半筒状の弾性挟持
板12の左右両側部から、屈曲するバネ板13, 13をほぼ平
行に前方突出するバネ部材11を設け、 上記シリンダ５と射出筒４との間の垂直筒部分3aの前方
側外面へ弾性挟持板12を嵌合させると共にバネ板13, 13
の前端部を射出筒４下方のトリガー７上方後部へ弾性に
抗して係合させ、かつプランジヤ前端部をシリンダ前方
のトリガー上方後部分へ枢着させて、それ等トリガー７
とプランジヤ８とを共に前方付勢させ、 又全構成部材を合成樹脂材で形成したことを特徴とする
トリガー式液体噴出器。 - 【請求項２】 垂直筒３と射出筒４とシリンダ５とが形
成する噴出器本体６の上面、左右両側面、および後面を
覆合し、かつ前面および下面を開口する合成樹脂製のカ
バー24を設けて、該カバーを上記噴出器本体外面へ嵌合
させたことを特徴とする請求項１記載のトリガー式液体
噴出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8307430A JPH10128184A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | トリガー式液体噴出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8307430A JPH10128184A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | トリガー式液体噴出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10128184A true JPH10128184A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17968978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8307430A Pending JPH10128184A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | トリガー式液体噴出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10128184A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004065021A1 (en) * | 2003-01-21 | 2004-08-05 | Spray Plast S.P.A. | Simplified sprayer device |
| US20180311692A1 (en) * | 2015-12-28 | 2018-11-01 | Guala Dispensing S.P.A. | Dispensing head for a trigger dispensing device provided with a return spring |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP8307430A patent/JPH10128184A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004065021A1 (en) * | 2003-01-21 | 2004-08-05 | Spray Plast S.P.A. | Simplified sprayer device |
| US7175056B2 (en) | 2003-01-21 | 2007-02-13 | Spray Plast S.P.A. | Simplified sprayer device |
| CN100450637C (zh) * | 2003-01-21 | 2009-01-14 | 喷雾塑料制品股份公司 | 简化的喷雾器装置 |
| US20180311692A1 (en) * | 2015-12-28 | 2018-11-01 | Guala Dispensing S.P.A. | Dispensing head for a trigger dispensing device provided with a return spring |
| US10434529B2 (en) * | 2015-12-28 | 2019-10-08 | Guala Dispensing S.P.A. | Dispensing head for a trigger dispensing device provided with a return spring |
| US20190336999A1 (en) * | 2015-12-28 | 2019-11-07 | Guala Dispensing S.P.A. | Dispensing head for a trigger dispensing device provided with a return spring |
| US10654058B2 (en) | 2015-12-28 | 2020-05-19 | Guala Dispensing S.P.A. | Dispensing head for a trigger dispensing device provided with a return spring |
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