JP7009329B2 - トリガー式噴出器 - Google Patents

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Description

本発明は、内容液を収容する容器に装着され、前後方向に操作レバーを揺動させることによって外界に内容液を噴出させるトリガー式噴出器に関する。
黴取り剤や洗剤、忌避剤の他、芳香剤や各種薬品等の内容液を収容する容器においては、容器の口部に装着され、前後方向に操作レバーを揺動させることによって噴出器本体に設けたポンプを駆動させて内容液を直線状、霧状、或いは泡状にして噴出させるトリガー式噴出器が多用されている。
このようなトリガー噴出器においては、例えば特許文献1に示されているように、操作レバー(トリガー)に対して長さの長い延長カバー(カバー体)を取り付けることによって、操作レバーを揺動させる際の力を軽減できるものが知られている。同文献に一実施例として示されたトリガー噴出器は、操作レバーの下端部に設けた円柱状の軸部に対して延長カバーの下端部に設けた断面C字状の軸受けを嵌合させ、使用時には延長カバーを回動させて操作レバーが延長されるように構成されている。
特許第6021222号公報
ところで、使用者等によって延長カバーが簡単に取り外せる構造を採用すると、輸送中に延長カバーが脱落するおそれがあるうえ、使用中に延長カバーが外れてしまうことも想定される。この点につき、特許文献1をはじめとする従来のトリガー式噴出器も十分に考慮されているが、延長カバーの脱落が更に安定的に防止できれば好ましい。
本発明は、このような検討に基づいてなされたものであり、操作レバーの長さを延長することができる延長カバーを、より安定的に保持することができるトリガー式噴出器を提供することを目的とする。
本発明は、容器に装着される噴出器本体と、該噴出器本体に対して前後方向に揺動可能に保持され、操作時に指をかける前方壁、及び該前方壁に連結する一対の側壁とを有する操作レバーとを備え、該操作レバーを前後方向に揺動させることにより該噴出器本体に設けたポンプを駆動させて該容器に収容した内容液を吸引、加圧、圧送して外界に噴出させるトリガー式噴出器において、
前記前方壁よりも長さが長い延長前方壁と、該延長前方壁に連結するとともに前記側壁よりも長さが長い一対の延長側壁と、該延長前方壁及び該延長側壁で囲まれる内側空間に設けられる仕切り壁と、該延長前方壁を貫く少なくとも1つの貫通孔と、該貫通孔に正対する位置において該延長側壁から他方の該延長側壁に向けて延在し、更に該延長前方壁に向けて突出するレール部とを有し、該内側空間に前記操作レバーを先端側から挿入することによって、該側壁に該レール部が係合保持されるとともに該操作レバーの先端部が該仕切り壁に当接して、該操作レバーに対して所定の位置に装着される延長カバーを備えるトリガー式噴出器である。
前記操作レバーは、前記前方壁を貫く開口を有し、前記延長カバーは、該操作レバーに該延長カバーを装着した際に該開口に係合する突部を有することが好ましい。
前記仕切り壁は、前記延長カバーを前記操作レバーに装着する際、当接する前記操作レバーの先端部によって撓む厚みで設けられることが好ましい。
前記仕切り壁は、前記延長前方壁に連結する一方、前記一対の延長側壁とは非連結であることが好ましい。
前記延長カバーは、前記仕切り壁に設けられ、前記操作レバーに該延長カバーを装着した際に該操作レバーの先端部に係合する爪部を有することが好ましい。
本発明のトリガー噴出器における延長カバーは、延長前方壁と延長側壁で囲まれる内側空間に操作レバーを挿入することによって、延長側壁に設けたレール部が操作レバーの側壁に係合保持されるとともに、操作レバーの先端部が延長カバーの仕切り壁に当接し、これにより延長カバーが操作レバーに対して所定の位置に装着されるようにしている。すなわち、操作レバーに対して延長カバーをスライドさせるようにして簡単に装着することができる。一方、装着後は、延長カバーのレール部が操作レバーの側壁に係合保持されるため、延長カバーを左右に捻ったり、これを前後方向に撓ませたりしても、操作レバーから簡単に外れることはない。
また、操作レバーと延長カバーに対し、上述した開口と突部をそれぞれ設ける場合は、開口と突部によって延長カバーの抜け出しが阻止されるため、操作レバーに対して延長カバーを一層安定的に保持することができる。また延長カバーの仕切り壁に、上述した爪部を設ける場合も、延長カバーの抜け出しを防止してこれを安定的に保持することができる。
なお操作レバーの寸法は、例えば原材料の種類や成形時の各種条件の違いによってばらつきが生じることがある。このため操作レバーの全長が大きくなると、操作レバーの先端部が延長カバーの仕切り壁に当接した際、上述した開口に突部が係合できないおそれがある。ここで仕切り壁を、当接する操作レバーの先端部で撓む程度の薄い厚みに設定しておくことによって、全長が大きな操作レバーでも、開口に突部を係合させることができるため、延長カバーを良好に装着することができる。また、延長カバーを操作レバーに装着した際に仕切り壁が撓むように、仕切り壁を延長前方壁に連結させる一方、一対の延長側壁とは非連結としてもよい。
本発明に従うトリガー式噴出機の第一実施形態を示す側面視での断面図である。 図1に示したトリガー式噴出器の正面図である。 図1に示した延長カバーを示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面視での断面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 本発明に従うトリガー式噴出機の第二実施形態を示す側面視での断面図である。 図4に示したトリガー式噴出器の正面図である。 図4に示した延長カバーを示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面視での断面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 本発明に従うトリガー式噴出機の第三実施形態を示す側面視での断面図である。 図7に示したトリガー式噴出器の正面図である。 図7に示した延長カバーを示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面視での断面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 図7に示したトリガー式噴出機において、全長が長い操作レバーに対して延長カバーを装着した状況を示した図である。 図9に示した延長カバーの変形例を示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面視での断面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。
以下、本発明に従うトリガー式噴出器の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、図1~図3を参照しながら、本発明に従うトリガー式噴出器の第一実施形態について説明する。
図1に示すように本実施形態のトリガー式噴出器は、噴出器本体を構成する装着キャップ1、ボディ2、シリンダ部材3、ピストン4、インテイク5、吐出弁6、吸い上げ弁7、パイプ8、パッキン9、連結部材10、バネ部材11、ノズル基体12、ノズル13、シュラウド14の他、操作レバー15、延長カバー16を備えている。本実施形態の噴出器本体は、ボディ2、シリンダ部材3、ピストン4、インテイク5、吐出弁6、吸い上げ弁7によって、ポンプ機能が得られるように構成されている。なお、本明細書等では便宜上、装着キャップ1に対して連結部材10が位置する側を上方、逆側を下方とし、装着キャップ1に対してノズル13が位置する側を前方、逆側を後方として説明する。また左右とは、前方から後方に向かって視る際の左右方向(図1において紙面手前が右側、奥が左側)である。
装着キャップ1は、図示を省略する容器の口部に装着されて、トリガー式噴出器を容器に固定保持するものである。本実施形態においては、装着キャップ1の内周面に雌ねじ部1aを設け、この雌ねじ部1aを容器の口部に設けた雄ねじ部にねじ込むように構成している。なお、装着キャップ1を容器に固定保持させるには、アンダーカット等の他の手段を採用してもよい。
ボディ2は、下方から上方に向けて延在する縦筒部2aと、縦筒部2aの上端部付近から前方に向けて延在する横筒部2bとを備えている。またボディ2の上下方向中間部には、前方を開放した筒状部2cが設けられている。
シリンダ部材3は、前端部を閉鎖した内周壁3aと、内周壁3aを取り囲むとともに後端側を閉鎖して内周壁3aと連結する外周壁3bと、外周壁3bの後端側を貫通する連通口3cを備えている。ここでシリンダ部材3は、筒状部2cに挿入されてボディ2に嵌合保持される。
ピストン4は、外周壁3bの内周面に対して摺動可能に且つ気密に当接する環状の摺動部4aを備えている。摺動部4aには、前方に向けて延在するとともに前方端部を閉鎖した周壁部4bが設けられている。なお、周壁部4bの前方端部には、左右方向に向けて開口する凹部4cが設けられている。
インテイク5は、縦筒部2aに挿入されてボディ2に嵌合保持される。インテイク5の上端部付近には、横筒部2bに通じる貫通孔5aが設けられ、また上下方向中間部には、連通口3cに通じる他の貫通孔5bが設けられている。またインテイク5の下方には、装着キャップ1に係合するフランジ5cが設けられている。
吐出弁6は、本実施形態では球状をなすものであって、インテイク5における他の貫通孔5bの下方に設けた段部に対して着座、離反できるように設けられている。
吸い上げ弁7は、インテイク5に嵌合保持される上端部7aと、上端部7aに対して弾性変形可能な中間部7bと、貫通孔5aの下方に設けた段部に対して着座する一方、中間部7bが弾性変形することによってこの段部から離反する下端部7cとを備えている。
パイプ8は、インテイク5の下端部に嵌合保持されるものである。またパイプ8は、装着キャップ1を容器の口部に装着した状態で容器の底部近傍に至る長さで形成されている。
パッキン9は、円環板状をなすものであって、フランジ5cの下方に装着される。パッキン9は、装着キャップ1を容器の口部に装着した際に、口部とフランジ5cとの間で挟持されるものであり、これにより容器に収容した内容液の漏れ出しを防止している。
連結部材10は、横筒部2bの上方においてボディ2に保持されるものであり、この状態においてノズル基体12を保持している。
バネ部材11は、側面視において前方へ突出するように湾曲した形態をなすものであり、一端部が連結部材10に一体に連結している。またバネ部材11の他端部は操作レバー15に係合していて、操作レバー15を後方に向けて揺動させた際に、操作レバー15を前方へ向けて付勢するように作用する。本実施形態のバネ部材11は、横筒部2bを挟んで左右両側に一対設けられている。
ノズル基体12は、横筒部2bの前方端部を取り囲むとともに連結部材10に保持される筒状部12aを備えている。筒状部12aは、その前方端部が板状部12bに連結していて、板状部12bには、前方に向かって突出する内側周壁12cと、内側周壁12cを取り囲む外側周壁12dと、内側周壁12cと外側周壁12dとの間で板状部12bを貫通するとともに横筒部2bに連通する連通口12eとを備えている。図1に示すように、内側周壁12cの前方外周面には、前後方向に延在する溝部が設けられている。
ノズル13は、後方に向けて延在して内側周壁12cを取り囲む第二内側周壁13aと、外側周壁12dを取り囲む第二外側周壁13bと、第二内側周壁13aと第二外側周壁13bに連結する第二板状壁13cとを備えている。第二内側周壁13aの内周面には、図1に示すように前後方向に延在する溝部が設けられている。また第二板状壁13cにおいて第二内側周壁13aの内側には、前方に向けて開口する噴出口13dが設けられている。ここで、ノズル13はノズル基体12に対して回転可能であって、内側周壁12cと第二内側周壁13aの間には、ノズル13を回転させると、第二内側周壁13aの溝部と内側周壁12cの溝部との重なり具合が変化する開閉機構が設けられている。
シュラウド14は、ボディ2の上側、後側、左側及び右側を覆い隠すものであり、ボディ2に対して後方から前方に向けてスライドさせることによって、ボディ2に嵌合保持される。
操作レバー15は、前方壁15aと、前方壁15aの左右に設けられた一対の側壁15bとを備えている。側壁15bの上端部は、連結部材10の左右両側に設けた軸部に回動可能に保持されるものであり、これによって操作レバー15は、連結部材10に対して前後方向に揺動可能に保持されている。また側壁15bにおける内側面(対向するもう一方の側壁15bに正対する面)には、円柱状をなすとともにピストン4の凹部4cに保持される連結軸15cが設けられている。なお本実施形態の操作レバー15は、前後方向に分離する成形金型によって形成されるものであって、前方壁15aにおける連結軸15cに正対する部位には、連結軸15cを形成するための開口15dが設けられている。
延長カバー16は、長手方向の長さが前方壁15aよりも長い延長前方壁16aと、延長前方壁16aの左右両側に設けられ、長手方向の長さが側壁15bよりも長い一対の延長側壁16bとを備えていて、延長前方壁16aと一対の延長側壁16bの間に内側空間Sを形成している(図3(d)参照)。また延長前方壁16aの先端部は、図3(b)に示すように、前方から後方に向かって屈曲している。そして、内側空間Sにおいて延長前方壁16aの上下方向中間部には、延長前方壁16aと延長側壁16bに連結する仕切り壁16cが設けられている。また延長側壁16bの内側面(内側空間S側の面)には、もう一方の延長側壁16bに向けて延在し、更に延長前方壁16aに向けて突出する断面L字状のレール部16dが設けられている。本実施形態においては、両方の延長側壁16bにそれぞれ1つずつ設けている。なお、本実施形態の延長カバー16も前後方向に分離する成形金型によって形成されるものであり、延長前方壁16aにおけるレール部16dに正対する部位には、延長前方壁16aを貫く貫通孔16eが設けられている。そして延長前方壁16aの上方における内側面(内側空間S側の面)には、突部16fが設けられている。また延長前方壁16aの外側面には、凹凸状に設けられた滑り止め部16gが設けられている。
そして延長カバー16を操作レバー15に取り付けるにあたっては、内側空間Sに対して操作レバー15を先端側から挿入し、延長前方壁16aが前方壁15aに沿うようにしてスライドさせることにより、レール部16dが側壁15bに嵌合保持される。また、延長カバー16をスライドさせていくと、操作レバー15の先端部が仕切り壁16cに当接するため、延長カバー16は操作レバー15に対して所定の位置に装着される。このように本実施形態の延長カバー16によれば、側壁15bにレール部16dが嵌合して延長側壁16bが側壁15bに保持されるため、延長カバー16を左右に捻ったり、これを前後方向に撓ませたりしても、操作レバー15から簡単に外れることはない。また操作レバー15の先端部が仕切り壁16cに当接した際には、突部16fが開口15dの下縁部に係合するため、取り付けた延長カバー16が簡単に抜け出すこともない。
このように構成されるトリガー噴出器は、不図示の容器に取り付けた後、延長カバー16の延長前方壁16aに指をかけて後方へ力を加えると、操作レバー15は、バネ部材11の付勢力に抗して後方に向けて揺動し、凹部4cに保持された連結軸15cがピストン4を後方へ移動させる。これにより、シリンダ部材3内に導入されていた内容液は、連通口3cと他の貫通孔5bを介してインテイク5に送給される。そして圧力が上昇した内容液は、吸い上げ弁7の下端部7cを上昇させ、これにより内容液が貫通孔5aを通して横筒部2bに導入される。更に内容液は、連通口12eを通過して第二内側周壁13aの溝部と内側周壁12cの溝部との間を通り、噴出口13dから噴出される。
その後、延長カバー16へ加えていた力を緩めると、バネ部材11の付勢力によって、操作レバー15は前方に向けて揺動し、ピストン4も前方に向けて移動する。これにより、シリンダ部材3内が負圧化されて吐出弁6が上昇するため、容器に収容した内容液は、パイプ8を通してインテイク5に導入され、更に、他の貫通孔5bと連通口3cを介してシリンダ部材3内に導入される。従って、再び延長カバー16を後方へ向けて揺動すれば、再度内容液を噴出することができる。
本実施形態においては、延長カバー16によって操作レバー15の長さを延長しているため、操作レバー15を単独で使用する場合よりも力を軽減させることができる。また延長カバー16に対して、インモールドラベル等を施せば、トリガー噴出器として目立つ部分が加飾されるため、低コストで装飾性を高めることができる。なお、延長カバー16を装着せずとも、従来のトリガー式噴出器の如く使用することができる。
次に、本発明に従うトリガー式噴出器の第二実施形態について、図4~図6を参照しながら説明する。本実施形態のトリガー式噴出器は、先に説明した延長カバー16に替えて、延長カバー17を備えるものである。なお、その他の構成については先に説明した第一実施形態と同一であるため、図面に同一の符号を付して説明は省略する。
延長カバー17は、図6に示すように、前述の延長前方壁16a、延長側壁16b、仕切り壁16c、レール部16d、貫通孔16eと同様の構成になる、延長前方壁17a、延長側壁17b、仕切り壁17c、レール部17d、貫通孔17eを備えていて、延長前方壁17aと一対の延長側壁17bの間に内側空間Sを形成している。また仕切り壁17cには、前方に向けて先端が突き出す爪部17fが設けられている。更に延長前方壁17aには、前後方向に分離する成形金型によって爪部17fを形成するための第二貫通孔17gが設けられている。
このような構成になる延長カバー17も、先に説明した延長カバー16と同様に、内側空間Sに対して操作レバー15の先端側から挿入し、延長前方壁17aが前方壁15aに沿うようにしてスライドさせる。これにより、レール部17dが側壁15bに嵌合保持され、また操作レバー15の先端部が仕切り壁17cに当接して、延長カバー17は操作レバー15に対して所定の位置に装着される。すなわち、本実施形態の延長カバー17においても、これを左右に捻ったり前後方向に撓ませたりしても、操作レバー15から簡単に外れることはない。またこの状態において、図4に示すように爪部17fが操作レバー15の先端部(屈曲した延長前方壁17aの先端部)に係合するため、取り付けた延長カバー17が簡単に抜け出すこともない。
そして本発明に従うトリガー式噴出器の第三実施形態について、図7~図9を参照しながら説明する。本実施形態のトリガー式噴出器は、先に説明した延長カバー16に替えて、延長カバー18を備えるものであって、その他の構成については先に説明した第一実施形態と同一であるため、図面に同一の符号を付して説明は省略する。
延長カバー18は、図9に示すように、前述の延長前方壁16a、延長側壁16b、レール部16d、貫通孔16e、突部16fと同様の構成になる、延長前方壁18a、延長側壁18b、レール部18d、貫通孔18e、突部18fを備えていて、延長前方壁18aと一対の延長側壁18bの間に内側空間Sを形成している。なお、延長前方壁16aの先端部は後方に向けて若干湾曲していたが、延長前方壁18aの先端部は前方に向けて延在している。また前述の仕切り壁16cに対して、本実施形態の仕切り壁18cは、厚みが薄くなっていて、撓み変形可能に設けられている。
このような延長カバー18も、操作レバー15に装着するには、前述の延長カバー16と同様に、内側空間Sに対して操作レバー15の先端側から挿入し、延長前方壁18aが前方壁15aに沿うようにスライドさせればよい。
ところで、例えば原材料の種類や成形時の各種条件の違いなどによって操作レバー15の全長が大きくなることがある。図10に示す操作レバー15は全長が若干大きくなっているが、本実施形態の延長カバー18によれば、仕切り壁18cの厚みが薄いため、当接する操作レバー15の先端部でこれを撓ませることができる。従って、全長が大きな操作レバー15であっても、突部18fを開口15dの下縁部に係合させることができるため、操作レバー15に対して良好に装着することができる。なお、図10に示した仕切り壁18cの撓み具合は一例に過ぎず、図示例に限定されるものではない。
なお延長カバー18は、図11に示すような仕切り壁18c’を備えるものでもよい。図11に示す仕切り壁18c’は、延長前方壁18aに一体に連結する一方、一対の延長側壁18bとは非連結としている。このように構成する場合も、操作レバー15に装着した際、その先端部で仕切り壁18c’を撓ませて突部18fを開口15dの下縁部に係合させることができる。
以上、本発明について具体的な実施形態を示しながら説明したが、本発明に従うトリガー式噴出器は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に従う範疇で種々の変更を加えたものも含まれる。例えば、第一実施形態における延長カバー16に、延長カバー17の爪部17fを追加してもよい。また第二実施形態の延長カバー17や第三実施形態の延長カバー18に、延長カバー16の滑り止め部16gを設けてもよい。また、レール部16d、17d、18dは、上述した実施形態のように左右に一対設けることが好ましいが、何れか一つでもよい。また、設ける数を増やしてもよい。更に、ポンプ機能を発揮させる構造は、上述した実施形態に限られず、操作レバー15を前後方向に揺動させることによって内容液が噴出される様々なものを採用することができる。
1:装着キャップ
1a:雌ねじ部
2:ボディ
2a:縦筒部
2b:横筒部
2c:筒状部
3:シリンダ部材
3a:内周壁
3b:外周壁
3c:連通口
4:ピストン
4a:摺動部
4b:周壁部
4c:凹部
5:インテイク
5a:貫通孔
5b:他の貫通孔
5c:フランジ
6:吐出弁
7:吸い上げ弁
7a:上端部
7b:中間部
7c:下端部
8:パイプ
9:パッキン
10:連結部材
11:バネ部材
12:ノズル基体
12a:筒状部
12b:板状部
12c:内側周壁
12d:外側周壁
12e:連通口
13:ノズル
13a:第二内側周壁
13b:第二外側周壁
13c:第二板状壁
13d:噴出口
14:シュラウド
15:操作レバー
15a:前方壁
15b:側壁
15c:連結軸
15d:開口
16:延長カバー
16a:延長前方壁
16b:延長側壁
16c:仕切り壁
16d:レール部
16e:貫通孔
16f:突部
16g:滑り止め部
17:延長カバー
17a:延長前方壁
17b:延長側壁
17c:仕切り壁
17d:レール部
17e:貫通孔
17f:爪部
17g:第二貫通孔
18:延長カバー
18a:延長前方壁
18b:延長側壁
18c、18c’:仕切り壁
18d:レール部
18e:貫通孔
18f:突部
S:内側空間

Claims (5)

  1. 容器に装着される噴出器本体と、該噴出器本体に対して前後方向に揺動可能に保持され、操作時に指をかける前方壁、及び該前方壁に連結する一対の側壁とを有する操作レバーとを備え、該操作レバーを前後方向に揺動させることにより該噴出器本体に設けたポンプを駆動させて該容器に収容した内容液を吸引、加圧、圧送して外界に噴出させるトリガー式噴出器において、
    前記前方壁よりも長さが長い延長前方壁と、該延長前方壁に連結するとともに前記側壁よりも長さが長い一対の延長側壁と、該延長前方壁及び該延長側壁で囲まれる内側空間に設けられる仕切り壁と、該延長前方壁を貫く少なくとも1つの貫通孔と、該貫通孔に正対する位置において該延長側壁から他方の該延長側壁に向けて延在し、更に該延長前方壁に向けて突出するレール部とを有し、該内側空間に前記操作レバーを先端側から挿入することによって、該側壁に該レール部が係合保持されるとともに該操作レバーの先端部が該仕切り壁に当接して、該操作レバーに対して所定の位置に装着される延長カバーを備えるトリガー式噴出器。
  2. 前記操作レバーは、前記前方壁を貫く開口を有し、前記延長カバーは、該操作レバーに該延長カバーを装着した際に該開口に係合する突部を有する請求項1に記載のトリガー式噴出器。
  3. 前記仕切り壁は、前記延長カバーを前記操作レバーに装着する際、当接する前記操作レバーの先端部によって撓む厚みで設けられる請求項2に記載のトリガー式噴出器。
  4. 前記仕切り壁は、前記延長前方壁に連結する一方、前記一対の延長側壁とは非連結である請求項2又は3に記載のトリガー式噴出器。
  5. 前記延長カバーは、前記仕切り壁に設けられ、前記操作レバーに該延長カバーを装着した際に該操作レバーの先端部に係合する爪部を有する請求項1~4の何れか一項に記載のトリガー式噴出器。
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